1: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ (ワッチョイW 63b1-Su1C) 2015/12/27(日) 22:33:19.42 ID:FZjfMb/Q0
※何番煎じかわかりませんが、海未ちゃんにタメ口で喋ってよ!って穂乃果が言う感じです。


穂乃果「海未ちゃんさあ、昔からずっーと敬語だよね」

海未「そうですね……」

穂乃果「なんでなの?」

海未「……自分でもよくわかりません。でも、私は敬語が楽なんです」

穂乃果「ふーん」

穂乃果「でも、海未ちゃん。一人でアイドルの練習みたいなのしてるときは敬語じゃないよね」

海未「!? み、見てたんですか!?」

穂乃果「えへ☆」

海未「えへではなく!」

4: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ (ワッチョイW 63b1-Su1C) 2015/12/27(日) 22:39:01.52 ID:FZjfMb/Q0
穂乃果「あの時みたいにさ、喋ってみたらいいんじゃない?」

海未「は、はあ……と言われましても」

穂乃果「大丈夫だよ、いまは私しかいないから、さあ恥ずかしがらずに」

海未「……ええっと」

穂乃果「……」ワクワク

海未「……」

海未「な、何を言えばいいですか?」

穂乃果「えーと、じゃあ……」

穂乃果「海未ちゃん、このパン、分けてもらおうと思ったら何て言う?」

海未「……少し、わけてくれませんか?」

穂乃果「『ごめんね穂乃果、そのパン少しちょーだい?』っとか」

海未「なんだか余計なものまで追加されてませんか!?」

6: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ (ワッチョイW 63b1-Su1C) 2015/12/27(日) 22:41:38.74 ID:FZjfMb/Q0
穂乃果「海未ちゃん、これは特訓でもあるんだよ」

海未「は、はい?」

穂乃果「海未ちゃんは優しいし、強いし、かっこいい、綺麗、可愛い」

海未「あ、ありがとうございます……」

穂乃果「でも海未ちゃん、誰に対しても敬語でしょ?」

海未「そ、それが何か問題ですか……?」

穂乃果「あるね!例えば……えっと」

海未「今えっとって言いました?」

8: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ (ワッチョイW 63b1-Su1C) 2015/12/27(日) 22:44:20.67 ID:FZjfMb/Q0
穂乃果「……そう、後輩に舐められちゃうよ!」

海未「……道場の子達には、そんな態度は取られていませんが……」

穂乃果「ノンノン、表ではそうかもしれないけど、裏では……」

海未「う、裏では……?」

穂乃果「…………」

海未「…………」

穂乃果「……さて、というわけだから」

海未「なにがというわけなんですか!?」

10: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ (ワッチョイW 63b1-Su1C) 2015/12/27(日) 22:49:06.39 ID:FZjfMb/Q0
穂乃果「はい、『ごめんね穂乃果、許して!』」

海未「え、さっきとだいぶ変わってません!?」

海未「しかもなぜ謝るのですか……」

穂乃果「りぴーとあふたーみー」

海未「もう、やればいいのでしょう、やれば……」

海未「……ご、ごめ、んね穂乃果……」

穂乃果「えっ」

海未「え?」

穂乃果「いや片言すぎでしょ!?」

12: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ (ワッチョイW 63b1-Su1C) 2015/12/27(日) 22:53:33.34 ID:FZjfMb/Q0
海未「タメ口というものは難しいですね……」

穂乃果「いやいやいや……」

穂乃果「……もう、仕方ないなぁ海未ちゃん」

穂乃果「これは穂乃果が手取り足取り教えてうひひひ」

海未(……うひひひ?)

穂乃果「げふんげふん!」

穂乃果「じゃあ私の家行こう!今から行こう、すぐ行こう!」

13: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ (ワッチョイW 63b1-Su1C) 2015/12/27(日) 22:56:09.81 ID:FZjfMb/Q0
穂乃果「……じゃあ、ここなら大丈夫でしょ?」

穂乃果「じゃ、『穂乃果ありがとう!大好きだよっ!』って」

海未「もう何から何まで違う気がするのですが……」

海未「というかなぜ全て穂乃果に対してなのです……?」

穂乃果「(ギクッ)き、気のせいだよ」

海未「そうですか……?」

15: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ (ワッチョイW 63b1-Su1C) 2015/12/27(日) 23:04:02.17 ID:FZjfMb/Q0
穂乃果「さっ、ほら早く!」キラキラオメメ

海未「……」

海未(穂乃果、変なテンションになってますね……1回、真面目に言ってみれば、気が済むでしょうか……?)


海未「……ほ、穂乃果ありがとう………………大好きだよ」



穂乃果「はっはぁぁーーん!」バタンッ

海未「穂乃果!?」

17: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ (ワッチョイW 63b1-Su1C) 2015/12/27(日) 23:07:28.84 ID:FZjfMb/Q0
穂乃果(予想以上)

穂乃果(期待以上!)

穂乃果(やっばい、可愛い……)

穂乃果「……海未ちゃん」

海未「な、なんでしょう」

穂乃果「『穂乃果ちゃん、大好きっ!ちゅーしよ!』って抱きしめながらさぁ」ハアハアハアハアハアハア

海未「ちゃん!?っていうか怖いですよ穂乃果……」

18: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ (ワッチョイW 63b1-Su1C) 2015/12/27(日) 23:11:29.49 ID:FZjfMb/Q0
穂乃果「あああああ言ってくれないなら海未ちゃんの中学生時代のこのポエム日記みんなに見せびらかしちゃうよおおおお!?」

海未「穂乃果ちゃん大好きっ!!ちゅーしよ!!!!」

穂乃果「うわぁぁあああ!!」バタンッ

海未「穂乃果!?」

穂乃果「えへへへいいよぉ、海未ちゃんちゅーしよっか……」

海未「え゛、いえ、結構です……」

19: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ 2015/12/27(日) 23:15:20.37 ID:FZjfMb/Q
穂乃果「海未ちゃんちゅーしよって言ったじゃん……」

海未「そ、それは穂乃果が……」

穂乃果「きかなーい♡」

海未「うぇえっ!?穂乃果!?」ドサッー

穂乃果「えへへ、もう逃げられないね……」※押し倒してる

穂乃果「ちゅーしよちゅー……!?」

穂乃果「いたたたたたた!?!?」

海未「……力で勝てると思ってるんですか?」

穂乃果「思ってません!?思ってないから離してー!?」

20: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ 2015/12/27(日) 23:20:17.53 ID:FZjfMb/Q
穂乃果「うう、ちゅー……」

海未「まだ言ってたんですか……」

穂乃果「……だってぇ……」

海未「キス……ちゅーはしませんが、タメ口なら、たまには言ってみてもいいで……いいよ」

穂乃果「!? ホント!?」

海未「ええ、穂乃果の言う通り、後輩には舐められてしまうというのは、あまり心地よくはないですから」

穂乃果(あ、そういう理由なんだ……)シュン

21: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ 2015/12/27(日) 23:27:41.59 ID:FZjfMb/Q
穂乃果(ま、いっか……)

穂乃果「……じゃ、海未ちゃん!今から少しの間さ、タメ口で喋ってよ!」

穂乃果「次の発言からね!!」

海未「……と、言っても……どうすればいいの?」

穂乃果「じゃあじゃあ!この間のライブ映像見てさぁ、反省点とか見つけていこうよ!!」

海未「……うん、そうしよっか」

穂乃果(こんな、なんて事はないのに)

穂乃果(鼻血でそう)

~~~

海未「ここはもう少し、穂乃果が私に寄りすぎず、ことりの方へ行けばいいんじゃないかな?」

穂乃果「うんうん」

海未「それに、曲とダンスの雰囲気が少し違うかな……歌詞のせいかな。ごめんね、次はもう少し気をつけるね」

穂乃果「うんうん」

海未「…………さっきから私ばっかり喋ってない?」

穂乃果「そんな事ないよ!」

23: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ 2015/12/27(日) 23:30:53.78 ID:FZjfMb/Q
穂乃果(……私の声入ったら、もったいないじゃん)カチリッ

海未「……穂乃果、聞いてるの?」

穂乃果「聞いてるよ!海未ちゃんの話しならなんでも!」

海未「……そ、そう。ならいいんだけど……」

穂乃果「ふふふ……」

穂乃果「海未ちゃんは可愛いなぁ……」

海未「へ、な、なに、急に……」

穂乃果「ううん、本当の事言っただけー」

26: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ 2015/12/27(日) 23:33:54.38 ID:FZjfMb/Q
穂乃果「可愛いよ、海未ちゃんは」

穂乃果「10000年に1人くらいの美少女だよ」

海未「そんなこと言ったってなにもでないよ……?」

穂乃果「いらないもーん。海未ちゃんがいればねー」

海未「も、もう……穂乃果……」

穂乃果(うへへ照れてる照れてる可愛い……)

29: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ 2015/12/27(日) 23:37:39.07 ID:FZjfMb/Q
穂乃果「ねえ海未ちゃん……」

海未「……なに?」

穂乃果「やっぱりちゅーしよーよ……」

海未「だ、だめだよ、私達、女の子同士なんだし……」

穂乃果「私はね……女の子とちゅーしたいんじゃないんだよ」

穂乃果「海未ちゃんとちゅーしたいんだよ……」

30: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ 2015/12/27(日) 23:40:17.80 ID:FZjfMb/Q
穂乃果「……」トンッ

海未「あ……」ポフッ

穂乃果「……力では、負けないんじゃ、なかったの……?」

穂乃果「いいんだよ、抵抗したって……」

穂乃果「私じゃ、海未ちゃんには適いっこないんだから…」

穂乃果「……いいの?」

32: 名無しで叶える物語(かぶらずし@\(^o^)/ 2015/12/27(日) 23:41:58.85 ID:ijAnLFHs
穂乃果「海未ちゃん可愛いなぁ大好きだよ!」

海未「も、もう…穂乃果ったr」

ばくりっ!むしゃむしゃ…もぐもぐ……ごっくん

俺「うっぷ……あぁ海未ちゃん美味しかったなぁwww」

穂乃果「え……い、いやぁあああ!海未ちゃぁあああん!!」

海未「うぅ……一体何が……臭くて息苦しい……ぁ…ぁがっ…!」

ぎゅぅううう… 俺の胃は海未ちゃんを締め付け、胃液が溢れ出し海未ちゃんの消化を始める。

穂乃果「海未ちゃんをかえせぇえええええ!!」

俺「うるせぇな海未ちゃんは俺の食べ物なんだよ死ねブース^^」

どごぉっ!どがっ!ばき!俺は穂乃果をボコボコにした

穂乃果「あが…ぁあ……いや…う…みちゃ……」

俺「あー食後の良い運動になったなー^^ 早く溶けて俺の栄養になれよ海未ちゃぁんぐふふふふふwww」

海未「ぁが……ァ…ァア………ほ…の………k…――――――」

どろり… じゅわぁっ… じゅううう……

34: 旭=1000(あら@\(^o^)/ 2015/12/27(日) 23:45:19.27 ID:FZjfMb/Q
穂乃果「ねえ、海未ちゃ…………?」

海未「……」プルプルプル

穂乃果(……これは)

穂乃果(目を閉じて唇をこっちに……?)


海未「……優しくしてください、よ……?」


穂乃果「ふぁふっううんんん!!」

36: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ 2015/12/27(日) 23:47:58.63 ID:FZjfMb/Q
穂乃果(緊張で……素に戻っちゃう海未ちゃん……それもいい!)

穂乃果(え、っていうか、いいの?本当にちゅーしていいの!?)

穂乃果「……」ドキドキドキドキドキ

海未「…」プルプルプル

穂乃果「……い、いくよ?」

海未「は、はい……」

41: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ 2015/12/27(日) 23:56:42.40 ID:FZjfMb/Q
穂乃果「……ん、んっ……」チュッ

海未「ぁ、ふぁぅ……」チュッ

穂乃果(海未ちゃんの唇甘い……やわらかい……)

海未「ん、んきゅ……」チュッ

穂乃果「……はぷっ」チュルリ

海未「んふぅ!?」

穂乃果(海未ちゃんの舌……涎……おいしい……)ジュルルッ

海未「ん、ん~!?」

海未(あたま、くらくら、して、変な気分に……)




雪穂「あわわわわ……」

43: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ 2015/12/28(月) 00:03:23.13 ID:UiTBqnwd
雪穂(ものすごい光景見ちゃった……)

雪穂「……み、見なかったことにしよう……」



海未「ん、んっ、はっ……」チュルリ

穂乃果「んっ、く、ん……」チュッ

穂乃果「ぷはっ……」ハアハア…

海未「ハア、ハア……」



穂乃果「海未ちゃん、だいしゅき……♡」エヘヘ

~~~

海未「恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいです…………」

穂乃果「ご、ごめんね~海未ちゃん……穂乃果も少し調子にのっちゃった……」

海未「う、うううう……わ、私はなぜ、あんな事を……っっ!」

穂乃果(……確かに、いつもの海未ちゃんなら、流されないよね)

海未(なんなんですな、あの時の穂乃果は!へ、変に格好良かったです……)

海未「うううう……」

海未「ファーストキスだったんですよ……?」

44: 名無しで叶える物語(あら@\(^o^)/ 2015/12/28(月) 00:09:50.06 ID:UiTBqnwd
穂乃果(もう一回押し倒したい……)

海未「もう……」

穂乃果「海未ちゃん」

海未「はい……?」

穂乃果「もっかいちゅーしよ?」

海未「ふぇ!?いやいやいや、無理です!いまシラフですから!!」

穂乃果「尚更いいー!!」

海未「ほ、穂乃果ー!?」


イヤー…………チュッ……アッ、ホノカ……♡

おわり

引用元: 穂乃果「……」海未「……な、なんですか、さっきから」