1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:32:13.443 ID:uWfoDj7d0
千秋「なんだ突然」

夏奈「どうやら私は藤岡のことが好きみたいだ」

千秋「ふむ…」
(とうとう藤岡の恋心が報われる時が来たか…)

夏奈「千秋?」

千秋「なんでもない。それでどうして突然そう思ったんだ?」

3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:34:09.419 ID:uWfoDj7dH
夏奈「この前学校で藤岡が私が落とした消しゴムを拾ってくれたんだ」

千秋「ふむふむ。それで?」

夏奈「その時ちょっと藤岡の手に触れた時にビビッときたんだ」

千秋「ありがちな展開だな…。いや待て!その時藤岡はどんな格好をしていた?」

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:36:16.026 ID:uWfoDj7d0
夏奈「へ?そりゃ冬だから、学校指定のセーターに決まっているだろう?」


千秋「やっぱりか…。夏奈、それはきっと静電気だ」


夏奈「せ、静電気…?」



千秋「危なかったな。そんな自然現象を恋だと思い込むとは……とんだバカヤローもいたものだ」

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:37:50.331 ID:uWfoDj7d0
夏奈「なんだ~そうか~…」ガクッ


千秋「……まったく、少しでも期待した私が馬鹿だった」ガックリ


夏奈「どうした千秋?」



千秋「なんでもない。それで、この話は解決だ」

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:39:10.518 ID:uWfoDj7d0
夏奈「しかしどうにも解せないんだよなぁ~」


千秋「何か他にも気になることがあるのか?」


夏奈「いや、この前休み時間に珍しく藤岡の奴が机で寝てて、その寝顔を見てたら…なんだか、こう…胸がドキドキして…」



千秋「……ふむ」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:40:29.662 ID:uWfoDj7d0
夏奈「それに最近藤岡の奴が家に遊びに来て、一緒にごはん食べてる時なんかにも、あぁ…なんか良いなぁ…って思ったりしてさ」


千秋「ほぅ…」


夏奈「なぁ、千秋。静電気から始まる恋ってのがあっても良いんじゃないか?」



千秋「そんなもの…ある筈ないだろう」

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:41:35.299 ID:uWfoDj7d0
ガチャッ

春香「ただいまぁ~」

千秋「あ、おかえりなさいませ!春香姉様!」


夏奈「あ!春香良いところに!」



春香「ん?どうしたの夏奈?」キョトン

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:43:37.794 ID:uWfoDj7d0
夏奈「いや~実はかくかくしかじかで…」

春香「へぇ~そんなことがあったのねぇ。でも、そっか…夏奈ももうそんな年頃なのね」クスクスクス


夏奈「そ、そんなことより!なぁ、春香…自分がそいつのこと好きかどうかなんて、どうやって判断すれば良いんだ?」



春香「ん~難しい質問ねぇ…」
(まさか好きな人が出来たことないなんて言えない…)

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:45:55.497 ID:uWfoDj7d0
夏奈「ん?春香…まさか…?」ジー


春香「ち、千秋はどう思うかしら?」


千秋「へ?私ですか…?」キョトン
(よくわからないけれど、春香姉様が困ってらっしゃる!ここは私が何とかしないと…!)



夏奈「おい!春香!こんなお子ちゃまに聞いたってしょうがないだろ!」

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:46:59.163 ID:uWfoDj7d0
千秋「このっ…誰がお子ちゃまだバカヤロー!」

夏奈「ほぉ…?じゃあ、お前は知ってるのか?恋とはなんたるかを!」


千秋「それは…それは…!」


夏奈「それは?」




千秋「もう一回手を繋いで見ればわかる!!」

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:48:12.698 ID:uWfoDj7d0
夏奈「藤岡ともう一回手を…?」


春香「さすが千秋!その手があったわ!」



千秋(ふぅ…良かった。春奈姉様のお役に立てて…)




夏奈「なるほど…。よしっ!明日もう一回藤岡と手を繋いでみるぞ!!」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:49:39.345 ID:uWfoDj7d0
翌日

学校

夏奈「おーい!藤岡ー!」

藤岡「あっ!おはよう南!どうしたんだい?」


夏奈「えっと…その…ちょっとお前に頼みがあるんだけど…」モジモジ
(なんだ…?全然藤岡の目が見れない…!)


藤岡「頼み…?」キョトン

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:51:26.731 ID:uWfoDj7d0
夏奈「あのな…藤岡…わ、私と…その…」モジモジ
(一体なんなんだ…!普通に話しも出来ないなんて…!)

藤岡「南…?」


夏奈「私と…て、て、手を」



キーンコーンカーンコーン



藤岡「……へ?」


夏奈「な、なんでもないっ!」タタタッ



藤岡「……なんだったんだ?」ポカーン

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:52:55.530 ID:uWfoDj7d0
放課後

夏奈(困った…。結局あれから藤岡と手を繋ぐどころか近づくことさえ出来ない…)シュン


藤岡「南…?」


夏奈「ふ、藤岡!?」



藤岡「ご、ごめん驚かせちゃって!今朝南がなんて言いたかったのか気になってさ…」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:54:47.782 ID:uWfoDj7d0
夏奈「いや、その…わ…」


藤岡「わ?」



夏奈「わ、私の側に寄るなぁー!!」タタタッ



藤岡「へ?ちょ、ちょっと待ってよ南!?」



夏奈「うるさい!追いかけて来るなー!!」タタタッ




藤岡「……南」シュン

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:56:31.608 ID:uWfoDj7d0
南家

夏奈「はぁ…はぁ…はぁ…」


千秋「夏奈!どうしたんだお前…走って帰って来たのか?」


夏奈「……どうしよう千秋…ぐすっ…藤岡と、普通に話せなくなってしまったよぉ…」グスングスン


千秋「……はぁ?…って、お前…泣いてるのか?とにかく、何があったか話してみろ!」



夏奈「うぅ…実は…かくかくしかじか…」グスングスン

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:57:44.415 ID:uWfoDj7d0
千秋「ふむふむ…なるほど。夏奈…お前はほんとにバカヤローだな」


夏奈「な、なにおぅっ!?」


千秋「何も正面から手を繋ごうとせず、偶然を装って手を繋げば良いじゃないか。消しゴムを拾って貰った時みたいにな」



夏奈「あ!なるほど!」

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/30(水) 23:59:06.991 ID:uWfoDj7d0
ガチャッ

春香「ただいまぁ~」

千秋「おかえりなさいませ!春香姉様!」


夏奈「春香!またしても良いところに!」


春香「あら夏奈、昨日のアイデアは上手くいった?」

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:01:03.566 ID:BFScZbY+0
夏奈「いや、駄目だった…。敵は強大で、手を繋ぐどころか話すことすらままならなかった…」


春香「あらあら…困ったわねぇ」


夏奈「そこで、今度は偶然を装って手を繋ごうと思う!」



千秋「ちょっ!それは私が出した案だろう!」

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:02:26.911 ID:BFScZbY+0
春香「それは名案ね!さすがだわ千秋」ナデナデ


千秋「ふぁっ…は、春香姉様ぁ~」ビ ビ 


夏奈「とにかくこれで、とうとうこの気持ちがなんなのかハッキリするわけだ!ふっふっふっ…今に見てろ藤岡ー!」



千秋「まったく…こんなバカヤローが地球上に存在するとはな…」ボソッ

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:03:47.592 ID:BFScZbY+0
翌日

学校

藤岡(……これは困った)ゴクリ


夏奈「~♪」ポイッ


藤岡(南の席の周りがゴミだらけだ…)


夏奈「~♪~♪」ポイッ…ポイッ


藤岡(……拾ってあげたいけど、昨日近づくなって言われたばかりだし…僕は一体どうしたら…)グヌヌ…




リコ(藤岡君のレア顔…!)キュン

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:05:35.956 ID:BFScZbY+0
ケイコ「ちょっと夏奈!こんなに散らかしたら駄目じゃない!」

夏奈「おっ!ケイコ!ちょうど良かった。いや~もう散らかす物がなくって困っててさ~!」ヒョイッ


ケイコ「あっ!メ、メガネ返してよ~」


夏奈「よっと!」ポイッ



ケイコ「ちょっと!ど、どこに投げたの!?もぉ~…メガネ…メガネ…」ウロウロ

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:07:02.645 ID:BFScZbY+0
藤岡(僕はどうしたら…!)グヌヌ…


夏奈(しかし困った…まさか藤岡の奴がここまで強情な奴とは…もうほんとに捨てる物がないぞ)


ケイコ「メガネ…メガネ…」ウロウロ


夏奈(かくなる上は…!)ガタッ


夏奈「ケイコ!ちょっとトイレ行って来るっ!」タタッ



ケイコ「えぇっ!?ま、待ってよ夏奈!メガネ探すの手伝ってよぉ~」

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:09:48.354 ID:BFScZbY+0
ケイコ「はぁ…全然見つからない。困ったなぁ…」


夏奈「待たせたなケイコ!」


ケイコ「もう、何してたのよ!早くメガネ探すの手伝って…」ウロウロ


夏奈「そんな物など捨て置けぇ!!」



ケイコ「えぇ…?そ、そんな…困るよぉ!」



夏奈(藤岡とて所詮1人の男…さっきトイレで脱いできたこのパンツが落ちていれば拾わずにはいられぬ筈!)ポイッ


ポトッ…



夏奈(さぁ!拾え藤岡!!)

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:11:33.165 ID:BFScZbY+0
藤岡(やっぱりここは南の為にも拾って片付けてあげなきゃ…!よし!)ガタッ


藤岡「み、南…もし良ければ拾おうか?こんなに散らかしちゃ、片付けるのも大変でしょ?……ん?……これは…?」ヒョイッ



夏奈「!?」
(藤岡が私の席の前にしゃがんで…ということは、履いてない私のスカートの奥が丸見えに…?)




藤岡「こ、これは…み、南の…パ、パンツ…?」ゴクリ

28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:12:59.020 ID:BFScZbY+0
ケイコ「あっ!やっと見つけた!私のメガネ!」


夏奈「こ、こっちを見るなぁー!藤岡ぁー!!」ガタッ


藤岡「で、でも、これ南のだよね…?」



ケイコ「な、何がどうなってるの…?」ポカーン



夏奈「ち、違うっ!そ、それは…ケイコのパンツだぁー!!」



ケイコ「!?」

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:14:58.609 ID:BFScZbY+0
南家

夏奈「はぁ…はぁ…はぁ…」

千秋「ただいまくらい言えバカヤロー。……ん?今日も走って帰って来たのか…?」


夏奈「ち、千秋ぃ~!」ガバッ


千秋「な、なんだ!?一体どうしたんだ!?」


夏奈「もう終わった…私の社会生命はもう終わったんだ…」グスングスン



千秋「ほんとに困った奴だこのバカヤローは…。とりあえず、話してみろ」

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:16:12.388 ID:BFScZbY+0
夏奈「…………と、いうわけなんだ」グスングスン


千秋「お前は…人類史上稀に見るバカヤローだな」


夏奈「私もそろそろ自分のバカさ加減に嫌気がさしてきたところだ…」グスングスン


千秋「とにかく、もう泣くな。お前みたいなバカヤローが泣いてると調子が狂うだろう」



夏奈「だって…だって…」グスングスン

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:17:36.916 ID:BFScZbY+0
ガチャッ

春香「ただいまぁ~」


夏奈「春香…?」グスン…


千秋「ほら、春香姉様ならきっと力になってくれる筈だ」


夏奈「春香ぁ~…実は…実は…」



春香「どうしたの夏奈?あなたにお客さんが来てるんだけど…?」

33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:19:12.480 ID:BFScZbY+0
藤岡「お、お邪魔します…」


夏奈「ふ、藤岡!?」ビクッ


春香「すぐごはん作っちゃうから、藤岡君は座ってて」

藤岡「あっ…いえ…お構いなく…」



千秋「良いから座れ藤岡。ほらっ!いつものように足を崩せ」
(春香姉様GJです!あとは私にお任せ下さい!)

34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:21:58.779 ID:BFScZbY+0
藤岡「ち、千秋ちゃん!今日は僕はその…南に謝りに来ただけで…」


千秋「こんな馬鹿の事など気にするな!それより、足を崩せと言ってるだろう!私が座れないではないか!」グイッ


藤岡「ちょっ…千秋ちゃん!?」


夏奈「ば、馬鹿馬鹿言うなっ!」



千秋「よい…しょっと。ふぅ~…やっぱり藤岡の膝の間は落ちつくなぁ~………痛ッ」バチッ

35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:24:10.153 ID:BFScZbY+0
藤岡「あっ!ごめん!僕がセーターなんか着てるから静電気が…」

千秋「いや…気にしなくていいぞ藤岡。聞いたところによると、静電気から始まる恋もあるようだしな…」ニヤッ

夏奈「……!」ピクッ


藤岡「へ?千秋ちゃん…何を言って…?」



夏奈「千秋!!そこを代われ!!」

36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:26:15.635 ID:BFScZbY+0
千秋「嫌だ。ここは私の特等席なのだ」

夏奈「ぐっ…良いからさっさと代われ!静電気なんかで恋が始まってたまるかっ!」


藤岡「み、南…?」


千秋「ふんっ…お前が言い出したことだろう。まったく…わかったよ。今日のところは代わってやる」



夏奈「……ありがとな千秋」ボソッ

千秋「……今度は上手くやれよバカヤロー」ボソッ

37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:28:07.135 ID:BFScZbY+0
夏奈「ふぅ~極楽極楽」ドサッ

藤岡「あの、南…今日はその…ごめん…」

夏奈「へ?…あっ!…あの…その…こ、こっちこそ…ごめん…」モジモジ


千秋(見ているこっちが恥ずかしくなる光景だな…ふんっ!不愉快だっ!)イライラ



春香「お待たせ~!ごはん出来たわよ~って、あらあら!まあまあ!」クスクスクス

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:29:59.325 ID:BFScZbY+0
藤岡「南?何か食べたいのある?」

夏奈「じゃ、それちょーだい!」

藤岡「はい。どうぞ」



千秋「………」ジー



春香「なぁに?千秋ったら寂しいの?」クスクスクス

39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:31:35.318 ID:BFScZbY+0
千秋「!?……そ、そんなことは!?」


春香「ふふっ…じゃあ、今日は私の膝の上に来なさいな」ヒョイッ


千秋「わわっ!は、春香姉様!?」


春香「私も夏奈が取られちゃったみたいで寂しかったから…」ヒソヒソ


千秋「わ、私は別に寂しくなんて…」



春香「ふふふっ…さぁ、千秋?何が食べたい??」クスクス

40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:33:37.876 ID:BFScZbY+0
夏奈「やっぱり…良いなぁ…この感じ」ボソッ

藤岡「……僕も好きだよ」


夏奈「へ?……す、好きって何が…?」


藤岡「え?家族の団欒は良いなぁって話じゃなかったのかい?」キョトン


夏奈「ま、紛らわしいこと言うな…この馬鹿!」プイッ



藤岡「??」ポカーン

41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:34:55.373 ID:BFScZbY+0
藤岡「さてと…それじゃあ、そろそろ帰るね南」

夏奈「へ?……あぁ。もうこんな時間か…」


春香「気を付けてね藤岡君」


藤岡「すいません。ご馳走になってしまって…」


千秋「気にするな藤岡。また来いよ」


藤岡「ありがとう千秋ちゃん」

42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:36:39.822 ID:BFScZbY+0
千秋「ほらっ夏奈!見送りくらいしろ!」ボソッ

夏奈「わ、わかってるよ!…行って来る!」タタッ



春香「はぁ~…若いって良いわねぇ…」シュン
(夏奈に先を越されるんなんて…どっかに良い人いないかなぁ…)


千秋「何を言ってるんですか!春香姉様も十分お若いですよ!」

43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:38:18.222 ID:BFScZbY+0
夏奈「藤岡!……今日はその、わざわざ来てくれて…ありがとう」

藤岡「僕の方こそ楽かったよ。……それじゃあ、また明日学校でね」


夏奈「ちょ、ちょっと待て!藤岡!」



藤岡「……南?」

44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:40:04.760 ID:BFScZbY+0
夏奈「えと…その…なんだ…と、とにかく握手だ!」

藤岡「へ?あ、握手…?」


夏奈「いいからホラッ!」スッ


藤岡「は、はぁ…」ギュッ



夏奈「……!」キュン

45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:41:40.338 ID:BFScZbY+0
夏奈「……そうか。これが…」

藤岡「み、南?」


夏奈「……なんでもない!…これからもよろしくな藤岡」ニコッ


藤岡「……!」キュン



夏奈「じゃあな!藤岡!また明日!」タタッ




藤岡「…やっぱり…南は可愛いなぁ…」ドキドキドキ

46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:43:09.729 ID:BFScZbY+0
ガチャッ

夏奈「たっだいまぁ~!」

千秋「……ちゃんと見送りできたか?」


夏奈「無論だ!そして、検証の結果…やはりこれは恋だと確信した!静電気などではなかったのだ!」


千秋「まったく…バカヤローの世話はもう懲り懲りだからな」


夏奈「……ありがとう千秋」



春香「良かったわね夏奈。……私も頑張らないと!」

47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/31(木) 00:45:48.282 ID:BFScZbY+0
翌日

学校

夏奈「よっ!藤岡!」


藤岡「み、南!?」ビクッ


夏奈「ん?どうした藤岡?」

藤岡「いや、別に…何も…」ドキドキドキ

夏奈「顔が赤いぞ?……熱でもあるのか…?」スッ




藤岡「ぼ、僕に触るなぁー!?」





FIN

引用元: 夏奈「どうやら私は藤岡のことが好きらしい」