1: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 21:52:10.02 ID:S77Y/XgC.net
『むかしむかし』

『あるところに凛と花陽がいました』


カランカラン♪

パンッ!パンッ!


花陽「わたしと」

凛「凛に」


りんぱな「子供ができますように!」


『二人には子供がいませんでした』

2: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 21:52:50.95 ID:S77Y/XgC.net
『そのため神社でお祈りをしていました』


凛「よーし!お祈り終わったし・・・」

凛「子供ができるようがんばるにゃー!」

花陽「凛ちゃん!?///」


カーヨチン♪

リンチャン///



アァ~♡

3: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 21:53:38.37 ID:S77Y/XgC.net
『なんかいろいろ頑張ったので凛と花陽には子供ができました///』ハナジタラー



ほのか「オギャーオギャー」


凛「小さいにゃー」

花陽「うーん。未熟児なのかな?」


花陽「毎日ごはん1合も食べてたのに」

凛「かよちんの方が明らかに栄養とってるよ」

花陽「まあ、いっぱいごはん食べてれば大きく育ってくれるよ♪」

凛「とりあえずかよちんはダイエットするにゃ」

4: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 21:54:34.33 ID:S77Y/XgC.net
『しかし何年たっても穂乃果は大きくなりませんでした』

『大きくなったのは花陽の方でした』


穂乃果「花陽ママちょっとふくよか過ぎると思うよ?」

花陽「穂乃果ちゃん生まれても食欲落ちなくて・・・」

穂乃果「穂乃果は強くなるため日々ダンスとかして鍛えてるよ。花陽ママもダイエットがてら修行しよう?」

花陽「そうだね・・・」


凛「家事は任せて!」


『こうして穂乃果の修行と花陽のダイエットが始まります』

5: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 21:55:34.30 ID:S77Y/XgC.net
『修行には園田の巻物が使われました』

『内容はバネ付き強制ギプスをつけて遠泳10㎞、ランニング10㎞、腹筋、背筋1000回に熊・イノシシ・狼退治に近場に山賊がいればその退治と内容は修羅そのものでした』

『まあわたしにとってはなんてことありませんが』



『二人はみるみるたくましくなり』



穂乃果「お米流!米俵正拳突きー!」

ドゴォン!

くまさん「ぐま~!」バタリ

6: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 21:56:19.61 ID:S77Y/XgC.net
花陽「穂乃果ちゃん!花陽から教えることはもうないよ!」

穂乃果「はい!花陽ママ!いや師匠!」


『穂乃果が大きくならないことをすっかり忘れていました』

7: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 21:57:01.98 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「わたし武士になる!やるったらやる!」


『前日に武士のマンガを見た穂乃果はそれにはまり武士になることを決めました』


穂乃果「わたし都に行く!」


花陽「お米流を極めた穂乃果ちゃんならきっと立派な武士になれるよ!」

凛「気をつけてね!」

8: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 21:57:56.85 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「それで水路で行くから穂乃果に乗り物ちょうだい♪」

凛「じゃあこれを船に!」

花陽「これをオールの変わりに使って?」

穂乃果「これは・・・」


『花陽と凛がくれたのは』




・凛ちゃんラーメンの空カップ
・しゃもじ

10: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 21:58:54.78 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果(えぇ・・・)



穂乃果「お茶碗とお箸は?」

凛「お茶碗こわしちゃって♪」

花陽「大丈夫!穂乃果ちゃんのパワーならしゃもじだって扱えるよ!」


穂乃果「まあそうだけど・・・」

11: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 21:59:37.47 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「武器は?」

凛「ならば・・・」

凛「我が家に伝わる秘宝」

穂乃果「・・・」ゴクッ


凛「伝説の針『ねこの髭』を与えよう!」

穂乃果「結局針だった!」

12: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:00:43.70 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「・・・まあいいや」

穂乃果「じゃあ行ってきます!」チャプン♪


りんぱな「気をつけて~!」フリフリ


『穂乃果はどんぶらこどんぶらこと流れていきました』


花陽「!!!」

花陽「凛ちゃん大変!」

凛「どうしたにゃ!?」


花陽「穂乃果ちゃん全然おっきく育ってない!!」


凛「「「気づくの遅すぎるにゃーーーー!!!」」」

14: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:02:46.04 ID:S77Y/XgC.net
ドンブラコ~

ドンブラコ~


穂乃果「壁は~ハイハイハイ!壊せ~るものさ~♪」スイ~スイ~


『陽気に歌いながら川を進む穂乃果』


『そんな穂乃果の前に』







『壁が』

穂乃果「ふぎゃ!」ドカッ

15: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:03:46.09 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「お米流!米俵正拳突き!」

ドゴォン!

『穂乃果は壁岩を壊しました。やはり壁は壊せるものですね』



穂乃果「うぅ~川の旅以外と楽じゃない・・・」ヒリヒリ

穂乃果「岩があぶないなぁ」



『凛ちゃんラーメンのカップに乗った穂乃果はしゃもじで器を操作しながら川を下ります』

『シュールですね(笑)』


穂乃果「シュールいわないでよ!」

17: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:04:49.90 ID:S77Y/XgC.net
どんぶらこ~どんぶらこ~


穂乃果「あっ桃だ・・・」

穂乃果「がぶっ!」


『穂乃果は桃に近づいてかじりました』



『ってダメです!その桃かじったら!』

穂乃果「えぇー!ダメなの?おいしいのに~」モグモグ


『いいからスルーしなさい?いいですね?』

穂乃果「はーい」

18: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:05:46.68 ID:S77Y/XgC.net
どんぶらこ~どんぶらこ~


穂乃果「・・・カップにまだちょっとラーメンのにおいが・・・」

キュウ~

穂乃果「お腹空いた・・・」


バシャバシャ


穂乃果「んー?」

19: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:07:23.34 ID:S77Y/XgC.net
魚「!」ジャバ


穂乃果「おっきな!魚!?」

『飛び出した魚はそのまま穂乃果に一直線』


穂乃果「わー!!」

魚「パクっ!」


『なんと一寸穂乃果は食べられてしまいました!』


魚「♪」バシャン



『主役がいなくなりましたね』

『では・・・』



『おしまい♪』

20: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:08:05.23 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「勝手に終わらせないでよ!」

『おや穂乃果。生きていましたか』



穂乃果「生きてるよっ!」プンプン

穂乃果「海未ちゃんちょっとひどくない!?いきなり死亡扱いとか!」

『ナレーションもしくは天の声といいなさい!実名はなしです!世界感が壊れます!』


穂乃果「もう壊れてるよ。会話してるし」

『・・・』

21: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:09:18.37 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「よいしょっと!」ドン

魚「」チーン


『なんと穂乃果は魚を倒していました』


穂乃果「カップは・・・」

穂乃果「よかった岩に引っ掛かってる♪」


穂乃果「ではでは~」

穂乃果「火をつけて~♪」


穂乃果「魚に棒さして~♪」グサッ
魚「グエッ!」

穂乃果「塩かけて~♪」パッパッ

22: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:10:18.68 ID:S77Y/XgC.net
メラメラ

チカチカ

メラメラ

エリーチカチカ



穂乃果「火が通ったらできあがり~♪」

焼き魚「」チーン


穂乃果「いっただきまーす!」ガブッ♪














穂乃果「まっずぅ~~!!!」ブハッ!

23: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:11:15.28 ID:S77Y/XgC.net
『それはそうです。鯉の塩焼きなんてちゃんと処理しなきゃまずいものです』


穂乃果「教えてくれたっていいじゃん!」

『さあ?なんのことでしょう?わたしはナレーションなので』

穂乃果「ぐぬぬぬ」



穂乃果「とりあえず都にいこう・・・」


『こうして一寸穂乃果は都へ向かいます』

25: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:12:25.54 ID:S77Y/XgC.net



穂乃果「おっきーーーい家ーーーー!」

『しゃもじを背負い針を腰にさした一寸穂乃果www』クスクス

穂乃果「ちょっと笑わないでよ!」

『ごめんなさいwでも改めてみるとおかしくてw』


『いったいどこの晩御飯に突撃するつもりなのでしょうかw』

穂乃果「しないよ!」


『ちなみにふふふw凛ちゃんラーメンのはははw器はちゃんとゴミ箱にw捨ててありまふw』←なんかツボにハマった

穂乃果「ほんと笑い過ぎだよ!」

26: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:13:48.17 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「このお屋敷なら良さそう!」

穂乃果「うーーん・・・門が大きく過ぎる」


穂乃果「大きな音で呼べば人もでてくるよね?」


穂乃果「お米流!米俵正拳突きぃー!」

ドゴォーン!

ナニー⁉

ザワザワ

穂乃果「あーー・・・」





穂乃果「扉壊しちゃった・・・」

28: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:15:36.14 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「ごめんなさい」ペコリ


希「こんな小さい人がいるもんなんやね~」カンシン

希「まあ悪意があったわけじゃないんやね?」

穂乃果「はい!それは本当です!」

希「なら扉の弁償代の分働いてくれたらそれでええよ♪」


希「ちなみにうちは当主の希ね?」

穂乃果「当主!?」


穂乃果「あの!穂乃果武士になりたくて!それで!」アセアセ

希「武士?んー・・・まあ扉壊しちゃうくらいの強さはあるんやな?」

29: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:16:56.62 ID:S77Y/XgC.net
希「ふむ♪」


希「なら♪うちの娘の警護とか雑用お願いしようかな♪」

穂乃果「娘?」

希「ことりちゃ~ん?」




ことり「は~い♪」パタパタ





希「うちの娘のことりちゃんや♪つまりお姫様♪」

30: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:18:03.94 ID:S77Y/XgC.net
ことり「希ちゃんどうしたの?」

希「一応親なんやしお客様がいるときはお母さんって呼んでほしいな♪」

ことり「?」


ことり「お客様はどこ?」


希「し・た♪」チョンチョン

ことり「下?」


ことり「・・・」ジー






穂乃果「こんにちは・・・」チョコーン

31: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:19:19.24 ID:S77Y/XgC.net
ことり「・・・」ジー

穂乃果「あの・・・」


ことり「かっ」

穂乃果「かっ?」



ことり「かわいい~♡」

ガシッ

ことり「かわいいよ~♡」タカイタカーイ

穂乃果「わわわ!」アセアセ



ことり「希ちゃんこの子ほしい♪」

32: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:20:24.47 ID:S77Y/XgC.net
希「ダメや~。その子が門を壊した子やからね?ちゃんと働いてもらわんと」

希「穂乃果ちゃんにはことりちゃんの身辺警護と雑用お願いするんよ♪」

ことり「それってもらえるのといっしょだよ~♪」


穂乃果「あの・・・結局穂乃果はどうなるの~?」


ことり「ことりの言うこと聞けばいいと思うよ♪」
希「ことりちゃんのお手伝いすればいいよ~」

穂乃果「どっちなの・・・」



『こうしてお屋敷での日々が始まります』

33: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:22:11.81 ID:S77Y/XgC.net
給仕係「穂乃果ちゃんほんとにもてる?ことり姫のとこまで運ぶのよ?おぼん・・・穂乃果ちゃんより大きいわよ?」

穂乃果(メイド服)「大丈夫です!」

穂乃果「よっと♪」ヒョイ

給仕係「気をつけてね?」



廊下


穂乃果「ふふふ~♪」トトトト~

使用人A「おぼんが走ってる!?」

使用人B「きっと噂の小さい子よ」

使用人A「あぁ~」

34: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:23:45.08 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「ことりちゃ~ん!ごはんもってきたよ~!」

ことり「ありがとう♪穂乃果ちゃん♪」


ことり「はぁ~♡メイドとっても似合ってるよ♡」

穂乃果「いいのかなぁ~?わたしサイズのこんなちっちゃい服作ってもらって」

ことり「いいのいいの♪かわいい子はかわいい服を着ないといけません♪」


ことり「もう10着できたからどんどん着替えて~♡」

穂乃果「そんなに!?」


『文字通り着せ替え人形でした』

36: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:25:27.07 ID:S77Y/XgC.net
『穂乃果は小さい体でことりをたくさん手伝いました。』



『ときに全身使って墨汁をすり』

穂乃果「よいしょっ!よいしょっ!」ガリッズリッ



『ときに部屋を掃除し』

穂乃果「必殺雑巾がけ~!」タッタッタッタ!

穂乃果「ふぅ♪きれいになった♪」






穂乃果「机の上が・・・」

37: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:26:32.62 ID:S77Y/XgC.net
『穂乃果に水作業はあまり向いていませんでした』


『風呂掃除と皿洗いなどもやってみたのですが』

穂乃果「うわぁ~!」ジャバー

ことり「穂乃果ちゃん!」


『やった結果穂乃果が下水まで流されてしまうからです(笑)』プフフ♪

穂乃果「笑い事じゃないよ!」ビチャ~

38: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:27:29.18 ID:S77Y/XgC.net
『まぁそんなこんなで穂乃果は屋敷に馴染みました』


穂乃果「流した!」

『水だけに?』

穂乃果「うまい!ほむまん1個だよ!」




穂乃果「って流されたのは穂乃果だよ~!」

41: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:28:58.06 ID:S77Y/XgC.net
『そんなある日』


ことり「スゥ…スゥ…」Zzz

???「・・・」


ガバッ

ことり「ん~~!?」


誘拐犯A「よし!運ぶぞ!」

誘拐犯B「えぇ!」

42: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:30:12.87 ID:S77Y/XgC.net
ことり「んー!んー!」ジタバタ

誘拐犯A「暴れるな!静かにしないとレズるわよ!」

ことり「!!」


『なんと誘拐犯はレズだったのです!』


誘拐犯B「あなたは身代金を要求するための大事な人質よ?こちらとしてもあまり手を出したくはないのよ?」

ことり「んん・・・」

43: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:31:25.79 ID:S77Y/XgC.net
ことり(穂乃果ちゃん助けて・・・!)






「お米流!」



「ポン菓子炸裂脚!」


ドカ!

バシ!

誘拐犯A「グエッ!」
誘拐犯B「ぎゃっ!」



穂乃果「許さないぞ!誘拐犯!」

ことり「穂乃果ちゃん!」

44: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:33:09.56 ID:S77Y/XgC.net
誘拐犯A「くっ!いったいどこから!?」

穂乃果「穂乃果は小さいからずっとことりちゃんにくっついてたんだよ」

誘拐犯B「っていうかどこにいる!?」

穂乃果「えっ」

『闇夜に一寸サイズの穂乃果。普通に認識できませんでした』


穂乃果「せっかく格好よく登場したのに」ショボン

46: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:34:53.56 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「どこから現れたかって?それはね」

穂乃果「穂乃果はことりちゃんの胸の上で寝てたからね!」

誘拐犯A・B「胸の上で寝る!?」


誘拐犯A・B「なっ・・・」

ことり「なっ?」

誘拐犯A・B「なんて羨ましい!」


穂乃果「ふふん♪」ドヤ!

47: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:36:51.01 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「たまに挟まれて窒息しそうになったけどね。主に横向きになったとき」

ことり『Zzz』ゴロン

穂乃果『柔らかくて暖かい・・・けど・・・ぐるじい』


『穂乃果がこんな睡眠をとるのは花陽のせい』

『修行は厳しいがそれ以外は過保護なため胸布団で朝まで大事にされていました』


ことり「ごめんね穂乃果ちゃん」


『そしてまさかのバストサンドイッチ・・・』

『それを許す姫もアレですが・・・』





『って破廉恥です///!」

48: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:38:08.95 ID:S77Y/XgC.net
誘拐犯A「じゃあなんで今まででてこなかったんだ?」

穂乃果「それは・・・」



ことり「スゥ…スゥ…」Zzz

ガバッ

穂乃果「!?」コロコロ

帯『スポッ』

穂乃果「んー!んー!」ジタバタ


『穂乃果は誘拐犯がことり襲った際に転がり落ち、ことりの着物の帯に引っ掛かっていました(笑)』

穂乃果「だから笑わないでよ!」

49: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:40:01.11 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「とにかく賊退治だよ!」

穂乃果「穂乃果我流・・・」


ヒュン!


ドン×2


誘拐犯A・B「!」





穂乃果「タンスのかどに小指ぶつけた突き!」

誘拐犯達「「いった~~い!!」」モダエ


『穂乃果は誘拐犯達の小指を思い切りド突きました。』

『小さい穂乃果だからこそ小指だけを的確狙っての攻撃でした。あれは痛そうです』

50: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:41:02.76 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「悶えてるこの隙に!」


穂乃果「お米流!」


穂乃果「新芽スクスクアッパー!」

ドゴォン!

誘拐犯達「「あ~~れ~~!!」キラーン☆


『誘拐犯達はお星さまになりました』

51: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:43:18.51 ID:S77Y/XgC.net
ことり「うわぁ~ん!穂乃果ちゃん怖かったよ~!」ギュ~

穂乃果「んー!んー!んー!」ジタバタ



『誘拐犯撃退。ようやく警護らしいことをした穂乃果の実力は周囲の人の信頼を得ました』


『そして』


ことり「それじゃあ行ってくるね♪」

希「気をつけていくんよ~」


希「穂乃果ちゃん、ことりちゃんをよろしくね?」

穂乃果「うん!任せて!」


『ことりは穂乃果を護衛に遠くの立派な神社にお参りに行くようです』

52: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:44:43.83 ID:S77Y/XgC.net
ことほの「行ってきまーす!」


『二人の珍道中がはじまりました』



『ときにおじいさんを手伝い竹を切って赤ん坊を発見したり』


穂乃果「えいっ!」

パカッ

キラキラ ピカピカ

ことり「竹から赤ちゃんが!」

穂乃果「しかも光ってる!?」

53: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:45:32.61 ID:S77Y/XgC.net
『ときに落としたおにぎりを追いかけ地底を冒険したり』


穂乃果「待てー!穂乃果のおにぎりー!」

おにぎり「」コロコロ~コロコロ~

ことり「穂乃果ちゃんおにぎりくらい・・・」

穂乃果「ダメなの~!白米だけは残しちゃダメって花陽ママが!」


穂乃果「あっ・・・」スカッ




穂乃果「わ~!」ヒュ~

55: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:46:52.58 ID:S77Y/XgC.net
『ときに亀を助けて竜宮城などにも行き』


穂乃果「しまった!せっかくもらった玉手箱忘れてきた!」

ことり「仕方ないよ~諦めよう?カメさんもいっちゃったし」

穂乃果「開けちゃダメって言われて中身気になってたから・・・」

穂乃果「戻ったら絶体開けようと思ってたのに~!」




『なんだかどこかで聞いたような不思議な冒険ばかりでした』

56: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:47:56.80 ID:S77Y/XgC.net
ことり「お屋敷までもう少しだね♪」

穂乃果「うん!穂乃果お仕事できてたかな?なんか楽しく過ごすことばっかりだったし・・・」

ことり「できてるよ~。ちゃんとここまでことりのお供してくれてるし♪」

穂乃果「えへへ///そっかなぁ~///」


『そんな二人の前に』


???「あんたいいもの服着てるじゃない」

57: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:49:05.51 ID:S77Y/XgC.net
ことほの「だっ誰!?」

???「いい生地つかってるみたいだし、貴族かしら?」

穂乃果「そういえばさっき!」



看板『この辺鬼とかでちゃうよ~』



穂乃果「って看板が!」

ことり「鬼~!?」



???「わたしも有名になったみたいね♪」フフン

58: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:50:51.85 ID:S77Y/XgC.net
鬼こにー「さぁ!痛い目みたくなかったら身ぐるみ全部置いてきなさい!」


穂乃果「ていうか・・・」


穂乃果「鬼どこ?」

ことり「いないよね~?」


鬼こにー「はっ?」


穂乃果「声はするけどいないよ~」キョロキョロ

ことり「鬼っていうから山のように大きいはずなんだけど・・・」キョロキョロ


『二人は上の方を必死に探しますが見つかりません』

鬼こにー「・・・」

59: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:51:51.70 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「鬼さんどこ~?」キョロキョロ

ことり「どこにいるんですかぁ~?」キョロキョロ

鬼こにー「こっちよ・・・」


穂乃果「えっ?どこ~?」キョロキョロ

鬼こにー「声の方にきなさいよ」

ことり「声はこっちから聞こえるね」スタスタ


鬼こにー「目の前にいるわ・・・」

ことり「声は近くにあるけど」

穂乃果「どこにも見当たらないよ?実は幽霊?」

61: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:52:59.18 ID:S77Y/XgC.net
鬼こにー「・・・」プルプル


鬼こにー「みーさーげてみーなさい」

ことほの「わっ!!いたー!」


鬼こにー「おいー!なにやらせるのよ!!」


『上を見上げていた二人は鬼を発見しました・・・』

『たしかに小さいですね』ボソッ

鬼こにー「聞こえてるわよ!天の声ぇ~!」

『おっと!これは失礼(笑)』

62: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:54:14.24 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「先制攻撃ー!」ヒュン!

鬼こにー「ちょっ!なにか服の中に入って!」


モゾモゾ

ゴソゴソ


コチョコチョ~

鬼こにー「ひひひwwwははははwww」

鬼こにー「やめ・・・」





穂乃果「」スタ!

63: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:55:28.79 ID:S77Y/XgC.net
ことり「穂乃果ちゃんどうしたの?」


穂乃果「ことりちゃん大変だよ!」

ことり「なにが?」


穂乃果「この鬼さん!胸も小さい!」ユビサシ

鬼こにー「ちっさいいうな!」




鬼こにー「あー!もー!頭きた!」

64: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 22:57:28.70 ID:S77Y/XgC.net
鬼こにー「こいつね!」

ヒョイ

穂乃果「わわ!」


『穂乃果はあっさり捕まりました。しかもつままれて』


鬼こにー「あんたなんて食べてやる!」

穂乃果「わーーー!」

68: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:20:31.46 ID:S77Y/XgC.net
パクッ

ゴックン

鬼こにー「ふん」



ことり「あぁー!!!穂乃果ちゃん!!!」



ことり「穂乃果ちゃんを返して~!」ポカポカポカ

鬼こにー「ちょっ!」



鬼こにー「って痛くないし!」


『ことりは(> 8 <)こんな顔をして腕をブンブン回転させて鬼を攻撃しますがまったく効いてません』

69: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:21:24.53 ID:S77Y/XgC.net
ことり「うわぁぁ~~ん!」ポカポカ

鬼こにー「・・・」



鬼こにー「ひひひwww」

ことり「!?」



鬼こにー「なにwwwこれwwwははははwww」

鬼こにー「なんか内側wwwからくすぐったいwww」

ことり「これはいったい・・・」

70: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:22:18.01 ID:S77Y/XgC.net
「お米流!」

鬼こにー「へっ?」


「おにぎりゴロゴロ券!」

ドカドカ ドカドカ

鬼こにー「ふぐっ!」


「米俵正拳突きー!」ドゴォン

鬼こにー「ぐふーー!!」


ことり「穂乃果ちゃんだ!まだ生きてる!」

71: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:23:10.15 ID:S77Y/XgC.net
鬼こにー「うっ・・・」


『鬼の顔はみるみる青ざめていき・・・」


鬼こにー「うっうっうっ・・・」





鬼こにー「うっ!!!」








ー自主規制ー

72: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:24:12.50 ID:S77Y/XgC.net
鬼こにー「気分・・・最悪・・・帰ろ・・・」

鬼こにー「あんた・・・たちぃ~・・・覚えて・・・なさいよ~」



ことり「穂乃果ちゃん!穂乃果ちゃん!大丈夫!?大丈夫!?」


鬼こにー「聞いて・・・ないし」

ポロッ

???「・・・」



『鬼はなにか落としました。本人は気づかいないまま去っていきました』

73: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:25:41.87 ID:S77Y/XgC.net
ことり「穂乃果ちゃん大丈夫!?」アワアワ


「うん!」











ぽにょ果「大丈夫だよ!」ドロ

ことり「・・・」





ことり「ぜ~~ったい大丈夫じゃないよぉ~~!」

74: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:26:44.90 ID:S77Y/XgC.net
ことり「ぽにょ果ちゃんになってるもん!」

ぽにょ果「こんらの唾でもつけておけはへーひへーひ!」ドロドロ




ことり「絶体治らないよ~!」

ことり「どうしよう?どうしよう~!?」アワアワ



???「そこのあなた!お困りみたいだね?」

75: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:28:14.76 ID:S77Y/XgC.net
ことり「なんか小槌がしゃべってる~!?」

ことり「もうどうしたらいいのぉ~!?」パニック



謎の小槌「あなたたちのおかげで鬼から助かったんだ~。ありがとう♪」

ことり「はい?」

謎の小槌「そこであなたたちのお願いを叶えてあげることにしました!」

ことり「そんなこと言われても~」

謎の小槌「お願いはなんでもいいよーそこの子を治すとかでも」

76: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:29:28.41 ID:S77Y/XgC.net
ことり「ほんと!?」

謎の小槌「うん!大丈夫!」


謎の小槌「けど・・・」

ことり「けど?」

謎の小槌「はやくしないとそこの子が・・・」

ことり「えっ?」クル


『ことりが穂乃果の方を振り返ると・・・』


ぽにょ果だった塊「ふぁ~・・・」ドロドロ~ン ←  注意

77: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:30:31.90 ID:S77Y/XgC.net
ことり「きっ・・・きゃーーー!!穂乃果ちゃーーーん!!」パニック

謎の小槌「ほら早くしな

ガシッ

ことり「穂乃果ちゃん元に戻って~!」ブンブン

謎の小槌「いきなりだね~」


ピカーン


穂乃果「あっ元に戻った♪」ポンッ

78: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:31:39.63 ID:S77Y/XgC.net
ことり「穂乃果ちゃん!!」ギュ~

穂乃果「んー!んー!んー!」



ことり「小槌さんありがとう!」ギュ~

謎の小槌「どういたしまして~」

ことり「穂乃果ちゃんが助かったのは小槌さんのおかげだよぉ!」ギュ~

謎の小槌「あ~・・・それはいんだけどね」

ことり「?」ギュ~


謎の小槌「せっかく助けたその子・・・そのままだと死んじゃうよ?」


穂乃果「」ピクピク


ことり「穂乃果ちゃん!!」パッ

謎の小槌「大変だね・・・」


ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー

79: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:32:50.12 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「それであなたはどんな小槌なの?」←復活

謎の小槌「ふっふっふ~よくぞ聞いてくれました!」


謎の小槌「わたしはなんと!」

謎の小槌「知るひとぞ知る!なんでも願いが叶う有名なあの小槌!」


ことり「慌ててたけどよく考えてみたらそんなのひとつ!」

謎の小槌「そう!わたしの名は!」

ことほの「ゴクッ・・・」








内田の小槌「内田の小槌だよ!」

ことほの(あれ?知ってるのとちょっと違う・・・)

80: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:33:44.14 ID:S77Y/XgC.net
内田の小槌「気軽にうっちーハンマーって読んでいいから♪」

ことほの「はぁ・・・?」

内田の小槌「今気分いいからあと何回か願い叶えてもいいよ~」


『穂乃果とことりは伝説の内田の小槌を手にいれました』

『というか内田って誰ですか?』

82: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:35:02.27 ID:S77Y/XgC.net
ことり「急に願いっていわれてもなぁ・・・」

穂乃果「はい!はい!穂乃果あるよ!」ピョンピョン

内田の小槌「聞きましょう!」



穂乃果「わたし大きくなりたい!」

ことり「なるほど~」

ことり「このままでもそれはそれでいいんだけど・・・」ボソッ


内田の小槌「大きく・・・なるほど!」

内田の小槌「女の子だもんね♪大きくしたいよね!鬼こにーもいつもいってたし~」


内田の小槌「は~いそれじゃわたしを振って?」

内田の小槌「えっとそういえば名前聞いてなかった」

ことほの(けっこう天然な小槌だ)

83: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:36:26.51 ID:S77Y/XgC.net
ことり「えいっ」ブン

ピカーン

穂乃果「わぁぁ~♪」


ムチムチ

ムチムチ

穂乃果「えっ?」


 ーン!

穂乃果「わわわ~~!!」 ーン


ことり「穂乃果ちゃんの    が大きくなった!?」

内田の小槌「女の子だもん。胸の悩みはつきものだよね~」


一寸穂乃果(巨 )「いや!そっちじゃないよ!」

84: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:37:38.91 ID:S77Y/XgC.net
内田の小槌「あ~・・・違った?」

穂乃果「見てわからない?」

内田の小槌「う~ん・・・」


内田の小槌「ハートが小さい?」

穂乃果「小さいのはボディだよ!ボディのスケールだよ!」

内田の小槌「あぁたしかに小っさいなぁって途中から思ってた」

穂乃果「なら察してよ~!」

ことり「あはは・・・」



穂乃果「次は頼むよ?」

内田の小槌「任せて任せて」

85: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:38:48.43 ID:S77Y/XgC.net
ことり「じゃあ・・・えいっ」ブン


穂乃果「おっ、おぉ!」ムクムク


ビリッ

ビリビリ


穂乃果「わぁ~!///」


ことり「穂乃果ちゃんが大きくなったけど全裸!///」メカクシ


内田の小槌「ごめーん♪服もいっしょに大きくするの忘れた♪」テヘッ


ことり「穂乃果ちゃんことりの服を!///」バサッ

穂乃果「ありがと///」


穂乃果(あぁ、このハンマー微妙に使えない)

86: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:40:49.03 ID:S77Y/XgC.net
ことり「ことりのお願いいいですか?」

内田の小槌「いいよ~」


ことり「オシャレな服を出してください♪」

内田の小槌「おっけーです♪」


ブン


ピカーン


バサッ

ことり「どんなのかな~♪」

ことり「・・・」


【オシャレ】と書かれた服


ことり「1周回って斬新だね・・・」

ことり(あぁ、この小槌さんダメなんじゃ・・・?)

87: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:41:39.02 ID:S77Y/XgC.net
パッ


内田の小槌「えっ」


穂乃果「それじゃ帰ろっかことりちゃん♪」

ことり「うん♪でもちょっと肩が寂しいなぁ」

穂乃果「じゃあ手を握ろう♪」

穂乃果「穂乃果誰かと手を繋ぐのはじめてなんだ///」

ことり「そっか小さかったもんね。穂乃果ちゃんのはじめていただきます♡」


『どうやら諸々忘れて小槌は置いていくようです』

88: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:42:42.08 ID:S77Y/XgC.net
内田の小槌「ちょっと待って!」

内田の小槌「わたしこのままじゃ雨風にうたれるし、下手すると虫食いにあったり動物にかじられたりするかもだし、手入れしてくれないとその内カビとか傷んだりしちゃう!」

内田の小槌「そんなの嫌なのでお願い連れてって!」

『小槌は必死に訴えました』

穂乃果「ちゃんとお願い叶えてくれる?」

内田の小槌「叶えるから家宝にしてください!あと結婚もしたい!」


ことり(独身なんだ・・・この小槌さん)


『小槌の必死な訴えにしぶしぶ二人は内田の小槌を持ち帰りました』

89: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:43:45.42 ID:S77Y/XgC.net
希「伝説の小槌とはまたすごいお土産やね♪穂乃果ちゃんもおっきくなってるし間違いなく本物!」

ことほの(実力があるのは事実なんだけど・・・うっちーハンマー)

希「さっそく使ってみよ~♪」

希「新しい商業をやりたいからとりあえず金をいっぱい♪」

内田の小槌「きん?了解~」

ブンブン


ピカーン


希「おぉ!どっさりの・・・」







希「キノコやん!」

90: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:44:54.90 ID:S77Y/XgC.net
キノコどっさり


ことほの(やっちゃったなぁ~)

内田の小槌「菌をいっぱいだしました♪」

『お屋敷はその夜キノコパーティーとなりました』

希「ことりちゃんと穂乃果が微妙な顔してたんはこのせいか・・・」

『しかしまだ余るキノコを売りさばきけっこう儲けました。希はつまずいてもうまく切り盛りします』

『なんだかんだでそれなりに儲けたので内田の小槌は一応家宝にされました』

『今だに未婚ですが』


内田の小槌「わたしと結婚してくれる素敵な小槌はいませんか~?」

91: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:45:56.51 ID:S77Y/XgC.net
『その一方でことりの護衛と小槌をもって帰った功績により穂乃果はことりのおやつ(結婚)になりました』


『ことりにとって穂乃果は愛玩対象だったのですが、大きくなり』

穂乃果「うわわ!」ステーン!

ことり「きゃっ!」


穂乃果「ごめんねことりちゃん」オシタオシ

ことり「うっうん///」ドキドキ

92: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:46:56.08 ID:S77Y/XgC.net
ことり「足が・・・」ズキズキ

穂乃果「これじゃ歩けないね?穂乃果が運んであげるよ!」ヒョイ

ことり「ひゃっ///」

ことり(顔近い///それにお姫様抱っこ///)


『ベタにラブコメした結果、ことりの穂乃果に対する感情が愛玩対象から恋愛対象に変わりました』


ことり「穂乃果ちゃ~ん♡」

穂乃果「ことりちゃん!?///」


『まぁその結果おやつになりましたとさ』

93: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:47:52.65 ID:S77Y/XgC.net
『余談ではありますが、鬼こにーは先日の件で報復にやってきましたが・・・』


穂乃果「とりゃ!」ブン

内田の小槌「いきなり使わないで~!」


ピカーン

『胸を揺らしながらご機嫌で帰って行ったそうです』

94: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:49:12.64 ID:S77Y/XgC.net
「「ことりちゃん、穂乃果ちゃん!結婚おめでとう!」」


ことり「えへへ~♡」ギュ~

穂乃果「ありがとう~♡」フリフリ



花陽「穂乃果ちゃんあんなに大きくなって・・・(身体が)」ポロポロ

凛「かよちん感動するとこ違う違う」

希「二人ともきれいやん♪」

95: 名無しで叶える物語(神宮)@\(^o^)/ 2016/12/18(日) 23:50:15.33 ID:S77Y/XgC.net
穂乃果「ブーケ投げよっか?」

ことり「うん♪」


穂乃果「それじゃあ・・・」


ことほの「「わたしたちの幸せ飛んでけ~♡」」ポ~イ

内田の小槌「ブーケ!?ほしい!」

『しかし手のない内田の小槌はブーケはとれなかったそうです。』


『内田の小槌はまあ・・・あれですが穂乃果とことりの二人は幸せに暮らしましたとさ』


おしまい

引用元: ことり「一寸穂乃果ちゃん♪」