1: ほのにこです(やわらか銀行)@\(^o^)/©2ch.net 2016/01/14(木) 22:53:37.56 ID:sLEql3pb
私は穂乃果のことが苦手なんだと思う
そりゃまあμ'sに入れてもらったことは感謝しているけど…
あいつは私とは違って誰にでも心を開くことができたり、迷いなく周りを巻き込みながら自分の道を突き進むことができる
本当に穂乃果は強い人間だと思う
そんなあいつだからこそμ'sを結成することができ、廃校も阻止することができたんだと思う
そのことは理解しているつもりなんだけど…
それでも私が望んでも手に入れられなかったものをいとも簡単に手に入れたあいつが妬ましい気持ちは簡単に消えはしないのだろう
その劣等感にも似た感情が消えない限り私は穂乃果のことが苦手なままなんだろう…
そりゃまあμ'sに入れてもらったことは感謝しているけど…
あいつは私とは違って誰にでも心を開くことができたり、迷いなく周りを巻き込みながら自分の道を突き進むことができる
本当に穂乃果は強い人間だと思う
そんなあいつだからこそμ'sを結成することができ、廃校も阻止することができたんだと思う
そのことは理解しているつもりなんだけど…
それでも私が望んでも手に入れられなかったものをいとも簡単に手に入れたあいつが妬ましい気持ちは簡単に消えはしないのだろう
その劣等感にも似た感情が消えない限り私は穂乃果のことが苦手なままなんだろう…
2: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 22:54:30.17 ID:sLEql3pb
穂乃果「今日も練習頑張ろ~!」ガチャ
穂乃果「あれ? 今日はまだにこちゃんだけなの?」
にこ「生憎ね 希と絵里は進路相談で遅れるそうよ」
穂乃果「…にこちゃんは進路とか大丈夫なの?」
にこ「…私はアイドルになるから大丈夫よ」
にこ「それより海未とことりは一緒じゃないの?」
穂乃果「海未ちゃんは道場に顔を出してから来るって」
穂乃果「ことりちゃんは保健委員の仕事があるから遅れるって言ってたよ」
にこ「1年生も今日は集会があってるみたいだから少し遅れるみたいね」
穂乃果「あれ? 今日はまだにこちゃんだけなの?」
にこ「生憎ね 希と絵里は進路相談で遅れるそうよ」
穂乃果「…にこちゃんは進路とか大丈夫なの?」
にこ「…私はアイドルになるから大丈夫よ」
にこ「それより海未とことりは一緒じゃないの?」
穂乃果「海未ちゃんは道場に顔を出してから来るって」
穂乃果「ことりちゃんは保健委員の仕事があるから遅れるって言ってたよ」
にこ「1年生も今日は集会があってるみたいだから少し遅れるみたいね」
3: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 22:56:01.15 ID:sLEql3pb
穂乃果「それじゃあしばらくはにこちゃんと二人っきりってこと?」
にこ「そうなるわね…」
穂乃果「なんで嫌そうな顔するの!?」
にこ「だって私はあんたのこと苦手だし…」
穂乃果「え~? 私はにこちゃんのこと好きだよ?」 キョトン
にこ「あんたはそうでも私は違うのよ」
穂乃果「じゃあにこちゃんは穂乃果のどんなところが苦手なの?」
にこ「なんでそんなこと聞くのよ…」
穂乃果「だって知りたいんだもんっ」
穂乃果「もっとにこちゃんのことを知って仲良くなりたいのっ!」
にこ「そうなるわね…」
穂乃果「なんで嫌そうな顔するの!?」
にこ「だって私はあんたのこと苦手だし…」
穂乃果「え~? 私はにこちゃんのこと好きだよ?」 キョトン
にこ「あんたはそうでも私は違うのよ」
穂乃果「じゃあにこちゃんは穂乃果のどんなところが苦手なの?」
にこ「なんでそんなこと聞くのよ…」
穂乃果「だって知りたいんだもんっ」
穂乃果「もっとにこちゃんのことを知って仲良くなりたいのっ!」
4: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 22:57:03.33 ID:sLEql3pb
にこ「…そういうところよ」
にこ「あんたは眩しすぎるの… 私が惨めに見えるぐらいにね…」
穂乃果「それって…?」
凛「遅くなったにゃー!」ガチャ
花陽「り、凛ちゃんっ? 廊下を走っちゃだめだよ…」
真姫「花陽、貴方もよ… 二人とも急ぎすぎ…」ハアハア
にこ「みんなも集まってきたみたいだし先に屋上いくわね」バタン
穂乃果「にこちゃん…」
その日を境に私は眩しすぎる穂乃果から逃げるようになった
にこ「あんたは眩しすぎるの… 私が惨めに見えるぐらいにね…」
穂乃果「それって…?」
凛「遅くなったにゃー!」ガチャ
花陽「り、凛ちゃんっ? 廊下を走っちゃだめだよ…」
真姫「花陽、貴方もよ… 二人とも急ぎすぎ…」ハアハア
にこ「みんなも集まってきたみたいだし先に屋上いくわね」バタン
穂乃果「にこちゃん…」
その日を境に私は眩しすぎる穂乃果から逃げるようになった
5: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 22:58:36.57 ID:sLEql3pb
~1週間後~
海未「にこ… どうして今日ここに呼ばれたかわかっていますか?」
にこ「…穂乃果とのことでしょ」
海未「…わかっているのなら話は早いです どうしてここ最近穂乃果を避けているのですか?」
海未「それに最近は練習に集中できてませんよね?」
海未「このままでは次のライブに支障が出ますよ」
海未「一体どうしたのですか?」
にこ「…あんたたちに言ってもしょうがないことよ」
海未「にこっ!」バンッ
ことり「海未ちゃん、熱くならないのっ 」
ことり「でもにこちゃんの言い方もちょっとキツいんじゃないかなぁ?」
ことり「別ににこちゃんのことを責めてるわけじゃないんだよ?」
ことり「私たちはにこちゃんのことが心配なだけなの…」
ことり「それとも私たちには話せないことなの?」
にこ「…わかったわ 全部話すわよ…」
海未「にこ… どうして今日ここに呼ばれたかわかっていますか?」
にこ「…穂乃果とのことでしょ」
海未「…わかっているのなら話は早いです どうしてここ最近穂乃果を避けているのですか?」
海未「それに最近は練習に集中できてませんよね?」
海未「このままでは次のライブに支障が出ますよ」
海未「一体どうしたのですか?」
にこ「…あんたたちに言ってもしょうがないことよ」
海未「にこっ!」バンッ
ことり「海未ちゃん、熱くならないのっ 」
ことり「でもにこちゃんの言い方もちょっとキツいんじゃないかなぁ?」
ことり「別ににこちゃんのことを責めてるわけじゃないんだよ?」
ことり「私たちはにこちゃんのことが心配なだけなの…」
ことり「それとも私たちには話せないことなの?」
にこ「…わかったわ 全部話すわよ…」
6: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 22:59:59.44 ID:sLEql3pb
海未「つまりにこは穂乃果に対して劣等感を感じているわけですね」
海未「それ気持ちが次第に大きくなって今の状況を引き起こしてると考えてもよろしいですか?」
にこ「まあ大体はそんな感じよ… 」
にこ「あんたらはあいつと一緒にいる時間が長いからわからないかもしれないけどね」
ことり「…そんなことないよ 私たちだって穂乃果ちゃんには敵わないなって思っちゃうことはあるよ」
海未「ええ 穂乃果のことを羨むこともこれまでに何度もありましたしね」
にこ「…そんな奴とずっと一緒にいれるなんてあんたらはすごいわね 」
ことり「…にこちゃんはちょっと勘違いをしてるんじゃないかな?」
海未「そうですね にこは穂乃果のことを誤解してるのかもしれません」
海未「確かに穂乃果は自分の生き方に迷いのない強い人間に見えるかもしれません」
海未「でも穂乃果も貴方と同じ一人の女の子なんですよ」
海未「それ気持ちが次第に大きくなって今の状況を引き起こしてると考えてもよろしいですか?」
にこ「まあ大体はそんな感じよ… 」
にこ「あんたらはあいつと一緒にいる時間が長いからわからないかもしれないけどね」
ことり「…そんなことないよ 私たちだって穂乃果ちゃんには敵わないなって思っちゃうことはあるよ」
海未「ええ 穂乃果のことを羨むこともこれまでに何度もありましたしね」
にこ「…そんな奴とずっと一緒にいれるなんてあんたらはすごいわね 」
ことり「…にこちゃんはちょっと勘違いをしてるんじゃないかな?」
海未「そうですね にこは穂乃果のことを誤解してるのかもしれません」
海未「確かに穂乃果は自分の生き方に迷いのない強い人間に見えるかもしれません」
海未「でも穂乃果も貴方と同じ一人の女の子なんですよ」
7: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:00:59.35 ID:sLEql3pb
にこ「なんでそんなことが言えるのよ…」
海未「伊達に穂乃果と長く過ごしていませんからね 」
ことり「そうだね」
海未「とにかくにこは穂乃果と和解するようにお願いします」
ことり「にこちゃんは穂乃果ちゃんとちゃんと向かい合うことが必要だと思うよ?」
ことり「今のままの穂乃果ちゃんとにこちゃんの関係はよくないと思うの」
ことり「だから穂乃果ちゃんと仲直りするまでにこちゃんは次のライブの衣装作りの手伝いに来なくていいからね」
にこ「ちょっとことりっ?」
海未「それだけ今回の件はμ'sにとって重要なんですよ」
海未「このままでしたらμ'sが前みたいにバラバラになってしまうかもしれませんし」
海未「最近は穂乃果も調子がどこか悪そうだったので練習を何日間かは休むように伝えています」
海未「ですので穂乃果と話す時間はいくらでも取れると思いますので、早めの和解をよろしくお願いしますね」
ことり「にこちゃんゴメンね… でもにこちゃんなら大丈夫だってことりは信じてるよ」
海未「私もです にこならきっとすぐに和解できますよ」ニッコリ
にこ「あんたたちは簡単に言うわね…」
にこ「…わかったわよ 善処するわ」
海未「よろしくお願いしますね」
海未「伊達に穂乃果と長く過ごしていませんからね 」
ことり「そうだね」
海未「とにかくにこは穂乃果と和解するようにお願いします」
ことり「にこちゃんは穂乃果ちゃんとちゃんと向かい合うことが必要だと思うよ?」
ことり「今のままの穂乃果ちゃんとにこちゃんの関係はよくないと思うの」
ことり「だから穂乃果ちゃんと仲直りするまでにこちゃんは次のライブの衣装作りの手伝いに来なくていいからね」
にこ「ちょっとことりっ?」
海未「それだけ今回の件はμ'sにとって重要なんですよ」
海未「このままでしたらμ'sが前みたいにバラバラになってしまうかもしれませんし」
海未「最近は穂乃果も調子がどこか悪そうだったので練習を何日間かは休むように伝えています」
海未「ですので穂乃果と話す時間はいくらでも取れると思いますので、早めの和解をよろしくお願いしますね」
ことり「にこちゃんゴメンね… でもにこちゃんなら大丈夫だってことりは信じてるよ」
海未「私もです にこならきっとすぐに和解できますよ」ニッコリ
にこ「あんたたちは簡単に言うわね…」
にこ「…わかったわよ 善処するわ」
海未「よろしくお願いしますね」
8: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:03:39.58 ID:sLEql3pb
~帰り道~
にこ(いくら穂乃果と話したところで私の気持ちの整理がつかない限り劣等感は消えない気がするんだけど…)
にこ(とりあえず穂乃果の家に向かおうかしら)
??? タッタッタッタ
にこ(ん? あの走ってるのって… 穂乃果じゃない?)
にこ(練習出れなかったから走ってるのかしら?)
にこ(ってあいつ泣いてるじゃない!? )
にこ「穂乃果っ! あんたどうしたのよ!?」
穂乃果「あっ にこちゃん…」グスッ
穂乃果「な、なんでもないよっ」ダッ
にこ「泣いてるのになんでもないわけないでしょっ!」ガシッ
にこ「…とりあえずここじゃ目立つから場所を移動しましょう」
にこ(いくら穂乃果と話したところで私の気持ちの整理がつかない限り劣等感は消えない気がするんだけど…)
にこ(とりあえず穂乃果の家に向かおうかしら)
??? タッタッタッタ
にこ(ん? あの走ってるのって… 穂乃果じゃない?)
にこ(練習出れなかったから走ってるのかしら?)
にこ(ってあいつ泣いてるじゃない!? )
にこ「穂乃果っ! あんたどうしたのよ!?」
穂乃果「あっ にこちゃん…」グスッ
穂乃果「な、なんでもないよっ」ダッ
にこ「泣いてるのになんでもないわけないでしょっ!」ガシッ
にこ「…とりあえずここじゃ目立つから場所を移動しましょう」
9: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:04:23.24 ID:sLEql3pb
~公園~
にこ「…落ち着いた?」
穂乃果「うん、にこちゃんありがとう…」
穂乃果「…泣いてる姿なんて見られたくなかったのになぁ」
にこ「…それより一体どうしたのよ? いつものあんたらしくないじゃない」
穂乃果「…ねぇ、にこちゃん 私ってμ'sにいてもいいのかなぁ…」
にこ「…あんた、それ本気で言ってるの?」
穂乃果「最近ね、よく考えるんだ」
穂乃果「私はμ'sのみんなの迷惑かけてるだけなんじゃないかって…」
穂乃果「わたしよりにこちゃんや絵里ちゃんがリーダーだったらもっとμ'sは大きくなれたんじゃって思っちゃうんだ…」
穂乃果「それにね、他のみんなとは違って私は元気さ以外は何も持っていないし…」
穂乃果「そんなことを考えてたら練習にもあんまり集中できなくなっちゃって…」
にこ「…落ち着いた?」
穂乃果「うん、にこちゃんありがとう…」
穂乃果「…泣いてる姿なんて見られたくなかったのになぁ」
にこ「…それより一体どうしたのよ? いつものあんたらしくないじゃない」
穂乃果「…ねぇ、にこちゃん 私ってμ'sにいてもいいのかなぁ…」
にこ「…あんた、それ本気で言ってるの?」
穂乃果「最近ね、よく考えるんだ」
穂乃果「私はμ'sのみんなの迷惑かけてるだけなんじゃないかって…」
穂乃果「わたしよりにこちゃんや絵里ちゃんがリーダーだったらもっとμ'sは大きくなれたんじゃって思っちゃうんだ…」
穂乃果「それにね、他のみんなとは違って私は元気さ以外は何も持っていないし…」
穂乃果「そんなことを考えてたら練習にもあんまり集中できなくなっちゃって…」
10: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:05:01.51 ID:sLEql3pb
穂乃果「それでね、今日海未ちゃんにしばらくは練習を休むように言われたんだ…」
穂乃果「それがね、私はμ'sにはいらないって言われたように感じちゃってね…」
穂乃果「もちろん、海未ちゃんはそういう意味で言ったんじゃないってことはわかってるけど…」
穂乃果「それでもね、すっごく悲しくなっちゃったんだ…」
穂乃果「走ってれば気が紛れるかなって思ったんだけどね、やっぱりダメで泣いちゃった…」
穂乃果「にこちゃん、ゴメンね… μ'sのリーダーなのに、こんな情けないところを見せちゃって…」
穂乃果「明日にはちゃんと元どおりになるから…」
穂乃果「それがね、私はμ'sにはいらないって言われたように感じちゃってね…」
穂乃果「もちろん、海未ちゃんはそういう意味で言ったんじゃないってことはわかってるけど…」
穂乃果「それでもね、すっごく悲しくなっちゃったんだ…」
穂乃果「走ってれば気が紛れるかなって思ったんだけどね、やっぱりダメで泣いちゃった…」
穂乃果「にこちゃん、ゴメンね… μ'sのリーダーなのに、こんな情けないところを見せちゃって…」
穂乃果「明日にはちゃんと元どおりになるから…」
11: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:06:13.32 ID:sLEql3pb
目の前にいる穂乃果の言葉が信じられなかった
私の中の穂乃果はアイドルとしての理想そのものだった
だからこそ私は彼女に嫉妬と劣等感を感じていたのだ
でもそれが私が勝手に理想を穂乃果に押し付けているだけで、本当の彼女を見ていなかったとしたら…
目の前にいるのが本当の彼女の姿なのだとしたら…
そう思うと体が勝手に動いていた
私の中の穂乃果はアイドルとしての理想そのものだった
だからこそ私は彼女に嫉妬と劣等感を感じていたのだ
でもそれが私が勝手に理想を穂乃果に押し付けているだけで、本当の彼女を見ていなかったとしたら…
目の前にいるのが本当の彼女の姿なのだとしたら…
そう思うと体が勝手に動いていた
12: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:07:16.04 ID:sLEql3pb
にこ「穂乃果、ごめんなさい… あんた1人になんでも抱え込ませて…」ギュッ
穂乃果「に、にこちゃん…?」
にこ「あんたのことだから、今回のことも他の人に話したら迷惑になるって思って1人で悩んでたんでしょ…?」
にこ「…解散騒動の時に気づくべきだったわ 穂乃果も私たちと同じだってことを…」
にこ「あんたにだって迷うときや悩む時だってあるのにね… 」
にこ「それなのに勝手に穂乃果は迷いのない強い人だって思い込んでて、悩んでることに気づけなくてごめんなさいね…」
にこ「…あんたは悩みを一人で抱え込む必要なんてないの」
にこ「迷ったり、辛くなったりしたら誰かに頼ってもいいのよ」
にこ「私も役に立つかはわからないけど話ぐらいだったら聞いてあげるわよ」
穂乃果「…本当にいいの?」
にこ「当たり前じゃない」
穂乃果「に、にこちゃん…?」
にこ「あんたのことだから、今回のことも他の人に話したら迷惑になるって思って1人で悩んでたんでしょ…?」
にこ「…解散騒動の時に気づくべきだったわ 穂乃果も私たちと同じだってことを…」
にこ「あんたにだって迷うときや悩む時だってあるのにね… 」
にこ「それなのに勝手に穂乃果は迷いのない強い人だって思い込んでて、悩んでることに気づけなくてごめんなさいね…」
にこ「…あんたは悩みを一人で抱え込む必要なんてないの」
にこ「迷ったり、辛くなったりしたら誰かに頼ってもいいのよ」
にこ「私も役に立つかはわからないけど話ぐらいだったら聞いてあげるわよ」
穂乃果「…本当にいいの?」
にこ「当たり前じゃない」
14: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:08:35.56 ID:sLEql3pb
にこ「それとね、あんたは何もしていないと思ってるかもしれないけどね あんたがμ'sをつくったことで救われた人もいるの」
にこ「私だってその一人なの あんたはこのμ'sにいるだけで私たちの支えになっているのよ」
にこ「みんなね、穂乃果がμ'sのリーダーにふさわしいと思ってるの」
にこ「だからあんたは後ろめたく思う必要なんてこれっぽっちもないのよ」
穂乃果「…にこちゃん、ありがとう」グスッ
穂乃果「なんだか気持ちが軽くなった気がするよ」
にこ「それならよかったわ あんたに悲しむ顔なんて似合わないもの」
穂乃果「…にこちゃんて本当に優しいね」ニコッ
にこ「そ、そんなことないわよ」
穂乃果「にこちゃん、照れてる?」クスッ
にこ「うっさいっ///」
にこ「私だってその一人なの あんたはこのμ'sにいるだけで私たちの支えになっているのよ」
にこ「みんなね、穂乃果がμ'sのリーダーにふさわしいと思ってるの」
にこ「だからあんたは後ろめたく思う必要なんてこれっぽっちもないのよ」
穂乃果「…にこちゃん、ありがとう」グスッ
穂乃果「なんだか気持ちが軽くなった気がするよ」
にこ「それならよかったわ あんたに悲しむ顔なんて似合わないもの」
穂乃果「…にこちゃんて本当に優しいね」ニコッ
にこ「そ、そんなことないわよ」
穂乃果「にこちゃん、照れてる?」クスッ
にこ「うっさいっ///」
15: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:09:27.95 ID:sLEql3pb
にこ「…それとね、私はあんたに謝らなきゃいけないことがもうひとつあるの」
穂乃果「それって…?」
にこ「…私ね、あんたにずっと嫉妬してたの」
にこ「私には出来なかったことを簡単にやってのけたあんたにね」
にこ「それにね、私は穂乃果のことを上辺だけでしか理解していなかったの」
にこ「いつも太陽のようにみんなを引っ張ってくれる迷いのないのがあんただと勝手に決め付けて、その性格にも嫉妬してたのよ…」
にこ「最近あんたを避けてたのもね、あんたと比べると私が劣っているように思えて仕方なかったから…」
にこ「私の自分勝手な理由であんたたちに迷惑かけちゃってたのよ…」
にこ「本当にごめんなさい…」
穂乃果「それって…?」
にこ「…私ね、あんたにずっと嫉妬してたの」
にこ「私には出来なかったことを簡単にやってのけたあんたにね」
にこ「それにね、私は穂乃果のことを上辺だけでしか理解していなかったの」
にこ「いつも太陽のようにみんなを引っ張ってくれる迷いのないのがあんただと勝手に決め付けて、その性格にも嫉妬してたのよ…」
にこ「最近あんたを避けてたのもね、あんたと比べると私が劣っているように思えて仕方なかったから…」
にこ「私の自分勝手な理由であんたたちに迷惑かけちゃってたのよ…」
にこ「本当にごめんなさい…」
16: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:11:02.33 ID:sLEql3pb
穂乃果「そうだったんだ…」
穂乃果「…確かにみんなに迷惑かけたのは反省しなくちゃいけないね」
穂乃果「でも、にこちゃんが私より劣ってるなんてことはないと思うんだ」
穂乃果「…実はね、私だってにこちゃんのこと羨ましいって思ったことは何回だってあるんだよ?」
穂乃果「にこちゃんはね、私にとってのアイドルそのものなんだ」
穂乃果「私が一度挫けてμ'sがバラバラになりかけた時だって、にこちゃんはアイドルを続けたでしょ?」
穂乃果「あの時にこちゃんは迷いなくアイドルが好きだからって答えてくれたよね?」
穂乃果「私はそんなにこちゃんの姿に憧れたんだよ」
穂乃果「私もにこちゃんみたいになりたいってね」
穂乃果「だからね、にこちゃんは私より劣ってなんかないんだよ?」
穂乃果「…確かにみんなに迷惑かけたのは反省しなくちゃいけないね」
穂乃果「でも、にこちゃんが私より劣ってるなんてことはないと思うんだ」
穂乃果「…実はね、私だってにこちゃんのこと羨ましいって思ったことは何回だってあるんだよ?」
穂乃果「にこちゃんはね、私にとってのアイドルそのものなんだ」
穂乃果「私が一度挫けてμ'sがバラバラになりかけた時だって、にこちゃんはアイドルを続けたでしょ?」
穂乃果「あの時にこちゃんは迷いなくアイドルが好きだからって答えてくれたよね?」
穂乃果「私はそんなにこちゃんの姿に憧れたんだよ」
穂乃果「私もにこちゃんみたいになりたいってね」
穂乃果「だからね、にこちゃんは私より劣ってなんかないんだよ?」
17: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:12:36.77 ID:sLEql3pb
にこ「な、なに恥ずかしいこと言ってんのよっ/// …でも、ありがとね」
にこ「私もあんたに言えてスッキリしたみたい」
にこ「これで明日からは普通に練習できそうよ」
穂乃果「私もだよっ」ニコニコ
にこ「あんた、やけに嬉しそうね」クスッ
穂乃果「だって尊敬してたにこちゃんに認められてたってわかったんだもんっ」
穂乃果「嬉しいに決まってるよっ」
にこ「なっ/// まあいいわ」
にこ「暗くなってきたし帰りましょ あんたの家まで送ってあげるわよ」
穂乃果「にこちゃん、ありがとうっ!」ダキッ
にこ「あーもう! 抱きつくんじゃないわよ/// 歩きにくいでしょ!」
にこ「私もあんたに言えてスッキリしたみたい」
にこ「これで明日からは普通に練習できそうよ」
穂乃果「私もだよっ」ニコニコ
にこ「あんた、やけに嬉しそうね」クスッ
穂乃果「だって尊敬してたにこちゃんに認められてたってわかったんだもんっ」
穂乃果「嬉しいに決まってるよっ」
にこ「なっ/// まあいいわ」
にこ「暗くなってきたし帰りましょ あんたの家まで送ってあげるわよ」
穂乃果「にこちゃん、ありがとうっ!」ダキッ
にこ「あーもう! 抱きつくんじゃないわよ/// 歩きにくいでしょ!」
18: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:13:28.31 ID:sLEql3pb
この日を境に私の穂乃果への劣等感は次第に薄れていった
それと同時に私は…
それと同時に私は…
19: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:15:08.01 ID:sLEql3pb
~しばらく経ったある日~
希「最近のにこっちは楽しそうやね?」
絵里「そうね やっとスランプも抜け出したみたいだしね?」
にこ「…あんたらにまで迷惑かけて悪かったと思ってるわよ」
希「それで穂乃果ちゃんとなにかあったん?」ニヤニヤ
にこ「ッ!? なんでそこで穂乃果が出てくるのよっ?」
希「だってなぁ、にこっちスランプの時に穂乃果ちゃん避けてたやん」
希「気づかれないようにしてたみたいやったけどバレバレやったよ」
絵里「それに最近にこは穂乃果のことよく見てるじゃない」クスッ
絵里「練習後だって穂乃果と一緒に帰ってるのをよく見るわよ?」
にこ「そ、それは… そう、穂乃果から相談をされているのよっ」
にこ「だからしょうがなく一緒に帰ってるのよっ」
希「その割には満更でもなさそうな表情やねぇ」ニヤニヤ
希「最近のにこっちは楽しそうやね?」
絵里「そうね やっとスランプも抜け出したみたいだしね?」
にこ「…あんたらにまで迷惑かけて悪かったと思ってるわよ」
希「それで穂乃果ちゃんとなにかあったん?」ニヤニヤ
にこ「ッ!? なんでそこで穂乃果が出てくるのよっ?」
希「だってなぁ、にこっちスランプの時に穂乃果ちゃん避けてたやん」
希「気づかれないようにしてたみたいやったけどバレバレやったよ」
絵里「それに最近にこは穂乃果のことよく見てるじゃない」クスッ
絵里「練習後だって穂乃果と一緒に帰ってるのをよく見るわよ?」
にこ「そ、それは… そう、穂乃果から相談をされているのよっ」
にこ「だからしょうがなく一緒に帰ってるのよっ」
希「その割には満更でもなさそうな表情やねぇ」ニヤニヤ
20: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:16:28.17 ID:sLEql3pb
絵里「希、あんまりにこをからかうのはよくないわよ」
絵里「それでにこはいつ穂乃果に告白するのかしら?」
にこ「はぁっ!? あ、あんたなに言ってるのよ!?///」
にこ「私は穂乃果のことなんて…///」
絵里「そんな顔して言われても全然説得力ないわよ」ニヤニヤ
希「にこっちは素直やないからなぁ」ニヤニヤ
にこ「ちょっとあんたたちっ!」
希「やーん♪ にこっちが怒った~」ニヤニヤ
絵里「ちょっとイジリすぎたわね…」
絵里「それでにこはいつ穂乃果に告白するのかしら?」
にこ「はぁっ!? あ、あんたなに言ってるのよ!?///」
にこ「私は穂乃果のことなんて…///」
絵里「そんな顔して言われても全然説得力ないわよ」ニヤニヤ
希「にこっちは素直やないからなぁ」ニヤニヤ
にこ「ちょっとあんたたちっ!」
希「やーん♪ にこっちが怒った~」ニヤニヤ
絵里「ちょっとイジリすぎたわね…」
21: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:17:19.13 ID:sLEql3pb
希「それで結局にこっちは穂乃果ちゃんに告白しないん?」
にこ「だから、にこは別に…」
絵里「私はね、にこはもうちょっと素直になってもいいと思うわ」
絵里「そうやって自分の気持ちから逃げてるときっと後悔するわよ?」
希「そうやね 例えば穂乃果ちゃんが他の誰かと付き合ったりするかもしれんよ?」
にこ「なっ!?」
希「ほら、動揺しとるやん」
絵里「でもね、にこ? 本当に穂乃果があなた以外の人と付き合うことになった時、後悔しないって言い切れるの?」
にこ「…そりゃ後悔するわよ でもあいつにもいろいろあるだろうし…」
希「…結局にこっちはさ、なんだかんだ理由をつけてただ振られるのが怖いだけなんちゃう?」
にこ「な、なに言ってんのよっ! そんなわけないでしょ!」
絵里「それじゃあ告白してきなさいよ 今のにこは希が言ったようにしか見えないわよ?」
にこ「だから、にこは別に…」
絵里「私はね、にこはもうちょっと素直になってもいいと思うわ」
絵里「そうやって自分の気持ちから逃げてるときっと後悔するわよ?」
希「そうやね 例えば穂乃果ちゃんが他の誰かと付き合ったりするかもしれんよ?」
にこ「なっ!?」
希「ほら、動揺しとるやん」
絵里「でもね、にこ? 本当に穂乃果があなた以外の人と付き合うことになった時、後悔しないって言い切れるの?」
にこ「…そりゃ後悔するわよ でもあいつにもいろいろあるだろうし…」
希「…結局にこっちはさ、なんだかんだ理由をつけてただ振られるのが怖いだけなんちゃう?」
にこ「な、なに言ってんのよっ! そんなわけないでしょ!」
絵里「それじゃあ告白してきなさいよ 今のにこは希が言ったようにしか見えないわよ?」
22: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:20:34.67 ID:sLEql3pb
にこ「あんたらは好き放題言ってくれるわね…」
にこ「…わかったわよ! 今から穂乃果に告白しにいくわ!」
にこ「あんたらにここまで言われて引き下がるにこにーなんかじゃないんだから!」
絵里「にこ、頑張ってね いい結果であることを祈っているわ」
希「もし撃沈したらウチらが慰めてあげるからなぁ 」
にこ「縁起でもないこと言うんじゃないわよ… 」
にこ「それじゃ行ってくるわ いい結果を期待していなさい!」
にこ「…それとね、にこのことを焚きつけてくれてありがとね 感謝してるわ」ガラガラ
にこ「…わかったわよ! 今から穂乃果に告白しにいくわ!」
にこ「あんたらにここまで言われて引き下がるにこにーなんかじゃないんだから!」
絵里「にこ、頑張ってね いい結果であることを祈っているわ」
希「もし撃沈したらウチらが慰めてあげるからなぁ 」
にこ「縁起でもないこと言うんじゃないわよ… 」
にこ「それじゃ行ってくるわ いい結果を期待していなさい!」
にこ「…それとね、にこのことを焚きつけてくれてありがとね 感謝してるわ」ガラガラ
23: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:22:45.96 ID:sLEql3pb
絵里「行っちゃったわね」
希「まあ大丈夫やろ カードもいい結果になるって告げとるしなぁ」
絵里「カードがなくても穂乃果とにこの2人を見てれば分かることでしょ?」
希「せやなぁ …ところでにこっちを焚きつけたえりちは告白しないん?」
絵里「希っ!? なに言ってるのよ?」
希「にこっちにも劣らないほどえりちもわかりやすかったで」クスクス
希「にこっちが終わった後はえりちの番やね」
希「期待しといてな」ニッコリ
絵里「お、お手柔らかにお願いするわね…」
希「まあ大丈夫やろ カードもいい結果になるって告げとるしなぁ」
絵里「カードがなくても穂乃果とにこの2人を見てれば分かることでしょ?」
希「せやなぁ …ところでにこっちを焚きつけたえりちは告白しないん?」
絵里「希っ!? なに言ってるのよ?」
希「にこっちにも劣らないほどえりちもわかりやすかったで」クスクス
希「にこっちが終わった後はえりちの番やね」
希「期待しといてな」ニッコリ
絵里「お、お手柔らかにお願いするわね…」
24: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:25:00.41 ID:sLEql3pb
~生徒会室~
ガラガラ
にこ「穂乃果っ! ちょっと用があるんだけど… 今大丈夫かしら?」
穂乃果「いいよー ちょうどことりちゃんと海未ちゃんがいなくて暇してたんだっ」
にこ「生徒会長が暇って… で2人はどこに行ったのよ?」
穂乃果「アンケートを回収に行ってもらってるよ 」
穂乃果「私も行きたかったけど、海未ちゃんから『穂乃果は回収の時に話しすぎるから待機していてください』って言われちゃった」
にこ「そうだったのね」
にこ(あの2人がいたら面倒なことになりそうだし丁度よかったわ)
ガラガラ
にこ「穂乃果っ! ちょっと用があるんだけど… 今大丈夫かしら?」
穂乃果「いいよー ちょうどことりちゃんと海未ちゃんがいなくて暇してたんだっ」
にこ「生徒会長が暇って… で2人はどこに行ったのよ?」
穂乃果「アンケートを回収に行ってもらってるよ 」
穂乃果「私も行きたかったけど、海未ちゃんから『穂乃果は回収の時に話しすぎるから待機していてください』って言われちゃった」
にこ「そうだったのね」
にこ(あの2人がいたら面倒なことになりそうだし丁度よかったわ)
25: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:26:14.00 ID:sLEql3pb
穂乃果「それでにこちゃんの用って何かな?」
にこ「実はね… 私あんたのことが好きになっちゃってるみたいなの」
にこ「…あんたさえよければ私と付き合ってもらえませんか?」
穂乃果「うんっ! にこちゃんよろしくね!」
にこ「そうよね、やっぱりダメ… っていいの!?」
にこ「あんたは私のことをアイドルそのものだって前言ってくれたけどそのアイドルの掟を破ろうとしてるのよ?」
にこ「そんな私でもいいの?」
穂乃果「もちろんだよっ!」
穂乃果「確かに穂乃果はにこちゃんのことをアイドルとして尊敬してるよ」
穂乃果「でもそれだけじゃないんだ」
にこ「実はね… 私あんたのことが好きになっちゃってるみたいなの」
にこ「…あんたさえよければ私と付き合ってもらえませんか?」
穂乃果「うんっ! にこちゃんよろしくね!」
にこ「そうよね、やっぱりダメ… っていいの!?」
にこ「あんたは私のことをアイドルそのものだって前言ってくれたけどそのアイドルの掟を破ろうとしてるのよ?」
にこ「そんな私でもいいの?」
穂乃果「もちろんだよっ!」
穂乃果「確かに穂乃果はにこちゃんのことをアイドルとして尊敬してるよ」
穂乃果「でもそれだけじゃないんだ」
26: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:27:58.16 ID:sLEql3pb
穂乃果「前ににこちゃんが私を慰めてくれたことあったでしょ?」
穂乃果「にこちゃんはもしかしたら覚えてないかもしれないけどね、私はあの日のにこちゃんの言葉に救われたんだよ?」
穂乃果「あの時にこちゃんに救われてなかったら私はどこかで壊れてたんだと思う…」
穂乃果「あの日からね、私は頭のどこかでにこちゃんのことを考えるようになっちゃってた」
穂乃果「にこちゃんと一緒にいたいって思ってたから最近はにこちゃんを放課後に誘ってたんだよ?」
穂乃果「でもにこちゃんと一緒にいたいって言っちゃうと恥ずかしいから相談だなんて嘘をついてたんだけどね」
にこ「どおりで相談内容が結構どうでもいいことだったわけね…」
にこ「でも私もあんたと一緒に帰れるのは嬉しかったわよ」
にこ「実はね、私もあの日からあんたのことを意識し始めてたの」
にこ「2人とも同じ日に意識し合うなんて、面白い偶然もあるものよね」クスッ
穂乃果「それって運命なのかもねっ!私とにこちゃんはきっと結ばれる運命なんだよっ!」
にこ「…あんた、それ言ってて恥ずかしくならないわけ?///」
穂乃果「ちょっと恥ずかしいかも… /// でも後悔はしてないよっ」
にこ「嬉しいこと言ってくれるじゃない/// 」
穂乃果「にこちゃんはもしかしたら覚えてないかもしれないけどね、私はあの日のにこちゃんの言葉に救われたんだよ?」
穂乃果「あの時にこちゃんに救われてなかったら私はどこかで壊れてたんだと思う…」
穂乃果「あの日からね、私は頭のどこかでにこちゃんのことを考えるようになっちゃってた」
穂乃果「にこちゃんと一緒にいたいって思ってたから最近はにこちゃんを放課後に誘ってたんだよ?」
穂乃果「でもにこちゃんと一緒にいたいって言っちゃうと恥ずかしいから相談だなんて嘘をついてたんだけどね」
にこ「どおりで相談内容が結構どうでもいいことだったわけね…」
にこ「でも私もあんたと一緒に帰れるのは嬉しかったわよ」
にこ「実はね、私もあの日からあんたのことを意識し始めてたの」
にこ「2人とも同じ日に意識し合うなんて、面白い偶然もあるものよね」クスッ
穂乃果「それって運命なのかもねっ!私とにこちゃんはきっと結ばれる運命なんだよっ!」
にこ「…あんた、それ言ってて恥ずかしくならないわけ?///」
穂乃果「ちょっと恥ずかしいかも… /// でも後悔はしてないよっ」
にこ「嬉しいこと言ってくれるじゃない/// 」
27: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:29:38.04 ID:sLEql3pb
穂乃果「それでさ、せっかく恋人同士になったんだしにこちゃんとしたいことがあるんだけど///」
にこ「何よ、改まって… あんたらしくないわね」
穂乃果「にこちゃんとキスしたい///」
にこ「なっ!?/// ここは学校よ! 生徒会長がそんなことしちゃダメでしょ!」
穂乃果「でも、我慢できないんだ/// にこちゃん、お願い///」
にこ「…しょうがないわねぇ 見つかるとヤバイからやるならさっさとやりましょう///」
穂乃果「うん/// じゃあいくよ?///」チュッ
にこ「///」
穂乃果「しちゃったね///」
にこ「そうね///」
にこ「何よ、改まって… あんたらしくないわね」
穂乃果「にこちゃんとキスしたい///」
にこ「なっ!?/// ここは学校よ! 生徒会長がそんなことしちゃダメでしょ!」
穂乃果「でも、我慢できないんだ/// にこちゃん、お願い///」
にこ「…しょうがないわねぇ 見つかるとヤバイからやるならさっさとやりましょう///」
穂乃果「うん/// じゃあいくよ?///」チュッ
にこ「///」
穂乃果「しちゃったね///」
にこ「そうね///」
28: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:31:30.09 ID:sLEql3pb
ガタッ
ほのにこ『!?』
穂乃果「誰かいるの?」ガラガラ
ことり「あはは…」
海未「見つかってしまいましたね…」
にこ「まさか…あんたたち聞き耳を立ててたの…?」
ことり「まあ… そうなっちゃうかなぁ」
にこ「…どこから聞いてたのよ?」
海未「…にこが穂乃果に告白をしたところからですね」
ほのにこ『///』
にこ「ほとんど全部じゃない!///」
海未「…にこ、穂乃果のことをよろしく頼みますよ」
ことり「にこちゃんなら大丈夫だよっ」
ことり「それじゃあこのことをみんなに教えてあげないとね」
ことり「海未ちゃん、部室に行こっか?」グイッ
海未「ちょっと!? 待ってください、ことり?」ヒキズラレ
ガラガラ
ほのにこ『!?』
穂乃果「誰かいるの?」ガラガラ
ことり「あはは…」
海未「見つかってしまいましたね…」
にこ「まさか…あんたたち聞き耳を立ててたの…?」
ことり「まあ… そうなっちゃうかなぁ」
にこ「…どこから聞いてたのよ?」
海未「…にこが穂乃果に告白をしたところからですね」
ほのにこ『///』
にこ「ほとんど全部じゃない!///」
海未「…にこ、穂乃果のことをよろしく頼みますよ」
ことり「にこちゃんなら大丈夫だよっ」
ことり「それじゃあこのことをみんなに教えてあげないとね」
ことり「海未ちゃん、部室に行こっか?」グイッ
海未「ちょっと!? 待ってください、ことり?」ヒキズラレ
ガラガラ
29: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:32:48.93 ID:sLEql3pb
にこ「あんたたち待ちなさーいっ!」
にこ「穂乃果、行くわよっ!」ギュッ
穂乃果「うんっ!」ギュッ
にこ「穂乃果、行くわよっ!」ギュッ
穂乃果「うんっ!」ギュッ
30: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:33:15.16 ID:sLEql3pb
…このあと部室に行ったらμ'sのみんなにバレてて散々弄られた
31: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:35:14.76 ID:sLEql3pb
後日絵里たちをめぐるゴタゴタに私と穂乃果も巻き込まれたりもするのだがそれは別のお話
32: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/01/14(木) 23:36:16.22 ID:sLEql3pb
おわり
引用元: ・にこ「穂乃果が苦手だったのに」
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