1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/22(月) 15:54:22.831 ID:ka0tjf6Pa.net
乃莉「なずなって、ほんとに料理下手だよね・・・」
なずな「・・・何度もいわないでよー! これから・・・これからうまくなるもんっ! 乃莉ちゃんよりはうまいもんっ!」
乃莉「むっ・・・ ふーん・・・ そうだ ねぇ、それじゃあ料理対決しない?」
なずな「えっ?」
乃莉「試合は一週間後。負けた方が買った方の言う事をなんでもひとつ聞く!」
なずな「・・・え・・・」
乃莉「あれー? 私よりうまいんじゃないの?」
なずな「・・・わ わかったよ! でも 乃莉ちゃんには負けないからっ!!」
なずな「・・・何度もいわないでよー! これから・・・これからうまくなるもんっ! 乃莉ちゃんよりはうまいもんっ!」
乃莉「むっ・・・ ふーん・・・ そうだ ねぇ、それじゃあ料理対決しない?」
なずな「えっ?」
乃莉「試合は一週間後。負けた方が買った方の言う事をなんでもひとつ聞く!」
なずな「・・・え・・・」
乃莉「あれー? 私よりうまいんじゃないの?」
なずな「・・・わ わかったよ! でも 乃莉ちゃんには負けないからっ!!」
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/22(月) 15:58:59.325 ID:ka0tjf6Pa.net
103号室
(乃莉視点)
とは言ったものの・・・
実際私だって、料理なんて何もできない。
勢いでこんな話を持ちかけたけど、勝てるかどうかわからない。
でももし勝てたら・・・ なずなに・・・ なんでも・・・!
そう思うとやる気が出てきた。
お題の料理は「オムライス」だ。
作り方は・・・ ネットで調べよう。
乃莉「『オムライス 作り方』・・・っと」
乃莉「なになに・・・」メモメモ
なずなだってきっと勉強してくる筈だ。
私も頑張って練習しないと!
(乃莉視点)
とは言ったものの・・・
実際私だって、料理なんて何もできない。
勢いでこんな話を持ちかけたけど、勝てるかどうかわからない。
でももし勝てたら・・・ なずなに・・・ なんでも・・・!
そう思うとやる気が出てきた。
お題の料理は「オムライス」だ。
作り方は・・・ ネットで調べよう。
乃莉「『オムライス 作り方』・・・っと」
乃莉「なになに・・・」メモメモ
なずなだってきっと勉強してくる筈だ。
私も頑張って練習しないと!
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/22(月) 16:03:13.973 ID:ka0tjf6Pa.net
203号室
(なずな視点)
からかわれて、勢いでOKしちゃったけど・・・
わたしにできるのかなぁ・・・
・・・先輩に教えて貰おう!
なずな「ヒロさーん・・・」
ヒロ「あらなずなちゃん、どうしたの?」
なずな「え えっと・・・ オムライスの作り方 教えて下さいっ!!」
ヒロ「いいけど・・・ また突然ね どうしたの?」
なずな「い いえ・・・ もっと料理をいろいろ覚えたいなって」
今の私に作れるのって、唐揚げくらいだし。
ヒロ「へぇ・・・ もちろんいいわよ! 材料は・・・
うん 揃ってる じゃあ早速作りながら教えてあげるわね♪」
なずな「は はいっ・・・!」
(なずな視点)
からかわれて、勢いでOKしちゃったけど・・・
わたしにできるのかなぁ・・・
・・・先輩に教えて貰おう!
なずな「ヒロさーん・・・」
ヒロ「あらなずなちゃん、どうしたの?」
なずな「え えっと・・・ オムライスの作り方 教えて下さいっ!!」
ヒロ「いいけど・・・ また突然ね どうしたの?」
なずな「い いえ・・・ もっと料理をいろいろ覚えたいなって」
今の私に作れるのって、唐揚げくらいだし。
ヒロ「へぇ・・・ もちろんいいわよ! 材料は・・・
うん 揃ってる じゃあ早速作りながら教えてあげるわね♪」
なずな「は はいっ・・・!」
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/22(月) 16:07:03.516 ID:ka0tjf6Pa.net
(乃莉視点)
・・・そして迎えた 料理対決当日。
なずなも気合い十分だ。
・・・負けられない・・・ 負けられない!
宮子『えー、実況はわたくし 宮子がお送りさせて頂きます』
ヒロ(なずなちゃんがオムライスの作り方聞きに来たのはこういう理由だったのね・・・)
なずな「・・・ねぇ 乃莉ちゃん・・・ なにもみんな集めることはなかったんじゃ・・・?」
乃莉「・・・」
みんなの前でやりたいから・・・ なんて言えない。
・・・そして迎えた 料理対決当日。
なずなも気合い十分だ。
・・・負けられない・・・ 負けられない!
宮子『えー、実況はわたくし 宮子がお送りさせて頂きます』
ヒロ(なずなちゃんがオムライスの作り方聞きに来たのはこういう理由だったのね・・・)
なずな「・・・ねぇ 乃莉ちゃん・・・ なにもみんな集めることはなかったんじゃ・・・?」
乃莉「・・・」
みんなの前でやりたいから・・・ なんて言えない。
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/22(月) 16:12:46.801 ID:ka0tjf6Pa.net
宮子「さて! 始まりました乃莉すけとなずな殿の料理対決! どんな展開を見せてくれるんでしょうか!」
宮子「・・・まぁ わたしも料理よくわかんないんですけどねー」
ならなぜ宮子さんが実況なんだ。
・・・!
なずながすごいテキパキ作業をしている・・・!?
ヒロ(みっちり教え込んだからねぇ・・・)
宮子「・・・まぁ わたしも料理よくわかんないんですけどねー」
ならなぜ宮子さんが実況なんだ。
・・・!
なずながすごいテキパキ作業をしている・・・!?
ヒロ(みっちり教え込んだからねぇ・・・)
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/22(月) 16:17:56.744 ID:ka0tjf6Pa.net
(なずな視点)
結局覚えられなかったなぁ・・・
また今回も カンペ頼り。
・・・ルール違反では ないよね・・・?
そして・・・
なずな「よし、出来たっ!」
宮子「おーっと! ここでなずな殿フィニッシュコオォール!!」
乃莉「わたしもできたっ!!」
宮子「両者出来上がった模様ですっ!!」
沙英さん「じゃあ食べてみなよ、ゆの」
ゆの「え 私が審査員なんですか!?」
沙英「大家さんも呼んでるよ?」
大家「うぃーす」
ゆの「いつのまに・・・」
結局覚えられなかったなぁ・・・
また今回も カンペ頼り。
・・・ルール違反では ないよね・・・?
そして・・・
なずな「よし、出来たっ!」
宮子「おーっと! ここでなずな殿フィニッシュコオォール!!」
乃莉「わたしもできたっ!!」
宮子「両者出来上がった模様ですっ!!」
沙英さん「じゃあ食べてみなよ、ゆの」
ゆの「え 私が審査員なんですか!?」
沙英「大家さんも呼んでるよ?」
大家「うぃーす」
ゆの「いつのまに・・・」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/22(月) 16:21:55.313 ID:ka0tjf6Pa.net
ゆの「まずは乃莉ちゃんのだね! いただきまーす」
パクッ
ゆの「・・・ん・・・? なんか・・・ へんな・・・」
乃莉「え えぇっ!? へ 変だなぁ・・・」パクッ
乃莉「・・・うぇっ」
ヒロ「・・・乃莉ちゃん、どうやって作ったの・・・?」
乃莉「・・・ネットで調べて、オムライスが美味しくなる隠し味って言われてるものを片っ端からいれてみました」
ゆの「隠し味は大量に入れるもんじゃないよぉ・・・」
大家「・・・なずなちゃんのはどうかな」パクッ
大家「・・・おぉ! うまいねこりゃ」
ゆの「うん・・・おいしい!!」
ヒロ(なずなちゃんって、結構やればできる娘なのよね・・・)
パクッ
ゆの「・・・ん・・・? なんか・・・ へんな・・・」
乃莉「え えぇっ!? へ 変だなぁ・・・」パクッ
乃莉「・・・うぇっ」
ヒロ「・・・乃莉ちゃん、どうやって作ったの・・・?」
乃莉「・・・ネットで調べて、オムライスが美味しくなる隠し味って言われてるものを片っ端からいれてみました」
ゆの「隠し味は大量に入れるもんじゃないよぉ・・・」
大家「・・・なずなちゃんのはどうかな」パクッ
大家「・・・おぉ! うまいねこりゃ」
ゆの「うん・・・おいしい!!」
ヒロ(なずなちゃんって、結構やればできる娘なのよね・・・)
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/22(月) 16:28:28.049 ID:ka0tjf6Pa.net
(乃莉視点)
宮子「では審査員のみなさん、最終判断をお願いします 美味しかったと思う方の人の札をあげてください」
バッ
宮子「・・・全員一致でなずな氏・・・ ということで 今回はなずな姫の勝ちー!」
・・・うーん・・・ 隠し味って 入れればいれるほど美味しくなるんじゃないんだ・・・
・・・仕方ない、 今回は潔く負けを認めよう。
なずな「・・・乃莉ちゃん♪」
乃莉「・・・な なずな!?」
振り返って見たなずなの顔は、妙にニコニコしていた。
なずな「最初の自信はどこに行っちゃったのかな?」
乃莉「う・・・ ど どうせ先輩方に教えてもらったんでしょ! こっちは独学だよ!?」
なずな「ネットの情報を元に作るのは独学とは言わないんじゃ・・・」
宮子「では審査員のみなさん、最終判断をお願いします 美味しかったと思う方の人の札をあげてください」
バッ
宮子「・・・全員一致でなずな氏・・・ ということで 今回はなずな姫の勝ちー!」
・・・うーん・・・ 隠し味って 入れればいれるほど美味しくなるんじゃないんだ・・・
・・・仕方ない、 今回は潔く負けを認めよう。
なずな「・・・乃莉ちゃん♪」
乃莉「・・・な なずな!?」
振り返って見たなずなの顔は、妙にニコニコしていた。
なずな「最初の自信はどこに行っちゃったのかな?」
乃莉「う・・・ ど どうせ先輩方に教えてもらったんでしょ! こっちは独学だよ!?」
なずな「ネットの情報を元に作るのは独学とは言わないんじゃ・・・」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/22(月) 16:30:59.363 ID:ka0tjf6Pa.net
なずな「ねぇ乃莉ちゃん」
乃莉「な・・・何!」
なずな「勝ったら、なんでも1つ好きなことしていいんだよね?」
乃莉「し していい・・・!?」
なずな「・・先輩方、ちょっと失礼します。」
そういうとなずなは、私の手を引っ張って203号室まで連れて行った。
なずな「・・・乃莉ちゃん」
乃莉「なに・・・ っ!?」
ガバッ
乃莉「な・・・何!」
なずな「勝ったら、なんでも1つ好きなことしていいんだよね?」
乃莉「し していい・・・!?」
なずな「・・先輩方、ちょっと失礼します。」
そういうとなずなは、私の手を引っ張って203号室まで連れて行った。
なずな「・・・乃莉ちゃん」
乃莉「なに・・・ っ!?」
ガバッ
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/22(月) 16:36:08.176 ID:ka0tjf6Pa.net
不意に、なずなが私を押し倒し、なずなの体が私の上にのしかかってきた。
あまりに急な出来事に、私は息をするのさえ忘れてしまっていた。
なずな「ふふふ♪」
なずなのか細い腕が、私の背中の後ろにまわされる。
なずな「・・・温かい♪」
理性がとんでしまいそうだ。すぐ近くにはなずなの・・・ 綺麗で整った顔。
私は手が出そうになるのを必死に抑えた。
なずな「乃莉ちゃん可愛い♪」
そっちが可愛い!!
あまりに急な出来事に、私は息をするのさえ忘れてしまっていた。
なずな「ふふふ♪」
なずなのか細い腕が、私の背中の後ろにまわされる。
なずな「・・・温かい♪」
理性がとんでしまいそうだ。すぐ近くにはなずなの・・・ 綺麗で整った顔。
私は手が出そうになるのを必死に抑えた。
なずな「乃莉ちゃん可愛い♪」
そっちが可愛い!!
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/22(月) 16:44:00.373 ID:ka0tjf6Pa.net
ふと、私の後ろにまわされていたなずなの腕が解かれる。
乃莉「あ・・・」
なずな「・・・乃莉ちゃん残念そう♪」
乃莉「・・・そ そんなこと・・・!!」
なずな「・・・ねぇ 乃莉ちゃん」
乃莉「・・・は はいっ!?」
なずな「・・・わたしのこと、好き?」
乃莉「・・・そ それは LIKE? それともLOVE?」
なずな「勿論・・・LOVE♪」
乃莉「・・・わかってるくせに・・・!」
なずな「えへへ・・・ でも、やっぱり 乃莉ちゃんの口で はっきり言ってもらいたいというか」
乃莉「・・・もちろん好きだよ、なずな」
なずな「・・・」///
乃莉「自分で聞いといて、なに顔赤くしてるのさ・・・」
なずな「えへへ・・・ 嬉しいな」
乃莉「わたしもだよ、なずな・・・」
完
くぅ疲
乃莉「あ・・・」
なずな「・・・乃莉ちゃん残念そう♪」
乃莉「・・・そ そんなこと・・・!!」
なずな「・・・ねぇ 乃莉ちゃん」
乃莉「・・・は はいっ!?」
なずな「・・・わたしのこと、好き?」
乃莉「・・・そ それは LIKE? それともLOVE?」
なずな「勿論・・・LOVE♪」
乃莉「・・・わかってるくせに・・・!」
なずな「えへへ・・・ でも、やっぱり 乃莉ちゃんの口で はっきり言ってもらいたいというか」
乃莉「・・・もちろん好きだよ、なずな」
なずな「・・・」///
乃莉「自分で聞いといて、なに顔赤くしてるのさ・・・」
なずな「えへへ・・・ 嬉しいな」
乃莉「わたしもだよ、なずな・・・」
完
くぅ疲
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/22(月) 16:44:10.823 ID:ZsaXG9Zda.net
ふと、私の後ろにまわされていたなずなの腕が解かれる。
乃莉「あ・・・」
なずな「・・・乃莉ちゃん残念そう♪」
乃莉「・・・そ そんなこと・・・!!」
なずな「・・・ねぇ 乃莉ちゃん」
乃莉「・・・は はいっ!?」
なずな「・・・わたしのこと、好き?」
乃莉「・・・そ それは LIKE? それともLOVE?」
なずな「勿論・・・LOVE♪」
乃莉「・・・わかってるくせに・・・!」
なずな「えへへ・・・ でも、やっぱり 乃莉ちゃんの口で はっきり言ってもらいたいというか」
乃莉「・・・もちろん好きだよ、なずな」
なずな「・・・」///
乃莉「自分で聞いといて、なに顔赤くしてるのさ・・・」
なずな「えへへ・・・ 嬉しいな」
乃莉「わたしもだよ、なずな・・・」
完
乃莉「あ・・・」
なずな「・・・乃莉ちゃん残念そう♪」
乃莉「・・・そ そんなこと・・・!!」
なずな「・・・ねぇ 乃莉ちゃん」
乃莉「・・・は はいっ!?」
なずな「・・・わたしのこと、好き?」
乃莉「・・・そ それは LIKE? それともLOVE?」
なずな「勿論・・・LOVE♪」
乃莉「・・・わかってるくせに・・・!」
なずな「えへへ・・・ でも、やっぱり 乃莉ちゃんの口で はっきり言ってもらいたいというか」
乃莉「・・・もちろん好きだよ、なずな」
なずな「・・・」///
乃莉「自分で聞いといて、なに顔赤くしてるのさ・・・」
なずな「えへへ・・・ 嬉しいな」
乃莉「わたしもだよ、なずな・・・」
完
引用元: ・乃莉「なずなに押し倒されて・・・」
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