1: 名無しで叶える物語(SIM) 2024/02/19(月) 00:03:02.09 ID:U11zPZDl
璃奈「どうせ今日も私ひとり…だからしずくちゃんが来てくれて嬉しい」

しずく「え?今日も、ってことは毎日のように…?」

璃奈「そうだよ、もう慣れっこだけど」

しずく「そうなんだ…」

璃奈「うん…」

しずく「…」

しずく(ど、どうしよ…この重たい空気…)

7: 名無しで叶える物語(SIM) 2024/02/19(月) 00:11:28.34 ID:U11zPZDl
しずく「ご、ごほんっ…ずっとひとりでお留守番、偉いよ璃奈さん。ほ、ほらっ……なでなでっ」

璃奈「…」

しずく「…あ!ごめんね!私ったら突然こんなことっ!…嫌…だったよね…?」

璃奈「…ううん」ギュッ

しずく「!」

璃奈「しずくちゃんに頭撫でられるの気持ちいいよ?……もっとやってほしい……駄目、かな?」

10: 名無しで叶える物語(SIM) 2024/02/19(月) 00:16:05.18 ID:U11zPZDl
しずく「そ、そっか…それならよかったぁ…じゃあ…」ナデナデ

璃奈「んっ……///」

璃奈「しずくちゃんに頭撫でられるの、すき…すごく落ち着く…」

しずく「ほんと?」

璃奈「うん…撫でてもらうと心の中、ぽかぽかーってして、きゅっとなって…すっごく幸せな気持ちになるんだ」

しずく「そんなに褒めてもらうと恥ずかしいよ…///」

11: 名無しで叶える物語(SIM) 2024/02/19(月) 00:18:47.36 ID:U11zPZDl
璃奈「ねえ、しずくちゃん」

しずく「なぁに?」

璃奈「あのね…もっとわがまま言ってもいい?」

しずく「うんっ、私にできることならなんでも…」

璃奈「本当?それじゃあ…しずくちゃんにぎゅってしてもらいたいな…」

しずく「わ、私に…?」

15: 名無しで叶える物語(SIM) 2024/02/19(月) 00:24:01.40 ID:U11zPZDl
璃奈「こういうこと…ふたりきりの時じゃないと頼めないから…」

しずく「…」

璃奈「あ…ごめん…やっぱりそれは言い過ぎだったよね…?」

しずく「っ…」

ギュッ

璃奈「!」

しずく「せっかくお友達が頼ってくれてるんだよ?…そんなことなんてあるわけないよ…!」

璃奈「あ…ああっ……///」

17: 名無しで叶える物語(SIM) 2024/02/19(月) 00:30:23.20 ID:U11zPZDl
しずく「…痛くない?」

璃奈「ううん、とっても…とっても優しい…」

ギュッ

しずく「!」

璃奈「えへへ…私もぎゅってしたくなったから…お返しだよしずくちゃん。」

しずく「そうなんだ…ありがとう。優しいね?」ナデナデ

璃奈「…///」

しずく「あれ?璃奈さん?」

璃奈「今は私の番なのに…不意打ちはずるいよ…」

しずく「ふふっ…どっちの番とか、もう関係ないよ?お互いが好きなようにしちゃったらいいじゃん…」

璃奈「そう?…じゃあ私も遠慮しない…」ギュ-ッ

しずく「やぁん///…もうっ、璃奈さんってば強いよぉ」

22: 名無しで叶える物語(SIM) 2024/02/19(月) 00:38:35.10 ID:U11zPZDl
~~

しずく「ふうっ…いいお湯だったね」

璃奈「うんっ」

しずく「ふふっ、まさか璃奈さんってばお風呂の中でも甘えてきちゃうなんて…結構甘えん坊さんなんだね?」

璃奈「それは、しずくちゃんも一緒…」

しずく「えー!私は甘えんぼじゃないよー」

璃奈「私は自分に正直だよ?だから、しずくちゃんにもっと甘えたい…だから…」

璃奈「今日、一緒に寝よう?いい…よね?」

しずく「!」

しずく「その…璃奈さんに言われたら断れないや…しょうがないなあ…」ブツブツ

ツンッ

しずく「な、なに?璃奈さん」

璃奈「しずくちゃんのそういうところ、すき」

しずく「え…?あー!実はからかってるでしょ!」プンプン

璃奈「そうやって可愛く怒るところも、すき」

しずく「もうっ!お…怒っちゃうよ!そう言われてたら!!」

23: 名無しで叶える物語(SIM) 2024/02/19(月) 00:38:49.61 ID:U11zPZDl
短いけどこれでおしまい

引用元: しずく「ごめんね璃奈さん。雨で電車止まったからってお家泊めてもらって」