絵里「皆遅いわね」

真姫「凛と花陽は掃除当番よ」

希「2年生組は生徒会」

絵里「にこは？」

希「何も聞いてないけど…そろそろ来るんやない？」

絵里「うーん…みんなが来るまで何しようかしら」

絵里「…あっ」

絵里「にこのDVD見ましょうよ」

真姫「やめといた方がいいわよ。もし傷でもつけたら大変なことになるわよ」

希「1回凛ちゃんと部室で遊んでた時に1枚割っちゃって物凄い怒られたなぁ…いやぁあの時は怖かった」

絵里「大丈夫よ、丁寧に扱うから」

真姫「ポンコツ先輩の言うことは信用ならないわね」

希「絶対壊すに焼肉食べ放題1回分」

絵里「泣くわよ？」

絵里「大丈夫だって言ってるじゃない…あ、これなんて面白そうじゃない？」ﾋｮｲ

希「もう既に扱い方が軽い」

真姫「それ保存用ってにこちゃんが言ってたやつよ。今は物凄い価値がついてるんだとかなんとか」

希「いい子やからそれを丁寧に戻すんやえりち。同級生の瞳孔が開いた目なんて見たくないやろ？」

絵里「ここに入れればいいのかしら」ｳｨｰﾝ

のぞえり「「話を聞けぇ！！」」

絵里「楽しみねー」ﾜｸﾜｸ

希「ちょ、何してるんや！早く出して！」ﾎﾟﾁｯ

絵里「あ！なにするのよ！」

真姫「よりによって保存用を…！！」

絵里「いいじゃない、ちょっとくらい！」ｶﾞｼｯ

希「！！今ディスク持ってるから！放して！」

絵里「嫌よ！希が放しなさいよ！」

希「このポンコツ…真姫ちゃん！」

真姫「絵里！いい加減にしなさい！」ｶﾞｼｯ

絵里「放してよこの巻き毛トマト！」

真姫「なんだとこの梅干クォーター」

希「ちょっと二人とも落ち着いて」

えりまき「「うるさい焼肉ホルスタイン」」

希「」ﾌﾞﾁｯ

>>8
のぞまきだ…
すんません

飯を食べろと母親に叩かれたので食べてくる

再開します

希「わしわしMAXーー！！」

真姫「ｲﾐﾜｶﾝﾅｲ攻撃！」

絵里「ハラショーアターーック！！」

ワー！ワー！ヤーン！

ドンガラガッシャーーン！！

えりのぞまき「「あっ！」」

絵里「棚のコレクションが！」

希「ヤバイ…かなりの数割れてる…！」

真姫「これ誤魔化しきかないんじゃない？」

絵里「にこが来る前に何とかしないと…！」

ガチャッ

えりのぞまき「「！！？」」ﾋﾞｸｩ

穂乃果「どうしたの？なんか騒いでるけど…わっ」

希「なんだ穂乃果ちゃんか…」

絵里「死んだと思ったわ…」

真姫「でも早くなんとかしないとにこちゃん来るわよ」

希「穂乃果ちゃん、生徒会は？」

穂乃果「部室に資料ファイル忘れちゃって取りに来たの。それよりこれどうしたの？」

真姫「かくかしかじか」

穂乃果「あー…なるほど。絵里ちゃん何してるの」

絵里「私のせいなの？」

希「どう考えてもそうやろ」

絵里「でも結局3人とも暴れて壊したんだから全員の責任よ」ﾄﾞﾔﾁｶ

真姫「その腹立つ顔やめてぶん殴るわよ」

希「顔は腹立つけど確かにえりちの言う通りやな」

穂乃果「そうだねー、顔は腹立つけど」

絵里「くっ……ところで何枚くらい割っちゃったのかしら」

真姫「パッケージから推測するに10枚くらいかしら」

希「限定品とかばっかやから買い替えておくこともできんやろうなぁ…」

穂乃果「あーでも伝伝伝とかは無事なんだね」

希「あそこは特に貴重なものが多いところらしいからね。無事でよかった」

絵里「既によくないけどね」

真姫「絵里は黙ってて」

穂乃果「もうこれは素直に土下座するしかないんじゃない？下手に誤魔化した方がもっと恐ろしいことになるよ」

希「そうやなぁ…仕方ない、ウチの取って置きのスピリチュアル土下座を披露する時が来たか」

絵里「何よそれ、私にも教えて」

真姫「私にも」

穂乃果「とりあえず片付けようか。私も手伝うから！」

希「そうやね。ありがとう穂乃果ちゃん」

穂乃果「それにしても派手にやったねぇ」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ

希「だいたいえりちが人の話聞かないから」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ

真姫「そうよポンコツーチカ」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ

絵里「悪かったわよ。だからそんなに責めないで」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ

穂乃果「まぁまぁ二人とも」ｶﾞｯ！

ドッテーン！ガシャン！

えりのぞまき「「！！」」

穂乃果「いてて…机の脚に引っかかっちゃった」

えりのぞまき「「」」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

穂乃果「？どうしたの3人とも」

絵里「ほの…か…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

希「それ…」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

穂乃果「何？」

真姫「穂乃果足元……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

穂乃果「へ？」ｱｼﾓﾄﾁﾗｯ

バラバラになった伝伝伝

穂乃果「」

穂乃果「やっちまったぁぁぁぁ！！」

絵里「何してんのよぉぉぉぉ！！！」

希「このパンキチまんじゅうぅぅぅぅ！！」

真姫「3人とも！叫んでないで早く何とか」

ガチャッ

にこ「どうしたのよそんなに騒いで」

えりのぞほのまき「「！！？？」」

にこ「なんでこんなに散らかってるのよー」

にこ「ん？これって……」

えりのぞほのまき「「…」」ｿﾛｰ

ガシィ！

にこ「どこいくニコ？こっちは窓ニコよ？」ﾆｯｺﾘ

絵里「速っ！」

希「回り込まれた…！！」

にこ「全員跪け」

えりのぞほのまき「「yes」」

にこ「これは何だ」

絵里「矢澤様のコレクションでございます」

にこ「そうだ。で、何故こんな変わり果てた姿に変わってんだ」

真姫「それは」

にこ「誰が発言を許可した」

真姫「申し訳ありません」

にこ「…」ｽﾏﾎｲｼﾞｲｼﾞ

穂乃果「あの…何を」

にこ「黙れ」

穂乃果「はい」

のぞえりほのまき（（こ、怖い…！！））

スッ

にこ「運がいいわねあんた達」

のぞえりほのまき「「？？」」

にこ「あんた達が壊したDVDはネットオークションに殆ど出てるわ。伝伝伝も含めてね。それを競り落としてわたしの前に持ってきなさい。」

にこ「そうね、50万あれば足りるんじゃないかしら」

えりのぞほの「「50！？」」

にこ「なにか文句が？」

えりのぞほの「いえ」

えりのぞほの「「真姫（ちゃん）」」

えりのぞほの｢「お金かしてください」」

真姫「流石に足りないわよ...」

4人は必死にバイトをして返しました

ーーある日の放課後ーー

ガララッ！

海未「はぁ…！はぁ…！」

花陽「あれ？どうしたの海未ちゃん。1年生の教室に飛び込んできて」

海未「花陽！匿ってください！」

花陽「え？！どうしたの？！」

海未「話してる暇はありません！ちょっと掃除道具入れ借りますね！」ｶﾞﾀﾀｯ

花陽「一体何が…」

ガララ

ことり「あ、花陽ちゃ～ん」

花陽「あ、ことりちゃん」

花陽「ことりちゃん、何持ってるの？衣装？」

ことり「これはね～海未ちゃんに来てもらおうと思って作ってきたんだ！」ﾊﾞｯ

花陽「うわっ、スケスケチャイナ服…」

ことり「かわいいでしょ！」

花陽「かわいいけどそれはちょっと…」

ことり「海未ちゃんったら、私がババ抜きで５回勝ったら何でも着るって約束してくれたのに～」

花陽「流石に限度っていうものが…」

ことり「ということで海未ちゃん知らない？」

花陽「し、知らないよ？」

海未「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ことり「ホント～？じゃあ花陽ちゃんにも衣装用意してるから代わりに着てもらおうかな～」

花陽「なっ！」

海未（まずい！花陽が！）

花陽（えぇ…あんなの絶対着たくない…でも海未ちゃんを売るわけには)

ことり「花陽ちゃんのはね～」ｺﾞｿｺﾞｿ

花陽「今持ってるんだ…」

海未（花陽、耐えてください！）

ことり「これ！」ﾊﾞｯ!

紐水着（すけすけ）

花陽「あそこです」

ことり「みーつけた♪」ｶﾞﾁｬ

海未「花陽ぉぉぉぉぉ！！」

ガララッ！

凛「なーにしてるのー？」

海未「あ、凛！助けてください！」

花陽「ごめんね海未ちゃん。私の力不足で…」

凛「ことりちゃんに海未ちゃん？何してるの？そしてかよちんはなんで泣いてるの？」

ことり「ちょうど良かった、凛ちゃんにちょっと着て欲しい衣装があるの」

凛「え？なになに？新曲の衣装？」

ことり「それはねー、これ！」

丈3センチくらいのドレス

凛「凛帰るね、用事思い出したにゃ」ｶﾞﾀｯ

ことり「まぁまぁそう言わずに♪」ｶﾞｼｯ

凛「力強っ！」

海未「片手で私と凛を捕らえるとは…！」

ことり「花陽ちゃんもだよ？」

花陽「えっ？」

ことり「希ちゃーん」

希「ほいきた。ごめんな花陽ちゃん」

花陽「え？！希ちゃん？！」

ことり「じゃ、いくよー」

うみりんぱな「「いやぁぁぁぁぁぁ！！」」

ー被服室ー
ことり「とーちゃく」

希「さーて撮るよー」

うみりんぱな「「」」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ことり「そんな怯えないでよ。さっきのは冗談だから」

海未「冗談…？」

希「そうや。ホントは次のライブで使う衣装の候補を何着かことりちゃんが作ったから3人に着てもらおうと思って連れてきたんよ」

凛「だったら普通に連れてきて欲しいにゃ…」

ことり「ごめんねぇ、とりあえずこの四着なんだけど…着てくれる？」

海未「まぁ、そういうことなら構いませんが…」

花陽「生まれたままの姿にされるかと思ったよ...」

凛「変態になるところだったにゃ」

ことり「じゃあよろしく！希ちゃん、写真お願いねー」

希「任せとき！」

ーーー

ことり「4人ともありがとー！」

海未「いえ、ライブのためなら」

花陽「次の衣装も可愛かったね！」

凛「着るのが楽しみにゃー！」

希「写真は明日みんなに見せて意見聞こうか」　

海未「では、そろそろ帰りましょうか。せっかくのお休みですし」

凛「皆でラーメン食べて帰ろー！」

花陽「そういえばお腹空いたかも」

ことり「ちょっと待って3人とも」

希「まだ帰るには早いよ～」

海未「まだ何かすることがあるのですか？」

ことり「あるよ、大事なことが…」ﾊﾟﾁﾝ

ザザザザザッ！

にこえりほのまき「「お着替えの時間です」」

うみりんぱな「「！？」」

穂乃果「うーみちゃん♪」ｶﾞｼｯ

海未「穂乃果！というか皆どこから！？」

ことり「希ちゃーんおねがーい！」

希「はいよー」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

花陽「すごい数のコスプレ衣装でてきたよ…！！」

凛「猛禽類め…！猫被ってやがったな...！」

にこ「まぁまぁ2人とも」ｶﾞｼｯ

真姫「ゆっくりしていきなさいよ」ｶﾞｼｯ

凛「にこちゃん！」

花陽「真姫ちゃんまで…！」

ことり「さて、3人とも」

にこ「可愛い姿をたっぷり見せてもらうわよ」

穂乃果「ふふふ～♪覚悟してねー♡」

絵里「ふふっ♡可愛がってあげるわ♡」

真姫「あれ？ちょっと希？何で私も捕まえるの？」

希「いっぱい写真とってあげるからな～」

うみりんぱな「「ぎゃああああぁぁぁ！！」」

真姫「なんで私まで脱がされて、ちょ、待っ、いやあああああぁぁぁぁぁ！！」




3人＋αの黒歴史が刻まれた。