1: 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/07/27(水) 22:56:57.20 ID:R8re9pR6.net
※短編


――音楽室――

真姫「最近雨が多いわね」

真姫「別に雨は嫌いじゃないけど、穂乃果が外で練習できないって騒ぐから困ったものだわ」

真姫「まあ、穂乃果が騒がしいのはいつもの事だけど」フフッ

真姫「今日は練習も休みだし、軽くピアノ弾いてから帰りましょうか」

2: 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/07/27(水) 22:57:35.85 ID:R8re9pR6.net
真姫「~~♪」

真姫「…?」

穂乃果「~~♪」ジーッ

真姫「きゃああ!」バターン

穂乃果「真姫ちゃん!?」

3: 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/07/27(水) 22:58:46.75 ID:R8re9pR6.net
真姫「いてて…」

穂乃果「真姫ちゃん大丈夫?」

真姫「だ…大丈夫よ」

穂乃果「良かった…」

真姫「驚かせないでよ…」

4: 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/07/27(水) 22:59:19.15 ID:R8re9pR6.net
穂乃果「ごめんね、でも真姫ちゃんのピアノ近くで聞きたかったから」

真姫「…っ///」

真姫「そういう事なら…まあ…良いけど…」

穂乃果「えへへ~」

真姫「な…なによ…」

6: 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/07/27(水) 23:00:04.10 ID:R8re9pR6.net
穂乃果「もう一曲聞きたいなぁ」

真姫「…いやよ」フン

穂乃果「ええ~~~!?なんで!?」

真姫「なんで穂乃果のために弾かなきゃいけないのよ」

穂乃果「だって穂乃果、真姫ちゃんのピアノ大好きなんだもん!」

穂乃果「だからお願いしていい?」

7: 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/07/27(水) 23:01:18.93 ID:R8re9pR6.net
真姫「~~~っ////」

真姫「わ…分かったわよ!弾けばいいんでしょ!!」

穂乃果「やった~~!真姫ちゃん大好き!!」ギュー

真姫「ちょ…離れなさいよ!!」

穂乃果「は~い」

8: 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/07/27(水) 23:02:04.54 ID:R8re9pR6.net
真姫「全く…仕方ないんだから…」

穂乃果「無理言ってごめんね」

真姫「今更謝っても遅いわよ…」

穂乃果「あはは…」

真姫「ほら、弾いてあげるからさっさとどきなさい」

穂乃果「真姫ちゃん、ありがと」

真姫「…」フン

9: 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/07/27(水) 23:02:58.29 ID:R8re9pR6.net
真姫「~~♪」

穂乃果「~~♪」

穂乃果「ねえ、真姫ちゃん」

真姫「…なによ」

穂乃果「二人で音楽室にいるって久しぶりだね」

真姫「そうね、あの時の穂乃果ったらしつこく勧誘してくるし」

真姫「腕立て伏せもさせられて…変な先輩に絡まれて困ってたわ」

穂乃果「うっ…ごめんね」

真姫「冗談よ」フフッ

10: 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/07/27(水) 23:03:26.28 ID:R8re9pR6.net
真姫「穂乃果がそんな事言いだすなんて珍しいわね」

穂乃果「そう?」

穂乃果「穂乃果ね、真姫ちゃんに伝えておきたいことがあって」

真姫「?」

穂乃果「μ’sを始めて、思ったんだけど」

穂乃果「μ’sのファンですって言われると凄い嬉しいんだ」

真姫「そうね」

11: 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/07/27(水) 23:04:05.50 ID:R8re9pR6.net
穂乃果「それでね、穂乃果が言いたいのは…」モジモジ

真姫「何よ、穂乃果らしくないわね」

穂乃果「穂乃果は…真姫ちゃんのピアノを初めて聞いた時から」

穂乃果「ずっと真姫ちゃんのファンでした!!」

真姫「…」

穂乃果「…」

穂乃果「ほ…穂乃果行くね!/////」

真姫「ちょ……行っちゃった……」

12: 名無しで叶える物語(もこりん)@\(^o^)/ 2016/07/27(水) 23:04:41.86 ID:R8re9pR6.net
真姫(私だって…)

真姫(3人の初めてのライブを見た時から…)

真姫(とても輝いている…あなたのファン…だったんだから…)

真姫(穂乃果のバカ…)


おわり

引用元: 真姫「今日も雨ね…」