サターニャ「ちょっと待ちなさいよあんた！」

サターニャ「１回で終わらせてるんじゃないわよ！」

ガヴ「えぇーめんどくさいな……」

サターニャ「ほんとに……まぁいいわ」

サターニャ「気を取り直して……勝負よガヴリール！！！」

ガヴ「………………」

ガヴ「………………」

ガヴ「……………………断るっ！」

おわり

サターニャ「２回やればいいってもんじゃないわよ！」

サターニャ「はぁ……もういいわ」

サターニャ「ラフィに遊……勝負してもらうから」

ガヴ(よしっ！)

サターニャ「ラフィエル！いるんでしょ！出てきなさい！！」

ラフィ「はい？なんでしょうサターニャさん」

サターニャ「うわっほんとにいた」

サターニャ「勝負よラフィエル！」

ラフィ「勝負……ですか？」

サターニャ「そうよ！」

ラフィ「うふっ♪いいですよ♪」

サターニャ「ノリいいじゃない！」

ラフィ「勝負するからには、敗者にはもちろん罰ゲームですよね♪」

サターニャ「もちろんよ！」

………………………………………………

サターニャ「うぅ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

サターニャ(なんであんなにラフィエルあっち向いてホイつよいのよ……)

サターニャ(しかも罰ゲームが……)

………………………………………………

ラフィ「では、サターニャさん♪」

ラフィ「敗者には罰ゲームですよ♪」

サターニャ「くっ」

ラフィ「ではまずは跪きなさい」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)

あれ、変なのでた

ラフィ「では『犬の真似』をして下さい」

サターニャ「なっ、そんなこと……」

ラフィ「あれ？大悪魔なのに約束を破るんですか？」

サターニャ「くぅ」

ラフィ「大悪魔なのに？」

サターニャ「しょ、しょうがないわね……」

サターニャ「ワン！」

サターニャ「これでいいでしょ？」

ラフィ「……」(か、かわいいですぅぅぅもっと見たいですぅぅぅ)

ラフィ「ダメです、声が小さい」

ラフィ「そして動作もつけて」

サターニャ「そんなっ！」

………………………………………………

サターニャ(何回私に吠えさせたら気が済むのよ……それに何故か顔赤くなってるし……)

サターニャ(まぁいいわ、ヴィネットと勝負しよ……)

サターニャ「あ、もしもしヴィネット？」

サターニャ「いま暇かしら？勝負しない？」

ヴィーネ「ごめんねー、いまちょっと用事で……」

サターニャ「そんな……」

サターニャ「いまあんたは絶好の機会を逃したわ……」

サターニャ「後でないて詫びても勝負してあげないわよ！！」

ヴィーネ「はいはい、ごめんね。でもいま忙しくて……」

サターニャ「まぁいいわ……」

サターニャ「じゃあね、バイバイ」

サターニャ(ガヴリールもダメ、ラフィエルは全然ダメ、ヴィネットもダメ……)

サターニャ(どうして暇をつぶそうかしら……)

サターニャ「そうよ！犬を呼べばいいのよ！」

サターニャ「出てきなさい！犬！」

サターニャ「……」

サターニャ「…………」

サターニャ「はぁ……」

サターニャ「もう帰ろ……」

ガヴ「……」

ガヴ「おい、サターニャ」

サターニャ「！！！」

サターニャ「な、なにかしらガヴリール？」

ガヴ「その……暇だから、ちょっとだけなら勝負……」

ガヴ「付き合ってやっても……」

サターニャ「ほんと……！」ｷﾗｷﾗ

サターニャ「ﾊｯ、あんたにしてはいい判断じゃない！さぁ、勝負するわよ！」

ガヴ「」ｲﾗｯ

ガヴ「まぁいいわ、で、何で勝負するんだ？」

サターニャ「ソフトクリーム早食いよ！」

ガヴ「は？」

サターニャ「ほら、いい所にソフトクリーム屋さんが！」

ガヴ「まあいいや……じゃあ負けた方が罰ゲームな」

サターニャ「！！！」

ガヴ「負けたら……そうだな、2人分のソフトクリームおごりでどうだ」

サターニャ「ﾎｯ、いいじゃないそれ！決定ね！」

ガヴ「よし、おじさん、ソフトクリーム2本ね」

ガヴ「ほれ、サターニャ」

サターニャ「感謝するわ！ガヴリール！」

ガヴ「いや、お前が負けたら私に金を……」

犬「ワン！ワン！」

サターニャ「え……ちょ」

サターニャ「あーーーー！」

ガヴ「すまん取られた」

サターニャ「そんなぁぁぁぁ私のソフトクリームぅぅぅぅ！！」

ガヴ「……」

サターニャ「そんなぁ……」ｶﾞｸｯ

サターニャ「……」ｼﾞﾜｧ

ガヴ「…………」

ガヴ「ﾁｯ」

ガヴ「ほれ、サターニャ、新しいの買ってやったぞ」

サターニャ「……え？」

ガヴ「ほれ」

サターニャ「ガ、ガヴリール……」

サターニャ「あ、ありがと……！」ﾆｺｯ

ガヴ「……！」ﾄﾞｷｯ

ガヴ(こいつ……こんな風に笑えたんだな……)

ガヴ「ほらはやく食え」

サターニャ「わ、分かったわ！」

サターニャ「ガヴリール、美味しかったわ！感謝するわ！」

ガヴ「ほう、それは良かった。それでだ」

ガヴ「勝負の結果だが……」

サターニャ「え？」

ガヴ「私の方がはやく食べ終わったわけだ、つまり……私の勝ちだ」

サターニャ「」

ガヴ「……まぁいいわ、ここは割り勘なら」

サターニャ「……！」ﾊﾟｧｧｧ

サターニャ「じゃ、じゃあ次はあそこの喫茶店で勝負よ！」

ガヴ「え、いやちょっとだけっていったはずだが……まあいいや」

ガヴ「じゃああの店までかけっこだ！」

サターニャ「今日は楽しかったわ！」

ガヴ「うむ」

サターニャ「ガヴリールにはまた明日私と勝負できる権利を与えるわ！」

ガヴ「いらん！」

サターニャ「」

翌日

サターニャ「勝負よガヴリール！」

ガヴ「……ﾊｧ、しょうがないな……」

ガヴ「今日こそちょっとだけだからな……」

サターニャ「望むところよ！！」

1週間後

ガヴ「おいサターニャ、今日はあのデパートで勝負だ。おいしいお店を見つけたんだ」

サターニャ「望むところよ！」

おわり