1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/29(金) 11:06:33.281 ID:2srHqQXY0.net[1/10]
~ごらく部同窓会~


結衣「今日はみんな集まってくれてありがとう。突発的に同窓会なんて開いちゃったけど、みんな来てくれて嬉しいよ。」

あかり「えへへ、結衣ちゃん水くさいよぉ~!」

ちなつ「結衣センパイは昔とあまり変わらないですね。」

結衣「そ、そうかなぁ…えへへ」

ちなつ「私は結衣センパイが卒業してから、すっっごく寂しい中学生活を送ったんですよ~」

結衣「あはは、ちなつちゃんは、いまどうしてるのかな?」

ちなつ「わたし、もう結婚したんですよ~」

結衣、あかり「ええっ!?」

ちなつ「もうそんなに驚かないでくださいよ~!高校卒業してすぐに結婚したんです~ほらっ見てくださいこれ結婚式のときの写真です」

結衣「……」

あかり「うわーっ!ちなつちゃんの旦那さん、すっごくかっこいいね~!」

ちなつ「フフッ、こう見えて公務員なんだよ、あかりちゃん」

あかり「へ~すごいいい旦那さんを持ったんだね、ちなつちゃん!」

ちなつ「結衣センパイは、彼氏とかいるんですか?」

結衣「い、いないなぁ…あはは」

ちなつ「結衣センパイ、もしかして彼氏できたことないんですか?て、そんなことないですよね~!」

結衣「う、うん…」

ちなつ「ところで結衣センパイ、京子センパイはまだなんですか?」

結衣「京子は、ちょっと遅くなるって」

あかり「じゃあ、お喋りして、京子ちゃんのこと待っててあげよっか、結衣ちゃん?」

結衣「うん、そうだね。昔のこととか、話して待ってようか」

ちなつ「わたし、おなかすいちゃいました~。お店の人に悪いし、先にお食事したほうがいいと思いますよ」

結衣「そ、そっか…たしかにそうだね、京子に悪いから、一応連絡いれとく」

2 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/29(金) 11:07:25.189 ID:2srHqQXY0.net[2/10]
~~~~~



結衣「ふぅ、おなかいっぱい」

ちなつ「おいしかったです~」

あかり「京子ちゃん、結局来なかったね…」

結衣「そうだね…なんか、具合悪いみたい」

あかり「そうなんだ、あかり、京子ちゃんに久しぶりに会いたかったよぉ~!京子ちゃん、いまどうしてるのかな?」

結衣「う~ん、いや…そのぉ…」

あかり「?」

結衣「な、なんだろう…わ、私もよく知らないんだ!中学卒業して、私が東京に出てから、ほとんど会ったりもしてないし!」

あかり「そうなんだぁ~あかりは京子ちゃんにメールしたりしたこともあったんだけど、返ってこなくて嫌われちゃったのかも、って思ってて…」

結衣「そんなことないと思うよ!」

あかり「そうだといいけど…」

3 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/29(金) 11:07:52.192 ID:2srHqQXY0.net[3/10]
~~~~~

結衣「じゃあ、ちなつちゃん、あかり、また会おうね」

ちなつ「そうですね!結衣センパイ、つぎ会うまでに、彼氏、できるといいですね!」

結衣「う、うん…そうだね…」

結衣、ちなつ、あかり「ばいば~い!」

結衣「・・・・・」

結衣「ふぅ………ちなつちゃん、しつこかったなぁ…疲れた…」

結衣「京子に会わなきゃな…」

???「結衣~~~~~!!!!!!!」

結衣「きょ、京子!?」

京子「結衣にゃぁぁん~~~おまたせ~~~~~~~!!!!!!!」

結衣「なんでいまさら来るんだよ…もう同窓会は終わっちゃったぞ」

京子「うん…行こうかと思ったんだけど、みんなに会うのが怖くなっちゃって…」

結衣「とりあえず、そこの喫茶店に寄って話そうか」

京子「うん!結衣と久しぶりのデートだな~♪」

結衣「デートじゃねぇよ」

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/29(金) 11:08:18.173 ID:2srHqQXY0.net[4/10]
~喫茶店~



結衣「京子、おまえ、最近なにしてるんだ?」

京子「うん?じつはさ~大学やめちゃってさ~~~!」

結衣「どうして?」

京子「もともと私、大学に行く気なかったんだよ。高校卒業してから、引きこもっててさ」

結衣「…」

京子「それで、親に勉強できるんだから大学くらい行きなさいって言われて、高認取って、東京の私大に行ったんだ」

結衣「うん…」

京子「でも、高校と同じで、大学もつまんなくて……いつも一人で……」

京子「私、中学卒業してから、いつも一人ぼっちだったから…」

結衣「そっか…」

京子「それで、中退して、実家に帰ってきてからすぐに、父方の兄弟が死んじゃったんだよね」

京子「それで、その人が莫大な借金してて、肩代わりすることになった父親が自己破産して…」

結衣「…」

京子「でも、いいんだ。ほんとは、父親のこと、ざまあみろって思ってる」

結衣「なんでだよ…」

京子「私、幼いころ、父親に   されてたことあるから」

結衣「…」

京子「結衣も、少しは知ってるでしょ?」

結衣「いや…」

京子「それで、父親の影響もあって、なにかにつけて泣き虫だった私を、結衣が救ってくれたんだよ」

結衣「力になってやれなくてごめん…」

京子「ううん、中学時代、あんなに楽しく過ごせたのも、全部結衣のおかげだよ?」

結衣「京子が努力したからだよ」

京子「結衣、ありがとう…こんな話聞かせちゃってごめんね」

京子「気を取り直して、なんか楽しい話でもしよっかぁ!魔女っ娘ミラクるんの話とかさ!」

5 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/29(金) 11:08:58.665 ID:2srHqQXY0.net[5/10]
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結衣「私はこれから東京に帰るぞ」

京子「ええっ!?もう帰っちゃうの…?」

結衣「今日夜行バスで帰らないと、明日の授業に間に合わないからな」

京子「グスン…」

結衣「な、泣くなって」

京子「…結衣は私のことどうでもいいと思ってるのかな」

結衣「そ、そういうわけじゃないって。どうしたんだよ、京子」

京子「だって…結衣がいないと寂しい」

結衣「よしよし」

京子「むぅ…」

結衣「わかったよ。じゃあ明日の朝の新幹線で帰るから。一限には間に合わないけど…。今日は京子の家にお泊りだ」

京子「ほんとに?それならよろしい!」パァァァ

結衣「おまえは相変わらず単純なヤツだな」

京子「えへへ」

6 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/29(金) 11:10:22.118 ID:2srHqQXY0.net[6/10]
~京子宅~



結衣「うわ、京子、部屋、散らかりすぎだぞ」

京子「ん、ごめんごめん…やっぱり一人だとこうなっちゃうんだよね~」

結衣「それにしてもこれは散らかりすぎだぞ…」

京子「結衣にゃんとお泊りなんて久しぶりだな~♪それにしても結衣、大人になったよな~!」

結衣「そ、そうか…?」

京子「うんうん!この胸の感じとか!」

結衣「さ、触るな!」

京子「照れちゃって~!」

結衣「照れてない」

京子「プッ…アハハハハハ!」

結衣「まったく、京子は…」

京子「結衣~!なんか食べたい~!結衣の手料理~!」

結衣「お前が作れ」

京子「私普段料理しないからさ~」

結衣「あー…」

京子「これから近くのスーパーまで買い出しに行こっか」

結衣「そうだな」

京子「う、足が動かない…!」

結衣「私に買いに行かせる気だろ」

7 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/29(金) 11:10:44.014 ID:2srHqQXY0.net[7/10]
~お布団~


京子「結衣、今日はありがとう!おいしかったよ」

結衣「どういたしまして」

京子「こうしてると中学生の頃を思い出すね~」

結衣「そうだな」

京子「お泊りしてさ、こうやって二人で隣り合ってお布団に入ってたとき、私が千歳のことで悩んでて泣いたら結衣が慰めてくれたり…」

結衣「ああ、そんなこともあったな」

京子「いま千歳、どうしてるのかな~」

結衣「さぁな」

京子「彩乃とかも」

結衣「うん…」

京子「みんな、各々の道を歩んでいるのかぁ…」

結衣「そうだな」

京子「…結衣、さみしい」

結衣「いきなりどうしたんだよ」

京子「みんなのこと思い出したら、急に寂しくなってきちゃった。あの頃には戻れないんだなぁって。すごく、幸せな時間だったから」

結衣「京子…」

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/29(金) 11:11:03.221 ID:2srHqQXY0.net[8/10]
京子「結衣…いま、好きな人とかいる…?彼氏とかさ…」

結衣「ううん、いないよ…というか、できたことない」

京子「む、私のために取っておいてくれたんだな~!」

結衣「ち、違うよ!//」

京子「その反応は図星か~!//」

結衣「ち、違うって…そんなんじゃないって…!」

京子「ふふ、冗談冗談。じつは私はね、たくさんの人としてきたよ」

結衣「な、何を?」

京子「結衣ももうわかるでしょ?」

結衣「…」

京子「私このまえまで、そういう仕事してたから」

結衣「……」

京子「さすがの結衣ちゃんも、幻滅したかな?」

結衣「ごめん…」

京子「結衣はわかってないな~!一番手っ取り早くお金を手に入れられるのは、それしかないんだよ!」

結衣「…」

京子「しかも結衣、   なことって存外に気持ちいいんだぞ?寂しさも紛れるし!」

9 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/29(金) 11:11:19.915 ID:2srHqQXY0.net[9/10]
結衣「なんで…」

京子「…?」

結衣「私、こんな京子の姿見たくないよ!!!」

京子「………」

結衣「京子ごめん!!!」

京子「ゆ、結衣、どうしたの」

結衣「おいおい言おうと思ってたんだけど…じつはね京子!ほんとは全部知ってたんだ!」

京子「え?」

結衣「半年前な、京子のお母さんからいろいろ聞いたんだ」

京子「!?」

結衣「まだうちの親と繋がりがあったからさ。破産したことも、京子が大学中退したことも、そういう仕事やってたことも…全部知ってた。」

京子「…」

結衣「それでね、今日の様子も見て、やっぱり京子は私がいないとダメなんだなってようやくわかったよ」

結衣「高校でもイジメられてたんだって?もし私がいたら、京子のこと助けられた」

結衣「それでさ、私…また京子と一緒に生活したいなって思うようになった。私が就職したら、東京においで。一緒に住もう」

結衣「ごめんな、京子…ずっと寂しい思いさせて」

10 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2016/01/29(金) 11:11:29.588 ID:2srHqQXY0.net[10/10]
京子「そうだったのか…でも、なんで私なんかのためにそんなに考えてくれるの…?」

結衣「そんなの、決まってるだろ!」

京子「そっか…結衣…えへへ、私も結衣のこと大好きだよ!」

結衣「//」

京子「結衣、こっち向いて」

結衣「?」

京子「…チュッ…///」

結衣「ちょっ///」

京子「いやぁ~結衣~そうならそうと早く言ってくれよ~!!!」

結衣「京子の気持ちもあるから…」

京子「私はずっと結衣のことしか考えてなかったよ…でも、私がいたら迷惑がかかるかなって…」

結衣「そんなことないよ…京子のことは、私がずっと守るから…(ギュッ」

京子「結衣…」