1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:22:07.923 ID:n9HmLyG00.net
ヴィーネ「私、天真=ガヴリール=ホワイトは月乃瀬=ヴィネット=エイプリルが好きだ」

ヴィーネ「大好きだ」

ヴィーネ「愛している」

ヴィーネ「ヴィーネなしでは生きていけない」

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:25:19.783 ID:n9HmLyG00.net
Wifi途切れた

ヴィーネ「思えば初めてあった時から惹かれていた」

ヴィーネ「一目見ただけでわかった優しさ」

ヴィーネ「初対面なのに思わず友達になってほしいと言ってしまった」

ヴィーネ「何回でも言ってやれる、あの時の私グッジョブ」

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:27:46.383 ID:n9HmLyG00.net
ヴィーネ「堕天した後も変わらず、いやそれ以上に接してくれた」

ヴィーネ「ヴィーネにお世話して貰えるのが、構って貰えるのが心地よくなっていった」

ヴィーネ「その時からだヴィーネへの思いが友達のそれから変わっていったのは」

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:29:30.889 ID:n9HmLyG00.net
ヴィーネ「朝起こしにきてくれる」

ヴィーネ「美味しいご飯を作ってくれる」

ヴィーネ「部屋を掃除してくれる」

ヴィーネ「イベント事に連れ出してくれる。私なんかいても面白くないだろうに」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:30:45.658 ID:n9HmLyG00.net
ヴィーネ「ネトゲ以外取り柄のない私にこんなに優しくしてくれる」

ヴィーネ「もしかしたらヴィーネも私への特別な想いを持ってくれているのではないか?」

ヴィーネ「私はそう思い込んでいた」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:32:39.522 ID:n9HmLyG00.net
ヴィーネ「しかしヴィーネをよく見るようになって気づいてしまった」

ヴィーネ「ヴィーネの優しさは誰にでも向けられる」

ヴィーネ「昔の私が道に迷っているヴィーネを見過ごせなかったように」

ヴィーネ「ヴィーネもダメダメな私を放っておけないのだろう」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:34:55.567 ID:n9HmLyG00.net
ヴィーネ「一番ダメな私へ一番優しくしてくれる……だけ」

ヴィーネ「私はヴィーネの特別になりたい、私も何かをしてあげたい」

ヴィーネ「でも私が何かをしたら私への一番は無くなってしまうのではないか?」

ヴィーネ「そう考えると、私は身動きが取れなくなってしまった」


ヴィーネ「くるしい」

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:36:47.426 ID:n9HmLyG00.net
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:38:17.358 ID:n9HmLyG00.net
ヴィーネ「私ももう限界だった」

ヴィーネ「ヴィーネの顔もまともに見れない」

ヴィーネ「こんなにも想っているのにその相手に心配をかけている」

ヴィーネ「その事実がさらに私を締めつける」

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:40:34.522 ID:n9HmLyG00.net
ヴィーネ「私は今日、ヴィーネにこの気持ちを伝える」

ヴィーネ「おそらくこれは良くない結果に終わるだろう」

ヴィーネ「私の告白はそういう告白だ」

ヴィーネ「自分の心を一度壊すための告白」

ヴィーネ「膨れ上がった想いがいつかヴィーネを壊してしまう前に」

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:43:37.697 ID:n9HmLyG00.net
ヴィーネ「私の告白は失敗する」

ヴィーネ「そうして壊れた私はヴィーネから逃げてしまうだろう」

ヴィーネ「おそらく自分のこの気持ちからも……」

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:47:23.321 ID:n9HmLyG00.net
ヴィーネ「だから私はここに今の私の全てを記しておく」

ヴィーネ「自分の今の気持ちを、決してなくさないために」

ヴィーネ「心を壊すだの言っておきながらこの気持ちを無くしたくないなんてつくづく私は駄目な天使だな」

ヴィーネ「もうすぐヴィーネが家に着く頃だ」

ヴィーネ「私は――――」

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:50:47.721 ID:n9HmLyG00.net
――――――――

ヴィーネ「ガヴー、そろそろ布団から出て来たら?」

ガヴリール「ふざけんな!!あんなん読まれてどんな顔すりゃいいんだよ…」

ガヴリール「てかどこで手に入れたんだよ!実家の部屋の鍵付きの箱に…」

ヴィーネ「ゼルエルさんが千里眼で見つけて送って」

ガヴリール「私にプライバシーはないのか!!?」ガバッ

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:54:31.661 ID:n9HmLyG00.net
ヴィーネ「……ねえガヴ、私はあの時の貴女の気持ちが知れて嬉しいわ」ギュッ

ヴィーネ「今こうしていられるのも、あの時のガヴが勇気を出してくれたからだし」

ヴィーネ「私には…そんな勇気は無かった」

ヴィーネ「ありがとう」

36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/28(火) 23:57:29.260 ID:n9HmLyG00.net
ガヴリール「……ヴィーネ」ギュッ

ヴィーネ「なあに?ガヴ」

ガヴリール「私だけ知られるのはずるい。私もあの時のヴィーネのこと知りたい」

ヴィーネ「……仕方ないわね。私がガヴを好きだと気付いたのは――――」


おわり

引用元: ヴィーネ「私はヴィーネが好きだ」