1: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/11/27(日) 16:06:01.17 ID:if9H4yEV.net
花陽「はぁ、寒くなってきたねぇ」
真姫「えぇ、もうすっかり冬だもの」
花陽「凛ちゃんは今日も補習かぁ……」
真姫「そうね、先生に当てられても起きないんだから自業自得よ」
花陽「凛ちゃん、先生にあと5分って言ってたね」
真姫「凛、完全に寝ぼけてたわね」
花陽「あははは、凛ちゃんかわいかったなぁ……」
真姫「ねぇ、花陽、1つ聞いていいかしら」
花陽「うん、何かな、真姫ちゃん?」
真姫「今日みたいに2人で帰る時、最近よく鯛焼きを買うわよね」
花陽「その、真姫ちゃん、鯛焼きは嫌だった?」
真姫「べ、別に私も鯛焼きは嫌いじゃないし……
花陽となら何だっていいっていうか///」クルクル
花陽「真姫ちゃん、ありがとう///」
真姫「花陽、今日も鯛焼きに買っていかない?」テツナギ
花陽「うん、いいよ!」ニコニコ
2: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/11/27(日) 16:08:44.17 ID:if9H4yEV.net
花陽「いつもどおり鯛焼き半分ずつね、真姫ちゃん♪」
真姫「ねぇ、花陽がいつも半分に分けてくれるけれど……」
花陽「真姫ちゃん、花陽と半分こは嫌だった?」
真姫「そんなことないわよ、私も花陽と2人で鯛焼きを食べる時間は好きよ///」
花陽「よかった、わたしも真姫ちゃんと一緒に食べてるととっても楽しいんだぁ♪」ニッコリ
真姫「//////」
花陽「//////」
真姫「でも、花陽は……」
花陽「どうしたの?」
真姫「いつも花陽は頭の方を私にくれるわよね?」
花陽「えぇっ、そ、そんなことないよぉ……」ビクッ
真姫「ふぅん、私の記憶が確かなら花陽が頭の方を食べたことは一度もないわ」
花陽「たまたま偶然だよ、真姫ちゃん」アセアセ
真姫「そんなことはないわよ」
3: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/11/27(日) 16:11:07.44 ID:if9H4yEV.net
花陽『真姫ちゃんはいつも大変だよね……。ほら、これで作曲で疲れた頭に糖分補給しようよ』つ頭
花陽『今日の花陽はしっぽ日和です!』つ頭
花陽『真姫ちゃんってかっこよくて作曲もできて花陽のあこがれなんだ……』つ頭
花陽『真姫ちゃんとずっと一緒にいられたら花陽は幸せなんです///』つ頭
花陽『ココノタイヤキハシッポマデアンコギッシリダヨォォ~(棒)』つ頭
花陽『えへへ、優しくてかわいい真姫ちゃんが大好き!』つ頭
花陽『放課後になるとすぐ暗くなっちゃうね、真姫ちゃん。………………月が奇麗だね、真姫ちゃん』つ頭
花陽『真姫ちゃんと食べる鯛焼きはいつもの鯛焼きよりおいしい気がするんです……』つ頭
花陽『わたし、真姫ちゃんのために毎朝お味噌汁とおにぎりを作りたいな♥』つ頭
花陽『真姫ちゃん、結構熱いからふーふーしてあげるね』つ頭
花陽『あのね、真姫ちゃんが喜んでくれると花陽も嬉しいんだ♪』つ頭
花陽『はい、真姫ちゃん、あ~ん♪』つ頭
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真姫「ほら、花陽は全部しっぽの方ばっかりじゃない!」ドヤァ
花陽「そんなに覚えてるなんて恥ずかしいよぉ//////」
真姫「当たり前じゃない、どれも花陽との大切な大切な思い出よ」キリッ
花陽「真姫ちゃん……//////」
5: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/11/27(日) 16:14:51.66 ID:if9H4yEV.net
真姫「花陽、私ばっかり頭の方じゃ不公平じゃないかって思うのよ」
花陽「……でも花陽は真姫ちゃんには餡子が詰まっていておいしい方を食べて欲しい」
真姫「それで花陽に不自由はさせられないわよ」
花陽「大丈夫だよ、花陽はね、真姫ちゃんに幸せになってもらいたいんです
花陽じゃ真姫ちゃんのために出来ることなんてこれぐらいだし……」
真姫「わ、私だって花陽の笑顔がもっとみたいし」ナデナデ
花陽「ありがとう、真姫ちゃん」
真姫「……それに花陽が傍にいてくれるだけで私は幸せなのよ///」クルクル
花陽「真姫ちゃん、花陽も真姫ちゃんが一緒にいてくれるだけで幸せだよ」
真姫「//////」
花陽「//////」
真姫「と、とにかく花陽が頭の方を食べるべきなのよ」
花陽「うーん、真姫ちゃんが食べた方がいいと思うな……」
真姫(花陽って意外と頑固なのよね、そこもかわいいんだけれど)
花陽「……でも花陽は真姫ちゃんには餡子が詰まっていておいしい方を食べて欲しい」
真姫「それで花陽に不自由はさせられないわよ」
花陽「大丈夫だよ、花陽はね、真姫ちゃんに幸せになってもらいたいんです
花陽じゃ真姫ちゃんのために出来ることなんてこれぐらいだし……」
真姫「わ、私だって花陽の笑顔がもっとみたいし」ナデナデ
花陽「ありがとう、真姫ちゃん」
真姫「……それに花陽が傍にいてくれるだけで私は幸せなのよ///」クルクル
花陽「真姫ちゃん、花陽も真姫ちゃんが一緒にいてくれるだけで幸せだよ」
真姫「//////」
花陽「//////」
真姫「と、とにかく花陽が頭の方を食べるべきなのよ」
花陽「うーん、真姫ちゃんが食べた方がいいと思うな……」
真姫(花陽って意外と頑固なのよね、そこもかわいいんだけれど)
7: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/11/27(日) 16:17:52.98 ID:if9H4yEV.net
花陽「じゃあ、じゃんけんで決めようよ」
真姫「わかったわ、鯛焼きが覚めちゃうし1回勝負よ」
花陽「はい、真姫ちゃんは私が幸せにします!」
真姫「私だって花陽を絶対に笑顔にするんだから」
花陽「//////」
真姫「//////」
まきぱな「「……最初はグー」」
花陽「じゃんけん!」
真姫「ぽん!」
8: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/11/27(日) 16:20:36.57 ID:if9H4yEV.net
花陽「うぅ、負けちゃったよぉ」パー
真姫「やった!花陽に勝ったわ!」チョキ
花陽「じゃあ、勝った真姫ちゃんには大きい頭の方だね……」
真姫「えっ」
花陽「負けた花陽はしっぽの方をいただきます」
真姫「ちょっと待って、花陽」
花陽「もぐもぐ♪」パクリ
真姫「あっ」
9: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/11/27(日) 16:24:21.47 ID:if9H4yEV.net
真姫「はぁ……」シュン
花陽「真姫ちゃん、ごめんね……」
真姫「いいのよ、事前に条件を決めておかなかったのが私がいけないのよ」
花陽「そんなことないよ、花陽が先に食べちゃったのがいけなかったんです」グスッ
真姫「花陽……」ギュッ
花陽「真姫ちゃん……」
真姫「…………」ギュウウ
花陽「真姫ちゃん、苦しいよぉ」
真姫「花陽、元気出してよ」ナデナデ
花陽「真姫ちゃん」
真姫「花陽はとても大切な友達、……し、親友だと思ってるわ
その、花陽が悲しそうな顔してると私も辛いのよ」
花陽「花陽も真姫ちゃんがしょんぼりしてるのを見たら悲しくなってきちゃって……」
真姫「ふふふ、いいこと思いついたわ」
花陽「真姫ちゃん……」
真姫「この真姫ちゃんに任せなさい!」キリッ
花陽(真姫ちゃんは優しくてとっても頼りになって尊敬しちゃうなぁ……///)
10: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/11/27(日) 16:28:49.03 ID:if9H4yEV.net
真姫「この残った頭の方を……」パクリ
花陽「真姫ちゃん?」
真姫「互いに1口ずつ食べればいいのよ」モグモグ
花陽「えっ」
真姫「つ、次は花陽の番よ」
花陽「……花陽も食べるの?」
真姫「そうよ、これならどっちが頭かしっぽかなんて関係ないわ」ニコリ
花陽「でもこれって真姫ちゃんと間接キスじゃあ……///」
真姫「……花陽は私と間接キスするのは嫌?///」クルクル
花陽「い、嫌じゃないよ!わたしは真姫ちゃんのことがキスしちゃいたいくらい大好きだよ!///」
真姫「私だって直接キスしてもいいくらい花陽のこと大好きよ///」
花陽「うぅ、真姫ちゃん、恥ずかしいこと言わないでよぉ//////」
真姫「は、花陽から言ったんじゃない、イミワカンナイ!///」
花陽「//////」
真姫「//////」
花陽「ま、真姫ちゃん、本当?///」
真姫「もちろんよ、花陽///」クルクル
花陽「じゃあ、キスしてくれる?///」メツブリ
真姫「いくわよ、花陽♥///」チュッ
花陽「真姫ちゃん♥///」
11: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2016/11/27(日) 16:32:08.49 ID:if9H4yEV.net
花陽「鯛焼き冷めちゃったね……」
真姫「そうね、花陽がいけないのよ
何度もキスして言うから、その、止められなくなっちゃったじゃない//////」
花陽「うぅ、真姫ちゃんとキスするとドキドキしてね、暖かくてすっごく幸せな気持ちになって……//////」
真姫「は、花陽、恥ずかしいからもう止めてぇ//////」アセアセ
花陽「えへへへ、照れてる真姫ちゃんすごいかわいい♥」ニッコリ
真姫「花陽?//////」
花陽「今度はわたしからしてもいいよね?」
真姫「//////」
花陽「優しくするからね、真姫ちゃん♪」
真姫「//////」コクリ
花陽「真姫ちゃん、大好き♥///」チュッ
おわり
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