1: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:34:54.56 ID:VvXuc80R.net
千歌部屋

曜「えへへ…千歌ちゃん達に呼ばれたわけでありますが、何かあった?」

千歌「そう…実は、大事なことに気づいて、これは曜ちゃんに伝えなきゃ!って…」


曜「だ、大事なこと…?」ゴクリ

2: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:36:14.90 ID:VvXuc80R.net
善子「Aqoursの頭脳を司るヨハネとマリーと千歌…この3人が闇の真理を見出したのよ」

鞠莉「そうなのよ!とびっきりシャイニー☆なことに気づいたの!」

曜「そうなんだ!で、その大事なことって…?」

千歌「…あのね、もしかしたら曜ちゃんはショック受けちゃうかもしれないの。でもね!この事実をしっかりと受け止めてほしいの!」

曜「え?…あ、もしかして私何かしちゃってた?」アセアセッ


千歌「ち、違うの。曜ちゃんが何かしたとかじゃなくて…その言いにくい事なんだけどね………


…曜ちゃんはね、Aqoursの中で8位なの…」


曜「………え?」

3: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:38:01.66 ID:VvXuc80R.net
曜「私が8位…?…何が?何の8位…?」


鞠莉「…そんなこと言わせないでよ、曜」

善子「私たちはスクールアイドル。注目が集まりやすい存在の1つよ。そこから序列の生まれるものなんて…1つに決まってるじゃない」


曜「え……あ、そういうこと…?」


千歌「そうなんだよ、曜ちゃん…


その人の氏名にできるだけ濁点を付けた時、強そうな人ランキングで曜ちゃんは8位なんだよ!」


曜「……そ、そんなぁ……」

4: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:39:25.02 ID:VvXuc80R.net
曜「千歌ちゃん、それは何かの間違いだよ!曜…いや、ワダナベ・ヨウはもっと順位が上のはず…!」


千歌「ヨウちゃん…残念だけどさ、ヨウちゃんは6位タイのグロザワ・ルビィちゃんとグロザワ・ダイヤちゃんに接戦だったけど、僅差で負けちゃったんだ。」

鞠莉「名前がダイヤやルビィじゃなくて、サファイアやスイショウだったら、もっと良い線行ってたと思うんだけどね…」


善子「けど、その2人だって基準であるしいたけ…いえ、ジイダゲを超えることはなかったわ。」

5: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:40:56.61 ID:VvXuc80R.net
曜「おかしいよ…。聞いて!だって、私ワダナベだよ!?

…ねっ!?ほら!強そうでしょ!?5位以上には食い込むはずだよ!!」アセアセッ


善子「無駄よ…ヨウ…」


曜「ヨジゴちゃん…」


善子「ワダナベ・ヨウの実力では、5位のマヅウラ・ガナンに勝ち目なんて無い。…薄々分かっていたことじゃないの?」

7: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:43:54.63 ID:VvXuc80R.net
曜「でも!ガナンちゃんは名前にナンなんて付いてて若干可愛いじゃん!強そうな感じが消えちゃってるよ!」

鞠莉「そうね…だから、グニギダ・バナマルにあと少しのところで競り負けてしまったわ」

千歌「だって、グニギダの部分の爆発力はすごいよ!あのガガギゴに並ぶパワーは持ってるよ!」

善子「名前にマルなんてまろやかなものが付いてなければ、上位3人に入ってた可能性もあったのにね…」


曜「でも……でもっ!」


鞠莉「ヨウ…マリーよりも強そうなんだから気にしなくていいじゃない。オバラ・マリでは、誰にも勝てないことは分かってたし…」

曜「そんなことないよ、マリちゃん!マリちゃんだって強そうな名前してるじゃん!」


鞠莉「へぇ…どの辺りが?」

曜「! …………そ、それは…」


鞠莉「…仕方ないのよ、ヨウ。マリーとヨウは、名前に濁点が付かない。こんなの…戦う前から分かっていたことじゃない…」ポロポロ


曜「でもさ!そんなの…そんなのぉ…」ポロポロ

10: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:45:19.44 ID:VvXuc80R.net
千歌「泣かないで、ヨウちゃん。いくら幼馴染でもね…こればっかりは不正なことをしちゃダメだと思うの。だから、ヨウちゃんの順位を1人で勝手に決めることは出来なかったんだ…」

曜「ヂガぢゃ…ん…」ポロポロ


千歌「だからね?私もダガミ・ヂガとして頑張ったんだけどね…それでも3位だったんだ。納得できたんだけど…やっぱり少しは悔しいかな…」アハハ


善子「ふふ…悲しむことはないわ。この2位であるヅジマ・ヨジゴとほぼ同等の魔力を有していたもの。誇っていいことよ。」


曜「……ということは、やっぱり…」


千歌「そう、AqoursのNo.1は…


……ザグラウヂ・リゴちゃんだよ。」

12: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:47:53.74 ID:VvXuc80R.net
鞠莉「こんな名前、圧倒的ラスボス感よね。これは間違いなくザンギエフよりも強そう。」

千歌「リゴちゃんだけが唯一、今のスクールアイドルの中で、あのゴウザガ・ボノガさんや、ギラ・ヅバザさんに近い実力を持ってそうと言われてるし…」

善子「これが魔都・東京の実力なのね。それでも、リリークラスのリトルデーモンたちがまだまだいると思うと恐ろしいわ。」

曜「…ザグラウヂィ……くっ、これが超えられない壁なんだね…」ギリッ


千歌「ということでね、一応まとめてみるとね…

No.1 ザグラウヂ・リゴ
No.2 ヅジマ・ヨジゴ
No.3 ダガミ・ヂガ
No.4 グニギダ・バナマル
No.5 マヅウラ・ガナン
No.6 グロザワ・ダイヤ
グロザワ・ルビィ
No.8 ワダナベ・ヨウ
No.9 オバラ・マリ


…これが濁点付けると強そうな名前ランキングかな…」

14: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:48:55.88 ID:VvXuc80R.net
曜「そんな…私…ヂガちゃんに追いつきたいって、今までスクールアイドル頑張ってきたのに…」ポロポロ


千歌「ヨウちゃん…」

曜(…ダメだ…このまま泣いてるだけじゃ、いつまで経っても私は強くなれない…。

考えるんだ!この状況を打開する方法を……!?)ハッ



曜「…ねぇ、ヂガちゃん。これは、氏名にできるだけ濁点を付けるんだったよね?」

千歌「…そうだけど?」

曜「だとするとさ、違うよ!ヂガちゃん達…いや、今までの人たち全員は、ある重大な事実を見逃してるよ!」


千歌・善子・鞠莉「!?」

15: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:49:54.12 ID:VvXuc80R.net
善子「重大な事実…ですって?」

鞠莉「ヨウ、それは一体何なの!?」


曜「みんなが見落としていること…。それはね…

…私の名前には、まだ濁点が付いてないものがあるってことであります!」

千歌・善子・鞠莉「!?」

千歌「まさか…まさかっ…!?」


曜「そう…私は、ワダナベ・ヨヴ になるはずなんだよ!」ドンッ

16: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:50:43.23 ID:VvXuc80R.net
善子「た、確かに見落としていた…。う にだって濁点が付くことを…!こんな初歩的なことを…!」


鞠莉「…やったわね、ヨヴ。あなたの名前にも立派な濁点が付いて……」ポロポロ

曜「泣かないでマリちゃん…私、マリちゃんの分まで頑張るから!」フキフキ

曜「ヂガちゃん!これで私…もっと上位に!5位や4位に!


千歌「…いや、でも結局順位は変わらないかな?」

曜「なんでっ!?」ガタッ

17: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:51:41.75 ID:VvXuc80R.net
千歌「だって、ヨヴちゃんでようやくダイヤさんやルビィちゃんと互角になった感じするけど…

…ワダナベの部分が、グロザワにパワー負けしてる感がするし…」

曜「そんなことはないよ!だってワダの部分だけで既に強そうでしょ!?全国の中でもワダさんってめっちゃ強い云われがあるよね?」


善子「知らないんだけど!?」


曜「それにナベも付いてくるんだよ?…あー、ほらワダナベ強そうじゃん!!」

善子「ゴリ押しじゃないのよ!」


鞠莉「でも最初の入りがワという濁音でないだけで、強者感が軽減される気がするわね…。ガナンは名前のアドバンテージがあったからこそ、グロザワ姉妹を超える力を見せつけたようだけど…」

曜「!? そ、そんな…」

18: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/12/22(木) 20:53:08.47 ID:VvXuc80R.net
千歌「それに…うに濁点が付いたことで、ガナンちゃんとリゴちゃんはますます強そうになっちゃったよ!」

曜「なっ!?」

善子「マヅヴラ・ガナンに、ザグラヴヂ・リゴ……リリーはどこまで強そうになればいいのよ。ぶっちぎりじゃない…」


千歌「曜ちゃん…残念だけど、結局ヨヴちゃんはAqoursの中で8番目に強そうってことだったんだよ…」

曜「うっ…ぐっ…うぅ……」ポロポロ

鞠莉「ヨヴ……」


この日、溢れんばかりの悔し涙がカーペットを浸していた


しかしこの悔しさこそが、彼女を今まで以上に強そうにしてくれるための糧となるのだ

ありがとう濁点

濁点を通して、ここから1人の少女は強そうになっていくのであった


おしまい

引用元: 千歌「曜ちゃん…残念だけど、伝えなきゃいけないことがあるんだ」