今日はμ'sの新しい曲に合わせてそれぞれ衣装係、撮影係、振り付け係、宣伝係の４つに分かれた活動をしています

宣伝係はにこりんぱな、振り付け係はのぞほの、撮影係はことうみ、そして衣装係はエリーと私

つまり今日の私達は、普段とは違った役割分担で活動しているって事なの

エリーと一緒に組めた事自体はラッキーだけど────、

真姫「それにしたって私達今日はツイてないわよね」

絵里「そうね・・・部室のクーラーが壊れちゃうなんて」

真姫「いつもは調子が悪いとにこちゃんが直してくれてたけど」

絵里「さすがのにこもお手上げだってね」

えりまき「・・・・」

真姫「ねぇ、何か良いデザイン浮かんできた？」

絵里「正直に言うと暑すぎて・・・・」

真姫「暑すぎて？」

絵里「水着とかを連想しちゃうのよね」

真姫「やっぱり？そうよね、だって暑いんだもの」

絵里「外は楽しそうねー・・・・」

真姫「エリーまた外見てる」

絵里「フフッ、ごめん」

真姫「うーん」

絵里「どうしたの？」

真姫「この部屋ほんっとに暑いわね」

絵里「窓を開けてても風がないから、サウナみたいよね・・・」


絵里「・・・」ｺﾞｿｺﾞｿ

真姫「ちょっ！ちょっと待っ！！」

絵里「え？」ﾌﾟﾁﾌﾟﾁｯ

真姫「何でここで制服を脱ぐのよ！！///」

絵里「アハハ！違うわよ～っ！フフフッ」

真姫「ヴェェ・・・？」

絵里「リボンと胸元のボタン開けたかったの！かなり変わるわよ？真姫もそうしたら？」

真姫「なっ、あぁ・・・そういう事ね」

真姫（でも）ﾁﾗｯ

絵里「真姫？」

真姫（さすがにボタン開けすぎなんじゃ・・・）ﾁﾗｯ

真姫（ブラ見えて・・・気付いてないのかしら）

絵里「聞こえてる？」

真姫（別に女の子同士だから・・・関係ないけど）ﾁﾗｯ

真姫（でもエリーって、その、大きいし）ﾁﾗｯ

絵里「真姫？顔赤いけど、大丈夫？」

真姫（一応は元生徒会長なんだし、他の人や先生に見られたらマズいから言った方が・・・・）ﾁﾗｯ

真姫（ていうか、そもそもエリーってやっぱり日本人離れしてるわよね、その・・・）ﾁﾗｯ

絵里「さっきから私を見てるけど・・・どうしたのかしら？」

真姫（まぁ私も並には、にこちゃんには負けない程度にはあるから高望みは・・・・ね）


にこりんぱな組

にこ「ぬわぁにがよ！？」

りんぱな「ひっ！？」ﾋﾞｸｯ

にこ「？・・・・気のせいかしら」

凛「んにゃー！！にこちゃん急にビックリさせないでにゃ！！！」

真姫（それにしても）

絵里「暑いわねー・・・」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

真姫（無意識、無自覚でどうしてそんなに色気を出せるのかしら）

絵里「外に出た方が涼しいのかしら・・・」

真姫（こういうのってフェロモン？って言うのかしら？ほんとに誘引効果なんてあるの？にわかに信じがたいけど）

真姫（私はエリーの事好きなのに、エリーは私の事好きじゃないだろうし・・・そうね）

絵里「ジュース飲みたいチカ」

真姫（やってみる価値はあるわよね・・・？）

真姫（ここは私も同じ事を────）

真姫「ほんと暑いわね、これじゃ茹でダコになっちゃう」ﾌﾟﾂｯ

真姫「ボタン開けた方が楽ね」ﾁﾗｯ

絵里「涼しくなった？」

真姫「ふぅ、多少はね（気を引けるかしら？）」


絵里（わぁ・・・真姫ってやっぱりセクシーよね）ｼﾞｰｯ

絵里（胸元のネックレスが妙に色気を引き出してて）ｼﾞｰｯ

絵里（私なんて全然色気のカケラもないのにね）ｸｽｯ

真姫「エリー？（笑ってる・・・？）」

絵里「ううん！何でもないの！」ﾌﾌｯ

真姫「そう？・・・ならいいけど（エリーにとっては私なんてやっぱりお子様も同然なのかしら？）」

真姫（何か悔しいかも・・・ここまで脈無しだと）

真姫（それとも私に魅力がないのかしら・・・・）

真姫「ねぇエリー」

絵里「え？」

真姫「私ってどう？」ﾌﾟﾂｯ

バサッ、制服ポイッ

絵里「フブッ！？」ｶﾞﾀｯ

真姫「どうなの？ダメ？」

絵里「えっと、あの、話がよく・・・・」

真姫「エリーはずるいわよ！だって３年生だもんっ！！（私だって本気になれば色気の１つや２つくらい）」

絵里「そ、そうよ・・・？３年生よ・・・？///（一体どういう事？）」

真姫「むぅ・・・・（やっぱりエリーには子供に見えるんだわ）」ﾑｽｯ

絵里「よく分からないけど…真姫だっていずれ３年生になるから、ね？///とりあえず今は制服着なきゃダメよ！/////」

真姫「・・・・エリーも」ﾎﾞｿｯ

絵里「へ？」

真姫「エリーも脱いで（あれ・・・？）」

絵里「っへ！？」

真姫「見たいのよっ！（なんで私こんな事）」ﾔｹｸｿ

絵里「わ、私！？」

真姫「ダメ？（もしかしてマズい事を言ってるんじゃ）」

絵里「ダダ、ダメに決まってるじゃない！///」

真姫「わかった（あ、良かったセーフね）」

絵里「・・・・っ/////」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

真姫「・・・・（わわわ私ったらあともう少しで過ちを犯すところだったわ）」

絵里「────なら」ﾎﾞｿｯ

真姫「へ？」

絵里「わかったわ、そんなに落ち込まないでよ・・・・少しだけなら、ね？////」

真姫「ヴェッ！？（ヴェェェェエエッ！？！？）」

絵里「なんで真姫が急に脱いだり私の体見たいのかはよく分からないけど・・・要するに衣装の参考にしたいって事よね？/////」

真姫「」

絵里「は、恥ずかしいけど協力するからっ！！安心して！！/////」ﾌﾟﾂｯ ﾌﾟﾂｯ

真姫「ちがっ 絵里「真姫は曲も作って大変じゃない！私だってやる時はやるわっ！！」ﾄﾞﾝｯ

真姫「」

ファサッ、制服ポイー

絵里「フフフッ！涼しいわねっ！///」

真姫（こんなの想定外よ・・・どうしたらいいのよ）

絵里「それでどうしたらいいのかしら私・・・」

真姫（待って！これはむしろチャンスかも）

絵里「何かポーズでも取った方がいいのかしら・・・」

真姫（そうよ考えてみればここまで鈍いなんて流石に有り得ない）

絵里「ポーズ、ポーズ・・・・えっと」

真姫（きっと本当は私に気があるからこんな変なお願いを聞いてくれたんだわ！）

真姫（でも脱いでもらったところで私は一体何をすれば）

真姫（試しに>>24してみようかしら）

こちょこちょ

真姫（そうだ！試しにこちょこちょしてみようかしら！）

真姫（この雰囲気じゃどこか少し気まずいところもあるし不意打ちの反応を伺うのも悪くはないわねフフフ・・・）

真姫「エリー！ちょっとしてほしいポーズがあるんだけどお願い出来る？」

絵里「ええ！なるべく頑張ってみるわね！」

真姫「じゃあ、楽しそうに思いっきり両手をあげて片足で立ってもらえる？」

絵里「こう・・・かしら？」ﾋｮｲｯ

真姫「いい感じね（フフフッ今よ！）」

真姫「いざ尋常に────！真姫ちゃんこちょこちょＭＡＸ！！！！！」ﾊﾞﾊﾞｯ

絵里「ひゃっ！？あふふっ！あははははっ、ちょ！何して、真姫はははっあはぁふふふはっ！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

真姫「いい反応じゃないエリー！まだまだいくわよ！」

絵里「ふふふあふっ、ちょ、アハハ真姫、ふざけないでよっ！あっははくすぐったい！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

真姫「────ふぅ疲れちゃった！」

絵里「あっはは！あは、はぁ…はぁ…、んもう！急にこちょこちょなんて卑怯じゃない！ハァ…ハァ」

真姫「ごめんね、魔が差したのよ」ｸｽｯ

絵里「こんな恰好で笑い転げたら私変な人みたいじゃないっ！」

真姫「でも何か今すごい楽しかった気がしない？」

絵里「そういえば確かにそうね！」

えりまき「あっ」

えりまき「・・・・」ﾋﾟﾀ-ｯ

真姫「あああっあのそういう訳じゃ！！///」

絵里「違うの、私もそういう訳じゃ！！///」

真姫「・・・・」

絵里「真姫？」

真姫「私ね、エリーに子供扱いされてるのかなってさっき考えてたの」

絵里「それはどういう事なの？」

真姫「えっと、その・・・・」

真姫「私の事を────、」



＼＼ぅ絵里ちゃーん！真姫ちゃーん！／／ﾀｯﾀｯ




えりまき「！？」

真姫「この声は・・・穂乃果！？」

絵里「何か着なきゃ色々マズイわ！真姫、急いで！」

真姫「ヴェェェェエエッ！！！」

絵里（あっ！ちょうどさっき置いた練習着があるわ！これ着るしかないわね！）

穂乃果「絵里ちゃん真姫ちゃんいる！？」ｶﾞﾁｬｯ

真姫「あら、穂乃果」

絵里「そんなに慌ててどうしたの？」

穂乃果「ねぇねぇ！希ちゃんとすっごい良い振り付け思いついたんだ！２人にちょっと見てほしいなーって！えへへへ」

絵里「それは良いわね！真姫！見に行きましょ？」

真姫「そうね、あっ！ごめんちょっと先に行っててくれる？衣装の案、ノートにまとめてから来るわね」

穂乃果「真姫ちゃん絵里ちゃんも頑張ってたんだねぇー、うん！次の曲も良い感じになりそう！」

絵里「待って真姫、私も一緒にノートにまとめてから 真姫「心配しなくても大丈夫よ？さっき色々考えたから私に任せて！」

絵里「でも・・・・」

真姫「いいの！すぐ向かうから、ね？」

絵里「そこまで言うなら・・・・わかったわ、待ってるわね？」

穂乃果「真姫ちゃんも来てね！穂乃果みんなも呼んでくる！」ﾀﾀｯ

絵里「穂乃果ったらしょうがないわね、私も一緒に呼びに行くから待って！」ﾀﾀｯ

ｶﾞﾁｬｯ ﾊﾞﾀﾝｯ

真姫「ハァ・・・」

真姫「エリーは、穂乃果の事が好きだもの」

「わかってたわよ」

「私が一方的に気を引きたかっただけの事」

「仕方ないじゃない、私だって穂乃果の事尊敬してる」

「でもエリーに見て欲しかったのよ」

「片思いってこういう事なのね、思った以上に心が折れそう」

「さっきは私馬鹿な事しちゃったし、変な人って思われちゃったかな」


「・・・・」

「・・・・あれ？」

真姫「エリー、制服忘れてる」ｽｯ

「さっき急いでたから近くに落ちてた練習着を着てたわね」

「無造作に置いてたらシワになっちゃうから畳んであげなきゃ」

真姫「・・・」

真姫「エリーの制服・・・・」

真姫「」ｷｮﾛｷｮﾛ

真姫「穂乃果たち、みんな集まってるだろうし誰も来ないわよね」

真姫「はぁ、エリーの制服」ｷﾞｭｯ

真姫「制服にしかこんな事出来ないなんて、虚しい」ｷﾞｭｰ

真姫「いい匂いがするけど香水？ではなさそう」ｽﾝｽﾝ

真姫「柔軟剤かしら？でもエリーの匂いもする」ｽﾝｽﾝ

真姫「さっき汗かいてたのにすごい良い匂いよね」ｽｩｰ ｸﾝｸﾝ

真姫（羽織ってもいいかしら・・・・）

真姫（さすがにそれはマズい？）

真姫（誰も来ないもの、少しなら別にね？）

ファサッ

真姫「エリーのそばに居るような気分にはなれるわね、虚しいけど」

真姫「落ち着く・・・ふぁぁ」

真姫「エリィ・・・・ｚｚＺ」






にこ「」

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──

にこ「」ｻｻｯ

にこ「」ｻｻｯ

にこ「そのまま寝ちゃったらバレちゃうでしょ？しっかりしなさいよ、にこが畳んで直してあげたけど・・・・今回だけなんだから」

真姫「・・・・ｚｚＺ」

にこ「世話がやけわねー」ﾊｧ

にこ「真姫ちゃんはにこに感謝する義務があるのよ！」ﾌﾌﾝ

にこ「にこの事を好きになってもらう義務もね？」

おわり