1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 18:47:19.606 ID:X8qHh7ePKPi.net
ルフィ「こうなったらギア!オール!!!」

俺「……なるほど全てのギアを発動したか」

ウソップ「バカ野郎ルフィ無茶すんな」

ルフィ「下がってろウソップこいつ全力でやらねえと勝てねえ」

俺「全力を出せば俺に勝てるか……フフフ来い麦わら」

ルフィ「ゴムゴムの~!」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 18:55:42.147 ID:X8qHh7ePKPi.net
ルフィ「ゴムゴムの~神の鎚(トールハンマー)」ズドドドド

俺(覇気を纏った巨腕を高速で降り下ろす技か!だが!)

俺「煉獄の雷」バチィン

ルフィ「ぐあっ?!押し返された」

俺「まだだ…」ヒュン

ルフィ(こいついつの間に背後に!)

俺「煉獄の波動列波」ズドドド

ルフィ「んぎぎぎぎ…飛ばされる!!」

俺「とどめだ…煉獄の滅却拳(ストローク)」

ルフィ「ぐああああああああああああああああああああ」

ナミ「うそ…ルフィイイイイ!!!」

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:01:58.075 ID:X8qHh7ePKPi.net
ゾロ「てめえ!よくもウチの船長を!!覚悟しやがれ」ジャキ

俺「……」

サンジ「待てマリモ」

俺「……?」

サンジ「俺もやる」ボキッ

ゾロ「へっ…バカ野郎が行くぜお前は左から攻めろ」

サンジ「おうよ!」

ゾロサンジ「合体剣脚・悪魔の双攻撃(カルテット)」ズドドン

俺「ぐぅ!(強力な攻撃だ両サイドから衝撃が逃げずにくる)」

ゾロ「一気に行くぜ三千世界!!!」

俺「くっ…煉獄の防衛!」ギィン

サンジ「悪魔の肉叩き!」ガン

俺「くっ…」バシィ

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:06:25.858 ID:X8qHh7ePKPi.net
俺「……やってくれますね」

サンジ「こいつあれだけやってまだ立てんのか」

ゾロ「チッ化け物かよこいつはおいもう一度行くぜクソコック」

俺「その必要はありませんよ」

ゾロ「なに?!」

俺「煉獄の電光石火!!」ドギャギャギャギャ

サンジ「ぐああああああああああああああ」バタン

ゾロ「クソコック!!ちくしょう俺が相手だ!」

俺「…来なさい」

ゾロ「阿修羅一武銀!」ズババ

俺「煉獄の魔境返し」キィイイン

ゾロ「ぐあああああああああああああああああ」バタッ

チョッパー「ゾロおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:09:19.442 ID:X8qHh7ePKPi.net
俺「さて戦闘員はいなくなったようですが…?」

ロビン「アナタ…もしかして狙いは私かしら」ゾクッ

俺「…どういう意味でしょうかロビンさん」

ロビン「貴方は政府の人間でそれで私を狙って…」

ナミ「まさかロビン!早く逃げて」ジャキ

ロビン「待って私はどうなってもいいだからみんなは!!」

俺「フフフ…違いますよロビンさん」

ロビン「えっ…」

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:14:06.396 ID:X8qHh7ePKPi.net
俺「俺は政府の人間でもなければ海賊でもないですよ」

ウソップ「じゃあお前は一体…てか何でウチの船を襲った!」

俺「まあ…様子見とでも言っておきましょうかね」

ブルック「様子見…ですと」

俺「さてまた珍客も来たようですね…」

ロー「麦わら屋!!お前ら無事か!!」

俺「オペオペのロー…」

ロー「ちくしょうこれをお前が…?!」

俺「ええ俺がやりました」

ロー「許さねえ!オペオペの~ルームカッター」ズバン!

俺「煉獄の覇気鎧」ギィン

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:17:53.043 ID:X8qHh7ePKPi.net
俺「行きますよ!煉獄の超速蹴り!!」ズタダ

ロー「ぐああああああああああああああああああああ」バタン

フランキー「兄弟いいいいいいいいいいいいいいいい!」

俺(やかましいですね先程から……)

チョッパー「みんな!待ってろ俺がすぐなおす!」

俺「ムダだ…」

チョッパー「えっ」

俺「傷口に俺の覇気が残留している限りは針も通らんぞ」

チョッパー「なんだと…!」

俺「よって治療は出来ない…彼らはいずれ死ぬ」

チョッパー「そんな…」ガクガクブルブル

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:21:52.797 ID:X8qHh7ePKPi.net
ナミ「ちょっとチョッパーなんとか出来ないの?!」

チョッパー「今やってる…!けど!ちくしょう!」

ルフィ「……」

チョッパー「針が!!針が通らねえ!これじゃ治療出来ない!」ドン

ナミ「そ…そんな……」

ロビン「ナミ……」

ナミ「ねえルフィ起きてよ」ユッサユッサ

ルフィ「……」

ナミ「あたしがアーロンに支配されてた時助けてくれたじゃん」

ルフィ「…」

ナミ「どんなに刺されても殴られても何度も立ち上がってさ!」

フランキー「ナミ……ルフィはもう…」

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:25:58.568 ID:X8qHh7ePKPi.net
ナミ「クロコダイルと戦った時はもっと酷かったっけね」ポロポロ

ロビン「…………………………………………………………」

ナミ「二度も半殺しにされてさ!でもアンタ死ななかったわ!」

チョッパー「ナミ…針が通らねえんだ…ごめんもう…」

ナミ「起きなさいよルフィ!起きてよ!…お願いよ」ポロポロ

俺「ここまでか…俺はこれで失礼しま

ガープ「待て小僧!」

フランキー「アンタは!!!!!!!!!!!」

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:31:44.461 ID:X8qHh7ePKPi.net
俺「アナタは…ガープ!海軍本部中将ガープ」

ガープ「小僧…孫の仕返しこの場でやらせてもらうぞ」ゴオオオ

ウソップ「じいさん!気をつけてくれアイツメチャクチャ強い」

ガープ「安心せい…奴を倒せば覇気も消える」ニコッ

チョッパー「ガ…がーぷ!」

ガープ「治療は頼んだぞトナカイくん」

チョッパー「おう!」ポロポロ

ガープ「行くぞ小僧!!」ダッ

俺(…速い!)

ガープ「頑固親父の鉄破拳!!!!」ドコオオオオオン

俺「ぐああああああああ…うううおおお」グラッ

ガープ「まだだっ」

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:37:26.976 ID:X8qHh7ePKPi.net
ガープ「愛情無き両鉄槌!!!!」ズドドトドン

俺「ぐうう…このままでは!煉獄纏う超武装覇気鎧(ミスリルプレート)!!」ギイイイイン

ガープ「甘いわ!超頑固親父のドストレート殴り」ドガギガガガ

俺「ぐああああああああ…あっく!鎧が砕ける!」メキキ…

ガープ「とどめじゃ!頑固親父の~超破壊拳!!!!!」

バキギキキキキキ…バキィン!

俺「ガッッッハ」ボタタ…

ガープ「若造が…」

俺「……………………………………フフッ」

ガープ「なんじゃ」ゾクッ

28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:42:49.677 ID:X8qHh7ePKPi.net
俺「鎧が砕けたことにより鎧の覇気が解放されたんですよ」ゴアッ

ガープ「なにぃ!」

俺「煉獄の……」

ブルック「ガープさん逃げてください!」

俺「超空破断裂疾風拳(デスストリーム)!!!!!!」

ガープ「ぐあああああああああああああああああああああああ」

チョッパー「ガーープ!!!!!ちくしょう!ちくしょう!」

俺「くっ…はぁ…はぁ」フラッ

ロビン(チャンスか…?!)

俺「甘く見ないで頂きたいロビンさん今の私でも貴方には勝てる」ハァハァ

ロビン「わかっているわ(くっ……)」

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:46:00.396 ID:X8qHh7ePKPi.net
ナミ「待ってチョッパー!アイツ弱っているわ」

チョッパー「えっ」

ナミ「今なら針が通るかもしれないのよ早く試して」

チョッパー「おう!」

俺「……」

チョッパー「ルフィちょっとチクッとするからな…」

ルフィ「……」

チョッパー「えいっ」ポキン

ルフィ「……」

チョッパー「ちくしょう!ぢぐぢょおおう!通らねえ!!!」

ナミ「そんな……」

フランキー「くそっ」

32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:50:45.055 ID:X8qHh7ePKPi.net
フランキー「俺は無力なのかよ!!」

ロビン「フランキー…どうしたのよ」

フランキー「俺はトムさんも救えなかった!俺は!」

ロビン「……」

フランキー「俺は大切な人が死んでいくとこを見ていることしか出来ねえのかよ!」

ブルック「フランキーさん…」

フランキー「チョッパー……頼みがある」

チョッパー「何だフランキー」

フランキー「俺の…俺の心臓をルフィに移植してくれ」

チョッパー「?!何言ってんだお前!!」

フランキー「いいんだ…せめて船長だけでも助けてくれ」

ナミ「冗談でしょ…止めてよ!フランキー!」

フランキー「冗談じゃねえ!!!頼む!」ドゲザー

俺「ほう…」

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 19:55:20.205 ID:X8qHh7ePKPi.net
チョッパー「わかったよ…フランキー」

フランキー「チョッパー恩に着るぜ」

ナミ「何でよ!仲間でしょ!チョッパー!!」

チョッパー「俺にはわかる!!!!!!!!!!!」

ブルック「えっ…」

俺「ドクターヒルルクか…」

チョッパー「自分の命を使ってでも誰かを助けたい!!」

ロビン「チョッパー…?」

チョッパー「そうなんだろフランキー!!!」

フランキー「あぁ…そうだ」

ナミ「チョッパー…ごめんそうだったね」

チョッパー「今から手術を行う!みんな手を貸してくれ!」

全員「「「おう」」」

42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 20:02:11.825 ID:X8qHh7ePKPi.net
ルフィ「ん…ここは…」パチッ

ナミ「ルフィ!!!よがっだ」ダキッ

ルフィ「うわっナミ!どうしたんだいきなり!」

チョッパー「お前は助かったんだルフィ…」

ルフィ「チョッパー!何だよ深刻な顔して…あれ」

俺「……」

ルフィ「お前誰だ!てかみんななんで寝てんだよ!!!」

ロビン「ルフィ…落ち着いて聞いて」

ルフィ「何だっ…

ロビン「あっ…」

ルフィ「おいなんだこれ!」

フランキー「……」

ルフィ「フランキー……なのか?!」

俺「もはや部品しか残らんが間違いなくフランキーだ」

ルフィ「そんな……フランキー……死んじまったのか?」

ブルック「うぅ…」

ルフィ「ゾロ!サンジ!……じいちゃん!!みんな起きてくれよ!!」

俺「俺が全員殺しましたよ」クスクスッ

ルフィ「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 20:06:57.680 ID:X8qHh7ePKPi.net
ルフィ「お前えええ!殺してやるううう!!!!!!」

チョッパー「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

俺「馬鹿ですね…」

ルフィ「ゴムゴムのーーおおおストームううう」ガガガガガ!

俺「通常状態では覇気すらいりませんね」キキキン

ルフィ「くそおおお!!!ゴムのーーおおおおおお」

俺「―――煉獄の断裂旋風」シュバババン

ルフィ「ぐあああああああああああああああああああああああ」ブシャアアアアアアアアアアアア

ナミ「いやあルフィいいい!」

ルフィ「……」

ナミ「起きてよ…」

ルフィ「……」

ナミ「起きてよルフィ!」

47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 20:11:13.264 ID:X8qHh7ePKPi.net
ロビン「そんな……」

俺「……出てこい小僧」

コビー「ひっ」ビクッ

俺「なぜ隠れている死ぬのが怖いのか」

コビー「すみません命だけは……」

俺「くだらん消えろ」

コビー「は!はい!」

俺「いや待て…お前何か言いたげだな」

コビー「えっ」

俺「言えよ…」

コビー「命がもった

俺「死ね」ズバン

コビー「ぐああああああああああああああああああああ」バタッ

49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 20:15:43.595 ID:X8qHh7ePKPi.net
俺「下らんな…」

ナミ「……」

俺「今度こそ帰るお前たちは好きにしろ」ヒュン

チョッパー「……ちくしょう」

ロビン「チョッパー…」

チョッパー「誰も助けられなかった!!」

ブルック「チョッパーさん止めてください」

チョッパー「みんなごめん俺旅に出るよ…」

ロビン「どこへ行くの」

チョッパー「わからねえ…だけど世界一強い医者になる」

ウソップ「お前なら出来る…」

ナミ「チョッパー…」

チョッパー「みんなさよならだ…」

ナミ「待って!チョッパー」

52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/14(月) 20:22:58.517 ID:X8qHh7ePKPi.net
獣は柔らかな毛に伝わる温もりを感じていた
涙が頬を掠め景色が歪んでいく

仲間との別れを感じていた
そしてそれ以上に仲間との思い出が脳裏をよぎる

そして再び自らの小さな毛だからけの体を抱く温もりを感じる

旅立ちの時だこれ以上ここにはいられない
首の後ろで組まれた手を優しくほどくと静かにその場を後にした

何度も何度も振り返りそうになる足を無理やり前に進める

大きく息を吐き強くなって戻ると覚悟を決めた

統べての傷を負った生命を救うために今はまだ思い出をしまって……

THE END

引用元: 俺「弱いな麦わら…」ルフィ「くそっ強すぎる!」