1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/23(木) 15:57:25.446 ID:SBr8oLlz0.net
ラフィエル「サターニャさんは難しい言葉をたくさん知ってますね!」
サターニャ「まぁね」フフン
ラフィエル「で、それがどうかしたのですか?」
サターニャ「今まで私はガヴリールに嫌な思いをさせる事だけを考えていたわ…
でもここでその『発想の転換』よ!
逆にガヴリールに良い思いをさせてやるの」
ラフィエル「あ、はい」
サターニャ「例えばガヴリールの家事を私が全部やってあげるとか!」
ラフィエル「…」
サターニャ「普段私にいじめられて泣いているガヴリールは、優しくされたらどんな反応するのか!
考えただけでワクワクするわ!」
ラフィエル「いじめられて泣かされてる側だと思いますが」
サターニャ「とにかく見てなさい!んなーっはっはっはっ!!」
ラフィエル「(でも面白そうです)」
サターニャ「まぁね」フフン
ラフィエル「で、それがどうかしたのですか?」
サターニャ「今まで私はガヴリールに嫌な思いをさせる事だけを考えていたわ…
でもここでその『発想の転換』よ!
逆にガヴリールに良い思いをさせてやるの」
ラフィエル「あ、はい」
サターニャ「例えばガヴリールの家事を私が全部やってあげるとか!」
ラフィエル「…」
サターニャ「普段私にいじめられて泣いているガヴリールは、優しくされたらどんな反応するのか!
考えただけでワクワクするわ!」
ラフィエル「いじめられて泣かされてる側だと思いますが」
サターニャ「とにかく見てなさい!んなーっはっはっはっ!!」
ラフィエル「(でも面白そうです)」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/23(木) 16:00:37.025 ID:SBr8oLlz0.net
ーーーーー
サターニャ「ガヴリール!」
ガヴリール「あ?」
サターニャ「あんた今度の休みは暇かしら?暇よね?」
ガヴリール「暇だけどお前に構ってる暇はないぞ」
サターニャ「ぐっ…!」
ガヴリール「用はそれだけか?」
サターニャ「お、覚えてなさいよ!!」ダッ
ガヴリール「?」
ヴィーネ「サターニャどうしたの?」
ガヴリール「知らん」
サターニャ「ガヴリール!」
ガヴリール「あ?」
サターニャ「あんた今度の休みは暇かしら?暇よね?」
ガヴリール「暇だけどお前に構ってる暇はないぞ」
サターニャ「ぐっ…!」
ガヴリール「用はそれだけか?」
サターニャ「お、覚えてなさいよ!!」ダッ
ガヴリール「?」
ヴィーネ「サターニャどうしたの?」
ガヴリール「知らん」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/23(木) 16:03:04.319 ID:SBr8oLlz0.net
サターニャ「そもそもガヴリールとまともな会話ができない…」ガビーン
ラフィエル「そこで躓いちゃいましたか」
サターニャ「ラフィエル、何か作戦ないの?」
ラフィエル「じゃあ私が付き添ってガヴちゃんを呼びますから、
そしたらサターニャさん後は自分でなんとかしてください」
サターニャ「えっ、でもなんかそれ…」
ラフィエル「?」
サターニャ「こ、告白みたいで恥ずかしいんだけど///」
ラフィエル「(は、発想の転換!?)」キュン
ラフィエル「そこで躓いちゃいましたか」
サターニャ「ラフィエル、何か作戦ないの?」
ラフィエル「じゃあ私が付き添ってガヴちゃんを呼びますから、
そしたらサターニャさん後は自分でなんとかしてください」
サターニャ「えっ、でもなんかそれ…」
ラフィエル「?」
サターニャ「こ、告白みたいで恥ずかしいんだけど///」
ラフィエル「(は、発想の転換!?)」キュン
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/23(木) 16:08:06.913 ID:SBr8oLlz0.net
ラフィエル「ガヴちゃ~ん」
ガヴリール「ん」
ラフィエル「サターニャさんが用があるみたいですよ」
ガヴリール「え、また?もういいよ」
ラフィエル「えっと…さっきとは別の用らしいんですけど」
ガヴリール「なんでもいいから早くしてくれ」
サターニャ「が、ガヴリール」
ガヴリール「なんだよ」
サターニャ「今度の…私…じ…てあげる」
ガヴリール「は?」
サターニャ「今度の休みに私があんたの家事してあげるって言ってんの!!!」
ガヴリール「へ?」
ラフィエル「言えましたねえサターニャさん!」ナデナデ
サターニャ「ちょ、やめなさいよ!!」
ガヴリール「???」
ガヴリール「ん」
ラフィエル「サターニャさんが用があるみたいですよ」
ガヴリール「え、また?もういいよ」
ラフィエル「えっと…さっきとは別の用らしいんですけど」
ガヴリール「なんでもいいから早くしてくれ」
サターニャ「が、ガヴリール」
ガヴリール「なんだよ」
サターニャ「今度の…私…じ…てあげる」
ガヴリール「は?」
サターニャ「今度の休みに私があんたの家事してあげるって言ってんの!!!」
ガヴリール「へ?」
ラフィエル「言えましたねえサターニャさん!」ナデナデ
サターニャ「ちょ、やめなさいよ!!」
ガヴリール「???」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/23(木) 16:13:04.223 ID:SBr8oLlz0.net
ラフィエル「…とまあ、そんなワケなんです」
ヴィーネ「なるほど(面白そう)」
ガヴリール「いや、どんなワケだよ意味わからん…
だいたい何でサターニャに家事されなきゃいけないんだよ」
サターニャ「…別に嫌ならいいわよ」グスッ
ラフィエル「あ~っ、ガヴちゃんがサターニャさん泣かせました!」
ヴィーネ「わっ!ガヴ最低~」
ガヴリール「は?おい待て」
ラフィエル「サターニャさん、柄にもなく料理の特訓とかしてたのに…」
ヴィーネ「ガヴ、サターニャの好意に応えてあげないの?」
ガヴリール「(うわなんだこれ、めっちゃ面倒くさい…)」
サターニャ「…」チラッ
ガヴリール「分かったよサターニャ、今度の日曜な」
サターニャ「し、仕方ないわね…行ってあげるわ」
ヴィーネ「なるほど(面白そう)」
ガヴリール「いや、どんなワケだよ意味わからん…
だいたい何でサターニャに家事されなきゃいけないんだよ」
サターニャ「…別に嫌ならいいわよ」グスッ
ラフィエル「あ~っ、ガヴちゃんがサターニャさん泣かせました!」
ヴィーネ「わっ!ガヴ最低~」
ガヴリール「は?おい待て」
ラフィエル「サターニャさん、柄にもなく料理の特訓とかしてたのに…」
ヴィーネ「ガヴ、サターニャの好意に応えてあげないの?」
ガヴリール「(うわなんだこれ、めっちゃ面倒くさい…)」
サターニャ「…」チラッ
ガヴリール「分かったよサターニャ、今度の日曜な」
サターニャ「し、仕方ないわね…行ってあげるわ」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/23(木) 16:17:36.303 ID:SBr8oLlz0.net
ーーーーー
サターニャ「ふふ、ウソ泣き作戦は大成功ね!」
ラフィエル「あれ?本当に泣いてましたよね?」
サターニャ「ま、まぁそれはともかく…これで計画は成功したも同然よ」
ラフィエル「あとはサターニャさんが上手くやるだけですね」
サターニャ「ガヴリールの奴、どんな顔するかしら!」グヘヘ
ラフィエル「それでサターニャさん、当日は私も行ってよいのですか? 」
サターニャ「…だめ」
ラフィエル「え」
サターニャ「恥ずかしいからだめ」
ラフィエル「は、恥ずかしいんですか!?サターニャさんが?」プークスクス
サターニャ「う、うっさいわね!!!とにかく来ないでよね!!」
サターニャ「ふふ、ウソ泣き作戦は大成功ね!」
ラフィエル「あれ?本当に泣いてましたよね?」
サターニャ「ま、まぁそれはともかく…これで計画は成功したも同然よ」
ラフィエル「あとはサターニャさんが上手くやるだけですね」
サターニャ「ガヴリールの奴、どんな顔するかしら!」グヘヘ
ラフィエル「それでサターニャさん、当日は私も行ってよいのですか? 」
サターニャ「…だめ」
ラフィエル「え」
サターニャ「恥ずかしいからだめ」
ラフィエル「は、恥ずかしいんですか!?サターニャさんが?」プークスクス
サターニャ「う、うっさいわね!!!とにかく来ないでよね!!」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/23(木) 16:20:57.491 ID:SBr8oLlz0.net
ーーーーー
ガヴリール「なんでこんな事に…」
ヴィーネ「たまにはいいじゃない」
ガヴリール「ヴィーネも悪ノリしすぎだぞ」
ヴィーネ「えへへ、つい…」
ガヴリール「なあ、ヴィーネも日曜来るんだろ?」
ヴィーネ「行かないわよ?」
ガヴリール「えっ」
ヴィーネ「邪魔しちゃ悪いもの」
ガヴリール「いや邪魔ってなんだよ、来てくれよ」
ヴィーネ「ごめん、日曜はラフィと用事があるの」
ガヴリール「うそつけ!」
ガヴリール「なんでこんな事に…」
ヴィーネ「たまにはいいじゃない」
ガヴリール「ヴィーネも悪ノリしすぎだぞ」
ヴィーネ「えへへ、つい…」
ガヴリール「なあ、ヴィーネも日曜来るんだろ?」
ヴィーネ「行かないわよ?」
ガヴリール「えっ」
ヴィーネ「邪魔しちゃ悪いもの」
ガヴリール「いや邪魔ってなんだよ、来てくれよ」
ヴィーネ「ごめん、日曜はラフィと用事があるの」
ガヴリール「うそつけ!」
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/23(木) 16:26:49.153 ID:SBr8oLlz0.net
日曜日
ガヴリール「うーん、めんどくさい」
ヴィーネ『いい、ガヴ?今回サターニャは善意で来てるんだから冷たい対応しちゃだめよ!』
ガヴリール「とは言われたものの…」
ーーーーー
サターニャ「いよいよね!」
ラフィエル『いいですかサターニャさん、今回はガヴちゃんのお手伝いという名目ですからケンカしちゃダメですよ!』
サターニャ「とは言われたけど…」
ーーーーー
サターニャ「ガヴリール~!サターニャ様が家事しに来てあげたわよ~!」ピンポンピンポーン
ガヴリール「げっ、もう来たのかよ」
ガヴリール「うーん、めんどくさい」
ヴィーネ『いい、ガヴ?今回サターニャは善意で来てるんだから冷たい対応しちゃだめよ!』
ガヴリール「とは言われたものの…」
ーーーーー
サターニャ「いよいよね!」
ラフィエル『いいですかサターニャさん、今回はガヴちゃんのお手伝いという名目ですからケンカしちゃダメですよ!』
サターニャ「とは言われたけど…」
ーーーーー
サターニャ「ガヴリール~!サターニャ様が家事しに来てあげたわよ~!」ピンポンピンポーン
ガヴリール「げっ、もう来たのかよ」
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/23(木) 16:30:36.970 ID:SBr8oLlz0.net
ガヴリール「よ、よおサターニャよく来たな」ひきつった笑顔
サターニャ「あ、あらガヴリール元気そうね」ひきつった笑顔
ガヴリール「まぁ上がれよ、汚いけど」
サターニャ「汚いのは知ってるわよ、それを綺麗にしに来たんだから」
ガヴリール「おい何だその言い方」
サターニャ「何よ文句あるの?」
ゴゴゴゴゴゴ
ガヴリール「…今日は頼む」
サターニャ「…分かってるわよ」
ガヴリール「(だめだ先が思いやられる…いや、待てよ!?)」
サターニャ「あ、あらガヴリール元気そうね」ひきつった笑顔
ガヴリール「まぁ上がれよ、汚いけど」
サターニャ「汚いのは知ってるわよ、それを綺麗にしに来たんだから」
ガヴリール「おい何だその言い方」
サターニャ「何よ文句あるの?」
ゴゴゴゴゴゴ
ガヴリール「…今日は頼む」
サターニャ「…分かってるわよ」
ガヴリール「(だめだ先が思いやられる…いや、待てよ!?)」
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/23(木) 16:42:02.743 ID:SBr8oLlz0.net
ガヴリール「サターニャ様、今日はどうかお願いします」
サターニャ「(さ、サターニャ様!!)ま、まずは何をして欲しいのよ」
ガヴリール「掃除をお願いしたいのですが…」
サターニャ「掃除ぃ?仕方ないわねぇ!」
ーーーーー
サターニャ「次は!?」
ガヴリール「洗濯が貯まってて…」
サターニャ「すぐ終わらせるわ!」
ーーーーー
サターニャ「つ、次は!?」ハァハァ
ガヴリール「お腹が空きましたサターニャ様」
サターニャ「待ってなさい!」
ーーーーー
ガヴリール「まあまあの味だな、サターニャご苦労」
サターニャ「…あ、あれ?」ゼーハーゼーハー
サターニャ「(さ、サターニャ様!!)ま、まずは何をして欲しいのよ」
ガヴリール「掃除をお願いしたいのですが…」
サターニャ「掃除ぃ?仕方ないわねぇ!」
ーーーーー
サターニャ「次は!?」
ガヴリール「洗濯が貯まってて…」
サターニャ「すぐ終わらせるわ!」
ーーーーー
サターニャ「つ、次は!?」ハァハァ
ガヴリール「お腹が空きましたサターニャ様」
サターニャ「待ってなさい!」
ーーーーー
ガヴリール「まあまあの味だな、サターニャご苦労」
サターニャ「…あ、あれ?」ゼーハーゼーハー
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/23(木) 16:49:17.017 ID:SBr8oLlz0.net
サターニャ「ちょっと!私の計画と全然違うんだけど!」
ガヴリール「そんなの知るか、一応部屋は綺麗になって飯も食えたから礼は言っとく」
サターニャ「私に優しくされたあんたの面白い反応が見たかったのに!」
ガヴリール「(あぁ、そういうことだったのか)」
サターニャ「もういいわ、やることないから帰る」
ガヴリール「待てよサターニャ」
サターニャ「…何よ」
ガヴリール「今日は本当にありがとうございました(優等生天使モード)」ニコッ
サターニャ「
」
ガヴリール「お前の方がよっぽど面白い反応するじゃん(笑)」
ガヴリール「そんなの知るか、一応部屋は綺麗になって飯も食えたから礼は言っとく」
サターニャ「私に優しくされたあんたの面白い反応が見たかったのに!」
ガヴリール「(あぁ、そういうことだったのか)」
サターニャ「もういいわ、やることないから帰る」
ガヴリール「待てよサターニャ」
サターニャ「…何よ」
ガヴリール「今日は本当にありがとうございました(優等生天使モード)」ニコッ
サターニャ「
」
ガヴリール「お前の方がよっぽど面白い反応するじゃん(笑)」
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/23(木) 16:59:01.968 ID:SBr8oLlz0.net
ラフィエル「…それ結局ガヴちゃんの家に家事しに行っただけですよね」
サターニャ「悔しい!!」
ラフィエル「(サターニャさんがガヴちゃんに一矢報いる日は来るのでしょうか)」
サターニャ「ラフィエル!一緒に次の作戦考えるわよ!」
ラフィエル「はぁいっ(来なくていいかもしれませんね♪)」
サターニャ「…あんた何でそんなに機嫌いいの?」
ーーーーー
ヴィーネ「で、どうだったの?」
ガヴリール「なにが」
ヴィーネ「サターニャの家事…」
ガヴリール「あぁ、やっぱり家事はヴィーネにしてもらうのが一番かな」
ヴィーネ「と、当然よ!もう長いことやってるんだもん♪」
ガヴリール「なんか今日機嫌よくね?」
おわり
サターニャ「悔しい!!」
ラフィエル「(サターニャさんがガヴちゃんに一矢報いる日は来るのでしょうか)」
サターニャ「ラフィエル!一緒に次の作戦考えるわよ!」
ラフィエル「はぁいっ(来なくていいかもしれませんね♪)」
サターニャ「…あんた何でそんなに機嫌いいの?」
ーーーーー
ヴィーネ「で、どうだったの?」
ガヴリール「なにが」
ヴィーネ「サターニャの家事…」
ガヴリール「あぁ、やっぱり家事はヴィーネにしてもらうのが一番かな」
ヴィーネ「と、当然よ!もう長いことやってるんだもん♪」
ガヴリール「なんか今日機嫌よくね?」
おわり
引用元: ・サターニャ「ねぇ、『発想の転換』って知ってる?」ラフィエル「(あ、サターニャさんの 覚えたての言葉でドヤ顔タイム だ)」
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