5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 21:41:00.44 ID:m1Xz7OHU0
佐天「敵と認識した相手を即座にラップ調で煽り、戦いを有利に進める能力……か」トコトコ
佐天「有利になるのかな……? だいたい敵ってなによ……」トコトコ
佐天(あれ……変な道入って来ちゃった……)
「あれあれ? こんな所に女の子一人で……」
佐天「!?」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 21:42:44.13 ID:m1Xz7OHU0
チャラ男「あれ? しかもそれってまさか中学の制服?」ジロジロ
佐天(な……なによこいつ……)
チャラ男「へぇ~。中学生で……」ジロジロ
佐天(まさか今、私……絡まれてる?)
チャラ男「そんなに でっかいんだ。良いね~」ジリジリ
佐天(離れなきゃ……)
チャラ男「ちょっと触らせてよ!」グイッ
佐天「いやっ!」バッ
チャラ男「おいお~い。こんな人通りの無い道を歩いてた君が悪いんだよ~?」
佐天(に、逃げなきゃ……)アセアセ
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 21:46:07.88 ID:m1Xz7OHU0
チャラ男「良いじゃん、良いじゃん。」ジリジリ
佐天(でも……恐くて……足が……)ガクガク
チャラ男「ほら!」グワッ
佐天「!」
佐天「……(な、なにこの感じ……)」
佐天「……」
佐天「yoh, yoh」
佐天(えっ……)
チャラ男「!?」
佐天(こ、これってまさか……)
佐天「……」指クイッ
チャラ男「なっ……」
佐天「check it out !」ウインク☆
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 21:51:12.10 ID:m1Xz7OHU0
佐天「これは中々厄介! 絡まれたよ道選び失敗? (の、能力が……)」指クイッ
チャラ男「は、はぁ?」
佐天「見てよ自慢の ! 言う通りすごくでっかい! (発動しちゃったのー?)」指クイッ
チャラ男「」
佐天「触ったら当然犯罪! 残念、ナンパ失敗!」指クイッ
チャラ男「……っ (この中学生……き、気持悪ぃ……)」ダッ
タッタッタッタッタッタ
佐天「あっ……」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 22:04:31.48 ID:m1Xz7OHU0
佐天「すごく変な能力だけど……」
佐天「とりあえず助かったわ……」トコトコ
「佐天さーん!」
佐天「?」クルッ
佐天「あ、御坂さん!」
タッタッタッタッタッタ
御坂「ちょうどよかった!」ハァハァ
佐天「なにかあったんですか?」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 22:09:18.42 ID:m1Xz7OHU0
御坂「今ね、友達と運だめし勝負しててね」
佐天「運試し勝負ですか?」
御坂「うん。だからちょっと、私とじゃんけんしてくれる?」
佐天「じゃんけんですか? 良いですよー」
御坂「じゃあ、いくわよ」グッ
佐天「良いですよー」グッ
佐天「!」
佐天「yoh, yoh (えっ……)」
御坂「!?」
佐天(て、敵って……じゃんけん程度でも……!?)指クイッ
御坂「さ、佐天さん……?」
佐天「check it out ! 」ウインク☆
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 22:14:58.95 ID:m1Xz7OHU0
御坂「ど、どうしたの佐天さん!?」
佐天「ここでまさかまさかのmasaka? 出たよ美琴美琴のmisaka!」指クイッ
御坂「えっ……」
佐天「白井黒子黒子はshigoto? だからボッチでボッチなmikoto?」指クイッ
御坂「」
佐天「レールガンは確かにmigoto! でも友達少ないmikoto!」指クイッ
御坂「……」
佐天「あっ……」
御坂「……」ダッ
佐天「あぁ……」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 22:24:43.92 ID:m1Xz7OHU0
佐天「もう嫌だよ……」トボトボ
佐天「こんな友達失う能力……」トボトボ
「佐天さーん!」
佐天「!」
佐天(こ、この声は……)クルッ
タッタッタッタッタ
初春「佐天さん!」ハァハァ
佐天「う、初春……(初春まで失いたくないよ……)」
初春「佐天さん、御坂さんになにか言ったでしょう?」
佐天「えぇ? な、なんで初春知ってるの?」
初春「さっきそこで、泣きながら走ってく御坂さんに会ったんですよ!」
佐天「!」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 22:30:09.40 ID:m1Xz7OHU0
佐天「な、泣きながら……!?」
初春「はい。それで、事情を聞いて……」
佐天「う、うん……(ど、どうしよう……)」ガクガク
初春「さすがにそれはおかしいから、多分、佐天さんはまたなにか変な能力身につけたんでしょうって言っておきましたよ」
佐天「!」
初春「そうですよね?」
佐天「そ、そうだけど……なんで知って……」
初春「佐天さんが素であんな事言う人じゃないっていうのは、私が一番よく知ってますから!」ニコッ
佐天「!」
初春「そしたら御坂さん、安心してましたよ」
佐天「あ……ありがとう……!」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 22:35:00.15 ID:m1Xz7OHU0
初春「いえいえ」
佐天「本当に、ありがとね(良かった……大切な友達を失わずに済んだ……)」ポンポン
佐天「痛っ」
初春「あ! この頭の花には、棘があるのもありますから、危険ですよ! 大丈夫ですか?」
佐天「う、うん、大丈夫だよ。ちょっとチクっとしただけだから」
初春「良かったぁ……」
佐天「!」
佐天「yoh, yoh (あ、あれ……)」
初春「!?」
佐天(ま、まさか……花の棘を攻撃だと判断したの……!?)指クイッ
初春「さ、佐天さん……?」
佐天「check it out ! 」ウインク☆
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/16(木) 22:43:44.07 ID:m1Xz7OHU0
佐天「冬は英語でウインター! 右折左折はウインカー!」指クイッ
初春「さ、佐天さん……?」
佐天「勝者は英語でウィナー! ドイツ人大好きウインナー!」指クイッ
初春「こ、これが……」
佐天「名古屋人大好きウイロー! ロシア人大好きウイスキー!」指クイックイッ
佐天「……」スッ
初春「!」
佐天「私大好きウイハル!」ギュッ
初春「えへへ////」
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