1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:17:21.484 ID:duKYTp3cr.net
P「え?」

貴音「あなた様、そろそろ言わねばならないのでは?」

P「え? なにが?」

貴音「今日は私の……」

P「貴音の……?」

貴音「た」

P「た」

貴音「ん」

P「>>3」


3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:18:36.027 ID:KFurmX3/0.net
たぬきの日



6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:21:54.279 ID:duKYTp3cr.net
P「たぬきの日か」

貴音「んん……」

P「たんたんたぬきの  はー、ってか」

貴音「あなた様、時間がないのですよ? 戯れ事に割く時間などありません」

P「時間がないって言われてもなー」

ガチャ

>>8「あれ、どうしたの?」


8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:23:10.038 ID:Xvg+fYUxr.net
鬼ヶ島羅刹

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:27:30.322 ID:duKYTp3cr.net
羅刹「何やってんだ765のプロデューサー」

P「おお鬼ヶ島羅刹、どうしたんだ」

冬馬「鬼ヶ島羅刹じゃねぇ! 天ヶ瀬冬馬! 全然合ってねぇじゃねーか!」

貴音「鬼ヶ島羅刹、いったい何をしに765プロへ」

冬馬「あぁ? そりゃあ……」

冬馬「>>11」



11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:28:48.388 ID:qcAZOWrcd.net
祝いに


13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:33:01.430 ID:duKYTp3cr.net
冬馬「祝いに来たんだよ」

貴音「なんと……」

P「祝う? 何かお前に祝われる事あったか?」

冬馬「はぁ? アンタそれでもプロデューサーかよ」

貴音「そうです! 言ってやるのです鬼ヶ島冬馬!」

冬馬「まだ鬼ヶ島残ってるじゃねーか! 俺は天ヶ瀬だ!」

冬馬「ったく、今日はよ……>>16じゃねぇのかよ」



16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:36:53.886 ID:c06AkoO4d.net
たぬきの日



20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:41:08.795 ID:duKYTp3cr.net
冬馬「たぬきの日じゃねぇのかよ」

貴音「……」

P「何だやっぱりたぬきの日じゃないか貴音」

冬馬「たぬきの日だからわざわざ来てやったんだぜ。感謝しろよな」

P「いやーすまんすまん。来てもらって助かるわ竜馬」

冬馬「カスってんじゃねー! 冬馬だ!」

貴音「名前などどうでもよろしい!」

冬馬「ど、どうでも……!?」

ガチャ

>>22「あれ? どうしたの?」


22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:42:02.715 ID:QzSmSnywa.net
たぬき



27 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:47:46.733 ID:duKYTp3cr.net
たぬき「どうしたの?」

冬馬「お、へへっ……主役の登場だな」

貴音「たぬきが! 何故たぬきが!」

P「おおたぬき、間に合ったか」

たぬき「そりゃー僕の日ですからね。ポンポコポン」

冬馬「お、早速ポンポコポンが出たな」

貴音「なんなのです! ポンポコポンが何なのですか!」

P「ははっ、やっぱポンポコポン見るとたぬきの日って感じだよな」

冬馬「ああ、今日は盛大に祝ってやるからな」

たぬき「それは楽しみポンポコポン」

貴音「そこな獣! いったいたぬきの日とは何なのですか!」

たぬき「え? それは>>31」



31 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:49:38.206 ID:1Z9S0/oed.net
たぬきを捌く日



36 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:56:40.226 ID:duKYTp3cr.net
たぬき「僕を捌く日ですよ」

貴音「たかがたぬきを捌く日など! それよりも今日は私の誕生………」

貴音「………捌く?」

たぬき「今日はたぬきが食べられる日だポンポコポン」

冬馬「へへっ、コイツ……自分が食われるってのに笑ってら」

P「ああ、せめて美味しく食べてやらないとな」

たぬき「湿っぽいのは嫌ですよ。これは僕らたぬきが人間に対する恩返しなんですから」

貴音「………」

P「ああ……アレはちょうどこんな寒い日だったな……」

貴音「おやめなさい! 何やら回想を始めるのはおやめなさい!」

ガチャ

>>39「あれ? どうしたの?」



39 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 20:58:24.110 ID:pE0FVCtj0.net
きつね


44 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:04:15.017 ID:duKYTp3cr.net
きつね「どうしたの?」

冬馬「お、きつねも来たぜ。いよいよ本番って感じだな」

きつね「そりゃーたぬきの日だからね。僕らきつねもちゃんと見届けなきゃ」

たぬき「きつね……」

貴音「こ、ここはどこなのです!? 765プロではないのですか!」

P「落ち着け貴音。ここは事務所だぞ」

貴音「なら何故! 何故765のアイドルではなくこのような面妖な者ばかり……!」

きつね「もう始めるの? コンコン」

冬馬「お、早速コンコンが……」

貴音「その件はもうよろしい!」

ガチャ

>>46「騒がしいなー、どうしたの?」



46 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:04:51.505 ID:Z0RpwMSs0.net
ぶた


50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:11:01.981 ID:duKYTp3cr.net
ぶた「どうしたの?」

冬馬「お、ぶたも来たぜ。いよいよ………」

貴音「ああー!!」

冬馬「うわ!? な、何だよ765のアイドル」

貴音「とうとう人間と獣の数が同じに!」

P「仕方ないだろ貴音、今日はたぬきの日なんだから」

たぬき「ごめんなさい貴音さん。今日だけですから」

きつね「一日くらい我慢しなよ貴音」

ぶた「そうだブー。落ち着くブー貴音」

貴音「なぜ私は獣に気安く名前を呼ばれているのでしょう……」

ガチャ

>>54「あら~、皆集まってどうしたのかしら~?」



54 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:12:03.491 ID:uT/8JxwJd.net
真美


57 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:17:07.650 ID:duKYTp3cr.net
真美「うわ! なにこの動物の数!」

貴音「真美! ああ! 真美!」

真美「な、なにお姫ちん?」

P「よう真美、忘れたのか? 今日は……」

貴音「お待ちなさい!」

貴音「真美、今日は何の日ですか? 私をよく見て答えるのです」

真美「今日?」

ぶた「よく考えるブー」

きつね「簡単じゃないかな?」

たぬき「真美ちゃん、ほら、僕ですよ僕」

貴音「真美を惑わす事は許しません!」

真美「今日は……あ!」

真美「>>60っしょー!」



60 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:17:27.253 ID:Xvg+fYUxr.net
ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ発売日


63 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:24:28.739 ID:duKYTp3cr.net
真美「ゼルダ無双 ハイラルオールスターズの発売日っしょー!」

貴音「………」ガクッ

真美「あり? 違った?」

きつね「あちゃー」

ぶた「真美ちゃんらしいブー」

冬馬「この面子見て分からないのかよ」

たぬき「まぁまぁ、真美ちゃんは悪くないですよ。貴音さんが引っ掛けたんですから」

貴音「引っ掛けではありません! 例えたぬきの日と答えられても私にとっては外れなのです!」

真美「たぬきの日? ああー! 今日がそうなのー!?」

P「そうだぞ。真美は忘れっぽいな」

冬馬「アンタだって忘れてただろ」

P「おっと、そうだったな」

たぬき「人のこと言えないですねポンポコポン」

P「悪い悪いポンポコポン」

冬馬「それにしても、あと一人くらい来そうな気がするぜ」

ガチャ

>>66「あれ? どうしたの?」



66 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:25:36.013 ID:F8OmM3iI0.net


73 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:34:24.558 ID:duKYTp3cr.net
月「やぁ、皆集まってるみたいだね」

P「よう月。今年も悪いな」

月「規則だから仕方ないですよ。動物が喋ってるなんて世間に知られると不味いですからね。ま、死神と同じくらい信じられない話ですけど、今年も一応監視はやらせて貰います」

P「大丈夫大丈夫、バレてもうちのアイドルの隠し芸って事にして上手くやるよ」

冬馬「おい、そろそろ始めようぜ」

たぬき「なんだか名残惜しいですね」

きつね「じゃあなたぬき。あっちでも元気でやれよ」

ぶた「そのうち僕らもそっちに行くから寂しくないぞブー」

たぬき「皆……ありがとうございます……」

冬馬「へへっ…湿っぽいのは止めようぜたぬき。そうだ、最期にアレをやってくれよ」

P「お、いいな。たぬき、やってくれよ」

真美「なになにー? たぬきっち何やるの?」

たぬき「へへ……何だか照れちゃいますね」

たぬき「それじゃあ最期のたぬき踊り! やりますか!」


75 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:36:25.537 ID:duKYTp3cr.net
♪たんたんたぬきの  はー

♪かーぜも無いのにぶーらぶら

わははー いいぞいいぞー

ガヤガヤ

わははー




踊り終わった後たぬきは食われた



80 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:43:03.257 ID:duKYTp3cr.net
月「それじゃ、行事も終わって動物たちも帰ったので、僕はこれで失礼します」

P「ああ、毎年ご苦労さん」

真美「ふー、もうお腹いっぱいっしょ
ー」

冬馬「たぬき鍋にして正解だったな」

P「冬馬が料理できるアイドルで良かったな」

冬馬「か、感謝しろよな!」

P「さて、片付け片付け……」

貴音「終わりましたか?」

P「お、貴音、そっちの皿を……」

貴音「終わりましたか?」

P「貴音……?」

貴音「あなた様、今日は何の日でしょうか?」

真美「お姫ちーん、もうたぬきの日は終わったよー?」

冬馬「まだ食い足りねぇのかよ」

貴音「あなた様」

P「な、なんだよ貴音」

貴音「今日は、何の日、でしょうか?」

P「きょ、今日は……>>84」



84 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:44:42.646 ID:u4BfJo2Z0.net
貴音の誕生日



91 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:51:49.171 ID:duKYTp3cr.net
P「貴音の誕生日だろ?」

貴音「あなた様ああああ!!」ガバッ

P「お、おい抱き付くなよ。羅刹もいるんだぞ」

冬馬「何でこのタイミングで間違えるんだよ! 冬馬だ! 天ヶ瀬冬馬!」

真美「兄ちゃーん、まだ言っちゃダメっしょー。サプライズ出来ないじゃーん」

P「す、すまん、でも貴音が怒ってたからつい……」

貴音「さぷらいず?」

冬馬「ったく、もう話していいよな?」

P「まぁ仕方ないな」

貴音「……?」

真美「だーかーらー、お姫ちんの誕生日を忘れたふりして、後でバーッと盛大に祝う計画だったんだってばー!」

貴音「なんと」

P「たまたまたぬきの日と重なってたから、たぬきの日を先に済ませてやる予定だったんだよ」

貴音「あ、たぬきの日は本当なのですね」


94 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 21:57:36.639 ID:duKYTp3cr.net
ガチャ コソコソ

春香(プロデューサーさん、こっちの準備できましたよ)

P「あー、春香。すまん、もう話したんだ」

春香「うえぇ!? 話しちゃったんですか!?」

亜美「何々はるるん、大きな声だして」

千早「春香、どうしたの?」

春香「そ、それがプロデューサーさん、四条さんにバラしたって……」

あずさ「あらあら、それじゃ普通に祝っちゃいましょうか」

律子「もう、プロデューサー殿、ダメじゃないですか」

P「す、すまん皆」

貴音「なんと……」


98 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/21(木) 22:12:17.198 ID:duKYTp3cr.net
響「貴音ー! 自分今日は何の日か分からないぞー!」

貴音「響……!」

春香「ひ、響ちゃん! もうバレちゃってるから……!」

響「え? そうなのか?」

真「あれ? バラしちゃったんですか?」

雪歩「良かったぁ、私嘘つけないから隠れてたんですぅ」

P「というわけで、みんな裏で準備してたんだよ」

貴音「ふふ……そうですね」

貴音「私にはこのような素晴らしい仲間を持ちながら、何を焦っていのでしょう。私が皆を想うように、皆も私を想ってくれているというのに」

響「当然だぞ貴音! 自分たち家族みたいな物だからな!」

春香「そうですよ四条さん!」

あずさ「不安にさせちゃったみたいね~」

律子「まぁ、それが狙いだったんですけどね」

亜美「さーさーお姫ちん」

真美「そろそろパーティ会場に向かうっしょー!」

千早「ええ、社長と小鳥さんも、四条さんを驚かそうと隠れてますよ」

冬馬「おい、それは言わなくても良いやつじゃないか?」

千早「え?」

春香「ち、千早ちゃ~ん。せっかくバレてないサプライズだったのに~」

千早「ごめんなさい、私てっきり話して良いのかと」

P「まぁまぁ。ほら貴音、主役が会場に入らないと始まらないぞ」

貴音「ふふ、では参りましょう」

貴音「皆のお陰で、良い誕生日を迎えられました」