1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/24(金) 10:59:52.559 ID:72jh3ios0.net
ガヴリール「入ってるッスよ」

マスター「そうだよねー」

ガヴリール「3日前に入ったばかりっすよ」

マスター(え?3日も入ってない?あ、でも天真くんの国ではそれが普通なのかな?)

ガヴリール「もしかして臭うっスか?」

マスター「いや、そんなことないよ」

続き誰か書いて

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/24(金) 11:13:44.774 ID:2asgjamu0.net
マスター(でもお客様から苦情が来たんだよねぇ……)

マスター(少し汗臭いって……)

マスター(私はお客様にコーヒーの香りも楽しんでもらいたい……)

マスター(しかし天真君の習慣を否定する訳にもいかない……)

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/24(金) 11:16:34.764 ID:2asgjamu0.net
ガヴリール「急になんでそんな質問するんすか?」

マスター「いや、何でもないよ!天真くんは気にしなくていいからね」

ガヴリール「はぁ……」

マスター(こんなこと天真くんに言うわけにはいかないしね……)

マスター(おっとお客様が来たようだ)

ガヴリール「へいらっしゃい」

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/24(金) 11:21:21.049 ID:2asgjamu0.net
マスター「うん、お客様もいないし今日はもう終わろうか。お疲れ様」

ガヴリール「うぃーす」

ガヴリール(バイト中ずっと私のことを見てた……)

ガヴリール(まさかセクハラっ!?)

ガヴリール(そういえば風呂のことも聞かれたし……)

ガヴリール(いや、ないない。こんな駄天使に限ってそれはないな。)

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/24(金) 11:27:16.442 ID:2asgjamu0.net
翌週

マスター(また苦情が……)

マスター(しかたない……素直に言おう)

マスター「て、天真くん……」

ガヴリール「へい」

マスター「悪いんだけどね……お風呂にはいってくれないか……?」

ガヴリール「……」

ガヴリール(は、はぁ???)

ガヴリール(これってもしかしてやっぱりセクハラ??)

ガヴリール(いやいやないない。あのマスターに限ってそれは……)

ガヴリール(待てよ、そういえばこの制服……)

ガヴリール(マスターの趣味!?)

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/24(金) 11:29:49.959 ID:2asgjamu0.net
ガヴリール(そういえばこの前からずっと見られてるような……)

ガヴリール(やばいやばい)

ガヴリール(仏顔のスケベ仏め……)

ガヴリール「マ、マスター」

マスター「ん?なんだい?」

ガヴリール「セ、セクハラは……ちょっと……」

マスター「……」

マスター(え、えええええ?セクハラ?この私が?)

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/24(金) 11:33:45.697 ID:2asgjamu0.net
マスター(よくよく考えたらいきなり風呂の話はセクハラに捉えられても仕方がない……)

マスター「て、天真くん!ちがうんだよ!」

ガヴリール「ヒッ」

マスター「て、天真くん……?」

ガヴリール「ち、近寄らないで下さい……」

マスター「は、話しを……」

ヴィーネ「こんにちは~」

ガヴリール「ヴィ、ヴィーネェェェ」ガバッ

ヴィーネ「どうしたのよガヴリール!?」

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/24(金) 11:39:59.619 ID:2asgjamu0.net
ヴィーネ「なるほど……今の話しをまとめると……」

ヴィーネ「ガヴに関して苦情が入って、マスターさんがそれを注意しようとしたらセクハラに間違えてしまった……つまりそういう事ね!」

ガヴリール「マスター、すまない」

マスター「いやいや、こちらこそ悪かったよ」

マスター「君、誤解を解いてくれて……ありがとう!」

ヴィーネ「いえいえ!マスターさんがそんなことする人じゃないって、ガヴも私もちゃんと分かってますから!」キラキラ

マスター(……天使だっ)ブワッ

ヴィーネ「ガヴ?分かった??マスターさんに迷惑かけないように、ちゃんとお風呂入るのよ?毎日」

ガヴ「うぇー」

ヴィーネ「い・い・わ・ね・?」

ガヴ「……うっす」

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/24(金) 11:48:45.906 ID:2asgjamu0.net
マスター(それからは天真くんは毎日お風呂に入っているらしい)

マスター(それに、バイトの日は香水までつけている……)

マスター(いい匂いがしたら、私が喜ぶ。天真くんはそう思ってるのかもしれない)

マスター(それは彼女なりの優しさ……そして罪滅ぼし)

マスター(でも……)

マスター(香水の付けすぎで臭いっていう苦情が汗臭さの苦情より多いんだよぉぉぉ)


おわり

引用元: マスター「天真くんちょっといいかい?」ガヴ「なんすか?」マスター「キミ、お風呂は入っているのかい?」