兄「あれ…>>5までに爆発しない…これ湿気ってるんじゃない！？」

母「本当にー？じゃあ新しいの買ってきてー」

兄「マジかよ面倒くさいなぁ…こんな寒い中」

妹「はい、お兄ちゃんマフラー」

兄「鬱陶しいわどっか行け」

妹「行かない！私も付いていく！」

兄「付いてくんな！」

兄「あーさむさむっ」

妹「だからお兄ちゃんマフラーしけば良かったのに…」

兄「……」

妹「ついに無視！？」

友「よー兄じゃねえか」

兄「久しぶり、寒いなー」

友「ん…？あーお前のとこも妹出たのかー」

兄「そうなんだよ…でも殺妹剤切れててさー」

友「大変だなー…俺はもう駆除したけど」

兄「あぁ、それで頭アフロになってんのか」

友「結構すごい爆発だったよ」

兄「やっと付いたか…ドン・キホーテ」

店員「いらっしゃいませー」

兄「殺妹剤ってどこに置いてありますか？」

店員「お宅も妹出たんですかーお互い大変ですねー…こちらです」

兄「どんな妹でした？」

店員「今年のは巨　の妹でしたね。でかくて邪魔です（笑）」

兄「はは、うちの妹は貧　で何よりです（笑）」

妹「お兄ちゃん酷い！」

店員「お買い上げありがとうございましたー」

兄「さーて、殺妹剤も買ったし…」

妹「お家に帰ろっか！お兄ちゃん！」

兄「いや、お前に帰る家なんてねーよ」

妹「え…そんな…お兄ちゃん…」

兄「お前は俺の本当の妹じゃないんだから…」

妹「そんな言い方やめてよ…っ！」


妹は冬になると突如現れる害虫な様なものだ
しかし妹は自分のことを寄生した兄の妹だと思い込んでいる

妹「お兄ちゃん…冗談だよね…？」

兄「冗談なんかじゃねえよ」

妹「私っ…何でもするから！　　　でも！　　　でも！　　　　でも何でもするから！」

兄「お前に　　　　出来るだけの胸はねえよ」

妹「やめて…やめてよ…そんなものを私に向けないで…私達は家族でしょ！？」

兄「いいや…違うお前はただの幻想だ」

妹「何言ってるのお兄ちゃん…」

兄「お前が俺の兄だと思い込んでいるのなら！まずはそのふざけた幻想をぶち殺す！」

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妹だったもの「」

兄「……さて…どこに埋葬してやろうか…」

友「おっ、終わったか、アフロになってら」

兄「あぁ、今年の妹はなかなか物分りの悪い奴だったな」

友「それでもちゃんと埋葬してあげるようなお前の優しさに漬け込もうとしたんだろうさ」

兄「……」

友「しっかり埋めてやれよ、そしたらきっと来年も遊びに来てくれるさ」

兄「はは…そりゃ勘弁してほしいね…」


兄「じゃあな妹…今度会う時は　　　　出来るくらい大きくなれよ」

妹「うん…またね、お兄ちゃん＿＿＿＿」




fin