1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/26(金) 22:42:15.19 ID:MUiQTBDz0
タミ「私もマチちゃんとヤヤちゃんで悩むなぁ」

ヤヤ「!?」

マチ「彼女にするならタミ。彼氏にするならヤヤちゃん」

ヤヤ「!?」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/26(金) 22:47:22.99 ID:MUiQTBDz0
ヤヤ「ちょ、待っ……はぁ!?///」

なる「どうしたのヤヤちゃん?」

ヤヤ「どうしたもこうしたも……何今の話題!?」

ハナ「よさこい部の誰かと付き合うなら誰がいいかという……」

ヤヤ「そう! それ! 何なのその発想!」

マチ「別に考えるだけなら特に問題ないと思うけど……誰も本気で付き合おうとは言ってないし」

ヤヤ「いや本気とかそういう問題じゃなくて……」

タミ「あ、私は別に本気付き合っても構わな」

ヤヤ「ストーップ! 一回ストーップ!!!!!!」

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/26(金) 22:53:21.74 ID:MUiQTBDz0
ヤヤ「あ、あのね……そもそも何で女の子相手でそういうこと考えちゃうのよ……」

ハナ「でもこの場に女の子しかいませんし」

ヤヤ「何故この場で考えるの……」

なる「うーん、私、そこらへんの男の人と比べてもヤヤちゃんの方がかっこいいと思うし……」

ヤヤ「すごく嬉しいけどなんだろうすごく複雑」

タミ「私はむしろ女の子相手の方が」

ヤヤ「だからタミさんストップ。それ以上いけない」

マチ「実を言うと私も」

ヤヤ「何なのこの世界」

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/26(金) 23:00:51.08 ID:MUiQTBDz0
タミ「で、ヤヤちゃん自身はどうなの?」

ヤヤ「えっ?」

ハナ「この中で誰かと付き合うとしたら誰を選びますか!?」

ヤヤ「えっ、ちょっ、ええっ!?」

ヤヤ(ど、どうしよう……そりゃ……選ぶとしたら……)

なる「……」ドキドキ

ヤヤ(なるだけど……)

ハナ「……」ワクワク

ヤヤ(こいつも……悪い奴じゃないし……一緒にいて楽しいし……)

タミ「……」ニコニコ

ヤヤ(この人も女子力というか女の子としての魅力というか……すごいよなぁ……)

マチ「……」キリッ

ヤヤ(……彼氏系で選ぶとしたら間違いなくここ一択……あとたまにギャップに萌える部分も……)



ヤヤ(いやいやいやいや)

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/26(金) 23:08:14.12 ID:MUiQTBDz0
ヤヤ「あの、ちょ……この話題やめない?」

ハナ「えー! 何でデスか!?」

なる「ヤヤちゃんだけ秘密なんてズルいよー!」

マチ「質問には答えるのが筋ってものよ」

ヤヤ「あー、いや、その……」

タミ「じゃあ逆にこうする?」



タミ「最初にヤヤちゃんを落とした人の勝ちってことで」

ヤヤ「勝ちって何!? 何の勝負!?」

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/26(金) 23:13:44.25 ID:MUiQTBDz0
ハナ「わかりました! ヤヤさん! 今日の放課後デートしましょう!」

ヤヤ「いきなりどストレートに来た!」

マチ「なら私、ちょっとこの辺りの振り付け不安だからこの後学校に残って教えて欲しいんだけど……二人きりで」

ヤヤ「うわぁ何ですかそのちょっと断り辛い頼み!!」

タミ「今日ヤヤちゃんち泊まっていい?」

ヤヤ「どストレート通り越して怖いライン踏んでる! そのまま超えちゃいけないゾーンまで侵入しかけてる!」

なる「え、えっと……」

なる「じゃ、じゃあ私は――!」

 ぎゅっ

なる「今日ずっとヤヤちゃんの手握って離さないから!!!」

ヤヤ「!?」ボンッ!

34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/26(金) 23:19:48.48 ID:MUiQTBDz0
ヤヤ「……」ぷしゅぅぅ

なる「ヤ、ヤヤちゃん? 大丈夫? 何かすごい音して何か爆発したみたいだけど……」

ヤヤ「……な」

なる「え?」


ヤヤ「なるの勝ちで!」


なる「!!」

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/26(金) 23:29:19.35 ID:MUiQTBDz0
なる「じゃあ今日はずっとヤヤちゃんと一緒だね!」

ヤヤ「えっ、あっ、えと……そ、そうね」

なる「今日うち泊まってく? それとも私がヤヤちゃんち泊まっていい?」

ヤヤ「へ? え? はぁ!?///」

なる「だって……そうしないと寝てるときも手繋いだままにならないし……」

ヤヤ「いやいやいや! 普通に帰り道の途中で離して終わりでいいでしょ!」

なる「それじゃ今日ずっとにならないよ!」

ヤヤ「思ってた以上にずっとの予定!?」

なる「……ヤ、ヤヤちゃん……ずっと手握ってるの、イヤ?」

ヤヤ「イヤとかじゃなくて!!///」



ハナ「あぅぅ……」しくしく

タミ「フラれちゃったねー、代わりに私とデートする?」

マチ「……タミ、女の子なら誰でもいいってことはないわよね?」

42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/26(金) 23:35:36.42 ID:MUiQTBDz0
なる「えへへー……」にぎにぎ

ヤヤ(あー……こりゃホントに離してくれそうにないなー……)

ハナ「……」

ハナ「てぇーい!」ぎゅっ

ヤヤ「!?」

なる「!?」

ハナ「勝負とは別に私もヤヤさんと手繋ぐことにします!! 空いてる方の手と!」

ヤヤ「ちょっ、えええええ!?」

なる「そ、そんなのずるいよハナちゃん!」

タミ「じゃあ私ヤヤちゃんのこと背中からぎゅってしていい?」ぎゅっ

ヤヤ「許可する前にもうしてますけど!?」

マチ「……ふともも」

ヤヤ「へっ?」

マチ「ちょっと膝枕させて」

ヤヤ「はぁ!?///」

44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/26(金) 23:38:35.75 ID:MUiQTBDz0
 ガチャ

サリー「みんなー、そろそろ下校時刻……」



なる「今日はヤヤちゃん私とずっと一緒にいるって勝負で決まったんだよ!?」

ハナ「今はみんなと一緒にいてもいいと思います!」

タミ「ヤヤちゃんあったかーい♪」

マチ「膝はひんやりしてて気持ちいい……」

ヤヤ「ちょっ、やっ、どうすればいいのこれ動けな――」

サリー「……」

ヤヤ「あっ」




サリー「……あとどこ空いてるの?」

ヤヤ「参加しなくていいです!!!!!」


 おわり

引用元: ハナ「よさこい部の誰かと付き合うならヤヤさんですかねー」なる「わかるー」ヤヤ「!?」