1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/05(日) 23:25:32.532 ID:MGDKIR/50.net
ガヴ「サターニャの分際だ、どうせアホみたいな下らない事ばっかり書いてあるんだろ」
ガヴ「…まあせっかくだから中見てやるか」ペラ
◯月×日
今日からついに人間界での生活が始まる。
もちろん天使や人間どもと馴れ合うのは禁止。
悪魔らしく過ごせるように頑張ろう。
ガヴ「……」ペラ
◯月×日
今日は登校初日。
クラスでは、我ながら痛い自己紹介ができた。
早くも周りから浮いているけど、これでまた大悪魔に一歩近づけたと思う。
ガヴ「……」
ガヴ「…まあせっかくだから中見てやるか」ペラ
◯月×日
今日からついに人間界での生活が始まる。
もちろん天使や人間どもと馴れ合うのは禁止。
悪魔らしく過ごせるように頑張ろう。
ガヴ「……」ペラ
◯月×日
今日は登校初日。
クラスでは、我ながら痛い自己紹介ができた。
早くも周りから浮いているけど、これでまた大悪魔に一歩近づけたと思う。
ガヴ「……」
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/05(日) 23:38:34.997 ID:MGDKIR/50.net
◯月×日
人間界では、昼休みに仲間同士で集まってご飯を食べる習慣があるらしい。
私には仲間がいないから一人で食べる。
家族の顔を思い出すけど、大悪魔になるための修行だから弱音は吐かない。
ガヴ「……」ペラ
◯月×日
廊下で天使とすれ違う。
悪魔らしい行為を見せつけてやりたかったけど、なかなかうまくいかなかった。
先生やクラスメイトからの目線も厳しくなってきた。大悪魔への道のりは遠い。
ガヴ「(…これって、読んじゃいけないやつだったんじゃ)」
人間界では、昼休みに仲間同士で集まってご飯を食べる習慣があるらしい。
私には仲間がいないから一人で食べる。
家族の顔を思い出すけど、大悪魔になるための修行だから弱音は吐かない。
ガヴ「……」ペラ
◯月×日
廊下で天使とすれ違う。
悪魔らしい行為を見せつけてやりたかったけど、なかなかうまくいかなかった。
先生やクラスメイトからの目線も厳しくなってきた。大悪魔への道のりは遠い。
ガヴ「(…これって、読んじゃいけないやつだったんじゃ)」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/05(日) 23:48:59.569 ID:MGDKIR/50.net
◯月×日
放課後に食べるメロンパンが唯一の楽しみ。
でも今日は犬に奪われてしまった。
犬一匹に勝てないようじゃ大悪魔にはなれない。
ガヴ「……」ペラ
◯月×日
また犬にメロンパンをとられた。
しかも、ちょうど通りかかった天使に見られてしまい笑われた。
人間界での生活は厳しい。今日は早く寝る。
ガヴ「(これ本当にサターニャが書いてるのかよ……)」
放課後に食べるメロンパンが唯一の楽しみ。
でも今日は犬に奪われてしまった。
犬一匹に勝てないようじゃ大悪魔にはなれない。
ガヴ「……」ペラ
◯月×日
また犬にメロンパンをとられた。
しかも、ちょうど通りかかった天使に見られてしまい笑われた。
人間界での生活は厳しい。今日は早く寝る。
ガヴ「(これ本当にサターニャが書いてるのかよ……)」
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/05(日) 23:58:11.800 ID:MGDKIR/50.net
◯月×日
一人でお昼を食べていたら、天使から接触があって初めて食堂に行った。
食券の買い方を間違えてしまったが、天使がおいしい食べ方を教えてくれた。案外いい天使なのかもしれない。いやいや、天使に限ってそんなはずは。
三人で食べるうどんはおいしかった。
もう少し人間界で頑張ってみようと思う。
【メモ】
まとめ買い:同じ食券が何枚も出てくる
わりばし:二つに割って使う
七味唐辛子:しちみとうがらしと読む。7回かけるとおいしい。
ガヴ「真面目かよ…」
一人でお昼を食べていたら、天使から接触があって初めて食堂に行った。
食券の買い方を間違えてしまったが、天使がおいしい食べ方を教えてくれた。案外いい天使なのかもしれない。いやいや、天使に限ってそんなはずは。
三人で食べるうどんはおいしかった。
もう少し人間界で頑張ってみようと思う。
【メモ】
まとめ買い:同じ食券が何枚も出てくる
わりばし:二つに割って使う
七味唐辛子:しちみとうがらしと読む。7回かけるとおいしい。
ガヴ「真面目かよ…」
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/06(月) 00:09:46.001 ID:pJj0zbF/0.net
サターニャ「おーい、ガヴリール~!」
ガヴ「げっ」サッ
サタ「?いまあんた、何か隠さなかった?…ってあれ、机の上に置いてあった私の手帳がない……」
ガヴ「ほれ、下に落ちてたぞ。見られてると困るだろうから預かっといてやったんだ感謝しろ」スッ
サタ「へ~ぇ、あんたにしちゃ気が利くじゃない。褒めてあげるわ」
ガヴ「へいへい……それはそうと私は腹が減った、おいサターニャうどん食いに行くぞ」
サタ「へっ…?い、いいけど…珍しいわね。あんたが食堂に行きたがるなんて」
ガヴ「…今日はそういう気分なんだよ」
ガヴ「げっ」サッ
サタ「?いまあんた、何か隠さなかった?…ってあれ、机の上に置いてあった私の手帳がない……」
ガヴ「ほれ、下に落ちてたぞ。見られてると困るだろうから預かっといてやったんだ感謝しろ」スッ
サタ「へ~ぇ、あんたにしちゃ気が利くじゃない。褒めてあげるわ」
ガヴ「へいへい……それはそうと私は腹が減った、おいサターニャうどん食いに行くぞ」
サタ「へっ…?い、いいけど…珍しいわね。あんたが食堂に行きたがるなんて」
ガヴ「…今日はそういう気分なんだよ」
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/06(月) 00:20:02.543 ID:pJj0zbF/0.net
ガヴ「(にしても、まさかサターニャがあんな事を考えてたなんてな……)」
サタ「ほらガヴリール、早くメニュー決めなさいよ」
ガヴ「めんどくせーなー。お前と同じでいいよ」
サタ「あらそう、ならまとめ買いね」フフン
サタ「いただきまーす!」パキッ
サタ「やっぱり七味唐辛子は7回がベストね」パッパッ
◯月×日
今日はガヴリールに食堂に誘われた。珍しい日もある。
まとめ買いもできたし、わりばしも綺麗に割れた。
辛さは足りなかったような気もするけど、気にしない。
今日も楽しい一日だった。
サタ「ほらガヴリール、早くメニュー決めなさいよ」
ガヴ「めんどくせーなー。お前と同じでいいよ」
サタ「あらそう、ならまとめ買いね」フフン
サタ「いただきまーす!」パキッ
サタ「やっぱり七味唐辛子は7回がベストね」パッパッ
◯月×日
今日はガヴリールに食堂に誘われた。珍しい日もある。
まとめ買いもできたし、わりばしも綺麗に割れた。
辛さは足りなかったような気もするけど、気にしない。
今日も楽しい一日だった。
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。