2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/05(水) 10:41:41.028 ID:YVWCt4WO0.net
ガエリオ「毎日外食ばかりだとさすがに飽きてきた」

ガエリオ「というわけで君の手料理が食べてみたい いいかな?」

ジュリエッタ「分かりました」

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/05(水) 10:42:39.310 ID:YVWCt4WO0.net
ボードウィン家

ガエリオ「ふふ…楽しみだな」

シュリエッタ「お待たせしました」トン

グチャア…

ガエリオ「え…?」

ガエリオ(なんだこの大破したグレイズのような物体は…)

ガエリオ(もしかしてジュリエッタ…君は…)

ジュリエッタ「私の自信作です!」フフン

ガエリオ(料理が出来ない…のか?)

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/05(水) 10:44:20.970 ID:YVWCt4WO0.net
ガエリオ(まあ考えてみれば小さいころからラスタルの為に尽くしてきて…そして今やギャラルホルン主席の跡取り候補だ)

ガエリオ(時間がないのは十分に分かる…だがこれは…)

ジュリエッタ「どうしました?早く食べてください!」ワクワク

ガエリオ(うっ…ジュリエッタの視線が)

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/05(水) 10:47:21.954 ID:YVWCt4WO0.net
アイン(特務三佐…)

ガエリオ(その声はアイン…!?)

アイン(ボードウィン特務三佐殿は信頼できるお方です 早寝早起き 出された食事は残さない…)

アイン(私の憧れていた特務三佐はどんな料理でも食べれるはずです!)

ガエリオ(ああ…分かったよアイン)

ガエリオ(折角作ってくれてたのだ…ジュリエッタの手料理を俺の胃袋に!)

ガエリオ「手を合わせて」パン

ガエリオ「いただきます!」パクッ

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/05(水) 10:49:36.723 ID:YVWCt4WO0.net
アルミリア「お兄様!ジュリエッタさんが来てるならもっとはや…」

ガエリオ「」バタン

アルミリア「ぎゃー!?お兄様!?」

ジュリエッタ「あまりの美味しさに倒れてしまったようですね!」フフン

ガエリオ「ああ…エドモントンでの戦いを思い出す…ふふ」

アルミリア「いやどう見ても死にかけてますよ!?」

ガエリオ「お前が作った料理…俺を殺した料理…ふはは…カルタ…アイン…マクギリス…もうすぐそっちにいく」

ジュリエッタ「死ぬほど美味しかったというやつですね!」フフン

アルミリア「誰かー!お兄様をー!」

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/05(水) 10:53:33.555 ID:YVWCt4WO0.net
ジュリエッタ「申し訳ありません…」

ガエリオ「ああ…気にすることはないよ…命に別状はなかった」

ジュリエッタ「私がもう少しあの料理にオリーブオイルを加えていれば…」

ガエリオ(いや…調味料の問題じゃないと思うんだが…)

ガエリオ「ま…まあ失敗は誰にでもあるさ、はは」

ジュリエッタ「…強くなります」

ガエリオ「え?」

ジュリエッタ「私は…!アナタが満足のいく料理をに出来るくらい強くなります!」

ジュリエッタ「見ていてください!それでは失礼しました!」ビュン

ガエリオ「強くなるって…料理で使う言葉ではないよな…」

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/05(水) 10:54:42.697 ID:YVWCt4WO0.net
ヤマジン「料理を教えてほしい?なんでまた」

ジュリエッタ「はい!私は強くなると誓ったのです!」

ヤマジン「よく分からないけど…いいわよ」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/05(水) 11:04:35.594 ID:YVWCt4WO0.net
ヤマジン「お湯を沸かします」

ジュリエッタ「はい」

ヤマジン「容器に入れて三分待ちます」

ジュリエッタ「はい」

ヤマジン「完成よ」

ジュリエッタ「…技術長!」

ヤマジン「あーいや私阿頼耶識とかモビルスーツの研究で忙しくて…まともな料理はあんまり…」

ジュリエッタ「すごいです!まるで悪魔のような料理…早速食べさせてきます」

ヤマジン「あ…ジュリ子行っちゃったわ…カップ麺知らないのかしら」ズルズル

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/05(水) 11:11:03.872 ID:YVWCt4WO0.net
ジュリエッタ「出来ました!」ドヤッ

ガエリオ(普通のカップ麺じゃないか…)ズルズル

ジュリエッタ「美味しいですね!」ズルズル

ガエリオ「ああ」(まあ…ジュリエッタが嬉しそうならいいか…ふふっ)

ガエリオ「なあジュリエッタ」

ジュリエッタ「はい」

ガエリオ「俺の体がもし回復したら…今度は俺がお前に料理を作るよ」

ジュリエッタ「あなたが?」

ガエリオ「ああ、まあいつになるかは分からないがな」

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/05(水) 11:22:40.184 ID:YVWCt4WO0.net
ガエリオ「それまではもう少し…こんな状態の俺の世話をしてもらってもかまわないかな」

ジュリエッタ「ふっ…いいでしょう!アナタが作る料理…楽しみにしてます!」

ガエリオ「ああ、待っていてくれ」

ガエリオ(…俺が子供のころ作ったかんたんな料理、マクギリスとカルタは美味しいと言ってくれたな)

ガエリオ(カルタは男が私より料理できるなんて生意気…なんて言ってたっけな)

ガエリオ(アインにも食べさせてやりたかったな…)

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/05(水) 11:31:22.301 ID:YVWCt4WO0.net
アルミリア「ジュリエッタさん!またお兄様に変なもの食べさせてるんじゃ…!」

ジュリエッタ「失礼ですが妹様、この料理を作った私は以前とは違うんですよ!」

ガエリオ「いや普通のカップ麺…」

アルミリア「えっ…なにそれ美味しそう!ジュリエッタさん!私にも!」

ガエリオ「おいおい…まあいいか」

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/05(水) 11:40:52.919 ID:YVWCt4WO0.net
ガエリオ「ああ…そういえば火星のはずれで美味しい料理があるお店があると聞いた、今度行ってみないか?」



火星

「ふふ、ミカ達が喜んで食べてくれた料理を他の人たちにも食べてもらえる…」

「みんな美味しいって言ってくれて…私、炊事係やっててよかったっていつも思うんだ」

「あっこら!もうお店開くんだから走り回っちゃダメでしょ!」

カランコロン

「あっいらっしゃいませ!」

終わり

引用元: ガエリオ「君の手料理が食べたいな」ジュリエッタ「はあ?」