サターニャ「これで今度こそガヴリールを……」

ガヴリール「待て、サターニャ」

ガヴリール「不発だったらカッコ悪いだろ、ちょっと私に……！？」ｽﾞｷｭﾝ!

ガヴリール「うっ……」ｶﾞｸｯ

サターニャ「ふん、二度も同じ手に引っかかる訳ないでしょ？」

ヴィーネ「ガヴ、大丈夫？」

ガヴリール「……」ﾑｸﾘ

ガヴリール（何も起こってない……？）

ラフィエル「おはようございます～」

サターニャ「げっ」

ヴィーネ「おはようラフィ」

ラフィエル「ガヴちゃん、おはようございます～」

ガヴリール「おはようラフィエル殺すぞ」

ラフィエル「！？」

ガヴリール「！？」

ラフィエル「あら～？」

ガヴリール「え、いや違うんだよ殺すぞ」

ガヴリール「！？なんだよこれ殺すぞ」

ガヴリール「おい！どうなってんだサターニャ殺すぞ！！」

サターニャ「んなーっはっは！！この語尾が変になる銃の威力、思い知ったか！！」

ラフィエル（サターニャさんの仕業でしたか、これは面白くなりそうですね）

ガヴリール「意味わかんねぇよふざけんな殺すぞ」

ヴィーネ「これいつ効果切れるの？」

サターニャ「明日よ」

ガヴリール「明日殺すぞ！？」

ヴィーネ「授業中に当てられたら困るわね……」

サターニャ「せいぜい頑張りなさい！ガヴリール！」

ガヴリール「くっそどうすんだよこれ殺すぞ……」

～授業中～

教師「～～であるからして～～ここはこうなります」

教師「では、この問題を……」

ガヴリール（当たるな当たるな当たるな）

教師「天真、答えてみなさい」

ガヴリール（ぐっ……）

ガヴリール「……」ｶﾞﾀｯ

教師「……」

ガヴリール「……」

教師「分からないのか？」

ガヴリール「」ｺｸｯ

教師「……分からないならそう言いなさい、座って」

ガヴリール「……」ｽｯ

サターニャ（ざまあないわねガヴリール）

教師「じゃあ胡桃沢、答えられるか？」

サターニャ「！？」

～昼休み～

ガヴリール「くっそ……なんで今日に限って何度も当てられるんだ殺すぞ」

ヴィーネ「まぁまぁ……」

サターニャ「ふんっ、ざまあないわね」

ガヴリール「いやお前も答えられてなかっただろ殺すぞ」

サターニャ「ぐっ、ち、違うわよ！悪魔的にあ・え・て答えなかっただけよ！」

ガヴリール「はいはい殺すぞ」

ヴィーネ「いいからお昼ご飯食べちゃいましょ」

～放課後～

ラフィエル「まぁ、そんなことになってたんですか？」

ガヴリール「まぁな殺すぞ」

ラフィエル「同じクラスじゃないのが残念です～」

サターニャ「ガヴリールの哀れな姿を見せられなくて残念だわ」

ガヴリール「だからお前も……まぁいいや殺すぞ」

ガヴリール「お前明日覚えてろよ殺すぞ？」

サターニャ「負け犬の遠吠えが聞こえるわね～」

ガヴリール「……殺す殺すぞ」

ヴィーネ「今普通に殺すって言ったわよね？」

～♪

ガヴリール「メールか殺すぞ」

ヴィーネ『ガヴ、大丈夫？』

ガヴリール「『大丈夫だよ』っと殺すぞ」

ヴィーネ『流石にメールでは言わないのね、おやすみガヴ』

ガヴリール「『おやすみ』っと殺すぞ」

～次の日～

サターニャ「んなーっはっは！！ガヴリール！今日も……ってあれ？ガヴリールは？」

ヴィーネ「ガヴなら……」

ガヴリール「隙ありっ！！」ﾊﾞｼｯ

サターニャ「なっ……！？」ｽﾞｷｭﾝ!

サターニャ「うっ」ｶﾞｸｯ

ガヴリール「二度も同じモンにやられてたまるか」

ヴィーネ「自業自得ね……」

ラフィエル「おはようございます～」

ラフィエル「サターニャさん？大丈夫ですか～？」

サターニャ「ぐっ……跪きなさい」

ラフィエル「あら～」

サターニャ「あああああああああ跪きなさい！！！！！」

サターニャ「ガヴリール！その銃返しなさいよ跪きなさい！！！！！」

ガヴリール「反省しろ」

サターニャ「ああああああああああああああ跪きなさい！！！！！！！！！！」


このあと滅茶苦茶廊下に立たされた

完