1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 00:44:52.774 ID:irQFIJ1/0.net
サターニャ「はっ、もしかして今こうしてる間にもラフィエルが私を見てるかも!?」

サターニャ(そうなると下手なことは出来ないわね……あまり目立った行動はしないようにしないと……)

サターニャ「……こほん」

サターニャ「さーてと、趣味の読書でもしようかしら?」セイザ

サターニャ「この夏目……夏目ナントカいし?の本を読むわよ」

サターニャ「うふふっ、この本面白いわね……」


ラフィエル「ぷくくくくく……」プルプル

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 02:15:02.289 ID:9JIPAvSB0.net
数時間後

サターニャ「…」ポロポロ

サターニャ「何よこの本泣けるじゃない…うう…」


ラフィエル「悪魔の目にも涙ってものですかね」

ラフィエル「それにしても面白いことが起きませんね…」

サターニャ「さて本棚に直そうかしら」

ラフィエル「次は何をするんでしょうか…うぶぷ」

サターニャ「えーっとこの本は…」

ガタガタガタガタ

サターニャ「どわっ!?地震…」

グラッ

サターニャ「へっ?」


ラフィエル「!?」シュン

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 02:20:16.923 ID:9JIPAvSB0.net
サターニャ「…あれ、私…」

サターニャ「あー!?私の本棚が!」

サターニャ「えっでも私さっきまで本棚の近くに…あれ?」

ラフィエル「間一髪でしたねサターニャさん」

サターニャ「ぎゃー!?またアンタ…って」

サターニャ「もしかしてアンタが助けてくれたの…?」

ラフィエル「うふふーサターニャさんのピンチある所に私ありですよ~」

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 02:30:23.388 ID:9JIPAvSB0.net
サターニャ「ぐ…天使に情けをかけられるなんて…」

サターニャ「てかまたひゃくりがんで私のこと見てたでしょ!?」

ラフィエル「千里眼です」

サターニャ「どうでもいいわよ!まあでも…」

サターニャ「助けてくれてありがとっラフィエル」

ラフィエル(サターニャさんにお礼を言われるなんて…うふふ)

サターニャ「あーえっと…ラフィエル…とりあえずこの体制やめにしない?」

ラフィエル「お姫様だっこっていうらしいんですよ~サターニャ姫♪」

サターニャ「誰が姫よ!」

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 02:47:13.109 ID:9JIPAvSB0.net
ラフィエル「…無事でよかった」

サターニャ「え」

ラフィエル「サターニャさんがいなくなったら私の楽しみが6割減ってしまいます」

サターニャ「アンタね…」

ラフィエル「そしてサターニャさんは私の大切な友達です」

ラフィエル「だから…私が絶対サターニャさんのこと守ります」ギュッ

サターニャ「…ラフィエル」


サターニャ「って私のこと覗いてるの正当化しようとしてるんじゃないわよ!」

ラフィエル「ばれちゃいましたか~」

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 02:57:49.691 ID:9JIPAvSB0.net
サターニャ「大体そんな手使うんだったら一緒に住むとかすればいいじゃない…たっく…」

ラフィエル「!?」

サターニャ「なんて…私は天使を住まわせるほどお人よ…」

ラフィエル「早速ダブルベッド買いに行きましょう!他にもいろいろ必要ですよね!」ワクワク

サターニャ「勝手に話進んでる!?」

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 03:10:00.545 ID:9JIPAvSB0.net
その日の夜

ラフィエル「ダブルのベッドの広いですね♪」

サターニャ「だったらもっと離れなさいよ!」

サターニャ(ホントに住むことになるなんて…)

ラフィエル「おしつけちゃいます~」ギュー

サターニャ「柔らか…じゃないわよ、もう」

ラフィエル「うふふ、照れてるサターニャさん可愛いです」

サターニャ「なっ///…もう寝るわよ!」

ラフィエル「あらあら」ニコニコ

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 03:19:02.538 ID:9JIPAvSB0.net
サターニャ「…ラフィエル」

ラフィエル「はい」

サターニャ「今日アンタが助けに来なかったら私…ここにいなかった訳で…だからその…」

サターニャ「もう一度言うわ、ありがと」ボソッ

ラフィエル「いえいえ、サターニャさんのいる所が私の場所ですから」

サターニャ「ふふ…大悪魔が借りを作りっぱなしなのは性に合わないわ」

サターニャ「これからは私がラフィエルを守ってあげるわ…守る必要あるかわかんないけど」

ラフィエル「それはプロポーズ…ということでいいんですか」ニコッ

サターニャ「どうかしら…ふふ」

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 03:28:59.410 ID:9JIPAvSB0.net
ラフィエル(必要なかったのです)

ラフィエル(千里眼なんて使わなくてもこの目で)

ラフィエル(私はずっとサターニャさんのことしか見てませんでしたから)

ラフィエル「サターニャさん…」

サターニャ「ラフィ…」

チュッ




マルティエル「昨日はサタニキア様とお楽しみでしたねお嬢様」

ラフィエル「千里眼必要でした、あなた用に」

終わり

35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 03:53:04.130 ID:9JIPAvSB0.net
よく見たらガヴドロじゃなくてガウドロになってました申し訳なす!

引用元: サターニャ「私の生活がラフィエルの奴に覗かれていたなんて……おぞぞぞぞぞ」