1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 00:41:53.062 ID:rl4jVIGB0
男「おじさんじゃなくてお兄さんだ…」

男「子供が夜遅くこんな所にいちゃだめだろ?」

幼女「だって、家に帰るとぶたれるんだもん」

男「(虐待か?)」

男「だったら、お兄さんも一緒に家に行ってあげるから」

幼女「やだぁぁ!!」

男「わ!」

幼女「…」ムスッ

男「…ハァ」

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 00:44:09.045 ID:rl4jVIGB0
男「じゃあ、どうしたいの?」

幼女「ここにいる」

男「ずっとここに居ても仕方ないだろ?」

幼女「いいの!」

男「…そうか、じゃあ俺の家くるか?」

幼女「いやだ、知らない人について行ったらダメって習った」

男「…まあ、そうですよね」

男「じゃあ、ここでずっと一人でいるの?」

幼女「…」コクンッ

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 00:48:39.679 ID:rl4jVIGB0
男「じゃあ、お兄さんもう行くからね…あんまり遅くならないうちに帰るんだよ」

幼女「帰らないっていってるじゃん」

男「そうかい」

男家

男「いったい何だったんだろ…あの子」

幼女「…」

男「まあ、いいか」

幼女「…」

男「ビールでも飲むか…」ガチャッ

男「…なんで居る?」

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 00:50:54.223 ID:rl4jVIGB0
男「知らない人についてっちゃいけないんじゃないのか?」

幼女「もう、会話したから知り合い」

男「屁理屈だろ…まあ、いいや…何か食うか?」

幼女「…」コクンッ

男「ほら、昨日の残り物だけど」

幼女「…」モグモグ

男「…」グビグビ

男「(警察って手があったな…取り合ってくれるのかな…)」

男「…」グビグビ

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 00:53:50.328 ID:rl4jVIGB0
男「(あ、警察行ったら俺が捕まるんじゃね?これって犯罪?)」

男「(やべ、どうしよ…)」

幼女「…」ジィ

男「…どうした?」

幼女「ご飯ご馳走になったから…」

幼女「何かしてあげる」

男「いや、いらないです」

幼女「でも」

男「別に子供がそういうの気にするな」

幼女「…」

男「はいはい、そろそろ本当に家に帰らないとまずいんじゃない」

幼女「でも…」

男「大丈夫だって、子供心配しない親なんていないから…」

男「だから、君のお母さんだって君の心配してるよ」

幼女「…わかった」

男「じゃあ、家まで送るから…」

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 00:56:18.772 ID:rl4jVIGB0
幼女家

男「…結構でかいな」

幼女「ありがと、おじさん」

男「お兄さんな…じゃあな」

幼女「うん、バイバイ」

男「バイバイ」スタスタ

男「(それにしても、無責任なこと言っちまったな…)」

男「(本当に酷い虐待受けてたらどうしよ…)」

男「(少し覗くか?いや、そこまで行ったら本当に犯罪者だやめとこ…)」

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 00:59:37.856 ID:rl4jVIGB0
一週間後

男「んぅぅ~」

男「今日は休日か…適当にフラフラしようかな」スクッ

男「…」

バタンッ

男「…」スタスタ

幼女「おじさん」

男「ん?お前か…久しぶりだな」

幼女「久しぶりだね…一週間くらい?」

男「どうかしたか?」

幼女「いや、おじさんが送ってくれた後ね、お母さんとお父さんがすごい心配してくれて」

幼女「おじさんの言う通りだったよ」

男「そうか、よかったな」

幼女「だから、おじさんに何か恩返ししてあげる」

男「そういうのはいらんって…」

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 01:02:44.903 ID:rl4jVIGB0
男「後お兄さんな」

幼女「おじさんしつこいね」

男「俺はまだ20代だから」

幼女「まあ、どうでもいいや」

幼女「おじさんって恩返しさせてよ、私が納得いかないから」

男「はぁ…わかったよ、何して欲しいんだ?」

幼女「違うよ、私がおじさんに何かしてあげるの」

男「…」

幼女「とりあえず、家に連れてってよ」

男「あのな、結構犯罪ギリギリだからね…」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 01:10:25.735 ID:rl4jVIGB0
幼女「いいから、レッツゴー!」

男「もう、どうにでもなれ」

男家

男「よく覚えてたな」

幼女「私、記憶力はいいからね」

男「ま、どうでもいいが…」

ガチャンッ

男「(つか、そこら辺フラフラしようと思ってたのに結局すぐ家に戻ってきたな)」

幼女「男女が二人家に来たらやることといったら一つだよね」

男「(なんでそんないかがわしい風に言うんだ…こいつ)」

幼女「トランプ持ってきたからやろう」

男「マジか…お前」

幼女「ババ抜きしよう」

男「(結局遊びに付き合ってるとしか思えん…)」

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 01:15:21.645 ID:rl4jVIGB0
幼女「はい!上がり!!」

男「……」

幼女「フフッおじさんまだまだだね」

男「そうだね…あとお兄さんね」

男「じゃあ、次は何する?」

幼女「オセロやりたい!」

男「オセロか…確か押入れに…」

男「あったあった、さて、やろうか」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 01:17:43.821 ID:rl4jVIGB0
幼女「おじさん弱いね」クスクス

男「…俺、こんなに弱いのか…」

男「もう一回やろうぜ」

幼女「いいよ、次負けたらバツゲームね」

男「へっ…?」

幼女「おじさんが負けたとき考えるから」

男「だから、お兄さんな、後負けは決まってねぇ」

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 01:20:58.315 ID:rl4jVIGB0
男「…」ズゥーン

幼女「…」ニヤニヤ

男「ま、負けた…本気を出したのに」

幼女「え?本気だしたの?どんだけ私にバツゲームさせたかったのおじさん」

男「別にそういうわけじゃないけどな」

幼女「さてと、じゃあバツゲームです」

男「なんなりとどうぞ、お姫様」

幼女「あ、それいい!!」

男「?」

幼女「私が帰るまでお姫様って呼んで!」

男「ええ…」

幼女「バツゲームだよ?」

男「……わかりました、お姫様」

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 01:24:26.597 ID:rl4jVIGB0
男「もう、十分遊んだだろ」

幼女「うん!とっても楽しかった!おじさん大好き!」

男「うん、だからお兄さんな」

幼女「ねえ、おじさん…私おじさんに恋しちゃったかも」

男「それはないな、お前のそれはアレだ…若さ故の過ちってやつだ」

幼女「なにそれ?」

男「いや、まあ、そんな気持ちは持ってないってことだ」

幼女「私、おじさん好きだよ!」

男「はいはい、あと10年くらいして、まだその気持ちが残ってたら」

男「好きなだけ相手してやるよっと」

幼女「それ、忘れちゃだめだよ…おじさん」

男「はいはい、忘れない忘れない」

幼女「じゃあね、おじさん」

男「じゃあな」

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 01:31:13.022 ID:rl4jVIGB0
男「(それから、幼女と会うことはパッタリ無くなった)」

男「(どうやら、引っ越したらしい…)」

男「ふぅ…ま、どうでもいいけど」

数年後

男「(ふわぁ…眠い…)」

女「おじさん!」

男「…?」

男「(誰だ?この女の子?まさか援助交際とかじゃねぇだろうな)」

女「あ、その顔忘れてるでしょ」

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 01:40:12.362 ID:rl4jVIGB0
男「忘れてる?」

女「やだ、本当に忘れてる。約束も忘れてるの?絶対に忘れないって言ったのに」

男「(う~ん、こんなかわいい子と俺知り合いだっけ?)」

女「あ、そうそう、光源氏って言えば思い出せるかも」

男「光源氏?」

男「(あ、もしかしてあの時の幼女…か?)」

男「(うわ、すげぇやだなんか光源氏で思い出したくない…)」

男「(別に唾つけといた訳じゃないのに…)」

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/21(月) 01:48:53.651 ID:rl4jVIGB0
男「…」

女「黙ってどうしたの?」

男「お前…幼女か」

幼女「正解」ニヤッ

男「…約束って言うのはまさか…」

幼女「うん、この気持ちずっと持ってたら好きなだけ相手してやるんでしょ?」

幼女「だから、私と付き合ってください」

男「ま、付き合うのはいいけどお互いまだ自己紹介すらまだじゃなかったか?」

幼女「そういえば、そうだね…」

幼女「私は幼女です」

男「…俺は男だ」

終わり

引用元: 男「…何してんだ?」幼女「おじさん誰~」