1: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:16:50.767 ID:XPPxcdhu0.net
【朝】
ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘ
サターニャ「………………」ｽﾔｽﾔ
ヴィーネ「ちょっとサターニャ！！起きなさいよ！！」
サターニャ「！？！？……ヴィネット！？なんであんたがここに！？」ｶﾞﾊﾞｯ
ヴィーネ「ガヴリールが風邪引いちゃって学校を休むみたいだからあんたと一緒に登校しようと思ったのよ」ﾊｧ
ヴィーネ「チャイムを押しても返事はないし、その上鍵まで開いてるし……」ｼﾞﾄｯ
サターニャ「き、今日はたまたま眠かったのよ！いつもはもっと早く起きてるんだから！！」
ヴィーネ「はいはい、鍵は本当に気を付けなさいよ？あんたも一応女の子なんだから……」
サターニャ「た、確かにこのサターニャさまのワガママボディを狙う者逹はいるかもしれないわね…」
ヴィーネ「はいはい、折角だから朝ご飯作ってあげるわ」
ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘ
サターニャ「………………」ｽﾔｽﾔ
ヴィーネ「ちょっとサターニャ！！起きなさいよ！！」
サターニャ「！？！？……ヴィネット！？なんであんたがここに！？」ｶﾞﾊﾞｯ
ヴィーネ「ガヴリールが風邪引いちゃって学校を休むみたいだからあんたと一緒に登校しようと思ったのよ」ﾊｧ
ヴィーネ「チャイムを押しても返事はないし、その上鍵まで開いてるし……」ｼﾞﾄｯ
サターニャ「き、今日はたまたま眠かったのよ！いつもはもっと早く起きてるんだから！！」
ヴィーネ「はいはい、鍵は本当に気を付けなさいよ？あんたも一応女の子なんだから……」
サターニャ「た、確かにこのサターニャさまのワガママボディを狙う者逹はいるかもしれないわね…」
ヴィーネ「はいはい、折角だから朝ご飯作ってあげるわ」
2: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:20:58.143 ID:XPPxcdhu0.net
ヴィーネ「いただきます！」
サターニャ「いただきます！」
ヴィーネ「……………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
サターニャ「……………」ｿｯ
ヴィーネ「……………あんた今野菜どけたでしょ……」ｼﾞﾄｯ
サターニャ「ふぇっ……！？なにがっ！？」
ヴィーネ「まったく、好き嫌いをする大悪魔なんて聞いたことないわよ」
サターニャ「わ、わかったわよ！お母さんみたいなこと言わないでよね！」
ヴィーネ「……」ﾋﾟｸｯ
サターニャ「いただきます！」
ヴィーネ「……………」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
サターニャ「……………」ｿｯ
ヴィーネ「……………あんた今野菜どけたでしょ……」ｼﾞﾄｯ
サターニャ「ふぇっ……！？なにがっ！？」
ヴィーネ「まったく、好き嫌いをする大悪魔なんて聞いたことないわよ」
サターニャ「わ、わかったわよ！お母さんみたいなこと言わないでよね！」
ヴィーネ「……」ﾋﾟｸｯ
4: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:24:05.803 ID:XPPxcdhu0.net
ーーーーーー
サターニャ「ふぅ……お腹いっぱいね！」ｺﾞﾛﾝ
ヴィーネ「………ねぇサターニャ」
サターニャ「？何よヴィネット……」
ヴィーネ「さっき言ってた……その……」
サターニャ「さっき……何か言ったかしら？」
ヴィーネ「お母さんがどうとか……」
サターニャ「あー、あんたがあまりにも口うるさいからお母さんみたい！なんちゃって」ｹﾗｹﾗ
ｸﾞｲｯ
サターニャ「………ヴィネット？」
ヴィーネ「サターニャ、お願いがあるの」
サターニャ「ふぅ……お腹いっぱいね！」ｺﾞﾛﾝ
ヴィーネ「………ねぇサターニャ」
サターニャ「？何よヴィネット……」
ヴィーネ「さっき言ってた……その……」
サターニャ「さっき……何か言ったかしら？」
ヴィーネ「お母さんがどうとか……」
サターニャ「あー、あんたがあまりにも口うるさいからお母さんみたい！なんちゃって」ｹﾗｹﾗ
ｸﾞｲｯ
サターニャ「………ヴィネット？」
ヴィーネ「サターニャ、お願いがあるの」
8: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:27:21.868 ID:XPPxcdhu0.net
サターニャ「………お願い？」
ヴィーネ「………私の事、ヴィーネママって呼んでみてくれない？」
サターニャ「………は？」
ヴィーネ「お願い！一回だけでいいの！」
サターニャ「なんであんたのことママなんて呼ばなきゃいけないのよ！」ｱｾｱｾ
ヴィーネ「おーねーがーいー！おーねーがーいー！」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
サターニャ（ヴィネットがここまで駄々をこねるのも珍しいわ……普段お世話になってるしこれくらいは……）
サターニャ「………わかったわよ」
ヴィーネ「………」ﾊﾟｧｧｧ
サターニャ「ヴ……ヴィーネママ………」ﾎﾞｿｯ
ヴィーネ「………私の事、ヴィーネママって呼んでみてくれない？」
サターニャ「………は？」
ヴィーネ「お願い！一回だけでいいの！」
サターニャ「なんであんたのことママなんて呼ばなきゃいけないのよ！」ｱｾｱｾ
ヴィーネ「おーねーがーいー！おーねーがーいー！」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
サターニャ（ヴィネットがここまで駄々をこねるのも珍しいわ……普段お世話になってるしこれくらいは……）
サターニャ「………わかったわよ」
ヴィーネ「………」ﾊﾟｧｧｧ
サターニャ「ヴ……ヴィーネママ………」ﾎﾞｿｯ
9: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:29:29.071 ID:XPPxcdhu0.net
ヴィーネ（………………）ﾄﾞｷﾄﾞｷ
サターニャ「……いくら友達でも、さすがに引くわよ？」
ヴィーネ「いい………」
サターニャ「大体私のがあんたより 大きいんだからね！」ｴｯﾍﾝ
ズイッ
ヴィーネ「すごくいい………！」
サターニャ「ヴィネット………？顔が近いって………」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
サターニャ「……いくら友達でも、さすがに引くわよ？」
ヴィーネ「いい………」
サターニャ「大体私のがあんたより 大きいんだからね！」ｴｯﾍﾝ
ズイッ
ヴィーネ「すごくいい………！」
サターニャ「ヴィネット………？顔が近いって………」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
13: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:31:26.733 ID:XPPxcdhu0.net
ヴィーネ「サターニャちゃん、ママとおててつなごっか？」ﾆｺｯ
サターニャ「サターニャちゃん！？なんであんたと一緒に手なんか……」
ヴィーネ「ヴィーネママ、でしょ？」
サターニャ「ヴィーネママ………じゃなくてぇ！！」
ギュッ
ヴィーネ「はやくいこっ？」ﾆｺｯ
サターニャ「………うん」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
サターニャ「サターニャちゃん！？なんであんたと一緒に手なんか……」
ヴィーネ「ヴィーネママ、でしょ？」
サターニャ「ヴィーネママ………じゃなくてぇ！！」
ギュッ
ヴィーネ「はやくいこっ？」ﾆｺｯ
サターニャ「………うん」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
16: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:34:50.469 ID:XPPxcdhu0.net
【学校】
ガヴリール「ひゃっはははははは！！なんでこいつら手ぇ繋いでんだよ！！」ｹﾞﾗｹﾞﾗ
ラフィエル「あらあら………」
ヴィーネ「ガヴリール！？あんた風邪じゃなかったの！？」
ガヴリール「ヴィーネのおままごとに付き合わされるのが嫌だったから嘘ついたわ、ごめん」ﾆｺｯ
ヴィーネ「こいつぅ………」ｲﾗｲﾗ
ラフィエル「それよりも………」ﾆﾔﾆﾔ
ガヴリール「そっちの可愛い子紹介してくれよ…」ﾆﾔﾆﾔ
サターニャ「………ヴィーネママ！！手ぇ離して！！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
ガヴリール「ひゃっはははははは！！なんでこいつら手ぇ繋いでんだよ！！」ｹﾞﾗｹﾞﾗ
ラフィエル「あらあら………」
ヴィーネ「ガヴリール！？あんた風邪じゃなかったの！？」
ガヴリール「ヴィーネのおままごとに付き合わされるのが嫌だったから嘘ついたわ、ごめん」ﾆｺｯ
ヴィーネ「こいつぅ………」ｲﾗｲﾗ
ラフィエル「それよりも………」ﾆﾔﾆﾔ
ガヴリール「そっちの可愛い子紹介してくれよ…」ﾆﾔﾆﾔ
サターニャ「………ヴィーネママ！！手ぇ離して！！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
18: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:37:48.805 ID:XPPxcdhu0.net
ヴィーネ「あらあらごめんなさいね、この子恥ずかしがり屋だから……」ｽｯ
ガヴリール「ヴィーネママ………くふふふ！！私を笑い殺すつもりか………」ｸｽｸｽ
ラフィエル「うふふ………」
サターニャ「ちがっ…これは私がしたくてやってるんじゃないの！！」ﾜﾅﾜﾅ
ヴィーネ「………」ﾆｺﾆｺ
ガヴリール「かーわいいー」ﾆﾔﾆﾔ
ラフィエル「サターニャさん、かわいいです！」ﾆｺﾆｺ
ガヴリール「ヴィーネママ………くふふふ！！私を笑い殺すつもりか………」ｸｽｸｽ
ラフィエル「うふふ………」
サターニャ「ちがっ…これは私がしたくてやってるんじゃないの！！」ﾜﾅﾜﾅ
ヴィーネ「………」ﾆｺﾆｺ
ガヴリール「かーわいいー」ﾆﾔﾆﾔ
ラフィエル「サターニャさん、かわいいです！」ﾆｺﾆｺ
20: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:40:23.010 ID:XPPxcdhu0.net
ラフィエル「おはよう、サターニャちゃん」ﾆｺｯ
ガヴリール「お、おはよう…ガヴリールお姉ちゃんですよぉ…っ」ﾆｺｯ
サターニャ（背伸びして目線合わせようとしてる…）ｸｽｯ
ガヴリール「お前今失礼な事考えただろ！」
ヴィーネ「サターニャちゃん？ガヴちゃんいじめちゃだめよ？あなたがお姉ちゃんなんだから……」
ガヴリール（年下設定！？）
ガヴリール「お、おはよう…ガヴリールお姉ちゃんですよぉ…っ」ﾆｺｯ
サターニャ（背伸びして目線合わせようとしてる…）ｸｽｯ
ガヴリール「お前今失礼な事考えただろ！」
ヴィーネ「サターニャちゃん？ガヴちゃんいじめちゃだめよ？あなたがお姉ちゃんなんだから……」
ガヴリール（年下設定！？）
24: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:43:38.838 ID:XPPxcdhu0.net
【昼休み】
ヴィーネ「はいサターニャちゃん、あーん」
サターニャ「あ、あーん」ﾊﾟｸｯ
ラフィエル「サターニャちゃん、かわいいですねぇ」ﾆｺｯ
ヴィーネ「素直でいい子なのよ」ﾆｺｯ
サターニャ「子供扱いすんなぁ！」
ガヴリール「ガヴリールおねぇちゃんもあーんしてあげまちゅよ？」ﾆﾔﾆﾔ
サターニャ「はいはいガヴちゃん、仕方ないわねー」ﾊﾟｸｯ
ガヴリール（こ…こいつぅ…）ﾋﾟｸﾋﾟｸ
ヴィーネ「はいサターニャちゃん、あーん」
サターニャ「あ、あーん」ﾊﾟｸｯ
ラフィエル「サターニャちゃん、かわいいですねぇ」ﾆｺｯ
ヴィーネ「素直でいい子なのよ」ﾆｺｯ
サターニャ「子供扱いすんなぁ！」
ガヴリール「ガヴリールおねぇちゃんもあーんしてあげまちゅよ？」ﾆﾔﾆﾔ
サターニャ「はいはいガヴちゃん、仕方ないわねー」ﾊﾟｸｯ
ガヴリール（こ…こいつぅ…）ﾋﾟｸﾋﾟｸ
26: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:49:08.006 ID:XPPxcdhu0.net
【放課後】
ガヴリール「なぁサターニャ」
サターニャ「どうしたのガヴちゃん！」ﾆﾔﾆﾔ
ガヴリール「お願いそれほんとやめて」ｸﾞｽｯ
サターニャ「ご、ごめんなさい……どうしたの？ガヴリール」
ガヴリール「なんでお前ヴィーネのおままごとに付き合ってやってんの？」
サターニャ「べつにおままごとだなんて思ってないわ」
ガヴリール「はぁ？いやどうみてもあいつはお前で遊んでるぞ」
サターニャ「ヴィネットはきっと寂しいのよ、常に誰かの世話を焼いていたいんだと思う……」
サターニャ「だから、たまにはあんたじゃなくてあたしが相手してやってもいいかなー…なんて」
ガヴリール「………お前」
ガヴリール「そんな事を考える脳味噌があったのか…」
サターニャ「どういう意味よそれ！」
ガヴリール「なぁサターニャ」
サターニャ「どうしたのガヴちゃん！」ﾆﾔﾆﾔ
ガヴリール「お願いそれほんとやめて」ｸﾞｽｯ
サターニャ「ご、ごめんなさい……どうしたの？ガヴリール」
ガヴリール「なんでお前ヴィーネのおままごとに付き合ってやってんの？」
サターニャ「べつにおままごとだなんて思ってないわ」
ガヴリール「はぁ？いやどうみてもあいつはお前で遊んでるぞ」
サターニャ「ヴィネットはきっと寂しいのよ、常に誰かの世話を焼いていたいんだと思う……」
サターニャ「だから、たまにはあんたじゃなくてあたしが相手してやってもいいかなー…なんて」
ガヴリール「………お前」
ガヴリール「そんな事を考える脳味噌があったのか…」
サターニャ「どういう意味よそれ！」
27: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:52:21.667 ID:XPPxcdhu0.net
ヴィーネ「サターニャちゃーん、帰るわよー」ｸｲｸｲ
サターニャ「今行くわ！」ｽﾀｽﾀ
ガヴリール（サターニャなりに、あいつのこと考えてんだな………）
ヴィーネ「ガヴちゃんにばいばいした？」
サターニャ「………はっ！ばいばいガヴちゃーーん」ﾌﾘﾌﾘ
ガヴリール「ば………ばいばーい」ｲﾗｲﾗ
サターニャ「今行くわ！」ｽﾀｽﾀ
ガヴリール（サターニャなりに、あいつのこと考えてんだな………）
ヴィーネ「ガヴちゃんにばいばいした？」
サターニャ「………はっ！ばいばいガヴちゃーーん」ﾌﾘﾌﾘ
ガヴリール「ば………ばいばーい」ｲﾗｲﾗ
30: 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします 2017/03/04(土) 19:55:17.377 ID:XPPxcdhu0.net
【帰り道】
ヴィーネ「サターニャ、こんなこと嫌じゃないの………？」
サターニャ「……何よ、あんたがやりはじめたんでしょ…」
ヴィーネ「そうだけど………ガヴリールは嫌だって…」
サターニャ「………あんたの気が済むまでやればいいわよ…」
ヴィーネ「サターニャ………」
サターニャ「私は別に気にしてないし……むしろあんたと仲良くできてうれしぃ…」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ
ｷﾞｭｯ
ヴィーネ「………ありがと！サターニャちゃん！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
サターニャ「はいはい………ヴィーネママ………」
完！！
ヴィーネ「サターニャ、こんなこと嫌じゃないの………？」
サターニャ「……何よ、あんたがやりはじめたんでしょ…」
ヴィーネ「そうだけど………ガヴリールは嫌だって…」
サターニャ「………あんたの気が済むまでやればいいわよ…」
ヴィーネ「サターニャ………」
サターニャ「私は別に気にしてないし……むしろあんたと仲良くできてうれしぃ…」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ
ｷﾞｭｯ
ヴィーネ「………ありがと！サターニャちゃん！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
サターニャ「はいはい………ヴィーネママ………」
完！！
引用元: ・サターニャ「ヴィーネママ……」
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