1: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 19:53:37.82 ID:FE5Sa0ue
梢「あら花帆さん、こんにちは」
花帆「……♪」
梢「花帆さん?まさか……無視かしら?私、何か気に触るようなことをっ!?」アタフタ
花帆「ん……?あれ、梢センパイ?」スポッ
梢「ああ、イヤホンをしていたのね、てっきり無視されているものかと……」ホッ
花帆「あははっ!あたしが梢センパイのこと、無視するわけ無いじゃないですか!」
花帆「ところで何かありましたか?」
梢「いえ、偶々見かけたものだから、声をかけてみただけよ」
梢「それはそうと花帆さんは、何を聴いていたのかしら?」
花帆「あー……これはASMRって言って――」
花帆「……♪」
梢「花帆さん?まさか……無視かしら?私、何か気に触るようなことをっ!?」アタフタ
花帆「ん……?あれ、梢センパイ?」スポッ
梢「ああ、イヤホンをしていたのね、てっきり無視されているものかと……」ホッ
花帆「あははっ!あたしが梢センパイのこと、無視するわけ無いじゃないですか!」
花帆「ところで何かありましたか?」
梢「いえ、偶々見かけたものだから、声をかけてみただけよ」
梢「それはそうと花帆さんは、何を聴いていたのかしら?」
花帆「あー……これはASMRって言って――」
4: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 19:55:35.95 ID:FE5Sa0ue
梢「えーえす?えむ……あーる?」キョトン
花帆「あはは……ですよねー」
花帆「説明するより聴いた方が早いと思うので、どうぞっ!」スッ
梢「これを嵌めれば良いのかしら……?」スポッ
梢「…………!!」カリカリカリ
梢「花帆さんっ!?この音は……?すぐ耳元で鳴っているような、何とも言い表せない――」ビクッ
花帆「雑に説明しちゃうと、それがASMRですっ!」ドヤッ
花帆「ちなみにこれは、ウサギさんがご飯を食べている音です」
花帆「あはは……ですよねー」
花帆「説明するより聴いた方が早いと思うので、どうぞっ!」スッ
梢「これを嵌めれば良いのかしら……?」スポッ
梢「…………!!」カリカリカリ
梢「花帆さんっ!?この音は……?すぐ耳元で鳴っているような、何とも言い表せない――」ビクッ
花帆「雑に説明しちゃうと、それがASMRですっ!」ドヤッ
花帆「ちなみにこれは、ウサギさんがご飯を食べている音です」
6: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 19:57:59.44 ID:FE5Sa0ue
花帆「ほらっ!可愛いですよねー!」パッ
梢「あら、本当……!ふふっ、癒やされるわね」
花帆「そう、癒し!リラックス!そういった効果がコレにはあるのです!」フンスッ
梢「と、突然どうしたのかしら……?」
花帆「そこで花帆は、さらなる癒しを求めていまして……」モジモジ
梢「あら、花帆さんはそんなにお疲れなのかしら?」
花帆「とぼけないでくださいっ!今日から練習メニュー増えたじゃないですかー!」ジタバタ
梢「あのね花帆さん、成長を促す為には、適度な負荷が必要で――」
花帆「梢センパイのおっしゃることは、ごもっともなんですけど!頑張ったご褒美が欲しいんですっ!」
梢「あら、本当……!ふふっ、癒やされるわね」
花帆「そう、癒し!リラックス!そういった効果がコレにはあるのです!」フンスッ
梢「と、突然どうしたのかしら……?」
花帆「そこで花帆は、さらなる癒しを求めていまして……」モジモジ
梢「あら、花帆さんはそんなにお疲れなのかしら?」
花帆「とぼけないでくださいっ!今日から練習メニュー増えたじゃないですかー!」ジタバタ
梢「あのね花帆さん、成長を促す為には、適度な負荷が必要で――」
花帆「梢センパイのおっしゃることは、ごもっともなんですけど!頑張ったご褒美が欲しいんですっ!」
7: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:00:23.59 ID:FE5Sa0ue
梢「ご褒美ね……確かにモチベーションの維持という観点では有用かしら」
花帆「やった!それじゃあ、その……ASMRを梢センパイにやってほしいと言いますか……えへへ///」
梢「さっきのウサギさんのように花帆さんの耳元で、野菜スティックを一心不乱に頬張れば良いのかしら?」
梢「流石にそれはお行儀が……」
花帆「って!!そうじゃなくって~!」
梢「あら、違うのかしら?」
花帆「一口にASMRって言っても、色々種類がありまして」コホン
花帆「耳元で囁くだけでも、十分リラックス効果があるんですよ」
花帆「やった!それじゃあ、その……ASMRを梢センパイにやってほしいと言いますか……えへへ///」
梢「さっきのウサギさんのように花帆さんの耳元で、野菜スティックを一心不乱に頬張れば良いのかしら?」
梢「流石にそれはお行儀が……」
花帆「って!!そうじゃなくって~!」
梢「あら、違うのかしら?」
花帆「一口にASMRって言っても、色々種類がありまして」コホン
花帆「耳元で囁くだけでも、十分リラックス効果があるんですよ」
10: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:02:38.81 ID:FE5Sa0ue
梢「つまり……こんな感じで良いのかしら?」ボソッ
花帆「わひゃぁっ!?///不意打ちはダメですっ!///ただでさえ梢センパイの声って――」
梢「私の声がどうかしたの?」
花帆「なっ、何でもないです!///」ブンブン
花帆「リラックスできる体勢でしたいので、あたしの部屋までお願いしますっ!///」グイグイ
梢「あらあら、そんな風に引っ張らなくてもちゃんと行くから、ね?」トテトテ
花帆「わひゃぁっ!?///不意打ちはダメですっ!///ただでさえ梢センパイの声って――」
梢「私の声がどうかしたの?」
花帆「なっ、何でもないです!///」ブンブン
花帆「リラックスできる体勢でしたいので、あたしの部屋までお願いしますっ!///」グイグイ
梢「あらあら、そんな風に引っ張らなくてもちゃんと行くから、ね?」トテトテ
15: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:04:39.61 ID:FE5Sa0ue
――――
――
花帆「と、いうことでですね!」
花帆「梢センパイには、ベッドに腰掛けてもらいまして」
梢「え、ええ」ストン
花帆「そこに花帆は膝枕してもらうのです!」ポフッ
花帆「ふにゃ~ん……これだけでもう幸せかも……///」ゴロゴロ
梢「ふふっ、猫さんみたいで可愛らしいわね」ナデナデ
梢「こうして花帆さんの気の済むまで撫で回していても良いのだけれども……」ナデナデ
梢「今回の趣旨は違うのでしょう?」ナデナデ
花帆「はっ……!そうでした!危ない危ない……」
――
花帆「と、いうことでですね!」
花帆「梢センパイには、ベッドに腰掛けてもらいまして」
梢「え、ええ」ストン
花帆「そこに花帆は膝枕してもらうのです!」ポフッ
花帆「ふにゃ~ん……これだけでもう幸せかも……///」ゴロゴロ
梢「ふふっ、猫さんみたいで可愛らしいわね」ナデナデ
梢「こうして花帆さんの気の済むまで撫で回していても良いのだけれども……」ナデナデ
梢「今回の趣旨は違うのでしょう?」ナデナデ
花帆「はっ……!そうでした!危ない危ない……」
17: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:07:20.17 ID:FE5Sa0ue
花帆「それじゃあ、そうですね……お口の周りを軽く手で囲ってもらって」
花帆「その状態で囁いてみてもらって良いですか?」
梢「えーっと……こうかしら?」ボソッ
花帆「っ!!///」ビクッ
梢「花帆さん!?今、身体が軽く跳ねた気がするのだけれど……何か変なことをしてしまったのかしら?」アセアセ
花帆「ああ、いえ!大丈夫です……///想像以上の破壊力と言いますか、その……///」
花帆「もうじき慣れてくると思うので、そのままお願いします……///」
梢「そう?それでは……何を話そうかしらね」
花帆「っ///」ビクッ
花帆「その状態で囁いてみてもらって良いですか?」
梢「えーっと……こうかしら?」ボソッ
花帆「っ!!///」ビクッ
梢「花帆さん!?今、身体が軽く跳ねた気がするのだけれど……何か変なことをしてしまったのかしら?」アセアセ
花帆「ああ、いえ!大丈夫です……///想像以上の破壊力と言いますか、その……///」
花帆「もうじき慣れてくると思うので、そのままお願いします……///」
梢「そう?それでは……何を話そうかしらね」
花帆「っ///」ビクッ
19: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:09:35.63 ID:FE5Sa0ue
梢「花帆さんの可愛らしいところでも羅列していきましょうか」クスッ
花帆「えっ、何で急にっ?///」
梢「リラックスすることを目的としているのだから、どうせならポジティブなお話が良いかと思って」
花帆「この体勢でそんなこと言われても……恥ずかしいんですけど///」カァァ
梢「花帆さんのその顔を見たかった、というのが一番の理由でもあるのだけれど」クスッ
花帆「もう!///……もう!///」ジタバタ
梢「ふふっ、まずそうやって感情が表れやすいところが可愛らしいでしょう?」
花帆「うぅ……///」
花帆「えっ、何で急にっ?///」
梢「リラックスすることを目的としているのだから、どうせならポジティブなお話が良いかと思って」
花帆「この体勢でそんなこと言われても……恥ずかしいんですけど///」カァァ
梢「花帆さんのその顔を見たかった、というのが一番の理由でもあるのだけれど」クスッ
花帆「もう!///……もう!///」ジタバタ
梢「ふふっ、まずそうやって感情が表れやすいところが可愛らしいでしょう?」
花帆「うぅ……///」
23: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:12:13.88 ID:FE5Sa0ue
梢「あとは遠くから私を見つけるやいなや、梢センパーイって駆け寄ってくる様が愛らしいわね」
梢「いつも私の話を楽しそうに、笑顔で聞いてくれるのも好きよ」
梢「何より私の隣で、同じステージに――」
花帆「わ、分かりました!!///もう十分なのでっ!大丈夫ですからっ!///」ガバッ
梢「あらそう?ここからが良いところなのだけれど……」
花帆「これ以上はリラックスどころか、あたしの精神が保たないと言いますか……///」モジモジ
花帆「そうだ!交代!交代しましょう!ね?」
梢「いつも私の話を楽しそうに、笑顔で聞いてくれるのも好きよ」
梢「何より私の隣で、同じステージに――」
花帆「わ、分かりました!!///もう十分なのでっ!大丈夫ですからっ!///」ガバッ
梢「あらそう?ここからが良いところなのだけれど……」
花帆「これ以上はリラックスどころか、あたしの精神が保たないと言いますか……///」モジモジ
花帆「そうだ!交代!交代しましょう!ね?」
24: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:15:06.20 ID:FE5Sa0ue
梢「えっ?いえ、私は別に――」
花帆「まぁまぁまぁ!あたしだけやってもらうってのも悪いですし!ね?ね?」グイッ
梢「そ、そこまで言うなら……お願いしようかしら」
花帆「はい!任せて下さい!」フンスッ
花帆「目一杯お返ししてあげるんだから……!」ボソッ
梢「花帆さん?」
花帆「いえいえ!こっちの話です!」ニコッ
花帆「まぁまぁまぁ!あたしだけやってもらうってのも悪いですし!ね?ね?」グイッ
梢「そ、そこまで言うなら……お願いしようかしら」
花帆「はい!任せて下さい!」フンスッ
花帆「目一杯お返ししてあげるんだから……!」ボソッ
梢「花帆さん?」
花帆「いえいえ!こっちの話です!」ニコッ
25: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:17:28.45 ID:FE5Sa0ue
――――
――
梢「それで……何故私は添い寝をされているのかしら……?///」
花帆「さっきと同じことしても、面白くないかなって思いまして♡」
花帆「それじゃあ始めますね……♡」
花帆「ふーっ♡」
梢「っ!?///かっ、花帆さんっ?いきなり何を……///」ビクッ
花帆「たまーに人がやってるASMRも見たりするんですけど」
花帆「こうして耳に息を吹きかけたりしてたので、真似してみました♡」
花帆「嫌でしたか……?」シュン
――
梢「それで……何故私は添い寝をされているのかしら……?///」
花帆「さっきと同じことしても、面白くないかなって思いまして♡」
花帆「それじゃあ始めますね……♡」
花帆「ふーっ♡」
梢「っ!?///かっ、花帆さんっ?いきなり何を……///」ビクッ
花帆「たまーに人がやってるASMRも見たりするんですけど」
花帆「こうして耳に息を吹きかけたりしてたので、真似してみました♡」
花帆「嫌でしたか……?」シュン
28: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:20:01.77 ID:FE5Sa0ue
梢「いいえ……///突然だったから驚いただけよ///」
花帆「良かった♡」フーッ
梢「……///」ビクンッ
花帆「あれー?♡さっきあんなに余裕そうにしてた梢センパイが、このくらいでお顔真っ赤になんてならないですよね?♡」
梢「とっ、当然でしょう!伊達に鍛えていないのだから!」
花帆「今筋肉関係無い気がしますけど……」アハハ
花帆「梢センパイはまだまだ余裕らしいので、もーっとくっついてお喋りしちゃいますねっ♡」ムギュッ
梢「かっ、花帆さんっ!?///」
花帆「良かった♡」フーッ
梢「……///」ビクンッ
花帆「あれー?♡さっきあんなに余裕そうにしてた梢センパイが、このくらいでお顔真っ赤になんてならないですよね?♡」
梢「とっ、当然でしょう!伊達に鍛えていないのだから!」
花帆「今筋肉関係無い気がしますけど……」アハハ
花帆「梢センパイはまだまだ余裕らしいので、もーっとくっついてお喋りしちゃいますねっ♡」ムギュッ
梢「かっ、花帆さんっ!?///」
32: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:23:10.29 ID:FE5Sa0ue
花帆「ちょーっと抱きついて、あたしの唇が耳に触れそうな距離でお話してるだけですよ?♡」ボソッ
花帆「こんなの梢センパイには余裕ですもんね~?♡」ムギュッ
梢「それは……その……///」
花帆「こうやってぎゅーってくっついてると、心臓がドキドキしてるの分かりますか……?♡///」ギュッ
梢「ええ、微かに伝わってくるわ……///」
花帆「そうだ!心音のASMRっていうのもあるみたいで……位置をずらして、よいしょっと♡」ズリズリ
梢「花帆さん?何を……///」
花帆「ちょっと頭失礼しますね?♡こうして頭を抱っこするように……胸の近くに押し付けて、っと♡」ムギュッ
梢「っ!!?///」
花帆「こんなの梢センパイには余裕ですもんね~?♡」ムギュッ
梢「それは……その……///」
花帆「こうやってぎゅーってくっついてると、心臓がドキドキしてるの分かりますか……?♡///」ギュッ
梢「ええ、微かに伝わってくるわ……///」
花帆「そうだ!心音のASMRっていうのもあるみたいで……位置をずらして、よいしょっと♡」ズリズリ
梢「花帆さん?何を……///」
花帆「ちょっと頭失礼しますね?♡こうして頭を抱っこするように……胸の近くに押し付けて、っと♡」ムギュッ
梢「っ!!?///」
34: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:25:44.44 ID:FE5Sa0ue
花帆「ほら、どうですか……?♡///今薄着だから、結構伝わっちゃうと思うんですけど♡///」ドキッドキッ
梢「これは……///」ゾクゾクッ
花帆「大好きな梢センパイだからこんなことするんですからねっ?♡///」ドキッ
花帆「はいっ♡むぎゅーっ!♡///」ギュウゥッ
梢「か、花帆さん……///これ以上は……///」
花帆「え~っ?♡ちゃんと言ってくれないと、分からないですよ?♡」ムギュギュッ
梢「降参……///降参よ、さっきから顔が熱くて仕方がないわ///」カァァ
花帆「あははっ、何だか途中から意地の張り合いみたいになっちゃってましたね///」
花帆「あたしも心音聞かれてると思うと、誤魔化せないから余計にドキドキしてきちゃって……///」
梢「次はお互い、しっかりリラックス出来るようにしないとね」ニコッ
花帆「次……!そうですね!また今度やりましょうっ!」
梢「これは……///」ゾクゾクッ
花帆「大好きな梢センパイだからこんなことするんですからねっ?♡///」ドキッ
花帆「はいっ♡むぎゅーっ!♡///」ギュウゥッ
梢「か、花帆さん……///これ以上は……///」
花帆「え~っ?♡ちゃんと言ってくれないと、分からないですよ?♡」ムギュギュッ
梢「降参……///降参よ、さっきから顔が熱くて仕方がないわ///」カァァ
花帆「あははっ、何だか途中から意地の張り合いみたいになっちゃってましたね///」
花帆「あたしも心音聞かれてると思うと、誤魔化せないから余計にドキドキしてきちゃって……///」
梢「次はお互い、しっかりリラックス出来るようにしないとね」ニコッ
花帆「次……!そうですね!また今度やりましょうっ!」
37: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:28:35.48 ID:FE5Sa0ue
――――
――
梢「あの……花帆さん///」モジモジ
花帆「どうしたんですか?」
梢「この前のアレを、またお願いしたいのだけれど……///」
花帆「アレ?アレって……ASMRですか?」
梢「ええ……///」
花帆「この前って、一昨日やったばかりじゃないですか?」
梢「あれからいくつか動画を教えてもらったでしょう?」
梢「全て視聴してみたのだけれど、前のような感覚がしなくて……」
――
梢「あの……花帆さん///」モジモジ
花帆「どうしたんですか?」
梢「この前のアレを、またお願いしたいのだけれど……///」
花帆「アレ?アレって……ASMRですか?」
梢「ええ……///」
花帆「この前って、一昨日やったばかりじゃないですか?」
梢「あれからいくつか動画を教えてもらったでしょう?」
梢「全て視聴してみたのだけれど、前のような感覚がしなくて……」
40: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:31:11.63 ID:FE5Sa0ue
梢「花帆さんの声なら……またあの感覚を味わえるのかと思うと、居ても立っても居られなくなってしまったの///」
花帆「梢センパイは……その、あたしの声、好きですか?///」
梢「勿論よ」ニコッ
梢「ライブの感想でも、“二人の声が合ってた”と言っていただくことが多くてその度に嬉しくなるもの」
花帆「えへへっ♡あたしも梢センパイの声、大好きですっ♡」
花帆「それじゃあ、またあたしの部屋で良いですか?♡」
梢「その……良いのかしら?///」
花帆「はいっ♡梢センパイに頼ってもらえるの嬉しいし……♡」
花帆「また囁きあいっこしましょうね♡」
花帆「梢センパイは……その、あたしの声、好きですか?///」
梢「勿論よ」ニコッ
梢「ライブの感想でも、“二人の声が合ってた”と言っていただくことが多くてその度に嬉しくなるもの」
花帆「えへへっ♡あたしも梢センパイの声、大好きですっ♡」
花帆「それじゃあ、またあたしの部屋で良いですか?♡」
梢「その……良いのかしら?///」
花帆「はいっ♡梢センパイに頼ってもらえるの嬉しいし……♡」
花帆「また囁きあいっこしましょうね♡」
41: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:33:41.66 ID:FE5Sa0ue
――――
――
花帆「梢センパイはこうやって、添い寝しながら囁かれるのがすっかり好きになっちゃったんですね♡」ギュッ
梢「ええ、花帆さんをより近くに感じられるから……///」
花帆「もうっ!またあたしのこと照れさせようとしてません?///」
梢「い、いいえっ///そんなつもりでは――」
花帆「あっ……もうそろそろいい時間ですね」
梢「あら、もうそんな時間なのね」シュン
花帆「…………」
――
花帆「梢センパイはこうやって、添い寝しながら囁かれるのがすっかり好きになっちゃったんですね♡」ギュッ
梢「ええ、花帆さんをより近くに感じられるから……///」
花帆「もうっ!またあたしのこと照れさせようとしてません?///」
梢「い、いいえっ///そんなつもりでは――」
花帆「あっ……もうそろそろいい時間ですね」
梢「あら、もうそんな時間なのね」シュン
花帆「…………」
42: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:35:41.79 ID:FE5Sa0ue
花帆「あともう少しだけ続けませんか?♡」
梢「えっ?///」
花帆「そうだっ♡明日の朝練を無くせばぁ、もうちょっとやってても問題無いですよねっ?♡」
梢「……」
花帆「梢センパイっ♡」ムギュッ
梢「…………」
花帆「梢センパーイっ?♡」ギューッ
梢「……それは駄目ね」スンッ
花帆「なんでっ!?さっきまであんなにとろっとろなお顔だったのにっ!」
梢「当然でしょう?日々の研鑽を疎かにしていては、ラブライブ優勝なんて夢のまた夢よ」キリッ
花帆「そのわりには結構悩んでませんでしたか!?」
梢「えっ?///」
花帆「そうだっ♡明日の朝練を無くせばぁ、もうちょっとやってても問題無いですよねっ?♡」
梢「……」
花帆「梢センパイっ♡」ムギュッ
梢「…………」
花帆「梢センパーイっ?♡」ギューッ
梢「……それは駄目ね」スンッ
花帆「なんでっ!?さっきまであんなにとろっとろなお顔だったのにっ!」
梢「当然でしょう?日々の研鑽を疎かにしていては、ラブライブ優勝なんて夢のまた夢よ」キリッ
花帆「そのわりには結構悩んでませんでしたか!?」
43: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:38:03.49 ID:FE5Sa0ue
梢「そ、そんなことは無いわ……!///けれど……」
花帆「けれど?」キョトン
梢「また明日……お願いしても良いかしら?///」
花帆「はいっ♡喜んで♡」
花帆「すっかり気に入ってもらえたみたいで嬉しいです♡」
梢「こほん……///ところで花帆さんは朝練の重要性について、まだ理解が足りていない点が気になったのだけれど」
花帆「その話は蒸し返さなくてよくないですかっ!?」
梢「これは“お話”する必要がありそうね」
花帆「ひいっ!勘弁して下さいよ~!」
おわり
花帆「けれど?」キョトン
梢「また明日……お願いしても良いかしら?///」
花帆「はいっ♡喜んで♡」
花帆「すっかり気に入ってもらえたみたいで嬉しいです♡」
梢「こほん……///ところで花帆さんは朝練の重要性について、まだ理解が足りていない点が気になったのだけれど」
花帆「その話は蒸し返さなくてよくないですかっ!?」
梢「これは“お話”する必要がありそうね」
花帆「ひいっ!勘弁して下さいよ~!」
おわり
46: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:41:36.91 ID:FE5Sa0ue
おまけ >>42で誘惑に抗えなかった梢センパイの場合
花帆「そうだっ♡明日の朝練を無くせばぁ、もうちょっとやってても問題無いですよねっ?♡」
梢「……」
花帆「梢センパイっ♡」ムギュッ
梢「…………」
花帆「梢センパーイっ?♡」ギューッ
梢「……そうね、朝の分のメニューを放課後に移せば――」
花帆「ホントですかっ?♡梢センパイだーいすきっ♡」ギュッ
梢「まったく、調子が良いんだから」クスッ
花帆「本心ですって♡」
花帆「そうだっ♡明日の朝練を無くせばぁ、もうちょっとやってても問題無いですよねっ?♡」
梢「……」
花帆「梢センパイっ♡」ムギュッ
梢「…………」
花帆「梢センパーイっ?♡」ギューッ
梢「……そうね、朝の分のメニューを放課後に移せば――」
花帆「ホントですかっ?♡梢センパイだーいすきっ♡」ギュッ
梢「まったく、調子が良いんだから」クスッ
花帆「本心ですって♡」
49: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:44:19.39 ID:FE5Sa0ue
花帆「それより、せっかく時間が出来たんですから、今度はあたしにもしてほしいなーって思うんですけど……♡」
梢「それもそうよね、私だけしてもらってばかりでは不公平よね」
梢「また膝枕で良いのかしら……?」
花帆「えーっ♡次はあたしがやったみたいに、ぎゅーって抱きしめながら囁いてもらっても良いですか?♡」
梢「流石にそれは……ちょっと///」
花帆「ふっふっふ……梢センパイがそこで躊躇うのはわかってましたよ♡」
花帆「良いですか?♡これは、あたしが♡駄々をこねて♡梢センパイは♡仕方なく♡付き合ってくれるんです♡」
梢「そっ、そんな……花帆さんのせいにする訳ではないけれど……///」
梢「でもここまでお願いされて断るのも……悪い、わよね///」
花帆「……♡」
梢「それもそうよね、私だけしてもらってばかりでは不公平よね」
梢「また膝枕で良いのかしら……?」
花帆「えーっ♡次はあたしがやったみたいに、ぎゅーって抱きしめながら囁いてもらっても良いですか?♡」
梢「流石にそれは……ちょっと///」
花帆「ふっふっふ……梢センパイがそこで躊躇うのはわかってましたよ♡」
花帆「良いですか?♡これは、あたしが♡駄々をこねて♡梢センパイは♡仕方なく♡付き合ってくれるんです♡」
梢「そっ、そんな……花帆さんのせいにする訳ではないけれど……///」
梢「でもここまでお願いされて断るのも……悪い、わよね///」
花帆「……♡」
50: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:46:43.94 ID:FE5Sa0ue
花帆「それじゃあ遠慮なく、ぎゅぎゅっとお願いしますっ♡」
梢「…………///」モジモジ
花帆「梢センパイ、もしかしてまだ恥ずかしがってるんですか?♡」
花帆「後輩のあたしに好き放題抱っこされて、お耳いじめられて、やられっぱなしで本当に良いんですか?♡」
梢「…………」ジロッ
花帆「……♡」ゾクッ
梢「そこまで煽られたなら、“やってやる”となってしまうのも仕方の無いことよね」
梢「それでは隣、失礼するわね」ギシッ
梢「…………///」モジモジ
花帆「梢センパイ、もしかしてまだ恥ずかしがってるんですか?♡」
花帆「後輩のあたしに好き放題抱っこされて、お耳いじめられて、やられっぱなしで本当に良いんですか?♡」
梢「…………」ジロッ
花帆「……♡」ゾクッ
梢「そこまで煽られたなら、“やってやる”となってしまうのも仕方の無いことよね」
梢「それでは隣、失礼するわね」ギシッ
52: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:49:27.18 ID:FE5Sa0ue
花帆「あっ♡近っ……♡///」
梢「嫌だった?」ボソッ
花帆「っ///」ビクッ
花帆「嫌じゃ、ないです……///」
梢「良かった、それなら続けるわね」ボソッ
花帆「あのっ、あたし……梢センパイの低めの声が好きで……///」
梢「低めというと……このくらいかしら?」
花帆「あっ♡///……好きっ♡、これ好きですっ♡///」
梢「嫌だった?」ボソッ
花帆「っ///」ビクッ
花帆「嫌じゃ、ないです……///」
梢「良かった、それなら続けるわね」ボソッ
花帆「あのっ、あたし……梢センパイの低めの声が好きで……///」
梢「低めというと……このくらいかしら?」
花帆「あっ♡///……好きっ♡、これ好きですっ♡///」
54: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:51:49.01 ID:FE5Sa0ue
梢「……好きなのは声だけ?」ボソッ
花帆「ちっ、違っ……///そういう意味じゃ――」
梢「ふふっ、ごめんなさい、少し意地悪を言ってみたくなっただけ」
花帆「はぁ……♡はぁ……♡梢センパイの吐息で、耳がもう溶けそう……♡///」
梢「それなら本当に……溶かしてあげる」ボソッ
花帆「んっ……♡///」ゾクゾクッ
花帆「ちっ、違っ……///そういう意味じゃ――」
梢「ふふっ、ごめんなさい、少し意地悪を言ってみたくなっただけ」
花帆「はぁ……♡はぁ……♡梢センパイの吐息で、耳がもう溶けそう……♡///」
梢「それなら本当に……溶かしてあげる」ボソッ
花帆「んっ……♡///」ゾクゾクッ
56: 名無しで叶える物語(もんじゃ) 2023/09/03(日) 20:54:04.68 ID:FE5Sa0ue
――――
――
花帆「はぁっ……♡あっ……♡うぅ……♡///」グッタリ
梢「ごっ、ごめんなさい……!私ったらつい夢中になってしまって、やり過ぎたわ……」
花帆「許してっ……あげません、からねっ♡」ハァハァ
梢「そんな……花帆さんっ」オロオロ
花帆「あたし、もうウサギさんの咀嚼音には戻れない身体にされちゃったんですよ……?♡///」
花帆「責任、取ってもらいますからねっ♡///」
梢「今度から……朝練の時間も含めて調整が必要みたいね」
花帆「…………♡」ゾクッ
今度こそおわり
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花帆「はぁっ……♡あっ……♡うぅ……♡///」グッタリ
梢「ごっ、ごめんなさい……!私ったらつい夢中になってしまって、やり過ぎたわ……」
花帆「許してっ……あげません、からねっ♡」ハァハァ
梢「そんな……花帆さんっ」オロオロ
花帆「あたし、もうウサギさんの咀嚼音には戻れない身体にされちゃったんですよ……?♡///」
花帆「責任、取ってもらいますからねっ♡///」
梢「今度から……朝練の時間も含めて調整が必要みたいね」
花帆「…………♡」ゾクッ
今度こそおわり
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