ルビィ「いい？」

ダイヤ「だめです」

ルビィ「にゃんでえ？」

ダイヤ「姉妹でそんなことをするのはおかしいからです」

ルビィ「ちゃんと理由があるんだよお？」

ダイヤ「？」

ルビィ「さっきテレビ見てたらね？サバイバル番組だったんだけど」

ルビィ「よく冬山で遭難したら裸で抱き合えっていう言うやつあるよね？」

ダイヤ「ありますね」

ルビィ「あれ本当なのか知りたくて、お姉ちゃん気にならない？」

ダイヤ「ｋ…

ルビィ「ルビィは気になるの！」

ダイヤ「テレビで言ってったんだったら本当なんじゃないの？」

ルビィ「実際どのくらい暑くなるか気にならない？」

ダイヤ「今、気にならないわ」

ルビィ「…ぅゅ」

ルビィ「お姉ちゃんこの間※①って言ったもん」

ダイヤ「……」

ルビィ「嘘付いたの？」

ダイヤ「あ…

ルビイ「ルビィ、今困ってるのに」

ダイヤ「さっきから人が喋ってるのに割ってはいるのはだめよルビィ？」

ルビィ「ごめんなさい…」ｳﾕｳﾕ

ダイヤ「…はぁ」

ルビィ「ありがとうおねえちゃん！」

ダイヤ「一度きりですのよ？」

ルビィ「ゆ”ん！！」



パサ、シュル、ぬぎぬぎ


ダイヤ「ちゃんとそれたたんでおきなさいルビィ」

ルビィ「はーい」

ダイヤ「明日もAqoursの練習が朝からあります。早く寝ますよ？」

ルビィ「はい！」

ｷﾞｭ


ダイヤ(こんなので寝られるのかしら、まったく…)

PM22:00

ルビィ「いひ、お姉ちゃんあったかい」

ダイヤ「よかったですわね～ふぁ～あ」

ダイヤ(足先と手は冷たいけど、確かにお腹や首は暖かいわね)ｳﾄ

ぎゅ

ルビィ「ぅひひ」ﾋﾟﾄ

ルビィ「あったか～～い」

ダイヤ(ふふ)ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイヤ(…意外と早く眠れそうな気が……………

ルビィ「ほねぇは…………Ｚｚ

AM1:00

ダイヤ「はっ！！！！！？」

ダイヤ「あっつ！！！！はぁ！？ｶﾊｯ！！」

ルビィ「！？」ﾊﾞｻｱｯ！！

ルビィ「あっつ！！！あっつい！！！あつい！！！！あつっ！！！！」

ダイヤ「水！！！？？水っ飲みに行きますわよ！…ｶﾊｯ！！」

ルビィ「死ぬ！！！死ぬっ！！！」ｺｸｺｸｺｸ！！！！

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ


ジャーーーーー！！！！

ｶﾞﾁｬ！ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ！！こぷっｺﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟ

ごくごくごくごくごくごくごくごく！！！！！！！！

「「ぷあはーーーーーーー！！！！！」」

ﾀﾞﾝ

ｺﾞﾎﾟﾎﾟﾎﾟ、

ごくごくごくごくごくごくごく！！！！！！！！！

「「はぁ！はぁ！はぁ！はぁ！はぁ！」」

「「ふぅぅぅぅぅぅぅ……！！！」」

ダイヤ「ルビィ大丈夫ですの！？！？」

ルビィ「……はぁ、ぅん」ｺｸｺｸ

「はぁ、、はぁ、、はぁ、、はぁ、、」ﾌｩｰｰｰｰ

「げぽっ」ｳｴｯ

ダイヤ「…あっちの部屋で一人で寝なさい」ﾋﾟｼｬ

ルビィ「はーい…」

ダイヤ(本当に死ぬかと思いましたわ…)

ルビィ(死は意外と身近にあるなあ…)

千歌「こんなところで会議終わりでいいか、、な？」

鞠莉「いいんじゃないかしらぁ？」

曜「じゃあ衣装当番はこっちに集まって！」

ルビィ「…あ！ちょっと待って」

曜「ん？何ルビィちゃん？」

ルビィ「昨日ね、ルビィ気づいたことがあるんだｋ

ダイヤ「ルビィ」

ダイヤ「こっちへいらっしゃい」

ルビィ「…えー」

～廊下～

ダイヤ「ルビィ、今あなた何を言おうとしたんですの？」

ルビィ「昨日おねえちゃんと裸で寝たら死にそうになったこと」

ダイヤ「」

ダイヤ「駄目ですよ言っては？？」

ルビィ「えぇ？？そうなの？？」

ダイヤ「当たり前です」

ルビィ「………」

ルビィ「ルビィ困ったなあ…」

ダイヤ「」

ルビィ「お姉ちゃんあのね？昨日死にそうになった話をみんなにしたいんだけど、お姉ちゃんが駄目っていうの…」

ダイヤ「」

ダイヤ「ルビィ、お姉ちゃんみんなにその話されるの恥ずかしいのよ？」

ルビィ「でも言いたいの！」

ルビィ「おねいちゃ※①なのに…」

ルビィ「…お姉ちゃんルビィに嘘付く説」

ダイヤ「…じゃあ」

ダイヤ「他人に起こった出来事として話すのはどうかしら？」

ルビィ「…んー」

ルビィ「そんなのどうせ嘘だよって言われたら？ルビィちゃん他人が大げさに言うの信じすぎだよって言われたら？」

ダイヤ「…」

ルビィ「ルビィ達の体験として言ったら、本当に死ぬかと思ったっていうことを力説できるけど人の体験として言うのは説得力が欠けちゃうもん！」

ダイヤ「ｄ…

ルビィ「ルビィだってお姉ちゃんと裸で寝たっていうの恥ずかしいよ！？」

ダイヤ「じゃあ何故…

ルビィ「昨日の話をみんなに聞いてもらうことでAqoursにとっていい変化が現れるんじゃないかって…ルビィ思うの」

ダイヤ「…？」

ルビィ「私達がアホなことやってるなあってみんな分かれば自分たちが抱えてたくだらない悩みを少し言いやすい雰囲気作れて」

ルビィ「みんな少し楽になるんじゃないかなあ！？」

ダイヤ「」

果南「ダイヤ馬鹿じゃないの」ﾌｯ

ダイヤ「本当に死にそうになりましたの！」

千歌「えっ、ていうかなんでそもそも裸で寝ようってことになったのさ…」

ダイヤ「ルビィがテレビでやってたサバイバル知識を本当かどうか確かめたくて試したって最初の方でいいました！」

ダイヤ「ちゃんと聞いてください千歌さん！！」ﾊﾞﾝ

千歌「ええ！ご、ごめんなさい！」

果南「ダイヤ話盛りすぎだよ…死ぬわけないじゃん」ﾊﾊ

ダイヤ「死んでません！死にそうになっった！！っって言ってるだけです！」

善子「」ｽﾏﾎﾎﾟﾁﾎﾟﾁ……

善子「ちょっとダイヤさん見てよこれ」

ダイヤ「？」

善子「知恵袋で嘘って書いてるんだけど…」

善子「『裸になって抱き合うのは雪山ではやめておいた方がいいです。衣服が濡れていたりなどする場合は別ですが。それに抱きあうことでそこまで体温を確保できるのか疑わしいです。』って」

ダイヤ「！？」

ダイヤ「本当なんですのーーーーーーー！！！」

ダイヤ「雪山の話は今はしてないです！！大体その回答者の方は実体験の話をしてないじゃないですか！！」

ダイヤ「私達は実際にやって死にそうになったからみなさんやらないでくださいって話をしてるんです！！」

曜「わ、わかったよ～…」

鞠莉(…みんなの作業を止めてまでする話だったのかしら？)

ルビィ「ﾋﾟｭｰﾋﾟｭｰ→ﾋﾟｭー↑」

花丸「あ、ルビィちゃん口笛うまいずら

ルビィ「へぇへ♪」

千歌「……。」

千歌「」ｺﾞｿｺﾞｿ

千歌「………作詞進まないな～って歌詞はどうだろうか、…へっへっ」

千歌「」ｺﾞﾛ

千歌「いやいや…」

千歌「そんな暑くなるわけないじゃん」

千歌「体温が３６度ぐらいだとして、人間二人がくっついてどうして脱水症状起こしそうになるのよ！？」

千歌「馬鹿だからわかんないけども！？」

千歌「みと姉～！！」ｶﾞﾗｯ

美渡「ああ？急に開けんな馬鹿！」

千歌「今日の夜、私と一緒に寝ようよ？」

美渡「は？やだ、きもい」

千歌「そういうことじゃなくて～」

美渡「ダイヤちゃんって意外と馬鹿なんだね」ﾌｯ

千歌「気にならない？」

美渡「ならない、そしてきもいお前」

千歌「……。しま姉～～～！！！！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

美渡「おおい！！」

千歌「なにさ？」

美渡「しまに迷惑かけんな。最近寝れてないらしいし。家のことほとんどやってるんだから休ませてやんな」

千歌「じゃあどうすればいいの？」

美渡「知るか馬鹿」

千歌「」

千歌「」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

美渡「うちに曜ちゃんとか呼んできたら学校に連絡するからな」

美渡「きもいことしてるって学校に処分してもらうからな」

千歌「何も言ってないんですけど！？」

美渡「するからな？」

千歌「はぁぁぁああああああ」ﾀﾒｲｷｰ

夜。

千歌「私、今日曜ちゃんち泊まるから」

美渡「は！？」

ママ「あらそうなの？」

志満「よろしく伝えておいてね～」

美渡「…ほんときもい」

千歌「作詞の相談に行くんですけど！？」

美渡「ﾊｧｧｧｧｧｧｱｱｱｱ」ﾀﾒｲｷｰ

千歌「とにかく行くってもう言ってあるから！！」

美渡「…勝手にしな、糞レズ野郎」ﾎﾞｿｯ

志満「！？///」ﾋﾞｸｯ

ママ「？」

曜「千歌ちゃんほんとにするの？」

千歌「するの！」

曜「ダイヤさん、あの様子だと嘘は付いてないと思うんだけどな～」

千歌「でも死ぬは盛りすぎだと思う！この季節で脱水症状っておかしくない！？」

千歌「気になりすぎて作詞が進まないんだよ！」

曜「そ、そっか」ﾊﾊ

曜「でも私まだ眠くないよ？」

千歌「眠くなったらでいいから！」

youtube「あはぁ！動いた動いた！この回路使えますよぉ！？」

youtube「回路分からない人はちょっとここで止めておきますんで、ｓｓ撮ってくださいほれ！いやでも試作だからちょっと大きいかもしれないけどぉ」

youtube「いや～便利になったなあこの村も！レッドストーン最初はむずか…

千歌「」ｳﾄ

曜「」ｳﾄ

千歌「………くそ眠い」

曜「………私も」

千歌「……今４秒で寝れる」

曜「……あ、千歌ちゃん服。」

千歌「……ああ、そうだ」

ぬぎぬぎ、ぶんっ、ぐちゃっ

曜(…あ、　　　　、……眠っ)

曜(私もぬがなきゃ……)

ぎゅ

曜「……あ、超あったかい」

曜「…これあったかいね千歌ちゃ」

千歌「ぐーぐーぐー…」

曜「………寝る」

すやすやすや

すやすや…

すや…

千歌「ぅんんっ、んんっ！はぁ…」

千歌「…んー！んー！」ﾝｸﾞｸﾞ

千歌「んん！？」ﾊﾞｻｱｯ!!!

千歌「うぇはぁっ！！！！あっつぅ！！！！」

ﾊﾞｼﾊﾞｼﾊﾞｼ!!!

曜「ん！？」

曜「！？！？！？うぇっ！」

曜「んあああああああああああ！！！！！！うぇえええ！！！！！」

千歌(水！！水！！水！！！！！)ﾐﾌﾞﾘﾃﾌﾞﾘ

曜(階段！！！階段！！！階段！！！)ﾐﾌﾞﾘﾃﾌﾞﾘ

ドタドタドタドタ！！！

ツルッ

曜「お」

ゴロゴロゴロ！！！ガッ！！！

曜「ぐぅっ！！！」

千歌「！？」

千歌「はいぼぶよーひゃ！！！！！(大丈夫曜ちゃん！？)」

曜「ちくしょー！頭打ったｱｱｱｱｱｱｱ！！！！」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

千歌「ひぃ、ひぃでへる！！！！(血、血ぃ出てる)」

曜「いい！！！千歌！！！水！！！水うううう！！！！！！」

千歌「は！！はひっ！！！！！」

「はあ!!!はあ！！！はあ！！！はあ！！！！」

ごくごくごくごくごくごく！！！！！

「ぶっへぇっ、うぅぅぅぅ、おえっ！！！」

ごくごくごくごくごく！！

曜「血が目に入った糞！！！」

千歌「コップにも入ってるよ！？」

曜「それは最初っからずっとそう！！！ずっと血の味で飲んでる！！！」

曜「だああああくそ！！！」

曜「ううううううぅっぅうぇっ！！！？」

千歌「死にそうなったよ。曜ちゃんが」

ダイヤ「！？」

ダイヤ「だからやめろと言ったじゃありませんの！！！」

梨子「だ、大丈夫曜ちゃん？」

千歌「だって大げさだと思ったんだもん」

曜「いやあ、参ったよお」ｱﾊﾊ

果南「…額割れてるじゃん」

曜「いやあまあすぐ治るでしょ」ﾊﾊ

千歌「みんなもしちゃ駄目だからね？」

ルビィ「ほら、手でカエルさん作った♪」

花丸「まるも作るずら～」

鞠莉「………」

次の日。

鞠莉「えーと」

鞠莉「今日は果南が休みよ」

ダイヤ「え？」

千歌「何かの用事？」

鞠莉「え、えーと」

ダイヤ「まさか鞠莉さん…」

鞠莉「…だって」

ダイヤ「いい加減にしなさいあなたたち！！昨日死者出そうになったって言ってなんでまた試そうとするんです！！？？」

鞠莉「だって、だって…」

鞠莉「…だって私ドン引きするくらい冷え性なんだもの！！！」

鞠莉「夜、足が冷たすぎて眠れないのよ！！！！」

ダイヤ「いや、だからって…」

鞠莉「そんなに暖かくなるんなら、私の足の冷たさでプラマイゼロぐらいになるんじゃないかって思ったのよ！！！」

ダイヤ「果南さんは大丈夫なんですの…？」

鞠莉「起きたのはいいんだけど、枕元にあったワインをがぶ飲みしてしまって……」

鞠莉「もちろん意識はあるんだけど今日は大事を取るってなって」

鞠莉「ご、ごめんなさいかなぁん」ｳｩｳｩｩｯ

善子「あなたたちさ…」

善子「全員で嘘付いてるでしょ？」ｼﾞｯ

ダイヤ「はぁ！？」

千歌「嘘付いてないよ！！」

鞠莉「目が覚めた瞬間身体がおかしすぎてまだ夢かと思ったのよ！？」

善子「なんでくっついて寝るだけでそんな風になるのよ！！」

ダイヤ「知らないわよ！！」

善子「ネットに嘘って書いてあったじゃない！！」

ダイヤ「なったんだからしょうがないじゃない！！」

千歌「ネットが間違ってるんだよ！！」

善子「ぐぅっ！！」

善子「私！！！私っ！！！！」

善子「試したくても試す相手がいないじゃない！！！！！」

ダイヤ「いや…」

ダイヤ「だ、だから試すなっていってるでしょう！！！！！」

善子「あなた達はいいわよ！幼馴染で家族同然なんだから！裸でくっついって寝たってちょっとどうかなって思うけどまあ大事には至らないわよ！！」

善子「私は試す相手がいないじゃない！！！！！」

善子「違う学区から来てるじゃない！！！！！」

善子「別学区の奴と一緒に裸で寝られないじゃない！！！！引かれるじゃない！！！試せないじゃない！！！！！」

ダイヤ「だから試すなっていってるでしょうがっ！！！！！！」

善子「自分の経験できないことはネットに頼るしかないじゃない！！！！」

善子「ネットが間違ってるって言われたらどうしたらいいか分からないじゃない！！！！！」

ダイヤ「死ぬほど暑いのよ！！！！以上！！！！！分かった！！！？？？」

善子「そんなんじゃ分からないわよ！！！！！」

ダイヤ「夏場リビングで昼寝してて、いつのまにか日差しが自分の身体に差し込んでて起きたら死にそうなくらい喉渇いてるぐらいのあれよ！！！！」

善子「夜に！？！？この季節で夜にそんな風になるの！？！？」

善子「ますます気になるじゃない！！！！！」

千歌「わかんなくていいんだよ！！！！」

曜「善子ちゃんまじでやばいからやめた方がいいよ…」

善子「やばいとか死ぬとか試すなとか言われたら試したくなるじゃない……」

善子「ここ一週間ずっとその話題が席巻してるし…」

千歌「ご、ごめんね？善子ちゃんがそんな風に思うって思わなくて…」

花丸「あ、ちなみにまると梨子ちゃんは昨日善子ちゃんに頼まれたけど丁重にお断りしたずら」

梨子「…だって、私死にそうになるのいやだから」

善子「…う、ぅぅっ」

「「…」」

善子「うぅっっぅぅうっ、うわああああああああああああああああああああああん！！！！！」

ダイヤ「千歌さん、水もうちょっと離して置きましょう。寝てる時に倒してしまうかもしれないし」

千歌「はーい」

ダイヤ「すぐに救急車が呼べるようにケータイも頭の上に置いておいて…」

善子「くひひひ」ﾜｸﾜｸ､ﾜｸﾜｸ

善子「三人でくっついて寝たらどうなっちゃうのかしら！」

ダイヤ「…どうなっても知りませんよ、ほんとに」

千歌(…善子ちゃんあんなに泣くんだもん)

曜『私はもうトラウマだから絶対に無理だよ？』

千歌(そりゃ当然だわ…)

ダイヤ「じゃあもう寝ましょうか…」

しゅる…

トタトタトタ

ダイヤ「？」

ルビィ「おねいちゃー」

ダイヤ「何ですのルビィ？」

ルビィ「あのね、ルビィね？」

ルビィ「土でふいごを作って炉で鉄を精錬してみたいんだけど…？」

ルビィ「…やってみてもいい？」

おわり