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ヴィーネ「そろそろね...加湿器止めて...っと」

ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ

ヴィーネ「はーい！」ｶﾞﾁｬ

ガヴ「ヴィーネ！また部屋のクーラーが壊れてたから涼ませて！お邪魔します！」

ヴィーネ「また～？ガヴの家のってそんなにボロいクーラーでもなかったでしょ？」

ガヴ「そうなんだけどなんかまた使えなくなってたんだよね、だから涼ませて！」

ヴィーネ「まあいいけど...」

ガヴ「ってなんかこの部屋ジメジメしてね？涼しいけど」

ヴィーネ「そう？こんなもんじゃないかしら。お茶どうぞ」ｺﾄ

ガヴ「サンキュー」ｺﾞｸ

ヴィーネ「んっ...ふぅ」

～～～

ガヴ「そして。なにする？」

ヴィーネ「それより先にお風呂入っちゃいなさいよ、汗だくじゃない」

ガヴ「まーそーだなー」ﾊﾟｻｯ

ヴィーネ「ってまたここで脱ぐの！？風呂場で脱ぎなさいよ！///」ｶｱｱｱ

ガヴ「まーまー女同士だしいいじゃないのー」

～～シャワー中

ヴィーネ「服は洗濯しとくわよー...ふぅ...」ｻｯ ﾋﾞｸﾝ

ガヴ「サンキュー てかすでにお湯張ってんのな」ｻﾞｱｱｱｱ

ヴィーネ「汗かいたから私が入ろうとしてたのよ」ｼﾞ-ｯ　ｻｯ

ガヴ「あーなんか悪いなー」ｼｬﾜｱｱｱ

～～～

ガヴ「さてあがったところで」

ガヴ「何する？」

ヴィーネ「プチプチ潰しとか？」

ガヴ「えー さすがにつまんなくないか」

ガヴ「って多いな！」

ヴィーネ「まあいいじゃない」

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ガヴ「なにが面白いんだこれ」

ヴィーネ「と言いつつ結構潰したわね」

ガヴ「てか何でこんなにプチプチあるんだよ」

ヴィーネ「そうそう。家族に贈り物しようとしてて荷造りしてたんだけど結構大変なのよね。手伝ってもらえないかしら」

ガヴ「了解 なにやればいい？」

ヴィーネ「セロテープ適当な長さに切ってそこに貼っといてもらえるかしら」

ガヴ「ガムテープじゃなくて？」

ヴィーネ「今家にないのよ。外に出るのも暑いしねー、買ってきてもらえる？」

ガヴ「えーやだ」

ヴィーネ「まあそうよねー」

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ガヴ「晩御飯煮物？肉がいいー」

ヴィーネ「ちょっとは遠慮しなさいよ...」

ガヴ「でも美味しいなこれ」

ヴィーネ「...ふぅ それは良かったわ」ﾋﾞｸﾝ

～～～
ガヴ「ごっつぁんです」

ヴィーネ「はいお粗末様。歯ブラシなら風呂場の棚の一番上に新しいの入ってるからそれ使って」

ガヴ「サンキューヴィーネー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

～～～翌日
ガヴ「昨日はありがとな、また明日学校で」

ヴィーネ「じゃあねー」

ﾊﾞﾀﾝ



ヴィーネ「さて...」

ヴィーネ(叫びたい、喜びの舞を踊りたい気持ちを抑え込み呼吸を最小限にし、除湿機のスイッチを入れる！)ﾎﾟﾁ　ﾎﾟﾁ　ﾎﾟﾁ

ヴィーネ「歯ブラシ、箸、食器、着替え、排水溝のネット、セロテープの回収は基本！」
ヴィーネ「そしてガヴの私服の調査に調査を重ね同じ服を手に入れることにより！」
ヴィーネ「洗濯したように見せかけすり替えることが可能となるんですね！」

ヴィーネ「元の服は当然ジップロックに入れてるわ！」

ヴィーネ「ジップロックの口を少し開けてそこからストローで吸うと...」

ヴィーネ「...」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ!

ヴィーネ「...っと、意識が飛びかけたわ」ﾌﾟｼｬｯ

ヴィーネ「真空パックの出来上がり！これは永久保存用ね」

ヴィーネ「これを服ごとに繰り返して...」

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ヴィーネ「...」ﾊﾟｯ

ヴィーネ「気絶してる間に除湿が終わったみたいね」

ヴィーネ「除湿機の水を...」ｺﾞｸｺﾞｸ

ヴィーネ「っと危ない危ないこれは香水にするのよね」

ヴィーネ「飲むのはお風呂のお湯だったわ」

ヴィーネ「ここでメインディーッシュ！」

ヴィーネ「部屋のカメラを回収！」

ヴィーネ「横はカーテンだとかクローゼットだとか本だとかで誤魔化せるけど
上は火災報知器の中に入れたり下は床をくり抜いてカーペットに穴開けたり大変だったのよねー」

ヴィーネ「プチプチ潰してるからビデオでもぶれずに取れてるわね」

ヴィーネ「ガヴが断ったらツイスターゲームでもして楽しむ予定だったけど」

ヴィーネ「まあプチプチ提案された後にツイスターゲームなら誰でもそっちやりたくなるだろうしね」

ヴィーネ「というかガヴはよく3時間もプチプチ潰してたわね...心の病気じゃないかしら」

ヴィーネ「なにはともあれこれで3次元的にガヴを記録できたわね！」

ヴィーネ「データのみでも大変な価値があるけど」

ヴィーネ「いずれこのデータを3Dプリンタに入力して等身大フィギュアを作ってやるわ。そう」


ヴィーネ「絶対にな！！(低音)」

～～～翌日

ガヴ「ヴィーネ」

ヴィーネ「どうしたの？」

ガヴ「いやあのさ」

ヴィーネ「？」

～～～翌日

ガヴ「ヴィーネ」

ヴィーネ「どうしたの？」

ガヴ「いやあのさ」

ヴィーネ「？」

ガヴ「なんか昨日着ていった服が帰りはなんか新品みたいになってて」

ガヴ「私の服って全部タグの裏に名前書いてあるんだけど...」

ガヴ「それが消えてたんだけど...」

ヴィーネ(！！？どうしたらいい！？まだ隠し通せるわよね！？まさか食器とか排水溝のネットとか歯ブラシ回収したりセロテープで指紋採取してたりガヴの等身大フィギュア作ろうとしてることはまだバレてないだろうけど
万が一お茶の水は私のおしっこを私のパンツと　　を組み込んだろ過器でろ過したものだとか煮物の具は下のお口で一回食べたものを使用したとかいうことがバレたら！！！！！！」




ヴィーネ「絶交ものよ！！！！！」

ガヴ「」ﾊﾞﾀﾝｷｭ-

ｷｬ-ｷｬ-ﾜ-ﾜ-
「天真さんが倒れたわ！」「大変だ呼吸してないぞ！」
「はやく救急車！」「それより人工呼吸だ！」

ヴィーネ「人工呼吸ですって！？」

ヴィーネ「まだ高校生なのに！！」

ヴィーネ「結婚もしてないのに！！！」

ヴィーネ「ダメに決まってるじゃない！！！！」
ヴィーネ「そんな　　　なこと！！！！！！！！！！」



ガヴリールは死んだ

おわり