1: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/08(水) 23:46:51 ID:Vr./V9Iw00

「私が立つ舞台は、一体どんな舞台になるんだろう……?」

2: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/08(水) 23:48:02 ID:Vr./V9Iw00
-放課後-

~虹ヶ咲学園・スクールアイドル同好会部室~

エマ「この部室も随分賑やかになったねー」

しずく「そうですね」

彼方「最近じゃ知名度も上がって、色んな人から声を掛けられるよ~」

しずく「きっと、璃奈さんや果林さんのライブの影響ですね」

かすみ「………」グヌヌ

エマ「かすみちゃん、どうしたの?」

かすみ「私達の方が先に入部してたのに、りな子や果林先輩に先を越されて…悔しくないですか!?いや、悔しい!」

3: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/08(水) 23:50:34 ID:Vr./V9Iw00
エマ「確かに、活動休止前のメンバー5人の中でライブをやったのは、せつ菜ちゃんお披露目ライブだけだね」

彼方「彼方ちゃんは、東雲学園のライブ前の時間を借りさせてもらっただけで、彼方ちゃんのライブでは無かったねぇ」

しずく「私も合同演劇祭の舞台には立ちましたが、スクールアイドルのライブとしては、まだやった事がないですね」

かすみ「だからこそ!かすみん達もはやくライブのステージに立たなければ!」

彼方「張り切ってるねぇ、かすみちゃん」

かすみ「もぅ~、彼方先輩はのんびりしすぎですよ!」

エマ「そういえば、せつ菜ちゃんは?」

彼方「生徒会の仕事があるって言ってたよ~」

しずく「そうだ、私もそろそろ演劇部の練習の時間…」ハッ

エマ「お疲れさま、しずくちゃん」

しずく「失礼します」ガタッ

タタタッ

彼方「演劇部と掛け持ちで、しずくちゃんも頑張ってるねぇ~」

4: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/08(水) 23:54:07 ID:Vr./V9Iw00
かすみ「ライブをするにあたっては、まず!経験者から色々と聞き出しちゃいましょう!」

彼方「せつ菜ちゃんはいないから、果林ちゃんと璃奈ちゃんに」

エマ「果林ちゃんは、この後読者モデルのお仕事があるって言ってたよ」

かすみ「ぐぬぬ、それじゃあまず………」

---
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---

璃奈「私に?」キョトン

かすみ「お願いりな子ぉ~、ライブやった時の意気込みとか感想を、かすみん達に詳しく教えて欲しいなぁ~」

エマ「それだったら、歩夢ちゃんや愛ちゃんも一緒に聞けばいいのに」

かすみ「ダメですよ!これ以上先を越されたくないですもん!」

5: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/08(水) 23:57:39 ID:Vr./V9Iw00
璃奈「そういえば、愛さんや歩夢さんも人気が上がってるみたい」

かすみ「な"っ…!?」ガーン

璃奈「今日子ちゃんが歩夢さんの、色葉ちゃんが愛さんのファンだから、二人とも喜んでた」

かすみ「ぐぬぬ……かすみん達も負けてられませんよー!!」

彼方「そんなに張り合わなくてもいいのに…」

かすみ「いや、むしろもっと危機感持って下さいよぉ!仲間だけどライバル!ですから!」

エマ「そうだかすみちゃん、侑ちゃんには相談しないの?」

かすみ「こればかりは侑先輩にも秘密!極秘です!」

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6: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/08(水) 23:59:48 ID:Vr./V9Iw00

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~外~

かすみ「という訳で、私達4人で秘密の特訓をしちゃましょう~!」

璃奈「私のライブの時、みんなが私に力を貸してくれた。だから私もみんなの力になれるなら協力したい」

かすみ「さっすが、りな子!ありがとう~!」

エマ「彼方ちゃん、アルバイトの時間は大丈夫?」

彼方「今日は休みだから大丈夫だよ~」


ピピッ

エマ「あっ、信号が青に変わった」

かすみ「とりあえず、渡りましょう!」

彼方「今日の練習場所は決めてるの~?」

かすみ「それは…この交差点を渡ってから考えましょう~!」

7: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 00:00:53 ID:LxfAmpMA00
かすみ「さぁ、この青信号が、私達の新しい出発の第一歩ですよぉ~!」ダッ

彼方「随分と張り切ってるねぇ、かすみちゃん」スタスタ

テクテク


ブオオォォォォォォーーーーッ

トラック運転手「んーーーーっ………」ウトウト

ブオオォォォォォォーーーー

8: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 00:02:16 ID:LxfAmpMA00
ブオオォォォォォォーーーー

かすみ「ん?何の音だろう」キョロッ

ブオオォォォォォォーーーー!!

エマ「なっ…!?」ビクッ

璃奈(お…おっきなトラックがこっちに向かって走って……!?)ゾッ

彼方(早い…!)ゾッ

トラック運転手「………」ウトウト

かすみ(だめ…避けれない……!)ガクガク

ブオオォォォォォォーーーー!!


四人「きゃあぁぁぁぁーーーー!!!」


バキャッ!!

9: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 00:03:17 ID:LxfAmpMA00
トラック運転手「んぉっ!?」パチッ

ブオォォォ

キキーッ

「きゃーーーーっ」

「わっ」

「きゃーーっ」

「うわァッ」

「わァーーッ」

トラック運転手「な…んだ?今の音と衝撃、それにこの騒ぎ…」キョロキョロ

ガチャッ

トラック運転手「もしかして…ひ…轢いちまったのか…」ガクガク

10: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 00:05:23 ID:LxfAmpMA00
ザワザワザワザワ

「うううう…とんだ!?」

「バ…バラバラだ!」

トラック運転手「マジ…か…」ガクガク

「おい、あんたっ。高校生がっ、4人っ…高校生が…死んっだっ。あんたのせいで!!」ワナワナ

トラック運転手「うう…」ゾッ

11: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 00:05:57 ID:LxfAmpMA00
「…あれ?」

トラック運転手「でも…どこだ?」キョロキョロ

「あれ!?」

「いや、だって…その辺…」

トラック運転手「本当に、俺が…はねたのか?血も散ってない…」

「あれ?」

「でもさっき、確かに見たはず…」

ザワザワザワザワ


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12: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 00:07:12 ID:LxfAmpMA00

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四人「きゃあぁぁぁぁーーーー!!!」


かすみ「ハァッ、ハァッ…」

璃奈「ハァッ、ハァッ…」

彼方「ハァッ、ハァッ…」

エマ「ハァッ、ハァッ…」


四人「………え?」ハッ


エマ「あれ?私達…助かった…」ハァハァ

かすみ「確かおっきいトラックが凄いスピードでこっちに向かってきてたはず…」ハァハァ

璃奈「ここ、どこ…?」キョロキョロ

彼方「夢の中…じゃないよね?」ポカン

13: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 00:08:09 ID:LxfAmpMA00
~???~

璃奈「どこかの部屋?」キョロキョロ

エマ「なんでこんなところに…?」ポカン

「キミ達も……死にかけたの?」

かすみ「…へ?」キョトン

璃奈(部屋の中に、私達以外にも何人か人がいる…)

彼方(部屋の真ん中には…おっきな黒い玉がある…何だろう?)ジッ

15: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 00:15:24 ID:LxfAmpMA00
以前投稿していたSSの再掲になります。前書いてたところまで書けたら続きを書く予定
・元ネタ:「GANTZ」シリーズ
・ニジガクメンバーの設定や世界観等は基本的にアニメ版準拠のつもり
・初めて投稿した時期がアニメ一期が終了してから二期が始まる前の時期だったので、一部書き直しているものの二期との整合性はそこまで考慮していません

16: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 00:30:06 ID:LxfAmpMA00
~黒い玉の部屋~

「やっぱりキミ達も死にかけたんだ」

彼方(この、眼鏡をかけた男の人)

「ここはきっと天国だよ。死んだんだよわたし達は」

璃奈(おじいさんに…)

「勝手にてめーだけ死んでろよ」

璃奈(金髪のお兄さん)

?「…………」ジッ

エマ(女の子…?年齢は…私達とそんなに変わらない、高校生くらいかな?)

璃奈(こっちを見てる…?)

「………」

「………」

かすみ(ひぃっ…!滅茶苦茶怖そうなおじさんが二人!まるでヤクザ…)ビクッ

17: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 00:30:49 ID:LxfAmpMA00
エマ「私達、死んじゃったのかな?それとも助かった?」

かすみ「心臓動いてますし、息だってしてますよぉ!」

璃奈「窓から東京タワーが見える」

かすみ「じゃあここは天国じゃなくて、マンションの一室?かすみん達はなんでこんなところに?」

彼方「そ…そうだ、遥ちゃんに連絡しなきゃ…」スッ

かすみ「とにかくこの部屋を出ましょう」ササッ

彼方「あれ?ケータイの電源入らない…」

かすみ「あれ?あれ?ドアに…触れない?」スカッ

メガネ「無駄だよ。壁自体に触れないし、ケータイも全員繋がらない。大きな音をだしても回りの部屋からの反応はまるで無し」

エマ(だから皆こうやってジッとしてるのかな)

18: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 00:31:27 ID:LxfAmpMA00
?「……」

スクッ

?「皆さんにお話があります」

一同「?」

?「これから皆さんは、違う場所に強制移動させられます。その先で皆さんを待つのは過酷なサバイバルゲームです」

?「星人と呼ばれる生き物を退治しなければなりません。たくさん倒して点数を集めないと自由にはなれません。星人に殺されたら、本当に死んでしまいます」

?「そこの黒い球からもうすぐ指令が出ます。この球は『ガンツ』と呼ばれています」

璃奈「ガンツ…?」

?「ガンツの中には一人ずつオートクチュールのスーツが入っています。絶対にスーツを着てください。着ない人はすぐに死んでしまいます」

メガネ「一体何を言ってるんだ、きみ…?」

金髪「はぁ、何訳わからねぇ事言ってんだよ、くっだらねー」

?「……」

彼方(何だろう…あの子?)

19: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 00:32:29 ID:LxfAmpMA00
あーたーらしーい あーさがきた
きぼーうの あーさーがー

一同「!?」

?「……」

そ~れ いっちに~さん

メガネ「なんだ?この玉から鳴ってるのかな?」

ジジジジジジ

璃奈「玉に…なんか文字が出てきた」


てめえ達の命は、
無くなりました。

新しい命を
どう使おうと
私の勝手です。

という理屈なわけだす。


かすみ「てめえ…達の……」

金髪「なんだコレ?何言ってんだ。ふざけてんな~~」

エマ「何が言いたいんだろう、コレ…」

彼方「『り』と『す』の字は逆になってるよ~」

メガネ「なんだこりゃ?ハハハ」

24: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 23:06:21 ID:LxfAmpMA00
ジジジジジジ


てめえ達は今から
この方をヤッつけに行って下ちい


かすみ「玉に出てる字が変わった!?」


ジジジジジジ


璃奈「なんか…顔写真みたいなのが出てきた」


ブロッコリー星人

特徴
 つよい
 くさい
好きなもの
 ブロッコリー、友情
口ぐせ
 ブロッコリーだけで
 じゅうぶんですよ!

25: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 23:07:35 ID:LxfAmpMA00
金髪「なんじゃコイツ?気色悪~」

かすみ「ブロッコリー星人~~~?弱そ~」

メガネ「やっつけに行けって…なんかゲームでも始まるんですかね?」

老人「もしかして外に出られるんじゃないか?」

かすみ「一体何なんでしょうねぇ?」ジーッ

ガチャッ

かすみ「!?」

ガンッ!

かすみ「ぎ」ドスッ

26: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 23:08:48 ID:LxfAmpMA00
エマ「玉が開いた!?」

彼方「中からなんか色々出てきたよ~」

璃奈「これ、アトラクション用の銃?」ジッ

エマ「この玉の中に入ってたのかな?」

かすみ「うぅ~~……ヒドイですよぉ~、いきなり開いてかすみんを吹っ飛ばすなんて」ピクピク

璃奈「かすみちゃん、大丈夫?」

ヤクザA「あんだ?これ」

ヤクザB「チャカかぁ~?」

メガネ「オモチャでしょ、これ…」

金髪「かっこえ~~っ」スッ

ジャコッ

金髪「重さは本物くせぇな~~」チャッ

27: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 23:09:58 ID:LxfAmpMA00
メガネ「わっ、玉の中にっ人がいるっ!?」ビクッ

玉の中の男「………」シュコーシュコー

彼方「寝てるのかな?」

璃奈「こんなところで?しかも裸で…」

金髪「作りもんでしょ、どーせ」

玉の中の男「………」シュコーシュコー

かすみ「うぅ~、あいたたた…ん?」ムクッ

かすみ「え?」

エマ「どうしたの?かすみちゃん」

かすみ「玉の中に、私達の名前が書いたケースが…」

エマ「ほんとだ」

彼方「中に何入ってるんだろう?このケース」スッ

28: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 23:13:11 ID:LxfAmpMA00
カチャ

彼方「おお~~~」

璃奈「これって、コスプレのスーツ?」

彼方「ちょっとカッコいいかも~」

かすみ(ん?)チラッ

?「……」カチャカチャ

かすみ(あの子、よく見たら服の下に、これと同じようなスーツを着てる…?)


彼方「ふ~ん、このスーツよくできてるなァ~~」パサッ

璃奈「この銃、画面がある」ジッ

スチャッ

璃奈「画面にはレントゲン写真みたいに骨格が写ってる」

かすみ「りな子~、なんでかすみんに銃向けてるの?」ムーッ

璃奈「ごめん…」

エマ「それにしても、変わった形の銃だね」スチャッ

金髪「この銃、引き金みたいなのを引けば撃てるのかな?」カチッ

カチッ カチッ

金髪「あんだよこれ、撃てねーじゃん」

29: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 23:15:52 ID:LxfAmpMA00
ジジジジジジ

ヤクザA「おい、おめぇ~~…」

ヤクザB「」ジジジジジジ

ダンッ ダンッ

かすみ「ひぃっ!?」

璃奈「頭が消えて下半身だけ動いてる…?」

エマ「あの人、身体が消えて行ってるよ!?」

ジジジジジジ

ヤクザA「あいつ……」

彼方「消えちゃった…」

かすみ「あ」

金髪「あん?」

ジジジジジジ

金髪「あっれ?俺も――」ジジジジジジ

エマ「どうなってるの…これ…」

30: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 23:18:40 ID:LxfAmpMA00
カチカチカチカチ

行って下ちい
00:58:41

カチカチカチカチ


メガネ「玉に…時間が表示されてる!?うっわアアアアっ……」ジジジジジジ

ヤクザA「うお、おっおお――」ジジジジジジ

璃奈「みんな…消えていく…」

?「……」スチャッ

かすみ「?」チラッ

?「……」ジジジジジジ

かすみ(あの子も消えちゃった…)

31: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 23:19:51 ID:LxfAmpMA00
エマ「どうしよう?みんな消えちゃったっ」

璃奈「あ」スッ

彼方「え…?もしかして彼方ちゃんも…消えてる?」ジジジジ

璃奈「うん」コク

かすみ「もうおでこまで消えちゃってますよ!」アセアセ

彼方「あれ?外だ…」ジジジジ

スッ

エマ「外?外って…」

璃奈「エマさん…エマさんも…消えてる…」ワナワナ

エマ「え?」ジジジジジジ

かすみ「りな子もだよ!」

璃奈「えっ…?あっ、外――」ジジジジ

フッ

32: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 23:20:43 ID:LxfAmpMA00
かすみ「!!」ハッ

かすみ「時間あるかな?」カチャカチャ

かすみ「早くしないと…早く、早く」ヌギヌギ

バッ

かすみ「うっわっ、これ、きつい!」ギュウゥ

かすみ「このスーツ、全部脱いでから着ないと入りそうにない…」タンタンッ

ジジジジ

かすみ「え?」ジジジジ

ジジジジ

かすみ「うっわっあ…わァええ!?」ジジジジ

かすみ「あ!?」ジジジジ


---
--

33: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 23:21:35 ID:LxfAmpMA00

--
---

~外?~

彼方「ここ、どこ~…?」キョロキョロ

エマ「急に場所が変わっちゃった…」

璃奈「さっき部屋にいた人達もみんないる」キョロキョロ

ジジジジ

璃奈「あっ、かすみちゃん………」

かすみ「ちょっと…まずいですよぉ……」ジジジジ

エマ「どうしたの?」

かすみ「かすみん着替え中ですよぉ!エマ先輩、彼方先輩、りな子ぉ…なんとかしてくださぁ~い!!」ジジジジ

ジジジジ

彼方「かすみちゃん…裸?」ポカン

かすみ「こ、このスーツを着ようとして…!」アセアセ

璃奈「あそこの物陰に隠れて」ササッ

かすみ「わわっ!」ササッ

34: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 23:22:19 ID:LxfAmpMA00
パチッ

かすみ「完全にコスプレじゃないですかぁ~これ」

カチッ

かすみ「でも!どんな服も着こなしてこそのスクールアイドル!このスーツだって、かすみんにぴったりですよねぇ~」テヘッ


ガタンガタン ガタンガタン

メガネ「電車が見えるなぁ…アレ何線でしたっけ」

金髪「とりあえず………最寄りの駅探すか…」

老人「外に出たんだし、きっと帰れるだろう」

?「待ってください!」ザッ

一同「?」

35: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/09(木) 23:28:53 ID:LxfAmpMA00
?「先程話した通り、これから星人との戦いが始まります!」

金髪「星人…ブロッコリー星人とかいうやつか?」

メガネ「何でそんな事を…」

?「この地球には人間にばれないように宇宙人が入りこんで生活をしています。その宇宙人を倒すのが私達の目的です」

金髪「はぁ?まだくだらねぇ事言ってやがる」

?「その宇宙人を倒す事ができれば…三船家より賞金1000万円を送呈する事を約束します!」

一同「なっ…!?」

メガネ「1000万…!?」

老人「三船家と言えば、日本有数の名家で、元財閥の流れを汲む……あの三船家の事か!?」

?「はい。申し遅れましたが――私は三船栞子。その三船家の者です」

36: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:17:28 ID:CDJQAJ7600
メガネ「つまりこれは、三船家が考えた企画って事かな?」

金髪「本当に1000万円貰えるならやってやるぜ!その宇宙人はどこにいるんだ?」

栞子「敵の位置は、ここに出ています」スチャッ

金髪「なんだぁ?この機械。地図が表示されてる?」

メガネ「これがココかな?」

金髪「じゃあこれが敵の位置?近いじゃん……!」

「急げ!!」

ダッダッダッダッ

栞子「……」


老人「くだらん……帰る……」

スタスタ

37: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:22:17 ID:CDJQAJ7600
かすみ「どうしよう、みんな行っちゃいますよぉー」

彼方「1000万円かぁ…アルバイトの給料よりもず~~~~~っと高いよぉ」

エマ「本当に貰えるのかな?」

彼方「彼方ちゃんとかすみちゃんは武器も何も持ってないよ~?」

璃奈「武器ってこれの事?」スチャッ

エマ「何なんだろうね?これ」スチャッ

かすみ「それに、このスーツも…」

エマ「そうだ!私と璃奈ちゃんがゲームに参加してる間に、彼方ちゃんとかすみちゃんはここがどこなのか、最寄りの駅がどこなのか調べて欲しいな」

かすみ「今、みんなケータイ持ってませんもんね…」

彼方「ケータイ、さっきの部屋にあるのかな?遥ちゃんに連絡したいのに~」

璃奈「私達はこの辺にいるから、何か分かったら戻ってきて」

彼方・かすみ「りょーかい!」

38: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:23:10 ID:CDJQAJ7600
~住宅地~

メガネ「ここか?」キョロキョロ

ヤクザB「この辺だっ」

ヤクザA「探せっ」

スタスタ

金髪「足音が聞こえるぞ」

栞子「この機械の位置反応からして、星人に間違いありません」

一同「…!」

スタスタ

栞子「武器を持っている人は構えて下さい!引き金を2つ同時に引く事で撃つ事ができます!」

ザッ

ブロッコリー星人「……」ヒョコ

メガネ「これが…星人?」

39: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:24:53 ID:CDJQAJ7600
金髪「このブロッコリー頭…さっきの玉に出てたやつだ!間違いない!」

ブロッコリー星人「ブロッコリーだけでじゅーぶんですよ」

金髪「ああ?何言ってんだ?」

メガネ「小さい…子供みたいに見えるけど」

ヤクザA「こいつをぶっ倒せば終わりか?」

ブロッコリー星人「!」ビクッ

ダッ

ヤクザB「あっコラ!!逃げやがった!!」

ダダダダダ

ブロッコリー星人「ブロッコリーだけで…ブロッコリーだけでいーですっ」ダダダダ

金髪「これで撃ちゃいーんだよな!?」スチャッ

ググッ

ギョーン

40: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:26:49 ID:CDJQAJ7600
金髪「出たっ!ひょーっ」

ブロッコリー星人「ブロッコリーあげますっブロッコリーあげますっ」ダダダダ

金髪「んだよコレ~、何も出てねーじゃん。変な音鳴って、反動はいー感じだったけど…」

ドンッ!

ブロッコリー星人「ギッ!」ブワッ

ヒュー

金髪「わァッ」ビクッ

メガネ「地面が爆発した!?」

金髪「まさか、この銃で撃ったから…!?」

ヤクザA「あのブロッコリー頭のガキ、爆風で吹っ飛んでいったぞ」

ヤクザB「逃がすかよ!」ダッ

41: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:32:45 ID:CDJQAJ7600
ヒュー

ゴキャッ

璃奈「うわァ!?」

エマ「何か降ってきたよ!?」

ブロッコリー星人「……」ドサッ

璃奈「なっ…なに…?」ダッ

ブロッコリー星人「……」ゴロッ

エマ「大丈夫!?ねぇっ」ダッ

ブロッコリー星人「……」ピクッピクッ

璃奈「こ、これ…さっきの玉に出てた…ブロッコリー星人?」

璃奈(この銃で…撃てばいいのかな?)スッ

スチャッ

璃奈「え!?」ビクッ

エマ「どうしたの璃奈ちゃん?」

璃奈「銃の画面に写ってるこの骨格…人間じゃない…本当に宇宙人…?」ゾッ

ブロッコリー星人「ブロッコリー…だけ…で……」ムクッ

エマ「ちょっと、動かない方がよくない!?」ガシッ

バッ

エマ「あっ」

ダッダッダッ

璃奈「行っちゃった…」ポカン

42: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:35:15 ID:CDJQAJ7600
ダッダッダッ

璃奈・エマ「?」キョロッ

金髪「おおーっすっげーっ、生きてるぜーっ!イリュージョン!!」ダッダッダッ

エマ「部屋にいた人達…?」

璃奈「さっきの星人を追いかけてるの…?」

金髪・めがね・ヤクザA・ヤクザB「はっはっはっはっ、待てぇ~~」ダッダッダッ

ダッダッダッ

璃奈・エマ「な…なに……今の…………」キョトン

---

43: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:36:41 ID:CDJQAJ7600
---

スタスタ

老人「わしは生きてる…帰れる…。ガンで死んだはずなのに…みんな…ビックリするぞ」スタスタ

ピンポロ パンポン

老人「なんだ?この音は…」スタスタ

ピンポロ パンポン ピンポロ パンポン

老人「ケータイなんか持っとらんのに……」スタスタ

ピンポロ パンポン ピンポロ パンポン

老人「だんだん音がでかくなってる…?」スタスタ

ピンポロ パンポン ピンポロ パンポン

老人「もう知るか!!いーかげんにしろ!!しょーもない…」スタスタ

ピンポロ パンポン ピンポロ パンポン

ピカッ


バンッ!!


ビチャッ

---

44: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:38:48 ID:CDJQAJ7600
---

ダッダッダッ

金髪「おしっ、もらったっ」スチャッ

ギョーン

ブロッコリー星人「ブロッコリーあげますっブロッコリーあげますっ」ダダダダ

ヤクザA「コラ、待てや!」ザッ

ヤクザB「逃がさねぇぞ、このガキ」ザッ

ドンッ!!

金髪「今度は壁が爆発した!?こ~れ死ぬってェ~っ当たったらマジで~。ハーッハッハッハッ」

ブロッコリー星人「……」ピーッピーッ

ヤクザA「おっ?なんか耳から出たぞっ」

ヤクザB「なんだっコイツ」

ブロッコリー星人「……」ダッ

メガネ(頭突き!?早い…!)

ドガッ!

ヤクザB「うぉっ!?」ブオッ

ドサッ

45: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:39:37 ID:CDJQAJ7600
ヤクザB「いってっ……」ガラッ

ヤクザA「こいつ、頭突き一発であんなパワーを!?」

金髪「撃て!!」チャッ

ギョーン

メガネ「わァッ」グッ

ギョーン

ヤクザA「おらぁ!」グッ

ギョーン

エマ「あっ…ああ……」タッ


エマ「やめてええええ!!」

46: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:43:09 ID:CDJQAJ7600
エマ「あ…あ……」ワナワナ

璃奈「ハァ、ハァ…エマさん…?」タッ

ヤクザA「おいっざっけんな!やっぱこれオモチャじゃねーか!!」

ブロッコリー星人「…………」

金髪「じっ時間差あるんすよコレ。撃ってしばらくしてから…爆発するんすよ」

ブロッコリー星人「…………」ピキピキピキ

金髪「まァよく考えたら…あの壁みたいになっちゃったら…コイツ死にますけどね、確実に…」

バンッ!!

ブロッコリー星人「ぎぃ~~~~~っ」グラッ

ビチャッ ビチャッ

タンッ

璃奈(右手が吹き飛んだ!?)ビクッ

ブロッコリー星人「ブ…ブロッコリーあげます、ブロッコリーあげます」バチャバチャ

バンッ!!

バンッ!!

グチッ グチャッ

エマ「やめてえええ!」

47: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:44:21 ID:CDJQAJ7600
エマ「あなた達……な…何…ハァ…ハァ…何…やってるの…」ゾクゾク

璃奈「うう…」ビクビク

エマ「うっ」ゾクッ

ブロッコリー星人「ハァッハァッハッハッ」グネグネ

ヤクザB「うぅぅ…」ムクッ

エマ「きゅ、救急車、よ…呼ばないと」ワナワナ

ヤクザB「このクソガキ、よくも俺を頭突きで吹っ飛ばしてくれやがったな」ヨロヨロ

スチャッ

ギョーン

エマ「!」

ヤクザB「おう嬢ちゃん、文句あるか」ギロッ

エマ「……」

ブロッコリー星人「うっうっうっ」ゴロゴロ

ブロッコリー星人「ポピキュチュチヨニ………」

バンッ!!

エマ「ああ!」ゾッ

ビチャッ

48: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:46:19 ID:CDJQAJ7600
ビチャビチャ

金髪「…コイツ…人間じゃなかった」

璃奈「確かに。この銃のレントゲンに写ってた骨は人間のとは違った…」

金髪「そうだ!俺も見た!あれ人間じゃなかった!!」

ヤクザB「ンなもんどっちでもいーだろ」

エマ「何なのこれ…何の企画なの…?」グスッ

金髪「なんだよコイツ、へんなの。泣いてるじゃん」

メガネ「釣りと同じだ…そうだ……」

ヤクザA「あーあ、ノリで変なの殺っちまったな」

メガネ「しかしこれ…何だろ?よくできてるけど…」スッ

ビチャッ

メガネ「う"っ、お"え"え"え"」ゲロゲロ

エマ「うう"…うおえ"え"」ボトボト

璃奈「エマさん、大丈夫?」

エマ「死んだ……目の前で…。ううう……かわいそーに……」ポロポロ

璃奈「エマさん…」

エマ「助けられなかった!!うううぅ……」ポロポロ

金髪「ふざけんな、偽善者が…」ボソッ

49: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:47:19 ID:CDJQAJ7600
「……」ヒョコッ

金髪「あ……向こうの家のベランダに人が…」キョロッ

「!!」

金髪「やべぇ……見られた…」

エマ「警察を呼んで!!」

ヤクザB「てめ…何言ってんだよっ」


「ママー、向かいの家の壁こわされてるぅ~~」

金髪「………ハ?」

璃奈「壁…って?」

「あらホント!!いつの間に…」ガラッ

一同「!?」

エマ「あっあのっ!」バッ

「留守みたいね、何があったのかしら」

璃奈「私達のこと……まるで…見えてない…みたい……」

金髪「やっぱ俺達…死んでたんじゃねーの?」

ヤクザA「ハァ?ふざけんなクソガキ」

50: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 00:48:27 ID:CDJQAJ7600
ダッダッダッダッダッダッ

璃奈「足音…?何か…来る」

金髪「あ?」

ザッ

大ブロッコリー星人「……」

璃奈(さっきの星人と同じブロッコリー頭…でも、今度のは大人の背丈だ!)ビクッ

ヤクザA「今度はでっけぇブロッコリー頭のやつが出てきやがった…」

ヤクザB「なんだコイツ、ブロッコリー星人のオヤジか?」

大ブロッコリー星人「フ・オ・オ・オ・オ」ジッ

グググッ

メガネ「うっうっわっわっ」ビクッ

ヤクザB「なんだてめー。てンめェ何ガンくれてんだコルァ!!」

---

54: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 23:17:12 ID:CDJQAJ7600
---

ピンポロ パンポン

彼方「あれ?ケータイ?」テクテク

ピンポロ パンポン ピンポロ パンポン

かすみ「かすみん持ってませんよぉ?」テクテク

ピンポロ パンポン ピンポロ パンポン

彼方「じゃあどこから鳴ってるんだろ~?」テクテク

かすみ「なんかだんだん音大きくなってますね」テクテク

彼方「はぁ…はやく帰って遥ちゃんに会いたいなぁ~」

ピンポロ パンポン ピンポロ パンポン

かすみ「!?」ビクッ

かすみ「きゃあああああ!!」

彼方「えっ?どっ、どーしたの?」

かすみ「う"おえ"え"え"」ゲロゲロ

バチャバチャ

彼方「か…かすみちゃん…大丈夫?」

かすみ「あ…あそこ…あそこに見えるの…」ワナワナ

彼方「え?」キョロッ

55: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 23:20:41 ID:CDJQAJ7600
ピンポロ パンポン ピンポロ パンポン

かすみ「あそこに倒れてるの…確か、あれって……一人で先に帰っちゃったおじいさんですよね…」

彼方「た…確かに…」

かすみ「あ…頭が無くて…血を流して……倒れ……」ブルブル

ピンポロ パンポン ピンポロ パンポン

ダッ

栞子「そこまでです!!」

かすみ・彼方「え?」キョロッ

ピンポロ パンポン ピンポロ パンポン

栞子「はぁっ…はぁっ……そ…そこから先に進んではいけません!すぐにこちらに戻ってください!」

彼方「あの子は、さっきの…」

ピンポロ パンポン ピンポロ パンポン

かすみ「も…戻りましょう!」ダッ

ダダダダダッ

かすみ「あれ?」タッ

彼方「音が…止んだ?」

栞子「はぁっ…はぁっ…間に合った…」

かすみ「何なんですかぁ?一体…」

56: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 23:23:04 ID:CDJQAJ7600
栞子「この機械の画面に表示されている地図をご覧ください」

スッ

栞子「私達は今、この地図のこの位置にいます」サッ

彼方「このアイコンかぁ。この近くにある線みたいなのは何?」

栞子「これは、約1キロ四方の戦闘エリアの境界です。このエリアを出てしまうと…頭の中に埋め込まれた爆弾が爆発して…死にます」

かすみ「えええええっ!?」

彼方「爆弾?そんなの見た記憶ないよ~」

栞子「先程の部屋に転送された時に、自動的に埋め込まれています。境界に近づくと爆弾からアラーム音が鳴るのですが、それを無視して進んでしまうと…」

かすみ「それじゃあ、さっきのおじいさんは…」ボソッ

栞子「?」

かすみ「あそこで、あの部屋にいたおじいさんが倒れてました。頭が無かったです…」ゾッ

彼方「頭に埋め込まれたっていう話と辻褄は合うね…」ゾッ

栞子「そうですか。一人、間に合いませんでしたか…」

58: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 23:25:34 ID:CDJQAJ7600
彼方「そういえば、さっき何か変な音が聞こえたよね。それがアラーム音だったって事かな」

かすみ「こっちに戻ると聞こえなくなりましたね」

栞子「仰る通り、それがアラーム音です」

彼方「呼び止めてくれてありがとう。おかげで助かったよ~」

栞子「ハッ…しまった!」

彼方・かすみ「どうしたの!?」

栞子「二人とも、私から離れずについて来てください!」ダッ

かすみ「ええっ!?」

彼方「どこ行くの~?」ダッ

---

59: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 23:28:26 ID:CDJQAJ7600
---

大ブロッコリー星人「グオオオオオ」

ビリビリ

エマ(物凄い気迫だ…)ブルブル

大ブロッコリー星人「ウオオオオオオオオーーー!!」

ビリビリ

璃奈「殺される…みんな、殺される…」ブルブル

ヤクザB「さっきのガキにやられた分の頭突きを返してやるぜ」フッ

ガッ!

ヤクザB「なんだ、コイツの硬さ……コンクリかっ…」ガフッ

大ブロッコリー星人「……」スッ

ガシッ

ヤクザB「くっ、何しやがる!離せ!離しやがれぇ!」グググッ

大ブロッコリー星人「バベギョニチュニダモ!!ヴォッ、ゾンダゴゲーニバ!!」グッ

ヤクザB「ちくしょお!なんてパワーだ…」グググッ

バッ

ヤクザB「うぉっ…!?」ヨロッ

大ブロッコリー星人「ウオオオオ!」ブンッ

グシャッ!!

メガネ「うわっわっ」

金髪「ヘッドバット一発で…あの人の上半身が…粉々に……」

ドサッ

60: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 23:29:55 ID:CDJQAJ7600
大ブロッコリー星人「……」ギロッ

金髪「わァーーッ!わーーーっ!!」ググッ

ギョーン ギョーン

ヤクザA「がああ」グッ

ギョーン ギョーン

メガネ「あああああ!」グッ

ギョーン ギョーン

大ブロッコリー星人「ウオオオオ!」グォッ

ドガッ!ドガッ!

バンッ!バキッ!

「ぎゃああああっ!!」

61: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 23:37:40 ID:CDJQAJ7600
ドサドサドサッ

エマ(三人の男の人が、あっという間にやられちゃった…。見た目通りの、もの凄い力で…)ブルブル

ビチャッ

エマ「………」ブルブル

璃奈「もう駄目だ…おしまいだ……」ブルブル

大ブロッコリー星人「……」ギロッ

エマ「!」ハッ

ダッ

ヤクザA「ぐっ……この野郎め…」スチャッ

パンッ!

大ブロッコリー星人「!」ヨロッ

エマ(あの人、ピストルで…!?)チラッ

62: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/10(金) 23:40:10 ID:CDJQAJ7600
パンッ パンッ パンッ パンッ

大ブロッコリー星人「……」ドッ

パンッ パンッ パンッ パンッ

ドッ

カチッ カチッ

ヤクザA「っ………」カチカチ

ドッ

ヤクザA「………」ガクッ


エマ「ハァ…ハァ…もういやだ……ハァッ…もういやだ…」ポロポロ


ググッ

エマ「!?」

大ブロッコリー星人「……」ムクッ

63: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 00:17:55 ID:Dk.raD.c00
大ブロッコリー星人「……」ザッザッ

ビチャッ ビチャッ

エマ「あ…あなたの……気持ちは……わかる………だから……」ポロポロ

大ブロッコリー星人「ズゴヌアバッジオニバッグァッア"ッ」

エマ「私は…こ……こ…殺…殺…しあったりとか……したく…ない」ポロポロ

大ブロッコリー星人「マガッマヌガッズマッズマッ」

エマ「言葉……伝わらないよ……日本語でも…イタリア語でも……」ポロポロ

エマ「わっ私だって!!あなたの仲間を助けたかったよ!!私だって!!」

大ブロッコリー星人「ヴーーーッヴーーッズマッ」

エマ「ハァ…ハァ…一体どうすれば…この銃?この銃で…撃てばいいの?」スッ

大ブロッコリー星人「ヴォオア"ア"ッズモアッ」グッ

ブオッ

エマ「!?」

サッ

エマ(反撃しなきゃ……!)スッ

スチャッ

大ブロッコリー星人「…!」タラー

エマ(この銃のモニターに写ってる骨は…やっぱり人間のとは違う…)

64: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 00:19:47 ID:Dk.raD.c00
エマ「ハァッハァッ、生き残れるの?これを撃つと生き残れるの?撃つとどうなるの!?」チャッ

エマ(やっぱり、さっきみたいに…バラバラに…?)

エマ「うう…だめだ……やっぱり…できないよ……」スッ

大ブロッコリー星人「グオァァァ!」ダッ

ブオオッ

エマ「うぅっ!」サッ

大ブロッコリー星人「グォアア!」ダッ

ブンッ

エマ「あっ!!」サッ

ガッ

エマ(しまった!このフェンスの向こうは崖になってる…落ちちゃう!)グラッ

ダンッ!

ズザザザザザザ

---

65: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 00:24:05 ID:Dk.raD.c00
---

タッタッタッタッ

栞子「……!」

タンッ

かすみ「はぁ、はぁ、はぁ……」

彼方「どうしたの~?急に止まって」

栞子「お二人とも、この先にどのような光景が待ち受けていたとしても…それが現実です」

かすみ・彼方「え?」

栞子「私から離れないでください。特に、スーツを着ていないあなたは」スチャ

彼方「う、うん…」ゴクッ

ザッザッザッザッザッ

66: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 00:25:24 ID:Dk.raD.c00
ザッザッザッザッザッ

かすみ・彼方「!?」ゾクッ

栞子「遅かった……!」

彼方(なに!?アレ)

かすみ(うげ!!な…なに…これ…?)

大ブロッコリー星人「………」

彼方「あれは…誰?ブロッコリー頭…?」

栞子「あれが…敵です。小さい星人の他に仲間がいると睨んで別行動で探そうとしていたのですが…間に合わなかったようです」ボソボソ

かすみ(あの"敵"の足元に転がってるのは…あ…あの部屋にいた人達…?)ゾッ

かすみ「何…何が起こってるの?死んじゃったの?全員…り、りな子も…エマ先輩も…」ガクガク

彼方「そんな…嘘だ…嘘だ…」ガクガク

栞子「……」

67: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 00:27:12 ID:Dk.raD.c00
大ブロッコリー星人「……」キョロッ

栞子「こちらに気付いた!」

かすみ・彼方「えぇっ!?」

栞子「くっ!」スチャッ

ギョーン

大ブロッコリー星人「グォッ」ダッ

栞子(かわされた!?思ったよりも早い!)

大ブロッコリー星人「グオオオォォ」ダッ

ダッダッダッダッ

栞子(それに、暗くて照準を合わせ辛い…!)

彼方「あああああ……」ガタガタ

かすみ「もの凄いスピードでこっちに来ますよぉ…!」ガタガタ

栞子「危ない!!」バッ

彼方「うわっ!?」ドサッ

大ブロッコリー星人「ウオオオォォ」ダッダッダッダッダッ

かすみ「うええぇぇっ!?」ダッ

栞子「に…逃げて下さいっ!」

かすみ「えぇっ!?」ダッダッダッ

栞子「そのスーツを着ていれば、追いつかれないはずです!」

ダッダッダッダッ

かすみ「な…なんでかすみんだけー…!?」タッタッタッ

大ブロッコリー星人「ウオオオォォ」ダッダッダッ

ダッダッダッダッ

68: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 00:29:39 ID:Dk.raD.c00
彼方「行っちゃった…」ポカン

栞子「大丈夫でしたか?」

彼方「うん、ありがとう…」

栞子「私から離れないでください」スクッ

彼方「かすみちゃんはどうするの?追わないの?」

栞子「そうしたいのはやまやまですが…あなたを一人にする訳にはいきません」

彼方「どうして…?まさか、あのスーツ…?」

栞子「ええ。あのスーツは身体能力を高めるものです。着ていれば追いつかれる事はないでしょう。移動経路を確認して回り込む事にします」

スッ

彼方「ところで…さっきまであの星人がいたところ……あれ…何…?」ガクガク

栞子「……」スタスタ

69: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 00:30:48 ID:Dk.raD.c00
ビチャッ

栞子「間違いない…あの部屋にいた人達です」

彼方「う"っ!」

彼方「う"おえ"え"え"」ゲロゲロ

栞子「皆あの星人にやられてしまったようですね…」

栞子(最初に出くわした小型の星人の死体もある…。私の見立て通り小型の星人を倒す事はできたものの、その直後にあの大型の星人に襲われた…といったところでしょうか)

彼方「どういう事…一体何なのこれ!?」ボタボタ

栞子(死体の状況を見る限り、大型の方は生身ではひとたまりもない程のパワーを持った星人のようですね。スーツを着ていれば耐えられたでしょうが…)

ビチャッ

彼方・栞子「!!」ビクッ

璃奈「か…彼方…さん……?」ブルブル

70: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 00:33:18 ID:Dk.raD.c00
彼方「璃奈ちゃん!?」

バッ

璃奈「彼方さん…怖かった…怖かったよ…」ブルブル

彼方「璃奈ちゃん…無事だったんだね…よかった」ナデナデ

栞子「ご無事でしたか。良かった…」

彼方「一体何があったの…?エマちゃんは…?」

璃奈「突然大人程の背丈の怪物が襲い掛かってきて…他の大人の人達は攻撃してんだけど皆やられちゃって……」ブルブル

栞子「さっき走って行った星人ですね」

璃奈「私とエマさんはちょっと離れた場所で見てたんだけど、エマさんも襲われて…攻撃を避けようとして、あそこのフェンスから下に…」スッ

彼方「あそこに!?」

ダッ

栞子「急な傾斜の崖になっていますね。高さも結構あります。暗くて下が見えない…」ジーッ

彼方「エマちゃん…降りて探さなきゃ」ジーッ

栞子「ここから降りるのは危険です。下れる場所を探して、そこから降りた方がいいでしょう」

璃奈「エマさんが落ちちゃった後に、怪物は彼方さん達が来た方向へ走って行ったの」

栞子「その星人とは先程すれ違いました」

彼方「今はかすみちゃんがあの星人に追われてるんだよ!」

璃奈「かすみちゃんが…!?」

---

71: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 00:48:57 ID:Dk.raD.c00
---

ダッダッダッダッ

かすみ(怖い!!ひえええええ、何この恐怖感はっ!!)ダッダッダッダッダッ

大ブロッコリー星人「ウオオォォォ」ダッダッダッダッダッ

かすみ「誰かァッ、誰かッ、ケーサツ呼んでくださいッ!誰かァッ」ダッダッダッダッダッ

ドンッ!!

かすみ「!?」タッ

かすみ(今、後ろから何か音が…?)ハァハァ

キイィィィー

ガチャッ

「だ……大丈夫ですかァ?」タッ

かすみ「ハァッ、ハァッ…あの星人が、車に撥ねられた…?」

ソ~ッ…

大ブロッコリー星人「………」

かすみ(うえっ!なに?これ?人間?…じゃない…怪物?)

72: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 00:51:05 ID:Dk.raD.c00
「誰もいないじゃん」

「うん」

かすみ「え?」

「行こ行こ」

かすみ「あのっ、ちょ…ちょっと……!」

「ネコか何か撥ねたのかな…」

かすみ「ここに、こ~んなに可愛いかすみんがいるんですよぉ!」

ドンッ

かすみ「あっ…ご…ごめんなさい…」

「………」ポカン

73: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 00:52:06 ID:Dk.raD.c00
「おいっ!!ここ何かいるっ!!」

かすみ「え?え?」

「何か、透明な奴がいるっ」ヒョイヒョイ

「透明人間?何言ってんだよ…」

かすみ(もしかしてこの人たち、私の事…見えてない?)

大ブロッコリー星人「………」ムクッ

かすみ「あ……」ビクッ

大ブロッコリー星人「ウオォォ」バッ

ダンッ!

かすみ「わァッ!」ダッ

「うわっ!何?何だよ~~?」

「今度は勝手にボンネットがへこんだ!?」

大ブロッコリー星人「ウオォォーー」ダッ

かすみ「ハァッ、ハァッ、また追ってくる…!」ダッ

ダッダッダッダッダッ

---

74: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 01:14:24 ID:Dk.raD.c00
---

エマ「痛たたた……」ヨロッ

エマ「ううう…痛いよ…怖いよ……」ヨロヨロ

ダッダッダッダッダッ

エマ「!?上の方から声が…」キョロッ

かすみ「きゃあああ!!」ダッダッダッ

エマ「あれは…かすみちゃん!?」


ダッダッダッダッ

かすみ(目の前に…下り階段!?)チラッ

ダッダッダッダッ

かすみ(振り切るには…あそこを跳ぶしかない!)

ダッダッダッダッ

かすみ「オオオオオ」メキメキメキ

ダンッ!

75: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 01:15:39 ID:Dk.raD.c00
ピョーーーーーーーン

かすみ「えええぇぇ!?」フワッ

エマ「かすみちゃん…すっ……ごい………」ポカーン

ビョオオオオオ

かすみ(かすみん、何でこんなに高く飛んでるの!?こんなに高いところとは思ってなかったけど、それにしても跳びすぎだよ……)

ゴオオォォォォッ

かすみ(死ぬよ…普通……死ぬよね、これは…いや…でも骨の2・3本ですむかも)

ゴオッ

かすみ(てゆーか、もう死んでるんだっけ?私…)

ブシッ

かすみ「あれっ?」グラッ

シュウ~~ッ

ゴロゴロ

ガンッ!

かすみ「…着地できた?無事に…!?」ムクッ

76: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 01:16:37 ID:Dk.raD.c00
かすみ「はァッ、はァッ…」

ダダダダダダ

かすみ「!?」

大ブロッコリー星人「ウオォォーー」ドドドドド

ドンッ

かすみ(そんな…もう追いつかれた!?)ビクッ

大ブロッコリー星人「………」ムクッ

かすみ(どーなってんの、一体…何がなんだか…もう…)ガクガクブルブル

大ブロッコリー星人「………」スッ

かすみ(だめだ…もう…やられる…)ブルブル

77: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 01:18:16 ID:Dk.raD.c00
グッ

かすみ「!?」

エマ「かすみちゃんっ逃げてっ!」グググッ

かすみ「エマ先輩!?」

エマ「私が押さえてる内に、早く!!」グググッ

大ブロッコリー星人「ヌオオォォ」グッ

ボキボキボキ!

エマ「うぅっ!」バキボキッ

ガッ

かすみ「!!」

78: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 01:19:33 ID:Dk.raD.c00
ドサッ

エマ「ううっ、あっくっ…」ピクピク

かすみ「!!」

エマ「かっかすみちゃんっ!逃げってっ!」

かすみ「あ…あ…」

エマ「逃げってっ」

かすみ「ハァッ、ハァッ、ハァッ…」

エマ「ううっ、全身の骨が…折れ……うあああっ」ピクピク

大ブロッコリー星人「ベバポキャギョゲバ」ザッザッザッ

エマ「うぁっ……」ガクッ

グイッ

かすみ「ハァッ、ハァッ、エマ先輩…!」

エマ「………」ダラッ

かすみ「ハァハァ、ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッハァッ…」メリメリメリ

ダッ

かすみ「エマ先輩を…離せぇーーーー!!」

79: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 01:24:11 ID:Dk.raD.c00
大ブロッコリー星人「ヌゥッ」グワッ

ガシッ

大ブロッコリー星人「グァッガァッ」ブンッ

ガシッ

大ブロッコリー星人「グモオオオオオオ」

ギギギギギギギ

かすみ「エマ先輩に手出しはさせないっ!」メリメリメリ

ギギギギギギギ

かすみ「ううううううっ…!」メリメリメリ

エマ「あの星人の腕を押さえてる…?……すっごい、かすみ…ちゃん…」

大ブロッコリー星人「グォッボォッ」グイッ

エマ(頭を引っ込めた!?あの体勢は……)ゾクッ

~~~

大ブロッコリー星人「ウオオオオ!」ブンッ

グシャッ!!

メガネ「うわっわっ」

金髪「ヘッドバット一発で…あの人の上半身が…粉々に……」

ドサッ

~~~

エマ(あのヘッドバットが来る…!あんなの受けたら…かすみちゃん…!)

大ブロッコリー星人「ウオオオオ!」ブンッ

ドゴッ!!

エマ「か…かすみちゃーーーーーーーん!!」

80: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 01:24:56 ID:Dk.raD.c00
エマ「かすみちゃん………」フルフル

かすみ「うううっ……」ヨロッ

エマ「……………え?」

エマ(あのヘッドバットを受けたのに…無事だったの!?)

タッ

かすみ「ハァ、ハァ、ハァ……あああああ!!」ブンッ

ズドンッ!

大ブロッコリー星人「ゲフッ」ヨロッ

かすみ「たああああっ!」ブンッ

ガッ!

大ブロッコリー星人「グッハグッグッ」ドサッ

エマ(かすみちゃんのパンチで、あの星人が…膝をついた!?)

81: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 01:25:54 ID:Dk.raD.c00
ズドンッ

かすみ「その程度なの!?」ブンッ

バキッ!

かすみ「かかって来ぉいっ」ブンッ

ガッ!

大ブロッコリー星人「ブッブロッコリー、アゲマス」

バキッ!

かすみ「はぁっ?何言ってんの!?」ブンッ

ガッ!

大ブロッコリー星人「ブロッコリーッアゲマス」

バキッ!

大ブロッコリー星人「ユッルッシテ、クダッサイッ」

ズドッ!

エマ「かすみちゃん………」

82: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 01:27:45 ID:Dk.raD.c00
かすみ「ハァッ、ハァッ」グッ

エマ「かすみちゃん………」

かすみ「…ハッ!?」ピタッ

大ブロッコリー星人「ユルッシテ、クダ…サイ」ズズッ

かすみ「エマ先輩!」ダッ

エマ「もう…やめて…やめて…あげて……。もともと私達…が…悪……うぅっ!」

かすみ「何ですか?よ、よく聞こえないです…」

大ブロッコリー星人「ブロッコリー…アゲ…マス…。ユルシテ…クダ…サイ…」ヨロッ

~~~

小ブロッコリー星人「ブ…ブロッコリーあげます、ブロッコリーあげます」バチャバチャ

バンッ

バンッ

グチッ グチャッ

~~~

エマ「ごめんね………」ボソッ

86: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:34:46 ID:Dk.raD.c00
プシュッ

キュンッ キュンッ キュンッ

大ブロッコリー星人「!?」グイッ

ボッ

ビシッ

かすみ「!?」

かすみ(アンカーみたいなのが3つ飛んできて、あの星人を縛り付けた!?)

栞子「ご無事でしたか!?」ザッ

かすみ「あっ!?」

彼方「かすみちゃん!エマちゃん!」ダッ

璃奈「二人とも、大丈夫?」タタッ

かすみ「彼方先輩!りな子!」

栞子「なんとか時間内に間に合いましたね……」チラッ

かすみ「かすみんは大丈夫ですけど…エマ先輩が…あの怪物にやられて…」

彼方「エマちゃん!?」ダッ

エマ「身体中の骨が…折れて…い…痛いよ……」

璃奈「エマさん、ごめん…私、何もできなかった…」

エマ「彼方ちゃん…璃奈ちゃん……二人とも無事で…よかっ……た………」ガクッ

かすみ「エマ先輩!」
璃奈「エマさん!」
彼方「エマちゃん!」

87: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:35:35 ID:Dk.raD.c00
栞子「その銃で、あの星人を撃ってください」

璃奈「撃つって……これで…?」スッ

栞子「はい、その通りです」

彼方「撃つと……どーなるの?」

璃奈「さっき他の人が銃を使ってるのを見たけど、凄い爆発が起こって…小さい星人の手足が吹き飛んだ」

かすみ・彼方「え……?」ゾッ

栞子「その通り。若干のラグはありますが圧縮されたエネルギーが発射されて、標的の体内で爆発します。この星人はもちろん死にます」

璃奈「あんな怖い事…私にはできない」ブルッ

彼方「璃奈ちゃん…」

栞子「では、そちらのあなたはどうですか?この星人をここまで追い詰めたのはあなたなので、点数を受け取る権利はあります」

かすみ「点数…?」

栞子「私が持っているのを貸してあげます」スッ

かすみ「………」スチャッ

88: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:36:22 ID:Dk.raD.c00
かすみ「ハァッ、ハァッ、ハァッ」ジッ

大ブロッコリー星人「………」ピチャッピチャッ

栞子「あの部屋にいた他の人達はみんなこの星人に殺されてしまいました。そちらの、連れの方も…」

かすみ「ハァッ、ハァッ」フルフル

彼方「うぇっ!?銃のモニターに写ってるこのレントゲンの…骨って…?」

栞子「ええ。あれは人間ではありません。骨格を見ての通り、全く別の生物です」

璃奈「かすみちゃん…」

かすみ「できないよ…そんな事…」サッ

彼方「かすみちゃん…」

栞子「今後の為に慣れておいて頂こうと思っていましたが、仕方ありませんね」チャッ

璃奈(あの子が持ってる銃、私のと形が違う)

かすみ(あの怪物を縛ってるアンカーも、この銃から発射されたのかな?)

カチッ

89: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:37:00 ID:Dk.raD.c00
ジジジジジジ

かすみ「!?」

璃奈「あの星人…消えていく…」

彼方「まるであの部屋から外に出た時みたいな感じだよ~」

ジジジジジジ

かすみ「一体何が…?」

チュンッ

チッ

彼方「消えちゃった…」

栞子「今私が使ったのは送る用の銃、そちらのは破壊用の銃です」スッ

かすみ「送ったって?ど…どこに…?」

栞子「上…とでもいいましょうか」

90: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:38:01 ID:Dk.raD.c00
璃奈「これから…どうなるの?」

栞子「まず……部屋に戻ります」

かすみ「戻れるの!?」

栞子「はい。後は自由です。家に帰る事も…」

彼方「帰れるの!?」

かすみ「という事は私達、死んでないって事ですか!?」

栞子「はい。生きています」

璃奈「全部…知ってるの?」

栞子「一連の流れは把握しています」

91: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:38:39 ID:Dk.raD.c00
エマ「………」

かすみ「エマ先輩も…帰れますよね!?」

栞子「あの部屋に戻れるのは、生きている人間だけです」

彼方「生きてるよ、きっと…」スッ

かすみ「ダメです!エマ先輩はあの怪物にやられて全身の骨が折れたみたいだから…むやみに触るのは危ないです!」

彼方「そうだったんだ…」ピタッ

璃奈「それに、高いところから落ちた傷もあると思う」

エマ「………」

かすみ「部屋に戻っても…これじゃあ手遅れ…」ポロポロ

栞子「生きている限りは、どれほどの傷を負ったとしても、生きてさえいれば元に戻る事ができます」

かすみ「本当に!?」

彼方「エマちゃん…生きてるよね?今はちょっと寝てるだけだよね?」

92: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:39:10 ID:Dk.raD.c00
ジジジジジジ

栞子「転送が始まりましたね。お先に失礼します」ジジジジジジ

彼方「エマちゃん!」ジジジジジジ

エマ「………」

かすみ「エマ先輩!」ジジジジジジ

エマ「………」

璃奈「エマさん、目を覚まして!」ジジジジジジ

ジジジジジジ

フッ





エマ「………」


ピクッ


---
--

93: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:40:15 ID:Dk.raD.c00

--
---

~黒い玉の部屋~

栞子「………」

かすみ「ううっ…うっうっ…」ポロポロ

彼方「ううっ、ぐすっ…」ポロポロ

璃奈「エマさん…」ポロポロ


ジジジジジジ

一同「!?」

94: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:41:09 ID:Dk.raD.c00
ジジジジジジ

かすみ「エマ先輩!?エマ先輩ですよねっ!?」

彼方「頭しか見えてないけど、この髪色にこの背丈、エマちゃんに間違いないよ~」

璃奈「よかった…」

ジジジジジジ

エマ「あれ?みんな?」キョトン

彼方「エマちゃん!」
かすみ「エマ先輩!」
璃奈「エマさん!」

バッ

エマ「みんな…」ギュッ

95: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:41:47 ID:Dk.raD.c00
エマ「どうなってるの…?あの…星人…は…?」

彼方「もういないよ。みんな…帰れるんだって」

エマ「本当…!?」


ちーーーーん


四人「!?」

栞子「ガンツが採点を始めます」

璃奈「採点?」

かすみ「そういえばさっきも点数とか言ってた気が…」

エマ「ガンツって、その玉の事だよね?」

栞子「ええ。ミッションで生存したメンバーが全員この部屋に転送されると始まります」

璃奈「生き残ったのは…私達だけ…?」


それぢわ ちいてんを
はじぬる


彼方「玉に文字が表示されるんだね~」

かすみ「ところどころ字がおかしいですけどね~」

96: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:42:42 ID:Dk.raD.c00
エマ

0てん

乳でかすぎ
おおエマよ死にかけるとわなにごとぢゃ


エマ「なにこれ?点数?」キョトン

かすみ(むーっ…)ムスッ

97: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:43:37 ID:Dk.raD.c00
かすかす

0てん

逃げすぎ
自分に自信ありすぎ


かすみ「ちょっ…かすかすじゃなくてかすみんですーー!」ムキーッ

彼方「ちょっと面白いかも~、この採点」

かすみ「嫌い…この玉」プイッ

98: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:44:19 ID:Dk.raD.c00
彼方ちゃん

0てん

やる気なちすぎ


彼方「やる気って言われても…ねぇ~」

99: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:44:53 ID:Dk.raD.c00
りなちゃん

0てん

ビビリすぎ
乳なちすぎ


璃奈「………」

かすみ(りな子、ちょっと怒ってる?)

100: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/11(土) 21:45:26 ID:Dk.raD.c00
栞子

3てん

TOTAL90てん
あと10てんでおわり


かすみ「90点!?」ギョッ

璃奈「3点って………高いのかな?」

フッ

エマ「あれ?終わり?」

栞子「はい。ドアも開いています」

かすみ「あ…あの…聞きたい事、山ほどあるんですけどぉ」

彼方「確かに、色々知ってそーだよね」

栞子「はい。私の知っている範囲、答えられる範囲であれば…」

101: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 00:22:03 ID:iQgSCxnU00
かすみ「え~っとそれじゃあ…」

璃奈「あなたは何者?なんで色々知ってるの?」

栞子「ミッションの時にも紹介した通り、私は三船栞子。三船家の人間です」

璃奈(確かに、さっきの玉にも"栞子"って名前が出てた)

栞子「今回のミッションの参加者の中では私は唯一の経験者でした。以前からずっと、今夜のようなミッションを繰り返して来ました」

一同「!?」

栞子「私が来るよりずっと前からこの部屋は、常に何人かずつ…死んだはずの人間が連れて来られて、死んだらまた補充して…」

かすみ「し、死んだはずの…!?」

エマ「確かに、私達はトラックに撥ねられたと思ったらこの部屋にいたよね」

栞子「この部屋に連れて来られた人は大抵、気が動転していて、もしくは冗談半分に捉えて私の解説に耳を貸しません」

かすみ「そりゃあ誰だってそうなりますよぉ。かすみんだって…」

栞子「しかしあなたは違いました。そのスーツが重要なのをカンですぐ気付いた。だから生き残る事ができました」

かすみ「………」

栞子「つまりあなたは…戦士としての適正があったという事です」

かすみ「……」ギリッ

ガッ

彼方・エマ・璃奈「かすみちゃん!?」

102: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 00:23:21 ID:iQgSCxnU00
かすみ「何、適正って…!?他の人達は一体どうなったの…!?」グイッ

栞子「ミッションが始まる前にも説明した通り…ミッション中に死んでしまった場合は…今度こそ本当に死んでしまいます」

かすみ「もっとちゃんと説明していれば…みんな生き残れたかもしれないのに…!」ポロポロ

彼方「確かに…それもそうかも~」

栞子「外に転送された後…大概の人は帰ろうとしてエリア外に出てしまうか、途中で星人に遭遇して死亡してしまいます」

エマ・璃奈「エリア?」

彼方「決められたエリアから外れると、なんか変な音が聞こえてきて、それを無視して進むと爆発するんだって」

エマ・璃奈「爆発!?」ゾッ

彼方「彼方ちゃん達も危なかったんだよ~。この子が止めてくれなかったら一体どうなってたか…」

栞子「できるだけ多くの人をエリア内に留まらせる為には、賞金の話を持ち掛けるなりして士気を高める位しかありません」

栞子「私はこれまでの経験上、地球に馴染んで生活している小型の星人であればスール無しでも武器だけで倒せると思い、その間に他の星人を探そうとしたのですが…その前にあなた達がいなくなっていた事に気付きました」

かすみ「じゃあ私達が悪かったっていうの!?」グイッ

エマ「かすみちゃん!」

栞子「いえ…私の判断ミスです…。敵の移動が思いの外早かった…。」

かすみ「っ……」

バッ

103: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 00:27:07 ID:iQgSCxnU00
かすみ「あと…私達は一回死んだと思って、さっき外の人達に姿が見えてないみたいだったけど…」

かすみ「本当に…生きてるの?私達、本当に………」

栞子「ええ。生きています」

かすみ「本当なの!?」

栞子「ガンツ。これまで死んだ人達のリストを見せて下さい」

玉の中の男「………」シュコーシュコー

ジキジキジキジキ

彼方「玉に人の顔写真が出てきたよ~」

栞子「今表示されたのが、今までこの部屋に連れて来られた人達のリストです」

璃奈「こんなに…たくさん…」

栞子「一番下に、今回参加した人達も…」

エマ「顔写真と名前…間違いない…この人達だ…」

璃奈("メガネ"、"ヤクザA"、"ヤクザB"、"金髪"…名前はかなり適当…)

栞子「この中に載っていないという事は、紛れもなく生きている証拠です。ミッション中は姿は他の人達には姿は見えませんが、ミッションが終わった後には見えるようになります」

一同「………」ポカン

104: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 00:32:47 ID:iQgSCxnU00
栞子「では、これにて失礼します」ペコリ

スタスタ

栞子「それから…帰ってもここでのことは……誰にも話さない方がいいですよ」

栞子「頭に埋め込まれた爆弾が作動して、死にます」

一同「!?」ゾッ

キイッ

ガチャーン

エマ「出て行っちゃった…?」

彼方「急に色んな話が出てきて…頭が混乱しちゃうよぉ~」

璃奈「あっ、扉が開く」カチャッ

105: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 00:34:08 ID:iQgSCxnU00
~外~

彼方「あっ、閉まってる。この扉、もう開かなくなってるよ~」カチャカチャ

エマ「とりあえず…このまま帰ろっか」

かすみ「かすみんは、あのスーツの上から制服着ちゃいましたけどね…」

ザッ

エマ「帰れるんだね…」

かすみ「つい…さっきまで………地獄が続いてたのに………」

璃奈「今は…考えたくない…」

エマ「うん……」

彼方「今はとにかく遥ちゃんに会いたいよ~」

---
--

106: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 00:35:24 ID:iQgSCxnU00

--
---

~かすみの部屋~

かすみ「ふぅ~~」

ドサッ

かすみ(帰ってからは本当に、何事も無かったかのように一日が終わった…)

かすみ(家族にも、帰りのタクシーの運転手さんにも、ちゃんと私の姿は見えていた)

かすみ「トラックで死にかけて、変なマンションに来て、また移動して………なんだったんだろう、まったく」

かすみ「2時間くらいの間で、色々あったなぁ」

ゴロン

かすみ「ブロッコリー星人とかガンツとか、バカみたいだよ」

かすみ「あー夢だよ。夢かもね~~~」フワァァ

---
--

107: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 00:37:32 ID:iQgSCxnU00

--
---

-翌朝-

チュンチュン

かすみ「………………」ムクッ

チュンチュン

かすみ「………」ジッ

かすみ(椅子の上に、昨日置いたスーツと銃がある…)


かすみ「夢じゃなかったんだ…」

108: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 00:38:11 ID:iQgSCxnU00
一旦ここまで。

111: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 21:37:07 ID:iQgSCxnU00
かすみ(昨日の夕方…トラックに轢かれて死んだかと思ったけど…)

かすみ(生きてる………生きて帰って来た!!私は…)


~虹ヶ咲学園~

かすみ(いつもと変わらない登校風景)テクテク

かすみ(もとの生活に………帰って来た)テクテク

しずく「おはよう、かすみさん」

かすみ「おはよう、しず子」

かすみ(あの…三船栞子が言ってたように、昨日の事は誰にも話さないようにしよう。しず子にも)


かすみ(昨日の短い時間に、すさまじく色んな事がった)

かすみ(とにかくかすみんは…戻って来た……戻って来た……)

かすみ(でも、ただ一つ、ちょっと変わった事があった)

112: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 21:38:13 ID:iQgSCxnU00
テレビリポーター『この…ここの交差点で4人の女子学生が、大型トラックに撥ねられた後、忽然と姿を消してしまったと言うのです』

『あの横断歩道を歩いてたみたいなんだけど、トラックでよく見えなくて…撥ねられたとこは見てないけどなァ』

『その時間この交差点にいたけどそんな女の子見なかったよ。なんか集団催眠みたいなヤツだったりして…』

テレビキャスター『謎の女子学生4人は実在するのでしょうか』


かすみ(私達が巻き込まれたトラック事故の事がニュースで取り上げられてた。そして、顔や名前や学校は知られてないみたいだけど、"謎の女子学生4人"…つまり私達の事も噂に…)

かすみ(学校の近くで起こった事故という事で、校内でもちょっとした話題になってた)

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113: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 23:29:54 ID:iQgSCxnU00

--
---

-放課後-

キーンコーンカーンコーン

~生徒会室~

菜々「今日は生徒会の仕事があるので練習には遅れてしまいますね…」

コンコン

菜々「はい」

ガチャ

栞子「失礼します」キィッ

114: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 23:46:35 ID:iQgSCxnU00
菜々「あなたは…一年の三船栞子さん!」

栞子「流石は生徒会長。生徒全員の顔と名前を覚えておられるというのは本当なのですね」

菜々「一体何の御用ですか?」

栞子「生徒会長がおられてちょうど良かったです。少し、人探しをしようと思いまして」

菜々「人探し…ですか。生徒会の名簿をお持ちしますね」スクッ

栞子「ええ。4人の方を探しているのですが、あいにく下の名前しか把握しておりません」

栞子「『エマ』、『彼方』、『りな』、それに…『かすみ』という名前の四名なのですが」

菜々(なっ……!?)ピクッ

栞子「生徒名簿に、何か手掛かりがあればと思いまして」

菜々(エマさん、彼方さん、璃奈さん、かすみさん…まさか、同好会の4人の名前!?)

115: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7b25-1bd5) 2023/11/12(日) 23:49:28 ID:iQgSCxnU00
菜々「おそらく…スクールアイドル同好会の4人だと思います」

栞子「スクールアイドル…ですか…」ボソッ

菜々「エマ・ヴェルデさん、近江彼方さん、天王寺璃奈さん、中須かすみさん…4人ともその同好会に所属しています」

栞子(『かすかす』…中須かすみ…間違いありませんね。まずはエマさんから順番に調べていこうと思っていましたが)

栞子「ご存じだったのですね」

菜々「それは……少し前に、スクールアイドル同好会とひと悶着あったりしましたからね」アハハ

栞子「四人の内のどなたかを訪ねたいのですが、クラスは分かりますか?」

菜々「今すぐ会いたいのですか?それであれば今は全員部室にいると思います」

栞子「部室…?」

菜々「スクールアイドル同好会の部室です。部室の場所は――」

栞子「部室棟を探してみます、ありがとうございました。では、失礼します」ペコリ

ガチャッ

菜々「三船栞子さん…エマさん達に一体何の用があったのでしょうか?」

116: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/13(月) 00:12:35 ID:bdgqMt/Q00
~スクールアイドル同好会・部室~

愛「あれ?せっつーは?」

歩夢「今日は生徒会の用事で遅れて来るんだって」

愛「へー」


エマ「昨日、あれからどうだった?」ヒソヒソ

彼方「遥ちゃんにいっぱい心配かけちゃったよ~」

璃奈「家族には、練習が予想以上に長引いちゃったって言い訳した」

かすみ「昨日の事でいっぱいいっぱいで、勉強も練習も集中できないですよぉ~」

エマ・彼方・璃奈「うんうん」

璃奈「しかも、トラック事故の事がニュースで取り上げられて、ちょっと話題にもなってる…」

コンコン

侑「はい」

ガチャ

栞子「失礼します」キィッ

かすみ・璃奈・彼方・エマ「!!!!??」ビクッ

117: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/13(月) 00:16:53 ID:bdgqMt/Q00
一旦ここまで。

119: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/13(月) 23:38:12 ID:bdgqMt/Q00
かすみ「なっ………な………!?」ワナワナ

果林「どうしたの?」

彼方「え~っと、いや、そのぉ…」アセアセ

しずく「三船栞子さん…?」

かすみ・璃奈「え?」

しずく「私達の学年では目立ってる子だよ」

かすみ「へ…へぇ~……そうだったんだぁー…」

かずみ・璃奈(知らなかった…)

彼方・エマ(まさか、同じ学校だったなんて…!)

栞子「……」チラ

かすみ・璃奈・彼方・エマ「!?」ビクッ

栞子「そちらにおられる4名の方にお話しがあります。○○会議室でお待ちしております」スッ

バタン

120: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/13(月) 23:39:17 ID:bdgqMt/Q00
侑「あれ?行っちゃった…」

歩夢「しずくちゃん、今の子の事知ってるの?」

しずく「はい。確か…日本有数の名家で元財閥の流れを汲む三船家の…」

かすみ(昨日聞いた情報と一緒だ…!)

璃奈「行ってくる」スッ

愛「りなりー?」

かすみ「ちょっ…ちょっと、りな子!」ダッ

エマ「私も、ちょっと行ってくるね」

彼方「みんなは先に練習しててね~」

バタン

愛「行っちゃった…」

侑「名家のお嬢様が、あの4人に何の用事があったんだろ?」

121: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/13(月) 23:44:37 ID:bdgqMt/Q00
~廊下~

かすみ「まさか三船栞子が来るなんて…」ドキドキ

彼方「しかも、同じ学校だったなんて知らなかったよ~」

エマ「それにしても、何でこんなところに?」

璃奈「普段ひと気がほとんど無いところの会議室だよね?放課後だったら尚更」

「失礼」ヌッ

四人「わぁっ!?」

「栞子お嬢様に御用の方でしょうか?お名前を伺っても宜しいですか?」

かすみ「はいっ!えーっと…な…中須かすみですぅ」

彼方「近江彼方です」

エマ「エマ・ヴェルデです」

璃奈「天王寺璃奈です」

「分かりました。お嬢様はあちらの会議室の中におられます」ササッ

四人「ど、どうも…」


カチャッ

122: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/13(月) 23:46:10 ID:bdgqMt/Q00
~会議室~

栞子「お待ちしておりました」

エマ「三船さん……」

かすみ「同じ学校だったんだ!?だったら昨日言ってくれれば良かったのに~!」

栞子「あなた達の方は制服を着ていたので、私の方からはあなた達がこの虹ヶ咲学園の生徒である事は分かっていました」

かすみ「かすみん達には分からなかったもん!」ムーッ

栞子「状況が状況でしたので…。ミッションで生き残った暁にはお伝えしようと思っていましたが」

エマ「それで、何で私達を呼んだの?」

栞子「今日ここにあなた達を呼んだのは、お渡ししたいものがあったからです」

璃奈「渡したいもの?」

彼方「もしかして、机の上にある、あのケース?」スッ

エマ「確かに、ケースが4つあるね」

栞子「はい。約束と、昨日のお詫びも兼ねて…」

カチャッ

四人「!!!?」ギョッ

栞子「賞金の一千万円です」サッ

123: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/13(月) 23:46:50 ID:bdgqMt/Q00
かすみ「いいいいいいっせん……!?」ワナワナ

栞子「とはいえ、四等分で…お一人あたり250万円になりますが…」

彼方「どっちにせよ…ものすごい大金…」ワナワナ

エマ「それで、部屋の近くに見張りの人がいたんだねー」

栞子「はい。それと、昨日のミッションに関する話を聞かれるのを防ぐ目的もありますが。あと、見張りの人達を部屋から少し離してあるのも、昨日の話を聞かれないようにする為です」

かすみ(そんなに内緒の事なんだ…)ゴクッ

栞子「どのように渡せばいいか悩みましたが、最も確実かつ人目につきにくいのはこの方法かと思いまして」

彼方「確かに。急に家に来られたりすると、遥ちゃんに怪しまれるからね~」

かすみ「これだけの金額、このまま持って帰っても大概ですよ!」

栞子「分割でお渡しする事もできます」

かすみ「本当にくれるの?何か裏があったりするんじゃないのぉ~?」ジーッ

栞子「このお金はもうあなた達のものです。その為にここまで持ち運んだのですから。まぁ、受け取らないという選択肢もありますが」

かすみ「それじゃ…貰おっかな…」

栞子「ただ…どれだけの大金を受け取ろうと、これからのミッションに生き残らなければ意味がありません」

四人「………」ゴクッ

124: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/14(火) 23:41:18 ID:wxzUaov600
栞子「今日、この学校の近くの交差点で4人の学生が事故に遭った後行方不明になった…というニュースを聞きましたが、あれはあなた達4人で間違いありませんね?」

かすみ「そうだよ!誰にも言えなくてずっとモヤモヤしてたけど」

栞子「一つお聞きしたいのですが、昨日あなた達4人は一体どのような経緯で事故に巻き込まれたのですか?」

エマ「私達4人で、練習に行こうとしたところだったんだよね」

栞子「そうでしたか。私は二学期にはニジガクオープンキャンパスの実行委員として活動する事になっておりまして…。練習場所を探していた際にたまたま私と出会って、オープンキャンパスに関する相談事をしていた、という事にしておいてください」

かすみ「一応言い訳は考えてくれてたんだ…。それにしても、かすみん部長がいてラッキーでしたねぇ!」

彼方・エマ・璃奈(かすみちゃん、部長だったんだ…)ポカン

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125: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/14(火) 23:42:10 ID:wxzUaov600

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~公園~

かすみ「はぁ…それにしてもまさか三船栞子が来るなんて…」

彼方「しかも、同じ学校だったとはねぇ…」

璃奈「これからも、またあの部屋に行く事になるんだよね…?」

かすみ「あっ…そういえば、そう言ってた…」ギョッ

彼方「またあんな事をやらなきゃいけないの?生き残れるかなぁ……」

一同「………」

127: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/15(水) 23:31:19 ID:pu4gCClA00
エマ「ねぇ…」

かすみ・彼方・璃奈「?」

エマ「4人でユニットを組んでみない?」

璃奈「ユニット…?」

エマ「一緒にやったら、もっともっと生き残れる確率が上がる気がするの」

かすみ「でも、前に揉めちゃったのに…上手くいくでしょうか……?」

璃奈「私は、やる。できないからやらないは…無しだから」

エマ「あの部屋であった事はできない事だらけ…みんなで力を合わせないと生き残れる気がしないよ…」

かすみ「そうですよね…。部屋の事とは別にスクールアイドルの活動はしたいですけど」

彼方「うん。やろうよ~」

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128: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/15(水) 23:34:06 ID:pu4gCClA00

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-翌日-

~虹ヶ咲学園~

エマ「あーーー」

かすみ「あーーー」

彼方「あーーー」

璃奈「あーーー」


歩夢「ん?」

せつ菜「何をしているんですか?」

果林「あの4人で、ユニットを組むんだって」

愛「4人で…」


エマ「あ~た~らし~い~♪」

かすみ「あ~さがきた~♪」

彼方「き~ぼ~うの~♪」

璃奈「あ~さ~が~♪」


侑「何でラジオ体操の歌…?」アハハ

しずく「でも…何だか楽しそうですね」フフッ


かすみ・彼方・エマ・璃奈(生き残ってみせる!私達4人で、力を合わせて!)

133: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/16(木) 23:47:28 ID:kat1KyNs00

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-数日後-

~虹ヶ咲学園~

かすみ「うぅ~」

しずく「かすみさん、どうしたの?」

かすみ「なんかたまに寒気がする~」

しずく「大丈夫?まさか、風邪とか?」

かすみ「分かんない~」

しずく「今日は練習、休む?」

かすみ「うん、そうする」


かすみ(はぁ~…。何だろう、たまに首筋に寒気が走る)

ゾクッ

かすみ「ううっ…また?」

134: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/17(金) 00:28:17 ID:vXvdhLyM00
ガチャッ

かすみ「こんにちはー」

侑「あっ、かすみちゃん」

歩夢「かすみちゃん、大丈夫?」

かすみ「はい。でも時々寒気がするので今日はお休みします」

愛「お大事にねー」

果林「それにしても、ユニットを組んだ矢先に4人全員が早退するなんてね」

かすみ「ええっ、りな子とエマ先輩と彼方先輩もなんですか!?」

侑「三人からも連絡が来てたよ。ホラ」スッ

かすみ「うう、寒気に気を取られすぎて全然気付きませんでした…」

せつ菜「ユニットの練習をしている間に風邪を引いてしまったのでしょうか…。無茶だけはしないでくださいね」

かすみ「わかりました。じゃあ今日は失礼します」

ガチャッ


かすみ「ハァ~…あの部屋の事があったんだからそりゃあ気が病んじゃいますよねぇ~…」トボトボ

135: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/17(金) 00:29:13 ID:vXvdhLyM00
-夜-

~近江家~

彼方「遥ちゃんは今日は遅くまで練習だったっけ~」

ゾクッ

彼方「おや…また寒気が?」

彼方「無理しすぎちゃったのかな…。遥ちゃんが帰ってくるまで寝ておきますか~」コロン


~かすみの部屋~

かすみ(うぅ~、かすみんがこうやって休んでる間に他のみんなはどんどん練習して差がついちゃう…)

かすみ(いやいやいや!まだ大丈夫のはず!これはハンデだよ!かすみんは追う側じゃなくて追われる側!)

キュイイイイ

かすみ「耳鳴り……?」

136: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/17(金) 00:31:23 ID:vXvdhLyM00
~璃奈の部屋~

キュイイイイ

璃奈「なに?これ…あ…あ…あ」

ピキンッ

璃奈「いたっ!?」


~虹ヶ咲学生寮・エマの部屋~

エマ「あれ?金縛り………だ…」

エマ「う…動けない……」


~かすみの部屋~

ジジジ

かすみ「うげ!!………この感じ、また…?」

ジジジジジジジ


---
--









--
---


ジジジジジジジ

~黒い玉の部屋~

栞子「また、来ましたね」

かすみ「うぅ…………」ジジジ

139: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 00:24:38 ID:N5x8CL0Q00
ジジジジジジジ

璃奈「あれ…?」ジジジ

ジジジジジジジ

エマ「え…?」ジジジ

かすみ「りな子!エマ先輩!」

エマ「かすみちゃん、ここって…」

かすみ「またこの部屋へ転送させられちゃったんですよぉ~」

璃奈「三船さんも…」

栞子「……」ペコッ

かすみ「あとは彼方先輩だけ…」

ジジジ

かすみ「あっ、また誰か出てきました!」

エマ「彼方ちゃん?」

ジジジジ

彼方「Zzzz……」スヤァ

璃奈「寝てる…」キョトン

140: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 00:25:17 ID:N5x8CL0Q00
エマ「彼方ちゃーん、起きて~~」

彼方「Zzzz……」スースー

かすみ「彼方せんぱーい、またあの部屋に転送されちゃいましたよぉ~」

彼方「むにゃ…」スースー

かすみ「起きませんねぇ…」

エマ「いつも通りだけどねー」アハハ

栞子「まったく…これでは先が思いやられてしまいます」ハァ

141: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 00:27:27 ID:N5x8CL0Q00
彼方「Zzzz……」スースー

かすみ「早く起こさないと…」

エマ「でも、無理矢理起こしちゃうのは可哀想だよね」

璃奈「これはもう、あの手を使うしかない」

かすみ・エマ「あの手?」

スッ

璃奈「お姉ちゃーん」ボソッ

彼方「……!」ピクッ

璃奈「お姉ちゃん起きて~~~」

クワッ

彼方「遥ちゃん!」ガバッ

彼方「あれ?璃奈ちゃん!?かすみちゃんにエマちゃん…?」キョロキョロ

璃奈「おぉ…本当に起きた」

彼方「ここって、もしかして……」ハッ

かすみ「またあの部屋に来ちゃったんですよぉ」

栞子「一体何が…?」キョトン

エマ「あはは…彼方ちゃんは妹の遥ちゃんの事が大好きなんだよ。でもまさか、寝ててもすぐに反応しちゃうなんて…」

栞子「そう…ですか……」

エマ「?」

142: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 00:29:21 ID:N5x8CL0Q00
ジジジジジジジ

かすみ(しばらくして、また何人か転送されて来た。前の時の私達と同じように…)

エマ(初めて来た人は、前の私達みたいに、同じような事をしてる)

璃奈(今この部屋にいるのは、私達4人と三船さん以外には…)

女子高生「あれ、東京タワー……?」スルッ

彼方(虹ヶ咲とは別の高校の制服を着てる、高校生の女の子。窓に触れなくて困ってるみたい)

女子高生「……」チラッ

彼方(おっと、目が合った。なかなかの美人さんだねぇ)

子供「おばーちゃん、早くお家に帰りたい~」

老婆「ちょっと待っててね」ナデナデ

エマ(小さな男の子とそのおばあちゃん)

暴走族A「なんで全員のケータイ使えねーんだ」

暴走族B「わっけわかんねーっ」

暴走族C「おいどーなってんだコレッ!!誰か教えろ!!」

女ヤンキー「どこだよここっ!!誰か説明しろっ」

かすみ(いかにも暴走族って感じの怖そうな人達!男の人3人と女の人1人。この4人は一緒にこの部屋に来たみたいだけど…)ビクビク

143: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 00:30:08 ID:N5x8CL0Q00
栞子「私が説明しましょう」

暴走族A「ああ?」

女ヤンキー「なんだコイツ?」

栞子「これから皆さんは、違う場所に強制移動させられます。その先で皆さんを待つのは過酷なサバイバルゲームです」

栞子「星人と呼ばれる生き物を退治しなければなりません。たくさん倒して点数を集めないと自由にはなれません。星人に殺されたら、本当に死んでしまいます」

栞子「そこの黒い球からもうすぐ指令が出ます。この球は『ガンツ』と呼ばれています」

かすみ(前の時と同じ解説だ…!)

璃奈(一語一句変わってない)

栞子「ガンツの中には一人ずつオートクチュールのスーツが入っています。絶対にスーツを着てください。着ない人はすぐに死んでしまいます」

暴走族A「はァ?」

暴走族B「何だそりゃ」

暴走族C「意味わっかんねーぞ」

女ヤンキー「宇宙人ってかよ、頭おかしー」

彼方「…やっぱそうなるよねぇ」

璃奈「私だって前の回の時は信じられなかった」

144: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 00:30:57 ID:N5x8CL0Q00
エマ「かすみちゃん、あのスーツってどうやって使うの?」

かすみ「えっ…かすみんは、ただ着てただけですけどぉ」


あーたーらしーいー あーさがきた


暴走族A「うわっ」

暴走族B「なんだおい」

暴走族C「あの玉から鳴ってんのか?」

璃奈(前回と全く同じ流れだ…)

ジキジキジキジキ

暴走族A「何だこりゃ、玉に字が出てきたぞ」

女ヤンキー「意味わかんね」

145: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 00:31:36 ID:N5x8CL0Q00
てめえ達の命は、
無くなりました。

新しい命を
どう使おうと
私の勝手です。

という理屈なわけだす。


暴走族B「おっなんだこりゃ」

暴走族C「画面変わるぞ」

ジジジジジジジ

146: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 00:32:19 ID:N5x8CL0Q00
てめえ達は今から
この方をヤッつけに行って下ちい


(・8・)
トッリ星人

特徴
 つよい
 あざとい とり

好きなもの
 とり チーズケーキ

口ぐせ
 ちゅん
 ちゅん
 ちゅん

150: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 20:49:49 ID:N5x8CL0Q00
かすみ「トリ……?」

彼方「トリ…だよねぇ…どう見ても」

暴走族A「トッリ星人だぁ?」

暴走族B「うっわ、マジゲームみてーになって来た」

暴走族C「TVか何かかァ?やっぱ」

エマ(前回もこんな感じだった。これから恐ろしい星人と本当に戦う事になるのに…)

ガシャッ

暴走族達「うお!?」ドタタッ

ヤンキー女「玉が開いて、何か出てきたぞ?」

151: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 20:51:50 ID:N5x8CL0Q00
栞子「皆さん、この中から自分の名前の書いたケースを取り出してください」

彼方「完全に前回と同じ流れだよね~」スッ

璃奈「うん」スッ

エマ「この中に入ってるスーツで生き死にが決まるくらいのものだよね、本当に。私は前回は運良く生き残れたけど…」コトッ

彼方「彼方ちゃん、前回は武器もスーツも持って行ってなかったなぁ~」コトッ

かすみ「これが前回と同じ、かすみんの分のケース…」コトッ

カパッ

かすみ「え……?」

かすみ「ぎゃあああぁぁぁっ!?」

152: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 20:52:37 ID:N5x8CL0Q00
一同「!?」ビクッ

エマ「どうしたの、かすみちゃん!?」

かすみ「ああ…あああっ……」ワナワナ

璃奈「ケースの中?」

彼方「どうしたの~?」

かすみ「…スーツが…ない………」フルフル

エマ・彼方・璃奈「えっ!?」

栞子「なっ…持って帰ってしまったのですか!?」

かすみ「かすみんの部屋に………………置いて来ちゃった…」ジワッ

エマ「そんな………」

璃奈「かすみちゃん…」

153: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 20:54:14 ID:N5x8CL0Q00
彼方「ここで着替えるのは…何か気が引けるねぇ~」キョロキョロ

栞子「では玄関の方に何名かずつ行って、スーツを着てください」

女ヤンキー「あんた、ここのリーダーかなんかかよ」

暴走族A「着るかこんなの…ダッセェ」

エマ「あなた達も、着た方がいいよ。生きる確率があがるから」

老婆「あの…ここは…どこなんですか?」

エマ「着た後に教えます。着てください」

エマ「行こう、彼方ちゃん」スッ

彼方「うん」スッ

スタスタ

154: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 20:54:55 ID:N5x8CL0Q00
かすみ「うう……どうしよう…どうしよう……」プルプル

璃奈「かすみちゃん…」


暴走族B「おい、着替えに行ったあの二人…」ヒソヒソ

暴走族C「ああ。なかなかの巨乳だったよな」ヒソヒソ

女ヤンキー「おめーら、何鼻の下伸ばしてんだ?」

暴走族B「ああ?」

暴走族C「別に伸ばしてねーし」

女ヤンキー「思いっきりさっきの二人の事見てただろ」

暴走族B,C「チッ…」

暴走族A(よし、あいつらが言い争ってるうちに俺一人だけでじっくり堪能するか)コソコソ

155: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 20:55:36 ID:N5x8CL0Q00
彼方「どーやって着るんだろ?コレ」

ギュー

エマ「何これ…キツいよ…」


コソコソ

暴走族A(うお……お…)ソソッ

ガシッ

暴走族A「あ?」

栞子「……」グイッ

暴走族A「離せコラ」グッ

栞子「……」グググ

ミシミシッ

暴走族A「あっくっうっ」ガクッ

156: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 20:56:23 ID:N5x8CL0Q00
エマ「次、璃奈ちゃん着替える?」

璃奈「うん」タッ

彼方「ん~?」チラッ

女子高生「……」ジッ

彼方「あなたは着ないの~?」

女子高生「こんなの着て………外出れないよ」

かすみ(やばい、このままだと、かすみん……死んじゃう…)ドッキンドッキン

157: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 20:57:12 ID:N5x8CL0Q00
エマ「二人とも着てくれたんだ。ありがとう」

子供「うん…」

老婆「一体何が何やら…」

かすみ(最初は戸惑ってたり反対してた人も、みんな着てる…)ドッキンドッキン

女子高生「上に服着てもいいの?」

彼方「大丈夫だと思うよ~」

璃奈「三船さんも上から服着てた」

かすみ(どーしよう………考えろ…)

158: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 20:58:02 ID:N5x8CL0Q00
かすみ(そういえば…あの暴走族の人達は着てない!!あの人達のを着れば…)

ジロッ

暴走族A「撃てんのかこれ?」チャッ

女ヤンキー「形はよくできてんだけどねー」ジッ

かすみ(みんなこっちには気付いてない。ちょっと怖いけど…)

そっ…

栞子「自分のスーツでないと効果はありません」

かすみ「げっ…!」ドキッ

栞子「他人のスーツでは、着てもただの服です」

かすみ「じゃっ…じゃあどうすればいいの!?」

エマ「………かすみちゃん」

かすみ「かすみんは…スーツなしで生き残るには!!どうすればいいの!?」

栞子「スーツは無くても武器はあります。理論上の話ですが、攻撃を受けずに武器で敵を倒せれば、生き残る事はできます」

かすみ「武器…」

159: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 20:58:51 ID:N5x8CL0Q00
栞子「では武器の説明をしておきましょう」

エマ「よく見たら色々種類があるね」

栞子「まずはハンドガンサイズの銃です。これは"Xガン"と呼ばれるもので、コンパクトで取り扱いが容易です」

彼方「Xガン…かぁ」スチャッ

璃奈「前回私とエマさんが持ってたやつだ。結局使わなかったけど」

栞子「続いてこちらの長砲身の銃が、"Xショットガン"です。取り扱いは難しいですが、その分長距離からの命中精度や威力はXガンに勝ります」

栞子「撃ち方はどちらも同じで、二箇所のトリガーを同時に引くと発射します。発射から着弾までタイムラグはありますが、敵を内部から破裂させるエネルギーを発射します」

彼方「彼方ちゃんは使ってるところ、まだ見た事ないよ~」

栞子「続いて、こちらの銃です」スチャッ

璃奈「それ、前回使ってた…」

栞子「ええ、"Yガン"とも呼ばれる捕獲用の銃です。こちらは3つの銃口からレーザーアンカーを発射して捕獲索で敵を拘束し、捕獲後にトリガーを引くとその敵を"上"へ転送できます」

エマ「この銃は、敵を破裂させたりはしないんだね」

160: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 20:59:49 ID:N5x8CL0Q00
栞子「他に、剣もあります。"ガンツソード"とでも呼びましょうか。通常はグリップ部分のみですが、使用時にスイッチを入れると…」スッ

ジャキンッ

栞子「刀身がグリップから出現します。切れ味もなかなかのものです」

彼方「おお~、すごい」

栞子「刀身の長さを変える事ができるので、中距離攻撃にも使えます」ジャッ

璃奈「グリップだけだと持ち運びも便利」

栞子「自分の適正に合った武器を使用するといいでしょう」スゥッ

かすみ「適正…分からないからいくつか持って行こう…」

161: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 21:00:42 ID:N5x8CL0Q00
エマ「かすみちゃん…かすみちゃんを死なせない。かすみちゃんには生きて帰ってもらうよ」

彼方「エマちゃん」

エマ「前回助けてくれたお礼もしたいし、私は…自分の命より………かすみちゃんの命を優先するよ…」

かすみ「エマせんぱぁ~い……」ブワッ

璃奈「うん」コクッ

彼方「前回はスーツ無しで3人生き残れたから、今度は私達3人でかすみちゃんを守れば絶対生き残れるよ~」

かすみ「そうですよね…きっと、そうですよね…」ポロポロ

ジジジジ

かすみ「あれ?」ジジジ

162: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 21:01:53 ID:N5x8CL0Q00
ジジジジ

かすみ「」ドタドタ

璃奈「かすみちゃん、転送されていってる…」

暴走族A「うっまたなんだこりゃ」

暴走族B「どーなってんだ、おい」

女ヤンキー「あのガキ、頭から消えて行っちまってるぞ」

エマ「かすみちゃんが一番最初なんて…」

ジジジジ


---
--

163: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 21:03:49 ID:N5x8CL0Q00

--
---

ジジジジジジジ

~外~

かすみ「わァッ」

スタッ

かすみ「もしかして、かすみん一人だけ…?そんなぁ」キョロキョロ

かすみ「エマ先輩、彼方先輩、りな子、三船栞子…早く来て……」グスッ

スタスタ

かすみ「ん?足音?」

スタスタ

かすみ「だ、誰かいる!?」

スタスタ

かすみ「誰が来たとしても、かすみんの姿…見えないのかな…」

スタスタ

かすみ「!?」ギョッ

かすみ「なんで………あれって…」

かすみ「うそでしょ………やばい……………どうしよう」ダラダラ


(・8・) スタスタ

164: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 21:04:40 ID:N5x8CL0Q00
(・8・) スタスタ

かすみ(なんでいつもこーなるの!!かすみん何か悪いことした?)ドッキンドッキン

(・8・) スタスタ

かすみ(しかし見れば見る程、本当にトリだ…トリ人間?)

(・8・) スッ

かすみ(あれ?かすみんの前を通り過ぎちゃった……)

(   ) スタスタ

かすみ(なんで?もしかして、かすみん…あのトリにも見えてないの?)

(   ) スタスタ

かすみ(銃は持ってる…後ろから撃とうかな?どうしよう?やるか?やれるの?)チャッ

165: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 84fc-8c7b) 2023/11/19(日) 21:05:54 ID:N5x8CL0Q00
かすみ(そうだ…かすみんが早めに終わらせちゃおう。どうせやっつけなきゃいけないみたいだし)

(   ) スタスタ

スチャッ

かすみ(銃のモニターに写ってるコレは…レントゲン?)ジッ

かすみ(骨?骨がある?骨の形は人間とは明らかに違うけど…生き物だ…)

かすみ(どーしよ~~~こんな生き物を撃つなんて…あの三船栞子みたいにはできないよ)ドキンドキン

(   ) ピタッ

かすみ「!?」ビクッ

(・8・) クルッ

かすみ「……」ダラダラ


(・8・)「ハノケチュン?」


かすみ「………………は?」

170: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:03:20 ID:OzPMBNjY00
(・8・)「………………ハノケチュン?」

かすみ(な、何?はの…け……?)ハアハア

(#・8・)「ハノケチュン?」ビキッ

かすみ「ちっちがいます……」

(・8・)「………………」

かすみ(かすみんは、かすみんです!)

(   ) クルッ

かすみ「………」

---

171: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:04:21 ID:OzPMBNjY00
---

~黒い玉の部屋~

ジジジジジジ

老婆「どうなってるの、一体!?」ジジジジ

子供「おばーちゃん、おばーちゃんっ!」

エマ「大丈夫だから、むこうに出ても帰らないで。そのままいてねっ」

子供「おばーちゃんっ!」

エマ「大丈夫、すぐ会えるから」ヨシヨシ

ジジジジジジ

女子高生「うっ、なに?」ジジジジ

172: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:05:19 ID:OzPMBNjY00
~外~

老婆「どこ?ここ…外だわ……」キョロキョロ

女子高生「どこ?ここ…」


かすみ(ん?向こうに見えるのは、部屋にいた人達!?)チラッ

かすみ(こっちに気付いて!)ブンブン


暴走族A「おっおっ、すっげぇっ」ジジジジ

暴走族B「どーなってんだ俺!?」ジジジジ

173: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:06:23 ID:OzPMBNjY00
~黒い玉の部屋~

ジジジジジジ

璃奈「次は私…」ジジジジ

彼方「じゃあ、またね~」

エマ「あっ」

ジジジジジジ

子供「あっれっ?」ジジジジ



~外~

ジジジジジジ

子供「おばーちゃんっ」ガシッ

老婆「よかった…」ガシッ

璃奈「みんな、集まって!」

暴走族C「帰るっつーの」

女ヤンキー「なんか言ってるし、アイツ」

璃奈「集まって……!」オロオロ

174: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:07:03 ID:OzPMBNjY00
かすみ「りっりな子っ」チラッ

かすみ(こうなったらこっちから向こうに合流しよう!)

タッ

(・8・)「やっぱりことほのなんだよちゅんなぁ」

かすみ「え?」ピタッ

(・8・)「やっぱりことほのなんだよちゅんなぁ」

175: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:08:02 ID:OzPMBNjY00
(^8^)「やっぱりことほのなんだよちゅんなぁ」

かすみ「………は…?」ポカン


かすみ「……」

(^8^)「……」

(・8・)「……」

かすみ「……」


(#・8・) ビキビキ

かすみ(うっ!!怒ってる!?)

176: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:09:19 ID:OzPMBNjY00
(`8´)「ことほの…」

ダッ

かすみ「げ」ビクッ

(`8´)「やっぱりことほの!」タッタッタッ

タッタッタッタッ

かすみ「うわああああああ」タッタッタッ

タッタッタッタッ

177: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:09:54 ID:OzPMBNjY00
ジジジジジジ

彼方「璃奈ちゃん、み~っけ」

璃奈「彼方さん、エマさん!」

タッタッタッ

エマ「あ……かすみちゃん……」スッ


かすみ「助けてぇ~」タッタッタッタッタッ

(`8´) タッタッタッタッタッ

エマ・彼方・璃奈「う"っ!!」ギョッ

178: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:11:01 ID:OzPMBNjY00
タッ

かすみ「はぁ…はぁ…エマ先輩、彼方先輩、りな子…」

暴走族A「おいおい、コイツが宇宙人かァ?」

エマ「みんなっ近寄らないでっ」

璃奈「ちょっと待って」

(^8^)「ウッミ冷えてるちゅんか~?」

かすみ「あ、機嫌直ってる」

一同「………………」

179: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:11:43 ID:OzPMBNjY00
エマ「………」ジッ

(・8・)

かすみ「エマ先輩、彼方先輩、りな子ぉ~、一体どうすれば…」

暴走族B「なんだよコイツ、どこが宇宙人だっつの」

女ヤンキー「着ぐるみかコスプレだろ、これ」

女子高生「もう帰っていい?」

璃奈「ちょっ、ちょっと待って。帰るのは……待って」

エマ「かすみちゃん…この星人…危険そう?」

かすみ「わかりませんよぉ…」

璃奈「でも、ブロッコリー星人の時とか思い出したら…」

エマ「ブロッコリー星人?」

璃奈「ガンツがブロッコリー星人って紹介したのは、あの小さくて弱そうなのだった。だから、もしかしたら他に強いのがいるかもしれない」

彼方「確かにこのトリは…強そーには見えないよね~」

かすみ「どうしましょう……?」

180: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:14:27 ID:OzPMBNjY00
(・8・)「!」

キョロッ

(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

ビリビリ

かすみ「ううっ、すごい声……!」

栞子「うっ」バチッ

彼方「あのトリが向いた方向に、一瞬何かが見えた…」

璃奈「あれって……」

181: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:15:04 ID:OzPMBNjY00
(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

ビリビリ

栞子「っ…!」バチッバチッバチッ

タッ

璃奈「やっぱり…三船さんだ!」

ザパァーーッ

(`8´)「キイィィー」バサッバサッ

暴走族C「なんだ今のっ」

女ヤンキー「そこの下の川に飛んで行ったぞっ」


(`8´)「チュンッ」バサッバサッ

栞子「ううっ!」バチッバチッバチッ

182: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:15:57 ID:OzPMBNjY00
栞子(こうなったらXガンで反撃を…!)スチャッ

ギョーン ギョーン

(`8´)「チュンッ」バササッ

ゴパァッ

栞子(水面が破裂しただけ…避けられた!)

(`8´)「チュンッチュンッチュンッ」バサッバサッ

栞子「くっ……!」バシャッバシャッ

183: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:17:28 ID:OzPMBNjY00
暴走族A「何やってんだあのトリ?」

彼方「今、一瞬見えて、川に飛び込んでいった…あれって…三船さんだよね?」

エマ「そうだと思う…。転送された直後を狙われたのかな?」

璃奈「でも何故か透明になってた。スーツの機能なのかな?今も姿が見えない」

エマ「あのトリには見えてるみたいだね…」


バサッバサッ

(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

ビリビリ

栞子「ぐうっ」

ザパアッ

パチッ バババッ

栞子「うっ」バチッバチッ


彼方「また姿が出てきたよ」

エマ「やっぱり三船さんだ」

女ヤンキー「あっあいつだっ。さっき部屋にいた、リーダー面してたヤツ」

184: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:18:29 ID:OzPMBNjY00
(`8´) バサッバサッ

栞子「ハァ…ハァ…」

カチッ カチッ カチッ

栞子(コントローラーが作動しない!?)

栞子「やはり倒すしか…!」スチャッ

ギョーン ギョーン

(`8´)「チュンッ」バササッ

ゴパァッ ゴパァッ

(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

ビリビリ

栞子「!!」

バシャァンッ

185: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/20(月) 22:20:34 ID:OzPMBNjY00
ジャポッ

栞子「ううっ…」ムクッ

栞子(銃は…川の中に落としてしまった…!)

ヒュウゥゥゥゥ

栞子「!」

ドロッ

栞子「!?」

ドロッ

ドロッ

栞子「!?」

栞子(しまった!スーツの全身のメーター部分から液体が溢れ出ている……!)

栞子「だっ誰かっ!助けてっ!助けてください!!」

暴走族A「助けろ、だってよ。ははは」

暴走族B「なんか水しぶきすごくねーか」

暴走族C「すげーっ、何やってんだアイツら」

栞子「助けてくださいっ!!」

彼方「なんだろう、あの子…どーしたんだろう?」


栞子「スーツが!!スーツが破壊されてしましました!!」

190: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:22:54 ID:j6agJpQ600
栞子「スーツが!!スーツが破壊されてしまいました!!」


(`8´) バサッバサッ

栞子「誰か、降りて来て助けてください!!」

(`8´) バサッバサッ

栞子「!?」キョロッ

(`8´) バサッバサッ

栞子「あ…あ…」ザッバッ ザバッ


暴走族A「助けろ、だってよ」

暴走族B「はっははは。カッコ悪ィー、アイツ」

暴走族C「はっはっはっはっはっ」

女ヤンキー「バァーッカ」

191: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:24:19 ID:j6agJpQ600
エマ「………」

トッ

エマ「かすみちゃん、スーツの使い方教えてっ」

女ヤンキー「なんだよおまえ、助ける気かよ!?」

かすみ「三船栞子でも勝てない程の相手ですよ!?やばいですよぉ」

彼方「同じ高校の後輩なんだから、放っておけないよね」

璃奈「それに…あの子が死んだら、本当に何もわからなくなる」

エマ「ここから下の川まで飛び込んで大丈夫かな?」


(`8´) バサッバサッ

栞子「うあぁぁぁぁっ!」ザバッザバッ

192: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:25:48 ID:j6agJpQ600
エマ「行くよっ!」

タンッ!

かすみ「あっ、エマ先輩!」

ヒュウーーー

ドッボーーン!

エマ「今、助けるから…!」ザバッザバッ

(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」バサッ

エマ「!!」

ビリビリ

栞子「しまった…!」

ビキビキビキ

栞子「ぎゃ!!」

ブシュッ!

栞子「がっはァッ」ヨロッ

ザッパァッ

エマ「間にっ合わなかったっ…。ハァッハァッ…ううっ」

193: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:27:04 ID:j6agJpQ600
暴走族A「なんだアイツ?」

暴走族B「どーしたんだ、倒れたんじゃねーか?」

暴走族C「何?死んでたりして」

彼方「あの子、全身から血を流してる…」

璃奈「あのトリの大きな鳴き声で、やられちゃったのかな」


栞子「ごぼっ、この星人を"っ倒してっ」

エマ「!?」

栞子「撃っでぐだざい"っ!全員帰れますっ!私も無傷れっ」

エマ「撃つ………!?」

栞子「はやぐっ」

エマ「この銃で………?」チャッ

栞子「じゅうでっ!銃で撃っでっ」

(`8´) キョロッ

エマ「…!」

194: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:27:34 ID:j6agJpQ600
彼方「エマちゃんを助けなきゃっ!早くっ」

一同「?」

彼方「早くしないとっ!エマちゃんがっエマちゃんがっ」オロオロ

暴走族A「ハッなんで」

暴走族B「自分が行けバカ」

女子高生「………………」ジッ

老婆「………………」ブルブル

暴走族A「あ~~~っなんかどーでもいーや。なんでこんなとこいるんだ俺たち」スタスタ

暴走族B「帰ろーぜ。帰ろ」スタスタ

暴走族C「そーだ。なんだよバカみてー」スタスタ

女ヤンキー「意味わかんね」スタスタ

彼方・璃奈「!?」

195: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:28:36 ID:j6agJpQ600
女子高生「………」スタスタ

璃奈「あ……」

彼方「ちょっ…ちょっと待ってっ!」

璃奈「帰っちゃダメ……!」

かすみ「………」ブルブル

スッ

かすみ「りな子?」

璃奈「………」タッ

かすみ「ちょ……待っ…かすみん…も、一緒に行く…よ…」ザッ

彼方「彼方ちゃんだって一緒だよ」ザッ

196: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:29:14 ID:j6agJpQ600
エマ「ハァッ、ハァッ」

スチャッ

エマ(まずはなんとかあの子を陸地まで運ばないと…)

(`8´) バサッバサッ

エマ「この銃って、確かタイムラグが……」グッ

ギョーン ギョーン ギョーン

エマ「ふうっ」ザッ

ゴパッ ゴパァッ

(`8´)「!?」キョロキョロ

エマ(水しぶきを起こして目くらましをすれば、時間を稼げるはず!)バシャバシャッ

ゴパァッ ゴパァッ

197: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:29:51 ID:j6agJpQ600
エマ「ねぇっ、大丈夫!?」ガシッ

栞子「ゴボッ、ゴボボッ。誰…聞こえ…きごれれ…」

エマ「喋らないで!今、運んであげるからね」

スッ

エマ「軽い!?」

エマ(これならこの子を担いだまま銃を撃てる!)スチャッ

ギョーン ギョーン

エマ(陸地までもう少し…!)バシャバシャッ

ゴパッ ゴパァッ

(`8´)「!?」キョロキョロ

198: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:32:41 ID:j6agJpQ600
エマ「ハァ…ハァ…着いた」ザバッ

トサッ

エマ「ここでじっとしててね」

栞子「ううぅ……」ゴフッ

(`8´) バサッバサッ

璃奈「後ろから来てる!」タタタッ

かすみ「危ない!」タタタッ

彼方「ここから撃とう」スチャッ

ギョーン

ギョーン

ギョーン

(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」バサッ

エマ「!?」

キュンッ

璃奈「私が撃ったYガンのアンカーが…はずれ……た…」

199: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:33:45 ID:j6agJpQ600
ゴパァッ ゴパァッ

かすみ「そんな…かすみんの撃った銃も外れてたの!?」

彼方「彼方ちゃんのも…水面が爆発しただけ……?」

(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

ビリビリ

ドオッ

彼方「きゃっ」

璃奈「エマさんっ!」

かすみ「エマ先輩っ!エマ先輩っ!」

ザザザ

ボコッ ボコボコ

ザザッ

彼方「エマちゃ………」

200: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:34:53 ID:j6agJpQ600
ザバッ

エマ「ぐうっ」ガシッ

ミシッミシッミシッ

(°8°)「キェェェェ」ジタバタ

璃奈「すごい…エマさん、あのトリを締め上げてる…」

かすみ「えっえっえっ」オロオロ

彼方「大丈夫!?エマちゃんっ」

エマ「うっ…うん…っ」メキメキ

彼方「どーするのっ!?」

エマ「わっからない!潰せ…そうだけどっ」メキメキ

(°8°)「キィィィィ」ジタバタ

エマ「近づかないほうがいいっ!近づかないでっ!」メキメキ

201: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:35:40 ID:j6agJpQ600
(°8°)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

ビリビリ

エマ「つぅっ」

ビリビリ

璃奈「この声…超音波みたいな攻撃…?」

彼方「だっ大丈夫!?」

エマ「なんとかっ」メキメキ

(°8°)「ガァッ!ガァァッ!」

メキャッ!

(。8。) ガクッ

エマ「はァ…はァ…」

彼方「終わっ…た………?」

かすみ「お…おお…終わった?」

202: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:36:33 ID:j6agJpQ600
暴走族A「てめーら何やってんだコラ!!」

暴走族B「俺らの仲間1人死んじまったぞテメ―ッ」

璃奈「あれ?あの人達戻って来た」

彼方「終わったよーーっ」

エマ「ハァッ…ハァッ…」ザブザブ

ドサッ

(。8。)

かすみ「うえぇっ!?しかし何なんでしょうね…この…星人?」

彼方「大丈夫?…エマちゃん…すごかったよー」

エマ「三船さん!!三船さんはっ!?」

203: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:37:42 ID:j6agJpQ600
エマ「大丈夫!?終わったよ」

栞子「………」

彼方「聞こえないの…かな?」

栞子「痛い…痛い…ううう…ううう~~~」ゴフッ

璃奈「耳から血が出てる。鼓膜もやられちゃってるのかも」

エマ「これからまた、部屋に戻るの?」

かすみ「そういえばおかしいですね。前のときはすぐ転送始まってたのに」

エマ「もしかして…まだ終わってないとか?」

かすみ「そんなぁ」

璃奈「まだ他にいるのかも。ブロッコリー星人のときみたいに…」

かすみ「そ…………」

エマ「でも…どうやって確認するの…?」

かすみ「前は…レーダーみたいなやつで…」

彼方「そーだ、この子が持ってたはず」

スッ

かすみ「あった、これです…けど」

彼方「壊れてるね…」

204: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:38:29 ID:j6agJpQ600
璃奈「これだよね?」サッ

かすみ「りな子、自分の分も持ってたんだ」

ジッ

彼方「やっぱり…まだもう一匹いる!」

璃奈「もう一匹退治しないと帰れないのかな」

エマ「そんな……」

栞子「死にたく……ない…早く…して…ください…ガン…ツ…」

エマ「三船さん!?」ダッ

栞子「もうすぐ……死ぬ…早く…死にたく…ない…」

エマ「どうしよう…このままじゃ…」

かすみ「うう……」

栞子「う…ううう寒…寒い…」ブルブル

205: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:39:04 ID:j6agJpQ600
トンッ

璃奈「もう一匹いるから、今から退治しに行く。他に方法はある?」

エマ「そっか。頭蓋骨に直接…。聞こえるか…な…」

栞子「もう…一匹…?そんな…すぐ目の前にいた敵の事にしか…頭が……」

璃奈「………方法はないの?」

栞子「………………」

璃奈「方法はないの?」

栞子「こんなところで死ぬ訳には…姉さん…姉さん…」ゴプッゴプッ

彼方「……!!」

栞子「ね…姉さん…」ゴプッゴプッ

ピチャッピチャッ

206: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:39:50 ID:j6agJpQ600
璃奈「お願いっ答えてっ!私達が自由になる方法はあるの!?」

栞子「…点数…100点で…自由…に…なれ…ます…」

一同「!」

栞子「………姉さん……100点…点数…90点集まっていた…のに…」

栞子「あと10点で………姉さん…」

ゴポッ

栞子「………」ガクッ

璃奈「死…ん……」スッ

一同「………………」

207: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:40:22 ID:j6agJpQ600
璃奈(三船さんが………死んでしまった)

璃奈(生き残る為の情報をもっと聞き出せたかもしれない…。それに――)

璃奈(この子とももっと、繋がる事ができたかもしれないのに)

208: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:41:29 ID:j6agJpQ600
かすみ(目の前で人が死んじゃうのは、やっぱりショックだ)

かすみ(さっきまで必死に生きようともがいていた………。なんだか未来の自分を想像させる)

かすみ(でも、最初の頃より吐き気がしたり………なんか…そーゆーのは薄くなってきたような)

209: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:42:14 ID:j6agJpQ600
エマ(人間って、人の死に慣れていくものなのかな。戦争も…こんな感じなのかな…)

エマ(なんで私達は戦争みたいなことやってるんだろう。こんな平和な日本の、しかも住宅街で…)

エマ(銃やスーツで武装までして……私達は……なんでこんなことをやってるんだろう)

210: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/21(火) 22:43:48 ID:j6agJpQ600
彼方(この子にも、帰りたい場所があったのかな…)

彼方(大切な人の所に帰る為に、こんな戦いを続けてのかな?そして、これからは私達も……)

彼方(ひたすらに平和だって…そう信じて疑わなかった私達の日常が失われていく事だけは、ハッキリと分かった)

214: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:01:06 ID:2HZvf17600
エマ「自由になりたい人は、私達の言うことを聞いて!!」

エマ「これから私達はもう一体の星人を退治しに行く!!本当に自由になりたい人は私達に協力して!!」

女子高生「さっき言ってたよね……自由になる方法とか…点数がどうとか………」

璃奈「私達も、本当かどうかはわからない。でもやってみるしか…それしか今はない…」

女ヤンキー「でもさー、さっき帰ろうとしたらみんな頭あたりからアラームが聞こえて、あたしらの仲間の一人の頭が吹き飛んだんだけど」

エマ「!?」

璃奈「この地図を見て」スッ

彼方「このエリアから出ると死んじゃうんだって。確か一キロ四方くらいって言ってたかな」

かすみ「全員…頭の中に、なんか…爆弾…みたいなの…入ってるみたいです」

ヤンキー女「バク…ダン…?」

女子高生「そんな手術されたの覚えてないけど」

215: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:01:54 ID:2HZvf17600
暴走族A「誰が何のために俺らその1キロ四方とやらに閉じ込めてんだ?意味わかんねっつってんだよ」

暴走族B「ふざけやがって。帰りてーっつってんだよ俺らは」

璃奈「私達も、誰がやらせてるのかは分からない」

女子高生「ねえ。この機械に表示されてる時間は何?減ってるけど、あと30分くらい?」

かすみ「そういえば、あの部屋の玉にも出てましたよ」

エマ「タイムリミット………かな……?」

彼方「何のタイムリミット?」

かすみ「もし作戦成功しなくてタイムリミットが来たとき、みんな死…バ…爆弾…頭の爆弾が爆発する…とか?」

女ヤンキー「作戦成功?ハァ?んだそりゃあ?」

璃奈「たぶんこのエリア内の星人を全部退治すること…それが作戦終了」

彼方「もう一匹倒した人が、自由に近くなるのかな?」

エマ「私は行くよ。とにかく…みんなで協力しよう!」

璃奈「うん」

エマ「かすみちゃんはスーツを着てないから…今回は安全な所で避難しておいてね」

かすみ「え……?」ポカン

ザッザッザッザッザッ

216: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:02:45 ID:2HZvf17600
ザッザッザッザッザッ

かすみ(みんな行っちゃった。エマ先輩、彼方先輩、りな子…みんな無事にもう一体倒せるのかな?)

かすみ(それにしても…)チラッ

かすみ(三船栞子…歴戦の勇士だったのかな?)

かすみ(あのトリは今までになく強い敵だったのかな?たまたまやられちゃったのかな?う~~~わからない…)

チャッ

かすみ「?」

暴走族A「とりあえずお前…俺らの言う通り歩け」

217: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:03:36 ID:2HZvf17600
暴走族B「銃、渡して俺らの言う事きけ」

女ヤンキー「さっさと銃渡せってんだよ!!オラ!!」

かすみ「………ええっ?」

暴走族A「え?じゃねーだろ」

暴走族B「ざけてんじゃねー」

ゴッ

暴走族A「この銃撃ってみて~~~」

かすみ「あ…………あっあっわっわっ」ササッ

女ヤンキー「なめてっとマジ殺されんぞっ」ガッ

ドスッ!

かすみ「げっふっ」ヨロッ

ドサッ

女ヤンキー「あたしは銃持ってなかったから、これはあたしが使うよ」サッ

かすみ「ハァッ…グァッ…」ピクピク

218: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:04:25 ID:2HZvf17600
かすみ(痛いよおお………何で同じミッションの参加者同士で傷付け合うの……!)

暴走族B「お前のだけ形違うなー」

暴走族A「こっちの方がでっけーからその分強え銃だな…ぜってーそーだ…」

かすみ(………)

ダッ

暴走族A「あっ」

暴走族B「あっ、テメェッ」

女ヤンキー「腹立つな、あいつっ」

かすみ「ハァッハァッ」ダダダダ

ズルッ

かすみ「あっ!」

ドテッ

かすみ「ハァッハァッハァッ」

219: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:05:00 ID:2HZvf17600
かすみ(ん?何かある…)チラッ

かすみ(あれは…Xガン!?エマ先輩か三船栞子が落としたやつかな)

ササッ

かすみ(拾っておこう!なるべくこの人達に見つからないように…)

ゴソゴソ

暴走族A「おら!!歩け!!」スチャッ

かすみ「ううう……」スクッ

暴走族B「ははは泣いてるぜコイツ~」

かすみ(ここは我慢…)

女ヤンキー「素直に言う事聞いた方が身のためだよー?」

ザッザッザッサ

---

220: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:05:46 ID:2HZvf17600
---

~住宅地~

璃奈「近い。この近くのはずだよ」

エマ「どこかに……あのトリの仲間が近くにいるはず」

彼方「どうする~?一度バラけて探す?」

璃奈「確かに時間がない…」キョロキョロ

エマ「この近くに…」キョロキョロ

女子高生「………」キョロキョロ

老婆「………」キョロキョロ

221: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:06:23 ID:2HZvf17600
子供「あっああっ!うわっあっあっ!」アセアセ

(・8・)

エマ「あっあれ!?」

彼方「同じの!?」

璃奈「来るよっ」

老婆「きゃっ」

(#・8・) ビキビキビキ

エマ「向かってくるっ」

女子高生「ちょっと、どうーすればいーの!?」

エマ「子供とおばあさんは後ろにさがって!さっきみたいに手で捕まえよう!」

女子高生「はァ?手って?何言ってるの!?」

エマ「銃はできるだけ使わずに、手でしめ落とそう!」

女子高生「はァ!?」

222: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:07:14 ID:2HZvf17600
璃奈「!?」キョロッ

彼方「え!?」

(#・8・) バサッバサッバサッ

璃奈「反対側から、もう一体!?」

エマ「ふた手に別れてやるしかないよ!」

彼方「ああ!?上に…」

(#・8・) バサッバサッ

璃奈「更にもう一体…?」

(#・8・) スタッ

223: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:07:54 ID:2HZvf17600
(`8´)(`8´)(`8´)

(`8´)(`8´)

彼方「えっ、うそォ!?」

女子高生「いっぱいいるよっ!」

璃奈「全部で…5体も!?」

老婆「きゃああ!」

224: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:08:37 ID:2HZvf17600
(`8´)「キエエェェェェーーーーー」

ダッ

エマ「こーやって捕まえるのっ、見ておいてっ!」ガシッ

ガスッ

彼方「すごい…エマちゃん、また一匹捕まえた…!」

(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

ビリビリ

パリーン! パーン!

璃奈「周りの電灯が割れてる…この超音波攻撃、それ程の威力なんだ…」

エマ「うううっ……」メキメキ

璃奈(このトリの間近にいるエマさんにも相当なダメージがあるはず…)

(°8°)「キエエエェェェ」ジタバタ

225: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:09:25 ID:2HZvf17600
(`8´)「ギエッ」ダンッ
(`8´)「ギエッ」ダンッ
(`8´)「ガァアッ」ダンッ
(`8´)「チュンッ」ダンッ

女子高生「うっわっ」ビクッ

バサッバサッバサッバサッ

璃奈「あっ…一斉にエマさんのところに…!」

ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ

(°8°)「キエエエェェェ」ジタバタ

エマ「!?」メキメキ

(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」
(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」
(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」
(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

ビリビリビリビリ

エマ「ぐっ!」タラッ

璃奈「エマさんっ!!」

女子高生「………」ガタガタ

226: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:10:03 ID:2HZvf17600
スチャッ

彼方「ハァ、ハァ」ググッ

(`8´) グルッ

彼方「!?」

(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

ビリビリ

彼方「ああっ!!」ヨロッ

ドタッ

老婆「こっちよ!早く逃げましょ!」ダッ

子供「おばあちゃんっ!」ダッ

タッタッタッタッタッ

227: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:11:03 ID:2HZvf17600
ビリビリビリビリ

エマ「ううっ…」

(°8°)「キエッ!」ダッ

女子高生「振りほどかれた!?」

スチャッ

璃奈「逃がさないっ!」

ギョーン

キュンッ キュンッ

ビシッ

(°8°)「キエェッ!」グイッ

璃奈「Yガンが当たった…捕まえた…!」

228: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:12:02 ID:2HZvf17600
ガッ ガッ

エマ「うおあああああ!」ダッ

ブンッ

エマ「ハァッ、ハァッ…逃げられたけど…何とか振り切れた…」

ヒュウウウウウウン

エマ「!?」

ドロッ

ドロッ

タラァーッ

エマ(スーツのあちこちから液体が流れ出てる!?こ、これって…!)


~~~

ヒュウゥゥゥゥ

栞子「!」

ドロッ

栞子「!?」

ドロッ

ドロッ

栞子「だっ誰かっ!助けてっ!助けてください!!」

栞子「スーツが!!スーツが壊されてしまいました!!」

~~~


エマ(さっきの三船さんと…同じ…)ゾクッ

229: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:13:16 ID:2HZvf17600
(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」
(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」
(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」
(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

ギョオオオーン

彼方「ハァッ…ハァッ…」

(`8´) ギロッ

彼方「!!」

(°8°) ゴパッ

バキャアッ!!

彼方「ハァッハァッ…」

(`8´) ギロッ
(`8´) ギロッ
(`8´) ギロッ

彼方「エマちゃんは殺させないっ!エマちゃんは殺させないっ!ハァッハァッ…」チャッ

230: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:14:13 ID:2HZvf17600
エマ「彼方ちゃん…!?」

彼方「ハァッハァッ」スッ

彼方(これ位近い距離なら当たる!)スッ

エマ「彼方ちゃんっ!逃げてっ!」

彼方「エマちゃんこそっ逃げてっ!今っ!」

ググッ

(°8°)「キエェェェッ」ジタバタ

彼方「あっ!?」

女子高生「捕まえるのって、こーやればいいのっ!?」メキメキ

231: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:14:52 ID:2HZvf17600
ミシミシミシミシ

(°8°)「グァアアア」

女子高生「うぅっ」メキメキ

メキャッ!

(。8。) ガクッ

(`8´) バサッバサッバサッ
(`8´) バサッバサッバサッ

彼方「ああっ、残った二体が飛んで行った!?」

女子高生「こっちのは…倒せた…?」スッ

232: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:15:30 ID:2HZvf17600
(°8°)「キエェェェッ」ジタバタ

エマ「璃奈ちゃん、一体捕まえたの?」

璃奈「うん。このYガンで」

エマ「この後どうするの?」

璃奈「えっと、三船さんは確か捕まえた後にもう一回トリガーを引いてた」チャッ

カチッ

ギョーン

ジジジジジジ

(°8°)「キエェェェッ」ジジジジ

ジジジジジジ

エマ「どうなってるの?璃奈ちゃん…何したの?」

璃奈「上に…送っ…てる…みたい…」

エマ「送…ってる?上…?」

彼方「三船さんもそれ位しか説明してなかったよね」

ジジジ

チュンッ

233: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:16:10 ID:2HZvf17600
エマ「あっ、あの2人は?あのおばあさんと男の子はっ」ハッ

彼方「そーいえば横目でチラッと…あっちの方にいったかも」スッ

エマ「………むこう……」

璃奈「もしかして、さっき2体飛んで行った先……」

エマ「アレは逃げたんじゃなくて、あの2人を追っていったって事!?」

璃奈「急がなきゃ!」

タッタッタッ

---

234: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:16:43 ID:2HZvf17600
---

スタスタスタスタ

かすみ(ううう…なんでかすみんだけこんな目に…)スタスタ

かすみ(かすみんの背後には怖そうな人達が3人…Xガンを持った人が2人、Xショットガンが1人)スタスタ

かすみ(一方かすみんは、さっき拾ったXガンと…ポケットの中に剣のグリップがある)スタスタ

かすみ(でも3対1だし、とても逃げ出せないよぉ…。3人ともスーツは着てないけど、それはかすみんだって同じだし…)スタスタ

暴走族A「ここがくせぇ」ザッ

暴走族B「あのアパートじゃねーか?宇宙人いんの」

女ヤンキー「あそこか……?」

235: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:17:23 ID:2HZvf17600
かすみ「退治する気なんですか?宇宙人…」

暴走族A「しょーがねーべ。そーしねーと帰れねーんなら」

暴走族B「なんだコラ。テメ―今バカにしなかったか?」

かすみ「いや、べつに……」

女ヤンキー「オラ、あん中入って見てこい」

かすみ「ええ!?」

女ヤンキー「え?じゃねーよ。早く入って見て来いっつってんだ」

かすみ「………………」ムスッ

ガラッ

236: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:18:16 ID:2HZvf17600
~ボロアパート~

かすみ「おじゃましまーす……」

ギシッ ギシッ

かすみ「だ…誰もいませんよねぇ~…」ビクビク

ギシッ ギシッ

「ハノケチュン?」

「ハノケチュン?」

かすみ「!?」ドキッ

ギイ

ギイ

ギイ

(・8・) (・8・) (・8・)

かすみ(あわわ…いた!!3体も…!)

キイッ

かすみ(奥にある部屋の扉も開いた…)

親鳥星人「………」

かすみ(あの大きな後ろ姿は…何!?)ゾクッ

237: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 00:19:07 ID:2HZvf17600
一旦ここまで。

238: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:47:56 ID:2HZvf17600
(・8・) (・8・) (・8・)

かすみ(死……死……死…ぬ…わたし……)ガチガチガチ

親鳥星人「………」

かすみ(あの奥の大きいのは…ラ……ラスボス…?)

(・8・)「ハノケチュン」

(・8・)「ハノケチュン」

(・8・)「ハノケチュン」

かすみ(うう……また……?なに?"はのけちゅん"って。かすみんは、かすみんです!)

(・8・)「ハノケチュン?」

(・8・)「ハノケチュン?」

(・8・)「ハノケチュン?」

かすみ(なんか答えればいーの!?)

かすみ「は…はい…。そう…です…」ビクビク


(・8・)「………………」

239: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:48:44 ID:2HZvf17600
(^8^)「ウッミ冷えてるちゅんか~?」

かすみ「!?」

(^8^)「何度も言おうとしたよ?」

(^8^)「ミナリンスキー?」

(^8^)「チュン チュン チュン」

かすみ(お…落ち着け…落ち着け…。機嫌が良いうちに逃げられるかも…。なんとかすれば)

親鳥星人「………」キョロッ

かすみ「!?」

親鳥星人「………」ジーッ

かすみ(あの大きいトリが…こっちに…気付いた!!?)ドッキンドッキン

かすみ「あ…あ……」ドッキンドッキン

親鳥星人「………」ノソノソ

ギシッ ギシッ

かすみ「ハァ…ハァッハァッ」ブルブル

かすみ(こ…こっちに近づいてくる…!)ブルブル

ギシッ ギシッ

240: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:49:49 ID:2HZvf17600
---

~住宅地~

ピカッ

彼方「あと2体…あのガレージの中にいるみたいだね」

エマ「隠れるのにもちょうど良さそうな場所だけど…あのおばあさん達もいるのかな?」

女子高生「どうするの?」ジッ

彼方「そうだね~…璃奈ちゃんはここにいて。もしトリが外に逃げてきたら、さっきみたいに捕まえてね」

璃奈「わかった」

女子高生「じゃあ私と……あなたで行くの?」ジッ

彼方「そうだよ~よろしくね。銃……使い方分かるよね」

エマ「私はどうしようかな…」

彼方「エマちゃんは璃奈と一緒にいて。璃奈ちゃん、エマちゃんを守ってあげてね」タタタッ

璃奈「うん」コクッ

エマ「私のスーツ、壊れちゃったみたいだからね…」シュン

241: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:50:27 ID:2HZvf17600
彼方「3数えてから同時に、ガレージの中に入るよ」

女子高生「……」コクッ

彼方「3」

女子高生「2」

彼方「1」

タッ

彼方「ハッ」スチャッ

女子高生「ふうっ」スチャッ

(`8´) ギロッ
(`8´) ギロッ

彼方「!?」

(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」
(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

彼方「撃ってっ!」カチッ

ギョーン ギョーン

女子高生「おおおおっ」カチッ

ギョーン ギョーン

242: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:51:46 ID:2HZvf17600
彼方「あ……………」

(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」
(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

女子高生「ちょっちょっと…こいつらっ死なないじゃないっ!?」

(°8°)「キエエェェェェーーーーー」ゴパッ
(°8°)「キエエェェェェーーーーー」ゴパッ

バンッ!

バンッ!


エマ「彼方ちゃんっ!?」ダッ

璃奈「すごい爆発音が聞こえた」タッ

彼方「エマちゃん…璃奈ちゃん…」

エマ「二人とも無事だったの…?あのトリは…?」

女子高生「二体とも倒した。この辺に散らばってる肉片が…そう」ウェッ

エマ「ううっ…」ブルッ

璃奈「見て!あそこ、ガレージの奥……」スッ

一同「!?」

老婆「………」

子供「………」

エマ「あの二人、やっぱりここに隠れてたんだ!」タタッ

璃奈「二人とも…倒れてるみたい」

243: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:52:20 ID:2HZvf17600
老婆「………」

子供「………」

彼方「………どっち…も……?」

エマ「………うん…………」コクッ

スッ

エマ「守れなかった……二人とも……ううっ……」ポロポロ

彼方「エマちゃん………」ポロポロ

璃奈「………………」

244: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:52:50 ID:2HZvf17600
女子高生「えぇ!?まだいるって!?」

彼方「ホラ……この地図に表示が」スッ

エマ「キリがないよ………これじゃ……」

女子高生「時間は?」

彼方「あと15分しかない…」

璃奈「何人………生き残れるんだろう……」

---

245: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:53:35 ID:2HZvf17600
---

~ボロアパート~

親鳥星人「………」ノソノソ

ギシッ

かすみ「死んで………たまるか、死んでたまるか、死んでたまるか、死んでたまるか…」ブツブツ

親鳥星人「グルルルル」ヌッ

かすみ「はァッ、はァッ」ドックン ドックン

親鳥星人「グルルルル」

かすみ「はッ、はァッ、はァッ、はァッ」ドックン ドックン

親鳥星人「グルルルル」

(・8・) (・8・) (・8・)

かすみ「なんで…なんでこんな目に…うううっ……」ドックン ドックン

246: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:54:33 ID:2HZvf17600
かすみ(こうなったら一か八か…さっき拾った銃で…!)スチャッ

ガッ

親鳥星人「グルログルロロ」

(#・8・)(#・8・)(#・8・)「!」

かすみ「はァッはァッ、この大きいトリ、撃つよッ!?はァッ、はァッ」チャッ

(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」
(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」
(`8´)「キエエェェェェーーーーーッ!!!」

かすみ「うっわっわっわァッ」ドックン ドックン

かすみ(もうこうなったら…撃つしかない!)ググッ

ギョーン

247: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:55:53 ID:2HZvf17600
親鳥星人「グオオッ」サッ

かすみ「外されたッ!?はァッ、はァ」

親鳥星人「グオルルルルァ!グァルルルルルルォッ!」ゴオオオオオ

かすみ「わッあッ」ドタタッ

親鳥星人「グオオオオオオオ」

かすみ「はァッ…はァッ…はァッ…はァッ…死ッんッでッたまるかッ!」チャッ

ギョーン ギョーン

かすみ「はァッ、はァッ、はァッ」ブンッ

ギョーン ギョーン

かすみ「はァッ、はァッ」ドックン ドックン

ギョーン ギョーン

(`8´) サッ

かすみ「神ッ様ッ…はァッ、神様ッ、はァッ」ドックン ドックン

ギョーン ギョーン

(`8´) サッ

ギョーン ギョーン

親鳥星人「グロアアア!」

ピシッ

かすみ「神様………神………」

ドンッ!

248: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:57:37 ID:2HZvf17600
ドン!ドン!

かすみ「!」ダッ

ダダダッ

かすみ「はァッ…アパートの壁と天井が崩れたおかげでなんとかあのトリから逃げれた…はァッ、はァッ」ゴロッ

メキメキメキメキ

ドドンッ!

親鳥星人「グルオオオオオオオ!」

(°8°)(°8°)(°8°)「キィィィィーー」グラッ

ベキベキベキベキベキ

グシャアッ!!

249: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:58:22 ID:2HZvf17600
メキメキメキメキッ

かすみ「やっばっ!早く外に逃げなきゃ!」ダッ

ベキベキベキベキッ

かすみ「おあああああ!」ドタドタドタ

バキッバキッ

かすみ「うわあああああ!」ドタドタドタ

バキバキバキバキバキバキ

かすみ「はァッ、はァッ、うッわッ」ダッ

ベキベキベキッ ベキベキッ

ズズズンッ!

かすみ「ハァッハァッ」ダダダ

250: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:58:56 ID:2HZvf17600
~住宅街~

ベキベキベキベキッ

暴走族A「なんだぁ?」

暴走族B「アパートが…崩れる!?」

メキメキメキメキッ

ダッ

かすみ「ハァッハァッ」ダダダダダッ

女ヤンキー「あいつ、出てきやがった…!?」

ズズズズン!!!

かすみ「ハァッハァッ」ザッ

暴走族達「………」ポカーン

かすみ「ハァッハァッ」

キョロッ

かすみ「どぉ~~~だぁ~~!やってやりましたよぉ~!かすみんが!全部まとめてやっつけちゃいましたよぉ~~~!」

251: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/23(木) 23:59:45 ID:2HZvf17600
エマ「かすみちゃんっ」タタッ

かすみ「ハァッ、ハァッ…エマ先輩、彼方先輩、りな子…」キョロッ

エマ「何…どうなってるの………?」

彼方「どーしたの?あのアパート」

かすみ「終わりましたよぉ、全部」

璃奈「終わった?」

かすみ「そう!全部終わったよ!」

バサッ バサッ

暴走族B「コラッテメ―、何しやがったっ」

ビョオオオオ

ガシッ

暴走族B「!?」

252: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/24(金) 00:00:37 ID:vxPnDz3.00
親鳥星人「………」バサッバサッ

暴走族B「うわっあっああっ痛ってえっ!あ"あ"ッ」ジタバタ

バサッ バサッ

エマ「きゃあああッ!」

璃奈「大きいトリ…?」

女ヤンキー「あいつ掴んで飛んで行っちまった…」

彼方「何アレッかすみちゃんッ!?」

かすみ「ボスが……ボスが生きてましたっ!」

バサッ バサッ

暴走族B「ぎゃあああぁぁぁ~~!!」


ヒュッ

ドンッ

コロコロ

かすみ「ひぃッ!?」ビクッ

暴走族A「く…首ッ!?」ゾッ

ドッ

女ヤンキー「う"う"ッ、こっちに胴体も…!」ゾッ

253: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/24(金) 00:02:08 ID:vxPnDz3.00
バサッ バサッ

親鳥星人「………」バサッバサッ

ゴォッ

かすみ「こっちに降りてくる…!?」

ドンッ

親鳥星人「グルルルルルルル」フワッ

エマ「なに……この……トリ……」ゾクッ

親鳥星人「グルルルル」

女子高生「………」ガチガチ

親鳥星人「グルルルル」キョロッ

かすみ「!?」

親鳥星人「グルォォォォ!」

254: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/24(金) 00:02:47 ID:vxPnDz3.00
女子高生「あああッ」スチャッ

親鳥星人「グルォッ!」ダッ

ドッ!

女子高生「ぐゥッ」ブァッ

ザザザーッ

璃奈「体当たり一発であんなに吹き飛ばされるなんて…!」

親鳥星人「………」ギロッ

エマ「狙いはかすみちゃんだよっ!逃げてっかすみちゃんっ!」

かすみ「ハァッ、ハァッ、ハァッ」ダダダダダ

親鳥星人「グルルルル」バサッバサッ

かすみ「あああッ」ダダダダダ

255: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/24(金) 00:04:22 ID:vxPnDz3.00
彼方「かすみちゃんっ!せっ狭いとこに逃げてっ!」タタタ

かすみ「そんなことっ言ったってっ」ダダダダダ

グイッ

かすみ「!?」ガクッ

親鳥星人「グルルルル」バサバサッ

ガシッ

バサッ

かすみ「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"」

バサッ

かすみ「うあ"あ"あ"あ"あ"あ"」ジタバタ

バサッ バサッ

ヒュゥオオオオオオ


璃奈「かすみちゃんがっ捕まっちゃった!?」

彼方「かすみちゃんっ!!」

エマ「かすみちゃーーんッ!!」ガクッ

256: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/24(金) 00:05:21 ID:vxPnDz3.00
~上空~

バサッ バサッ

かすみ「ううッ痛いィイイイッ!」ジワッ

ビュオオオオオ

かすみ(右手は動かせる…こうなったら…反撃するしか…!)グッ

スチャッ

かすみ「ぉあああああ!」グッ

ギョーン ギョーン ギョーン

親鳥星人「グルルルル」ササッ

かすみ(あ…当たらない…!?)

257: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/24(金) 00:05:57 ID:vxPnDz3.00
ギギギギギ

かすみ「いあ"あ"あ"あ"あ"あ"!」ミシミシ

かすみ(そうだ…剣の攻撃だったら当たるかも…)

スッ

かすみ「ハァッハァッ」ゴソゴソ

かすみ(あった!)スチャッ

ビュッ

かすみ「たぁぁぁぁっ!」ブンッ

ザンッ!

258: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/24(金) 00:07:34 ID:vxPnDz3.00
ブシャァッ

親鳥星人「ギィエ"エ"エ"エ"エ"」

ヒュウゥゥゥ

かすみ「うァアア落ちィィィ」ヒュウゥゥゥゥ

スッ

かすみ(掴んでた脚が外れた…これなら!)ヒュウゥゥゥゥ

スチャッ

親鳥星人「ギィエ"エ"エ"エ"エ"」フラフラ

ヒュウゥゥゥゥ

かすみ「うああああああ」チャッ

ギョーン ギョーン


ドドンッ!!

260: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/24(金) 00:08:46 ID:vxPnDz3.00
ヒュウゥゥゥゥ

璃奈「かすみちゃんっ!」ダッ

ガシッ

かすみ「ハァ…ハァ…り、りな子…!?」

スタッ

璃奈「かすみちゃん…大丈夫?」

かすみ「り…りな子ぉ~~~!!怖かったよぉ~~~!」ガバッ

璃奈「かすみちゃん…よかった」ギュッ

かすみ「りな子、ありがとう~!本当にありがとぉ~~~!」ポロポロ

ドンッ!!

璃奈「これって…あの大きいトリ…?」

かすみ「こ…怖かったけど…ちゃんとかすみんがトドメ刺したんだからね!」エッヘン

彼方「かすみちゃん、璃奈ちゃん!」ダッ

エマ「大丈夫ッ!?」ダッ

かすみ「だ…大丈夫ですよぉ~」グッ

261: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/24(金) 00:09:20 ID:vxPnDz3.00
女子高生「終わった!?……の…?」

璃奈「時間は?あと何分?」

彼方「あと…1分と35秒」

暴走族A「おっわァッあッ」ジジジ

女ヤンキー「あんた、頭から先消えて行ってるよ…」

暴走族A「んだよッまたこの部屋かよッ」ジジジ

エマ「これで帰れるんだね…!」

かすみ「ううう…あのトリに掴まれた時の傷が…かなり痛い……」

---
--

263: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/24(金) 22:41:31 ID:vxPnDz3.00

--
---

~黒い玉の部屋~

ジジジジジジジ

暴走族A「おい。帰れるのか?これから」

女ヤンキー「この部屋には戻ってきたけど…」

璃奈「かすみちゃん、傷治ってる」

かすみ「本当に元の状態で帰れるんだ…すごい!」

女子高生「………」ジッ

彼方「あっ、あなたも無事だったんだ。よかったぁ~」

エマ「これで………全員…。7人か…随分減っちゃったね………」

一同「………………」


ちーーーーん

265: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/26(日) 22:22:13 ID:arViHKus00
それぢわ ちいてんを
はじぬる


璃奈「あ……ガンツの……採点……」

女子高生「ガンツ!?」


エマ

5てん

TOTAL5てん
あと95てんでおわり


彼方「ええ?あんな数相手に闘ってたのに」

エマ「でも実際倒せたのは最初の1体だけだよ」

璃奈「あと95点で終わりって書いてある」

かすみ「自由になれるってこと?やっぱり」

女子高生「何の意味があるの?採点ッて………」

エマ「あの三船さんの言った事やここに書いてあることが本当なら、この点数が100点貯まると自由になれるみたい」

暴走族A「ハァ?100点だと?」

女ヤンキー「バカにすんなコラ……」

女子高生「何?一体……ゲームなの…?これって……」

彼方「それは彼方ちゃん達にも分からないよ~。確かに胡散臭いしバカバカしいとも思うけど…本当にそうなってるならしょうがないよ…」

266: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/26(日) 22:23:11 ID:arViHKus00
りなちゃん

5てん

TOTAL5てん
あと95てんでおわり


かすみ「りな子も5点!?」

璃奈「1体捕まえたからね」

彼方「じゃああのトリは1体につき5点ってこと…?」

璃奈「つまり数倒せば、それだけ早く…自由になれる……?」

エマ「あとまだ……何回も参加して、生き残らなきゃいけないんだね……」

267: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/26(日) 22:24:31 ID:arViHKus00
彼方ちゃん

10てん

  に見つめられすぎ

TOTAL10てん
あと90てんでおわり


かすみ「10点!?彼方先輩は2体倒せたんですか!?」

彼方「  に見つめられすぎ……  ッて誰?」

女子高生「!?………」

暴走族A「まさか、お前…!?」ジロッ

女ヤンキー「なっ…あたし、そんなんじゃねーし!」

彼方「そんなに誰かに見られてたのかなぁ~?」

268: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/26(日) 22:25:02 ID:arViHKus00
女子高生「誰か、死んだ人の中にいたんじゃn


  

10てん

彼方ちゃんを見つめすぎ

TOTAL10てん
あと90てんでおわり


女子高生「ぁ………」

一同「………!」キョトン

  「ちっがうって!ふっざっけないでっ!」アセアセ

女ヤンキー「キモイッつーの!!近づくなてめぇッ」

  「だッ誰がッあなたなんかッ」

彼方「彼方ちゃん、身の危険感じちゃうよ~」ゾッ

かすみ「彼方先輩………  だからってそんなにまで怯えなくても」クスックスッ

  「  じゃッ…  じゃないッ!」アセアセ

269: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/26(日) 22:25:40 ID:arViHKus00
チンソうダン その1

0てん

目つき悪すぎ
パシり使いすぎ


暴走族A「俺かコラ!!チンソウダンって!!んだこれ、チクショウッ!」


女ヤンキー

0てん

くち悪すぎ
パシり使いすぎ


女ヤンキー「あたしか?んだよ、ふざけんなよ」

270: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/26(日) 22:26:23 ID:arViHKus00
璃奈「あと……かすみちゃんだけだよ」

彼方「こっち来なよ~」

かすみ「………………」チラッ

  「あなたッしつこいよッ」



パシり

23てん

TOTAL23てん
あと77てんでおわり


暴走族A「んだよこれ…なんでコイツだけ…」

彼方「すっご~い、かすみちゃん」

かすみ「パシりじゃなくて、かすみんです~!!」プンプン

エマ「すごいよ、23点」

璃奈「なんで…?」

271: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/26(日) 22:27:02 ID:arViHKus00
フッ

  「あれ?もう終わり?」

エマ「うん。もうドアに触れるようになって、外に出られるようになってると思う」

暴走族A「帰れんのか!?」ダッ

女ヤンキー「特に何も変わった感じはしないけど…」

かすみ「あの…エマ先輩、彼方先輩、りな子…」

エマ「ん?」

彼方「どーしたの?」

かすみ「ちょっと提案したい事が――」

272: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a29f-47dc) 2023/11/26(日) 22:28:04 ID:arViHKus00
暴走族A「おッ、まじで開くじゃねーか」グイッ

ガチャッ

女ヤンキー「うぉッ、このまま家に帰れんだなッ」ダッ


~外~

エマ「何日後かわからないけど……」

璃奈「またあの部屋で会うことになると思う」

彼方「ヨロシクね~、これから」

  「………」コクッ

女ヤンキー「結局何かよく分かんねーままだったけど…」

暴走族A「とりあえず帰ろーぜ」

スタスタ

274: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/27(月) 23:47:19 ID:zN804oFs00
エマ「それで…どうするの?かすみちゃん」

かすみ「ええ~っとぉ~…」

璃奈「さっき言ってた……練習の話?」

かすみ「うん、ユニットの練習と一緒に、このミッションの練習もならなきゃいけないと思って…」

璃奈「あの人達は誘わなくてよかったの?」

エマ「あの人達にはあの人達の事情があるんじゃないかな?」

彼方「すぐに帰っちゃったしね~」

275: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/27(月) 23:48:30 ID:zN804oFs00
エマ「私達三人とも、スーツの上から服着たよ」

璃奈「でも武器は持って帰ってない」

彼方「今回はみんな部屋着だし、鞄も持ってないからねぇ」

かすみ「かすみんは…剣のグリップだけは持ってますよぉ」スッ

彼方「おぉ、いつの間にか拾ってたんだ」

かすみ「かすみんの家に、前に持って帰ったスーツと銃が一つあるから、これでスーツや武器の練習ができます」

エマ「問題は…どこで練習するかだよねぇ」

かすみ「三船栞子なら、いい場所知ってたかもしれませんね」

276: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/27(月) 23:51:33 ID:zN804oFs00
かすみ「そうだ!」

彼方・エマ・璃奈「?」

かすみ「りな子が住んでるマンションの屋上とかちょうどいいじゃないですか!?」

璃奈「確かに。大きいし入口のセキュリティもあるし、ちょうどいいかも」

彼方「みんな行った事あるから場所も分かるしねぇ」

エマ「でも、屋上に入れるのかな?」

璃奈「一応、下見はしてみる」

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277: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 4433-ab2e) 2023/11/27(月) 23:52:50 ID:zN804oFs00

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-翌日・昼休み-

~虹ヶ咲学園~

かすみ「りな子、どうだった?昨日」

璃奈「家族に随分心配かけちゃった」

彼方「彼方ちゃんも、遥ちゃんに心配かけちゃったよぉ~」

エマ「私も…いなくなってる間に果林ちゃんがお見舞いに来てくれてたみたいで、随分心配かけちゃった…」

かすみ「誤魔化すのも一苦労でしたよぉ…」

璃奈「うちのマンションの屋上は、行けそうだった。放課後に一回行ってみよう」

かすみ「ありがとう、りな子」

エマ「ところで、三船さんについては?」

璃奈「家の事情でしばらく休むっていう事になってたみたい」

エマ「家の事情…か」

彼方「もしかして、ミッションから帰らなかった時の事を想定して手を打ってたのかな?」

かすみ「それとも、三船家が何か知ってるとか!?」

一同「うーーん…」

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281: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/11/29(水) 23:55:38 ID:mLHjofQo00

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-放課後-

~璃奈のマンション・屋上~

彼方「おお~広いねぇ~~」

エマ「これならスーツを着ての特訓もできそうだね」

璃奈「武器も、床に当てさえしなければ使えそう」

かすみ「もっちろん、ユニットの練習も!」

エマ「ユニット…かぁ」

彼方「どうしたの?エマちゃん」

エマ「そういえば、ユニットの名前まだ付けてなかったなぁと思って…」

璃奈「確かに…」

282: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/11/30(木) 00:17:01 ID:t.9Gz4LM00
かすみ「ユニット名は、ズバリ『かすみんズ』で決まりです!」

彼方「『GANTZ』でどうかなぁ。あのガンツの部屋に集められた縁って事で」

かすみ「大丈夫でしょうか?それって頭の爆弾を爆発させられちゃいませんかぁ?」

彼方「ううっ、言われてみれば確かに…」ブルッ

璃奈「『4人』っていう事を表す感じがいい。このメンバーから減っちゃったら嫌だけど、増えるのも良くないから…」

彼方「それもいいねぇ」

璃奈「あの部屋から解放される時が来たとしても、4人一緒がいい」

エマ「私は『宝石』みたいな名前にしたいなぁ。あの部屋で色んな人が人が死んじゃうのを目にしたけど、人間の命はそんなに軽いものじゃない、貴重で尊いものなんだって…」

かすみ「『宝石』…ですかぁ。宝石にも色々ありますけど、かすみんにもピッタリだと思います!」

283: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/11/30(木) 00:25:22 ID:t.9Gz4LM00
エマ「う~ん、意見が揃わないね~」

かすみ「私達、やっぱりバラバラですねぇ…」

璃奈「バラバラじゃ駄目」

彼方「そうだねぇ…みんな意見をまとめてみるのはどうかな?」

エマ「『GANTZ』『4人』『宝石』…かぁ…」

かすみ(かすみんのだけ忘れられてるような…!)ガーン


QU4RTH


璃奈「おぉー」

彼方「みんなが考えてたアイデアがいい感じに混ざってる名前だねー」

かすみ「ま、まぁ…『かすみんズ』には及ばないですけど…素晴らしい名前だと思います」

璃奈「『QU4RTZ』…」

エマ「私達は…『QU4RTZ』!」

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284: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/01(金) 00:11:17 ID:HI0Zm5Aw00

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-数日後・放課後-

~スクールアイドル同好会・部室~

かすみ「今日の練習は以上です!」

せつ菜「………」ソワソワ

侑「?」

かすみ「お疲れ様でした!」

全員「お疲れ様でしたー!」


せつ菜「……」シュババッ

侑「?」

ゴソゴソ

せつ菜「……」スマホスッスッ


せつ菜「!」ペカーッ

285: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/01(金) 00:12:52 ID:HI0Zm5Aw00
侑「どうしたの?せつ菜ちゃん」

せつ菜「あっ、侑さん!?」

侑「さっきから何か落ち着かない様子に見えたけど…」

せつ菜「気付いてましたか…。実は、楽しみにしていたWeb小説が更新されてたんです!」

侑「Web小説?」

せつ菜「はい。小説の投稿サイトにある作品で、不定期に更新されるんですが、これまでの周期的にそろそろ更新されるんじゃないかと予想してたら…見事に的中でした!」

侑「へぇー」

せつ菜「荒唐無稽なSF小説なんですが、密かに人気を集めてるんですよ」

侑「面白そうだね!どんな作品なの?」

せつ菜「はい、『黒い玉の部屋』という作品で――」

かすみ・璃奈・エマ・彼方「え………!!?」ビクッ

286: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/01(金) 00:13:46 ID:HI0Zm5Aw00
かすみ(え…えっ……!?)オロオロ

彼方(黒い玉の……部屋!?)アセアセ

エマ(何…?偶然…だよね?)フルフル

璃奈(かすみちゃんも、彼方さんも、エマさんも…凄く動揺してる…。当然、ガンツを連想するよね)キョロキョロ


侑「なになに…『この作品の内容は自分の体験した事実のみを記すものであり、一切のフィクション・虚言・妄想は含まれていない』って…」

愛「なんかゾクゾクする導入だねー」

せつ菜「日記というか、私小説風に書かれた作品なんですが、読者の間では実際におこってることなんじゃないかって言ってる人もいますよ」

しずく「それ程、設定の完成度が高いって事ですか?」

せつ菜「ええ。更に、実際に起こった事件と関連付けてる人までいる程です」

287: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/01(金) 00:14:43 ID:HI0Zm5Aw00
歩夢「事件?」

せつ菜「ええ。例えば…この作品の舞台になってる県内で起こったこの事件…」スッスッ

果林「建物が壊れてる…?」

せつ菜「はい。読者がこれらの事件現場に行って、作中であった破壊描写の証拠として写真を投稿したりもしてます」スッ

愛「『これは、タイガー星人の攻撃の爪痕に違いない!』…タイガー星人だって、おかしな名前ー!」アハハ

しずく「こっちは…『これぞXガンの破壊力!』って…Xガンって何でしょうか?」

せつ菜「この作品中に登場する武器の名前ですね!」


かすみ(星人……Xガン……!)

彼方(これって……)

エマ(この作品は…)

璃奈(間違いない……)

かすみ・彼方・エマ・璃奈(ガンツのミッションを題材にした作品だ…!!)

288: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/01(金) 00:16:29 ID:HI0Zm5Aw00
せつ菜「更に、他の県で起こってる器物破損や行方不明事件なんかも、この作品と結び付けてる人もいます」

侑「行方不明事件?」

せつ菜「はい。この作品では、一度死んだはずの人間が、タイトルの由来にもなっている謎の黒い球体のある部屋に転送されるという設定なんですが、行方不明になった人が、実はその部屋に転送されたんじゃないかっていう話です」

かすみ(死んだはずの人間が転送される…黒い玉のある部屋…)ビクッ

彼方(間違いなくあのガンツの部屋の事だよね…)ドキドキ

愛「いくらなんでもこじつけじゃない?」アハハ

果林「ひょっとしたら…作者や読者の自作自演って可能性もあるんじゃないかしら?」

せつ菜「確かに、そういう見方をする人もいますが、それにしては破壊の規模が大きすぎます。イタズラの範囲を超えています!」

しずく「でも最近、そういった事件をちょくちょく耳にしますね」

侑「規模だけじゃなくて、数も多いんだ…」

289: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/01(金) 00:17:36 ID:HI0Zm5Aw00
せつ菜「例えば、東京だと最近起こったこれらの事件……」スッスッ

エマ(あ……!)ハッ

璃奈(これ、ブロッコリー星人と戦った場所と、トッリ星人と戦った場所だ…!間違いない!)

歩夢「建物が壊された事件だよね?ニュースで見た事あるよ」

侑「ひどい…家の壁やアパートがめちゃくちゃにされてる…」

愛「この壁なんかは、爆発したような痕にも見えるねー」

せつ菜「更に、少し前にこの学校の近くで事故に巻き込まれたっていう4人の学生が行方不明になったのは、作中で出て来る部屋に転送されたからなんじゃないかって言ってる人もいます」

かすみ・璃奈・エマ・彼方(ドキッ!!)

290: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/01(金) 00:19:27 ID:HI0Zm5Aw00
しずく「せつ菜さんはどう思います?」

せつ菜「ロマンのある話だとは思いますが…実際の事件をネタにするというのはいい気分がしませんね。もし、作品のネタ作りの為の犯行だったら許せません!」

侑「見てみると…どの事件も、まだ未解決みたいだしね」スッスッ

せつ菜「もし今後似たような事件が起こったら…それがまたこの作品の更新のネタになるのかもしれませんね」ゴソゴソ

愛「うーん、世の中不思議な事がよく起こってるんだねぇ」スクッ

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~帰り道~

かすみ「あ~~~~~~!!どうリアクションすればいいか分からくてずっとジッとしてたから、かすみん疲れちゃったぁ~~~」

彼方「彼方ちゃんも~。心の中でずっとみんなの言ってる事に突っ込んでたよぉ~…」

エマ「ガンツを題材にした小説が投稿されてるなんてね…」

かすみ「せつ菜先輩も他の人達も、まさか実際に起こってる事で、しかもかすみん達が実際に体験してる事だなんて思いもしてないでしょうね」

彼方「もし言っちゃったら、爆弾が作動する……って栞子ちゃんが言ってたからねぇ」

璃奈「あれ?でもなんでその小説を書いてる人は無事なんだろう?しかも堂々と『フィクションじゃない』ってまで書いてあったのに」

彼方「もしかして、百聞は一見にしかず……って事?」

かすみ「まぁ普通は読者から見れば、単にそういう体で書かれたSF小説位にしか写りませんよねぇ」

291: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/04(月) 20:58:11 ID:aJHaj8M200
エマ「今日は、ユニットの練習はどうする?」

かすみ「う~ん…何だか練習したい気分じゃないです。『黒い玉の部屋』の事で頭がいっぱいで…」

彼方「今日は『黒い玉の部屋』の読書会にしよっか~?」

かすみ「そうですね。みんな帰って各自で読みましょう」

璃奈「ひょっとしたら何かこれから生き残るための情報があるかもしれない」

彼方「実戦の練習もいいけど、情報を集めるのも大事だよね」

かすみ「実戦練習のメニューの参考にもなるかもしれませんね。ミッション以外でスーツや武器を使って大丈夫かどうかも気になりますし」

エマ「そうだね。今日はこれで解散しよっか」

292: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/04(月) 20:58:45 ID:aJHaj8M200
かすみ(せつ菜先輩が読んでいたWeb小説『黒い玉の部屋』…それは間違いなくガンツのミッションを題材にした作品だった)

彼方(ガンツのミッションを、作者の体験談として書き綴った作品だった。彼方ちゃん達がいた部屋以外にも、同じような部屋に、同じようなミッションがあったんだ…)

璃奈(武器やミッションのルールなんかの情報はあったけど…それ以上の、生き残る為に役立ちそうな情報はほとんどなかった)

エマ(敵の星人についても、私達が戦ったのとはまるで違う星人ばかり…。「星人は多種多様で、それぞれが特徴的な攻撃手段や能力を持ってる」という事が分かっただけだった)

璃奈(この作品の作者は、他の人を見殺しにして自分だけが助かるように行動する、そんなタイプの人だった)

かすみ(作風からして、作者は怖い感じの人だというのはよく分かった。だから、作者の人について調べようとか連絡しようという気は起らなかった)

彼方(この作品、何も知らない人が読めば、猟奇的な魅力に引き込まれるんだろうけど…)

エマ(作中で書かれてる地獄のようなミッションを本当に体験してる身からすると、気分が悪い……)


かすみ(とりあえず私達は、練習で集まる時以外は、これまで通りの普通の生活を送る事にした)

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293: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/04(月) 21:00:58 ID:aJHaj8M200

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~夏川写真館前~

エマ(そういえば果林ちゃん、今日はモデルの撮影があるって言ってたっけ)

エマ(近場にも、こんな撮影場所があるんだ…へぇ~、衣装も色々あるなぁ…)ジーッ

「ただいま……あ、うちに何かご用ですか?」

エマ「あっ、このお店の方ですか」

「あたしは夏川マイ。この夏川写真館のあとつぎです」

エマ「初めまして、エマ・ヴェルデです。スクールアイドルをやってて、衣装や撮影の参考になるかと思って……」

マイ「スクールアイドル!?あたしもスクールアイドルやってるんですよ!」

エマ「ええっ、そうなんですか!?」

マイ「それなら是非、うちの中を見て行って下さい!」

エマ「ええ、いいんですか!?」

マイ「ささっ、入って入って!」グイグイ

エマ「お…おじゃましまーす」

294: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/04(月) 21:01:44 ID:aJHaj8M200
~間~

マイ「ありがとうございましたー」


エマ「あはは、結構長い事話し込んじゃった……」スタスタ

エマ(夏川マイさん、かぁ…)

エマ「これからももっと、スクールアイドルの話で盛り上がれそう」

エマ「お互いの活動の事とか歌の事とか、もっと色んな話がしたい」

エマ「だから、あの部屋には行きたくない…」


エマ(果林ちゃん、撮影頑張ってるかなぁ)

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295: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/04(月) 21:02:15 ID:aJHaj8M200

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~撮影所~

「お疲れ様でしたー」


「お疲れ様。次の撮影場所への移動まで、少しだけ時間あるよ」

果林「分かりました」

ザッザッザッザッ

果林「あら、入れ違いで他の団体の人が?」

「この場所で次の撮影に来た人達だね。確か、芸能事務所の――」

  「……」スタスタ

果林「どうも」ペコリ

  「あ、どうも…お疲れ様です」ドキッ

果林「ここ、なかなか良い撮影場所ですよ」

  「そうですか…。私、まだ高校生で、こういう撮影はまだ慣れてなくて…緊張します」ドキドキ

果林「あら、私も高校生よ」

  「そうだったんですか!?仕事先で同年代の人と会う事ってあまり無いから嬉しい!」

果林「そういえば私も、撮影の時は同年代の子とはあまり会わないわね」

296: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/04(月) 21:03:32 ID:aJHaj8M200
「移動の準備ができたよー」

果林「はーい!今行きまーす!」

果林「どう?私と会話してるうちに緊張も少し解れたかしら?」

  「ええ。ありがとうございます!」

果林「それは良かったわ」

  「あの…あなたは?」

果林「私は朝香果林。スクールアイドルとしても活動してるから、もし良かったら応援よろしくね」

スタスタ

  「朝香……果林………」ジッ


果林「ううっ…今、何か悪寒を感じたような?」ゾッ

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297: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/04(月) 21:04:28 ID:aJHaj8M200

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~ジョイポリス~

色葉・今日子・浅希「楽しかったーーー!」


浅希「このゲーム、本当に上手いね、璃奈」

今日子「圧倒的だったよ~…」

璃奈「えへへ…」テレテレ

色葉「愛先輩ともよく一緒に来てるんでしょ?」

璃奈「うん」

浅希「また一緒に遊ぼうね!」

今日子「今度は負けないよ」

璃奈「うん!」


璃奈(でも私は、ゲームじゃない…本当の戦場で戦ってる…)

璃奈(せっかく、みんなと繋がる事ができたのに…もうあの部屋には行きたくない)


璃奈(そういえば、あの…栞子ちゃん)

璃奈(もしあの子が生きていたら、あの子とも繋がる事ができたのかな……)

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298: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/04(月) 21:05:00 ID:aJHaj8M200

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~虹ヶ咲学園・スクールアイドル同好会部室~

かすみ「どうですか~?かすみんが圧倒的に人気に決まってますよねぇ~」

侑「やっぱりイベントのメインで出演した璃奈ちゃんと果林さんの動画の再生数が多いね」

かすみ「ぐぬぬぬ…じゃあ、かすみんはー!?」ムキー

侑「かすみちゃんのは…こんな感じ」スッ

かすみ「そんなぁ~!圧倒的差じゃないですか!!」ガーン

かすみ「でも!この窮地から追い越すのがかすみん!負けませんよぉ~!」

侑「あはは…」

かすみ「これからのかすみんの大活躍を見ていてくださいよ~、侑先輩!」ゴゴゴゴ


かすみ(分かってます…イベントとかに参加して点数を稼がないと、なかなか再生数は伸びないって…)グスン

かすみ(……点数!?)ハッ

299: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/04(月) 21:05:40 ID:aJHaj8M200
かすみ(点数と言えば、あのガンツのミッションの点数……)

かすみ(前はスーツを着てなかったのに、りな子よりも…彼方先輩やエマ先輩よりも点数が高かった…!)

かすみ(じゃあ、スーツを着てればもっと活躍できて、更に高得点間違いなし…!?)

かすみ(つまりかすみんが本当に活躍できる場所は…あの部屋!?)


かすみ(いやいや、そんな訳ない!)フルフル

かすみ(あんなに恐ろしい世界が、かすみんにとってのワンダーランドだなんて…!)

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300: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/04(月) 21:06:30 ID:aJHaj8M200

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~近江家~

遥「たまに………」

彼方「ん?」

遥「たまにお姉ちゃん…なんか…いなくなっちゃうよね………」

彼方「そっ…そうかなぁ?」ギクッ

遥「私も…本気で家事も頑張るから…おいて行かないでね」

彼方「なッ…何があっても遥ちゃんの事、おいていかないに決まってるよ~」

遥「お姉ちゃん……」


彼方(もうあの部屋には………行きたくない……)

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--

304: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/05(火) 23:17:21 ID:juPYV/rs00

--
---

~虹ヶ咲学園~

彼方「すやぁ~………」スヤスヤ

ゾクゾクッ

彼方「ハッ!」パチッ

彼方「まさか………」ドキッドキッ


ゾクゾクッ

かすみ「………………!?」


ゾクゾクッ

璃奈「今の…………」


ゾクゾクッ

エマ「この寒気………」

305: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/05(火) 23:18:33 ID:juPYV/rs00
かすみ(来た来た来た、来たァ!)

かすみ(…って、何気持ちが高ぶってるんだろう!?駄目だよ、こんなの!)フルフル

かすみ(とりあえず……)


-放課後-

~スクールアイドル同好会部室~

コンコン

かすみ「失礼しま~す」ガチャッ

侑「あっ、かすみちゃん」

かすみ「あの…今日はユニットの練習をしようと思います」

侑「うん。」

かすみ「この前休んじゃった分の遅れを取り戻します!」

侑「頑張ってね」

かすみ「ありがとうございます。それじゃあ、失礼します」ガチャッ

バタンッ

306: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/05(火) 23:19:36 ID:juPYV/rs00
~廊下~

かすみ「あっ」

璃奈・彼方・エマ「かすみちゃん」

かすみ「侑先輩には伝えました。今日は休む事。ユニットの練習って言ってありますけど」

エマ「ありがとう」

璃奈「これからどうするの?ミッションの練習する?」

彼方「ううん、今はそんな気分にはなれないよ…」

かすみ「本当はスクールアイドルの練習も思いっきりしたいですけど、今日に限っては、気が引けます」

エマ「生きるか死ぬかの戦いが待ってるからね…」ボソッ

307: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/05(火) 23:20:14 ID:juPYV/rs00
彼方「前みたいに転送されるまでは、のんびり過ごしたいなぁ」

エマ「私もそうしたい。でもみんな、スーツや武器の準備は忘れないでね」

かすみ「もちろんですよぉ。今回は、大活躍しますから!」

彼方「おお~頼もしいねぇ、かすみちゃん」

璃奈「みんなで力を合わせて生き残ろう」

かすみ・エマ・彼方「うんっ!」

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308: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/05(火) 23:21:12 ID:juPYV/rs00

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-夜-

~かすみの部屋~

グイグイッ

かすみ「今度は忘れませんよぉ~、このスーツ。ふんッ」パチンッ

かすみ「Xガンにガンツソード…武器も忘れないようにしなきゃ」スチャッ

かすみ「何星人だろうとッ倒しますからねぇ~」


~近江家~

彼方「今日は遥ちゃん…練習で帰るの遅くなるんだっけ…」

彼方「お母さんも夜勤で、バイトも休んだから家には彼方ちゃん一人だけ……」

彼方「せめて最後に会いたかった……」

彼方「違う、最後じゃない!絶対…………絶対、帰って来るから…ね…」

---

309: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/05(火) 23:21:47 ID:juPYV/rs00
---

キュイイイ

かすみ「よーーーッし、来るッ来るッ」

ピキンッ

かすみ「動け………ない…。金縛り………だ………」


ジジジジジジジ


---
--









--
---

~黒い玉の部屋~

ジジジジジジジ

かすみ「はぁ…またこの部屋に来ちゃった…」ジジジジ

310: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-6880) 2023/12/05(火) 23:23:55 ID:juPYV/rs00
ジジジジジジジ

エマ「やっぱり寒気と金縛りが転送の合図なんだね」

璃奈「だいたい前と同じくらいの時間に転送された」

彼方「学校終わってから一旦別れて、この部屋でまた会うのってなんか不思議な感じだね~」

かすみ「今回はバッチリ準備してきましたよぉ!」

ジジジジジジジ

  「あ」

彼方「おっ」

かすみ「レ………」

かすみ「…………」フイッ

  「………今、  って言おうとしたでしょ」

かすみ「ちがっ……かすみんそんなつもりじゃ……」ギクゥッ


ジジジジジジジ

暴走族「なんだぁ?またこの部屋かよ」キョロキョロ

女ヤンキー「さっきの金縛り、一体何だったの…」

エマ「あの人達も来たね」

311: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-11c4) 2023/12/06(水) 23:54:07 ID:ofPKN0KU00
彼方(今回新しく来た人は……)チラッ

めがね「何だろう?怪しいな、あの玉…」

璃奈(眼鏡をかけた男の人)

リーマン「何なんだここは?俺は死んだのか?」

彼方(サラリーマン風の男の人)

坊主「いや、ここは極楽浄土に往生する前の、ためしの場所……とでも言おうか」

エマ(日本の…お坊さんかな?)

オタク「うおお!!ここは黒い玉の部屋か!?間違いねぇ!」

かすみ(あの人は……もしかして、せつ菜先輩が読んでた小説の読者かな?)

「……」

「……」

エマ(そして、若い男の人が二人……)

312: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-11c4) 2023/12/08(金) 22:29:40 ID:vvTJbb3E00
かすみ(あれ……?)チラッ

坊主「ナムアミダブツ……」

「なんだよ、あれ…」ボソッ

「耳障りだな…」ボソッ

かすみ「う~ん……」

エマ「どうしたの?かすみちゃん」

かすみ「新しく来た中に何人か、見覚えのある人がいるような…」

彼方「あのお坊さんは、テレビで見た事あるよ~」

かすみ「言われてみれば、確かに…」

エマ「テレビに出てる人も転送されちゃったんだね」

313: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-11c4) 2023/12/08(金) 22:32:31 ID:vvTJbb3E00
ギュッ

かすみ「?」

璃奈「あの、部屋の端の方に座ってた男の人二人……」ブルブル

エマ「どうしたの?璃奈ちゃん」

かすみ「確かに、あの二人にも見覚えがあるような…。りな子心当たりあるの?」

璃奈「あの人達…連続通り魔事件の犯人として指名手配されてる人達だよ」

かすみ「え"!?」
彼方・エマ「!?」

かすみ「じゃ、じゃあ……あの人達に見覚えあるのって…」ワナワナ

璃奈「うん…多分…事件のニュースか指名手配写真で見たからだと思う」

かすみ「そ…そんな…」ブルブル

彼方「そんな怖い人達がいるなんて…」ゾッ

かすみ「ど、どうしましょう!?武器やスーツを悪用されちゃうかもしれませんよ!?」

璃奈「あの人達、確か…ホームレスとか女の人とか、自分より弱い立場の人達を狙う人物像だってニュースで言ってた」

彼方「女の人って……」ゾッ

かすみ「それじゃあますます危険だよ!スーツの力を見せつけるために、かすみん達を攻撃して来たりするかも」ゾッ

エマ「でも、ミッションに生き残る為にはスーツを着てもらわないと…!」

璃奈「スーツを着てる今ならあの人達にも勝てるだろうけど、もしあの人達もスーツを着たとしたら…同じ条件だったら私達は勝てるのかな?」

かすみ「ううっ、それは…」

エマ「さすがに星人を前にしたら、そっちに立ち向かってくれるだろうとは思うけど…」

彼方「どちらにせよ、警戒しておく必要がありそうだねぇ」

314: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-11c4) 2023/12/08(金) 22:33:06 ID:vvTJbb3E00
エマ「とにかく、これから起こる事を伝えなきゃ。栞子ちゃんがやってたみたいに」

かすみ「まずはかすみんに任せてください!」


かすみ「みなさん、ちゅうも~く!」

一同「?」

かすみ「ナンバーワンスクールアイドルの、かすみんですよぉ~!」

  (スクールアイドル……!?)ピクッ

めがね「スクールアイドル?よく知らないんだよなぁ」ボソッ

かすみ(うぅ~…イマイチ反応が悪い…)

315: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-11c4) 2023/12/08(金) 22:33:39 ID:vvTJbb3E00
かすみ「え…えぇ~っとぉ~……」オロオロ

エマ「まず、私達の知ってる事を話します」スッ

璃奈「ここにいる全員……あるハンティングをするために集められた。今は全員生きてるけど協力してやってかないと生き残れない」

オタク「なっ、バカかっやめろっ」ガバッ

彼方(反応したのは、せつ菜ちゃんが読んでた作品の読者の人…!あの作品の作者の影響を受けてそうだけど)

エマ「もうすぐ、その玉が歌い出すはずだよ」

璃奈「もう少しで流れるはず。ラジオ体操の曲」

通り魔A「ちっウゼーなこいつら」ボソッ

通り魔B「ムコ―行ってろ」ボソッ

坊主「馬鹿馬鹿しい…地獄に堕ちるがよい」

かすみ(ひぃっ!あの通り魔の人達も怒ってる!?)ビクッ

316: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-11c4) 2023/12/08(金) 22:34:09 ID:vvTJbb3E00
あ~た~らし~い あ~さがきた
き~ぼ~うの 

エマ「私達は…次がどうなるかわかってる」

そ~れ いっち にぃいさんっ

坊主「…!」


てめえ達の命は、
無くなりました。

新しい命を
どう使おうと
私の勝手です。

という理屈なわけだす。


めがね「なんだ……?玉に文字が浮かび上がったぞ」

リーマン「てめえ達の命は無くなりました」

通り魔A「新しい命…新しい命?」

通り魔B「どう使おうって…使われるのか?」

めがね「私?私って?」

317: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-11c4) 2023/12/08(金) 22:34:48 ID:vvTJbb3E00
てめえ達は今から
この方をヤッつけに行って下ちい



|c||^.- ^||
いばりんぼう星人

特徴
 つよい
 おおきい
好きなもの
 プリン いばりんぼう
口ぐせ
 ブッブー


⌒°(・ω・)°⌒
あまえんぼう星人

特徴
 つよい
 おおきい
好きなもの
 ポテトフライ あまえんぼう
口ぐせ
 ピギィ

324: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 21:58:31 ID:tMiM3hBc00
めがね「いばりんぼう星人?」

通り魔A「なんだこれ?」

通り魔B「意味わかんねー」

リーマン「何がいいたいんだ」

めがね「全部……きみ達の言った通りになる。何なんだきみ達は……」

エマ「こっち側にいる人間は、前からここに来たことあるんだ」

彼方「ここの法則に関して、少し知ってる程度だけどね」

璃奈「その玉、そろそろ開くから気をつけて。もうすぐ……」スッ

ガシャッ

325: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 21:59:21 ID:tMiM3hBc00
オタク「うおお!!開いた!」ダッ

ガシャッ

めがね「これは…銃?へ~~よっくできてるなァ……」コツコツ

オタク「うおおおおお!!XガンにXショットガンにYガン!本物だ、間違いねぇ!」カチャカチャ

かすみ「はしゃいでますね、あの人…」アハハ

エマ「うん…」

彼方「そういえば、あの人が言ってる武器の名前…小説に書かれてたのもそうだったけど、栞子ちゃんが言ってた名前と一緒だよね」

エマ「確かに」

彼方「前までは栞子ちゃんが名付けたんだと思ってたけど、逆に小説が先で、栞子ちゃんがそこから取って来てたのかも」

かすみ「う~ん、どうなんでしょうね」

エマ「こっちのケースにスーツが入ってるから着てください。一人ずつちゃんとあるから」

オタク「へっへっへっ…生き残るのは俺だけだ」サッ

暴走族「今回はこのスーツ着てやるぜ」コトッ

女ヤンキー「こんなスーツに、本当に凄い力があるのかねぇ」コトッ

坊主「なっ…皆、惑わされるな!!ここはためしの場所ぞ!」オロオロ

326: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:00:15 ID:tMiM3hBc00
エマ「今回新しく来た中で、着てるのは一人だけ…」

オタク「へっへっへっへっ……」カチャカチャ

かすみ「あの…通り魔の人達は興味なさそーにしてますよね」

通り魔A「……」

通り魔B「……」

坊主「ナムアミダブツ…」

リーマン「ナムアミダブツ…」

彼方「お坊さんとあの男の人は一緒にお経唱えちゃってるよ~」

エマ「あの人達にどーにかして、スーツ着てもらわないと………」

  「いーんじゃないの、別に………」

かすみ「かすみん達だけでなんとかなるんじゃないですか?」

エマ「いや………一人でも死なせたくない………。一人でも協力してもらった方が……全員が生き残る確率が上がる……」

かすみ(すでに協力してくれそうにない人もいますけどね…)

327: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:00:57 ID:tMiM3hBc00
めがね「聞いていいかな、色々と……」

璃奈「うん」

めがね「あの玉の中にいる男……あれ……何?」

璃奈「分からない………」

めがね「わかんないの?じゃあさ……誰なの?この会の主催……」

璃奈「会……?分からない」

めがね「なんだ、何も知らないのか」

璃奈「ごめんなさい………」シュン

めがね「あの玉に出てたように、これからその服着て武器持って、なんとか星人を倒しに行くわけ?」

璃奈「はい。そうです………」

めがね「なんとか星人って…アレ、何…?宇宙人?」

璃奈「……たぶん………」

めがね「このスーツ着ないと死ぬとか言ってたよね」

璃奈「死ぬっ……ていうより……生きのびる確率が減る」

めがね「………んじゃ着るよ」

璃奈「あ、ありがとうございます」

かすみ(ただりな子が一方的に質問されてただけだったような…)

328: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:01:53 ID:tMiM3hBc00
ジジジジジジ

  「あっ」ジジジジ

エマ「転送が始まったっ」

  「どこ……ここ」ジジジジ

坊主「見ろ……地獄に堕ちたぞ……アイツらは……」

通り魔A「……」

通り魔B「……」

エマ「早く!!全員このスーツを着て!!死ぬよっ!!」

通り魔A「着るかよ……ダッセェ」

通り魔B「そんなもの無くたって俺は強ぇよ」

彼方「もうしょーがないよ……彼方ちゃん達だけでなんとかするしか」

エマ「………」

ズイッ

かすみ「え?エマ先輩」

329: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:02:38 ID:tMiM3hBc00
エマ「……」ザッ

通り魔A「!?んだコラ…」

エマ「……」スッ

グイッ ググッ

通り魔A「ガッゲァッ」グググ

通り魔B「やッめッろォッ」グググ

彼方「ちょっと…エマちゃん…!?」

璃奈「スーツの力があるとはいえ、片手で大人の人の身体を持ち上げてる…」

通り魔A「おッろッせッ」ジタバタ

通り魔B「オラッ」スッ

スチャッ

かすみ「ひぃ!あの人達、ナ…ナイフを取り出しましたよぉ!?」

坊主「あれは人殺すモノぞ!」

通り魔A「らァッ」ザッ

通り魔B「おらッ!!」ザッ

かすみ「ひっ……!」

彼方「エマちゃん!」

330: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:03:19 ID:tMiM3hBc00
カランッ カランッ

エマ「本性現したね…」ググググ

通り魔A「ナイフでも…ビクともしねぇ…」

通り魔B「鉄かッ」

ドサッ ドサッ

エマ「この服の力だよ………」

通り魔A「ば…ばかな……」

通り魔B「ゲホッゲホッ」

エマ「この服はあなた達を守ってくれる。今すぐ着なくていいから、手に持ってて」サッ

エマ「それから…もし他の人達を襲おうとしたら、こんなものじゃ済まないよ」キッ

通り魔A・B「……!」ビクッ

かすみ(エマ先輩、怖い…!)ガクブル

---
--

331: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:04:00 ID:tMiM3hBc00

--
---

~外~

  「どこ、ここ……。お寺?」

ジジジジジジ

めがね「あれ?ここは…」

ジジジジジジ

エマ「みんなここから離れないでねーーっ」

ジジジジジジ

坊主「この寺…見覚えがある」

坊主「なんだよ………生きてんじゃねーかよ、俺……」

リーマン「この辺の最寄り駅どこすかね?」スタスタ

璃奈「帰っちゃだめ!ここに居て」

彼方「敵は…どこにいるんだろう」キョロキョロ

かすみ「コントローラーを見てみましょうか」

332: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:04:58 ID:tMiM3hBc00
ピンポロ パンポン

リーマン「?」スタスタ

ピンポロ パンポン

リーマン「なんだよこの音」

ピンポロ パンポン

通り魔A「帰ろ帰ろ」スタスタ

ピンポロ パンポン

坊主「何なんだ一体……」

エマ「!?」

璃奈「あっ、あの人達…」スッ

エマ「まっ…待って!帰らないで!」

ピンポロ パンポン

通り魔B「ハァ?ダッセェ着メロ……」

エマ「戻って来て!」

ピンポロ パンポン

リーマン「こっちに行けば駅があるのかな」スタスタ

バンッ!!

333: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:05:40 ID:tMiM3hBc00
一同「!?」

ドサッ

ピンポロ パンポン

通り魔A「なんだッあいつッどーしたッ」

ピンポロ パンポン

通り魔B「頭吹き飛んだぞ!?」

ピンポロ パンポン

坊主「死ッ死ィッ!?」

ピンポロ パンポン

璃奈「あのサラリーマンの人、エリアの外に出ちゃったんだ……」

334: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:08:02 ID:tMiM3hBc00
エマ「この音は、頭の中の爆弾から出てるアラームだよ!」

ピンポロ パンポン

エマ「それ以上進んだら、あの人と同じに頭がふき飛ぶよ!!」

ピンポロ パンポン

一同「……」ピタッ

璃奈「あんな近くにエリアの境界があったなんて…」

彼方「…という事は、今回のミッションは…このお寺の敷地内で戦えって事?」チラッ

エマ「地図を見る限り、結構広そうだね」スッ

かすみ「でもこの門、開きませんよぉ」グッグッ

  「どーする?力づくで開ける?」

彼方「敵の反応もこの中にあるみたいだから、どうにかして入らなきゃね」

暴走族「んだよ、それだったらとっととこの壁ぶっ壊して入ればいいじゃねーか」スチャッ

ギョーン ギョーン

ドンッ!!

335: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:09:30 ID:tMiM3hBc00
暴走族「ほら見ろ、これで中に入れるぜ」

エマ「ちょっ…ちょっと…!」

通り魔A「今の音なんだオイ」

通り魔B「ウォッ」

女ヤンキー「寺ぶっ壊しちまうなんて罰当たりだなぁ。ひでーー」

暴走族「ああ?中に入るにゃあこれしかねーだろ」

坊主「おまえらムチャクチャすんな!!」

エマ「みんな、よく聞いて!!」

エマ「今から私達は全員の生存をかけて正体不明の生き物と戦争するの!」

かすみ「ゲームとかじゃなくてマジですよ!!」

エマ「スーツは体を超人のようにしてくれる!!」

璃奈「銃の引き金は2ついっぺんに引かないと撃てない」

彼方「1時間以内に全部倒さなきゃいけない」

エマ「これはゲームじゃない、戦争だと思って!!

かすみ「今まで何人も死んじゃったんですよ」

336: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:10:07 ID:tMiM3hBc00
~寺の敷地内~


|c||^.- ^|| ⌒°(・ω・)°⌒


かすみ「ひぃっ!?」ビクッ

彼方「あ…あれって……」

めがね「この石像?だよね……あの玉のモニターに出てたの」スッ

璃奈「あまりこの場所に似合ってないような…」

  「コレ、動くのかな?」

彼方「大きすぎる……こんなの今まで遭ったことないよ」

めがね「違うかなぁ~~~」

  「レーダーだと寺の敷地内なんでしょ?」

彼方「うん」

めがね「何か確かめる方法……ないの?」

璃奈「Xガンかな」

めがね「そのXガンで、何ができるの?」

璃奈「Xガンのモニターで見れば、レントゲンみたいに透ける」

かすみ「そうだ!!生物なら骨とか映るはずだよ」

338: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:14:18 ID:tMiM3hBc00
⌒°(・ω・)°⌒

スチャッ

かすみ「!?」

かすみ「そんな………」

彼方「どーしたの?」

かすみ「………どーすんの………こんなの…」ゾッ

エマ「え?」

かすみ「生きてる………生物です……間違いありません……この像で………」ワナワナ

通り魔A「なんだ、宇宙人ってマジ?」

通り魔B「これ動くのか?」

女ヤンキー「どーすんだ?」

暴走族「動いてねーからやれんじゃねーの?今…」

璃奈「捕獲用の銃で…私が撃ってみる」スチャッ

キュイイイ

339: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:14:51 ID:tMiM3hBc00
ベキッベキッ!

|c||`.- ´||「ブッブ―!」ズイッ

ドンッ!

一同「わァッ!」

バキッ!バリッバリッバリッ

エマ「像が動いた!?」

かすみ「やっぱりあれが…星人…」ドキドキ

通り魔A「ンだよ、アレッおアッ」ダダダッ

|c||`.- ´||「ブッブ―!」ズイッ

ドンッ!

340: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:15:29 ID:tMiM3hBc00
一同「!?」

⌒°(`ω´)°⌒「ピギィ!」ズイッ

バキッ!ベキベキ

めがね「うオアッ」ドテッ

彼方「こっちも!?」

エマ「逃げて逃げてッ!」

「うあああッ」

ダッダッダッダッダッ

|c||`.- ´|| ズンズンズン

⌒°(`ω´)°⌒ ズンズンズン

341: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:17:00 ID:tMiM3hBc00
|c||`.- ´||「ブッブ―!」ブンッ

ゴォッ!

「ア"ア"ッ」
「オワアア」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"アァ」

ガンッ

めがね「ぐッ」

ドッ

オタク「ぅぐッ」

ドッ

坊主「あッ」

ガッ

エマ「何、今の!?」

彼方「風が!?」

璃奈「うう…」

通り魔A「いってェえェェ」ゴロッ

|c||`.- ´||「ブッブ―!」ズンズンズン

⌒°(`ω´)°⌒ ズンズンズン

かすみ(さっきの風は、あの星人の腕の一振りで起こったんだ…!)

342: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:17:33 ID:tMiM3hBc00
坊主「ハァッハァッハァッ」ムクッ

エマ「スーツ着てない人は後ろへッ」

璃奈「銃で迎え撃つ…!」スチャッ

坊主「ハァッハァッ」コソコソ

通り魔B「逃げろォッ」ダッ

|c||`.- ´|| ズンッ

坊主(あいつらに気を取られてる隙に、俺だけでも逃げなければ…!)コソコソ

  「あんなの勝てるの!?」

エマ「スーツ組だけで戦うしかないよ!」

343: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:19:39 ID:tMiM3hBc00
|c||`.- ´||「ブッブ―!」グッ

ズンッ!

エマ「あぁっ!」ダッ

彼方「足踏みされるだけでも厄介だよ…」ザッ

璃奈「なんとか…なんとか撃たなきゃ…」スチャッ

|c||`.- ´||「ブッブ―!」ブンッ

ブオッ

璃奈「うぁっ!」ブォッ

めがね「おわァッ」ブォッ

ダンッ

坊主「はァはァはァはァ」コソコソ

|c||`.- ´||「ブッブ―!」

彼方「うぅっ」ダッ

坊主(いいぞ…これで俺は助かる…俺だけが助かる…!)コソコソ


⌒°(・ω・)°⌒「あ"ッ」キョロ

坊主「!!!!!!」ギクゥッ

344: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:20:39 ID:tMiM3hBc00
坊主(目が合った…!み…見つかった…!?)ゾッ

⌒°(・ω・)°⌒ ズンズンズン

坊主「ナム…シンキ……ーライ」ブルブルブルブル

⌒°(・ω・)°⌒「ヨッシャ ヨッシャ ワッショイ」ズンッ

ガシッ

坊主「うあ"あ"あ"あ"あ"!」ジタバタ

彼方「あっちの星人に……お坊さんが捕まってる!」

エマ「あっ!あの人……!」

璃奈「スーツを着てない…!」

坊主「誰かァアア」ジタバタ

345: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/09(土) 22:21:24 ID:tMiM3hBc00
⌒°(・ω・)°⌒「ヨッシャ ヨッシャ ワッショイ」グググ

坊主「助けッ助けろッ!!」ベキベキ

⌒°(・ω・)°⌒「ハァ~ヨイヨイヨイヨイ」スッ

坊主「うわああああ――」

ガリッ!

璃奈「ひっ……!」サッ

⌒°(・ω・)°⌒ ガリッ ゴリッ ブチッ

エマ「た……」ゾッ

彼方「食べちゃった……」ゾッ

347: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:38:52 ID:YERy35Hg00
ググッ

一同「!?」

|c||`.- ´||「ブッブ―!」ブオッ

ドン!!

通り魔A「あ"あ"ッ」ゴロゴロ

通り魔B「うあ"ァ」ゴロゴロ

暴走族「だッだァッ」ゴロゴロ

璃奈「あ…ああ……」ガクガク

エマ「パンチも…凄い威力…」

|c||`.- ´||「ブッブ―!」ブンッ

ドゴーンッ!

女ヤンキー「あ"あ"あ"ッ」ダッ

  「こんなッこんなのッ勝てるわけ」タタタ

めがね「あぐァッ」ブルブル

|c||`.- ´||「ブッブ―!」ブンッ

ドゴッ!

オタク「い"ッひッいッ」ブルブル

348: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:39:27 ID:YERy35Hg00
|c||`.- ´||「ブッブ―!」

彼方(こんなのに……勝てるの!?)ガクガク

~~~

遥「私も…本気で家事も頑張るから…おいて行かないでね」

~~~

彼方(………遥ちゃん)


ダッ

一同「!?」

かすみ「あアアアアアア!!」スチャッ

ダッダッダッダッダッ

璃奈「かすみちゃん!?」

349: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:40:05 ID:YERy35Hg00
ダッダッダッダッダッ

|c||`.- ´||「ブッブ―!」ググッ

ゴォッ

かすみ「ふゥッ」サッ

ザザザザザザ

彼方「すごい!」

エマ「あの星人の足元を潜り抜けた!」

⌒°(`ω´)°⌒ ズンッ

かすみ「!」ダッ

璃奈「あっちの星人も来た!」

エマ「かすみ…ちゃん…」スッ

彼方「エマちゃん…?」

エマ「かすみちゃん一人じゃ危ない!私も…戦わなきゃ…!」ダッ

ダッダッダッダッダッ

|c||`.- ´|| ズイッ

エマ「!?」

350: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:41:35 ID:YERy35Hg00
⌒°(`ω´)°⌒ グオッ

ダッダッダッダッダッ

かすみ(戦う!!倒す!!かすみんは誰にも負けない!!)

ダッダッダッダッダッ

かすみ(私の活躍する舞台は、ここだ!!)キッ

ダッダッダッダッダッ

かすみ「ああああアア!」

⌒°(`ω´)°⌒「ピギッ」ブンッ

ゴオッ

かすみ(また…拳を振っただけで凄い風が……!)ブォッ

ドンッ

かすみ「まだまだ!」ムクッ

ダッダッダッダッダッ

かすみ「おおおおっ!」ガガガッ

⌒°(`ω´)°⌒「ピギッ」ブンッ

ゴオッ

かすみ「しつこいよッ!」

351: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:42:31 ID:YERy35Hg00
スチャッ

かすみ(この剣を地面に突き刺して、風に耐える!)シュッ

ザンッ!

ゴオオオオッ

かすみ「うううっ……」グググ

ゴオオオ……

かすみ(よし、耐えれた!)スクッ

ダッ

かすみ「あああアア!!」

352: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:43:10 ID:YERy35Hg00
ダッダッダッダッダッ

かすみ(また足元を潜り抜けて…)サッ

⌒°(`ω´)°⌒「ピギッ」ブンッ

ザザザザザ

かすみ(今だ!すれ違いざまに足を狙う!)スチャッ

ギョーン ギョーン

ズンッ!

かすみ(ど…どうだ!?)ガッ

⌒°(`ω´)°⌒ ググッ

ドドンッ!

353: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:43:49 ID:YERy35Hg00
ドンッ!

かすみ(やったっ!)

ビシャッ

⌒°(`ω´)°⌒「ピギィッ!」ズズッ

かすみ(片足を失って体勢が崩れた!)

ダッ

かすみ(もう片方の足も撃つ!)スチャッ

ギョーン

ドドンッ!

⌒°(°ω°)°⌒「ピギィィィィィィッ!!」グラッ

ドンッ

かすみ(今度は両膝をついた!)

354: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:44:48 ID:YERy35Hg00
かすみ(動きは止まったからあとは体を狙えば……)スチャッ

⌒°(`ω´)°⌒「ピギッ」ブオッ

ガッ

かすみ「あっ!?」グイッ

⌒°(`ω´)°⌒「ピギッ」グググッ

かすみ(ううっ、捕まっちゃった!)メキメキ

カランッ

かすみ(しまった!Xガンが……!)メキメキ

⌒°(`ω´)°⌒「ピギッ」グググッ

かすみ「ううう…!」メキメキ

かすみ(このままじゃ握り潰されちゃうか、食べられちゃう…!)

355: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:45:52 ID:YERy35Hg00
キューン

かすみ「!?」

ヒュッ ヒュッ ヒュッ

⌒°(°ω°)°⌒「!?」ボロッ

かすみ「あっ!?」ヒュゥゥゥー

ドサッ

かすみ「ううっ……」ムクッ

かすみ(さっき…何かが星人の身体に絡まっていくのが見えた…)

ドンッ

⌒°(°ω°)°⌒「ピギィィィィィィ」ジタバタ

かすみ(あれは…Yガンのアンカー!?)

キョロッ

璃奈「………」チャッ

かすみ(りな子……!?)チラッ

璃奈「はぁっはぁっ…かすみちゃん…大丈夫…?」ググッ

ジジジジジジ

⌒°(°ω°)°⌒「ピギィィィィィィ」ジジジジジ

ジジジジジジ

チュンッ

璃奈「上に…送れた…」ホッ

かすみ「りな子……」ヨロッ

356: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:46:33 ID:YERy35Hg00
|c||`.- ´||「ブッブ―!」ググッ

エマ「!?」

ゴォッ

エマ「はぁっ!」ガッ

ガガガガガ

通り魔A「あの攻撃を受け止めやがった…!」

通り魔B「あいつ…あんなに強かったのか……」ゾッ

ガガガガガッ

エマ「ハァ、ハァ」ギギ

|c||`.- ´||「ブッブ―!」ググッ

エマ「!」ギギ

  「いけない、もう片方の手を振り上げた…!」


ギョーン

  「!?」

357: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:48:18 ID:YERy35Hg00
エマ(なんとか受け止めれたけど、どうやって反撃すれば……)ギギギッ

ドンッ!

エマ「!?」

エマ(何…?あの星人の頭がいきなり爆発した!?)

:.Д °|| グラッ

ズンッ!

エマ「うわっ」ダッ

ダンッ

エマ「ハァッ、ハァッ……た…倒れた…?」

キョロッ

彼方「ハァッ、ハァッ……」チャッ

エマ「彼方ちゃん……?」ヨロッ

バチャッ バチャッ

彼方「Xガンは全然当たらなかったけど…このXショットガンは当たった…。こっちの方が長距離からの命中精度が高いみたいだねぇ」

通り魔A「すっげ…コイツら…」ポカーン

358: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:49:01 ID:YERy35Hg00
彼方「エマちゃん…大丈夫だった?」

エマ「ハァ、ハァ…ありがとう、彼方ちゃん…」ヨロッ

彼方「えへへ…彼方ちゃん、頑張ったよ~」

  「すごい…すごかったよ……!」ドキドキ


璃奈「かすみちゃん、大丈夫だった?」

かすみ「りな子…」ヨロッ

かすみ「余計な事しないでよ!あれ位、一人で振りほどけたよ!」

璃奈「かすみちゃん…?」ビクッ

エマ「…!?」

かすみ「もしかして、かすみんを囮にして最後に自分だけおいしい所持って行こうとしてた?」

璃奈「え………」

彼方「ちょ…ちょっと、かすみちゃん!」ダッ

かすみ「一生懸命戦ったのはかすみんなのに、自分だけ点数持って行こうなんてズルいよ、りな子!」

璃奈「点数……?」

エマ「かすみちゃん!」サッ

359: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ fa25-746a) 2023/12/10(日) 20:50:20 ID:YERy35Hg00
彼方「璃奈ちゃんは、かすみちゃんを心配して助けてくれたんだよ。彼方ちゃんだって、エマちゃんを助ける為に撃った」

エマ「かすみちゃんは点数が欲しかったの?どれだけ活躍できても、点数以前に生き残れなきゃ意味がないよ」

かすみ「そ…それは……」

彼方「みんなで競い合うのはスクールアイドルの話。ここでは競い合う必要なんてない、みんな仲間だよ」

  (スクールアイドル…!)ピクッ

オタク「仲間……?バカか、あの玉がそんな事言ってたかよ」ボソッ

璃奈「今日放課後に解散する時に言ったよね?『みんなで力を合わせて生き残ろう』って…」

かすみ「りな子……彼方先輩、エマ先輩…ごめんなさい…私、間違えてました…」シュン

エマ「かすみちゃん…」

かすみ「前は私だけスーツを着てなくて、それでも生き残れたから…だから…スーツを着てればもっと活躍できるんじゃないかって思って、つい…調子に乗っちゃいました」

彼方「分かって貰えて良かったよ~」

璃奈「私はただ…かすみちゃんを助けたかった」

かすみ「うん……。りな子………ありがと」グスッ

361: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/11(月) 22:49:40 ID:hx.NXSLU00
  「あの…」

彼方「何~?」

  「その…前はごめんね。何か…怖がらせちゃって」

彼方「確かにびっくりしたけど、別に怖がってはいないよ~」アハハ

  「そう…。ところで、あの子…あなたの後輩?」スッ

彼方「そうだよ~、かすみちゃん。あっちは璃奈ちゃん」

  「あの子、スクールアイドルって言ってたけど…」

彼方「かすみちゃんだけじゃなくて、彼方ちゃんもエマちゃんも璃奈ちゃんも…みんなスクールアイドルだよ」

  「そうだったんだ」

362: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/11(月) 22:53:32 ID:hx.NXSLU00
  「私、芸能事務所に所属してて、どちらかというとプロのアイドルの方が近い業界だからスクールアイドルには特に興味無かったんだけど」

  「この前、仕事先でスクールアイドルの人と出会って、それで興味持ったんだ…」

彼方「つまり、その子に惚れちゃったって事~?」

  「っ………!///」カアァッ

彼方「な~んだ、彼方ちゃん、フラれちゃったのかぁ」

  「なっ……!?で…でも……あなたの事も…」アセアセ

彼方「?」

  「私…あなたの事、もっと知りたい…!」

彼方「それじゃあ…部屋に戻ったらヒミツの練習場所を教えてあげよう」

  「ヒミツの…練習…?」

彼方「うん。前の時は思いついたばかりで言いそびれちゃったんだけど、彼方ちゃん達、このミッションの練習をしてたんだ。それに招待するよ~」

  「本当!?ありがとう!」

彼方「よろしくね~」

363: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/11(月) 22:54:33 ID:hx.NXSLU00
彼方「そのスクールアイドルの子に、また会いたい?」

  「うん」

彼方「それじゃあ…絶対に生きて帰らなきゃだね」

  「……」コクッ

彼方「彼方ちゃんにもいるよ~。絶対に生きて帰って会いたい人が」

  「え……」

彼方「それは…可愛い妹の遥ちゃん!遥ちゃんの」

  「そう…」ホッ

彼方「なに~?今ホッとした~?」

  「なっ……!?べ…別に…///」アセアセ


オタク「うおォオオオオ」

ギョーンッ ギョーンッ ギョーンッ

女ヤンキー「あいつ…あのデカい奴の死体撃ってやがる」

ドバァッ!

オタク「ぅオオオ!はァッ!これがXガンとXショットガンの威力か…こりゃあすげぇ!」

暴走族「うぜーんだよ、止まれ、バカ!」

ドロ~~

めがね「これは何なんだ……何だ、この生物は……」ゾッ

364: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/11(月) 22:57:23 ID:hx.NXSLU00
>>363に間違いがあったので再投稿


彼方「その…スクールアイドルの子にまた会いたい?」

  「うん」

彼方「それじゃあ…絶対に生きて帰らなきゃだね」

  「……」コクッ

彼方「彼方ちゃんにもいるよ~。絶対に生きて帰って、会いたい人が」

  「え……」

彼方「それは…可愛い妹の遥ちゃん!遥ちゃんの為なら彼方ちゃん、どんな目に遭っても絶対に生き残らなきゃって思うよ」

  「そう…」ホッ

彼方「なに~?今ホッとした~?」

  「なっ……!?べ…別に…///」アセアセ

365: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/11(月) 22:58:14 ID:hx.NXSLU00
オタク「うおォオオオオ」

ギョーンッ ギョーンッ ギョーンッ

女ヤンキー「あいつ…あのデカい奴の死体撃ってやがる」

ドバァッ!

オタク「ぅオオオ!はァッ!これがXガンとXショットガンの威力か…こりゃあすげぇ!」

暴走族「うぜーんだよ、止まれ、バカ!」

ドロ~~

めがね「これは何なんだ……何なんだろう、この生物は……」ゾッ

366: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/11(月) 22:59:12 ID:hx.NXSLU00
かすみ「転送…はじまりませんね」

エマ「まだ敵が残ってるのかも」

かすみ「えぇ!?でも、あんな大きいのがいたらすぐ分かりますよぉ」

璃奈「そうだ、コントローラーで確かめてみよう」ゴソゴソ

めがね「コントローラーって、これ?」スッ

璃奈「うん」

エマ「確かに、まだいくつか反応がありそうだね」

めがね「僕はこの機械の使い方を調べるよ」サッ

璃奈「あっ…はい」

エマ「そういえば、私達もこのコントローラーの使い方ってあまり知らなかったかも」

かすみ「三船栞子が使ってるところとか、小説の中の話としてなら見た事あるんですけどねぇ」

367: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/11(月) 22:59:43 ID:hx.NXSLU00
通り魔A「お?」

通り魔B「あ?」

通り魔A「何だアレ?」サッ

通り魔B「?」チラッ

通り魔A「アレって……仏像?」

仏像「ぬしらはしてんのだもぬてぜんにするふさわかろう」ズズンッ

通り魔A「仏像が…喋った!?」

仏像「ひじゃむぬるくろまにまにみずらにほにぬのだろう」ザッザッ

通り魔B「近づいて来たぞ、どーする?」

通り魔A「小せーしなんとかなるかも」

通り魔B「小せーって、2メートル越えててるぜコイツ。さっきの奴らよりは小せーけど」

通り魔A「あいつら呼んだ方がよくねェか?」

通り魔B「いや、こいつ俺がやってやっから」ジャキッ

通り魔A「あ…さっき部屋で使ったやつ以外にもナイフ持ってたのか」

仏像「しかるはまかるひむらは!!」ブンッ

通り魔B「おッわァ」ビッ

368: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/11(月) 23:00:26 ID:hx.NXSLU00
オタク「なんだアイツッ!?」

女ヤンキー「仏像とケンカしてる…?」

暴走族「おい…あっちにも……」スッ

一同「!?」

璃奈「仏像が…いっぱいいる…!?」

エマ「あれが、全部星人…?」


仏像達「」ゾロゾロ


彼方「戦わなきゃ…!」ダッ

  「うん!」ダッ

かすみ「彼方先輩ッその人…」ビクッ

彼方「帰ったら、次から一緒にミッションの練習に参加するんだよね~」チラッ

  「……」コクッ

エマ「じゃあみんなで生きて帰らないとね」

  「スクールアイドルについても聞きたいしね、色々」

かすみ「今回はあのでっかいボスを先に倒しちゃったからあとは楽勝ですよぉ」

370: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:48:37 ID:eqwWzvIg00
暴走族「おらぁ!」

ギョーン ギョーン

ドドンッ!

暴走族「チッ!」

女ヤンキー「何処狙ってんだよ!?」

暴走族「うるせぇ!」ガランッ

ダッ

暴走族「りゃあッ!」

ドゴッ

仏像「」ヨロッ

暴走族「やっぱり銃より直接殴る方が俺の性に合ってるぜ!」ブンッ

ドゴッ! バキッ!

371: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:49:07 ID:eqwWzvIg00
暴走族「ははは、どうだぁ!」

仏像達「」ゾロゾロ

暴走族(うぉっ…囲まれた!?)

バンッ! バンッ!

暴走族「おぉっ!?」

女ヤンキー「はは、だらしないねぇ」スチャッ

暴走族「へへ…やるじゃねーか」

女ヤンキー「どんどん片付けて行くよっ!」

372: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:49:38 ID:eqwWzvIg00
通り魔A「うらぁ!」ザシュッ

仏像「」ヨロッ

通り魔B「はあぁ!」グサッ

仏像「」グラッ

ドサッ

通り魔A「ははは、勝てる、殺せるぜ!」

通り魔B「警察の目も気にせずコイツを思いっきり振り回せるなんて最高だぜ!」ブンブン

通り魔A「ああ、全くだ」ブンブン

373: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:50:17 ID:eqwWzvIg00
ギョーン

バンッ!

オタク「俺は強い!いつでもお前を殺せるぞ」

仏像「なしけでそかれわびそらせ」ズリズリ

オタク「何言ってんだ?もしかして命乞いか?」スチャッ

ギョーン

オタク「はッはッはッはッはッ」

バンッ!

仏像「ものぐるおしかれそれすに」ズズッ

オタク「頭は最後にしといてやろうかなー」スチャッ

仏像「しかのもべくもな」ズズッ

オタク「ははは、逃げれるもんなら逃げてみろ」

374: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:50:56 ID:eqwWzvIg00
ダッダッダッダッ

暴走族「もっと他に敵はいねーのかな」タタタ

女ヤンキー「建物の中にもいるんじゃね?」タタタ

暴走族「調べてみるか。とりあえず…あのでっけー建物の中に行くぜ」タタタ

通り魔A「あっ、あいつら」

通り魔B「建物の中か…中にも何かいるかもな」

ダッダッダッダッ

375: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:51:42 ID:eqwWzvIg00
~宝物殿~

ザッ

通り魔A「おいおいー、仏像いっぱいあるじゃねーかよ」

通り魔B「全部で…5体か?動かねーぞ」

女ヤンキー「またこいつら動くのか?」

暴走族「銃で見れるんじゃね?まぁ何だろうがサッサと攻撃するけどな」ザッ

女ヤンキー「あんた、勝てんの?」

暴走族「最初のデカイのに比べたら楽勝だろ」


阿修羅像「いつれぬさらせによしらせよ」


通り魔A「は?」

通り魔B「今、何か気持ち悪ィ声が……」


四天王像「にかれさみぢきすげよ」

四天王像「しにもすさむせぬ」

四天王像「はぬしぬする」

四天王像「こらはいぬふどしるずず」

376: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:52:33 ID:eqwWzvIg00
通り魔A「何かまたわかんねーこと言い出したぞ」

通り魔B「やっぱこいつらも全部動くのか」

女ヤンキー「どーする?どーすんだよ」

暴走族「動き出す前にぶっ倒すしかねぇだろ」

通り魔A「よっしゃ、それなら俺が」スッ

四天王像「うむゆるくるすはくぶくるぬ」

通り魔A「野郎……」スチャッ

四天王像「うむゆくるすむすむぬくるすゆるう」

暴走族「あいつ、あんなナイフ持ってたのか…」

通り魔B「外の仏像も殺せたし大丈夫だろ」

377: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:53:17 ID:eqwWzvIg00
通り魔A「おらぁっ!」シャッ

ガシッ

通り魔A(受け止められた…だと!?)

四天王像「うむゆうむゆふひゅひゅひゅ」グッ

パキイイィン

通り魔A「ぐあぁぁぁっ!!」グラッ

カランッ

通り魔B「おい、腕折られてんじゃねーか!」

四天王像「やっ」スッ

通り魔A「!!」

ゴキンッ!

ドサッ

通り魔A「………」グタッ

女ヤンキー「蹴り一発で首を折りやがった!?」

暴走族「こいつら、外の仏像よりやべー感じするぞ」

378: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:54:00 ID:eqwWzvIg00
通り魔B「くそっ、他のやつを狙ってやる」ジャキンッ

ダッ

四天王像「うするっうるうするっうるくふゅふぬふ」

通り魔B「こいつならどうだっ!」シャッ

ガシッ

通り魔B「うっ!?くそっ!」グッ

四天王像「いむくるすつゆるむつつうる」スッ

ドガッ!

通り魔A「ぐぁっ………!」グラッ

ドサッ

通り魔B「………」グタッ

暴走族「またかよ…!」

女ヤンキー「スーツ着てなきゃ即死みたいだね…」

379: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:54:38 ID:eqwWzvIg00
四天王像「」

ドンッ
ドンッ
ドンッ
ドンッ

ドガァッ!

暴走族「なっ!?」キョロキョロ

女ヤンキー「あの仏像ども、外に逃げていきやがった!?」

暴走族「スーツ着てる俺らにビビったのかぁ?」


タンッ

暴走族「お……」

阿修羅像「」

女ヤンキー「1匹だけ残ってたか…」

暴走族「あいつ、さっきまで真ん中にいたな……こいつがボスかよ」

380: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:55:30 ID:eqwWzvIg00
~外~

仏像「」ヒュンッ

かすみ「何体か…動きの速いやつがいる!」ダッ

  「あいつは私が追うよ!」ダッダッダッ

彼方「おっけー!」

ダッダッダッ


璃奈「はぁ…はぁ…キリがない」

かすみ「そういえば、いつの間にか他の人達の姿が見えないような…」キョロキョロ

彼方「はぐれちゃったのかな?」

エマ「星人の反応があるところにいるのかな…。手分けして探して、助けてあげよう!」

かすみ・璃奈・彼方「うん!」

ダッダッダッ

381: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:56:21 ID:eqwWzvIg00
ドガァッ!

エマ(な、何の音だろう!?向こうの建物から聞こえたような…)タッタッタッ



オタク「おらおらぁっ!」

ギョーン ギョーン ギョーン

仏像「」

バンッ バンッ

オタク「はーっはっはっは!俺は最強だ!」


ヒュウゥゥゥーッ

ズゥゥンッ

オタク「ああ?」キョロッ

四天王「」

オタク(なんだこいつ、いきなり降ってきた?)

オタク「へっへっへ。次はお前か」スチャッ

382: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:57:11 ID:eqwWzvIg00
四天王「」ブンッ

ゲシッ

オタク「痛ッ」

カランッ

四天王「はッ」

ガシッ

オタク「うおおっ、は…離せェっ!」ジタバタ

タッタッタッタッ

エマ「あっ!?」

四天王「」ブンッ

オタク「うわぁぁっ」ヒュー

ドサァッ!!

エマ(あの人、スーツ着てたのに一方的に投げ飛ばされた…)

四天王「むずむずうむゆずゆ」ギロッ

エマ「!?」ザッ

383: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/12(火) 23:57:42 ID:eqwWzvIg00
ヒュウゥゥゥーッ

ズゥゥンッ

四天王「」

かすみ「ひっ…!?」



ヒュウゥゥゥーッ

ズゥゥンッ

四天王「」

彼方「いきなり降ってきた…!?」



ヒュウゥゥゥーッ

ズゥゥンッ

四天王「」

璃奈「手強そうだけど…戦うしかない!」

---

386: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 22:49:45 ID:YZ8SMUG.00
---

かすみ「たあぁぁぁーーーっ!」ブンッ

四天王「」サッ

かすみ「このぉー!」ブンブン

四天王「」ササッ

かすみ(剣の攻撃が当たらない!)ブンッ

四天王「」ダッ

かすみ「!?」

ドゴッ!

かすみ「うっ!!」ヨロッ

カランッ

ドサッ

かすみ「うう……」ムクッ

四天王「」ザッ

かすみ「今度はXガンで……」スチャッ

---

387: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 22:50:50 ID:YZ8SMUG.00
---

ドゴッ!

彼方「うぁっ!」ヨロッ

ドサッ

四天王「」バッ

彼方「ううっ……」ムクッ

四天王「」フヨフヨ

彼方(他の仏像よりも強い…。しかもあの仏像は空も移動できるの?)

彼方(この…Xショットガンで狙うしかない!)スチャッ

四天王「」フヨフヨ

彼方(空中から、間合いを取ってる…)ジッ

---

388: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 22:52:12 ID:YZ8SMUG.00
---

グググッ

エマ(このままじゃ首を絞められちゃう…反撃しなきゃ…!)ガシッ

メキメキ

四天王「うッ むずむずすぬぬつくるぐ」

エマ(このまま力を込めて腕を潰すしかない!)メキメキ

ゴキゴキッ

四天王「があううッ」ヨロッ

エマ「はぁっ、はぁっ…抜け出せた!」ダンッ

エマ(今だ!)

エマ「はあぁぁぁぁ!」ブンッ

ガッ!

389: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 22:52:57 ID:YZ8SMUG.00
ドサッ

四天王「……」ガクッ

エマ「ハァッ…ハァッ…倒せた…?」

エマ「はっ!さっきの人は!?」

キョロキョロ

エマ「い…いない…?」

エマ「先に何処かにいっちゃったのかな?」

エマ「残りの敵の反応は――」スッ

---

390: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 22:53:36 ID:YZ8SMUG.00
---

璃奈(そういえば……)

ギョーン

四天王「」サッ

璃奈(せつ菜さんが読んでた小説の中で、「ロックオン」っていう単語が出てきてた…)

ギョーン

四天王「」サッ

璃奈(銃のトリガーは2つ…)スチャッ

璃奈(もしかして1つは、ロックオンするためのものなんじゃ…?)

四天王「」ササッ

391: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 22:54:27 ID:YZ8SMUG.00
璃奈「……」チャッ

ギョーン

四天王「」サッ

璃奈(敵はこっちの射撃に反応して避けてる)

璃奈(試しにYガンで……)スチャッ

四天王「」タッ

璃奈(動きが止まった!まず1つを引いて…)キュッ

四天王「」ダッ

璃奈(今だっ)グッ

ギョーン

392: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 22:55:33 ID:YZ8SMUG.00
キューン

四天王「」ダンッ

璃奈(やっぱり、咄嗟に反応して避けた!)

キュンッ

璃奈(アンカーの軌道が変わった!?)

キュキュキュッ

ドンッ

四天王「」ジタバタ

璃奈「すごい…アンカーが星人を追いかけていくように飛んで行った…」

四天王「」ジタバタ

璃奈「もう1回撃って、上に送る!」スチャッ

ギョーン

ジジジジジジ

チュンッ


璃奈「はぁ、はぁ…強い星人を倒せたけど…まだ終わりじゃないのかな?」

璃奈「コントローラーには、まだ反応が残ってる……」ジッ

璃奈「みんなもそこに向かってるのかな?時間も無いし、急ごう!」

ダッ

---

393: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 22:59:15 ID:YZ8SMUG.00
---

かすみ「どうだぁぁぁ!」

ギョーン ギョーン ギョーン

四天王「」ササッ

ドンッ ドンッ ドンッ

かすみ「はぁ…はぁ…Xガンも当たらない!?」

四天王「」スッ

かすみ「こうなったら……剣と銃で同時に攻撃~!!」ブンブンブン

ギョーン ギョーン ギョーン

四天王「」ススッ

バン!

四天王「」ヨロッ

かすみ(あ…当たった!?)

394: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 23:00:02 ID:YZ8SMUG.00
四天王「」ダッ

かすみ(脚にXガンが当たったから…スピードがかなり落ちてる!)

かすみ(これなら…いける!)スチャッ

四天王「」ダダッ

かすみ「ああああああ!!」

ギョーン ギョーン ギョーン

バンッ!

ドサッ

かすみ「はぁ…はぁ…倒せた……!」

---

395: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 23:00:54 ID:YZ8SMUG.00
---

ドゴッ!

彼方「ううっ!」

ヨロッ

四天王「」フヨフヨ

彼方(攻撃をする度に間合いを取ってくる…ここでXショットガンで反撃!)スチャッ

ギョーン ギョーン ギョーン

四天王「」フヨフヨ

彼方(ど…どう…!?)

バァンッ!!

396: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 23:02:02 ID:YZ8SMUG.00
彼方「はぁ…はぁ……やった…」ホッ


  「彼方!」ダッ

彼方「あっ…」キョロッ

  「追いかけてた早いやつ、倒せたよ!」

彼方「やるねぇ。こっちは強そうなやつを倒したところだよ」

  「転送は?まだ?始まらないけど」

彼方「まだ…残ってるみたいだねぇ」スッ

  「あと1体…」

彼方「みんなも向かってるのかな?」

  「行こう!」

ダッ

397: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 23:04:12 ID:YZ8SMUG.00
彼方「それにしてもさぁ」クスッ

  「どうしたの?」

彼方「さっき『彼方』って呼ばれてちょっとドキッとしちゃったよ~」

  「なっ……!そ、それは……」カァァッ

彼方「そういえば呼び捨てで呼ばれる事って、ほとんどないからねぇ」

  「そ…そうなの?」

彼方「親しい人の中では、一人だけだねぇ。彼方ちゃん、エマちゃんの他のもう一人のスクールアイドル同好会の三年生で、同じ学科の――」

ダッダッダッダッ

彼方「!?」ビクッ

  「今、走ってた行ったのって……」

彼方「今回初参加の人…だったね。スーツは着てたから無事だったんだねぇ」

  「どうする?追いかける?」



ダッダッダッダッ

オタク「ハァ…ハァ……さっきは不覚を取ったが、残りは俺がやっつけてやる!」チャッ

---

398: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 23:05:06 ID:YZ8SMUG.00
---

タッタッタッタッ

エマ「あっ!」

かすみ「エマ先輩!彼方先輩!りな子!」」

璃奈「みんな無事で良かった」

彼方「あと一人、向こうに走って行ったよ」

  「残ってる敵は後1体…!」


タッ

かすみ「反応があるのは、ここ?」

璃奈「じゃあ…建物の中って事?」

エマ「さっき、音が聞こえたのもこの辺りだったような…」

彼方「あそこ…天井に穴が開いてるよー」スッ

かすみ「それじゃあ、もしかして…」

エマ「さっきの音は、この天井が割れた時の音……!」

璃奈「空から降って来た星人は、ここから飛んできたのかも…」

彼方「やっぱりこの中に何かがいるって事だね」

399: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/13(水) 23:06:32 ID:YZ8SMUG.00
~宝物殿~

ガラッ

エマ「あ…ああ………あ…」

かすみ「きゃああぁあぁ!」サッ

暴走族「……」

女ヤンキー「……」

彼方(スーツ着てた二人が……上半身だけ……)ゾッ

通り魔A「……」

通り魔B「……」

璃奈(通り魔の人達も倒れてる…動かない…)


阿修羅「」


一同「!!」ゾッ

  「こ…こいつが…ボス…!?」

403: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:27:21 ID:7gyzYg1A00
阿修羅「」

かすみ(腕が6本ある……阿修羅像っていうんだっけ?)

璃奈(6本ある腕のうち、二本、左右に一本ずつ剣を持ってる)

彼方(手に持ってるのは、剣二本に…香炉と、円盤?)

エマ(スーツを着てた人があんなになるなんて…一体どんな攻撃を仕掛けてくるんだろう……)


ギョーン

メキャッ

一同「!?」

ギョーン ギョーン ギョーン

バァンッ!

オタク「ハァ…ハァ…ハァ…やってやったぜ!先手必勝!」

エマ「あ……」

彼方「あの像…体が粉々になっちゃった…」

オタク「女共、だらしねーな。俺の大手柄だぜ!」チャッ

404: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:28:07 ID:7gyzYg1A00
ギリギリギリギリギリ

璃奈「?」

  「な…何の音?」

ギリギリギリギリギリ

かすみ「ああっ!あの仏像の姿が!」

ギュル ギュル

ギリギリギリ

阿修羅「」

かすみ「そんな……」ゾッ

エマ「も…元に戻った……」

405: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:30:24 ID:7gyzYg1A00
オタク「ちっ…遠くから撃った分、威力が落ちただけだ!」

ダッ

オタク「お前ら、どいてろ!」ドンッ

かすみ「わっ!」ヨロッ

エマ「ちょ…ちょっと…!」

オタク「今度は至近距離から撃ってやる!」スチャッ

ギョーン ギョーン ギョーン

バンッ!

ババンッ!

バァンッ!

406: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:31:18 ID:7gyzYg1A00
オタク「はっはっは!どうだ、やってやったぜ!今度は全身木っ端みじんだぜ!」

璃奈「す…すごい……」ポカーン

かすみ「これで終わったんですか…?」

ギリギリギリ

  「!?」

ギュル ギュル

ギリギリギリ

阿修羅「」

彼方「また元通りになった……」ゾッ

オタク「う…ううっ……」ワナワナ

407: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:32:51 ID:7gyzYg1A00
オタク「うらぁぁぁ!」バッ

ダッダッダッダッダッ

オタク「おらぁ!」ブンッ

ドゴォッ!

ドサッ

エマ「今度は殴り飛ばした…!」

オタク「さっきは油断したが、スーツを着た俺は無敵だ!身体能力だって負けねーんだ!」

ダッ

オタク「銃が駄目ならブン殴ってやる!」ブンッ

ドガッ ドゴッ

阿修羅「」ジャキッ

璃奈「い…いけない!剣を構えた…」

阿修羅「」シャシャシャッ

ザッ

オタク「っ………」

ズババババッ

ドサッ ドサッ ドサッ

ビチャッ

かすみ「きゃああぁぁぁぁ!!」サッ

彼方「バラバラに…切られた…スーツ着てたのに……」ブルブル

璃奈「暴走族の人達も、あの剣で斬られたんだ……」ゾクッ

408: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:34:14 ID:7gyzYg1A00
エマ「銃も通用しない…スーツごと簡単に斬られる…一体どうすれば……」

璃奈「そうだ、Xガンが駄目なら…!」スチャッ

ギョーン

彼方「そっか!Yガンで転送しちゃえばいいんだ」

キューン

阿修羅「」スッ

かすみ(手に持ってる香炉をかざした!?)

シュビッ

ボンッ!

エマ「香炉からレーザーが出た!?」

璃奈「アンカーが壊された!」

409: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:35:14 ID:7gyzYg1A00
阿修羅「」ピカッ

シュビッ

璃奈「!?」

ボンッ!

ジュアッ

璃奈「あああぁぁ!!」ヨロッ

ドッ

エマ「璃奈ちゃん!!」

璃奈「ああぁぁっ…!!う…腕が……!」ドサッ

彼方「璃奈ちゃん!」ダッ

かすみ「そんな…りな子……!?」ワナワナ

エマ「あのレーザーも…スーツごと貫くの…?」ワナワナ

410: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:36:25 ID:7gyzYg1A00
  「うううっ………」ガチガチ

阿修羅「」

  (だ…駄目だ……前のトリのボスを前にした時と同じ…震えが止まらない……)ガチガチ

~~~

果林「どう?私と会話してるうちに緊張も少し解れたかしら?」

  「ええ。ありがとうございます!」

~~~

  (なんでだろう…こんな時だっていうのに、あの人の事が頭に…)フルフル

  (緊張してるから?でも今の緊張は、あの時とはまるで違う……)

  (でも…!今の私は一人じゃない!彼方達…この4人がいる!)ハッ

  (そして約束したんだ!生きて帰ったら一緒に練習するって!あの人の事…スクールアイドルの事も聞きたい!)

  (だから戦う!一緒に帰る為に!)

スチャッ

  「あああああ!」

ギョーン ギョーン

エマ「!?」

  「武器を…あいつが手に持ってる武器を狙って!」

411: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:38:16 ID:7gyzYg1A00
彼方(武器…確かに、強い攻撃は全て手に持ってる武器で行ってる)

エマ(全身バラバラになっても再生するのに、通用するの…?)

バァンッ!

  (剣を持ってる腕が吹き飛んだ!)

カラランッ

  (今だ!落ちた剣を狙う…)スチャッ

阿修羅「」

ギリギリギリ

  (またあの音!?)

ギュル ギュル

  (駄目だ、再生してる!剣を持ってる腕ごと…)

ギリギリギリ

  (この音は…手に持ってるあの円盤みたいなやつから聞こえてる!?何かが回ってるのが見える)チラッ

ギリギリギリ

  (そして再生が終わると同時に音が止んでた)

ギュル ギュル

  (つまりあの円盤を壊せば…!)ハッ

スチャッ

412: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:39:25 ID:7gyzYg1A00
  「あの円盤を壊せば勝てる……一緒に帰れる…」ドキンドキン

  「もうすぐで……」ドッキン

阿修羅「」スッ

シュビッ

一同「!!」

ボッ

  「あ……れ…?」ドックン・・・

カランッ

彼方「あ…あああっ……」

ドサッ

  「かッはッ…」プシャアァァ

エマ「そんな……」ワナワナ

かすみ「いやあぁぁぁぁッ!!」

  「か…彼方…………」ドクドク

彼方「………!」ポロポロ

  「……あさ…か……か…り……ん………」ガクッ

413: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:40:24 ID:7gyzYg1A00
彼方「あああああああっ!!」ポロポロ

阿修羅「」

璃奈「動きながら狙わなきゃ……ジッとしてたら撃たれちゃう…」ヨロッ

かすみ「りな子…大丈夫!?」

璃奈「ハァ…ハァ……すごく痛いけど…戦わなきゃ…」グッ

エマ「璃奈ちゃん…!」

かすみ「あの人が言ってたように…武器を狙おう!」

414: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:42:38 ID:7gyzYg1A00
彼方「ハァッ…ハァッ……」ポロポロ

~~~

遥「私も…本気で家事も頑張るから…おいて行かないでね」

~~~

彼方(絶対に生き残らなきゃ!!絶対に帰らなきゃいけない!!)グッ

ダッ

彼方「あああああ!!」スチャッ

ギョーン ギョーン

阿修羅「」スッ

シュビッ

ボンッ!

彼方「うぅっ、銃が…」ヨロッ

阿修羅「」スッ

シュビッ

彼方「!」

ジュアッ

彼方「ああああっ!!」ヨロッ

ドサッ

エマ「彼方ちゃん!!」

かすみ「彼方先輩ーーーーー!!」

彼方「うあああっ……足が…!」ドクドク

415: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:43:53 ID:7gyzYg1A00
バリィィン!!

エマ「あっ!」

かすみ「香炉が砕けた!」

璃奈「彼方さんの攻撃が当たってたんだ……!」

阿修羅「」ジャキンッ

エマ「こ…今度は剣で攻撃して来る……!」

かすみ「うああああっ!」チャッ

ギョーン ギョーン ギョーン

かすみ(倒せなくても、また再生するまでの間の時間は稼げるはず…!)

バァンッ!

416: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:44:40 ID:7gyzYg1A00
エマ「彼方ちゃん!」ダッ

彼方「うううっ……!」ピクピク

エマ「すごい血…璃奈ちゃんも……」

エマ「私の…髪留めを結べば血を止められるかな?」シュルッ


ギリギリギリ

璃奈(この音……)

ギュル ギュル

かすみ「やっぱり再生しちゃうの!?」

ギリギリギリ

璃奈(手に持ってる円盤から鳴ってる……)

ギュル ギュル

417: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/14(木) 23:46:39 ID:7gyzYg1A00
エマ「よし!!結んだよッ」ギュッ

彼方「うああああっ……!」ピクピク

エマ「璃奈ちゃんも…血止めはできたよ」ギュッ

璃奈「ありがとう、エマさん……」

エマ「彼方ちゃんが狙われないように、気を引きつけるようにするよ」ダッ

璃奈「片腕とXガンはまだ無事だから…私もやれるだけやってみる」ヨロッ

彼方「エマちゃん……璃奈ちゃん……」


彼方「ううっ……」チラッ

  「……」

彼方「う……ううう……ごめんね………」ポロポロ

418: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/16(土) 01:46:04 ID:7aTs/8rw00
ギュル ギュル

阿修羅「」

エマ「ああっ、再生が終わった!」

かすみ「でも…香炉が再生してない!」

璃奈「身体は再生できても、武器は再生できないんだ…」

阿修羅「」ジャキンッ

璃奈「まだ剣が残ってる!」

阿修羅「」タッ

エマ「あっ……!?」

阿修羅「」ブンッ

エマ「!?」

かすみ(こっちも剣で……!)ジャキッ

ブンッ

キィィィィンッ!

419: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/16(土) 01:47:19 ID:7aTs/8rw00
エマ「………あっ!」

かすみ「ぐぬぬぬぬっ……」ギリギリ

ググググッ

エマ「か…かすみちゃん!?」

かすみ「かすみんの剣の方がリーチは長いですから……!」ギリギリ

エマ「かすみちゃん……!」バッ

キィンッ!

阿修羅「」スチャッ

かすみ「こ…このぉっ!」ブンッ

ズバッ

ドサッ ドサッ

エマ(片側の腕二本を切り落とした!)

ギリギリギリ

璃奈(円盤を握ってる手も落ちてる!今のうちに円盤を破壊すれば……)

阿修羅「」タッ

かすみ(しまった!剣はもう1本持って――)

阿修羅「」ブンッ

ズバッ

420: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/16(土) 01:48:11 ID:7aTs/8rw00
ドッ

かすみ「あ"!」ブシャアアァァッ

エマ・璃奈「かすみちゃーーーーん!!!」

かすみ「あ"ぁ」ドクドク

ドサッ

かすみ「ああああああっ!!腕がっ腕があぁぁぁ!」ゴロゴロ

璃奈(ここは一旦時間を稼がないと、このままじゃ…かすみちゃんが…!)スチャッ

ギョーン ギョーン

バァン!!

璃奈「エマさん!今のうちに、かすみちゃんを!」

エマ「う…うん!」ダッ

ギリギリギリ

璃奈(いけない、もう再生してる!)

ギュル ギュル

かすみ「ううううっ………」ピクピク

エマ「酷い血……はやく止めないと……」

エマ「直接スーツを結びつけるから…痛いだろうけど我慢してね」スッ

421: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/16(土) 01:48:46 ID:7aTs/8rw00
ギュル ギュル

阿修羅「」

璃奈(剣二本と円盤を持った腕もそのまま再生してる…)

阿修羅「」ジャキンッ

璃奈(今、射撃ができるのは私だけ……)ガクガク

阿修羅「」キョロッ

璃奈「?」

阿修羅「」ヒュンッ

ズバッ

?「うッううッ」

エマ「!?」

璃奈「後ろの…誰もいない方向に剣を振ったように見えたけど…」

?「ううッ手が…!あうッ」バチバチ

璃奈「!?」

?「ぅううううッ」バチバチ

阿修羅「」ヒュンッヒュンッ

ズババババッ

ドッ ドッ

めがね「………」バチバチ

422: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/16(土) 01:49:57 ID:7aTs/8rw00
璃奈「!?あの人は……」

~~~

めがね「僕はこの機械の使い方を調べるよ」サッ

~~~

璃奈(コントローラーでステルス機能を見つけて、背後からあの阿修羅像に攻撃しようとしてたんだ…!)

璃奈(あの人は、私達の話を聞いてスーツを着てくれたのに…!)

~~~

めがね「このスーツ着ないと死ぬとか言ってたよね」

璃奈「死ぬっ……ていうより……生きのびる確率が減る」

めがね「………んじゃ着るよ」

璃奈「あ、ありがとうございます」

~~~

璃奈(嫌だ……あの人の犠牲を無駄にしたくない…!)ブルブル

璃奈(あの人に気を取られて阿修羅像の動きは止まってる!今しかない!)スチャッ

璃奈「あああああ!!」

ギョーン ギョーン ギョーン

423: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/16(土) 01:50:37 ID:7aTs/8rw00
バァン! バァン! バァン!

璃奈「ハァ…ハァ……武器を全部壊せた……」ヨロッ

ガシャンッ

璃奈(あの円盤も……)チラッ

ギリギリ・・・

ボンッ

璃奈「ハァ…ハァ……たぶんこれで…再生できない…は…ず……」フラッ

ドサッ

エマ「璃奈ちゃんっ!」

阿修羅「ぬぬ"」

424: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/16(土) 01:51:21 ID:7aTs/8rw00
阿修羅「きょーーーーーッきょーーーーーッ」

エマ(あの阿修羅像…動揺してる?)

阿修羅「きょーーーーーッきょーーッ」

エマ(武器も再生も無いなら、戦えるかも)グッ

彼方「………」

璃奈「………」

かすみ「………」

エマ(もう戦えるのは私だけ……やるしかない!)メキメキ

ダッ

エマ「たあああああああっ!!」ブンッ

ダンッ!!

ザザザザザッ

425: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/16(土) 01:52:24 ID:7aTs/8rw00
エマ「はぁ…はぁ…みんな…すぐに終わらせるからね!生きていて!」

阿修羅「」ムクッ

エマ「はぁっ」ブンッ

サッ

エマ(避けられた!?)

阿修羅「」ブンブンブン

ダッ! ドッ! ドッ! ズドッ!

エマ「うあああっ!」

ガガッ! ドッ! ドッ! ズドッ!

エマ「う"ッ」ゲェッ

ガッ! ガッ! ドスッ!

エマ(手が多すぎる…パンチの衝撃も凄い……)ヨロッ

ガッ! ガッ! ガッ!

426: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/16(土) 01:53:19 ID:7aTs/8rw00
エマ(スーツが壊れない内に反撃しなきゃ!)メキメキ

エマ「ああッ!」ブンッ

ドガァッ!!

阿修羅「」ヨロッ

エマ「たあぁぁッ!」ブンッ

バキィッ!!

阿修羅「」フラッ

エマ「ハァ……ハァ……ハァ……」ググッ

ドサッ

阿修羅「」ガクッ

エマ「ハァ……ハァ……た…倒せた…?」

427: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/16(土) 01:54:48 ID:7aTs/8rw00
ジジジジジジ

エマ「転送が始まった!?終わったんだ!」ジジジジ

エマ「ハァッ、ハァッ…みんな、終わったよ!帰れるよ!」キョロキョロ

彼方「………」

璃奈「………」

かすみ「………」

エマ「うそ……そんな……みんな…!」ジジジジ

エマ「待ってるから…帰ってきてね!彼方ちゃん!璃奈ちゃん!かすみちゃん!」ポロポロ

ジジジジジジ

---
--

428: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/16(土) 01:55:33 ID:7aTs/8rw00

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---

~黒い玉の部屋~

ジジジジジジ

エマ「戻って来れた……?」ジジジ

エマ「終わっ………た…の………?」トンッ

シーン

エマ「!?」キョロキョロ

エマ「まだ誰も…出て来ない?」

エマ「おかしいよ…ねえ、どうして……」ワナワナ

431: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/17(日) 18:58:10 ID:LmJ3AfCE00
ジジジジジジ

エマ「あっ!?」

ジジジジジジ

かすみ「終わっ…た……?」ジジジ

璃奈「身体も無事だ…すごい」ジジジ

彼方「帰ってこれたんだね~」ジジジ

エマ「み…みんな……!」ポロポロ

ガシッ

彼方「エマちゃんっ」ギュウッ

璃奈「エマさんのおかげだよ。ありがとう」ギュウッ

かすみ「ちょっと、苦しいですよぉ」ギュウッ

エマ「よかった…本当によかった…みんな…!」ポロポロ

432: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/17(日) 19:02:17 ID:LmJ3AfCE00
ちーーーーーん

璃奈「帰って来れたのは私達4人だけ…」

エマ「みんな死んじゃった…初参加の人も…スーツ着てた人も…」

彼方「あの子…一緒に帰ろうって…約束したのに……」

エマ「彼方ちゃん……」


それぢわ ちいてんを
はじぬる


かすみ「そうだ、採点があるんだった!」

433: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/17(日) 19:02:51 ID:LmJ3AfCE00
エマ

27てん

TOTAL33てん
あと67てんでおわり


かすみ「ええっ!いきなり27点!?」

彼方「すごーい」

エマ「最後の…阿修羅像を倒したからかな?」

璃奈「本当にありがとう、エマさん……」


りなちゃん

10てん

TOTAL15てん
あと85てんでおわり


璃奈「10点…!」

434: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/17(日) 19:03:22 ID:LmJ3AfCE00
彼方ちゃん

10てん

TOTAL20てん
あと80てんでおわり


彼方「彼方ちゃんも10点かぁ。確か前も10点だったねぇ」

かすみ「それじゃあ、かすみんが最後……」


かすかす

8てん

調子にのりすぎ

TOTAL31てん
あと69てんでおわり


かすみ「うう…反省してます…」

璃奈「気にしないで」ポンポン

エマ「分かって貰えたから良かったよー」

彼方「これからも力を合わせて頑張ろうね~」

かすみ「今回はかすみんが一番低い…あとかすかすじゃなくてかすみんです!」プンプン

435: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/17(日) 19:07:15 ID:LmJ3AfCE00
エマ「これで終わり…」

彼方「帰れるんだねぇ」

璃奈「私達だけになっちゃった…」

シーン

一同「………」


エマ「そういえば……」

彼方「なぁに?」

エマ「私達が初めてここに来た時、栞子ちゃん以外はみんな初参加だった…」

かすみ「確かに、そうでしたね」

璃奈「あの子の事、なんか冷たい感じの人だと思ってたけど…」

エマ「栞子ちゃんも、一人こんな思いをしながら戦ってきたのかなぁ…」

一同「………」

436: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/17(日) 19:08:05 ID:LmJ3AfCE00
かすみ「これからはもっといろんな武器の練習ができるように、武器を持って帰るための鞄を用意してました!」ジャンッ

彼方「おお~、ありがとう」

璃奈「これならYガンも入る」ゴゾゴソ

彼方「Xショットガンも持って帰ろう」ゴソゴソ

エマ「私も、もっと武器を使う練習もしないとね」アハハ


かすみ「あと…かすみん、決めました!」

エマ「何を?」

かすみ「スクールアイドルの練習も、もっともっと頑張ります!かすみんが有名になれば、きっと話を聞いてスーツを着てくれる人も増えるはずですよね!」

彼方「そうだね……!」

璃奈「なるほど」

エマ「これからも頑張ろうね、私達で!」

---
--

437: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 8f23-7caf) 2023/12/17(日) 19:14:38 ID:LmJ3AfCE00

--
---

-翌日-

~虹ヶ咲学園~

彼方「………」フワァ

「そういえば今朝のニュース見た?何だろアレ」

「テロかな?あんなの地震じゃないだろーし」

「日本でテロなんて怖いねー」

「声明とか出てないんでしょ?」

彼方(そういえば……)

~~~

  「この前、仕事先でスクールアイドルの人と出会って、それで興味持ったんだ…」


彼方「その…スクールアイドルの子にまた会いたい?」

  「うん」

彼方「それじゃあ…絶対に生きて帰らなきゃだね」

~~~

彼方(あの子が会いたがってたスクールアイドルって誰だったんだろう…彼方ちゃんが知ってる人だったのかなぁ…)ジワッ

彼方(もう…知る術もないよね…)ゴシゴシ

彼方(……思い返すと辛くなるから、一旦寝ようっと…)ムニャ


果林「あら?彼方」

彼方「………Zzz」スヤァ

果林「相変わらず、よく眠ってるわね」クスッ

441: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/18(月) 23:28:18 ID:VTYlLJsc00

--
---

-数日後-

~ジョイポリス~

敵『ピキーピキー』ドドドドドド

侑「わぁ~!助けて~!」オロオロ

歩夢「侑ちゃん!…相変わらずだね」アハハ

果林「もっと落ち着いてできないものかしら」

しずく「でも気持ちが高ぶりますよ、これ!」

せつ菜「星人めッ、ヤッつけてやるッ!ギョーン!ギョーン!ギョーン!」

愛「あはは、せっつー、何それ?」

せつ菜「私が最近ハマってる『黒い玉の部屋』という小説の登場人物の台詞です!」

侑「確か前に話してた小説だよね」


かすみ・璃奈・彼方・エマ「………」

442: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/18(月) 23:29:49 ID:VTYlLJsc00
エマ(『黒い玉の部屋』のミッション…。せつ菜ちゃんにとっては小説の中だけの話だけど、私達にとっては違う…)

璃奈(私達は、その小説で出てくる"黒い玉の部屋"で、実際に"星人"と戦ってる)

彼方(4人で交通事故に巻き込まれたと思ったら、その瞬間に"黒い玉の部屋"に転送されてて…理由は分からないけど)

かすみ(ゲームでも小説でもない、本物の戦いを続けてるんだ!)


敵『ピキーピキー』ドドドドドド

~~~

(・8・)「チュンチュン」
|c||^.- ^||「ブッブー」
⌒°(・ω・)°⌒「ピギィ」

~~~

璃奈(ゲームの敵に、これまで戦った星人の姿が重なって見えてくる…!)

敵『ピキーピキー』ドドドドドド

~~~

ブロッコリー星人「ウオオオオッ!」
親鳥星人「グルルルル」
四天王像「はッ」
阿修羅像「きょーーーッ」

~~~

かすみ・璃奈・彼方・エマ「あああああっ!!」ダッ

443: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/18(月) 23:32:37 ID:VTYlLJsc00
---

侑・愛「楽しかったーーー!」

侑「いやぁ~、みんなで来ると更に楽しいねー」

歩夢「ゲームにはなかなか慣れないけどね…」アハハ

せつ菜「黒い玉の部屋の住人になったような気分を味わえました!」

しずく「私も、ヒーローになったようなイメージを感じました」

果林「愛はよくここに来てるんでしょう?」

愛「うん。悪いけど愛さんが圧勝…って、えええっ!!!?」

侑「ど、どうしたの?」

愛「一位りなりー…圧倒的だ…かすみん、カナちゃん…それにエマっちも初めてとは思えない高得点…」ポカーン

侑・歩夢「えっ…!?」キョロッ

かすみ・璃奈・彼方・エマ「ゼェ…ゼェ…ゼェ…」グターッ

せつ菜「Q4RTZには平和的なイメージがありましたが…」

しずく「イメージによらないものなんですね…」アハハ

果林「それにしても、ちょっと張り切りすぎじゃないかしら…?」チラッ


かすみ・璃奈・彼方・エマ「ハァ…ハァ…ハァ…」


---
--

444: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/18(月) 23:36:37 ID:VTYlLJsc00

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~璃奈のマンション・屋上~

かすみ「それにしてもせつ菜先輩、かすみん達が実際に"黒い玉の部屋"で戦ってるなんて思いもしてないでしょうねぇ」

彼方「ゲーム中、思わずこれまでのミッションの事思い出して張り切っちゃったよ~」

かすみ「それ、かすみんもです~」

エマ「せつ菜ちゃんや他のみんなにはバレてないみたいでよかったね」

璃奈「愛さんはちょっと驚いてたみたいだけどね」

かすみ「何でも、かすみん達の頭に爆弾が埋め込まれれて、もしミッションの事を他の人に話したら、その爆弾がバーン!…ていう話ですからねぇ」ゾッ

彼方「だから、こういう人目に付かない所でミッションに備えて練習してるんだよね~」

445: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/18(月) 23:37:45 ID:VTYlLJsc00
エマ「あと、ゲームと実際のミッションは違う…」

璃奈「ゲームをやってたおかげで、ミッションでも射撃はそこそこ上手くいくけど…」スチャッ

ギョーン

一同「……」チラッ

パァンッ!

璃奈「ミッションで使うこの銃、Xガンは撃ってから標的に当たるまでタイムラグがあるからね」

かすみ「それに、動いてる敵に当てるとなると、今みたいに空き缶撃つのとは訳が違うし…」

エマ「私ももっと射撃の練習しなきゃだね…ゲームでもこの4人の中じゃ私が一番点数低かったし」アハハ

かすみ「確かに、エマ先輩は格闘戦が得意な印象ですね」

エマ「前のミッションの時も、たぶん銃で撃った方が確実だったのに、思わず体が動いちゃった…」

彼方「苦手を武器で補うのも手だよ~。例えば…」スチャッ

ギョーン

一同「……」チラッ

パァンッ!

彼方「彼方ちゃん、射撃は苦手だったけどこっちの長砲身の銃、Xショットガンならある程度は当てれるからね」

璃奈「Xショットガンは、Xガンよりも長距離からの射撃精度が高いみたい」

446: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/18(月) 23:38:34 ID:VTYlLJsc00
璃奈「一番の違いは、ミッションでは特殊なスーツを着る事…」スッ

エマ「このスーツを着れば攻撃力も防御力も大きく上がって、星人とも戦えるようになる」

彼方「でもスーツには耐久力があって、ダメージを受けすぎると壊れちゃうんだよね」

かすみ「壊れちゃったらこのスーツもただの服…。そんな状態で攻撃を受けたりしたら……」ゾッ

璃奈「攻撃を受けたら痛みも感じるし、本当に死んじゃう……」

一同「……」

エマ「日中に首筋に寒気を感じる時が、ミッションの合図だね」

璃奈「その日の夜に、黒い玉の部屋に転送されて、ミッションが始まる」

かすみ「次のミッションも、みんなで力を合わせて生き残りましょう!」

一同「おーーっ!!」

---
--

447: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/18(月) 23:40:11 ID:VTYlLJsc00

--
---

-数日後-

~かすみの部屋~

かすみ(寒気を感じたから、今日がミッションの日…)ドキドキ

かすみ(準備もバッチリ、後は転送を待つだけ…)フゥーッ

かすみ(今回はどんな人が来るのかな?どんな星人と戦うのかな?)ドキドキ

かすみ(りな子や彼方先輩、エマ先輩と力を合わせて、みんなで生き残ろう!)

ジジジジジジ

かすみ「あ」

ジジジジジジ

---
--





--
---

~黒い玉の部屋~

ジジジジジジ

かすみ(来た…またミッションが始まる)ジジジ

448: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/18(月) 23:40:44 ID:VTYlLJsc00
ジジジジジジ

彼方「おまたせ~」

エマ「できれば、来たくはないところなんだけどね」アハハ

璃奈「私達が一番最初に来たみたい」

かすみ「あとは、新しく来る人を――」

あーたーらしい あーさがきた
きーぼー うのあさーが

一同「え?」

そーれ いっちにっさんっ

一同「え?え?」

449: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/18(月) 23:41:28 ID:VTYlLJsc00
てめえ達は今から
この方をヤッつけに行って下ちい


J( 'ヮ' )し
ニコニー星人

特徴
 つよい
 小さい
好きなもの
 お菓子

自分よりおおきいものを
    憎んでる

口ぐせ
 にっこにっこにー

452: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7f85-ee9a) 2023/12/20(水) 23:52:17 ID:Crp3JRJo00
エマ「え?」

彼方「っていうか………」

かすみ「私達四人だけ…!?」

エマ「ちょっ…ちょっと」

かすみ「今回、私達の他いないんですかッ!?」


行って下ちい
00:58:57


エマ「ちょっと!!ムチャクチャだよ!!」

かすみ「私達四人だけで戦わなきゃいけないんですか!?」

彼方「やばい!やばいよぉ~」ガチャガチャ

璃奈「今回は、いつも以上に入念に武器を用意しなきゃ」ガチャガチャ

かすみ「なんで、どうして…」ガチャガチャ

453: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7f85-ee9a) 2023/12/20(水) 23:53:04 ID:Crp3JRJo00
かすみ「はァッ、はァッ」ドキンッドキンッ

ジジジジジジ

かすみ「来たッ」ドッキンドッキン

ジジジジジジ

---
--









--
---

~外~

ジジジジジジ

かすみ「ハァッ、ハァッ」

彼方「どこ…?」キョロキョロ

璃奈「どこかの屋上…?」キョロキョロ

エマ「練習と言えばいつも璃奈ちゃんのマンションの屋上で練習はしてたけど…」

かすみ「ターゲットの星人はどこにいるんでしょう……?」タッタッ

彼方「見当たらないね~」キョロキョロ

璃奈「もしかして…他のビルに飛び移って探さなきゃいけないのかな?」

かすみ「え"っ!?」ギョッ

454: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7f85-ee9a) 2023/12/20(水) 23:53:47 ID:Crp3JRJo00
彼方「このスーツでたぶん…あっちのビルまで飛び移れるよね?」

かすみ「そんなぁ!かすみん、怖いですぅ~!」オロオロ

エマ「でも初めてのミッションの時、かすみちゃんものすごく跳んでたよね?」

かすみ「ううっ…確かに……」

璃奈「もし落ちたとしても、このスーツなら大丈夫だよね…たぶん………」

彼方「彼方ちゃんならやれる…やれる…やれる…」スゥーッ

エマ「みんなで跳ぶよ。ここから助走つけて………」

かすみ「ううっ……」

エマ「いくよ……」ザッ

彼方「大丈夫、いける!!」ミキミキミキ

ダンッ

ガッガッガッガッ

一同「たあああああ!!」タッタッタッタッタッ

ダッ

455: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7f85-ee9a) 2023/12/20(水) 23:55:22 ID:Crp3JRJo00
ヒュウオオオオオオ

かすみ「ああっ!!」ヒュゥゥゥー

かすみ「怖い~~~~~ッ!やめときゃよかったッ!」ヒュゥゥゥー

ゴオオオオ

璃奈(でも…届く!)ヒュゥゥゥー

ブシッ

かすみ「うわっ!」グラッ

ゴロッ

かすみ「ハァッ、ハァッ、ハァ、怖かった……」ムクッ

璃奈「大丈夫…?」

彼方「なんとか着地できたね~」

エマ「ハァ…探すよ…」ザッ

456: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7f85-ee9a) 2023/12/20(水) 23:56:19 ID:Crp3JRJo00
彼方「周りにもいくつかビルがあるね~」キョロキョロ

エマ「あっ!」ピタッ

かすみ「ど…どうしたんですか!?」

エマ「見て…あのビルのところ…」スッ

かすみ・璃奈・彼方「あっ!!」


J( 'ヮ' )し「にっこにっこにー♪」
J( 'ヮ' )し「にっこにっこにー♪」
J( 'ヮ' )し「にっこにっこにー♪」
J( 'ヮ' )し「にっこにっこにー♪」


かすみ「星人が……踊ってる!?」

彼方「ガンツに出てたやつだよ」

エマ「いっぱいいるよ!?」

璃奈「全部で…10体いる」

彼方「なんか楽しそうだけど…」

かすみ「く、悔しいですけど、星人のくせに、やけにキレがいい動きです……」グヌヌ

かすみ「…って、見惚れてる場合じゃありませんでした!」フルフル

457: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7f85-ee9a) 2023/12/20(水) 23:57:36 ID:Crp3JRJo00
璃奈「ここから撃てば当たるかな?」

エマ「でも…あそこにいるので全部なのかな」

J( 'ヮ' )しジーッ

一同「あっ」

J( 'ヮ' )し「………」

J( `皿´ )し ギッ

一同「!!?」


J( `皿´ )し「ぬわぁんでよ!」ダッ
J( `皿´ )し「ぬわぁんでよ!」ダッ
J( `皿´ )し「ぬわぁんでよ!」ダッ
J( `皿´ )し「ぬわぁんでよ!」ダッ
J( `皿´ )し「ぬわぁんでよ!」ダッ

エマ「来る!!」グッ

J( `皿´ )し「ぬわぁんでよ!」ダッ
J( `皿´ )し「ぬわぁんでよ!」ダッ
J( `皿´ )し「ぬわぁんでよ!」ダッ
J( `皿´ )し「ぬわぁんでよ!」ダッ

彼方「わわわわっ!?」

J( `皿´ )し「ぬわぁんでよ!」ダッ

かすみ「ちょっ…まだ準備が…!」


ドガガガガッ

ダンッ ダンッ ガスッ


璃奈「………え?」ポツン

459: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/24(日) 00:33:36 ID:FYCONkw600
J( `皿´ )し ダッ

かすみ「このっ!」スチャッ

ギョーン

J( `皿´ )し三 サッ

かすみ「えッ?」

ドンッ!

かすみ「はァ?避けた…!?」

J( `皿´ )し ダンッ

ドッ!

かすみ「あッ!」ヒュー

ドッ ガッ

かすみ(うう…こっちはスーツ着てるはずなのに、パンチ一発でフッ飛ばされた…)ムクッ

460: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/24(日) 00:34:49 ID:FYCONkw600
彼方「ハァ、ハァッ」スチャ

J( `皿´ )し ブンッ

ドッ ゴッ

彼方「あッ」ヨロッ

ガランッ

彼方(しまった、Xショットガンが――)

J( `皿´ )し ブオッ

ゲシッ!

彼方「あ"ッ!」ヒュー

J( `皿´ )し バッ

彼方(向かいにもう一体…!?)ヒュー

J( `皿´ )し ブオッ

ガンッ!

彼方「ハァッ、ハァッ、ハァッ」ヒュー

J( `皿´ )し J( `皿´ )し

彼方(着地点に二体……)ヒュー

J( 'ヮ' )し J( 'ヮ' )し「にっこにっこにー!」ブオッ

ガンッ!!

彼方(やられる…このままじゃやられちゃう!)ヒュー

461: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/24(日) 00:35:32 ID:FYCONkw600
エマ「このっ!」ブンッ

J( `皿´ )し サッ

J( `皿´ )し ブンッ

ガッ

エマ「ううっ」ダッ

J( `皿´ )し ダッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し ダンッ

ドガガッ

エマ「うううっ……」ググググ

J( `皿´ )し ダッ

エマ「このぉっ!」ブオッ

J( `皿´ )し ササッ

エマ「ハァ…ハァ……」ググッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ザザッ

エマ(弟妹とケンカした事はあるけど…一度にこんな大勢から思いっきり攻撃された事なんてないよ!)ザッ

462: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/24(日) 00:36:43 ID:FYCONkw600
璃奈(どうしよう!みんな戦ってる!)オロオロ

かすみ「このっ!」ブンッ

J( `皿´ )し サッ

璃奈(かすみちゃんが戦ってるのは1体…)キョロ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ドガガガガ

エマ「ううっ……」グググ

璃奈(エマさんは5体…!)キョロ

ドンッ

璃奈「!!」

彼方「ハァッ、ハァッ、ハァッ」ドサッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し

璃奈「彼方さん!」ダッ

J( `皿´ )し ブンッ!

璃奈「!?」

ドガッ!

璃奈「あッ!」ヒュー

ドサッ

璃奈「うううっ…裏拳一発だけでもこんなに吹っ飛ばされるなんて…」ムクッ

463: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/24(日) 00:37:27 ID:FYCONkw600
璃奈「とにかく…助けなきゃ!」スチャッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ドゴッ ドゴッ

彼方「うううっ……」ヨロッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ドガガガガ

エマ「ううっ……」グググ

璃奈(駄目だ…どの敵も絶え間なく動いててロックオンできないし、迂闊に撃てば二人に当たっちゃう恐れが!)

璃奈(かすみちゃんは……)チラッ

J( `皿´ )し シュッ

かすみ「ぐッ」ガッ

J( `皿´ )し ブンッ

かすみ「がッ」ガッ

璃奈(そうだ!2対1なら何とかなるかも)

464: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/24(日) 00:38:32 ID:FYCONkw600
璃奈「かすみちゃん!」ダッ

かすみ「り…りな子ぉ」ヨロッ

J( `皿´ )し ブンッ!

璃奈「!?」

ドゴッ

璃奈「あぅっ!」ヒュー

かすみ「りな子っ!」

ドサッ

璃奈「うう…さっきと同じ…最低限の動きだけで迎撃してくる…」ムクッ

465: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/24(日) 00:39:38 ID:FYCONkw600
J( `皿´ )し ギロッ

かすみ(敵はこっちに接近して攻撃してくる…それなら)スッ

ジャキンッ

かすみ(近づいたところを剣で反撃する!)

J( `皿´ )し ダッ

かすみ「このぉっ!」ブンッ

J( `皿´ )し三 サッ

かすみ(避けられた!?)

J( `皿´ )し ダッ

かすみ(しまった!見失っ――)キョロッ

J( `皿´ )し ゲシッ

かすみ「あッ!」グラッ

ドサッ

かすみ「はァッ、はァッ」ムクッ

J( `皿´ )し ザッ

かすみ「わッあッ」オロオロ

466: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/24(日) 00:40:28 ID:FYCONkw600
J( °皿° )し「コーーーーッ!」

かすみ「えっ!?」ビクッ

J( °皿° )し「コーッ!コーッ!」ジタバタ

かすみ「な、何…一体?」ヨロッ

バチバチ

かすみ「!?」

璃奈「か…かすみちゃん!!」バチバチ

かすみ「えっ…り、りな子!?」

璃奈「かすみちゃん!私が押さえてるから今のうちに攻撃して!」メキメキ

J( °皿° )し「コーッ!コーッ!」ジタバタ

かすみ「りな子…スーツのステルス機能で姿を消して敵に近づいてたんだ!」

467: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/24(日) 00:41:48 ID:FYCONkw600
J( °皿° )し「コーッ!コーッ!」ジタバタ

璃奈「かすみちゃん!早く!」メキメキ

J( °皿° )し「コーッ、コー…」

メキャッ

J( 。。 )し ガクッ

璃奈「あっ!?」

ドサッ

J( 。。 )し

かすみ「そ…そのまま握り潰して倒しちゃった…?」

璃奈「さすがスーツの力…すごい」

かすみ「ありがとう、りな子!助かったよぉ~」

璃奈「かすみちゃんが無事でよかった。次はエマさんと彼方さんを助けなきゃ!」

ダッ

璃奈「ん?あれは彼方さんが落としたXショットガン?」チラッ

璃奈(拾っておこう)スッ

468: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/24(日) 00:44:01 ID:FYCONkw600
J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し

彼方「ハァッ、ハァッ……」フラッ

彼方(このままじゃやられちゃう…反撃しなきゃ!)

かすみ「彼方先輩~~!」タッタッタッ

彼方「かすみちゃん!?」

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し

かすみ(うう…1体だけでも苦労したのに……4体もいるの!?)ゾッ

彼方(かすみちゃんは剣を持ってる…。そうだ!彼方ちゃんも剣を持って来てたんだっけ…)スッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ダダダッ

かすみ「ああっ!か…彼方先輩ー!」

彼方「やあーーーー!!」ジャキンッ

ザンッ

469: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ a3d1-9320) 2023/12/24(日) 00:45:21 ID:FYCONkw600
J( °皿° )し J( °皿° )し ザシュッ

かすみ「たったひと突きで星人を二体も同時に!?彼方先輩、すごいです!!」

彼方「ハァッ、ハァッ、ハァッ……」ズッ

J( 。。 )し J( 。。 )し ドサドサッ

かすみ(私は剣の攻撃を当てる事すらできなかったのに!もしかして彼方先輩に適性があるのは銃よりも剣――)

J( `皿´ )し J( `皿´ )し ザザッ

彼方(残りの二体が間合いを取った…!)

かすみ「彼方先輩!助太刀しますよ!」ダッ

彼方「かすみちゃん!ありがとう~」

かすみ「2対2なら何とかなりますよ!」

472: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7f85-ee9a) 2023/12/26(火) 00:51:43 ID:VYZWJD9600
エマ「やぁっ!」ブンッ

J( `皿´ )し サッ

J( `皿´ )し ダッ

エマ「ううっ」ググッ

エマ「このぉっ!」ブンッ

J( `皿´ )し サッ

エマ「ハァ…ハァ…」ザッ

エマ(敵の身のこなしが早くてなかなか決定打を与えられない…!スーツが壊れない内に決着をつけなきゃ!)

璃奈「エマさん!」タッタッタッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ドガガガガ

エマ「ううっ……」グググ

璃奈(エマさん、すごい…5対1なのに倒されずに渡り合ってる!しかも格闘戦だけで!)

璃奈(でもこのままじゃやられちゃう…助けなきゃ!)

473: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7f85-ee9a) 2023/12/26(火) 00:52:34 ID:VYZWJD9600
璃奈(さっき拾ったXショットガンを使って……)スチャッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ドガガガガ

璃奈(迂闊に撃ったらエマさんに当たっちゃう恐れがある………そうだ!)

ギョーン ギョーン ギョーン

璃奈「エマさん!!」

エマ「璃奈ちゃん!?」

璃奈「今から隙を見てこっちに来て!」

エマ「す…隙って――」

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

エマ「わぁっ!?」グラッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し「!?」グラッ

エマ(いきなり足元が爆発した!?)

璃奈(敵も体勢を崩してる…!)ジッ

璃奈「今だよ、エマさん!!」

エマ「ううっ…璃奈ちゃん!!」ダッ

ガシッ

璃奈「エマさん、大丈夫?」

エマ「ハァ…ハァ…ありがとう、璃奈ちゃん!」

474: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7f85-ee9a) 2023/12/26(火) 00:53:05 ID:VYZWJD9600
エマ「それにしても、よく隙を作ってくれたね~」

璃奈「エマさんに当たっちゃうといけないから、地面を撃った。それで敵の体勢を崩した」

エマ「そうだったんだ…よく思いついたね」

璃奈(さっきの体勢の崩れ方……もしかして!)ハッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ザッ

エマ「相手は5体いるけど…どうやって戦う?」

璃奈「一つ作戦を思いついた」

エマ「えっ…?」

璃奈「まずはかすみちゃんと彼方さんと合流しよう」ダッ

エマ「うん…!」ダッ

475: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7f85-ee9a) 2023/12/26(火) 00:53:40 ID:VYZWJD9600
璃奈「かすみちゃん!彼方さん!」ダッダッダッ

かすみ「りな子!エマ先輩!」

彼方「どうしたの~?」

璃奈「一旦あそこのビルの上に飛び移ろう!」サッ

かすみ「ええっ!?また跳ぶのぉ!?」

璃奈「彼方さん、スーツは大丈夫?」

彼方「うん、まだ無事だよ~」

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ダッダッダッ

エマ「みんな追いかけて来るよ!?」

璃奈「うん、追いつかれる前に早くあのビルへ!」ダッダッダッ

かすみ「うう…一回跳んだんだからきっと跳べるはず!」ダッダッダッ

ガッガッガッガッ

一同「たあああああ!!」ミキミキミキ

ダッ

476: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7f85-ee9a) 2023/12/26(火) 00:54:12 ID:VYZWJD9600
ヒュウオオォォォーッ

ブシッ

かすみ「はぁっ、はぁっ…」

璃奈「……!」クルッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ヒュウオオォォォーッ

彼方「お…追いかけて来てるよ~!しかも7体全部……」

璃奈「次は……あそこのビルへ跳ぼう!」サッ

かすみ「はぁ…はぁ…ま、また…!?」

璃奈「次に着地した時からが勝負…!」ダッ

かすみ「わ…わかったよ!」ダッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ダンッ

エマ「急ごう!」ダッ

ガッガッガッガッ

一同「たあああああ!!」ミキミキミキ

ダッ

477: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 7f85-ee9a) 2023/12/26(火) 00:54:53 ID:VYZWJD9600
ヒュウオオォォォーッ

ブシッ

璃奈「彼方さん、これ、Xショットガン」スッ

彼方「あっ…ありがとう璃奈ちゃん」スチャッ

璃奈(あとは……)クルッ

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ヒュウオオォォォーッ

エマ「まだ追って来るよ!」

璃奈「みんな!撃って!」スチャッ

ギョーン ギョーン

J( `皿´ )し J( `皿´ )し J( `皿´ )し ヒュウオオォォォーッ

彼方「う…うん!」ググッ

エマ「はァッ、はァッ」スチャッ

かすみ「ああああ!」スチャッ

璃奈「跳んでくる星人を撃って!」

ギョーン ギョーン ギョーン ギョーン

478: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/29(金) 23:18:35 ID:b6xoIzxo00
バン!

ババン!

ドサドサドサッ

ビチャッ

ビチャビチャッ

かすみ「はぁ…はぁ…あ…当たった…!?」

彼方「そっか…空中では避けれないんだ」

璃奈「うん。さっき、爆風で飛ばされた敵が体勢を崩してたのを見て、咄嗟に思いついた。上手くいくかどうかは分から鳴ったけど…」

エマ「あ…あんな一瞬で思いついたんだ……」

かすみ「ううっ……それにしても…」チラッ

エマ「みんな……粉々になってる……」ブルブル

彼方「うぇっ……これで全員倒せたの…?」

479: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/29(金) 23:19:09 ID:b6xoIzxo00
グラッ

一同「!?」ビクッ

J( °Д° )し「コーーッ、コーッ」グッグッ

かすみ「ぅぇっ……」ゾッ

エマ「じ…上半身だけ……」ゾッ

J( °Д° )し「ブコビニズンズダ………コーッコーッ…ズダ……」グッズッ

エマ「うううっ……」ポロポロ

彼方「夢に出そーだよ…こーゆーの……ううッ」ポロポロ

J( °Д° )し「コー、コ……」

かすみ「こっちだって生き死にかかってたのに…」ポロポロ

J( °Д° )し「コーッコーッ、コー」

璃奈「……」スッ

スチャッ

かすみ・エマ・彼方「!?」

ギョーン

480: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/29(金) 23:22:11 ID:b6xoIzxo00
プシュッ

キュンッ キュンッ キュンッ

J( °Д° )し「コーッコーッ」

ボッ

ビシッ

彼方「あ……」

かすみ「Yガン…捕獲用の銃で撃ったんだ」

璃奈「うん」

J( °Д° )し「コーッコーッ」

エマ「それで……上に送ってあげて」

璃奈「うん……」ググッ

ギョーン

J( ◉皿◉ )し 「ぬわぁんでよ!」

一同「!!!」ビクッ

ジジジジジジ

481: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/29(金) 23:23:25 ID:b6xoIzxo00
ジジジジジジ

チュンッ

エマ「転送…できたんだね」

璃奈「うん……」

かすみ「これで…全部…?」

璃奈「確かに、跳んできた中には7体全員いたように見えたけど……」

彼方「これまでみたいに、他にボスとかがいたりして…」

かすみ「あっ!確かに…」

ジジジジジジ

エマ「えっ!?」ジジジジ

璃奈「今回はこれで終わりみたい」ジジジジ

彼方「帰れるんだねぇ」ジジジジ

かすみ「色々と慣れない事をして…怖かったですぅ……」ジジジジ

---
--

482: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/29(金) 23:24:19 ID:b6xoIzxo00

--
---

~黒い玉の部屋~

ジジジジジジ

エマ「全員…無事に帰って来れたね」

かすみ「今回は最初から4人だけでしたけどねぇ」

ちーーーーーん

彼方「終わりの合図だ」

璃奈「これから、採点が始まる…」


それぢわ ちいてんを
はじぬる


彼方「この玉に点数が出てくるんだよね~」

483: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/29(金) 23:26:41 ID:b6xoIzxo00
エマ

3てん

TOTAL36てん
あと64てんでおわり


璃奈「3点…あんなに大勢と敵と戦ってたのに…」

エマ「敵がみんな早くて思うように攻撃を当てれなかったからね…」

彼方「大変だったでしょ~。彼方ちゃん、ボッコボコにやられちゃったよ~」

璃奈「それが…5対1なのに割と渡り合ってたように見えた…しかも格闘だけで」

かすみ・彼方「ええっ!!?」ギョッ

エマ「実家の弟妹とのきょうだい喧嘩を思い出しながら戦ってたよー」アハハ

璃奈「きょうだい喧嘩の経験だけであんな立ち回りを…?」ゾッ

かすみ「やぱりエマ先輩の格闘適正は凄いです…」

彼方「彼方ちゃんは遥ちゃんと喧嘩なんてした事ないから、そんな風にはできないよ~」

484: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/29(金) 23:27:16 ID:b6xoIzxo00
かすかす

3てん

TOTAL34てん
あと66てんでおわり


かすみ「かすかすじゃなくてかすみんですー!」ムキー

エマ「かすみちゃんも3点…私と同じだね」

かすみ「うぅ…あんなに頑張っていっぱい跳んだのにぃ」ガックリ

璃奈「かすみちゃん、元気出して」ポンポン

485: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/29(金) 23:28:01 ID:b6xoIzxo00
彼方ちゃん

9てん

TOTAL29てん
あと71てんでおわり


エマ「9点!?凄いよ、彼方ちゃん!」

かすみ「特に今回は、剣で2体も一刺しにしてましたもんね」

彼方「彼方ちゃんだって、やる時はやるんだよ~」エッヘン

かすみ「かすみんは1対1でも当てる事すらできなかったのに…」ムスッ

璃奈「相当な集中力がいると思う」

486: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/29(金) 23:28:37 ID:b6xoIzxo00
りなちゃん

15てん

TOTAL30てん
あと70てんでおわり


彼方「15点~!?」

エマ「今回の中で一番高いよ~」

かすみ「今回はりな子の大手柄だね」

彼方「作戦も考えてくれてたしねぇ」

エマ「本当にありがとう、璃奈ちゃん」

璃奈「えへへ…」テレテレ

かすみ「それにしてもりな子、かすみんの加勢してくれたけど、最初の敵とはどうやって戦ったの?」

璃奈「私には1体も向かって来なかった……」

かすみ・彼方・エマ「えっ!?」

璃奈「だから、かすみちゃんに加勢して倒したのが最初」

かすみ「ちょっと不公平じゃない!?エマ先輩や彼方先輩はいっぱい相手にしてたのに…」

彼方「そういえば、ガンツには『自分よりおおきいもの憎んでる』って書いてあったような…。それでかな?」

エマ「確かに今回の敵は小柄だったし、璃奈ちゃんはこの中では一番小柄だよね」

かすみ「それでりな子だけ襲われなかったって事ですか!?確かに、かすみんにも1体だけにか襲ってきませんでしたけど…」

璃奈「………」

487: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/29(金) 23:29:40 ID:b6xoIzxo00
フッ

かすみ「あっ、採点が終わった」

エマ「この部屋に転送されてから外に出られないけど、この後は外に出られるようになるんだよね」

璃奈「いつもの事だけど、一体どういう仕組みなんだろう?」

ガチャッ

彼方「あっ、ドアが開くよ~」


~外~

エマ「今回も、みんな無事に帰れたね」

かすみ「ミッションの度に、帰りの為の準備も万全になってますよぉ~」ニシシ

彼方「はぁ~、早く帰って遥ちゃんに会って寝たいよぉ~」

璃奈「でも、またあの部屋に転送される。次はいつになるんだろう…」

488: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/29(金) 23:30:24 ID:b6xoIzxo00
エマ「それにしても…」

かすみ「?」

エマ「あの最後の星人の…転送される直前のあの表情…」

~~~

J( ◉皿◉ )し 「ぬわぁんでよ!」

~~~

エマ「何かやな感じだった」

彼方「うん……」

璃奈「確かに」

かすみ「かすみんも、ハッキリ目にやきついてますよぉ」

璃奈「でも、戦わなきゃみんなやられてた」

かすみ「そうだよね…それに、向こうの方から先に攻撃してきたんだから」

エマ「あの部屋に転送された以上、嫌でも戦わなきゃいけないんだね…」

489: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/29(金) 23:31:23 ID:b6xoIzxo00
璃奈(これからもまた、あの部屋に転送されて戦う事になると思う)

エマ(採点でTOTAL100点を取れば自由になれるみたい。だからみんなで生き残って100点を目指すんだ)

彼方(大切な人達との生活を取り戻すために)

かすみ(スクールアイドル同好会としての日常の為にも、これからも私達QU4RTZの4人で戦い続ける!)

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492: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/30(土) 20:52:13 ID:c9xU33O.00

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-数日後-

~虹ヶ咲学園・スクールアイドル同好会部室~

かすみ「ええ~~~っ!?か…かすみんがですかぁ!?」

侑「うん!」

かすみ「ほ…本当に…本当の本当にですか!?」

侑「本当の本当だよ」

かすみ「ドッキリとかじゃないですよね!?」

果林「そんな訳ないでしょ。みんなでも話し合って決めたんだから」

かすみ「か…かすみんの新曲だなんて……!」ウルウル

歩夢「良かったね、かすみちゃん」

彼方「かすみちゃん、ずっと頑張ってたもんね~」

しずく「私もできる事があれば何でも手伝うよ、かすみさん!」

かすみ「よーし!新曲に向けて、かすみん、これまで以上に頑張っちゃいますよぉ~!!」グッ

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493: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/30(土) 20:53:15 ID:c9xU33O.00

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~璃奈のマンション・屋上~

かすみ「……とは言ったものの…」

かすみ「いざ曲や歌詞を作ろうとしても、全然浮かびませ~~~~ん!!」

エマ「かすみちゃんのイメージに合った、新しい曲…だからねぇ」

璃奈「これまでの曲も、かすみちゃんにピッタリな曲だった」

彼方「う~ん…ガンツのミッションをイメージした曲にしてみる…とか?」

かすみ「そんなぁ!全然可愛くありません!かすみんのイメージとは全然違います!!まぁ…衣装はこのスーツで何とかなりますけど」

璃奈「ミッションで戦ってる間にでも、何か閃く事があるかも」

かすみ「そんなので閃いても、殺伐とした曲になりそうだよ!」

エマ「これからのスクールアイドル活動のためにも、絶対にみんなで生き残ろうね」

一同「おーーーーっ!」

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494: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/30(土) 20:54:09 ID:c9xU33O.00

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-数日後・夕方-

~かすみの部屋~

かすみ(今日、首筋に寒気を感じた…今日がミッションの日だ)

かすみ(でも、新曲の用意は全然進んでない…)

かすみ(いやいや、生き残って、あの部屋から帰って、絶対に新曲を完成させる!)

ジジジジジジ

かすみ「……来た!」ジジジ

ジジジジジジ

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495: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/30(土) 20:54:42 ID:c9xU33O.00

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~黒い玉の部屋~

ジジジジジジ

ザワザワ

かすみ「わぁ!人がいっぱいいる!?」

「また出てきたぞ」ザワザワ

「何人出て来んだよ」ザワザワ

ジジジジジジ

彼方「今回は人がいっぱいだね~」ジジジ

璃奈「当たり前だけど、みんなかなり動揺してる」ジジジ

エマ「あっ、かすみちゃん!」ジジジ

かすみ「かすみんも今転送されたばかりですよぉ」

「何ここ?何なのこれ?」ザワザワ

「ありえない、ありえないって」ザワザワ

496: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/30(土) 20:55:31 ID:c9xU33O.00
ザッ

かすみ「わぁっ!?」

ギャングA「The doors won't open!God dammit!」ザッ

ギャングB「Where the hell are we?」ザッ

ギャングC「We're totally locked in this bitch!」ザッ

ギャングD「My celly won't even work」ザッ

璃奈「が…外国の人…?」ビクッ

彼方「玄関の方にも人いたんだね~」

かすみ(も…ものすごく怖いですぅ~~!なんでいつもこの部屋の新入りには怖そうな人が来るんですかー!?)ブルブル

497: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/30(土) 20:56:10 ID:c9xU33O.00
ザワザワ

彼方「これだけの人数に説明しなきゃいけないの~?」ポカン

璃奈「話、聞いてくれるかな…」

かすみ「とにかく、やるしかないですよぉ」

エマ「うん!」

パンパン

かすみ「みなさ~~ん!聞いてくださー~い!!」

「あ?何だ?」ザワザワ

「何言ってんだ?あいつ」ザワザワ

「あー、うるないなぁ」ザワザワ

かすみ「ううっ……」オロオロ

璃奈「やっぱり、なかなか聞いてくれない」

彼方「どうする~?何人かずつに説明していく?」

エマ「これだけの人数相手だと、時間も足りないよ」

かすみ「ス……スクールアイドルのかすみんからのお願いですよぉ~!」ニコッ

「スクールアイドル?」ザワザワ

「有名なの?」ザワザワ

「う~ん、見た事ないなぁ」ザワザワ

かすみ(ううっ!せめて新曲が完成した後だったら知名度を上がって注目されてたかもしれないのに…!)オロオロ

498: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/30(土) 20:57:05 ID:c9xU33O.00
かすみ「こ…これからスクールアイドルとして、もっとも~っと有名になる、かすみんですよぉ~!」

女性「……何がスクールアイドルよ」ボソッ

かすみ「な"ッ!?」ガーン

「あれ?」チラッ

「どーした?」

女性「……」

「あッ、ホラ…ホラ…あの子…」

「あ………」

「アイドルの!!」

「マジ?ウッソ」

アイドル「……!」ササッ

ザワザワ

エマ「プロのアイドル!?」

彼方「確かに、あの人テレビとかで見た事ある」

璃奈「しかもあの人、今一番人気があるアイドルだと思う」

かすみ「トップアイドル!?それじゃあますますかすみん達が目立たなくなっちゃう…」ガーン

499: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/30(土) 20:57:49 ID:c9xU33O.00
あーたーらしーい あーさがきた
きーぼーうの あーさーが

「何?何?」

「ラジオ体操?」

「はァ?どっから流れてんの?」

「その玉だろ」

「あッ見て、見てこれ」


てめえ達の命は、
無くなりました。

新しい命を
どう使おうと
私の勝手です。

という理屈なわけだす。


「は?てめえ達は………」

「あッ、なんか出た」

500: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ 338e-f903) 2023/12/30(土) 20:59:06 ID:c9xU33O.00
てめえ達は今から
この方をヤッつけに行って下ちい


从c*・ヮ・§
普通星人

特徴
 いっけんふつう
好きなもの
 怪獣 みかん
口ぐせ
 輝きたい!


「これヤッつけに行けだって」

「普通星人だって~~意味不明~~~」

「だっせ……」


かすみ「一見…普通……なのかなぁ?」キョトン

エマ「う~~ん…」

彼方「転送されて来たのは彼方ちゃん達で最後だったみたいだねぇ」

503: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ ead4-ee9a) 2023/12/31(日) 20:35:36 ID:yKlUHfAc00
ガシャッ

「うォッ」
「わッ」
「玉が開いた!?」


エマ「みんな!話を聞いて!」

かすみ「この玉の中に入ってるスーツ……私達が来てるのと同じ、そのスーツを着てくださーい!」

璃奈「玉の中にある武器も持って!」

彼方「これからその星人と戦いに行く事になるんだよ~!」

「は?まだ何か言ってるぜ、あいつら」

「ほっとこ、ほっとこ」

「なんだろ、これ?スゲーよくできてるなぁ」

「そうだ!さっきのアイドル……」

アイドル「……」ススッ

504: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ ead4-ee9a) 2023/12/31(日) 20:36:20 ID:yKlUHfAc00
ジジジジジジ

「消えてるッ頭がホラッ」ジジジジ

「なんだなんだオイッ」ジジジジ

「わァア」ジジジジ

かすみ「どうしましょう!?誰もスーツを着てないまま転送されてますよぉ!」

ジジジジジジ

かすみ「あっ!?」ジジジジ

璃奈「かすみちゃん!」

エマ「かすみちゃん、先に転送された人達を守ってあげて!」

彼方「彼方ちゃん達も、すぐに行くからね~」

かすみ「ま…まかせて下さい!何なら星人もみんな倒してみせますよぉ」ジジジジ

---
--

505: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ ead4-ee9a) 2023/12/31(日) 20:36:50 ID:yKlUHfAc00

--
---

~外~

「あれ?何だここ?」キョロキョロ
「外か?」
「帰れるんじゃない!?」

かすみ「外だ……!」ジジジジ

「なんだ?あの建物、でっけー」

「あの中で怪獣映画の展示会やってるのか。面白そ~」

「でも今閉まってるんじゃね?」

かすみ(沢山の人が転送されてるのに、誰一人スーツを着ていない…)

「帰ろーぜーーー」

かすみ「みなさ~ん!帰っちゃ駄目ですよー!アラームの音が鳴ったら引き返してくださーい!」

「アイツさぁ、さっきも部屋にいた…ホラ、コスプレ…」

「ははは、ダッセェ」

かすみ「ぐぬぬ……」イラッ

506: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ ead4-ee9a) 2023/12/31(日) 20:37:27 ID:yKlUHfAc00
かすみ「これから命懸けの戦いが始まるんです!かすみんからのお願いですよぉ~~!」

「はぁ?何言ってんだアイツ」

「帰ろ帰ろ」

アイドル「何、その可愛い子ぶったキャラ……」ボソッ

かすみ「う"っ」ガーン

「あっ、さっきのアイドル!」

「本物!?スッゲー」

「そうそう、あのコスプレ女、ダサいよねー」

アイドル「……」

かすみ(うう…何なんだろう、あの人…)チラッ

507: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ ead4-ee9a) 2023/12/31(日) 20:38:08 ID:yKlUHfAc00
ザッ

一同「ん?」

从c*・ヮ・§

「あっ、アイツ…」

「確か、さっきの部屋の玉に出てた…」

「普通星人…だっけ…?アイツを倒せって書いてあったような…」

「よーし、弱そうだしやっつまおうぜ!」ザッ

かすみ「あっちょっ…ちょっと!」タッ

从c*・ヮ・§ スッ

かすみ(何?かすみん達の方を指差した…)

从c*・ヮ・§「わたしたち、かがやきたーーーーい!」

一同「?」

508: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ ead4-ee9a) 2023/12/31(日) 20:50:41 ID:yKlUHfAc00
チャッ チャッ チャッ

「ん?なんだ?この音」

チャッ チャッ チャッ

「何かが…近づいてくる…?」

チャッ チャッ チャッ

かすみ「星人…?いっぱいいる……!」

チャッ チャッ チャッ

小型怪獣「グルルル」チャッチャッ

「なんだッこれッ、怪獣?」

「えッ?恐竜?」

「本物………?」

ギャング達「Dinosaur?」

「その割には…小せぇぞ?」

「それでも人間の背丈程の大きさはあるぞ!!」

小型怪獣「グルルル」チャッチャッ

かすみ「危ない!みんな逃げてください!」

509: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ ead4-ee9a) 2023/12/31(日) 20:51:46 ID:yKlUHfAc00
小型怪獣「ヴォオッ」ダッ

ズサァッ

「あ…あ…」ガクガク

ガプッ

「ぎゃあああ!痛ぃいいいぃ!」プシップシッ

小型怪獣「ガルルルル」グッグッ

ブンッ

「ぎゃああッ!」

ガプッ ガプッ

「た…食べてる……」ゾッ


「きゃあああ!」ダダダッ

ギャングA「Oh,my God!!」ダダダッ

ギャングB「Jesus!」ダダダッ

小型怪獣「ガルルルル」

「この野郎、後から殴り倒してやる!」ソッ

小型怪獣「ガルルルル」ブンッ

バシンッ!

「おッ!」

ドサッ

「ひぃっ!尻尾の一振りだけで体が真っ二つになった…!」ゾッ

510: 名無しで叶える物語 (ワッチョイ ead4-ee9a) 2023/12/31(日) 20:53:12 ID:yKlUHfAc00
かすみ「あああああっ!」

ギョーン ギョーン

小型怪獣「ヴォオッ」ダッ

「わァァァァッ!」ダッ

バァンッ! バァンッ!

ドサッ

かすみ「はぁ、はぁ…Xガン一発で倒せるけど…数が多い!」

アイドル「あ…あの子…」

「すげぇ、あいつ…あの銃でやっつけたのか?」

「ありがとう…助かった…!」

かすみ「みなさん、私の後ろにいてください!」

「わ…わかった!」ダッ

アイドル「うん…!」ダッ

小型怪獣「グルルル」チャッチャッ

かすみ(う~ん…とは言え、ここからどうしよう……?)

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