2: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 00:42:21.76 ID:bvKNx7Ovo
クリスマス終わった某日、ナナスタ事務所

ハル「いやークリスマスは楽しかったねー」


ムスビ「…そうね、一人漫談さえなければもっと楽しめたんだけど……」


支配人「でも面白かったよ」


ムスビ「あ、ありがとうごさいます、でもああいうことを人前でやってしまったという事実はまだ私を苦しめてきます……」


ハル「あはは…」


マコト「777の皆さんのクリスマスパーティー、大変だったんですね……」


ユメノ「ううっ、私も生で見たかった、見たかったわ……」


ハル「あ、マコトちゃんにユメノさん!」


ムスビ「そういえばパーティーのときナナスタの全員が揃ってたわけじゃありませんでしたね」


支配人「うん、どうしてもってお願いされちゃった仕事が何件かあったからね」


ユメノ「あぁ!あられもない恥ずかしい姿を公衆の面前で晒すムスビちゃんを見逃すなんて!一生の不覚!!なぜそんな大事な日の仕事を受けてしまったの私の馬鹿!!」


ムスビ「あられもない姿までは晒してませんよ!なんてこと言うんですか!!」


マコト「ごめんなさいユメノさん…マコトとのお仕事、楽しくなかったですよね……」


ユメノ「んんのぉぉぉぉっっうっ!!!そんなことない!そのんなこと無いのよマコトちゃん!」


ユメノ「触れたら壊れちゃいそうなところもマコトちゃんの魅力的てわとってもペロペロしたい!したいけど笑ってるマコトちゃんはもっと素敵なのよ!私マコトちゃんとのクリスマスデート、最高に楽しめたからそんな顔しないで?ね?ね?」


マコト「…えへへ、ごめんなさいユメノさん、ちょっとからかっちゃいました。」


マコト「大丈夫ですよ、ユメノさんが私とのお仕事、とっても楽しんでいてくれたこと、マコトにもちゃんと伝わってきましたから」


ユメノ「はぅあっ!そ、それなんて以心伝心?これはもしかしてマコトちゃんからの愛の告白?!!このまま心も体も一つになっちゃう??!?!」


ムスビ「ぜんぜん告白じゃ無いですし、デートじゃなくて仕事ですよね…?」


支配人「ユメノは今日も絶好調だなぁ」

3: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 00:43:28.82 ID:bvKNx7Ovo
コニー「皆の衆!話は聞かせてもらったずぇい!!」


支配人「うわぁ!コニーさん居たんですか」


コニー「アイドルのいるところにコニーさん在り!忘れてもらっては困るよ?ん?支配人くぅん?」


支配人「そう言えばそんなこと言ってたような、言ってなかったような…?」


コニー「まぁ今そんなことはどうでもいいんだず!クリパ不参加だったメンツ+αでサンボンラジオ出張版年越しスペシャル☆やっちゃおうず!」


ハル「みんなで年越しですか?楽しそう!私も出たいなぁ」


ムスビ「サンボンラジオはいいですけど、年越しってなると未成年は参加出来ませんよ?」


コニー「チッチッチ、ムスビちゃん、このコニーさんに抜かりはないず!」


コニー「中高生チームと大人チームの二部構成にすればなんの問題もないんだぜぃ!」


ユメノ「あ、はい!はいはーい!私!私はマノンちゃん達がキャッキャウフフしてるところにダイブしてもみくちゃにされたいです!!」


支配人「ユメノ、今そんな話はしてないよ…」


ムスビ「と言うか支配人は大丈夫なんですか?もうあまり時間ありませんよね?」


支配人「うーん、スタジオはナナスタにあるからいいとして、台本とか企画に合わせた小道具の用意を2セットと考えたら…けっこうギリギリかなぁ」


支配人「でもみんながやりたいなら僕も頑張るよ」


ハル「それなら私もお手伝いしますよ、支配人さん!」


支配人「いや、やるならたぶんここにいるみんなには出演してもらうことになるから、台本作りまで手伝ってもらうわけにはいかないよ」


マコト「ぁ…」


ハル「わぁ!私も出ていいんですか?やったぁ!メラメラ~ってしてきましたよ!支配人さん!」


マコト(マコトもお兄ちゃんのお手伝い、したかったな……)


マコト「……」

4: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 00:44:57.53 ID:bvKNx7Ovo
深夜、ナナスタ支配人室

支配人「それじゃあ今日の業務も終わったし、早速台本作りに取りかからないと」

支配人「まずはみんなのスケジュールの確認かな、たしか7thから出てってる子もいたはずだからその確認をして……」

マコト「……」ジーッ

支配人「げっ、ニコラで何かしてもらおうと思ってたけど、スースは実家に帰ってたか…」


別の日の深夜の支配人室

支配人「ふぅ、今日も台本作り頑張るぞい!」

支配人「こないだ粗方の流れは出来たから、今日は企画の詰めと必要なものの洗い出しを……」ウトウト

マコト「………」ジーッ

支配人「やっぱりムスビは漫談が…でも新春でもやったもらう予定だっけ………zzz」

マコト「……お兄ちゃん、寝ちゃったの?マコト、お布団持ってきますね……このくらいは許してくれるよね……?」


またまた深夜の支配人室

支配人「なんてこった、出来た台本をコニーさんに見せたら半分くらい没を食らってしまった…コニーさんは僕がちょっと不安に思ってたところや練り込みの甘いかな?と思ってたところを的確に突いてくれるなぁ」

マコト「………」ジーッ

支配人「それを普段も仕事に生かしてくれたらいいのに……」

マコト「……」ウトウトフラフラ

5: よく見たら改行が何故か二つずつ入ってる… 2016/01/04(月) 00:47:45.40 ID:bvKNx7Ovo
数日後・深夜の支配人室

支配人「ん~…っ疲れた!ここ数日徹夜で進めた甲斐あって、やっと台本上がったよ。後はコニーさんに台本チェックしてもらって細かい準備をしていけば……」

マコト「…お疲れ様、お兄ちゃん。マコト、お兄ちゃんのために珈琲作ってきたよ?お兄ちゃんの疲れを癒すために甘さたっぷりマコト特製珈琲、お兄ちゃんに飲んでほしいな……」ニコッ

支配人「うぁあ!?マ、マコト?なんでこんな時間にナナスタにいるの?!」

マコト「……もしかしてマコト、ご迷惑でしたか?……そうですよね、ごめんなさい。マコトなんていても邪魔なだけですよね……」

支配人「わわっ、違うよマコト!珈琲はすごく嬉いよ!ありがとう!これで疲れも吹き飛ぶよ!!」ゴクゴク

支配人「ってあっつい!舌g」ダバー

支配人「うわぁっあちちっ!!」

マコト「…お、お兄ちゃんが珈琲まみれに……どう見ても大丈夫…じゃ、ないですよね、やっぱりマコトはいらない子でした……」

支配人「いらない子じゃないから氷持ってきて…?」ベチョホカ


支配人「…ふぅ、助かったよ、ありがとうマコト」

マコト「…うぅん、マコトがこなければお兄ちゃんは火傷しなかったのに……」

支配人「そんなことないよ、マコトの珈琲、嬉しかったよ。さっきも言ったけどお陰で僕もすっかり元気になれたし」

支配人「でもマコトはどうしてこんな時間にナナスタにいるの?」

マコト「……それは、マコトもお兄ちゃんのお手伝いしたかったけど、ハルさんが断られてたから……」

マコト「……せめてこっそり後ろかお兄ちゃんを見守ってようかなって……」

支配人「いやいや、頑張りすぎたよマコト……あ、でも何度かうたた寝してた僕に布団がを掛けてくれてたのはマコトだったんだね、ありがとう、嬉しかったよ」

マコト「……えへへ、お兄ちゃんが喜んでくれたならマコトも嬉しいです」

支配人「最初はちょっと怖かったけどね、誰か不審者でもいるんじゃいかと…」

マコト「…ごめんなさい、お兄ちゃん。でも知られてたらお兄ちゃんを困らせてたかもしれないから……」

支配人「僕が、っていうか、こんな時間までナナスタにいたら危ないよ。マコトは女の子なんだから帰り道とか、こんな遅い時間じゃ外を出歩かせるわけにはいかないし……」

マコト「…マコトなら大丈夫だよ、お兄ちゃん。お兄ちゃんと一緒なら、マコトは何もいらないから……」

支配人「僕と一緒なのもあんまりよくないんだけどね?マコトもアイドルなんだから…」クドクド

マコト「……うん」フラフラ

支配人「僕はともかく、他のみんなも活動が難しくなっちゃうし……」クドクド

マコト「………」コクンコクン

支配人「そりゃあマコトが僕のこと気にかけていろいろしてくれるのは嬉しいよ?でも…あれ、マコト?」

マコト「…んんぅ………」スヤァ

支配人「って寝ちゃったか。僕の知らないところでマコトも頑張ってくれてたみたいだからね」

支配人「でもこんなところで寝ちゃったら風邪引いちゃうよマコト、マコト」ユサユサ

マコト「……お兄ちゃぁん………マコト、お兄ちゃんのためならいくらでも夜更かし、出来るからね……?」スヤスヤ

支配人「うーん、仕方ない。マコトは支配人室に寝かせて僕はフロアの方で寝よう」

支配人「僕もそろそろ寝ないといけないし…」スタスタ

支配人「明日も頑張らないと……」

支配人「…zzz……」

6: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 00:49:24.40 ID:bvKNx7Ovo
ムスビ「支… 人!………配人!!お………てくだ……い!支配人!」

支配人「…んん?」

ムスビ「もう!起きてください!支配人!」

支配人「うわぁ!ム、ムスビ?!なんでムスビが?!」

ムスビ「朝の掃除に来たハルから連絡があったんです!支配人とマコトがその…一緒に……そう、二人が一緒に寝てるって!」

ムスビ「ナナスタでそんなこと、私の目が黒いうちは許しませんからね!!」

支配人「あ、あれ?僕はフロアの方で寝てるんだからそんな風に言われるようなことは……ってマコト?なんでここに?!」

マコト「んぅ……お兄ちゃん?おはようございます、お兄ちゃん……昨日はマコトに優しくしてくれてありがとうございました」

スミレ「ちょっと支配人!マコトに手を出したってどういうことなの!イミワカなんですけど!!」

支配人「ひぃっ!スミレまで!なんでこんなに早く!……」

モモカ「もうお昼前だよー?中学生に手を出すなんて支配人もやるもんだねー?」

支配人「モモカまでいるの?!え、えーと…ハル!そうだハルは?」

サワラ「ハルちゃんならショックで寝込んでるわよ~?どうせ小さい子に手を出すならカジカかシンジュにしてくれたらよかったのに~」

ロナ「支配人しゃぁん……私、信じてたのに………」グズッ

支配人「泣かないでロナ!って言うかみんなやけに集まりよくない!?」

プルルルル、プルルルル

支配人「あ、電話!電話来たからちょっと待って……はいこちらスリーセb」

スース「ちょっとダーリン!ホロコン見たわ!私と言うものがありながらどういうことなの!?説明して!!」

支配人「えぇっ、スース!?ってホロコン?」

スース「ハルからメッセージ貰ってるんだから誤魔化しても駄目よダーリン!今からナナスタに向かうわ!いくらダーリンでも本気の浮気は許さないんだからね!」

支配人「あっ、ホロコンのグループチャット機能!」

スース「今更何言ってるの!もう実家になんて帰ってる場合じゃないわ!そこで待ってないと許さないんだからー!」

支配人「ひぃっ」ガチャンッ!

7: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 00:50:50.60 ID:bvKNx7Ovo
支配人「勢お、思わずいに負けて電話切ってしまった…ま、まぁみんな、そういうことだから詳しい話はスースが来たあとで…」

ムスビ「逃げようとしても許しません!泣いてる子もいるんですよ!」

ロナ「うぅっ……支配人しゃん………」シクシク

支配人「ロ、ロナ、とりあえず思われてるようなことは無いから泣き止んで?」

ユメノ「支配人が私のマコトちゃんに手を出したときいて飛んできました!!」ガチャッ!

支配人「ユメノ!?!だから出してないってば!マコトからもなにか言ってあげて!」

マコト「……えへへ、マコト、お兄ちゃんと一夜を共にしちゃいました」

一同「!??!?!!???!?!」ザワザワッ

支配人「ま、まだ寝ぼけてる……」

ユメノ「ぎゃああああ!私の可愛いマコトちゃんが!支配人に   れた!こうなったらもう支配人を殺して私も死のう!!それしかない!!」

ロナ「ふぇぇ…支配人しゃんいままでお世話になりましたぁ……」グスグス

支配人「もうユメノは黙ってて!ロナも僕が殺される前提で話を進めないで!」

ムスビ・スミレ「支・配・人~?」ゴゴゴ…

支配人「いやー!起きてー!マコト起きてー!!」

8: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/04(月) 00:51:34.50 ID:bvKNx7Ovo
コニー「こうしてナナスタの騒がしい1日は今日も過ぎていったんだず……」

コニー「あ、ちなみに今回の正月エピソードに777メンバーが揃わなかったのとこの話とはなんの関係もないず☆」

支配人「誰に向かって話してるんですかコニーさん!そんなことしてないで助けてください!!」

コニー「おや支配人。みんなー!支配人はこっちに来てるぜーぃ!」

支配人「ちょっ、コニーさん!?」

コニー「これも支配人の試練だず☆」

スミレ「ちょっと支配人!」

ムスビ「逃げるってことは後ろめたいことがあるってことですか!」

支配人「もう勘弁してー!」ダダダッ


終わり

引用元: 【ナナシス】マコト「マコト、お兄ちゃんのためなら夜更かしだって出来るよ……?」