昼休み 教室

海未「最近歩きスマホしている人を多く見かけます。穂乃果、ことり、ぶつからないように気をつけて下さいね。しかし、何故こんなに増えているのでしょう？」

ことり「海未ちゃーん、それはポケモンGOが配信されたからじゃないかなあ？」

海未「ポケモンGOですか？」

穂乃果「うん！これね最近凄く流行ってるんだよ！」

ことり「私たち昔ポケモンで遊んだことあるでしょ？そのポケモンがね、ほら、こんなとこに！」

海未「ええっ、なんでコラッタが穂乃果の机の上にいるのでしょうか？！」

ことり「そのコラッタちゃんを、今からことりが捕まえちゃいます！」ポイッ

コラッタ「コッコラッタァ」

海未「す、凄い…。コラッタが捕まりましたね。」

穂乃果「ねえねえ、海未ちゃんもやろうよー」

海未「し、しかし…私に携帯のゲームはちょっと…」

ことり「やってみれば楽しいよ！きっと。それに私たちは海未ちゃんとやりたいの！」

海未「はあ…ことりもそこまで言うのなら、やりましょう。」ため息つきながら

穂乃果「やったあ！海未ちゃん大好き！」

海未「フフッ。ダウンロード終わりましたよ。名前はumiminにしましょう。あれ？三匹のポケモンが出てきましたね。穂乃果とことりはどのポケモンを選んだのでしょうか？」

穂乃果「穂乃果はヒトカゲ！」

ことり「ことりはフシギダネだよ♪」

海未「では、私はゼニガメを選びましょう。ゼニガメ、よろしくお願いします。早速捕まえましょう。」

穂乃果「ボールをしっかり当ててね！円の中心だよ！カーブとか変化つけて当てるといいみたい！」

海未「そうなのですか？では、いざ！（ラブアローシューーート！）」ポイッ

ゼニガメ「ゼニゼニィ」

海未「やりました！やりましたよ！」

ことり「これで海未ちゃんも晴れてポケモントレーナーだね♪」

海未「ええ、ところで他のポケモンはどこにいるのでしょうか？」

穂乃果「歩き回ったら色んなポケモンいるよ！あ！でも海未ちゃんなら大丈夫だと思うけど周りには気をつけてね！穂乃果イーブイ追いかけてたら電柱にぶつかったんだ！てへへ」

海未「穂乃果ったら、あなたこそ気をつけて下さいね。ご忠告ありがとうございます。それでは私、旅に出てまいります。」

ことり「いってらっさーい」

穂乃果「ファイトだよっ！」

海未「しかし、案外面白いものです。歩きスマホが増えるわけですね…」