1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 20:21:09.385 ID:V3O4tcX50.net
数年後



男「ただいまー。っと、さっさと課題終わらせて寝るか」





ピンポーン



男「はいはーい」ガチャ

美少女「こ、こんにちわ!」

男「あー・・・引っ越して来た人?」

美少女「いえっ、違います!」



男「・・・誰かの家族?」

美少女「いいえ!」





男「じゃあ、誰?」


6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 20:24:22.364 ID:V3O4tcX50.net
美少女「あの、以前動物を助けた事はありませんか?」

男「ああ・・・あるけど?」

美少女「・・・!!」



美少女「貴方は、どこの学校に通っているんですか?」

男「・・・A高校だけど」

美少女「わかりました。今日のところは帰らせていただきます」



美少女「では」

ガチャン



男「いや、誰だよあいつ」


8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 20:27:17.693 ID:V3O4tcX50.net
男「よっ、友」

友「よう、男。課題終わったか?」

男「おう、ばっちり」

女「あら、男」

男「おう、おはよう」

女「課題終わったのよね、見せて」

男「いいけど・・・今までも友がいたろ?」

友「俺にも見せて男」

男「お前ら・・・」


10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 20:30:21.928 ID:V3O4tcX50.net
先生「課題集めるぞー」



女「あ、男。あんたの課題間違ってるわよ」

男「は?」

女「答え、一問ずれてる」

男「あ・・・」

女「ま、私は満点だけどね」ニコッ

男「てめえ!気付いて黙ってやがったな!」

女「どんまい4点!」

男「あ・・・っのやろう・・・」

友「え?ずれてるの?」

男「・・・」


13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 20:33:14.469 ID:V3O4tcX50.net
男「4点・・・」

友「0点!?」

女「何で写すだけで間違うのよ」ヒラッ

男「このやろおおおおお!その100点よこせ!!」

女「・・・ぷっ」

男「・・・帰る」

女「あらっ、怒った?」

男「うるせえ」


14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 20:39:40.129 ID:V3O4tcX50.net
男「ただいまー」

美少女「お帰りなさいです。早いんですね」

男「おう、さくっと帰ってきたからな」

美少女「課題はどうでしたか?」

男「4点だったよ。ったく、女のやつめ」

美少女「そうですか」



・・・

男「・・・・・・そうですかじゃねーよ!お前何でいんの!?」

美少女「はい、居候することにしました」

男「しましたじゃない!誰の許可でこんなこと!訴えるぞ!?」

美少女「貴方の親御さんには連絡いたしました。鍵もいただけました」



美少女「独り暮らしさせるのは心配だったらしいですよ。たまには顔見せてあげてください」

男「やかましい!お前の家に帰れ!!」

美少女「訳ありで家がないんです・・・・・・」

男「はあ!?」


15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 20:41:46.829 ID:V3O4tcX50.net
美少女「せめて、一週間でいいので」

男「・・・・・・貯金は」

美少女「いちもんなしってやつです」



男「・・・親戚は」

美少女「みんな絶縁状態です」


18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 20:44:36.257 ID:V3O4tcX50.net
美少女「お願い致します。・・・無理・・・ですか?」

男「無理ではないけど・・・何で俺が」

美少女ウルウル



男「ああああああああ!!わかったよ!!一週間だけな!?!?」

美少女「!!!  ありがとうございます!!!」

男「ただし!食費は出せ!バイトしろよ!」

美少女「はいっ」ニコッ


20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 20:47:43.648 ID:V3O4tcX50.net
男「・・・朝か」



男「朝飯はコンビニでパンでも買って行こう」

美少女「あっ、男さん、おはようございます!」

美少女「朝ごはんの準備、できてますよ!」









男「ああ・・・そっかあ・・・・・・」

男「嬉しいような・・・うーん・・・・・・」


22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 20:51:32.843 ID:V3O4tcX50.net
男「じゃ、学校行ってくるから。バイト探せよ」

美少女「はーい」

バタンッ

男「昼飯は・・・学食でいいか」

美少女「あっ、大丈夫です。お弁当ありますよ」

男「・・・バイト探しにいくんだよな?」

美少女「セーラー服着て朝からバイト探しですか?印象最悪じゃないですか」

男「・・・」

美少女「A高校に編入するんです。あ、よろしくです」



男「はあ!?」


24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 20:53:58.527 ID:V3O4tcX50.net
先生「転校生の美少女ちゃんです。皆仲良くするように」

美少女「よろしくお願いしますっ」



男「嘘だろぉー・・・」

友「超かわいいじゃん見ろよ男」


25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 20:58:46.432 ID:V3O4tcX50.net
友「ちーす!よろしく美少女ちゃん!友ってよんで!」

美少女「はい、友さん」

友「堅いよ堅い!呼び捨てでよろしく!」

美少女「こんにちわ、男さん!」

男「友に構ってやれ。俺学食行くから」

美少女「お弁当あるって言ってるじゃないですか!」

男「・・・」

美少女「それに、男さん」

男「・・・」

美少女「今日財布持ってますか?」

男「えっ」

美少女「カバンから抜いておきました!」

男「・・・」

美少女「お弁当、食べましょう!」


26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:03:42.848 ID:V3O4tcX50.net
美少女「こちらになりま~す!!」

友「ね・・・ねえ?どういう・・・ご関係に・・・?」

美少女「男さんの彼女です!」

男「ただの居候だ」

友「・・・」



女「あら、男。今日弁当なのね」

男「ああ」

女「自分で作ったの?」

友「美少女ちゃんだと」

女「はあ!?」

男「居候だからな。ただの」

女「男女一つ屋根の下に・・・!?」

美少女「そうなりますね」

女「~~~!?!?/////」

男「ちげーって!!!!」


27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:07:01.607 ID:V3O4tcX50.net
女「なるほど」

男「わかったか?」

女「美少女ちゃん、男に襲われたら私に相談してね。他言しないから安心していいわ」

男「お前一つもわっかてないな」

美少女「美味しいですか?」

男「まあ・・・」

美少女「頑張ったので嬉しいです」



女「・・・私も、頑張らないと」

友「・・・」


28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:10:28.433 ID:V3O4tcX50.net
男「ただいまー」



男「美少女がバイト探し行ってる間に課題終わらせるか」









美少女「ただいまです」

男「おかえり、バイト決まったか」

美少女「はいっ、コンビニです」

男「時間は?」

美少女「深夜2時から7時です。高校生ってばれなかったので」

男「・・・まあいいや」


29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:14:06.190 ID:V3O4tcX50.net
男「ふぁ・・・」



男「朝か」





美少女「くう・・・」



男「・・・おい、朝飯くらい食え、起きろ」

美少女「あう、男さん。おはようございます」



美少女「冷蔵庫に朝ごはん入ってます。準備しますね」

男「いつ作ったんだ?」

美少女「バイトに出る前です。あっ、お弁当もあるので、楽しみにしてくださいね」

男(大変だっただろうな・・・今日は美味いって言ってやるか)


30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:15:00.186 ID:V3O4tcX50.net
美少女「待って誰か読んでくださってる方いますか?」


32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:19:38.923 ID:V3O4tcX50.net
美少女「ありがとうございます。励みになりました」


34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:25:22.297 ID:V3O4tcX50.net
男「ふう、昼休みか」

友「あいつ話なげーもんな。疲れた」

男「数学の山田。途中から背骨の話してたもんな」

友「ほんとだよ」

女「男!!」



女「べっ、お弁当作りすぎちゃったんだけど!?」



男「・・・そうか、お疲れ」

女「お疲れじゃないわよ!食べたいっていいなさい!!」

美少女「男さーん。お弁当食べましょう」



美少女「・・・女さんがとても敵対的な目をしています」

女「・・・あ、あら。そうかしら?」

男「弁当作りすぎちゃったらしいぞ」

美少女「私食べましょうか?」

女「何言ってんのよ!」

友「・・・」


35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:28:01.387 ID:V3O4tcX50.net
男「結局両方食わされた・・・」

友「どうだった」

男「腹がいてえ」

友「幸せな悩みだなあ。お前らの横でメロンパン食うの辛かったぞ」

男(でも・・・どっちも美味かったな)

友「・・・ま、見守らせてもらおうかね」


36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:30:57.895 ID:V3O4tcX50.net
美少女「男さん、帰りましょう」

女「あっ、男。帰るの?わ、私も帰るんだけど・・・?」

男「そうか、じゃあな」

女「誘いなさいよ!!」

男「でも・・・お前家逆じゃ・・・?」

美少女「まあ、いいじゃないですか。女さん、帰りましょう」

男「まいいけどな」

女「う・・・うん、帰ろっ」


37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:35:26.468 ID:V3O4tcX50.net
女「じゃ、じゃーね!」

美少女「はいっ、女さん。また明日です」

男「じゃーな」



美少女「女さん、楽しそうでしたね」

男「そうか?」

美少女「はい、いつもより楽しそうでした」

男「お前、まだ二日目だろ」

美少女「それでも、この二日の中で一番綺麗な笑顔でした」

男「そうか」


38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:37:10.001 ID:V3O4tcX50.net
・・・

・・・・

・・・・・・



男「おはよう、美少女」

美少女「むにゃ・・・おはようございます。男さん」

男「飯用意しといたぞ」

美少女「ありがとうございます」

男「って・・・」


39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:42:08.986 ID:V3O4tcX50.net
男「もう1ヵ月だぞ!?一週間だけじゃないのかよ!」

美少女「えっ!?もう家族みたいな扱いじゃないんですか!?」

男「何でだよ!貯金貯まったろ!独立しろよ!!」

美少女「いやですよ!つーかバイトだけで暮らせませんよ!」

男「そういえばどっから学費でてんだよ!そっからもらえよ!」

美少女「バイトからですよ!おかげで貯金ゼロです!」

男「はあ!?!?ゼロ!?」


40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:47:06.719 ID:V3O4tcX50.net
美少女「残念でしたね!ここでもう少し過ごさせてもらいますよ!」

男「学費だけで飛ぶか!?ゼロ!?」

美少女「制服だって高いんですよ!まだ払ってないのも入れればマイナスですね!」

男「お前・・・話が違・・・」

美少女「なんとなく流してくれるものかと」

男「・・・」

美少女「というか、こんないたいけな少女を独り暮らしさせようなんて、正気ですか」

男「・・・」

美少女「それこそ襲われたらどうするんですか」

男「・・・」

美少女「ほんと冷たいですね」

男「おかしいだろおおおおお!?!?お前が悪いんだからな!?」


41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:48:28.548 ID:V3O4tcX50.net
女「朝からどうしたの遅刻なんか」

男「い・・・いや・・・」

美少女「ちょっと・・・色々ありまして・・・」

女「ったく、もう」


43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:51:47.332 ID:V3O4tcX50.net
友「今日の体育、男女でやるんだよな」

女「そうね」

美少女「何するんですかね」

男「・・・知らないほうが幸せだぞ」

女「あんた、しってんの?」

美少女「体育委員でしたね」

友「何なんだ?」





男「・・・マラソンだ」


44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 21:58:23.661 ID:V3O4tcX50.net
友「おえっ、今どんくらいだ?」

男「半分くらいじゃないか?」

女「余裕ね」

友「お前体力あるな・・・」





美少女「はあっ・・・はあっ・・・」グラッ

男「あっ、おい!」

友「大丈夫か!?美少女ちゃん」

女「大丈夫!?貧血っぽいわね・・・早く休ませてあげないと・・・」

男(深夜のバイトのせいで寝不足か・・・やっぱ止めさせればよかった!)

男「わりい、俺美少女つれてくから、先行っててくれ!」

友「おう」

女「手伝おうか?」

男「一人でいける、先行ってくれ!」

女「うん・・・」


45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:02:34.819 ID:V3O4tcX50.net
男「保健の溝橋どこいった?」

男「まあいい・・・とりあえずベッドに寝かせてやろう」

ドサ





数分後



美少女「・・・男さん」

男「おう」

美少女「マラソンは・・・?」

男「お前、貧血でぶっ倒れたんだぞ。休め」

美少女「・・・そうですか。ごめんなさい。お手間かけさせたようですね」


47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:04:47.329 ID:V3O4tcX50.net
・・・



美少女「男さん」

男「あん?」

美少女「その。言わなければいけない事があります」

男「なんだ?バイトクビにでもなったか」

美少女「いえ・・・ずっと、私、男さんを騙してました」


48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:07:30.609 ID:V3O4tcX50.net
男「・・・なんだよ?」



美少女「私・・・人間じゃ、ありません」



美少女「その、あのとき助けていただきました」



男「まさか、あの時の・・・」



ピョコッ



男「お前・・・その、耳・・・尻尾・・・」


50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:10:18.494 ID:V3O4tcX50.net
男「・・・は?」



美少女「あのとき助けていただきました」







男「・・・最初に会った時に聞いてたあれだよな?」



美少女「はい。助けた動物の話」



美少女「助けていただいた、猫です」



男「・・・犬なんだけど」



美少女「え」



男「俺が助けたの、犬だよ」


52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:13:16.914 ID:V3O4tcX50.net
美少女「え?いやそれ猫ですよ」



男「いや犬だよ。わんって言ってたし」



美少女「マンホールに落ちてたのを助けたんですよね?」



男「トラックにひかれそうなとこ助けたんだけど」



美少女「はあ?冗談やめません?おもしろくないですよ」



男「いや、まじ」



美少女「えっ」


54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:18:22.206 ID:V3O4tcX50.net
美少女「ええー!?!?」



美少女「どうしてくれるんですか!?男さんに助けてもらった恩返しとして、バイトしてプレゼント買ったのに!?」



男「あー・・・え?俺が悪いの?」



美少女「もう帰らないといけない時期せまってるんですけど・・・」



美少女「恩返しが済めばこっちにいられる。じゃなければ5週間で帰らないといけないんです」



美少女「どうするんですか!?」



男「しらねーよ!?」


55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:22:26.080 ID:V3O4tcX50.net
美少女「私他にしないといけない事あるんですけど」ウルウル



男「そういわれてもな・・・」



男「なんか可哀想・・・なのは俺だけど、今からは最後の一週間って事だろ?」



男「その用事、付き合ってやるよ」



美少女「本当ですか!?」


58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:27:17.931 ID:V3O4tcX50.net
男「明日から学校休んでさ」



男「俺は一週間くらい大丈夫だから」



美少女「男さん!ありがとうございます!!大好きです!!」



男「都合いいこといってんじゃねーよ・・・」







女「そ・・・そっかぁ・・・」



女「やっぱ・・・あの二人・・・」



女「私・・・失恋・・・しちゃったのか・・・」ポロ



女「グスッ・・・ウッ・・・」ポロポロ


59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:31:16.500 ID:V3O4tcX50.net
男「と、まあ朝なわけだが」



男「今日はどうすんの?」



美少女「P県の、V町に行きたいです」



男「遠いな・・・まあ新幹線で2時間くらいか」



美少女「うぇっ」



男「なんだよ」



美少女「切符買えません・・・」



男「はあ・・・買ってやるよ、くそ」


60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:32:35.998 ID:V3O4tcX50.net
男「ふう、着いたな」



美少女「はい。ありがとうございます」



男「で?」



美少女「こっちです」



男「了解です」


61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:34:56.977 ID:V3O4tcX50.net
美少女「ここです」



男「・・・ここは?」



美少女「野良になる前は、人に飼われていました」



男「・・・捨てられた?」



美少女「いえ。とてもいいかたでしたが・・・その、病気で」



男「・・・ごめん」



美少女「い、いえいえっ。こちらこそです」


62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:38:06.647 ID:V3O4tcX50.net
男「今日は泊まっていくか、ここらへん回りたいだろ?」



美少女「・・・はい」







美少女「散歩していたルートに入りました!」



美少女「ここです!ここの家のバカ犬、まだ健在でしたか、忌々しい・・・!」



美少女「空き地・・・もっとあったんですけどね」


63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:41:47.460 ID:V3O4tcX50.net
男「この旅館でいいよな」



美少女「はい。こんなとこできてたんですね」



男「結構綺麗だよな」



美少女「そうですね、新しいはずです」







美少女「何で部屋が一緒なんですか」



男「仕方ないだろ、さすがに高かったんだよ」



美少女「もう少し離れてください」



男「これ以上無理だ」



美少女「・・・何かしたら許しませんから」



男「何もしねーよ」


64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:44:27.172 ID:V3O4tcX50.net
美少女「本当に何もしてきませんでしたね」



男「事後かもよ?」



美少女「ひっ・・・本当ですか!?」



男「ばか、冗談だよ」



美少女「ただのセクハラですよ!まあ何もないならいいです」







美少女「今日も1日散歩でいいですか?」


65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:46:25.991 ID:V3O4tcX50.net
・・・

・・・・・



美少女「明日は、R県のL町に行きたいです」



男「ああ・・・いいぞ」



美少女「今日は、散歩でいいです」



男「おう、じゃあ明日の朝出発な」


66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:51:01.713 ID:V3O4tcX50.net
・・・

・・・・

・・・・・・



男「で、ここはどこなんだ?」



美少女「ここは・・・私の生まれ故郷です」



男「・・・?」



美少女「私、保健所から引き取っていただいて、あそこで暮らしてました」



美少女「その前は、ここに」



男「きれいな山だな」



美少女「そうですね、一度も行った事ないですけど」



男「あ、市街で捕まったのか。てっきり」



美少女「はい。残りの3日、ここで過ごしていいですか」



男「最後だもんな。いいぜ、宿を探そう」


67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:53:25.152 ID:V3O4tcX50.net
美少女「・・・だめですね、今日はもう宿に帰りましょう」



男「ああ、わかったよ」





・・・

・・・・



美少女「今日もだめ・・・帰りましょうか」



男「だめって何だ?」



美少女「見つかりませんでしたから・・・」



男「・・・?」


68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:55:19.219 ID:V3O4tcX50.net
美少女「最後の日・・・ですね」



男「ああ・・・今日1日でお前とお別れか・・・」



美少女「寂しいんですか?」



男「・・・バカ言うなよ」



美少女「・・・寂しがって・・・くれないんですね・・・」ボソッ


69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 22:57:17.764 ID:V3O4tcX50.net
男「なあ、お前、何探してるんだよ」



美少女「・・・」



美少女「・・・母です」



男「・・・そっか、見つかるといいな」



美少女「ありがとうございます」


71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 23:01:07.940 ID:V3O4tcX50.net
美少女「・・・見つかりません」



男「・・・そうだな」



美少女「もしかして・・・もう・・・」



男「・・・たまたま今まで会えなかっただけだよ、きっと・・・」



「にゃあ」



美少女「・・・!」



猫「にゃあ」



美少女「そう・・・ですか、ありがとう・・・ございます・・・」



猫ドスドスッ



美少女「ひっく・・・うっ・・・」







男「どうだったんだ?」


73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 23:05:12.197 ID:V3O4tcX50.net
美少女「今のかたは、私が小さな頃お世話になったかたです」



美少女「どうやら・・・母はもう・・・」



美少女「でも、言ってたそうです」



男「・・・なんて?」



美少女「猫としての幸せは野良じゃないって、だから、幸せを手にして欲しいって・・・」



美少女「私の事、ずっと思っててくれたみたいです」



美少女「もっと早くこれなくて、ごめんね・・・お母さんっ・・・」ポロポロ


74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 23:08:15.109 ID:V3O4tcX50.net
男「いいお母さんなんだな」



美少女「はい・・・本当に」



美少女「今から、男さんの家に帰れますか」



男「ああ、時間的には、ぎりぎりかな」



美少女「最後に、あそこをみたいです」


75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 23:14:25.011 ID:V3O4tcX50.net
・・・

・・・・

・・・・・・



美少女「ただいま・・・です」



美少女「もう、時間です。・・・男さん・・・」



男「・・・」



美少女「私の勘違いでここに来て、一ヶ月。お世話になりました」



美少女「男さんといて、学校にいって」



美少女「楽しかったです」



美少女「本当に、幸せでした」ポロ



男「美少女」



男「ここは、お前のもうひとつの家だ」



男「・・・思い出してくれよ」ポロ



美少女「はい・・・ありがとうございます」



美少女「本当に男さんには、感謝してばかりですね」ポロポロ



美少女「では・・・お達者で」ニコッ



パアアアアアア



男「美少女!!」



男「元気でな!!来れるもんなら・・・またこいよ!!!」



美少女ポロポロ「・・・はいっ!!」ニコッ


76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 23:15:37.309 ID:V3O4tcX50.net
男「これで・・・俺もまた、一人か・・・」



男「・・・明日くらい、学校、休んでもいいよな・・・」


77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 23:17:46.245 ID:V3O4tcX50.net
・・・

・・・・



男「あいつの荷物か・・・」



男「・・・散らかしっぱなしじゃねーかよ」



男「整理・・・しよう」







男「あいつの靴下、破けてんじゃねーかよ・・・」



男「言えば直したのに・・・」



男「ん?何だこれ」


78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 23:19:24.464 ID:V3O4tcX50.net
男「・・・腕時計・・・」



男「言ってた、プレゼントか・・・」



男「俺がもらってもいいのかな・・・」



カチッ



男「・・・」ポロ



パアアアアアアッ!!!!!!!



男「!?」


79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 23:22:12.165 ID:V3O4tcX50.net
美少女「・・・え?」



男「・・・え」



男「美少女!?」



美少女「何ですか!?何で!?!?」



美少女「あっ!!腕時計!!」



男「あ、これ、俺がもらっていいよな?」



美少女「それで恩返しが成立したってことですか!?!?」



男「え!?!?あー・・・なるほどー・・・」


80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 23:27:00.897 ID:V3O4tcX50.net
「恩返しが済めばこっちにいられる。じゃなければ5週間で帰らないといけないんです」



男「ということは・・・?」



美少女「はい・・・・そういうことですね」



男「・・・」



美少女「泣いてました(笑)?」



男「っせええよ!!!」



美少女「男さん、かわいいとこありますね」



男「今度こそはちゃんとバイトで払えよ!!」



美少女「・・・」



男「・・・貧血になるほど、やんなよ・・・」



美少女「わー・・・男さんかわいい・・・」



男「っせえ!!!!!」


82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/26(火) 23:30:12.242 ID:V3O4tcX50.net
男「と、いうわけで終わりです!」

友「長々とありがとうございました!!」

美少女「男さんかわいかったですね」

女「ねえ、私だけ失恋エンドってどうなってんの?」

男「ではでは!」

女「無視!?」

男・美少女・女・友・俺「ありがとうございました!!」

男・美少女・女・友「って、何で俺君が!?」



end


引用元: 犬「わん」男「危ないっ!」トラック「ブイーン」  男「車は危ないんだ、気を付けろよ」犬「わん」