1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 04:59:16.013 ID:agq4xbzVM.net
ラフィエル「あら~、相変わらず仲良しさんですねえ」
ヴィーネ「またあなたがけしかけたのでは…」
サターニャ「はあ…はあ…逃げられたわ」
ガヴリール「犬に追いつけるわけないだろ」
ヴィーネ「逆に考えたらどう?」
サターニャ「逆ぅ?」
ヴィーネ「またあなたがけしかけたのでは…」
サターニャ「はあ…はあ…逃げられたわ」
ガヴリール「犬に追いつけるわけないだろ」
ヴィーネ「逆に考えたらどう?」
サターニャ「逆ぅ?」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:02:03.320 ID:agq4xbzVM.net
ガヴリール「あげちゃってもってことか」
ヴィーネ「いいえ、サターニャはきっとあのワンちゃんに好かれてないから意地悪されるのよ」
ヴィーネ「好きになってもらえるよう努力してみたら?」
サターニャ「うーん…一理あるかも」
サターニャ「ありがとうヴィネット!」
ガヴリール「お前適当なこと言って…」
ヴィーネ「ええ!?だ、だって普通、好きな相手に意地悪なんてしないでしょ?」
ラフィエル「どうでしょうねぇ」
ヴィーネ「いいえ、サターニャはきっとあのワンちゃんに好かれてないから意地悪されるのよ」
ヴィーネ「好きになってもらえるよう努力してみたら?」
サターニャ「うーん…一理あるかも」
サターニャ「ありがとうヴィネット!」
ガヴリール「お前適当なこと言って…」
ヴィーネ「ええ!?だ、だって普通、好きな相手に意地悪なんてしないでしょ?」
ラフィエル「どうでしょうねぇ」
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:05:31.387 ID:agq4xbzVM.net
サターニャ「犬~!出てきなさ~い」
サターニャ「メロンパンあげるわよ~!」
しーん
サターニャ「出てきてほしい時には出てこないのね」
犬「あん…あん…」
サターニャ「この声は!そこの茂みね!」
犬「あおーん!あん!」パンパン
犬「キャイイン」
サターニャ「な、なにこいつ。何で他の犬に をこすってるの!?」
サターニャ「メロンパンあげるわよ~!」
しーん
サターニャ「出てきてほしい時には出てこないのね」
犬「あん…あん…」
サターニャ「この声は!そこの茂みね!」
犬「あおーん!あん!」パンパン
犬「キャイイン」
サターニャ「な、なにこいつ。何で他の犬に をこすってるの!?」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:07:36.341 ID:agq4xbzVM.net
犬「😭😭😭」
サターニャ「ち、ちょっとやめなさい!かわいそうでしょ!」
犬「うぅ~」
サターニャ「何を言ってるかわからないわね…」
サターニャ「そうだわ!この前魔界通販で買ったこのヘッドフォンで…」
サターニャ「動物の言葉がわかるらしいわ!」
サターニャ「ち、ちょっとやめなさい!かわいそうでしょ!」
犬「うぅ~」
サターニャ「何を言ってるかわからないわね…」
サターニャ「そうだわ!この前魔界通販で買ったこのヘッドフォンで…」
サターニャ「動物の言葉がわかるらしいわ!」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:09:22.184 ID:agq4xbzVM.net
犬「ああー!そこ!そこよお!」
犬「ふふん、どうよ俺のテクは」
サターニャ「喜んでる!?」
ヴィーネ「あら、サターニャ。こんなところに」
ヴィーネ「って、ええ!? 尾!?」
サターニャ「ヴィネット。 尾って?」
ヴィーネ「知らないの!?」
犬「ふふん、どうよ俺のテクは」
サターニャ「喜んでる!?」
ヴィーネ「あら、サターニャ。こんなところに」
ヴィーネ「って、ええ!? 尾!?」
サターニャ「ヴィネット。 尾って?」
ヴィーネ「知らないの!?」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:11:59.107 ID:agq4xbzVM.net
ヴィーネ「そ、そうね…あ、愛し合ってる者同士がやるものよ………」
サターニャ「へぇ!人間同士でもやるの?」
ヴィーネ「あー!知らない知らない!」たたた
サターニャ「あ」
サターニャ「行っちゃった」
犬「ったく…あの赤い髪の人間は俺が気を引いてるってーのに全然気が付かねえんだ」
犬「言葉が通じないのは不便ね」
サターニャ「へぇ!人間同士でもやるの?」
ヴィーネ「あー!知らない知らない!」たたた
サターニャ「あ」
サターニャ「行っちゃった」
犬「ったく…あの赤い髪の人間は俺が気を引いてるってーのに全然気が付かねえんだ」
犬「言葉が通じないのは不便ね」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:14:39.772 ID:agq4xbzVM.net
サターニャ「赤い髪?誰かしら」
犬「あいつを一目見て…犬っぽいと思ったぜ。あいつとやりてえともな…」
犬「襲っちゃいなさいよ!あたしにやったみたいに!」
犬「駄目だ…人間にも人間のルールがある。俺にできるのは奴のメロンパンを食うことくらいさ」
サターニャ「メロンパン!?ま、まさか」
サターニャ「こいつ他の人からもメロンパンを盗ってるの!?」
犬「あいつを一目見て…犬っぽいと思ったぜ。あいつとやりてえともな…」
犬「襲っちゃいなさいよ!あたしにやったみたいに!」
犬「駄目だ…人間にも人間のルールがある。俺にできるのは奴のメロンパンを食うことくらいさ」
サターニャ「メロンパン!?ま、まさか」
サターニャ「こいつ他の人からもメロンパンを盗ってるの!?」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:17:43.742 ID:agq4xbzVM.net
サターニャ「こらー!!」
犬「うわ!いやがったのか!!」
犬「いやー!食べないでー!」
サターニャ「食べないわよ!」
サターニャ「このバカ犬!人がせっかくメロンパンをくれてやろうとしてたのに!他の人からも盗ってるなんて!」
サターニャ(でも何だろう…この悔しい気持ちは)
サターニャ(こいつが盗るのは…あたしのだけじゃなかったんだ)
犬「うわ!いやがったのか!!」
犬「いやー!食べないでー!」
サターニャ「食べないわよ!」
サターニャ「このバカ犬!人がせっかくメロンパンをくれてやろうとしてたのに!他の人からも盗ってるなんて!」
サターニャ(でも何だろう…この悔しい気持ちは)
サターニャ(こいつが盗るのは…あたしのだけじゃなかったんだ)
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:22:45.420 ID:agq4xbzVM.net
サターニャ「あ、悪魔的行為だわ!許せない!」
犬「あの人間、何を怒ってるのかしら」
犬「……まさか俺達の言葉がわかるんじゃないか」
サターニャ「わかってるわよ!」
犬「そうか…なら話が早いぜ。さっき俺らがしてた話も聞いてたんだろ?」
犬「わからないのか。俺が好きだって言った人間は…」
ヴィーネ「サターニャ!授業始まるわよー」
犬「あの人間、何を怒ってるのかしら」
犬「……まさか俺達の言葉がわかるんじゃないか」
サターニャ「わかってるわよ!」
犬「そうか…なら話が早いぜ。さっき俺らがしてた話も聞いてたんだろ?」
犬「わからないのか。俺が好きだって言った人間は…」
ヴィーネ「サターニャ!授業始まるわよー」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:24:51.462 ID:agq4xbzVM.net
サターニャ「ヴィネット!ほんとだもうこんな時間…」
ヴィーネ「まだここにいてくれて良かったわ。あ、ヘッドフォンは先生に怒られるから外しときなさいよ」
サターニャ「ええ」スッ
サターニャ「バカ犬!尻を洗って待ってなさいよ!」
ヴィーネ「顔ね」
犬「あおん……」
ヴィーネ「まだここにいてくれて良かったわ。あ、ヘッドフォンは先生に怒られるから外しときなさいよ」
サターニャ「ええ」スッ
サターニャ「バカ犬!尻を洗って待ってなさいよ!」
ヴィーネ「顔ね」
犬「あおん……」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:30:18.060 ID:agq4xbzVM.net
放課後
サターニャ「犬ー!犬ー!」
サターニャ「またどこかへ行っちゃったわ」
サターニャ「ヘッドフォンも荷物検査で没収されちゃったし…」
サターニャ「ハッ!まさか…私以外の人のメロンパンを!?」
サターニャ「許さないんだから!」
サターニャ「…………」
サターニャ(私が許せない相手は、犬じゃなくて、メロンパンを取られてる人間?)
サターニャ(どうしてだろう。悪いのはあのバカ犬なのに…)
サターニャ「犬ー!犬ー!」
サターニャ「またどこかへ行っちゃったわ」
サターニャ「ヘッドフォンも荷物検査で没収されちゃったし…」
サターニャ「ハッ!まさか…私以外の人のメロンパンを!?」
サターニャ「許さないんだから!」
サターニャ「…………」
サターニャ(私が許せない相手は、犬じゃなくて、メロンパンを取られてる人間?)
サターニャ(どうしてだろう。悪いのはあのバカ犬なのに…)
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:32:36.271 ID:agq4xbzVM.net
犬「くうん」
サターニャ「あ、いた…」
犬「ぺろぺろ」
サターニャ「ちょ!ほっぺたを舐めるなー!」
サターニャ「あれ?」
サターニャ「何で私、泣いてるの?」
ラフィエル「気づいたんですね、サターニャさん」
サターニャ「ラフィエル!」
ラフィエル「羨ましい限りです。お二人は相思相愛だったのですね」
サターニャ「あ、いた…」
犬「ぺろぺろ」
サターニャ「ちょ!ほっぺたを舐めるなー!」
サターニャ「あれ?」
サターニャ「何で私、泣いてるの?」
ラフィエル「気づいたんですね、サターニャさん」
サターニャ「ラフィエル!」
ラフィエル「羨ましい限りです。お二人は相思相愛だったのですね」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:36:40.400 ID:agq4xbzVM.net
サターニャ「そんな…私は…」
ラフィエル「その涙が証拠ですよ」
ラフィエル「メロンパンを盗られたとき、悪魔の本気の力を出せれば、取り返せたはず。でもそれをしなかったのは…」
サターニャ「やっぱり…」
サターニャ『 尾って?』
ヴィーネ『あ、愛し合ってる者同士がやるものよ』
サターニャ「 尾、する?」
犬「あん!」
ラフィエル「その涙が証拠ですよ」
ラフィエル「メロンパンを盗られたとき、悪魔の本気の力を出せれば、取り返せたはず。でもそれをしなかったのは…」
サターニャ「やっぱり…」
サターニャ『 尾って?』
ヴィーネ『あ、愛し合ってる者同士がやるものよ』
サターニャ「 尾、する?」
犬「あん!」
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:39:47.379 ID:agq4xbzVM.net
ラフィエル「まあ!大胆!」
サターニャ「あ、あ~んたが相思相愛とか言うからでしょ!ヴィネットが言ってたわ…相思相愛の二人は 尾するってね」
サターニャ「ほら、こう、おしりに…あなたが を…え?」
サターニャ「な、なによ!何なのよそのとがったもの!!武器ね!そんなもの隠し持ってたのね!」
サターニャ「ラフィエル!助け…」
ラフィエル(もう知りません♪)
サターニャ「いない~!!」
サターニャ「あ、あ~んたが相思相愛とか言うからでしょ!ヴィネットが言ってたわ…相思相愛の二人は 尾するってね」
サターニャ「ほら、こう、おしりに…あなたが を…え?」
サターニャ「な、なによ!何なのよそのとがったもの!!武器ね!そんなもの隠し持ってたのね!」
サターニャ「ラフィエル!助け…」
ラフィエル(もう知りません♪)
サターニャ「いない~!!」
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:43:26.917 ID:agq4xbzVM.net
サターニャ「ちょっと!スカート噛みつかないで!破れる!新しいの買うお金ないんだから!」
サターニャ「ほ、ほらあげるから!」ヌギヌギ
ラフィエル(こんな校庭の隅でスカートを脱ぐサターニャさん)
サターニャ「気が済んだら返しなさいよね」
犬「あん!」ぽいっ
サターニャ「ええ!?捨て…って次はパンツに噛み付いてる!離して!いや!」
犬「がうがう!」
サターニャ「脱ぐから!脱ぐからー!」
サターニャ「ほ、ほらあげるから!」ヌギヌギ
ラフィエル(こんな校庭の隅でスカートを脱ぐサターニャさん)
サターニャ「気が済んだら返しなさいよね」
犬「あん!」ぽいっ
サターニャ「ええ!?捨て…って次はパンツに噛み付いてる!離して!いや!」
犬「がうがう!」
サターニャ「脱ぐから!脱ぐからー!」
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:46:54.465 ID:agq4xbzVM.net
サターニャ「ぬ、脱いだわよ………わあ!武器が大きく…!!」
犬「あおーん!」ズブッ
サターニャ「あっ…♡」びくん
犬「あん!あおん!」パンモサッパンモサッ
サターニャ「な、何を…入れてるの…よ…ああああ!」びくびく!
サターニャ(でも…気持ちいい…かも…)
サターニャ(このバカ犬と…もっとこうしてたい…)
サターニャ「ん…すき…バカ犬のこれ…すき!」
犬「あおーん!」ズブッ
サターニャ「あっ…♡」びくん
犬「あん!あおん!」パンモサッパンモサッ
サターニャ「な、何を…入れてるの…よ…ああああ!」びくびく!
サターニャ(でも…気持ちいい…かも…)
サターニャ(このバカ犬と…もっとこうしてたい…)
サターニャ「ん…すき…バカ犬のこれ…すき!」
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:49:33.144 ID:agq4xbzVM.net
犬「どぅるるるる!」モサッ!モサッ!
サターニャ「あんたのことも…す…ああっ」
サターニャ「んん…すき…バカ犬……メロンパンよりすき…もっと…」
犬「あん!あおん!」
サターニャ「はあ……はあ……」
犬「ッ」ドビュルルルルル
サターニャ(何か…熱いのを発射した!?)
サターニャ「さっきより…いい…わよぉ」
サターニャ「あんたのことも…す…ああっ」
サターニャ「んん…すき…バカ犬……メロンパンよりすき…もっと…」
犬「あん!あおん!」
サターニャ「はあ……はあ……」
犬「ッ」ドビュルルルルル
サターニャ(何か…熱いのを発射した!?)
サターニャ「さっきより…いい…わよぉ」
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/21(火) 05:53:28.933 ID:agq4xbzVM.net
サターニャ「ああああああああああああ!!!♡♡♡♡」びくびく…
……………
サターニャ「はあ…みんなのおかげで、あなたの好意に気付くことができたわ」
犬「わん」
サターニャ「い、いや!も、もちろん気づいてたわよ!?好意を無碍にするなんて最低の悪魔的行為だと思わない!?」
犬「ふふふ」
サターニャ「さ、 尾…?ってのをしたらお腹がすいたわね。メロンパンあるから半分こしましょ」パカッ
犬「わおんわおん♪」ダダダダダッ
サターニャ「あー!どっちも持ってくなー!やっぱり嫌いだー!!」
おしまい
……………
サターニャ「はあ…みんなのおかげで、あなたの好意に気付くことができたわ」
犬「わん」
サターニャ「い、いや!も、もちろん気づいてたわよ!?好意を無碍にするなんて最低の悪魔的行為だと思わない!?」
犬「ふふふ」
サターニャ「さ、 尾…?ってのをしたらお腹がすいたわね。メロンパンあるから半分こしましょ」パカッ
犬「わおんわおん♪」ダダダダダッ
サターニャ「あー!どっちも持ってくなー!やっぱり嫌いだー!!」
おしまい
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