1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:04:49.36 ID:9phKg69m0
向日葵「ど、どうして! なにがあったんですの?」
櫻子「いやさ…階段から落ちちゃって ホントだよ」
向日葵「疑ってはいませんけど… まったく、櫻子は注意が足りないからそういうことになるんですわ! 普段から周りを」
櫻子「そだね、わかってる …よりによって効き手かぁ」
向日葵「…ごめんなさい 言いすぎました」
櫻子「いいよ それより学校いこ」
向日葵「…え、ええ……」
櫻子「いやさ…階段から落ちちゃって ホントだよ」
向日葵「疑ってはいませんけど… まったく、櫻子は注意が足りないからそういうことになるんですわ! 普段から周りを」
櫻子「そだね、わかってる …よりによって効き手かぁ」
向日葵「…ごめんなさい 言いすぎました」
櫻子「いいよ それより学校いこ」
向日葵「…え、ええ……」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:10:32.35 ID:9phKg69m0
-学校-
櫻子「おはよー」
あかり「おはよう櫻子ちゃ… って腕、どうしたのぉ!?」
櫻子「ちょっとね、骨折しちゃった」
ちなつ「骨折って…何したの?」
櫻子「寝ぼけて階段から落ちちゃってさぁ…」
向日葵「………」
あかり「右手… 色々、大変だね… なにかやってほしいことあったら言ってね?」
ちなつ「あかりちゃん きっと向日葵ちゃんがいるから大丈夫だよ」
向日葵「なっ…!」
櫻子「いやいや、意地悪でけちけちな向日葵が手伝ってくれるはずないし そのときは頼むね?」
向日葵「ふ、ふん 意地悪でけちけちな私は櫻子を手伝うつもりなどありませんわ!」
櫻子「え… ま、まじで…」
向日葵「えっ…」
櫻子「おはよー」
あかり「おはよう櫻子ちゃ… って腕、どうしたのぉ!?」
櫻子「ちょっとね、骨折しちゃった」
ちなつ「骨折って…何したの?」
櫻子「寝ぼけて階段から落ちちゃってさぁ…」
向日葵「………」
あかり「右手… 色々、大変だね… なにかやってほしいことあったら言ってね?」
ちなつ「あかりちゃん きっと向日葵ちゃんがいるから大丈夫だよ」
向日葵「なっ…!」
櫻子「いやいや、意地悪でけちけちな向日葵が手伝ってくれるはずないし そのときは頼むね?」
向日葵「ふ、ふん 意地悪でけちけちな私は櫻子を手伝うつもりなどありませんわ!」
櫻子「え… ま、まじで…」
向日葵「えっ…」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:14:16.53 ID:9phKg69m0
櫻子「向日葵、ホントに何もしてくれないみたいだから あかりちゃん…お願いしていい?」
あかり「うん、いいよっ」
櫻子「あのさ…ノート取れないからコピーさせてほしいな…?」
向日葵「あ、あなたどちらにしてもいつもノート取ってないでしょう!?」
櫻子「向日葵には言ってないよ あかりちゃんに頼んでるだから黙っててほしいし」
向日葵「…う……」
ちなつ「ねえ向日葵ちゃん、素直に言った方がいいよ…」ボソッ
向日葵「え… でも今更…」ボソッ
ちなつ「そんなそわそわしてたらバレちゃうって… 早く言った方がいいと思うよ」
向日葵「…は、はい そうですわね…」
あかり「うん、いいよっ」
櫻子「あのさ…ノート取れないからコピーさせてほしいな…?」
向日葵「あ、あなたどちらにしてもいつもノート取ってないでしょう!?」
櫻子「向日葵には言ってないよ あかりちゃんに頼んでるだから黙っててほしいし」
向日葵「…う……」
ちなつ「ねえ向日葵ちゃん、素直に言った方がいいよ…」ボソッ
向日葵「え… でも今更…」ボソッ
ちなつ「そんなそわそわしてたらバレちゃうって… 早く言った方がいいと思うよ」
向日葵「…は、はい そうですわね…」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:18:40.83 ID:9phKg69m0
-給食-
櫻子「ぐぬぬ パンはまだしもシチュー食べにくいなぁ…」
あかり「はい、櫻子ちゃん あーん」
櫻子「ありがとあかりちゃん! あーん」モグモグ
向日葵「……」ソワソワ
あかり「あっ…これあかりのスプーンだった! ご、ごめんね!」
櫻子「いいよー 気にしないし?」
向日葵「……」ソワソワ
ちなつ「向日葵ちゃん、まだ言ってなかったの…?」
向日葵「ええ… なんだか言うにも言いだせなくなってしまいましたわ」
ちなつ「もう半日経ってるもんね… 帰り道とかに言ってみたら?」
向日葵「では言いだすタイミングがあれば…」
櫻子「ぐぬぬ パンはまだしもシチュー食べにくいなぁ…」
あかり「はい、櫻子ちゃん あーん」
櫻子「ありがとあかりちゃん! あーん」モグモグ
向日葵「……」ソワソワ
あかり「あっ…これあかりのスプーンだった! ご、ごめんね!」
櫻子「いいよー 気にしないし?」
向日葵「……」ソワソワ
ちなつ「向日葵ちゃん、まだ言ってなかったの…?」
向日葵「ええ… なんだか言うにも言いだせなくなってしまいましたわ」
ちなつ「もう半日経ってるもんね… 帰り道とかに言ってみたら?」
向日葵「では言いだすタイミングがあれば…」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:22:28.51 ID:9phKg69m0
-美術の時間-
櫻子「よ、よりによって右手使えないときにぃ…」
ちなつ「似顔絵って前にもやったよね…?」
あかり「今回は描いたものを板に写して彫刻にするみたいだよ?」
ちなつ「へえ… じゃあここ間違えたらちょっとやばいね?」
向日葵「…あの 吉川さん 組みませんか?」
ちなつ「あっごめん 私あかりちゃんと組むから…」
向日葵「そ、そうですか…」
櫻子「……ふん どうせまともに描けないよ 悪かったね!」
向日葵「そんなこと言っていないでしょう?」イラッ
櫻子「だってちなつちゃん誘ったし 遠まわしにそう言ってるよ」
向日葵「…さっきから突っかかって… なんなんですの!? 自分の不注意でケガしたのに八つ当たりして」
櫻子「…八つ当たりじゃないもん… もういい 美術やすむ」ダッ
向日葵「あ… 櫻子!」
櫻子「よ、よりによって右手使えないときにぃ…」
ちなつ「似顔絵って前にもやったよね…?」
あかり「今回は描いたものを板に写して彫刻にするみたいだよ?」
ちなつ「へえ… じゃあここ間違えたらちょっとやばいね?」
向日葵「…あの 吉川さん 組みませんか?」
ちなつ「あっごめん 私あかりちゃんと組むから…」
向日葵「そ、そうですか…」
櫻子「……ふん どうせまともに描けないよ 悪かったね!」
向日葵「そんなこと言っていないでしょう?」イラッ
櫻子「だってちなつちゃん誘ったし 遠まわしにそう言ってるよ」
向日葵「…さっきから突っかかって… なんなんですの!? 自分の不注意でケガしたのに八つ当たりして」
櫻子「…八つ当たりじゃないもん… もういい 美術やすむ」ダッ
向日葵「あ… 櫻子!」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:23:23.23 ID:9phKg69m0
>>7
×彫刻
○版画
×彫刻
○版画
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:26:21.86 ID:9phKg69m0
あかり「あ、えっと… あかり追ってくる…?」
ちなつ「待って 向日葵ちゃん、行かないの?」
向日葵「…いいですわ 違う方と組みます」
あかり「向日葵ちゃん…」
向日葵(とは言ったものの いつも櫻子とやっていたせいでクラスに一緒にやれる子が…)
向日葵「あぅ…」キョロキョロ
あかり「3人でやっちゃダメかな…?」
ちなつ「それじゃ櫻子ちゃんのペアがいなくなっちゃう ダメだよ」ボソッ
あかり「あ…そっか…」
ちなつ「待って 向日葵ちゃん、行かないの?」
向日葵「…いいですわ 違う方と組みます」
あかり「向日葵ちゃん…」
向日葵(とは言ったものの いつも櫻子とやっていたせいでクラスに一緒にやれる子が…)
向日葵「あぅ…」キョロキョロ
あかり「3人でやっちゃダメかな…?」
ちなつ「それじゃ櫻子ちゃんのペアがいなくなっちゃう ダメだよ」ボソッ
あかり「あ…そっか…」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:28:37.63 ID:9phKg69m0
櫻子「なんだよ…向日葵…」
櫻子「…いろいろ、手伝ってくれると思ったのに…」
櫻子「私が余計なこと言ったのがいけないのか…?」ジワッ
櫻子「美術、描いとかないと次こまるよね…」
櫻子「…持って来ちゃったし… ここで描こう」
櫻子「向日葵の顔 思い出せるけど… 描けるかな」
櫻子「…左手でもいい 描くんだ…」
櫻子「…いろいろ、手伝ってくれると思ったのに…」
櫻子「私が余計なこと言ったのがいけないのか…?」ジワッ
櫻子「美術、描いとかないと次こまるよね…」
櫻子「…持って来ちゃったし… ここで描こう」
櫻子「向日葵の顔 思い出せるけど… 描けるかな」
櫻子「…左手でもいい 描くんだ…」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:31:54.69 ID:9phKg69m0
-授業終了後-
あかり「櫻子ちゃん、戻ってこなかったね…」
ちなつ「帰りのホームルームには戻ってくるんじゃないかな…?」
向日葵「……」
向日葵(結局、櫻子の顔を描いてしまいましたわ… 記憶に完全に残ってるのあの子くらいですし…)
ちなつ「向日葵ちゃん、結局櫻子ちゃんの顔を…」
ガラララ…
櫻子「……た、ただいま…」
あかり「お、おかえり!櫻子ちゃん!」
櫻子「帰りの会にはさすがにいないとね えへへ…」
向日葵「……」
ちなつ「向日葵ちゃん」
向日葵「う……」
あかり「櫻子ちゃん、戻ってこなかったね…」
ちなつ「帰りのホームルームには戻ってくるんじゃないかな…?」
向日葵「……」
向日葵(結局、櫻子の顔を描いてしまいましたわ… 記憶に完全に残ってるのあの子くらいですし…)
ちなつ「向日葵ちゃん、結局櫻子ちゃんの顔を…」
ガラララ…
櫻子「……た、ただいま…」
あかり「お、おかえり!櫻子ちゃん!」
櫻子「帰りの会にはさすがにいないとね えへへ…」
向日葵「……」
ちなつ「向日葵ちゃん」
向日葵「う……」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:37:07.20 ID:9phKg69m0
-放課後-
櫻子「向日葵……ぐちゃぐちゃだけど… 次ないと困るでしょ、はいこれ 嫌だったら捨てていいから」サッ
向日葵「…! こ、これ 私…?」
櫻子「左手で描いたから全然ダメダメだけどね… そんだけ」
向日葵「その手で……ご、ごめんなさい…」ジワッ
櫻子「…?」
向日葵「ごめんなさい… 意地を張っていたのは私の方でしたわ!」
櫻子「向日葵…?」
向日葵「ぐちゃぐちゃでも…嬉しいですわ 描いてくれて… ありがとう」
櫻子「う…/// わ、私のせいで向日葵の成績が悪くなったら気持ち悪いからだし!」
向日葵「…これ 私も描いておいたから」サッ
櫻子「あ……」
向日葵「同じく気にいらなかったら捨てていいですわ」
櫻子「……捨てないよ あ、ありがと」
櫻子「向日葵……ぐちゃぐちゃだけど… 次ないと困るでしょ、はいこれ 嫌だったら捨てていいから」サッ
向日葵「…! こ、これ 私…?」
櫻子「左手で描いたから全然ダメダメだけどね… そんだけ」
向日葵「その手で……ご、ごめんなさい…」ジワッ
櫻子「…?」
向日葵「ごめんなさい… 意地を張っていたのは私の方でしたわ!」
櫻子「向日葵…?」
向日葵「ぐちゃぐちゃでも…嬉しいですわ 描いてくれて… ありがとう」
櫻子「う…/// わ、私のせいで向日葵の成績が悪くなったら気持ち悪いからだし!」
向日葵「…これ 私も描いておいたから」サッ
櫻子「あ……」
向日葵「同じく気にいらなかったら捨てていいですわ」
櫻子「……捨てないよ あ、ありがと」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:40:56.98 ID:9phKg69m0
-帰り-
櫻子「…ぐぬぬ 体操服じゃま…」
向日葵「…貸して 持っていってあげますわ」
櫻子「そ、そんなこと言って 恩を売って後で返してもらうつもりだなっ」
向日葵「しないから ほら、貸して」サッ
櫻子「…うん……」
向日葵「あ……あなたの面倒、少しなら見てあげてもいいですわ」
櫻子「えっ! いいの!?」
向日葵「少しだけだから 自分でできることは自分でやりなさい?」
櫻子「うん!」
向日葵(言えた……)
櫻子「…ぐぬぬ 体操服じゃま…」
向日葵「…貸して 持っていってあげますわ」
櫻子「そ、そんなこと言って 恩を売って後で返してもらうつもりだなっ」
向日葵「しないから ほら、貸して」サッ
櫻子「…うん……」
向日葵「あ……あなたの面倒、少しなら見てあげてもいいですわ」
櫻子「えっ! いいの!?」
向日葵「少しだけだから 自分でできることは自分でやりなさい?」
櫻子「うん!」
向日葵(言えた……)
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:45:59.32 ID:9phKg69m0
-大室家-
櫻子「ただいまぁ」
花子「……腕、平気だったの?」
櫻子「おぅ? 花子が心配してる! めずらしっ!」
花子「し、してないし… 平気なら知らないし!」
櫻子「えへへ… なんだかんだでこういうときは心配してくれたりして」
向日葵「まぁ本当に仲が悪いわけじゃないのなら 普通は心配しますわ 私も心配はしていますし」
櫻子「そ、そうなんだ…」
向日葵「体操服ここでいい?」
櫻子「うん!おっけ あ、ありがと…」
向日葵「いえ じゃあ、撫子さんにでも頼みにくいこととかがあったら呼びなさい …では」
櫻子「うんわかった」
櫻子「ただいまぁ」
花子「……腕、平気だったの?」
櫻子「おぅ? 花子が心配してる! めずらしっ!」
花子「し、してないし… 平気なら知らないし!」
櫻子「えへへ… なんだかんだでこういうときは心配してくれたりして」
向日葵「まぁ本当に仲が悪いわけじゃないのなら 普通は心配しますわ 私も心配はしていますし」
櫻子「そ、そうなんだ…」
向日葵「体操服ここでいい?」
櫻子「うん!おっけ あ、ありがと…」
向日葵「いえ じゃあ、撫子さんにでも頼みにくいこととかがあったら呼びなさい …では」
櫻子「うんわかった」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:53:02.82 ID:9phKg69m0
-古谷家-
向日葵「もうちょっと… なにか頼ってくれてよかったのに」
向日葵「…なんて」
楓「お姉ちゃんどうしたの?」
向日葵「か、楓っ! いえなんでもありませんわ!」
楓「でも今何か言ってたの…」
向日葵「え、えーと! 鼻歌ではありません? ふんふーん♪」
楓「…うん!」ニコッ
向日葵「ふふ…」
向日葵(明日はきっと色々頼ってきますわ ふふ)
向日葵「もうちょっと… なにか頼ってくれてよかったのに」
向日葵「…なんて」
楓「お姉ちゃんどうしたの?」
向日葵「か、楓っ! いえなんでもありませんわ!」
楓「でも今何か言ってたの…」
向日葵「え、えーと! 鼻歌ではありません? ふんふーん♪」
楓「…うん!」ニコッ
向日葵「ふふ…」
向日葵(明日はきっと色々頼ってきますわ ふふ)
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 19:53:22.12 ID:9phKg69m0
ごめんお風呂
保守してくれたら嬉しい
保守してくれたら嬉しい
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 20:16:27.59 ID:9phKg69m0
-後日-
向日葵「櫻子 いきますわよ」
櫻子「あ、う、うん…」
向日葵「…? どうかしました?」
櫻子「なんでもないよ… っつ…」
向日葵「ど、どうしたんですの? すごくつらそうだけど…」
櫻子「いやなんでもないって… 行こうよ 遅刻する」
向日葵「なんでもなくないでしょう? 面倒を見ると言わせたからには白状しなさいな」
櫻子「……ね、寝てるときにベッドから落ちちゃって… 右腕打ったらしくて 痛みが酷くなってた…」
向日葵「…もう…あなたって子は…」
向日葵「櫻子 いきますわよ」
櫻子「あ、う、うん…」
向日葵「…? どうかしました?」
櫻子「なんでもないよ… っつ…」
向日葵「ど、どうしたんですの? すごくつらそうだけど…」
櫻子「いやなんでもないって… 行こうよ 遅刻する」
向日葵「なんでもなくないでしょう? 面倒を見ると言わせたからには白状しなさいな」
櫻子「……ね、寝てるときにベッドから落ちちゃって… 右腕打ったらしくて 痛みが酷くなってた…」
向日葵「…もう…あなたって子は…」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 20:21:43.90 ID:9phKg69m0
向日葵「病院に寄って行きなさい 状況が酷くなっていたら大変ですわ」
櫻子「だ、大丈夫だよ 昨日より痛みが強いだけだから」
向日葵「それを大変だと言っていますの! ほら、診察券とか持ちなさい」
櫻子「うー… ねーちゃん、病院寄ってから行くからお金ちょうだい 今日さぁベッドから…」
撫子「…聞こえてたから ほら ちゃんと領収もらってきなよ」サッ
櫻子「わかったー いてて…」
向日葵「9時からですわね 少し遅刻は仕方ないですわ…」
櫻子「向日葵は普通に学校いきなよ 1人でいけるよ」
向日葵「そう言って行かないのが櫻子ですわ ちゃんと見てるから」
櫻子「ぐぬぬ……」
櫻子「だ、大丈夫だよ 昨日より痛みが強いだけだから」
向日葵「それを大変だと言っていますの! ほら、診察券とか持ちなさい」
櫻子「うー… ねーちゃん、病院寄ってから行くからお金ちょうだい 今日さぁベッドから…」
撫子「…聞こえてたから ほら ちゃんと領収もらってきなよ」サッ
櫻子「わかったー いてて…」
向日葵「9時からですわね 少し遅刻は仕方ないですわ…」
櫻子「向日葵は普通に学校いきなよ 1人でいけるよ」
向日葵「そう言って行かないのが櫻子ですわ ちゃんと見てるから」
櫻子「ぐぬぬ……」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 20:25:03.52 ID:9phKg69m0
-病院-
「ただ強く打ったせいで炎症が酷くなってしまったみたいですね しばらく痛いですが先日の薬を塗っておけば大丈夫です」
櫻子「そ、そですか ありがとうございました」
ガラララ
向日葵「どうでしたの?」
櫻子「うん、炎症が酷くなっちゃっただけだって こないだの薬塗ってれば平気みたい」
向日葵「…そう… よかった ほら、では急いで学校に向かいますわよ」
櫻子「んぅ、どうせ1時間目は間に合わないよ ほらあと20分で終わる」
向日葵「…う、確かに ゆっくり行きましょうか…」
櫻子「うんうん!」
「ただ強く打ったせいで炎症が酷くなってしまったみたいですね しばらく痛いですが先日の薬を塗っておけば大丈夫です」
櫻子「そ、そですか ありがとうございました」
ガラララ
向日葵「どうでしたの?」
櫻子「うん、炎症が酷くなっちゃっただけだって こないだの薬塗ってれば平気みたい」
向日葵「…そう… よかった ほら、では急いで学校に向かいますわよ」
櫻子「んぅ、どうせ1時間目は間に合わないよ ほらあと20分で終わる」
向日葵「…う、確かに ゆっくり行きましょうか…」
櫻子「うんうん!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 20:31:28.01 ID:9phKg69m0
向日葵「はぁ 副会長候補が遅刻とは」
櫻子「…向日葵は付添って言えば大丈夫でしょ」
向日葵「じゃああなたもやむを得ず病院にいったって言えば大丈夫ですわ」
櫻子「なんだよそれ… まぁ、きっとねーちゃんが連絡してくれてると思うけど 色々めんどくさがるけどそういうことはやってくれるから」
向日葵「面倒くさがってるのは櫻子だと思うけど まだ高校生なのにすごいですわ、撫子さん」
櫻子「む、なんだとっ… あいてっ!」
向日葵「え…どうしたの…?」
櫻子「えへへ 左手で鞄持つの慣れてないからさ… チョイ指が」
向日葵「少し休憩する? それとも私が持ちます?」
櫻子「い、いいって なんでそんなに優しくするんだよ…」
向日葵「…心配だからだけど…?」
櫻子「…/// ご、ごめん…」
櫻子「…向日葵は付添って言えば大丈夫でしょ」
向日葵「じゃああなたもやむを得ず病院にいったって言えば大丈夫ですわ」
櫻子「なんだよそれ… まぁ、きっとねーちゃんが連絡してくれてると思うけど 色々めんどくさがるけどそういうことはやってくれるから」
向日葵「面倒くさがってるのは櫻子だと思うけど まだ高校生なのにすごいですわ、撫子さん」
櫻子「む、なんだとっ… あいてっ!」
向日葵「え…どうしたの…?」
櫻子「えへへ 左手で鞄持つの慣れてないからさ… チョイ指が」
向日葵「少し休憩する? それとも私が持ちます?」
櫻子「い、いいって なんでそんなに優しくするんだよ…」
向日葵「…心配だからだけど…?」
櫻子「…/// ご、ごめん…」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 20:35:36.63 ID:9phKg69m0
-学校-
「お姉さんから連絡貰ってるから大丈夫ですよ 次の時間からは出てね」
櫻子「はい、わかりましたぁ」
「古谷さんも代理ってことで聞いてるから」
向日葵「ありがとうございます… お手数をおかけしました」
あかり「…病院って言ってたけど、どうしたの?」
櫻子「あ、ううん ちょっと打っちゃってさ 酷くなってないか見てもらいにいっただけ」
ちなつ「そゆことかぁ… 向日葵ちゃん、ついていったってことは言えたの?」
向日葵「え、ええ まぁ…」
ちなつ「そっか やったね!」
向日葵「そうだ赤座さん 今日はノートも、給食のときも私が櫻子の面倒は見ますので」
あかり「わかった! うん、やっぱり向日葵ちゃんがやるべきだってあかりも思ってたんだぁ」
向日葵「あ、ありがとうございます…」
「お姉さんから連絡貰ってるから大丈夫ですよ 次の時間からは出てね」
櫻子「はい、わかりましたぁ」
「古谷さんも代理ってことで聞いてるから」
向日葵「ありがとうございます… お手数をおかけしました」
あかり「…病院って言ってたけど、どうしたの?」
櫻子「あ、ううん ちょっと打っちゃってさ 酷くなってないか見てもらいにいっただけ」
ちなつ「そゆことかぁ… 向日葵ちゃん、ついていったってことは言えたの?」
向日葵「え、ええ まぁ…」
ちなつ「そっか やったね!」
向日葵「そうだ赤座さん 今日はノートも、給食のときも私が櫻子の面倒は見ますので」
あかり「わかった! うん、やっぱり向日葵ちゃんがやるべきだってあかりも思ってたんだぁ」
向日葵「あ、ありがとうございます…」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 20:41:34.66 ID:9phKg69m0
-給食-
向日葵(ついにこの時間が来ましたわ…! ふふ、よりによって今日はミートソース! 効き腕でないととてもじゃありませんけど食べられませんわ!!)
櫻子「…? 向日葵、なにリキんでるの…?」
向日葵「い、いえいえいえなんでもありませんわ!」
櫻子「うわぁ ミートソース… おいしそうだけど食べづらー」
向日葵「櫻子… 貸して」
櫻子「た、食べるなよっ!」
向日葵「…食べるんじゃなくて食べさせてあげるんですわ はい、あーん…」
櫻子「うぐ… あ、あーん」モグモグ
向日葵「…おいしい?///」
櫻子「うん って向日葵が作ったわけじゃないじゃん…」
向日葵「それはっ…! …そうですわね…」シュン
櫻子「あ…お、おいしいよ!」
ちなつ「…昨日とはあからさまに違うね」
あかり「い、いいことじゃないかな…?」
向日葵(ついにこの時間が来ましたわ…! ふふ、よりによって今日はミートソース! 効き腕でないととてもじゃありませんけど食べられませんわ!!)
櫻子「…? 向日葵、なにリキんでるの…?」
向日葵「い、いえいえいえなんでもありませんわ!」
櫻子「うわぁ ミートソース… おいしそうだけど食べづらー」
向日葵「櫻子… 貸して」
櫻子「た、食べるなよっ!」
向日葵「…食べるんじゃなくて食べさせてあげるんですわ はい、あーん…」
櫻子「うぐ… あ、あーん」モグモグ
向日葵「…おいしい?///」
櫻子「うん って向日葵が作ったわけじゃないじゃん…」
向日葵「それはっ…! …そうですわね…」シュン
櫻子「あ…お、おいしいよ!」
ちなつ「…昨日とはあからさまに違うね」
あかり「い、いいことじゃないかな…?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 20:47:10.69 ID:9phKg69m0
-掃除-
櫻子「えへへ チリトリくらいなら出来るよ」サッ
向日葵「無理しないで休んでなさいな あ、先生 それも私がやりますわ!」
櫻子「…いや、さすがに全部やってもらっちゃ悪い感じが…」
向日葵「私がいいと言ってるんだから休んでなさい モップかけ終わりましたわ!」
櫻子「こう、見るだけ見てると 手際いいな…向日葵…」
向日葵「終わりましたわ さあ生徒会に… 今日は帰ります…?」
櫻子「私のせいで行けない、ってやだし 行こうよ」
向日葵「ええ分かりましたわ できれば負担が少ない仕事があるといいんだけど」
櫻子「そんなに気使わなくていいって…」
向日葵「いいえ 決めたからには面倒見ますわ」
櫻子「骨って治るまでどんだけかかると思ってるの…?」
向日葵「別に… 治るまで見ていてあげますわ」
櫻子「そ、そうかよっ…///」
櫻子「えへへ チリトリくらいなら出来るよ」サッ
向日葵「無理しないで休んでなさいな あ、先生 それも私がやりますわ!」
櫻子「…いや、さすがに全部やってもらっちゃ悪い感じが…」
向日葵「私がいいと言ってるんだから休んでなさい モップかけ終わりましたわ!」
櫻子「こう、見るだけ見てると 手際いいな…向日葵…」
向日葵「終わりましたわ さあ生徒会に… 今日は帰ります…?」
櫻子「私のせいで行けない、ってやだし 行こうよ」
向日葵「ええ分かりましたわ できれば負担が少ない仕事があるといいんだけど」
櫻子「そんなに気使わなくていいって…」
向日葵「いいえ 決めたからには面倒見ますわ」
櫻子「骨って治るまでどんだけかかると思ってるの…?」
向日葵「別に… 治るまで見ていてあげますわ」
櫻子「そ、そうかよっ…///」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 20:50:58.63 ID:9phKg69m0
-生徒会-
綾乃「大室さん…大丈夫?」
櫻子「あれ… 杉浦先輩、知ってたんですか…?」
綾乃「赤座さんや吉川さんから歳納京子にまわったらしくてね さっきクラスで言ってたわ」
千歳「会長と綾乃ちゃんとうちで大体片付くものばかりやし、今日はええでー? なぁ綾乃ちゃん」
向日葵「え…でも私は特に問題ありませんし…」
綾乃「そうね、古谷さんはついててあげた方がいいでしょ 今日はいいから帰りなさい」
櫻子「私、書き物以外ならできますよ…?」
千歳「先輩がええって言うてるんやし、ここは甘えときー?」
向日葵「では…お言葉に甘えましょう、櫻子」
櫻子「うーん… 分かった… すみません、痛みなくなったら手伝いますんで!」
向日葵「それでは 失礼します」ペコッ
綾乃「大室さん…大丈夫?」
櫻子「あれ… 杉浦先輩、知ってたんですか…?」
綾乃「赤座さんや吉川さんから歳納京子にまわったらしくてね さっきクラスで言ってたわ」
千歳「会長と綾乃ちゃんとうちで大体片付くものばかりやし、今日はええでー? なぁ綾乃ちゃん」
向日葵「え…でも私は特に問題ありませんし…」
綾乃「そうね、古谷さんはついててあげた方がいいでしょ 今日はいいから帰りなさい」
櫻子「私、書き物以外ならできますよ…?」
千歳「先輩がええって言うてるんやし、ここは甘えときー?」
向日葵「では…お言葉に甘えましょう、櫻子」
櫻子「うーん… 分かった… すみません、痛みなくなったら手伝いますんで!」
向日葵「それでは 失礼します」ペコッ
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 20:54:57.67 ID:9phKg69m0
-大室家-
櫻子「ただいまー」
向日葵「お邪魔します」
櫻子「…向日葵、いつまで付いてくるの」
向日葵「着替えも大変でしょう」
櫻子「そ、そんぐらいできるから… そこまで付いててくれなくていいって」
向日葵「あっ… あなたが嫌だって言うなら帰りますわ…」
櫻子「そうじゃないよ! けど… 私は基本普段通りで大丈夫だから 向日葵もそこまで深く考えないでよ」
向日葵「ごめんなさい 逆に迷惑だったかしら…」
櫻子「だからそうじゃないよ…」
向日葵「じゃあいてもいいでしょう? ダメなんですの?」
櫻子「…い、いいよ… しょーがないな」
向日葵「ふふ しょうがないのはあなたですわ」
櫻子「ぐぬぬ…」
櫻子「ただいまー」
向日葵「お邪魔します」
櫻子「…向日葵、いつまで付いてくるの」
向日葵「着替えも大変でしょう」
櫻子「そ、そんぐらいできるから… そこまで付いててくれなくていいって」
向日葵「あっ… あなたが嫌だって言うなら帰りますわ…」
櫻子「そうじゃないよ! けど… 私は基本普段通りで大丈夫だから 向日葵もそこまで深く考えないでよ」
向日葵「ごめんなさい 逆に迷惑だったかしら…」
櫻子「だからそうじゃないよ…」
向日葵「じゃあいてもいいでしょう? ダメなんですの?」
櫻子「…い、いいよ… しょーがないな」
向日葵「ふふ しょうがないのはあなたですわ」
櫻子「ぐぬぬ…」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 21:02:11.62 ID:9phKg69m0
-夕飯-
撫子「…で、食べさせるためにひまと楓がいると」
向日葵「はい、楓まですみません」
撫子「まぁいつの間にか、自然に用意手伝ってくれてたしいいけど 櫻子に食べさせるの結構骨だから」
櫻子「ねーちゃんが厄介者扱いする」
撫子「厄介者だけどね」
花子「楓、ついてるし」
楓「うん? ありがとう、なの」
櫻子「ほう 2人でらぶらぶですな!」
花子「ら、らぶらぶじゃないし!」
向日葵「櫻子、早く食べないと冷めてしまいますわよ あーん」
櫻子「あ、あーん…」モグモグ
撫子「あんたらの方がラブラブだよ…」
撫子「…で、食べさせるためにひまと楓がいると」
向日葵「はい、楓まですみません」
撫子「まぁいつの間にか、自然に用意手伝ってくれてたしいいけど 櫻子に食べさせるの結構骨だから」
櫻子「ねーちゃんが厄介者扱いする」
撫子「厄介者だけどね」
花子「楓、ついてるし」
楓「うん? ありがとう、なの」
櫻子「ほう 2人でらぶらぶですな!」
花子「ら、らぶらぶじゃないし!」
向日葵「櫻子、早く食べないと冷めてしまいますわよ あーん」
櫻子「あ、あーん…」モグモグ
撫子「あんたらの方がラブラブだよ…」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 21:09:30.14 ID:9phKg69m0
楓「あのね 背中流しっこしたの♪」
向日葵「そう! 良かったですわね」ニコッ
花子「私と楓、お風呂あがったし… 櫻子、入れば?」
櫻子「あー 私時間かかるからねーちゃん入っちゃっていいよ」
撫子「いや、あんた電源とか切るの忘れるでしょ…」
向日葵「私が切っておきますので…」
撫子「1つ突っ込みたいんだけどさ ひま、いつまでいるの…?」
向日葵「…治るまででしょうか?」
撫子「いや期間じゃなくて 時間的な意味で」
向日葵「えっと 寝るまでになりますわ?」
撫子「……正気? まぁいいわ じゃあ先に入るから 櫻子、あんたどうにかしなよ」
櫻子「う、うーん…」
向日葵「そう! 良かったですわね」ニコッ
花子「私と楓、お風呂あがったし… 櫻子、入れば?」
櫻子「あー 私時間かかるからねーちゃん入っちゃっていいよ」
撫子「いや、あんた電源とか切るの忘れるでしょ…」
向日葵「私が切っておきますので…」
撫子「1つ突っ込みたいんだけどさ ひま、いつまでいるの…?」
向日葵「…治るまででしょうか?」
撫子「いや期間じゃなくて 時間的な意味で」
向日葵「えっと 寝るまでになりますわ?」
撫子「……正気? まぁいいわ じゃあ先に入るから 櫻子、あんたどうにかしなよ」
櫻子「う、うーん…」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 21:16:22.51 ID:9phKg69m0
撫子「入ったよ」
櫻子「うん じゃあ入ってくる」
撫子「…まぁ仕方ないか… 花子、多分今日お泊りだから楓と一緒に寝てあげて」
花子「えっ… わ、わかったし…」
-風呂-
櫻子「…うんしょ やっぱ脱ぎづらいなぁ」
向日葵「ほら、左腕引き抜いて」
櫻子「うん …っておい!なんでいるんだよ!」
向日葵「そのままじゃ色々面倒でしょう 背中くらい流してあげますわ」
櫻子「…うぐぐ… 向日葵、恥ずかしくないの…?」
向日葵「…? 流すだけだから私は脱ぐ必要ありませんし」
櫻子「そういうことか いや私だけ裸なのは不公平だ! 向日葵も脱げっ!」
向日葵「え… ど、どうしても…?」
櫻子「う、うん…?」
向日葵「仕方ありませんわね! 一緒に入ってさしあげますわ!」
櫻子「たんま テンションあがってない…?」
櫻子「うん じゃあ入ってくる」
撫子「…まぁ仕方ないか… 花子、多分今日お泊りだから楓と一緒に寝てあげて」
花子「えっ… わ、わかったし…」
-風呂-
櫻子「…うんしょ やっぱ脱ぎづらいなぁ」
向日葵「ほら、左腕引き抜いて」
櫻子「うん …っておい!なんでいるんだよ!」
向日葵「そのままじゃ色々面倒でしょう 背中くらい流してあげますわ」
櫻子「…うぐぐ… 向日葵、恥ずかしくないの…?」
向日葵「…? 流すだけだから私は脱ぐ必要ありませんし」
櫻子「そういうことか いや私だけ裸なのは不公平だ! 向日葵も脱げっ!」
向日葵「え… ど、どうしても…?」
櫻子「う、うん…?」
向日葵「仕方ありませんわね! 一緒に入ってさしあげますわ!」
櫻子「たんま テンションあがってない…?」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 21:23:08.43 ID:9phKg69m0
向日葵「右腕、お湯に付かないように気を付けて」
向日葵(さ、櫻子 裸ですわ!)
櫻子「持ち上げてるのも疲れるよー」
櫻子(向日葵、やっぱりでかい)
向日葵「すぐ洗ってあげるから…」ゴシゴシ
櫻子「んはっ くすぐったい!」
向日葵「ああもう 少しくらい耐えなさいな…」ゴシゴシ!
櫻子「ま、まだ…?」
向日葵「はい終わり 髪も洗ってあげるから ほら下向いて」
櫻子「うん…」
櫻子(ダメだ、全然恥ずかしい)
向日葵「よし終わりですわ 私も洗うから 温まるならその間に…」
櫻子「あ、うん ちょっとだけ入ってる」
向日葵(さ、櫻子 裸ですわ!)
櫻子「持ち上げてるのも疲れるよー」
櫻子(向日葵、やっぱりでかい)
向日葵「すぐ洗ってあげるから…」ゴシゴシ
櫻子「んはっ くすぐったい!」
向日葵「ああもう 少しくらい耐えなさいな…」ゴシゴシ!
櫻子「ま、まだ…?」
向日葵「はい終わり 髪も洗ってあげるから ほら下向いて」
櫻子「うん…」
櫻子(ダメだ、全然恥ずかしい)
向日葵「よし終わりですわ 私も洗うから 温まるならその間に…」
櫻子「あ、うん ちょっとだけ入ってる」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 21:25:22.60 ID:9phKg69m0
櫻子「いーち、にー、さーん…」
向日葵「…ぷっ」
櫻子「な、なに笑ってんだよ…」
向日葵「まだやっているんですのね 数字数えるの…」
櫻子「なんだよー 向日葵だって昔やってただろ!」
向日葵「今はさすがにやってませんわ」
櫻子「…い、いいじゃん別にやってたって…」
向日葵「…ええ ごめんなさい笑って… 続けて?」
櫻子「いーち、にー」
向日葵(また最初からなんですのね)
向日葵「…ぷっ」
櫻子「な、なに笑ってんだよ…」
向日葵「まだやっているんですのね 数字数えるの…」
櫻子「なんだよー 向日葵だって昔やってただろ!」
向日葵「今はさすがにやってませんわ」
櫻子「…い、いいじゃん別にやってたって…」
向日葵「…ええ ごめんなさい笑って… 続けて?」
櫻子「いーち、にー」
向日葵(また最初からなんですのね)
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 21:33:57.97 ID:9phKg69m0
櫻子「…あ、包帯かえないとやばい 自分じゃやりにくいから向日葵… や、やって?」
向日葵「い、いいですわよ!///」キュン
向日葵「こうだったかしら……」クルクル
櫻子「お、おお うまいかも」
向日葵「丁寧を心がけていれば綺麗にできますわ はい、終わり」
櫻子「えへへ ありがと もう寝ようかな 病気でもケガでも寝た方が早く治るって言うし!」
向日葵「い、いいます…? まぁ寝るなら…」
櫻子「今日はありがと! じゃあおやすみ!」
向日葵「ええ… では失礼しますわ」サッ
櫻子「いや… なんで布団に入ってきてるの…?」
向日葵「またベッドから落ちて悪化したら大変だから 私がこっち側で止めてあげますわ」
櫻子「待って待って! 一緒に寝るの!?///」
向日葵「結果的には…そうなりますわ… 仕方なくですから///」
櫻子(ま、まじで…)
向日葵「い、いいですわよ!///」キュン
向日葵「こうだったかしら……」クルクル
櫻子「お、おお うまいかも」
向日葵「丁寧を心がけていれば綺麗にできますわ はい、終わり」
櫻子「えへへ ありがと もう寝ようかな 病気でもケガでも寝た方が早く治るって言うし!」
向日葵「い、いいます…? まぁ寝るなら…」
櫻子「今日はありがと! じゃあおやすみ!」
向日葵「ええ… では失礼しますわ」サッ
櫻子「いや… なんで布団に入ってきてるの…?」
向日葵「またベッドから落ちて悪化したら大変だから 私がこっち側で止めてあげますわ」
櫻子「待って待って! 一緒に寝るの!?///」
向日葵「結果的には…そうなりますわ… 仕方なくですから///」
櫻子(ま、まじで…)
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 21:40:01.17 ID:9phKg69m0
櫻子「いや、あのさぁ 止めてくれるのはいいんだけど」
向日葵「…? なんです?」
櫻子「徐々にこっちに寄ってない? 気のせい?」
向日葵「あまりこっちにいると逆に私が落ちてしまいますわ」
櫻子「そ、そっか… じゃあもう少し…」モゾモゾ
向日葵「今度はあなたが反対側に落ちますわよ」
櫻子「…じゃあどうすればいいの… ていうかこっち狭いから落ちないって」
向日葵「…そ、そうかしら」シュン
櫻子「うーん… いいこと思いついたけどすげー恥ずかしいな…」
向日葵「なに?」
櫻子「お互いに抱きつけば、どっちかが支えて落ちないよ…?」
向日葵「なっ… そ、それはさすがに…///」
櫻子「だよね…まぁ大丈夫だよ えへへ おやすみ…」
向日葵(名案ですわ櫻子)
向日葵「…? なんです?」
櫻子「徐々にこっちに寄ってない? 気のせい?」
向日葵「あまりこっちにいると逆に私が落ちてしまいますわ」
櫻子「そ、そっか… じゃあもう少し…」モゾモゾ
向日葵「今度はあなたが反対側に落ちますわよ」
櫻子「…じゃあどうすればいいの… ていうかこっち狭いから落ちないって」
向日葵「…そ、そうかしら」シュン
櫻子「うーん… いいこと思いついたけどすげー恥ずかしいな…」
向日葵「なに?」
櫻子「お互いに抱きつけば、どっちかが支えて落ちないよ…?」
向日葵「なっ… そ、それはさすがに…///」
櫻子「だよね…まぁ大丈夫だよ えへへ おやすみ…」
向日葵(名案ですわ櫻子)
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 21:49:51.19 ID:9phKg69m0
向日葵「櫻子、寝た…?」
櫻子「……すーっ すーっ」
櫻子(話終わらなそうだし寝たふり寝たふり)
向日葵「寝てるみたいですわね ……ケガしてるのに、私の似顔絵描いてきてくれた時は 本当に嬉しかったですわ ありがとう」
向日葵「最初から 素直に言ってれば良かったですわ あ…それと…今日は、絶対に落ちませんわ 支えてるから」ギュッ
櫻子「…!///」ビクッ
櫻子「向日葵… なに抱きついてるの…?」
向日葵「え…!? あ…あぁ…? お、起き…起きて…た…?」
櫻子「あんな短時間じゃ寝れないし…」
向日葵「は、恥ずかしいっ!///」
櫻子「いや今更すぎでしょ… もう逆に私が慣れてきたよ… 別にいいよ、向日葵が支えてたいなら」
向日葵「…! ほ、本当に…?」
櫻子「うん じゃあ私寝る…よ…」
向日葵「ええ…おやすみなさい」
櫻子「……すーっ すーっ」
向日葵「……」ギューッ
櫻子「……すーっ すーっ」
櫻子(話終わらなそうだし寝たふり寝たふり)
向日葵「寝てるみたいですわね ……ケガしてるのに、私の似顔絵描いてきてくれた時は 本当に嬉しかったですわ ありがとう」
向日葵「最初から 素直に言ってれば良かったですわ あ…それと…今日は、絶対に落ちませんわ 支えてるから」ギュッ
櫻子「…!///」ビクッ
櫻子「向日葵… なに抱きついてるの…?」
向日葵「え…!? あ…あぁ…? お、起き…起きて…た…?」
櫻子「あんな短時間じゃ寝れないし…」
向日葵「は、恥ずかしいっ!///」
櫻子「いや今更すぎでしょ… もう逆に私が慣れてきたよ… 別にいいよ、向日葵が支えてたいなら」
向日葵「…! ほ、本当に…?」
櫻子「うん じゃあ私寝る…よ…」
向日葵「ええ…おやすみなさい」
櫻子「……すーっ すーっ」
向日葵「……」ギューッ
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/29(火) 21:57:09.14 ID:9phKg69m0
-朝-
ピリリリリリ!
櫻子「んうぅ…っ… ん? 動けない… あぁ、やっぱりか… 向日葵おきて 動けない」モゾモゾ
向日葵「…うぅん… …すぅ すぅ」ギュッ
櫻子「低血圧めぇ… ほら起きろよ! まくって腫れさせるぞぉ」
向日葵「…良いですわよ?」
櫻子「なっ!?」
向日葵「ふふ 昨日の仕返し」
櫻子「…ぐぬぬ…///」
向日葵「…はぁ まったく、あなたと一緒に布団に入ってまともに寝られずはずないでしょう?」
櫻子「そ、それって…?」
向日葵「ほら まずは着替えますわよ 手伝ってあげるから きなさい」
櫻子「うん!」
向日葵「まだ 治るまでには時間がかかりそうだから それまでは、続けてあげますわ」
櫻子「毎日やるのかよ!」
おわり
ピリリリリリ!
櫻子「んうぅ…っ… ん? 動けない… あぁ、やっぱりか… 向日葵おきて 動けない」モゾモゾ
向日葵「…うぅん… …すぅ すぅ」ギュッ
櫻子「低血圧めぇ… ほら起きろよ! まくって腫れさせるぞぉ」
向日葵「…良いですわよ?」
櫻子「なっ!?」
向日葵「ふふ 昨日の仕返し」
櫻子「…ぐぬぬ…///」
向日葵「…はぁ まったく、あなたと一緒に布団に入ってまともに寝られずはずないでしょう?」
櫻子「そ、それって…?」
向日葵「ほら まずは着替えますわよ 手伝ってあげるから きなさい」
櫻子「うん!」
向日葵「まだ 治るまでには時間がかかりそうだから それまでは、続けてあげますわ」
櫻子「毎日やるのかよ!」
おわり
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