1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 18:50:12.74 ID:qd6mlmMm0
向日葵(この足音は櫻子ですわね いざ実行!)
ガチャッ
櫻子「向日葵ー! 遊んでやりにきたぞぉー」
向日葵「…そうなの、ありがとう 何をして遊ぶんですの?」
櫻子「えっ…」
向日葵「だから、何をして遊ぶ? またどこかに行ってみます?」
櫻子「えっえっ…」
向日葵「何か考えがあって来たんじゃないんですの…?」
櫻子「いや別に…ただ単に遊ぼうかなーって…」
向日葵「そう じゃあ今から考えましょう あがって?」
櫻子「う、うん…お邪魔します…」
向日葵「あなたがお邪魔しますなんて…雪でも降りそうですわね」
ガチャッ
櫻子「向日葵ー! 遊んでやりにきたぞぉー」
向日葵「…そうなの、ありがとう 何をして遊ぶんですの?」
櫻子「えっ…」
向日葵「だから、何をして遊ぶ? またどこかに行ってみます?」
櫻子「えっえっ…」
向日葵「何か考えがあって来たんじゃないんですの…?」
櫻子「いや別に…ただ単に遊ぼうかなーって…」
向日葵「そう じゃあ今から考えましょう あがって?」
櫻子「う、うん…お邪魔します…」
向日葵「あなたがお邪魔しますなんて…雪でも降りそうですわね」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 18:56:37.65 ID:qd6mlmMm0
櫻子「うーん…うーん…」
向日葵「はい、紅茶 何をりきんでいますの?」
櫻子「あ、ありがと… って考えてんの! 何かしたいことある?」
向日葵「そうですわね あなたがしたいことでいいですけど…」
櫻子「じゃあ これやろう!オセロ!」バンッ
向日葵「どこから出したのやら… いいですわ、やりましょうか」
櫻子「へへー あかりちゃんに負けてから、ねーちゃんに教わってちょっと修行したんだよ!」
向日葵「ではお手並み拝見といきましょうか… 先攻、どうぞ」
櫻子「わーい」
向日葵(微量ながら、確か後攻の方が有利だったはずですわ)
向日葵「はい、紅茶 何をりきんでいますの?」
櫻子「あ、ありがと… って考えてんの! 何かしたいことある?」
向日葵「そうですわね あなたがしたいことでいいですけど…」
櫻子「じゃあ これやろう!オセロ!」バンッ
向日葵「どこから出したのやら… いいですわ、やりましょうか」
櫻子「へへー あかりちゃんに負けてから、ねーちゃんに教わってちょっと修行したんだよ!」
向日葵「ではお手並み拝見といきましょうか… 先攻、どうぞ」
櫻子「わーい」
向日葵(微量ながら、確か後攻の方が有利だったはずですわ)
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 19:03:31.79 ID:qd6mlmMm0
向日葵「26:38ですわね あなたにしては頑張りましたけど、私の勝ちですわ」
向日葵(確かに結構打てるようになってますわね…)
櫻子「お、おかしいなぁ… 角を取れば勝てるのに!」
向日葵「ただ角を取ればいいわけじゃないの 相手の色との間に隙間なく埋めていかないと角を取っても負けるときはありますわ」
櫻子「そうなんだー なるほど…」
向日葵「あとはあなたはパターンが読みやすいから… 決めたものをすぐに打たないで、何パターンか考えておくといいですわ」
櫻子「へ、へえー…」ジロジロ
向日葵「…? なに?」
櫻子「なんで今日そんなに優しいの?」
向日葵「えっ」
櫻子「なんか様子おかしいよ も、もしかして熱あるの?」
向日葵「いえ別に ないから…」
櫻子「じゃあなんで…? 今日の向日葵、なんか変でこわい…」
向日葵「えっ…ちょ ちょっと?」
向日葵(確かに結構打てるようになってますわね…)
櫻子「お、おかしいなぁ… 角を取れば勝てるのに!」
向日葵「ただ角を取ればいいわけじゃないの 相手の色との間に隙間なく埋めていかないと角を取っても負けるときはありますわ」
櫻子「そうなんだー なるほど…」
向日葵「あとはあなたはパターンが読みやすいから… 決めたものをすぐに打たないで、何パターンか考えておくといいですわ」
櫻子「へ、へえー…」ジロジロ
向日葵「…? なに?」
櫻子「なんで今日そんなに優しいの?」
向日葵「えっ」
櫻子「なんか様子おかしいよ も、もしかして熱あるの?」
向日葵「いえ別に ないから…」
櫻子「じゃあなんで…? 今日の向日葵、なんか変でこわい…」
向日葵「えっ…ちょ ちょっと?」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 19:08:36.51 ID:qd6mlmMm0
櫻子「向日葵って、私が何か喋るごとに怒るもん!」
向日葵「別に怒ってるわけじゃ…」
櫻子「でもそれに慣れちゃったから いつも通りじゃないと変 向日葵じゃないみたいで怖い!」
向日葵(こ、効果絶大ですわ…)
向日葵「じゃあその怒っていた私を訂正しますわ… いつもすぐに怒ってごめんなさい 櫻子」
櫻子「ひ、ひま…ひま…わり…?」
向日葵「…?」
櫻子「本当に向日葵なの…? ねえ…」
向日葵「そうだと言っているでしょう…?」
櫻子「そっか… わかった! 向日葵は優しい向日葵に生まれ変わったんだ!」ケロッ
向日葵「えっ!」
向日葵「別に怒ってるわけじゃ…」
櫻子「でもそれに慣れちゃったから いつも通りじゃないと変 向日葵じゃないみたいで怖い!」
向日葵(こ、効果絶大ですわ…)
向日葵「じゃあその怒っていた私を訂正しますわ… いつもすぐに怒ってごめんなさい 櫻子」
櫻子「ひ、ひま…ひま…わり…?」
向日葵「…?」
櫻子「本当に向日葵なの…? ねえ…」
向日葵「そうだと言っているでしょう…?」
櫻子「そっか… わかった! 向日葵は優しい向日葵に生まれ変わったんだ!」ケロッ
向日葵「えっ!」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 19:13:20.34 ID:qd6mlmMm0
櫻子「なーんだ! じゃあ宿題教えて!」
向日葵「い、いいですわよ 早くノートを持って来なさい?」
櫻子「わぁ…やっぱり優しい向日葵だ! やったー! とってくるうぇい!」スタタタ
向日葵「ええ、いってらっしゃい」
向日葵(やりすぎた…?)
向日葵「それにしても 予想してなかった反応でこっちが逆に参りますわ」
向日葵「…どうせあの子のことだから 数学でしょうね」パサッ
櫻子「持ってきた! 数学なんだけどさぁ!」
向日葵「やっぱり…」
向日葵「い、いいですわよ 早くノートを持って来なさい?」
櫻子「わぁ…やっぱり優しい向日葵だ! やったー! とってくるうぇい!」スタタタ
向日葵「ええ、いってらっしゃい」
向日葵(やりすぎた…?)
向日葵「それにしても 予想してなかった反応でこっちが逆に参りますわ」
向日葵「…どうせあの子のことだから 数学でしょうね」パサッ
櫻子「持ってきた! 数学なんだけどさぁ!」
向日葵「やっぱり…」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 19:20:37.16 ID:qd6mlmMm0
向日葵「……こんなところですわね 休憩にしましょう プッキーとチップどっちがいい?」
櫻子「プッキー!」
向日葵「はいはい あ、教科書は机の棚に戻しておいて?」
櫻子「ういー」
櫻子「…乗ってみたけど… 何かあったのかな向日葵」
櫻子「多少変なことしても怒んないかな やってみようかな」
櫻子「いやいや、それよりどうしたら元に戻るか考えないと…」
櫻子「…そうだ!いいこと思いついた!」キュピーン
櫻子「ここは逆に私もいい子にしてよう 天才的だね!」ドヤッ
櫻子「プッキー!」
向日葵「はいはい あ、教科書は机の棚に戻しておいて?」
櫻子「ういー」
櫻子「…乗ってみたけど… 何かあったのかな向日葵」
櫻子「多少変なことしても怒んないかな やってみようかな」
櫻子「いやいや、それよりどうしたら元に戻るか考えないと…」
櫻子「…そうだ!いいこと思いついた!」キュピーン
櫻子「ここは逆に私もいい子にしてよう 天才的だね!」ドヤッ
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 19:27:07.11 ID:qd6mlmMm0
向日葵「はい、プッキー あとお茶」
櫻子「おお…皿に乗ってるプッキーって初めてみたよ ありがとう向日葵!」
向日葵「どういたしまして… …え? あ、ありがとう!?」
櫻子「うん 持ってきてくれたんだから普通じゃん? ありがと!」
向日葵「そ、そう… そうですわね」
櫻子「うん! プッキーは裏切らない! うまーい いつも買っておく向日葵さすが!」ポリポリ
向日葵「………」
櫻子「どしたの? 向日葵も食べよう ほら お食べよ、あーん」
向日葵「あわわわ…」
櫻子「…?」
向日葵「櫻子が壊れましたわ!」
櫻子「壊れてない! これは生まれ変わった優しい大室櫻子だよ!」
向日葵「はい…?」
櫻子「おお…皿に乗ってるプッキーって初めてみたよ ありがとう向日葵!」
向日葵「どういたしまして… …え? あ、ありがとう!?」
櫻子「うん 持ってきてくれたんだから普通じゃん? ありがと!」
向日葵「そ、そう… そうですわね」
櫻子「うん! プッキーは裏切らない! うまーい いつも買っておく向日葵さすが!」ポリポリ
向日葵「………」
櫻子「どしたの? 向日葵も食べよう ほら お食べよ、あーん」
向日葵「あわわわ…」
櫻子「…?」
向日葵「櫻子が壊れましたわ!」
櫻子「壊れてない! これは生まれ変わった優しい大室櫻子だよ!」
向日葵「はい…?」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 19:32:25.43 ID:qd6mlmMm0
櫻子「まあまあ気にしない! 向日葵も食べようよー」モグモグ
向日葵「で、でも また太ったら…」
櫻子「大丈夫だよー 向日葵 ないすばでぃ! じゃん むしろもう少し太った方が私は好きかな」
向日葵「えっ…」
櫻子「ところで自分は食べないのになんでプッキーあるの? 楓が食べるの?」
向日葵「…さ、櫻子が食べるから…」
櫻子「!」
向日葵「櫻子がうちに来たときにプッキーあると嬉しそうだから…」
櫻子「…///」
櫻子(ま、マジか!)
向日葵「で、でも また太ったら…」
櫻子「大丈夫だよー 向日葵 ないすばでぃ! じゃん むしろもう少し太った方が私は好きかな」
向日葵「えっ…」
櫻子「ところで自分は食べないのになんでプッキーあるの? 楓が食べるの?」
向日葵「…さ、櫻子が食べるから…」
櫻子「!」
向日葵「櫻子がうちに来たときにプッキーあると嬉しそうだから…」
櫻子「…///」
櫻子(ま、マジか!)
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 19:40:59.22 ID:qd6mlmMm0
向日葵「だから 櫻子が全部食べていいから…///」
櫻子「…わかった… あ、ありがと…///」
向日葵「ぅ… の…ノート見せて? 念のため見直してあげますわ」
櫻子「うん えっと… ここから、ここね」
向日葵「わかりましたわ」パラ
櫻子「……」ポリポリ
向日葵「……これ違う… これも…」カリカリ
櫻子(ケンカがない… 落ち着かないけど… なんか、こういうのもいいなぁ)
向日葵(こんな平和に遊ぶなんて 昔を思い出しますわね…)
櫻子「…あのさ」
向日葵「あの!」
櫻子「な、なに? 向日葵からいいよ」
向日葵「いえ 私は後でいいですから櫻子から…」
櫻子「…わかった… あ、ありがと…///」
向日葵「ぅ… の…ノート見せて? 念のため見直してあげますわ」
櫻子「うん えっと… ここから、ここね」
向日葵「わかりましたわ」パラ
櫻子「……」ポリポリ
向日葵「……これ違う… これも…」カリカリ
櫻子(ケンカがない… 落ち着かないけど… なんか、こういうのもいいなぁ)
向日葵(こんな平和に遊ぶなんて 昔を思い出しますわね…)
櫻子「…あのさ」
向日葵「あの!」
櫻子「な、なに? 向日葵からいいよ」
向日葵「いえ 私は後でいいですから櫻子から…」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 19:47:41.17 ID:qd6mlmMm0
櫻子「無理してない? …優しい向日葵」
向日葵「あ、あなたこそ無理してるように見えますわ …優しい櫻子」
櫻子「…なんかやっぱ変だよ やめない?」
向日葵「やめたら、またケンカしてしまいますわよ」
櫻子「ん? ってことはじゃあさ 向日葵って、私とケンカしたくないってこと…?」
向日葵「なっ… べ、別に ケンカならケンカでそれもあなたと関われるし」ゴニョゴニョ
櫻子「わ、私と関わりたいの?」
向日葵「…ぼ、墓穴でしたわ…///」カァッ
櫻子「…そうなのか… そっか… いや、ごめん…ならこのままでいっか…」
向日葵「櫻子…?」
櫻子「私はケンカしたくないからさ… そう思ってるのにいつもしちゃうんだけど」ニコッ
向日葵(か、可愛い……)
向日葵「あ、あなたこそ無理してるように見えますわ …優しい櫻子」
櫻子「…なんかやっぱ変だよ やめない?」
向日葵「やめたら、またケンカしてしまいますわよ」
櫻子「ん? ってことはじゃあさ 向日葵って、私とケンカしたくないってこと…?」
向日葵「なっ… べ、別に ケンカならケンカでそれもあなたと関われるし」ゴニョゴニョ
櫻子「わ、私と関わりたいの?」
向日葵「…ぼ、墓穴でしたわ…///」カァッ
櫻子「…そうなのか… そっか… いや、ごめん…ならこのままでいっか…」
向日葵「櫻子…?」
櫻子「私はケンカしたくないからさ… そう思ってるのにいつもしちゃうんだけど」ニコッ
向日葵(か、可愛い……)
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 20:16:39.31 ID:qd6mlmMm0
向日葵「じゃ、じゃあこのままで… …どうします? そろそろ夕飯の用意をしたいんだけど…」
櫻子「うーん 夕飯まで食べてくわけにはいかないかぁ 帰るよー」
向日葵「いいですけど 食べていっても」
櫻子「え… マジ?」
向日葵「安いからってお肉、ちょっと多いパック買っちゃったから」
櫻子「じゃあ食べてく! 向日葵ってなんだかんだで気にしないでお肉たべるよね」
向日葵「…どういう意味で言ってるのかしら…」
櫻子「うん? 私の前だと変に気を使ってなくて嬉しい的な」
向日葵「…そ、そう…///」
櫻子「なんかいいね ケンカしないのって ちょっと昔を思い出すよ」
向日葵「それはさっき私も思っていましたわ …いつからかしら、顔を合わせるたびにケンカするようになったの…」
櫻子「…まぁいいじゃん… ご飯の用意は?」
向日葵「そうでしたわ 櫻子も下に来て楓と遊んであげて」
櫻子「まかせろー」
櫻子「うーん 夕飯まで食べてくわけにはいかないかぁ 帰るよー」
向日葵「いいですけど 食べていっても」
櫻子「え… マジ?」
向日葵「安いからってお肉、ちょっと多いパック買っちゃったから」
櫻子「じゃあ食べてく! 向日葵ってなんだかんだで気にしないでお肉たべるよね」
向日葵「…どういう意味で言ってるのかしら…」
櫻子「うん? 私の前だと変に気を使ってなくて嬉しい的な」
向日葵「…そ、そう…///」
櫻子「なんかいいね ケンカしないのって ちょっと昔を思い出すよ」
向日葵「それはさっき私も思っていましたわ …いつからかしら、顔を合わせるたびにケンカするようになったの…」
櫻子「…まぁいいじゃん… ご飯の用意は?」
向日葵「そうでしたわ 櫻子も下に来て楓と遊んであげて」
櫻子「まかせろー」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 20:28:54.64 ID:qd6mlmMm0
櫻子「ほーれ!櫻子様からリモコンをうばってみろー!」
楓「お料理の話するニュース、終わっちゃうの」
向日葵「櫻子、意地悪じゃなくって普通に遊んであげて…」ジュー
櫻子「あ…ごめん ほいパス」
楓「ありがとう 櫻子お姉ちゃんも見よう?」
櫻子「んー しょうがないなぁ…」
向日葵「お父さんみたいですわね」
櫻子「うー せめてお母さんにしてほしいかも…」
向日葵「お母さんなら料理作らないといけませんわね?」
櫻子「お父さんでいいや …そうなると向日葵がお母さんか!」
向日葵「んなっ! そ、それでもいいけど…」
櫻子「ん? はっ忘れてた! 何か手伝うことある?」
向日葵「じゃあテーブル拭いて ご飯をお茶碗に盛っておいて」
楓「お姉ちゃん、楽しそう」
向日葵「…そ、そう? でも楽しいのかもしれませんわね」ニコッ
楓「お料理の話するニュース、終わっちゃうの」
向日葵「櫻子、意地悪じゃなくって普通に遊んであげて…」ジュー
櫻子「あ…ごめん ほいパス」
楓「ありがとう 櫻子お姉ちゃんも見よう?」
櫻子「んー しょうがないなぁ…」
向日葵「お父さんみたいですわね」
櫻子「うー せめてお母さんにしてほしいかも…」
向日葵「お母さんなら料理作らないといけませんわね?」
櫻子「お父さんでいいや …そうなると向日葵がお母さんか!」
向日葵「んなっ! そ、それでもいいけど…」
櫻子「ん? はっ忘れてた! 何か手伝うことある?」
向日葵「じゃあテーブル拭いて ご飯をお茶碗に盛っておいて」
楓「お姉ちゃん、楽しそう」
向日葵「…そ、そう? でも楽しいのかもしれませんわね」ニコッ
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 20:39:28.79 ID:qd6mlmMm0
向日葵「はい、食べましょう」
櫻子「おぉ!ハンバーグは手造りに限るね デミグラスかけて… いただきまーす」
向日葵「楓、おろし醤油?」
楓「うん、わふーハンバーグ!」
櫻子「あーっ… 私もそうすれば良かった…」
向日葵「私のを半分あげるから 2つの味を楽しめばいいですわ」
櫻子「やった! じゃあ私のも半分あげるー」
向日葵「ええ ありがとう」
楓「…?」
櫻子「どしたの?」
楓「今日、お姉ちゃんたち仲良しだから 嬉しいの」
向日葵「ふふ 楓は、私と櫻子は仲良しの方がいい?」
楓「うん!」
櫻子「…じゃあ楓のためにもこれ、つづけよっか えへへ」
向日葵「ええそうですわね …いつか、自然にこうなるといいんですけどね…」ボソッ
櫻子「おぉ!ハンバーグは手造りに限るね デミグラスかけて… いただきまーす」
向日葵「楓、おろし醤油?」
楓「うん、わふーハンバーグ!」
櫻子「あーっ… 私もそうすれば良かった…」
向日葵「私のを半分あげるから 2つの味を楽しめばいいですわ」
櫻子「やった! じゃあ私のも半分あげるー」
向日葵「ええ ありがとう」
楓「…?」
櫻子「どしたの?」
楓「今日、お姉ちゃんたち仲良しだから 嬉しいの」
向日葵「ふふ 楓は、私と櫻子は仲良しの方がいい?」
楓「うん!」
櫻子「…じゃあ楓のためにもこれ、つづけよっか えへへ」
向日葵「ええそうですわね …いつか、自然にこうなるといいんですけどね…」ボソッ
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 20:49:36.31 ID:qd6mlmMm0
-次の日・朝-
櫻子「おはよー!」
向日葵「おはようございます 赤座さん 吉川さん」
ちなつ「おはよう櫻子ちゃん、向日葵ちゃん …あれ? なんか向日葵ちゃん、爽やかじゃない?」
あかり「ええー いつも爽やかだよぉ?」
ちなつ「そうなんだけど… ん、まぁいっか!」
櫻子「そだ向日葵、シャーペン返すの忘れてた ありがと」
向日葵「あら…別に使っててもいいんですのよ 数本持ってきているから」
櫻子「いいっていいって さすがに付き合い長くても借りっぱなしってのはね?」
あかり「ふ、2人の様子が…」
ちなつ「おかしいよね… 仲良すぎる…」
櫻子「おはよー!」
向日葵「おはようございます 赤座さん 吉川さん」
ちなつ「おはよう櫻子ちゃん、向日葵ちゃん …あれ? なんか向日葵ちゃん、爽やかじゃない?」
あかり「ええー いつも爽やかだよぉ?」
ちなつ「そうなんだけど… ん、まぁいっか!」
櫻子「そだ向日葵、シャーペン返すの忘れてた ありがと」
向日葵「あら…別に使っててもいいんですのよ 数本持ってきているから」
櫻子「いいっていいって さすがに付き合い長くても借りっぱなしってのはね?」
あかり「ふ、2人の様子が…」
ちなつ「おかしいよね… 仲良すぎる…」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 20:54:51.31 ID:qd6mlmMm0
-給食-
櫻子「いえーい! なんか分からないスープ!なんか分からないスープ!」
向日葵「なんか分からないスープではなくて、ミネストローネですわ あっ!ぴ、ピーマン…」
櫻子「え…あ、ホントだ あっ!ニンジンも入ってる!」
向日葵「…仕方ありませんわね あーん」モグモグ
櫻子「んじゃこっちも! あーん」モグモグ
あかり「あ、あかり 何が起きてるのか分からないよ…」
櫻子「よし、おっけ 改めて食べよう!」
向日葵「ええ…いただきます」
櫻子「うまーい!」
向日葵「さっそく頬についてますわよ… ほら」ヒョイパク
櫻子「お、おお ありがと」
ちなつ「何があったの…?」
向日葵(…? 気のせいかお二人が引いているような…)
櫻子(向日葵、今のはやりすぎな気がするよ…)
櫻子「いえーい! なんか分からないスープ!なんか分からないスープ!」
向日葵「なんか分からないスープではなくて、ミネストローネですわ あっ!ぴ、ピーマン…」
櫻子「え…あ、ホントだ あっ!ニンジンも入ってる!」
向日葵「…仕方ありませんわね あーん」モグモグ
櫻子「んじゃこっちも! あーん」モグモグ
あかり「あ、あかり 何が起きてるのか分からないよ…」
櫻子「よし、おっけ 改めて食べよう!」
向日葵「ええ…いただきます」
櫻子「うまーい!」
向日葵「さっそく頬についてますわよ… ほら」ヒョイパク
櫻子「お、おお ありがと」
ちなつ「何があったの…?」
向日葵(…? 気のせいかお二人が引いているような…)
櫻子(向日葵、今のはやりすぎな気がするよ…)
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 21:06:03.93 ID:qd6mlmMm0
あかり「あ、あのね2人とも! 何かあったなら私とかちなつちゃんとか…聞くから!」
向日葵「はい…?」
ちなつ「そうだよ! なにがあったの…?」
櫻子「え、な、なにが? どしたの?」
あかり「2人とも、いつもと全然感じが違うよ…」
向日葵「あ、そういうことですの… ただケンカをするのをやめようって話になっただけですわ?」
櫻子「そうそう あとお互いにツンツンしたり突っかかったりするのやめよう的な流れ?」
ちなつ「…そうなんだ… わかったけど、それにしたってヒョイパクはやりすぎじゃない…?」
あかり「ヒョイパク…」
向日葵「え、ええ 確かにそれはやりすぎだったかもしれませんわ!」
向日葵(ヒョイパクってなんですの…?)
櫻子「ヒョイパクってなに?」
ちなつ「相手の頬についちゃった食べ物のかけらを取って食べること!」
あかり「ちなつちゃん詳しい!」
向日葵「はい…?」
ちなつ「そうだよ! なにがあったの…?」
櫻子「え、な、なにが? どしたの?」
あかり「2人とも、いつもと全然感じが違うよ…」
向日葵「あ、そういうことですの… ただケンカをするのをやめようって話になっただけですわ?」
櫻子「そうそう あとお互いにツンツンしたり突っかかったりするのやめよう的な流れ?」
ちなつ「…そうなんだ… わかったけど、それにしたってヒョイパクはやりすぎじゃない…?」
あかり「ヒョイパク…」
向日葵「え、ええ 確かにそれはやりすぎだったかもしれませんわ!」
向日葵(ヒョイパクってなんですの…?)
櫻子「ヒョイパクってなに?」
ちなつ「相手の頬についちゃった食べ物のかけらを取って食べること!」
あかり「ちなつちゃん詳しい!」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 21:15:23.04 ID:qd6mlmMm0
向日葵「ヒョイパクですか、なるほど… 確かにやりましたわね すみません、いきなり」
あかり「ううん 謝ることじゃないと思うけど… ちょっと驚いちゃった えへひっ」
櫻子「でもケンカしないってなると たぶんこんな感じだよね」
向日葵「そうですわね… 特にケンカしないってこと以外は考えていませんから 至って自然にやっていましたわ」
ちなつ「へえ 自然なんだ すごいかも…」
あかり「あっ 次体育だから早く食べないと遅れちゃうよ!」
櫻子「えっへん この間のことを反省してもう食べ終わったし!」
向日葵「私もですわ 少しずつ着替えましょう…」
あかり「ううん 謝ることじゃないと思うけど… ちょっと驚いちゃった えへひっ」
櫻子「でもケンカしないってなると たぶんこんな感じだよね」
向日葵「そうですわね… 特にケンカしないってこと以外は考えていませんから 至って自然にやっていましたわ」
ちなつ「へえ 自然なんだ すごいかも…」
あかり「あっ 次体育だから早く食べないと遅れちゃうよ!」
櫻子「えっへん この間のことを反省してもう食べ終わったし!」
向日葵「私もですわ 少しずつ着替えましょう…」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 21:21:08.76 ID:qd6mlmMm0
-放課後 生徒会-
櫻子「おつかれさまでーす!なにか手伝うことありますか?」
綾乃「あら2人とも ありがとう、ちょっと面倒だけどいいかしら…?」
向日葵「ええ大丈夫ですわ なんでしょうか…?」
千歳「実はプリントコピーしたんやけど、間違えてるとこがあってなぁ…」
綾乃「その間違えてるところを1枚1枚修正してほしいのよ 捨てるのもったいないじゃない?」
櫻子「うわぁ… 何枚くらいあるんですか?」
千歳「全校生徒やから… 500枚くらいやったかなぁ?」
向日葵「さすがに多すぎませんか…?」
綾乃「1人125枚くらいの計算よ わりとやってみるとすぐ終わるわ よろしくね」
櫻子「了解です!」
向日葵「100枚って聞くとすぐにいけそうな気がしてきますわ」
櫻子「おつかれさまでーす!なにか手伝うことありますか?」
綾乃「あら2人とも ありがとう、ちょっと面倒だけどいいかしら…?」
向日葵「ええ大丈夫ですわ なんでしょうか…?」
千歳「実はプリントコピーしたんやけど、間違えてるとこがあってなぁ…」
綾乃「その間違えてるところを1枚1枚修正してほしいのよ 捨てるのもったいないじゃない?」
櫻子「うわぁ… 何枚くらいあるんですか?」
千歳「全校生徒やから… 500枚くらいやったかなぁ?」
向日葵「さすがに多すぎませんか…?」
綾乃「1人125枚くらいの計算よ わりとやってみるとすぐ終わるわ よろしくね」
櫻子「了解です!」
向日葵「100枚って聞くとすぐにいけそうな気がしてきますわ」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 21:28:02.41 ID:qd6mlmMm0
櫻子「向日葵ー 右手疲れてきた いたーい」
向日葵「早すぎますわ… 右手かして?」
櫻子「?」
向日葵「これで少しは楽?」モミモミ
櫻子「おお ちょっといい感じだよ!」
千歳「ど、どしたん2人とも 今日は仲ええなぁ…?」
綾乃「ほらほら、3人とも手が止まってるわよー」
向日葵「すみません… ほら櫻子、やれる?」
櫻子「復活したぁ! ありがとう向日葵!」カリカリ
向日葵「ふぅ… あと半分とちょっとですわ」カリカリ
千歳「綾乃ちゃん綾乃ちゃん」
綾乃「なに?」
千歳「2人、仲良すぎとちゃう…?」
綾乃「え… あぁそういえばそうね」
千歳「全く気にしないで自然体な綾乃ちゃんかっこええなぁ」
向日葵「早すぎますわ… 右手かして?」
櫻子「?」
向日葵「これで少しは楽?」モミモミ
櫻子「おお ちょっといい感じだよ!」
千歳「ど、どしたん2人とも 今日は仲ええなぁ…?」
綾乃「ほらほら、3人とも手が止まってるわよー」
向日葵「すみません… ほら櫻子、やれる?」
櫻子「復活したぁ! ありがとう向日葵!」カリカリ
向日葵「ふぅ… あと半分とちょっとですわ」カリカリ
千歳「綾乃ちゃん綾乃ちゃん」
綾乃「なに?」
千歳「2人、仲良すぎとちゃう…?」
綾乃「え… あぁそういえばそうね」
千歳「全く気にしないで自然体な綾乃ちゃんかっこええなぁ」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 21:38:39.97 ID:qd6mlmMm0
向日葵「ふう 終わりましたわ」
綾乃「ありがとう このくらい気づかないって思うかもしれないけど、一応ちゃんとしておきたいから…面倒な作業でごめんなさいね」
向日葵「いえ、そんなことはありませんわ …それより櫻子…」
櫻子「うぐぐ、なんでこんなに進まないんだぁ 書いてるのに」カリカリ
向日葵「貸して? 10枚だけやってあげますわ」
千歳「ええなぁ ほなうちも10枚だけ~」
綾乃「千歳、いいの あの子たちはあの子たちでやらせてあげましょう」ボソッ
千歳「…そやね! 大事なこと忘れてた… 綾乃ちゃん、ありがとうなぁ」
櫻子「減らない 今日夕飯当番なのにぃ」
向日葵「ほら、早く書くの 夕飯は手伝ってあげるから…」
櫻子「マジで! ゆっくりやろー さすが優しい向日葵!」
向日葵「……」
櫻子「あ、あはは 冗談だよー……」
綾乃「ありがとう このくらい気づかないって思うかもしれないけど、一応ちゃんとしておきたいから…面倒な作業でごめんなさいね」
向日葵「いえ、そんなことはありませんわ …それより櫻子…」
櫻子「うぐぐ、なんでこんなに進まないんだぁ 書いてるのに」カリカリ
向日葵「貸して? 10枚だけやってあげますわ」
千歳「ええなぁ ほなうちも10枚だけ~」
綾乃「千歳、いいの あの子たちはあの子たちでやらせてあげましょう」ボソッ
千歳「…そやね! 大事なこと忘れてた… 綾乃ちゃん、ありがとうなぁ」
櫻子「減らない 今日夕飯当番なのにぃ」
向日葵「ほら、早く書くの 夕飯は手伝ってあげるから…」
櫻子「マジで! ゆっくりやろー さすが優しい向日葵!」
向日葵「……」
櫻子「あ、あはは 冗談だよー……」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 21:47:12.79 ID:qd6mlmMm0
-帰りみち-
向日葵「…これは 腱鞘炎になりそうでしたわ」
櫻子「ごめん… 私の手伝ったからだよね」
向日葵「いいえ 好きでやったことだし… 気にしなくていいですわ」
櫻子「ご飯自分でやるから 手伝ってくれなくていいよ 悪いもん」
向日葵「そう…? じゃあどうしても出来そうにないときは呼んで?」
櫻子「うん、ありがと!」
向日葵「…それにしても ケンカしない、っていうことに慣れてきた気がしますわね」
櫻子「あ、そいえばそうかも! 結構簡単なのかもしれないね、ケンカしないのって」
向日葵「…まぁ考えてみるとほぼ私があなたに突っかかっていた気がしますし…」
櫻子「いやそんなことないじゃん… 私だってどうせ勝てないのに変に貼り合ったりしてさ」
向日葵「…でもその貼り合いは嬉しかったですわ」
櫻子「私だって突っかかってくれるの、毎回嬉しかったよ」
向日葵「…会うたびにケンカしてたけど お互いに本心からじゃないってことは分かっていたのかもしれませんわね」
櫻子「…そだね」
向日葵「…これは 腱鞘炎になりそうでしたわ」
櫻子「ごめん… 私の手伝ったからだよね」
向日葵「いいえ 好きでやったことだし… 気にしなくていいですわ」
櫻子「ご飯自分でやるから 手伝ってくれなくていいよ 悪いもん」
向日葵「そう…? じゃあどうしても出来そうにないときは呼んで?」
櫻子「うん、ありがと!」
向日葵「…それにしても ケンカしない、っていうことに慣れてきた気がしますわね」
櫻子「あ、そいえばそうかも! 結構簡単なのかもしれないね、ケンカしないのって」
向日葵「…まぁ考えてみるとほぼ私があなたに突っかかっていた気がしますし…」
櫻子「いやそんなことないじゃん… 私だってどうせ勝てないのに変に貼り合ったりしてさ」
向日葵「…でもその貼り合いは嬉しかったですわ」
櫻子「私だって突っかかってくれるの、毎回嬉しかったよ」
向日葵「…会うたびにケンカしてたけど お互いに本心からじゃないってことは分かっていたのかもしれませんわね」
櫻子「…そだね」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 21:54:32.23 ID:qd6mlmMm0
櫻子「ただいまー ごめんご飯、今やる!」
撫子「いいよ やっておいたから …遊んできたの?」
櫻子「今日は生徒会だよ」
撫子「そう… 冷める前に食べな」
櫻子「うん!」
花子「櫻子…なんか嬉しそうだし」
櫻子「え? そう?」
撫子「私にも花子にも分かるってことは… 相当嬉しいのか」
花子「気にならないけど気になるし」
櫻子「へへ、敢えて秘密にしよう!」
撫子「…なにそれ あんたの機嫌がいいときなんて、大体ひまと何かあったとかでしょ」
櫻子「バレたかぁー ねーちゃん知りたいの?」
撫子「別に 早く食べな」
櫻子「はい」
撫子「いいよ やっておいたから …遊んできたの?」
櫻子「今日は生徒会だよ」
撫子「そう… 冷める前に食べな」
櫻子「うん!」
花子「櫻子…なんか嬉しそうだし」
櫻子「え? そう?」
撫子「私にも花子にも分かるってことは… 相当嬉しいのか」
花子「気にならないけど気になるし」
櫻子「へへ、敢えて秘密にしよう!」
撫子「…なにそれ あんたの機嫌がいいときなんて、大体ひまと何かあったとかでしょ」
櫻子「バレたかぁー ねーちゃん知りたいの?」
撫子「別に 早く食べな」
櫻子「はい」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 21:59:35.80 ID:qd6mlmMm0
-夜-
櫻子「やほい 遊びに来たよー」
向日葵「さ、櫻子… こんな時間にですの…?」
櫻子「うん 暇だったからね」
向日葵「まったく この時間に暇だから遊びに来るなんて、私にしか通用しませんわよ…」
櫻子「だから来たんだけどね」
向日葵「…そうでしょうね…」
櫻子「ねね、やっぱりやめよう この変な感じ」
向日葵「…? ケンカしないってこと?」
櫻子「うん やっぱり変だ 周りのこととか気にしなくても、私がやっぱり変な感じなんだよ」
向日葵「…ええ まぁ それは私も思ってるけど…」
櫻子「やほい 遊びに来たよー」
向日葵「さ、櫻子… こんな時間にですの…?」
櫻子「うん 暇だったからね」
向日葵「まったく この時間に暇だから遊びに来るなんて、私にしか通用しませんわよ…」
櫻子「だから来たんだけどね」
向日葵「…そうでしょうね…」
櫻子「ねね、やっぱりやめよう この変な感じ」
向日葵「…? ケンカしないってこと?」
櫻子「うん やっぱり変だ 周りのこととか気にしなくても、私がやっぱり変な感じなんだよ」
向日葵「…ええ まぁ それは私も思ってるけど…」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 22:04:49.58 ID:qd6mlmMm0
櫻子「だから今日でやめやめ!普通にケンカしよう」
向日葵「ケンカしようって言われると逆にしにくいというか…」
櫻子「ぼいーん!」バシン
向日葵「いたっ! ちょっと櫻子!」
櫻子「その感じ! やっぱりそういう感じのがいい気がする…」
向日葵「…あ… え、ええ 自分でも自然な気がしますわ…」
櫻子「ということでまた明日から元に戻そう!」
向日葵「わかりましたわ… そうしましょう」
櫻子「ん、そんだけ じゃね…」
向日葵「待って あなた明日からって言った?」
櫻子「え、うん 言った」
向日葵「じゃあ今日は…? 今はまだ、元に戻らなくていいんですの?」
櫻子「う、うん… まぁいいんじゃない…?」
向日葵「ケンカしようって言われると逆にしにくいというか…」
櫻子「ぼいーん!」バシン
向日葵「いたっ! ちょっと櫻子!」
櫻子「その感じ! やっぱりそういう感じのがいい気がする…」
向日葵「…あ… え、ええ 自分でも自然な気がしますわ…」
櫻子「ということでまた明日から元に戻そう!」
向日葵「わかりましたわ… そうしましょう」
櫻子「ん、そんだけ じゃね…」
向日葵「待って あなた明日からって言った?」
櫻子「え、うん 言った」
向日葵「じゃあ今日は…? 今はまだ、元に戻らなくていいんですの?」
櫻子「う、うん… まぁいいんじゃない…?」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 22:10:35.65 ID:qd6mlmMm0
向日葵「…じゃあ、今はこういうのもありですの?」ギュッ
櫻子「わっ… え、な、なに…?///」
向日葵「明日から戻るんでしょう? なら今だけ 今だけですわ…」
櫻子「うん……」
向日葵「明日からこういうことも、きっとできなくなっちゃうから」
櫻子「いいよ…」ギュッ
向日葵「…ありがとう 暖かい 懐かしいですわ…」ギュッ
櫻子「いつでも、いいよ ケンカしてたって このくらいできるよ」
向日葵「え…?」
櫻子「ハグくらい、いつでもいいよ 私も嬉しいから」
向日葵「ええ… ありがとう…」
櫻子「そ、そろそろ離れない…?」
向日葵「まだ離れない」
そしていつもの日常へ
おわり
櫻子「わっ… え、な、なに…?///」
向日葵「明日から戻るんでしょう? なら今だけ 今だけですわ…」
櫻子「うん……」
向日葵「明日からこういうことも、きっとできなくなっちゃうから」
櫻子「いいよ…」ギュッ
向日葵「…ありがとう 暖かい 懐かしいですわ…」ギュッ
櫻子「いつでも、いいよ ケンカしてたって このくらいできるよ」
向日葵「え…?」
櫻子「ハグくらい、いつでもいいよ 私も嬉しいから」
向日葵「ええ… ありがとう…」
櫻子「そ、そろそろ離れない…?」
向日葵「まだ離れない」
そしていつもの日常へ
おわり
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