1: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 01:26:28.46 ID:f2TCV+WL0
八幡「雪ノ下、今日は相談したいことがあるんだけどいいか?」

雪乃「いいわよ。くだらない相談だったら怒るわよ?」

八幡「実は近々、自殺しようと思ってる。ロープは準備した。」

雪乃「そういった冗談は良くないわよ?」

八幡「冗談じゃない。周りの奴らへの遺書も書いた。」

雪乃「貴方に遺書を書く相手…ごめんなさい。何でもないわ。」

八幡「ひとつだけ確認していいか?雪ノ下は俺がこの世からいなくなったらどう思う?」

雪乃「それよりもなぜ自殺したいかを教えてくれないかしら?場合によっては解決出来るかもしれないわ。」

八幡「俺の質問を先に答えてくれないか?」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452443188

3: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 01:31:03.20 ID:f2TCV+WL0
雪乃「そうね少なくとも一週間は泣くかも知れないわね。」

八幡「以外だな。喜ぶかと思った。」

八幡(次の瞬間、俺の頬には凄い衝撃が走った。)

雪乃「ごめんなさい…流石に今のはちょっと許せない発言だったわ。」

八幡「意外だな。お前がビンタとかしてくるのって。」

雪乃「私も初めてよ?異性にビンタするなんて。」

八幡「雪ノ下の初めてを貰えて俺は嬉しいよ。」

雪乃「何か卑 な様に聞こえるわね。」

八幡「そうか…?考えすぎだろう?」

雪乃「それで…何で自殺を考えてるのか教えてくれないかしら?」

八幡「彼女が出来ないから」

雪乃「え…?」

八幡「どうせもう彼女が出来ないで  で辛いだけの人生を送るなら自殺しようと思ってな。」

雪乃「それが貴方の依頼だというならば解決する事が出来るわ。」

4: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/11(月) 01:33:12.10 ID:f2TCV+WL0
八幡「どういう事だ?」

雪乃「私が貴方の彼女になってあげるわ。そして生きる事の素晴らしさと楽しさを教えてあげるわ。」

八幡(作戦成功!)

雪乃「でも貴方って本当にこういうやり方しか出来ないのね。」

八幡「ん?何のことだ?」

雪乃「例え自殺したいという相談が嘘だとしても今後、私との人生では4にたいって言葉使わない程きっと幸せよ。」

八幡「それは楽しみだな。」

だが八幡は翌日の朝、首を吊って自殺をしていた。

おしまい


引用元: 八幡「自殺したいって雪ノ下に相談してみる。」