1: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 23:23:15.50 ID:gYSjtB4k.net
真姫「あの、海未ちょっといい?」
海未「どうしました?今度の曲のことで何かありましたか?」
真姫「そっちは問題ないわ。えっと、その……」
海未「?」
真姫「海未、これ……」スッ
海未「えっと、これは?」
真姫「プレゼント、誕生日でしょ?」
海未「ありがとうございます、覚えていてくれたんですか?」
真姫「べ、別にただ私と誕生日が近かったから印象に残ってただけよ」
海未「そういえば真姫は四月生まれでしたね」
海未「どうしました?今度の曲のことで何かありましたか?」
真姫「そっちは問題ないわ。えっと、その……」
海未「?」
真姫「海未、これ……」スッ
海未「えっと、これは?」
真姫「プレゼント、誕生日でしょ?」
海未「ありがとうございます、覚えていてくれたんですか?」
真姫「べ、別にただ私と誕生日が近かったから印象に残ってただけよ」
海未「そういえば真姫は四月生まれでしたね」
2: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 23:24:21.45 ID:gYSjtB4k.net
海未「ふふ、同い年の幼馴染の穂乃果やことりより真姫の方が歳が近いわけですね」
真姫「そういうことになるわね」
海未「勝手に真姫のことを妹のように思っていましたが考えを改める必要があるかもしれませんね」
真姫「妹って…」
海未「すいません、嫌でしたよね」
真姫「そ、そんなことないわよ。私だって海未がお姉ちゃんだったらなんて考えたこともあるし……」ゴニョゴニョ
海未「後半の方がよく聞き取れなかったのですが…」
真姫「な、なんでもない!」
海未「そうですか?」
真姫「そういうことになるわね」
海未「勝手に真姫のことを妹のように思っていましたが考えを改める必要があるかもしれませんね」
真姫「妹って…」
海未「すいません、嫌でしたよね」
真姫「そ、そんなことないわよ。私だって海未がお姉ちゃんだったらなんて考えたこともあるし……」ゴニョゴニョ
海未「後半の方がよく聞き取れなかったのですが…」
真姫「な、なんでもない!」
海未「そうですか?」
3: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 23:25:31.41 ID:gYSjtB4k.net
海未「これ、開けてもいいですか?」
真姫「別にいいけど」
海未「では失礼して……、これは、万年筆ですか」
真姫「き、気に入らなかった…?」
海未「いえ、そんなことありませんよ。大切にさせてもらいますね」
真姫「よかった…」
海未「ですがどうしてこれを?」
真姫「まあ今までのお礼とこれからもよろしくってことかしら」
真姫「今までずっと海未が詩を書いてそれに私が曲をつけてきて…。海未の書いた詩だからこそ私も今までいい曲を書けてきたしそのお礼」
真姫「それにμ'sとしては次の秋葉でのライブが最後かもしれないけど、来年もまた一緒に曲を作っていきたいから、少しでも海未の力になれたらって思って」
海未「…そうですね、絵里たちがいなくてもμ'sとしてでなくても私たちは続けていくと決めたのですからきっとまた一緒に曲を作ることになるんでしょうね」
海未「真姫、ありがとうございます。私からもよろしくお願いします。これからμ'sに負けないぐらいの曲、作っていきましょう」
真姫「……えぇ、よろしく」
真姫「別にいいけど」
海未「では失礼して……、これは、万年筆ですか」
真姫「き、気に入らなかった…?」
海未「いえ、そんなことありませんよ。大切にさせてもらいますね」
真姫「よかった…」
海未「ですがどうしてこれを?」
真姫「まあ今までのお礼とこれからもよろしくってことかしら」
真姫「今までずっと海未が詩を書いてそれに私が曲をつけてきて…。海未の書いた詩だからこそ私も今までいい曲を書けてきたしそのお礼」
真姫「それにμ'sとしては次の秋葉でのライブが最後かもしれないけど、来年もまた一緒に曲を作っていきたいから、少しでも海未の力になれたらって思って」
海未「…そうですね、絵里たちがいなくてもμ'sとしてでなくても私たちは続けていくと決めたのですからきっとまた一緒に曲を作ることになるんでしょうね」
海未「真姫、ありがとうございます。私からもよろしくお願いします。これからμ'sに負けないぐらいの曲、作っていきましょう」
真姫「……えぇ、よろしく」
6: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 23:26:50.96 ID:gYSjtB4k.net
───
真姫「それにしても穂乃果は本当に突拍子もないことを言い出したものよね。スクールアイドル全員で歌おうだなんて」
海未「本当ですよ、そんなことできるはずないでしょうに実現させようとしているんですから」
真姫「でも私たちだってまだ海外に行って戻ってきたばっかりよ?」
海未「しかし私はこの状況を楽しく思っているんです。ずっと穂乃果と一緒にいたせいですかね」クスッ
真姫「でもいいの?おかげで皆てんやわんやで海未の誕生日を当日に祝ってあげられないのに」
海未「別に構いませんよ、こうして九人で一緒になって何かに取り組んでいる方が楽しいですから」
海未「それにこうして真姫はしっかり祝ってくれましたし」
真姫「だ、だから私はただ誕生日も近いし今まで一緒に曲作りもしてきたからそのお礼で…!」
海未「分かってますよ」
真姫「もう!」
真姫「それにしても穂乃果は本当に突拍子もないことを言い出したものよね。スクールアイドル全員で歌おうだなんて」
海未「本当ですよ、そんなことできるはずないでしょうに実現させようとしているんですから」
真姫「でも私たちだってまだ海外に行って戻ってきたばっかりよ?」
海未「しかし私はこの状況を楽しく思っているんです。ずっと穂乃果と一緒にいたせいですかね」クスッ
真姫「でもいいの?おかげで皆てんやわんやで海未の誕生日を当日に祝ってあげられないのに」
海未「別に構いませんよ、こうして九人で一緒になって何かに取り組んでいる方が楽しいですから」
海未「それにこうして真姫はしっかり祝ってくれましたし」
真姫「だ、だから私はただ誕生日も近いし今まで一緒に曲作りもしてきたからそのお礼で…!」
海未「分かってますよ」
真姫「もう!」
7: 名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/ 2017/03/15(水) 23:28:23.48 ID:gYSjtB4k.net
海未「それにしても去年は穂乃果とことりに色々してもらっていたのにまさか今年の誕生日はこんなことになっているとは思いませんでした」
真姫「一段落ついたらみんなでお祝いしてあげる予定だから」
海未「それなのに真姫はわざわざ今日これを?」
真姫「やっぱり当日の方がいいかと思って」
海未「真姫は優しいですね」
真姫「そんなこと…」
海未「真姫の誕生日にしっかりお返しさせてもらいますね。去年はお祝いしてあげられてませんし」
真姫「その頃はまだ知り合う前だったんだからしょうがないわよ」
海未「それでも真姫はみんなの誕生日を心から祝福してあげていたんですから」
真姫「別に私は…」
海未「これからは毎年九人お互い祝いあえると思いますよ。真姫たち一年生は私たちの可愛い後輩でもあるんですから余計に気合も入ります」
真姫「先輩後輩は無しでしょ」
海未「少しくらいいいじゃないですか。今は私真姫より年上なんですよ?」
真姫「まあ今日くらいなら許してあげる」
海未「ふふっ、ありがとうございます」
真姫「海未、誕生日おめでとう。次のライブ絶対成功させましょう」
おしまい
真姫「一段落ついたらみんなでお祝いしてあげる予定だから」
海未「それなのに真姫はわざわざ今日これを?」
真姫「やっぱり当日の方がいいかと思って」
海未「真姫は優しいですね」
真姫「そんなこと…」
海未「真姫の誕生日にしっかりお返しさせてもらいますね。去年はお祝いしてあげられてませんし」
真姫「その頃はまだ知り合う前だったんだからしょうがないわよ」
海未「それでも真姫はみんなの誕生日を心から祝福してあげていたんですから」
真姫「別に私は…」
海未「これからは毎年九人お互い祝いあえると思いますよ。真姫たち一年生は私たちの可愛い後輩でもあるんですから余計に気合も入ります」
真姫「先輩後輩は無しでしょ」
海未「少しくらいいいじゃないですか。今は私真姫より年上なんですよ?」
真姫「まあ今日くらいなら許してあげる」
海未「ふふっ、ありがとうございます」
真姫「海未、誕生日おめでとう。次のライブ絶対成功させましょう」
おしまい
引用元: ・誕生日の超短編うみまき
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