ことり「いきなりですがクイズです!」 

海未「ことり、この間の話なのですが……」 

ことり「誕生日プレゼント?」

2: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:32:52.10 ID:RBNMyFNf0XMAS
ことり「やっとクリスマスだね~♪」

海未「そんなに楽しみだったのですか?」

ことり「だって、付き合い始めて初めてのクリスマスだよ?」

海未「ああ、そういえばそうでしたか」

海未「付き合い始めてからというもの、毎週の様にデートをしていたので全くそう感じませんでした」クスッ

ことり「ち、ちなみに今日の料理はね!ことりが作ってみたの///」

海未「これをことりがですか?」

ことり「うん、今回はほとんど一人で作ったんだよ」

3: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:33:19.38 ID:RBNMyFNf0XMAS
海未「ことりの手作り料理を初めて頂いたのが、ことりの誕生日」

海未「それから三ヶ月でここまで上達するとは……」

ことり「えへへ……ずっと今日の為に頑張ってきたんだぁ」

ことり「クリスマスには、ことりの作ったお料理を海未ちゃんと二人で食べながら、ゆっくり過ごしたかったから」

海未「……ええ、過ごしましょう」フフッ

ことり「じゃ、じゃあ……隣座ってもいいかな///」

海未「是非来てください、私もことりともっと近付きたいです」

ことり「うんっ♪」

――――――

5: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:34:04.84 ID:RBNMyFNf0XMAS
海未「では……せーのでいきますよ?」

ことり「う、うん///」

海未「せーの」




ことうみ『あーんっ』パクッ

ことうみ『///』モグモグ

ことうみ『……』ゴクンッ

海未「……ふふっ」

ことり「えへへ……///」

ことり「二人で食べさせあいって、ちょっと恥ずかしいね///」

海未「そうですね、普通に食べさせてもらうより少し……」

6: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:34:38.99 ID:RBNMyFNf0XMAS
海未「ですが……そんな恥ずかしさも、ことりと一緒ならとても幸せに感じます」

ことり「ことりも……すっごく幸せだよ♪」



ギュッ……



ことり「ふぇ?海未ちゃん、どうしたの
?」

海未「何故でしょう、急に手を繋ぎたくなってしまったので……」

ことり「海未ちゃんってば、ダイタンっ♪」

海未「だ、大胆って!ただ、手を繋いだだけですよ……」

7: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:35:09.53 ID:RBNMyFNf0XMAS
ことり「でも、ことりもわかるなぁその気持ち」

海未「ことりもですか?」

ことり「何でだろうね?」

海未「……」フム

海未「今日が……クリスマスだからではないですか?」

ことり「クリスマスだからなの?」

海未「まあ、クリスマスに限ったことではないでしょうけど……」

海未「こういう祝い事や、特別な日だと気持ちが開放されて普段よりも積極的になるのではないかと……あくまで私の考えですけど」

ことり「へぇ~……じゃあ、今日は少しぐらい積極的になっても許されるんだねっ」

8: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:36:08.85 ID:RBNMyFNf0XMAS
海未「積極的……キスでもしますか?」

ことり「きっ……///き、キス……はどうしよっ……か?///」カアァ

海未「私は……」

海未(実は以前、ことりが寝ている間にファーストキスは頂いてしまったのですが……ここは黙っておきましょう)

海未「ことりがしたいならば、勿論」

ことり「うぅ~……」

ことり(ここはクリスマスの力を借りてするべき?……で、でもでも!キス……なんて恥ずかしいよぉ~!)

ことり(付き合い始めた時に、海未ちゃんもゆっくり進んでいけばいいって言ってたし……まだでもいい、のかな?)

ことり(あぁ~でも、海未ちゃんとキスしてみたい!///)

9: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:36:44.97 ID:RBNMyFNf0XMAS
ことり「……」ウ-ンウ-ン

海未「こ、ことり?大丈夫ですか?」

ことり「……」ジ-

海未「ことり?」

ことり(海未ちゃんの唇とってもプルプルしてる……キスしたら気持ち良さそう……勢いでしちゃおっかな?)ジ-

ことり(……ってだめだめだめ!それだと、ことりがただの   な娘になっちゃう///)

ことり(~~!わかんないわかんない!どうしたらいいのか、わかんないよぉ~!)

ことり「……」プシュ-

海未「あのー、こと……」


フラッ……バタン…



海未「……こ、ことりいいぃ~!?」

――――――

10: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:37:24.35 ID:RBNMyFNf0XMAS
ことり「……ん、んんぅ」パチッ

海未「あ、ことり……お身体の方は?」

ことり「大丈夫だと思う、けど……ことり、どうしちゃったんだっけ?」

海未「キスするかどうか聞いた所、考え出してそのまま急に倒れたんです」

ことり「……あぁ、そっか」

海未「もう少し、休みますか?」

ことり「う、ううん!せっかくのクリスマスだから、もっと海未ちゃんと楽しみたい!」ガバッ

ことり「ほら、もうこんなに元気だよっ!」フンスッ

海未「ふふっ、確かに元気いっぱいです。これなら大丈夫そうですね」

11: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:37:53.36 ID:RBNMyFNf0XMAS
ことり「うん!だから、早くパーティの続きしよっ」

海未「それは勿論ですけど、キスは結局どうするんです?」

ことり「あっ……と///き、キスはもうちょっと考え させて欲しい……な///」

海未「はい、分かりました。何だか急かしてるみたいで申し訳ありません……」

ことり「そ、そんなの全然気にしてないよ!むしろ、ことりも早く海未ちゃんと……って思ってたり///」モジモジ

海未「そ、そうですか……ありがとうございます///」

海未(ことりがあまりに恥ずかしがり過ぎて、私まで恥ずかしくなってきました///)

海未「では!気を取り直して、プレゼント交換でもしましょうか?」

ことり「そうだね!ことり、海未ちゃんからのプレゼント楽しみ~♪」

12: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:38:18.42 ID:RBNMyFNf0XMAS
海未「そんなに期待されると困ります……そんなに大した物ではありませんから」

ことり「えぇ~、期待しちゃうよ~」

海未「もうっ……」

ことり「えへへ~///じゃあまずは、ことりからでもいい?」

海未「はい、構いませんよ」

ことり「ではでは……ことりからのクリスマスプレゼントはぁ~」ゴソゴソ




ことり「じゃじゃ~ん!」

海未「これは……ことりのぬいぐるみ、ですか?」

ことり「その……ね、ことり達もいつも一緒にいら

15: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:39:30.73 ID:RBNMyFNf0XMAS
ことり「色もね、青と白にしてみたの~」

海未「ありがとうございます、明日から是非使わせていただきます」

ことり「ぜひぜひ使ってください♪」



海未「次は私の番ですか……」

ことり「わくわくっ」

海未「正直、ことりのプレゼントの後に渡すのは気が引けるのですが……」

ことり「ことり、海未ちゃんがくれるプレゼントなら何でも嬉しいなぁ」

海未「本当に期待しないでくださいね?」ゴソゴソ



スッ…

16: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:39:58.49 ID:RBNMyFNf0XMAS
海未「これ……なんですけど」

ことり「かわいい~!鳥さんのキーホルダー?」

海未「は、はい……ことり、この顔文字?って言うんですかね、良く色んな所で使っているじゃないですか」

ことり「この鳥さんすっごくかわいいの~♪ちゅんちゅん♪」

海未「お気に召していただけたでしょうか……?」

ことり「よきにはからえみなのしゅ~(・8・)」

海未「くすっ、何ですかその顔」

ことり「この鳥さんのモノマネ///」

海未「あぁ、なるほど……可愛いですよ」

ことり「あ、ありがと///」

18: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:40:50.02 ID:RBNMyFNf0XMAS
ことり「……う~ん、でもどこに付けよっかな~? 」

海未「通学鞄に付けませんか?この様に」

ことり「……あっ!海未ちゃんも付けてるの!?」

海未「はい。どうせならお揃いがいいかな、と思いまして」

ことり「じゃあ、ことりもカバンに付けるね?」

海未「これでお揃いですね」フフッ

ことり「お揃い……ホントにカップルみたい♪」

海未「カップルですよ」

ことり「あ、そっか♪」

海未「全く……」クスッ

――――――

19: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:41:32.01 ID:RBNMyFNf0XMAS
ことり「ふぅ~もうお腹いっぱいだよぉ~!」

海未「ことりの手作り料理もケーキもとても美味しかったです。ご馳走様でした」ペコッ

ことり「ううん、こちらこそお粗末さまでした」ペコリ

海未「次のデートのお弁当が楽しみです」

ことり「ご期待ください♪」

海未「さて、そろそろ私はお暇しますね」スクッ

ことり「ことり、お見送りするよ!」

海未「わざわざ、ありがとうございます」

20: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:42:12.56 ID:RBNMyFNf0XMAS
ことり「お外は寒いから、風邪引かないようにね?」

海未「大丈夫です!ことりから頂いたこのマフラーがありますので」フフッ

ことり「後、暗いし夜も遅いから気を付けてね……?ホントはことりが送っていきたいんだけど……」

海未「それは駄目です」

ことり「って海未ちゃんが言うから……」

海未「私には、ことりのお気持ちだけで十分ですよ」ナデナデ

ことり「でも、心配なの……」

海未「ことり……」

ことり「だ、だから!ことりがお守り……あげるね?」

海未「お守りですか?」

21: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:43:10.24 ID:RBNMyFNf0XMAS
ことり「う、動かないでね?」

海未「は、はあ……」

ことり「……うぅ///え、えぇ~いっ!」ガバッ




チュッ…




海未「!?」ビクッ

ことり「……う、海未ちゃんが安全に帰れますよう……に///」ギュッ

海未「……これは一本取られました」ギュッ

ことり「また……明日ね///」カアァ

22: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:43:44.79 ID:RBNMyFNf0XMAS
海未「はい、明日また来ます。ことりも暖かくして、風邪を引かないように」

ことり「う、うん……お休みなさい///」

海未「ええ、お休みなさい」ガチャ



バタンッ



ことり「……///」ボ-

ことり(し、しちゃったよお~!!!)


――――――

海未「……」サワサワ

海未(ことりから、キスしてくれたんですね……)





海未「……最高のお守り、ありがとうございます。ことり」フフッ

23: 名無しで叶える物語(かつお)@\(^o^)/ (中止W bd3b-1hmI) 2015/12/25(金) 16:44:11.01 ID:RBNMyFNf0XMAS
おわり

引用元: ことり「海未ちゃん、メリークリスマス♪」 海未「はい、メリークリスマスです」