帰宅途中

中島「ﾋｿﾋｿﾋｿ…」

マスオ「中島くんが何か話しているぞ？」

ｺｯｿﾘ

中島「ほら今月のメス(覚○剤)だ。金を渡せ」

？？？「ほら、じゃあ次もよろしく頼む。また場所は指定する」

マスオ(す、すごいものを見てしまったよ)

ウーーーーーウーーーーー

？？？「サツ(警察)だ！！！逃げろ」

中島「やべえ！」

ﾀｯﾀｯﾀ

マスオ「に、逃げたぁ！？」

ピンポーン

中島「はい？あ！マスオさん。どうしたんてますか？」

マスオ「な、中島くぅん。さっきの見ちゃったんだ」

中島「さっきのことって何ですか？」

マスオ「すごい大金を受け取ってたよね。」

マスオ「認めてよ。そこでいい話しがあるんだ」

中島「何ですか？」

マスオ「君はその、メスを作れるのかい？コックなんだろう？」

中島「あなたには関係のないことです」

マスオ「ぼくと組まないかい？僕の会社は配送も扱ってる会社だから流通の手段なら任せてよ」

マスオ「断ったら警察につきだすけどね」

中島「ハハｗｗｗｗぼくがマスオさんと？ｗｗこれはお遊びじゃないんだよ」

マスオ「ぼくの取引先にヤ○ザとの繋がりがある人がいる。それに薬品の取引も簡単にできる。君のビジネスを大きくするチャンスだぞ」

中島「わかったよ。でもいきなりどうひたんですか…マスオさんじゃないみたい」

マスオ「こっちのセリフさ」

マスオ「メスはどこで作ってるんだい？」

中島「僕の勉強机さ。家族には理科の実験をしているといつも言ってある。」

マスオ「薬品のにおいや排気はどうしてる？」

中島「換気扇とプラズマクラスターはシャープだけで何とかなってるよ」

マスオ「それじゃあ生産はかなり限られてるくるだろう…。何かいい場所があれば」

中島「そうだねえ…アパートを借りるにしても大きな机とプラズマクラスター、換気口を用意しないことには難しいし。街中でつくるのもヤバい」

中島「そうだな。例えばどこか遠くに車で行って車の中で作れたら最高だよ」

マスオ「つまり、ハイエース？」

中島「そのとおりさ。さすがマスオさん、勘が鋭いですね」

マスオ「でもどうやって…買えば家族にばれると怪しまれる」

中島「金を少し用意してくれ。あとは僕が話しをつける。盗品を買うのさ。」

マスオ「わかった。じゃあ明日金を渡すから頼んだよ」

翌日

ブルルルルルル

ハイエース中島「マスオさーんこっちこっち」

マスオ「金だ。さっそく今日から作ろう。」

ブルルルルルル

中島「この辺でいいよ。さー料理のはじまりだ」

中島「できた！！最高のメスだよ。今まで勉強机立ったしメタンフェタミンを堂々とこんなに使うことができなかったから最高さ！」

マスオ「す、すごいじゃないか！さっそく取引先に連絡してみるよ」

プルルルル

イササカ「もしもし？この電話番号にかけてくるとは誰だ？」

マスオ「取引がある。大量のメスだ。グラムで1万円。買うか？最高のメスだ」

イササカ「一度品を見てからでないと何も言えない」

マスオ「今から公園にもっていく」

いつもの公園

子供「わーいわーい」

イササカ「！？」

イササカ「君はマスオくんではないか！」

マスオ「ぼくですよ。今は違う。取引相手だ。これが物だ」

イササカ「ｽｰｰ」(メスを鼻で吸い込む)

イササカ「ｸｯﾊｰ！最高じゃねーか」

マスオ「どれほどほしい？」

イササカ「3キロ買う。毎月3キロだ。用意できなかったときはわかってるな？」

マスオ「成立だ」

数ヶ月が経った

イササカ「マスオさん。大物から取引先を教えてくれと言われた。会うつもりはあるか？今以上の大きな取引ができる」


マスオ(先日タラちゃんが無免許運転で人をこ○したせいで1億円近くの金な必要だ…今のままじゃあ返せない)

マスオ「わかりました。」

イササカ「取引相手はかなりの大物だぞ。少しでも不手際があれば消される。いいんだな？」

マスオ「やります」

マスオ(それに舟も認知症になり介護の金も必要。カツオも引きこもりになり、お父さん(波平)は気づけば他界。この状況を救うには金しかない)

いつもの公園

アナゴ「まってたよーふぐたくぅぅん」

マスオ「ま、まさか！取引相手はきみぃ！？」

アナゴ「そうさー気づかなかっただろうがぼくだー」

アナゴ「そんなことはどうでもいいがうちの会社の地下で巨大なメス生産所を作ってほしいー」

マスオ「そんな場所があったのかい！？じゃあ社長も…」

アナゴ「社長は知らないよーふぐたくぅぅん。僕がどれだけヤバぁい人物がわかってないようだねぇ～」

マスオ「じゃ、じゃあ君がボスなのかい？」

アナゴ「ちっがーう。次くだらない質問をしたら脳ミソとんでいくぞ可愛い子ちゃ～ん。」

アナゴ「お前のパートナーのメガネをつれてくるんだぁ」

マスオ「目当ては中島か！？」

アナゴ「そうさー。長い間奴に近づいたがびびって逃げちゃうのさ～。そこで君の言うことなら聞くという情報を得たわけでね～」

マスオ「つ、つまり僕を使ったわけかい！？」

アナゴ「次そんなことほざいたら身元不明の死体になるぞーふぐたくぅぅん」

会社地下

中島「ここは！？マスオさん、こいつらヤバい連中だぞっ！！」

マスオ「許してくれ…ここで君はメスを大量生産するんだ。もう取引してしまった」

中島「な、なんてことを…！」

アナゴ「さ～早く作れよメガネ。期日までに基準を生産量にいかなかったらお前のメガネを潰しちゃうぅん」

中島「わかったよ！！」

数ヶ月後

花沢「最近中島くんの様子がおかしいのよね。磯野くんはもっぱら不登校だし…」

中島「なんでもないよ。」

花沢「そんなことないじゃない！おかしいわよ。一緒に帰りましょ」

中島「いや！１人で帰るよ。帰りに寄る場所があるし…。じゃ、じゃあね！」

ﾀｯﾀｯﾀ

花沢「ターゲット行動開始。追跡する」

中島「ふぅ…。ついてこられたらまずいよ。今月は急がないと…」

花沢「ここはなに？」

中島「えぇ！？ど、どうしてここに！！！！」

花沢「ターゲット、物、ともに確認。突入せよ！！」

ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ！！！

DEA「DEA(麻薬取り締まり局)だ！！手をあげろ」

中島「くそぅ！！」

アナゴ「どうしてだぁ～！！！」

マスオ「仕方ない。ポチッとな」


ドッッッッッッッッッッッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン！！！！！！！！！！！！！！！！

マスオ「ハハハｗｗｗｗｗｗｗｗ真のボスは僕だったのさｗｗｗｗｗｗｗｗ」

マスオ「素人のふりをして中島に近づいたのも作戦だったのさ。うまく乗せられて大量にメスを作らせることができたｗｗｗｗｗｗｗ」

マスオ「アナゴも実は真のボスを知らなかった。秘書を通じて全て話していたからばれずにいた。よく働く駒だったよｗｗｗｗ」

マスオ「花沢がDEAと組んでたのには驚いた。そのせいで会社ごとぶっとんだからな。まあ証拠も全てなくなったし稼げるだけ稼げた」

マスオ「あとは海外に１人でいって最高の人生を送るｗｗｗｗｗｗｗｗ」

-happy END -