1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 22:47:40.628 ID:fSD0FJnD0
藤木「はあ・・・」
永沢「どうしたんだい藤木君。ため息なんかついて」
藤木「学校で花輪君が話しててさ。オシャレなカフェのゴールド会員なんだって」
永沢「カフェか。僕らには無縁の話だね」
藤木「だからこそ羨ましいんだよぉ。カフェとか行けたら、女の子に好かれたりするだろ」
永沢「ふっ。君は女の子に好かれるのが目的でカフェに入るのかい?相変わらず考えが卑怯だね」
藤木「い、いいじゃないかぁ!僕の考えなんて自由だろ」
永沢「そうだね。僕は君の考えなんかにこれっぽっちも興味ないしね」
藤木「うう・・・」
永沢「じゃあね。また明日学校で」
藤木「うん」
永沢「どうしたんだい藤木君。ため息なんかついて」
藤木「学校で花輪君が話しててさ。オシャレなカフェのゴールド会員なんだって」
永沢「カフェか。僕らには無縁の話だね」
藤木「だからこそ羨ましいんだよぉ。カフェとか行けたら、女の子に好かれたりするだろ」
永沢「ふっ。君は女の子に好かれるのが目的でカフェに入るのかい?相変わらず考えが卑怯だね」
藤木「い、いいじゃないかぁ!僕の考えなんて自由だろ」
永沢「そうだね。僕は君の考えなんかにこれっぽっちも興味ないしね」
藤木「うう・・・」
永沢「じゃあね。また明日学校で」
藤木「うん」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 22:52:49.407 ID:fSD0FJnD0
藤木「僕もオシャレなカフェに入ってみたいなあ」
藤木「・・・ん?あそこにあるのって・・・ひょっとしてカフェかな?」
藤木「英語で書いてあるなあ。ラビット・・・ハウスって読むのかな?」
藤木「この隠れ家的な雰囲気いいかもしれない。えーと・・・値段は・・・」
藤木「うう・・・やっぱりそこそこするなあ。でも今持ってるお小遣いならなんとか安いコーヒーは買えそうだ」
藤木「よ、よし!ちょっと入ってみよう!これで僕もカフェデビューだぁ!」
ガチャ
チノ「いらっしゃいませ」
藤木「!!?」ドキッ
ココア「ラビットハウスへようこそ♪」
藤木「はわわわわわ!ははは、はい!!」
藤木「・・・ん?あそこにあるのって・・・ひょっとしてカフェかな?」
藤木「英語で書いてあるなあ。ラビット・・・ハウスって読むのかな?」
藤木「この隠れ家的な雰囲気いいかもしれない。えーと・・・値段は・・・」
藤木「うう・・・やっぱりそこそこするなあ。でも今持ってるお小遣いならなんとか安いコーヒーは買えそうだ」
藤木「よ、よし!ちょっと入ってみよう!これで僕もカフェデビューだぁ!」
ガチャ
チノ「いらっしゃいませ」
藤木「!!?」ドキッ
ココア「ラビットハウスへようこそ♪」
藤木「はわわわわわ!ははは、はい!!」
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 22:58:13.471 ID:fSD0FJnD0
チノ「こちらのお席へどうぞ」
藤木「ああああ・・・ありがとうございます!」
チノ「どうぞごゆっくり」
藤木「はわわわわ・・・な、なんだあの店員さん達・・・凄い可愛いじゃないかぁ」
藤木「特に席へ案内してくれた人・・・凄く良い」
藤木「あっちの元気な女の人も可愛いし・・・奥にいる大人っぽい女の人も美人だ・・・」
藤木「凄い・・・カフェってこんな空間だったんだあ・・・」
ココア「お客様♪」
藤木「ひゃっ!!はははははい!?」
ココア「ご注文はどうなさいますか?」
藤木「えっ!?あ、あああ・・・こ、この一番安いコーヒーで・・・」
ココア「かしこまりました♪」スタスタ
藤木「か、可愛いなあ」ハアハア
藤木「ああああ・・・ありがとうございます!」
チノ「どうぞごゆっくり」
藤木「はわわわわ・・・な、なんだあの店員さん達・・・凄い可愛いじゃないかぁ」
藤木「特に席へ案内してくれた人・・・凄く良い」
藤木「あっちの元気な女の人も可愛いし・・・奥にいる大人っぽい女の人も美人だ・・・」
藤木「凄い・・・カフェってこんな空間だったんだあ・・・」
ココア「お客様♪」
藤木「ひゃっ!!はははははい!?」
ココア「ご注文はどうなさいますか?」
藤木「えっ!?あ、あああ・・・こ、この一番安いコーヒーで・・・」
ココア「かしこまりました♪」スタスタ
藤木「か、可愛いなあ」ハアハア
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 23:04:49.173 ID:fSD0FJnD0
リゼ「・・・なんかあの客、変じゃないか?」
チノ「そうですね・・・なんか変に緊張している雰囲気が」
ココア「チノちゃーん。一番安いコーヒーだって♪」
チノ「そ、そうですか・・・」
リゼ「なんだ?金が無いのか?」
ココア「でもひやかしとかじゃないみたいだけど」
チノ「貴重なお客さんであることは確かです。一応きっちりと接客しましょう」
ココア「うん♪」
藤木「うわあ・・・3人で何か話してる。凄い良い光景だなあ」
藤木「へへへ・・・。これは僕だけの秘密にするんだ。ここであの人達と友達になれれば僕はクラスの人気者だぞ!」
藤木「きっと花輪君よりもちやほやされるに違いない!」
ココア「お客様♪」
藤木「う、うわあ!は、はい!」
ココア「一番安いコーヒーです♪」スッ
藤木「あひゃっ!あ、あり、ありがとうございます!」
ココア「どうぞごゆっくり♪」スタスタ
藤木「はぁあい!」
藤木「・・・こ、これがカフェのコーヒーか・・・」ゴクゴク
藤木「ブッ!!熱いっ!!苦いっ!!」ゲホゲホ
チノ「そうですね・・・なんか変に緊張している雰囲気が」
ココア「チノちゃーん。一番安いコーヒーだって♪」
チノ「そ、そうですか・・・」
リゼ「なんだ?金が無いのか?」
ココア「でもひやかしとかじゃないみたいだけど」
チノ「貴重なお客さんであることは確かです。一応きっちりと接客しましょう」
ココア「うん♪」
藤木「うわあ・・・3人で何か話してる。凄い良い光景だなあ」
藤木「へへへ・・・。これは僕だけの秘密にするんだ。ここであの人達と友達になれれば僕はクラスの人気者だぞ!」
藤木「きっと花輪君よりもちやほやされるに違いない!」
ココア「お客様♪」
藤木「う、うわあ!は、はい!」
ココア「一番安いコーヒーです♪」スッ
藤木「あひゃっ!あ、あり、ありがとうございます!」
ココア「どうぞごゆっくり♪」スタスタ
藤木「はぁあい!」
藤木「・・・こ、これがカフェのコーヒーか・・・」ゴクゴク
藤木「ブッ!!熱いっ!!苦いっ!!」ゲホゲホ
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 23:12:49.376 ID:fSD0FJnD0
藤木「うう・・・コーヒーなんてめったに飲まないしなあ。給食だってせいぜいコーヒー牛乳が出てくるくらいだし・・・」
藤木「花輪君なんかはこれを軽々飲んじゃうのかなあ」
藤木「よ、よし!僕も男を見せて飲んでやるぞお!」ゴクゴク
藤木「ブブッ!あつうううう!苦いっ!!!」ゲホゲホ!!
リゼ「な、なんだあいつ・・・物凄いむせてるぞ・・・」
ココア「コーヒー苦手なんだよきっと!」
チノ「じゃあなんでうちに来店したんですか」
ティッピー「怪しいのお・・・」
リゼ「さては・・・どこかの組織のスパイか!?」
ココア「それは無いよリゼちゃん!」
藤木「・・・」ニヤニヤ
チノ「うう・・・それにさっきからこっちをジロジロ見てきます」
リゼ「き、気持ち悪いな・・・。よく見たら唇が紫色だぞ・・・」
ココア「私達とお話したいのかな?ちょっと行ってくるね♪」
チノ「あ、ココアさん」
藤木「でへへ・・・」ニヤニヤ
ココア「ラビットハウスは初めてですか?」ヒョイッ
藤木「おうわああああっ!」ビクッ
藤木「花輪君なんかはこれを軽々飲んじゃうのかなあ」
藤木「よ、よし!僕も男を見せて飲んでやるぞお!」ゴクゴク
藤木「ブブッ!あつうううう!苦いっ!!!」ゲホゲホ!!
リゼ「な、なんだあいつ・・・物凄いむせてるぞ・・・」
ココア「コーヒー苦手なんだよきっと!」
チノ「じゃあなんでうちに来店したんですか」
ティッピー「怪しいのお・・・」
リゼ「さては・・・どこかの組織のスパイか!?」
ココア「それは無いよリゼちゃん!」
藤木「・・・」ニヤニヤ
チノ「うう・・・それにさっきからこっちをジロジロ見てきます」
リゼ「き、気持ち悪いな・・・。よく見たら唇が紫色だぞ・・・」
ココア「私達とお話したいのかな?ちょっと行ってくるね♪」
チノ「あ、ココアさん」
藤木「でへへ・・・」ニヤニヤ
ココア「ラビットハウスは初めてですか?」ヒョイッ
藤木「おうわああああっ!」ビクッ
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 23:19:59.011 ID:fSD0FJnD0
ココア「あははっ。そんなに驚かなくても~」
藤木「ご、ごめんなさい!そ、そうです・・・初めてです・・・」
ココア「コーヒー好きなんですか?」
藤木「ええっ!?」
藤木(ここは大人を見せる為に得意って言っておこう)
藤木「得意です!大好きなんですう」
ココア「そうなんだぁ♪このラテアート私が書いたんだよ!」
藤木「え?ら、らて?」
藤木(ど、どういう意味だろう・・・とりあえず合わせておこう)
藤木「す、凄いです!尊敬しますよぉ!」
ココア「うわあ、褒められたあ!ありがとうございます♪」
藤木「えへ・・・えへへへへへ」
リゼ「なんだかココアの奴凄い話がはずんでるぞ・・・」
チノ「ココアさんは誰に対してもおしゃべりですから」
リゼ「良いことなのか悪いことなのか・・・」
ティッピー「にしてもあの客は笑顔が気持ち悪いのう」
チノ「おじいちゃんちょっと言いすぎです」
-------
藤木「ごごっ!ごちそうさまでしたあ!」
ココア「またのご来店をお待ちしております♪」
藤木「は、はあい!!」スタスタ
藤木「ご、ごめんなさい!そ、そうです・・・初めてです・・・」
ココア「コーヒー好きなんですか?」
藤木「ええっ!?」
藤木(ここは大人を見せる為に得意って言っておこう)
藤木「得意です!大好きなんですう」
ココア「そうなんだぁ♪このラテアート私が書いたんだよ!」
藤木「え?ら、らて?」
藤木(ど、どういう意味だろう・・・とりあえず合わせておこう)
藤木「す、凄いです!尊敬しますよぉ!」
ココア「うわあ、褒められたあ!ありがとうございます♪」
藤木「えへ・・・えへへへへへ」
リゼ「なんだかココアの奴凄い話がはずんでるぞ・・・」
チノ「ココアさんは誰に対してもおしゃべりですから」
リゼ「良いことなのか悪いことなのか・・・」
ティッピー「にしてもあの客は笑顔が気持ち悪いのう」
チノ「おじいちゃんちょっと言いすぎです」
-------
藤木「ごごっ!ごちそうさまでしたあ!」
ココア「またのご来店をお待ちしております♪」
藤木「は、はあい!!」スタスタ
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 23:27:49.822 ID:fSD0FJnD0
翌日 学校
藤木「・・・」ニヤニヤ
永沢「おい藤木君」
藤木「ん?どうしたんだい?」
永沢「君、なんだか今日はずっとニヤニヤしてるね。どうかしたのかい?」
藤木「え?どうもしないよ」
永沢「そうかい?ま、どうでもいいけどね」
花輪「ベイビー。昨日も行きつけのカフェに行ってねえ」
城ヶ崎「凄いのね花輪君!」
笹山「小学生でカフェに行くなんて尊敬するわ」
花輪「大したことじゃないさ。ベイベー」
藤木「!」
藤木(ぼ、僕が今ここでラビットハウスの話をすれば・・・笹山さんに好かれる!?)
藤木(いやでも・・・あそこは出来れば他の人には知られたくないなあ)
藤木(もっと僕はココアさんとお話したいし・・・。でも、クラスの人気者になるにはカフェの話をしないと!)
永沢「どうしたんだい藤木君。なんか焦った顔してるよ」
藤木「えぇ!?そ、そんなことないよぉ!」
永沢「ふーん」
藤木「・・・」ニヤニヤ
永沢「おい藤木君」
藤木「ん?どうしたんだい?」
永沢「君、なんだか今日はずっとニヤニヤしてるね。どうかしたのかい?」
藤木「え?どうもしないよ」
永沢「そうかい?ま、どうでもいいけどね」
花輪「ベイビー。昨日も行きつけのカフェに行ってねえ」
城ヶ崎「凄いのね花輪君!」
笹山「小学生でカフェに行くなんて尊敬するわ」
花輪「大したことじゃないさ。ベイベー」
藤木「!」
藤木(ぼ、僕が今ここでラビットハウスの話をすれば・・・笹山さんに好かれる!?)
藤木(いやでも・・・あそこは出来れば他の人には知られたくないなあ)
藤木(もっと僕はココアさんとお話したいし・・・。でも、クラスの人気者になるにはカフェの話をしないと!)
永沢「どうしたんだい藤木君。なんか焦った顔してるよ」
藤木「えぇ!?そ、そんなことないよぉ!」
永沢「ふーん」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 23:32:22.509 ID:fSD0FJnD0
はまじ「けっ。カフェだってよ」
ブー太郎「オイラ行ったことないブー」
関口「俺もだぜ」
はまじ「なんかお茶とか出てくるんだよな?高い金払って何したいんだかいくわからないよな」
関口「だよな。そんなのに金使うならマンガ買ったほうがいいよな」
ブー太郎「オイラもそう思うブー!」
丸尾「ズバリ!あなた方は何もわかっていないでしょう!」
はまじ「なんだよ丸尾。お前カフェ行ったことあるのかよ」
丸尾「ズバリ!わたくし行きつけの喫茶店があるでしょう!」
関口「マジかよ!すげーな!」
ブー太郎「どんなところだか聞きたいブー!」
藤木「!!」
ブー太郎「オイラ行ったことないブー」
関口「俺もだぜ」
はまじ「なんかお茶とか出てくるんだよな?高い金払って何したいんだかいくわからないよな」
関口「だよな。そんなのに金使うならマンガ買ったほうがいいよな」
ブー太郎「オイラもそう思うブー!」
丸尾「ズバリ!あなた方は何もわかっていないでしょう!」
はまじ「なんだよ丸尾。お前カフェ行ったことあるのかよ」
丸尾「ズバリ!わたくし行きつけの喫茶店があるでしょう!」
関口「マジかよ!すげーな!」
ブー太郎「どんなところだか聞きたいブー!」
藤木「!!」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 23:39:08.339 ID:fSD0FJnD0
藤木(まさか!丸尾君もいきつけのお店があっただなんて!)
藤木(どうしよう・・・このまま僕が黙っていれば、丸尾君に人気を奪われてしまう!)
丸尾「ズバリ!喫茶店とは、お茶を飲むところでしょう!」
はまじ「それは知ってるんだよ」
関口「雰囲気とか教えてくれよ」
丸尾「ズバリ!それは!」
藤木「カフェの雰囲気ならわかるよ」
丸尾「むむっ!?」
はまじ「なんだよ藤木。お前そんなこと知ってるのかよ」
永沢「・・・」
藤木「まあね。カフェはコーヒーを頼んでゆっくりするところなんだ」
ブー太郎「コーヒー!オイラ飲んだことないブー!」
はまじ「給食で出るコーヒー牛乳ならあるぜ」
藤木「あんなの子供だましなんだよ。コーヒーは大人の味がするんだ」
関口「マジかよ。すげーな」
藤木「それに、店員さんといろんな会話を楽しむんだ」
はまじ「店員と話なんかするのかよ!すげーな!」
丸尾「むむむ・・・わ、私の話題が・・・」
藤木(どうしよう・・・このまま僕が黙っていれば、丸尾君に人気を奪われてしまう!)
丸尾「ズバリ!喫茶店とは、お茶を飲むところでしょう!」
はまじ「それは知ってるんだよ」
関口「雰囲気とか教えてくれよ」
丸尾「ズバリ!それは!」
藤木「カフェの雰囲気ならわかるよ」
丸尾「むむっ!?」
はまじ「なんだよ藤木。お前そんなこと知ってるのかよ」
永沢「・・・」
藤木「まあね。カフェはコーヒーを頼んでゆっくりするところなんだ」
ブー太郎「コーヒー!オイラ飲んだことないブー!」
はまじ「給食で出るコーヒー牛乳ならあるぜ」
藤木「あんなの子供だましなんだよ。コーヒーは大人の味がするんだ」
関口「マジかよ。すげーな」
藤木「それに、店員さんといろんな会話を楽しむんだ」
はまじ「店員と話なんかするのかよ!すげーな!」
丸尾「むむむ・・・わ、私の話題が・・・」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 23:44:04.748 ID:fSD0FJnD0
永沢「君、やけに詳しいじゃないか。行ったことあるのかい?」
藤木「ええっ!?な、無いよ・・・」
はまじ「でもなんでそんなに知ってるんだ?」
藤木「本で読んだんだよぉ。僕は読書好きだから」
関口「すげーな。難しい本なんて読む気にならねーぜ」
ブー太郎「藤木は物知りだブー」
丸尾「はっ!もしや藤木君!あなた時期学級委員長の座を狙って・・・!?」
藤木「ち、違うよぉ」
永沢「・・・」
まる子「なんだいなんだい。あんたカフェに詳しいの?」
たまえ「凄いね藤木」
藤木「え、えへへ・・・」
キートン「こうして、藤木はこの日、花輪君ほどの注目を浴びたのであった」
藤木「ええっ!?な、無いよ・・・」
はまじ「でもなんでそんなに知ってるんだ?」
藤木「本で読んだんだよぉ。僕は読書好きだから」
関口「すげーな。難しい本なんて読む気にならねーぜ」
ブー太郎「藤木は物知りだブー」
丸尾「はっ!もしや藤木君!あなた時期学級委員長の座を狙って・・・!?」
藤木「ち、違うよぉ」
永沢「・・・」
まる子「なんだいなんだい。あんたカフェに詳しいの?」
たまえ「凄いね藤木」
藤木「え、えへへ・・・」
キートン「こうして、藤木はこの日、花輪君ほどの注目を浴びたのであった」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 23:49:24.398 ID:fSD0FJnD0
下校時
永沢「じゃあまた明日」スタスタ
藤木「うん、また明日」スタスタ
藤木「・・・よし」
藤木「また行こう。ラビットハウスに!」
藤木「今日は貯金箱からお金いっぱい持ってきたんだ。これで一週間分はあるぞぉ」
藤木「またココアさん達とお話しするんだあ・・・!」
ラビットハウス
藤木「へへ・・・着いたぞぉ」ニヤニヤ
永沢「へえ。君にしてはオシャレな店を見つけたじゃないか」ヒョイ
藤木「うわあっ!!?な、永沢君!?」
永沢「怪しいと思ったんだ。いきなりカフェなんかを語りだして」
藤木「うう・・・」
永沢「やっぱり店に行ってたんだね。それを隠すなんて、君は相変わらず卑怯だな」
藤木「ご、ごめんよぉ。な、永沢君も一緒にどうだい・・・?」
永沢「ふん。僕はカフェなんかに興味ないからね」
藤木「こ、このお店の一番の見所は・・・店員さんが可愛いんだよ・・・」
永沢「!」
永沢「じゃあまた明日」スタスタ
藤木「うん、また明日」スタスタ
藤木「・・・よし」
藤木「また行こう。ラビットハウスに!」
藤木「今日は貯金箱からお金いっぱい持ってきたんだ。これで一週間分はあるぞぉ」
藤木「またココアさん達とお話しするんだあ・・・!」
ラビットハウス
藤木「へへ・・・着いたぞぉ」ニヤニヤ
永沢「へえ。君にしてはオシャレな店を見つけたじゃないか」ヒョイ
藤木「うわあっ!!?な、永沢君!?」
永沢「怪しいと思ったんだ。いきなりカフェなんかを語りだして」
藤木「うう・・・」
永沢「やっぱり店に行ってたんだね。それを隠すなんて、君は相変わらず卑怯だな」
藤木「ご、ごめんよぉ。な、永沢君も一緒にどうだい・・・?」
永沢「ふん。僕はカフェなんかに興味ないからね」
藤木「こ、このお店の一番の見所は・・・店員さんが可愛いんだよ・・・」
永沢「!」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 23:54:14.299 ID:fSD0FJnD0
ガチャ
チノ「いらっしゃいませ・・・。・・・あ」
藤木「えへへ・・・」
永沢「っ!!?」
ココア「あ!また来てくれたんですね♪」
藤木「お、覚えててくれたんですかぁ」ニヤニヤ
ココア「昨日のことだもん♪そっちは友達?」
藤木「そ、そうです・・・」
永沢「あっ。ああ・・・どうも・・・」
チノ「二人ですね。あちらのお席へどうぞ」
藤木「あ、ありがとうございます・・・」
永沢「どうも・・・」
リゼ「・・・今日は二人で来たな・・・。もう一人の奴はなんだ・・・変わった頭してるな・・・」
ココア「でも友達連れてきてくれたんだし、繁盛するよきっと♪」
チノ「そうでしょうか・・・」
ティッピー「まるでたまねぎじゃなあいつの顔は」
チノ「いらっしゃいませ・・・。・・・あ」
藤木「えへへ・・・」
永沢「っ!!?」
ココア「あ!また来てくれたんですね♪」
藤木「お、覚えててくれたんですかぁ」ニヤニヤ
ココア「昨日のことだもん♪そっちは友達?」
藤木「そ、そうです・・・」
永沢「あっ。ああ・・・どうも・・・」
チノ「二人ですね。あちらのお席へどうぞ」
藤木「あ、ありがとうございます・・・」
永沢「どうも・・・」
リゼ「・・・今日は二人で来たな・・・。もう一人の奴はなんだ・・・変わった頭してるな・・・」
ココア「でも友達連れてきてくれたんだし、繁盛するよきっと♪」
チノ「そうでしょうか・・・」
ティッピー「まるでたまねぎじゃなあいつの顔は」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/13(金) 23:59:48.741 ID:fSD0FJnD0
藤木「・・・ど、どうだい永沢君・・・」
永沢「ん・・・ま、まあ・・・そこそこじゃないかい?」
藤木「そこそこってなんだよぉ。店員さん凄い可愛いじゃないかあ」
永沢「ま、まあ・・・そうかもね」
藤木「なんだよ。せっかく誘ってやったのに乗り気じゃないんだなあ」
永沢「ふん」
ココア「ご注文はどうなさいますか?」
藤木「うわあ!じゃ、じゃあ・・・一番安いコーヒーで・・・」
永沢「ぼ、僕もそれで・・・」
ココア「かしこまりました♪」スタスタ
藤木「・・・どうだい永沢君。あれがココアさんだよ・・・」
永沢「そ、そうだね・・・みぎわや前田よりは良いんじゃないか?」
藤木「なんでそんな奴らと比べるんだよぉ!」
ココア「リゼちゃん!一番安いコーヒー二つだよ!」
リゼ「二人揃ってそれか・・・」
チノ「う・・・。二人でこっち見てきますよ・・・」
ティッピー「気持ち悪い奴らじゃなあ」
永沢「ん・・・ま、まあ・・・そこそこじゃないかい?」
藤木「そこそこってなんだよぉ。店員さん凄い可愛いじゃないかあ」
永沢「ま、まあ・・・そうかもね」
藤木「なんだよ。せっかく誘ってやったのに乗り気じゃないんだなあ」
永沢「ふん」
ココア「ご注文はどうなさいますか?」
藤木「うわあ!じゃ、じゃあ・・・一番安いコーヒーで・・・」
永沢「ぼ、僕もそれで・・・」
ココア「かしこまりました♪」スタスタ
藤木「・・・どうだい永沢君。あれがココアさんだよ・・・」
永沢「そ、そうだね・・・みぎわや前田よりは良いんじゃないか?」
藤木「なんでそんな奴らと比べるんだよぉ!」
ココア「リゼちゃん!一番安いコーヒー二つだよ!」
リゼ「二人揃ってそれか・・・」
チノ「う・・・。二人でこっち見てきますよ・・・」
ティッピー「気持ち悪い奴らじゃなあ」
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:07:17.297 ID:TTZt+uRI0
藤木「ぼ、僕はココアさんとしか話したことないんだあ・・・」
永沢「ふうん。そうなのかい」
藤木「出来れば他の二人ともお話したいなあ・・・」
永沢「ぼ、僕だって同じさ・・・」
藤木「な、なんだよお。やっぱり永沢君も興味あるんじゃないかあ・・・」
永沢「う、うるさいな・・・」
ココア「今日は二人で来てくれたんだね♪」
藤木「う、うわあ!は、はい・・・そうなんですう・・・」ニヤニヤ
永沢「た、大変ですね・・・若いのに働いて・・・」
ココア「まあ確かに覚えることは沢山あって大変だけど、チノちゃん達と働いてて楽しいし♪」
藤木(チノちゃん・・・どっちの人だろお・・・)
永沢(か、かわいい名前だなあ・・・)
チノ「ココアさんちゃんと仕事してください」
ココア「あ!了解だよチノちゃん!」ギュー
チノ「ちょっと・・・お客さんにコーヒー出すんですから抱き付かないでください」
藤木(す、凄い光景だ・・・!写真に撮りたい・・・)
永沢(ち、チノさんって言うんだあ・・・)
永沢「ふうん。そうなのかい」
藤木「出来れば他の二人ともお話したいなあ・・・」
永沢「ぼ、僕だって同じさ・・・」
藤木「な、なんだよお。やっぱり永沢君も興味あるんじゃないかあ・・・」
永沢「う、うるさいな・・・」
ココア「今日は二人で来てくれたんだね♪」
藤木「う、うわあ!は、はい・・・そうなんですう・・・」ニヤニヤ
永沢「た、大変ですね・・・若いのに働いて・・・」
ココア「まあ確かに覚えることは沢山あって大変だけど、チノちゃん達と働いてて楽しいし♪」
藤木(チノちゃん・・・どっちの人だろお・・・)
永沢(か、かわいい名前だなあ・・・)
チノ「ココアさんちゃんと仕事してください」
ココア「あ!了解だよチノちゃん!」ギュー
チノ「ちょっと・・・お客さんにコーヒー出すんですから抱き付かないでください」
藤木(す、凄い光景だ・・・!写真に撮りたい・・・)
永沢(ち、チノさんって言うんだあ・・・)
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:11:32.165 ID:TTZt+uRI0
チノ「お待たせしました。一番安いコーヒー二つです」スッ
藤木「あ、ありがとうございますう・・・」
永沢「どうも・・・」
チノ「では、ごゆっくり・・・」
永沢「あ、あのう!」
チノ「?」
永沢「そ、その頭の上・・・ぬいぐるみですか・・・?」
ティッピー「むっ」
チノ「・・・これはティッピーです。アンゴラウサギなんです」
永沢「へ、へえ・・・うさぎなんですか・・・」
チノ「・・・はい」スッ
永沢「あ、あのう!」
チノ「なんですか・・・?」
永沢「い、いつもここで働いてるんですか?」
チノ「・・・はい。ここは私の家なんで」
永沢「え、ええ・・・。自分の家なんだ・・・」
藤木(なっ。ど、どうしよう・・・会話に参加できない・・・)
藤木「あ、ありがとうございますう・・・」
永沢「どうも・・・」
チノ「では、ごゆっくり・・・」
永沢「あ、あのう!」
チノ「?」
永沢「そ、その頭の上・・・ぬいぐるみですか・・・?」
ティッピー「むっ」
チノ「・・・これはティッピーです。アンゴラウサギなんです」
永沢「へ、へえ・・・うさぎなんですか・・・」
チノ「・・・はい」スッ
永沢「あ、あのう!」
チノ「なんですか・・・?」
永沢「い、いつもここで働いてるんですか?」
チノ「・・・はい。ここは私の家なんで」
永沢「え、ええ・・・。自分の家なんだ・・・」
藤木(なっ。ど、どうしよう・・・会話に参加できない・・・)
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:15:48.936 ID:TTZt+uRIH
永沢「お母さんいないんですか・・・それは大変ですね」
チノ「そちらこそ・・・家が火事だなんて・・・苦労したんですね」
永沢「そ、そりゃあもう・・・あの時は大変で大変で・・・」
藤木「・・・」
藤木(な、なんだよ永沢君の奴・・・こんなに楽しく会話して・・・僕だって昨日はここまでココアさんとお話出来なかったぞ・・・)
キートン「藤木よ。勘違いしているようだが、ラビットハウスはキャバクラでは無い」
チノ「ではまた・・・」スタスタ
永沢「・・・藤木君」
藤木「何だい?」
永沢「良い店だね」
藤木「ううっ・・・」
チノ「そちらこそ・・・家が火事だなんて・・・苦労したんですね」
永沢「そ、そりゃあもう・・・あの時は大変で大変で・・・」
藤木「・・・」
藤木(な、なんだよ永沢君の奴・・・こんなに楽しく会話して・・・僕だって昨日はここまでココアさんとお話出来なかったぞ・・・)
キートン「藤木よ。勘違いしているようだが、ラビットハウスはキャバクラでは無い」
チノ「ではまた・・・」スタスタ
永沢「・・・藤木君」
藤木「何だい?」
永沢「良い店だね」
藤木「ううっ・・・」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:21:00.952 ID:TTZt+uRI0
チノ「結構会話が出来るお客さんですね・・・」
ココア「チノちゃん結構話してたねえ」
リゼ「まだこっちをジロジロ見ているぞ・・・。何か狙っているようにしか見えない・・・」
永沢「・・・まあそう落ち込むなよ」
藤木「何だよぉ。一人だけチノさんとお話して・・・」
永沢「君もこれからココアさんと話せばいいだろ」
藤木「そ、それもそうだね。どうせこの店は僕ら二人しかクラスじゃ知らないんだから」
永沢「そうだね。いいか?二人だけの隠れ家にするって決めるんだ」
藤木「もちろん・・・他の男子には絶対教えないよお」
ガチャ
ココア「あ、いらっしゃいませ♪」
山田「あはははははは~!来たじょーwwwww」
藤木・永沢「っ!!?」
ココア「チノちゃん結構話してたねえ」
リゼ「まだこっちをジロジロ見ているぞ・・・。何か狙っているようにしか見えない・・・」
永沢「・・・まあそう落ち込むなよ」
藤木「何だよぉ。一人だけチノさんとお話して・・・」
永沢「君もこれからココアさんと話せばいいだろ」
藤木「そ、それもそうだね。どうせこの店は僕ら二人しかクラスじゃ知らないんだから」
永沢「そうだね。いいか?二人だけの隠れ家にするって決めるんだ」
藤木「もちろん・・・他の男子には絶対教えないよお」
ガチャ
ココア「あ、いらっしゃいませ♪」
山田「あはははははは~!来たじょーwwwww」
藤木・永沢「っ!!?」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:32:23.538 ID:TTZt+uRI0
山田「リゼお姉ちゃんオイラと勝負するじょーwwwwww」
リゼ「何!?今日もか!望むところだ!」バッ
山田「おいらの拳銃でリゼお姉ちゃんを狙うじょーwww」つ水てっぽう
リゼ「ハハハ!そんなの私に当たるかー!」
チノ「全くリゼさんは・・・あのお客さんにはずいぶんノリノリですね」
ココア「今日も来てくれたんだ♪もう1年近くは通ってくれてるね♪」
山田「そうかなー?おいら取っておいたお年玉まだいっぱいあるからまだまだ通えるじょーwwwwww」
ココア「ありがとう~♪」
藤木「ま、まさか・・・山田君が・・・」
永沢「ラビットハウスの常連!?」
山田「あれ!?そこにいるのは藤木君と永沢君だじょwwwwww」
チノ「あれ、知り合いだったんですか?」
山田「同じクラスだじょーwwwwwwこれはクラスのみんなにお話しするじょーwwww」
藤木「ええっ!そ、それは~~~~」
永沢「僕らのオアシスが・・・」
リゼ「何!?今日もか!望むところだ!」バッ
山田「おいらの拳銃でリゼお姉ちゃんを狙うじょーwww」つ水てっぽう
リゼ「ハハハ!そんなの私に当たるかー!」
チノ「全くリゼさんは・・・あのお客さんにはずいぶんノリノリですね」
ココア「今日も来てくれたんだ♪もう1年近くは通ってくれてるね♪」
山田「そうかなー?おいら取っておいたお年玉まだいっぱいあるからまだまだ通えるじょーwwwwww」
ココア「ありがとう~♪」
藤木「ま、まさか・・・山田君が・・・」
永沢「ラビットハウスの常連!?」
山田「あれ!?そこにいるのは藤木君と永沢君だじょwwwwww」
チノ「あれ、知り合いだったんですか?」
山田「同じクラスだじょーwwwwwwこれはクラスのみんなにお話しするじょーwwww」
藤木「ええっ!そ、それは~~~~」
永沢「僕らのオアシスが・・・」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/14(土) 00:37:08.865 ID:TTZt+uRI0
キートン「翌日、山田はクラス中にラビットハウスの話をしたのであった」
ココア「いらっしゃいませ♪」
まる子「ここが噂のカフェかい」
たまえ「うさぎがいるわけじゃないんだね」
花輪「ベイベー。こんなお店があったなんてねえ」
丸尾「ズバリ!やみつきになるでしょう!」
はまじ「へえー。すげえ雰囲気だな」
ブー太郎「オイラ楽しみだブー」
チノ「大盛況ですね」
リゼ「しかし何故子供ばかりなんだ・・・」
藤木「ココアさんを一人占め出来ない・・・」ガックリ
永沢「チノさんを・・・」ガックリ
キートン「二人の願望は山田によって水の泡になるのであった。後半へ続かない」
おわり
ココア「いらっしゃいませ♪」
まる子「ここが噂のカフェかい」
たまえ「うさぎがいるわけじゃないんだね」
花輪「ベイベー。こんなお店があったなんてねえ」
丸尾「ズバリ!やみつきになるでしょう!」
はまじ「へえー。すげえ雰囲気だな」
ブー太郎「オイラ楽しみだブー」
チノ「大盛況ですね」
リゼ「しかし何故子供ばかりなんだ・・・」
藤木「ココアさんを一人占め出来ない・・・」ガックリ
永沢「チノさんを・・・」ガックリ
キートン「二人の願望は山田によって水の泡になるのであった。後半へ続かない」
おわり
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