インストール後

杏「タップで通常攻撃、フリックで回避、長押ししてから左上か右上にフリックするとスキルが発動するのか。けっこう単純なんだね」

P「それだけじゃないぞ。このゲームは職が全部で9つあってだな、それぞれ固有のモーションがあるんだ」

P「例えば杏が今チュートリアルで使ってる主人公は『剣士』職で、長押ししてから話すとチャージスラッシュが出せるんだ」

杏「本当だ。剣圧が出た」

P「それと長押ししながらスキルを使うとスキルの威力が上がるんだ」

P「更に敵の攻撃をタイミングよく回避したら『！』マークが出るからその時に画面をタップするとカウンターができる」

杏「おお、これはなかなかアクション性が広がって楽しいね」

P「さてと、いよいよガチャだな……」

杏「何が出たらいいのかわからないけどとりあえず」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ



パルメ『どこまでも羽ばたいてみせるわ！』





杏「なんか白鳥が降りてきたかと思ったら女の子になった。☆が4つあるけど一番レアリティが高いのかな？」

P「」

杏「どしたのプロデューサー？」

P「ファッ！？アイエエエエエエエエエエ！！！ナンデ！？一発でパルメナンデ！？」

杏「うわっ！ビックリした。驚きすぎでしょ」

P「うっ……すまん……」

杏「それで、この子は強いの？」

P「あ、ああ。一応今のガチャの中では一番強いが……」

P「はぁ……パルメ当てるのに150回も回したのになぁ……杏は一発ででちゃうかぁ……うぅっ……」ｼｸｼｸ

杏「大の大人が半泣きになってるよ……」

杏「そういえば最初白鳥姿で降りてきてたけどなんでなの？」

P「ｸﾞｽｯ……ああ。パルメは『ヴァリアント』または『変身士』という名の最近出た職でな。その名の通り変身するんだ」

杏「へー。このパルメって子は白鳥に変身するんだ」

P「変身士の使い方はこのお知らせから見れるぞ」

杏「ふむふむ……だいたいわかった」

P「世界の破壊者並の理解力だな」

杏「パルメはバレリーナみたいな服着てるんだね、白鳥だからかな……ん？」

杏「あれ？この子もしかして」

P「気付いたか。そう、パルメを演じてるのはまゆなんだ」

杏「マジか……普段と全然違ったから気づかなかった……」

P「他にもこのゲームで演じている子はけっこういるんだぞ？ざっとまとめるとこんな感じだな」







※デレのアイドルだけを抜粋してますので765、876、ちひろさん等は省いています

杏「何人かは白猫で声を当てたって言ってたけどこんなにもいたのか……」

P「李衣菜、アーニャ、美嘉、小梅、智絵里、川島さん、奏当たりが普段と全然違って面白かったな」

P「特に川島さんはまさかあんな演技ができるとは思わなかったよ……声だけなら若い子には全然負けてないな」

杏「ふーん。杏もこの仕事来たりするのかな」

P「Twitterで宣伝したら来たりするんじゃないか？」

P「というか珍しく働く気があるんだな。風邪か？」

杏「違うよ。好きなゲームの仕事くらいならやってあげてもいいかなーって思っただけ」

P「おお！やっぱ共犯者として誘った甲斐があったな！」

杏「そういえば共犯者だったんだった……」

数分後

杏「パルメの育成に使うルーンがなかなか集まらないなぁ……」

P「俺も始めたばかりの頃はなかなかルーンが集まらなくて苦悩したなぁ……白猫がリリースされてから1ヶ月後くらいに始めたからギルドオファーもなかったし、ルーン集めが捗るキャラもいなかったし」

杏「ギルドオファー？」

P「杏が今やってるストーリーをクリアしたらできる要素でな。簡単に言うとキャラを派遣してルーン、ゴールド、ソウル、アクセサリを持って帰って来てくれるんだ」

P「まあ今の杏ならまだ使うことはないだろうけどな。でもギルドオファーのお陰で……見ろ！」

杏「うっわ……全色カンストしてるよ……」

P「ハハハハハ！お陰でキャラの育成に困ることはなくなったよ！」

杏「何故かイラッときてしまった」

P「そういえばもうそろそろジュエル150個貯まったんじゃないか？」

杏「貯まってるけど、何かあるの？」

P「武器ガチャだよ。チュートリアルで言ってた通りジュエル15個で武器ガチャが一回回せるだろ？それを10連で回すと150個なんだ」

P「それでだな。今期間限定で10連の最後に☆4が確定で出て来るんだ。かなりお得だぞ！」※現在このキャンペーンは終了しています

杏「それなら回すしかないね。それでどれが強いの？」

P「パルメを使うんだったらこの『エーテリアルオーブ』ってのがいいぞ。パルメのモチーフ武器だし」




杏「モチーフ武器って？」

P「そのキャラが持ち主の武器のことだ。さあ早く回すんだ！爆死しろ爆死！」

杏「担当アイドルの爆死を望むプロデューサーって……」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

杏「あ」

P「」

杏「……」ﾁﾗｯ

P「」

杏「……プロデューサー？」

P「アハハ！アハハハハハハハ！！俺は200回回してさっきようやく出たのに！始めたばかりの人間がものの数分でキャラとモチーフを揃えちゃったよ！！！」

杏「プロデューサーがとうとう壊れた……今日騒いでたのはそういうことか……」

杏「というかどんだけ回してるの？まさか仕事に支障が出るレベルじゃないよね？」

P「……ﾃﾍﾍﾟﾛ☆」

杏「なんだそれは！杏の印税生活のために働いてもらわないと困るのにー！」ｹﾞｼｹﾞｼｯ

P「ちょ、痛い痛い！地味に痛い！！ギリギリ！ギリギリ大丈夫だから！！」

杏「ギリギリってなんだよー！」

数日後

P「杏！白猫のアフレコの仕事が来たぞ！」

杏「ほんとに！？」

P「本当だ！Twitterで宣伝した甲斐があったな！」

杏「フフフ、杏にかかればこんなものだよ」

P「ストーリーのキャラだから台本もできてるぞ。お前は『シルル』ってキャラだ」

杏「どれどれ……」

シルル『！！！▲※▼！！！』



杏「……」ﾍﾟﾗｯ



シルル『○！○！○！』



杏「……」

杏「人外じゃん！！」ﾊﾞﾝｯ!

おしまい


新キャラに五十嵐裕美の名前があったから適当に書き殴ってしまった。後悔はしていない

HTML化依頼出して終わり！閉廷！