3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 02:41:33.800 ID:E7r0hu0s0.net
ガヴリール「おあ~」
ガヴリール「鼻水がすごい、風邪か...?」
ガヴリール「薬...ない、売ってるとこはわかるけど外さみーしめんどいよなぁ」
ガヴリール「まあ、熱はなさそうだし、大丈夫か」
ガヴリール「鼻水がすごい、風邪か...?」
ガヴリール「薬...ない、売ってるとこはわかるけど外さみーしめんどいよなぁ」
ガヴリール「まあ、熱はなさそうだし、大丈夫か」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 02:43:47.700 ID:E7r0hu0s0.net
~学校~
ラフィエル「ヴィーネさん、まだ帰ってきてないんですね」
ガヴリール「まぁ私が堕天使ならあいつは堕悪魔だからな...案外帰ってきたらめちゃくちゃ極悪になってたりしてな。」
ラフィエル「本来あるべき姿なんでしょうけど、そうなると天使としては接し方に困りますね...」
ガヴリール「...おーい、サターニャ。お前はなんか知らないのか」
サターニャ「へ?なにがよ」トコトコ
ガヴリール「ヴィーネの魔界呼び出しのことだよ。あいつ今どうなってんだ。」
サターニャ「あぁ...そんな怖いことはされてないはずだけど、場合によってはもう帰ってこれないかもしれないわね...。」
ガヴリール「な、まじか!」
サターニャ「なんでも下界でダメだったらそれはもう恐ろしいところに飛ばされるって話よ...」ブルブル
ガヴリール「ちょ...サターニャなんとかできないのかよ!?」
サターニャ「む、無茶言わないでよ!それに私だって結構危ないのよ!」
ラフィエル「でしょうね...」
ラフィエル「ヴィーネさん、まだ帰ってきてないんですね」
ガヴリール「まぁ私が堕天使ならあいつは堕悪魔だからな...案外帰ってきたらめちゃくちゃ極悪になってたりしてな。」
ラフィエル「本来あるべき姿なんでしょうけど、そうなると天使としては接し方に困りますね...」
ガヴリール「...おーい、サターニャ。お前はなんか知らないのか」
サターニャ「へ?なにがよ」トコトコ
ガヴリール「ヴィーネの魔界呼び出しのことだよ。あいつ今どうなってんだ。」
サターニャ「あぁ...そんな怖いことはされてないはずだけど、場合によってはもう帰ってこれないかもしれないわね...。」
ガヴリール「な、まじか!」
サターニャ「なんでも下界でダメだったらそれはもう恐ろしいところに飛ばされるって話よ...」ブルブル
ガヴリール「ちょ...サターニャなんとかできないのかよ!?」
サターニャ「む、無茶言わないでよ!それに私だって結構危ないのよ!」
ラフィエル「でしょうね...」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 02:46:06.515 ID:E7r0hu0s0.net
~帰宅~
ガヴリール「はぁーつっかれーたつっかれーたネトゲをしーましょ」ポチー
ガヴリール「さーて」
ガヴリール「...」
ガヴリール「...」
ガヴリール「うわミスったすまん!」
ガヴリール「...」
ガヴリール「くそ、駄目だ」パタン
ガヴリール「なんだまた鼻水が」チーン
ガヴリール「...はぁ、ヴィーネのやつ、ほんとに大丈夫なのか」
ガヴリール「でも手出しのしようもねぇしなぁ...」ピンポーン
ガヴリール「うお、マウスが届いたのか?」
ガヴリール「あーい」ドタドタガチャ
ガヴリール「はぁーつっかれーたつっかれーたネトゲをしーましょ」ポチー
ガヴリール「さーて」
ガヴリール「...」
ガヴリール「...」
ガヴリール「うわミスったすまん!」
ガヴリール「...」
ガヴリール「くそ、駄目だ」パタン
ガヴリール「なんだまた鼻水が」チーン
ガヴリール「...はぁ、ヴィーネのやつ、ほんとに大丈夫なのか」
ガヴリール「でも手出しのしようもねぇしなぁ...」ピンポーン
ガヴリール「うお、マウスが届いたのか?」
ガヴリール「あーい」ドタドタガチャ
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 02:47:57.179 ID:E7r0hu0s0.net
ガヴリール「ん?おおヴィーネ!」
ヴィーネ「久しぶりねガヴ!」
ガヴリール「もう帰ってこないかと思ったよ!どうぞ入って入って」
ヴィーネ「お邪魔しまー...ってうわ!あんたこれ私がいないあいだ一切掃除しなかったわね!?」
ガヴリール「そういやそうだな。あ、鼻水の原因これか...」
ヴィーネ「もー!...ひぃ!なにこれ!なんか湿ってる!」
ガヴリール「あ、さっきの鼻かみティッシュだわ」
ヴィーネ「久しぶりねガヴ!」
ガヴリール「もう帰ってこないかと思ったよ!どうぞ入って入って」
ヴィーネ「お邪魔しまー...ってうわ!あんたこれ私がいないあいだ一切掃除しなかったわね!?」
ガヴリール「そういやそうだな。あ、鼻水の原因これか...」
ヴィーネ「もー!...ひぃ!なにこれ!なんか湿ってる!」
ガヴリール「あ、さっきの鼻かみティッシュだわ」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 02:51:06.302 ID:E7r0hu0s0.net
~掃除しました~
ガヴリール「いやぁすまないねぇヴィーネさん」
ヴィーネ「帰ってきてそうそうこれ!やれやれよ...」
ガヴリール「やっぱり私はヴィーネがいないとダメだね」
ヴィーネ「...」
ガヴリール「ヴィーネ?」
ヴィーネ「...あのねガヴ」
ガヴリール「え、まさか」
ヴィーネ「うん、もうこの世界にはいられないかも。」
ガヴリール「な...まじか」
ヴィーネ「うん...」
ガヴリール「いやぁすまないねぇヴィーネさん」
ヴィーネ「帰ってきてそうそうこれ!やれやれよ...」
ガヴリール「やっぱり私はヴィーネがいないとダメだね」
ヴィーネ「...」
ガヴリール「ヴィーネ?」
ヴィーネ「...あのねガヴ」
ガヴリール「え、まさか」
ヴィーネ「うん、もうこの世界にはいられないかも。」
ガヴリール「な...まじか」
ヴィーネ「うん...」
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 02:54:16.131 ID:E7r0hu0s0.net
ガヴリール「あぁ...ごめん、ごめんなヴィーネ...。くそ、ヴィーネがそんな恐ろしいところに飛ばされるなんて考えただけで...」
ヴィーネ「うん......ん?」
ガヴリール「ヴィーネ!まずは色々教えてくれ!なにか対策できることはあるはずだ!」
ヴィーネ「ちょ、ちょっと待ってガヴ。なにか話がおかしくなってるような気がするわ」
ガヴリール「へ?いやだってサターニャが人間界で駄目だったらめちゃくちゃ恐ろしいところに飛ばされるって」
ヴィーネ「いや、まぁそうね...」
ガヴリール「ほらやっぱり!」ダキッ
ヴィーネ「ちょ、ガヴ!?」
ガヴリール「大丈夫、今は大丈夫だヴィーネ。全部聞くよ、そして一緒に考えよう...!」ナデナデ
ヴィーネ「いやだから違うんだってば!」
ヴィーネ「うん......ん?」
ガヴリール「ヴィーネ!まずは色々教えてくれ!なにか対策できることはあるはずだ!」
ヴィーネ「ちょ、ちょっと待ってガヴ。なにか話がおかしくなってるような気がするわ」
ガヴリール「へ?いやだってサターニャが人間界で駄目だったらめちゃくちゃ恐ろしいところに飛ばされるって」
ヴィーネ「いや、まぁそうね...」
ガヴリール「ほらやっぱり!」ダキッ
ヴィーネ「ちょ、ガヴ!?」
ガヴリール「大丈夫、今は大丈夫だヴィーネ。全部聞くよ、そして一緒に考えよう...!」ナデナデ
ヴィーネ「いやだから違うんだってば!」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 02:55:50.810 ID:E7r0hu0s0.net
ガヴリール「恐ろしく平和で無害な世界!!?」
ヴィーネ「そう。魔界的には一番虫酸の走る世界なのよ。私は素敵な場所だと思うんだけど...」
ガヴリール「...お前やっぱり向いてないよ悪魔」
ヴィーネ「ガーン!」
ガヴリール「ようはそんなところなら強力な敵もいないからさすがにどうにかできるだろうってことか」
ヴィーネ「う、うん...私もそこでなら何かしら悪いことができるんじゃないかなと」
ガヴリール「うーん...」(ヴィーネの場合逆効果のような...)
ヴィーネ「私もそろそろなんとかしたいのよ、いつまでも落ちこぼれじゃいられないわ!」
ガヴリール「まぁ、向上心は大事だね...」
ヴィーネ「そう。魔界的には一番虫酸の走る世界なのよ。私は素敵な場所だと思うんだけど...」
ガヴリール「...お前やっぱり向いてないよ悪魔」
ヴィーネ「ガーン!」
ガヴリール「ようはそんなところなら強力な敵もいないからさすがにどうにかできるだろうってことか」
ヴィーネ「う、うん...私もそこでなら何かしら悪いことができるんじゃないかなと」
ガヴリール「うーん...」(ヴィーネの場合逆効果のような...)
ヴィーネ「私もそろそろなんとかしたいのよ、いつまでも落ちこぼれじゃいられないわ!」
ガヴリール「まぁ、向上心は大事だね...」
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 02:57:34.995 ID:E7r0hu0s0.net
ヴィーネ「だいたいこの世界の悪い人は強すぎるのよ!平気でポイ捨てしたり、ガム吐き捨てたり、あ、ああ挙げ句の果てには自転車の片手運転がそこらじゅうで横行してる!近所の魔界友達でもそんなことしてなかった!もう」
ヴィーネ「自信なくすわ!!」机バーン
ガヴリール(こいつほんとに魔界に住んでるの?田舎なの?)
ヴィーネ「私は行くわガヴ。そこで魔王として君臨してみせる。」
ガヴリール(なんかサターニャみたいなこと言い出したぞ...って待て!)
ヴィーネ「自信なくすわ!!」机バーン
ガヴリール(こいつほんとに魔界に住んでるの?田舎なの?)
ヴィーネ「私は行くわガヴ。そこで魔王として君臨してみせる。」
ガヴリール(なんかサターニャみたいなこと言い出したぞ...って待て!)
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 02:59:19.866 ID:E7r0hu0s0.net
ガヴリール「え、ほんとに行っちゃうの!?」
ヴィーネ「止めないでガヴ、もう決めたのよ」
ガヴリール「そんな!じゃあ私の世話は誰がするのさ!」
ヴィーネ「いや自分でやれよ!あ、そうよ!そうすればガヴも自立できるわ!」
ガヴリール「馬鹿!思い出してよ!ヴィーネのいない一週間とちょっとで私の部屋どうなってた!?私どうなってた!?」
ヴィーネ「...」
ヴィーネ「ほんとだこれは駄目だ!!」
ガヴリール(やったぜ。)
ヴィーネ「止めないでガヴ、もう決めたのよ」
ガヴリール「そんな!じゃあ私の世話は誰がするのさ!」
ヴィーネ「いや自分でやれよ!あ、そうよ!そうすればガヴも自立できるわ!」
ガヴリール「馬鹿!思い出してよ!ヴィーネのいない一週間とちょっとで私の部屋どうなってた!?私どうなってた!?」
ヴィーネ「...」
ヴィーネ「ほんとだこれは駄目だ!!」
ガヴリール(やったぜ。)
27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 03:02:45.535 ID:E7r0hu0s0.net
~スーパーで食材を買いました。帰り~
ヴィーネ「空っぽの冷蔵庫が埋まるわね」
ガヴリール「いやぁ助かった。私一人じゃ重くて運べないよ」
ヴィーネ「筋力トレーニングもさせなきゃならんのか...」
ガヴリール「今日はもうこのままご飯食べて(作ってもらう)、風呂入って(風呂の準備してもらう)、そうだなぁそのまま泊まっていきなよ」
ヴィーネ「はぁ...てかあんた私があと数日遅かったら餓死してたんじゃない?」
ガヴリール「ままあるね、ほんとヴィーネに感謝だよ」
ヴィーネ「悪事よりあんたの更正のほうが難しい気がしてきたわ」
ヴィーネ「空っぽの冷蔵庫が埋まるわね」
ガヴリール「いやぁ助かった。私一人じゃ重くて運べないよ」
ヴィーネ「筋力トレーニングもさせなきゃならんのか...」
ガヴリール「今日はもうこのままご飯食べて(作ってもらう)、風呂入って(風呂の準備してもらう)、そうだなぁそのまま泊まっていきなよ」
ヴィーネ「はぁ...てかあんた私があと数日遅かったら餓死してたんじゃない?」
ガヴリール「ままあるね、ほんとヴィーネに感謝だよ」
ヴィーネ「悪事よりあんたの更正のほうが難しい気がしてきたわ」
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 03:04:43.481 ID:E7r0hu0s0.net
~食後~
ガヴリール「美味であった。」
ヴィーネ「お粗末さま。...はぁ、もう少しここで頑張ってみるかぁ」
ガヴリール「それがいいよ。私も手伝うからさ。」
ヴィーネ「天使が悪事手伝ってどうすんのよ...」
ガヴリール「まぁまぁ、今日はもう泊まってくだろ?」
ヴィーネ「そうね、今日はもう帰る体力残ってないしそうしようかな」
ガヴリール「よし!じゃあ今日は一緒にゲームで夜更かししよう!」
ヴィーネ「駄目よ、もうこんな時間だしお風呂入って寝るわよ」
ガヴリール「美味であった。」
ヴィーネ「お粗末さま。...はぁ、もう少しここで頑張ってみるかぁ」
ガヴリール「それがいいよ。私も手伝うからさ。」
ヴィーネ「天使が悪事手伝ってどうすんのよ...」
ガヴリール「まぁまぁ、今日はもう泊まってくだろ?」
ヴィーネ「そうね、今日はもう帰る体力残ってないしそうしようかな」
ガヴリール「よし!じゃあ今日は一緒にゲームで夜更かししよう!」
ヴィーネ「駄目よ、もうこんな時間だしお風呂入って寝るわよ」
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 03:06:32.544 ID:E7r0hu0s0.net
ガヴリール「えぇーいいじゃんかよ~」
ヴィーネ「夜更かしよくない、ほらさっさと食器片付けて!」
ガヴリール「...よくないことを頑張るんだろ?」
ヴィーネ「...ぐぬぅ」
ガヴリール「それに。」
ガヴリール「友達とやるちょっと悪いことは青春って言うんだよ」
ヴィーネ「ガヴ...」
ガヴリール「はは」
ヴィーネ「浴槽洗ってきなさい、筋トレになるわ」
ガヴリール「畜生!」
ヴィーネ「夜更かしよくない、ほらさっさと食器片付けて!」
ガヴリール「...よくないことを頑張るんだろ?」
ヴィーネ「...ぐぬぅ」
ガヴリール「それに。」
ガヴリール「友達とやるちょっと悪いことは青春って言うんだよ」
ヴィーネ「ガヴ...」
ガヴリール「はは」
ヴィーネ「浴槽洗ってきなさい、筋トレになるわ」
ガヴリール「畜生!」
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/12(日) 03:07:53.280 ID:E7r0hu0s0.net
そのあとゲームで夜更かしして翌日学校でことごとく爆睡、二人ともすごく怒られた。天使を道連れにした少しの悪事によってヴィーネの仕送りは若干増えてたらいいですね。
おわり!
おわり!
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