1: ◆7M0syXftfg 2017/04/17(月) 22:20:47.01 ID:rRDN9Gdx0
男「ここは...」
男は天を仰ぐ
男「思い出した」
男「ここは、悪しき者を封じ込める牢獄...」
男「俺も捕まってしまったようだ」
男「まぁ、それも必然であり運命だ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492435246
男は天を仰ぐ
男「思い出した」
男「ここは、悪しき者を封じ込める牢獄...」
男「俺も捕まってしまったようだ」
男「まぁ、それも必然であり運命だ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492435246
2: ◆7M0syXftfg 2017/04/17(月) 22:52:43.79 ID:rRDN9Gdx0
男「幾千もの敵を打ち倒したこの俺が捕まるとはな...」
男「だが、俺はそこらの雑魚とは違う」
男「ぐおおおおっ...」
男「ふぅ...」
男「抜け出した」
男「だが、俺はそこらの雑魚とは違う」
男「ぐおおおおっ...」
男「ふぅ...」
男「抜け出した」
3: ◆7M0syXftfg 2017/04/17(月) 23:00:48.75 ID:rRDN9Gdx0
男「ふむ...」
男は自分の居城の中をうろついている
男「今日は家族の肉を食べよう」
男「そうと決めたら準備をしよう」
男「同族に抜け駆けされてしまうかもしれん」
男は自分の居城の中をうろついている
男「今日は家族の肉を食べよう」
男「そうと決めたら準備をしよう」
男「同族に抜け駆けされてしまうかもしれん」
4: ◆7M0syXftfg 2017/04/17(月) 23:04:44.41 ID:rRDN9Gdx0
男「装備にデザイン性を求めていては、いつまでも奴に会えん」
男「俺が特に必要とする物があるとすれば」
男「太陽神の力をも受け流す兜であろう」
男「久しぶりの外界だ」
男「俺が特に必要とする物があるとすれば」
男「太陽神の力をも受け流す兜であろう」
男「久しぶりの外界だ」
5: ◆7M0syXftfg 2017/04/17(月) 23:21:25.36 ID:rRDN9Gdx0
男「鳴りを潜めた筈の太陽神が再び目覚めたようだ」
男「俺には兜がある。その程度なんという事も無い」
男「...?あの先に見える者は」
男「まさか!ヘルハウンドか!」
男「俺には兜がある。その程度なんという事も無い」
男「...?あの先に見える者は」
男「まさか!ヘルハウンドか!」
6: ◆7M0syXftfg 2017/04/17(月) 23:32:08.74 ID:rRDN9Gdx0
ヘルハウンド「ガルルル」
男「くっ...なんと邪悪なオーラ」
男「ここは飯で釣る作戦で行こう」
男「喰らえ!携帯臓物!」
ヘルハウンドは携帯臓物にかじりついている
男「今だ!」
男「くっ...なんと邪悪なオーラ」
男「ここは飯で釣る作戦で行こう」
男「喰らえ!携帯臓物!」
ヘルハウンドは携帯臓物にかじりついている
男「今だ!」
7: ◆7M0syXftfg 2017/04/17(月) 23:46:06.47 ID:rRDN9Gdx0
男「ふぅ」
男「遂にたどり着いた...」
男「家族販売所!!」
男「いついかなる時も豊富な品揃え」
男「遂にたどり着いた...」
男「家族販売所!!」
男「いついかなる時も豊富な品揃え」
8: ◆7M0syXftfg 2017/04/17(月) 23:48:43.73 ID:rRDN9Gdx0
男「まさに地獄とも言えよう」
男は店内に入る
男「あぁ、そこのビビリの奴を」
店員「畏まりました」
店員「火炙りに処しますか?」
男「いや、いい」
男は店内に入る
男「あぁ、そこのビビリの奴を」
店員「畏まりました」
店員「火炙りに処しますか?」
男「いや、いい」
9: ◆7M0syXftfg 2017/04/17(月) 23:51:05.76 ID:rRDN9Gdx0
男「ふふふふ」
男「どのようにして食ってやろうか...?」
男「やはりそのまま丸ごとが一番であろう」
男「ヘルハウンドにも会わずに帰れそうだ」
男「どのようにして食ってやろうか...?」
男「やはりそのまま丸ごとが一番であろう」
男「ヘルハウンドにも会わずに帰れそうだ」
10: ◆7M0syXftfg 2017/04/17(月) 23:52:53.13 ID:rRDN9Gdx0
男の居城
男「うむ、実に美味だ」
男「俺は幸せだ」
それでも宇宙は、そこにある
男「うむ、実に美味だ」
男「俺は幸せだ」
それでも宇宙は、そこにある
12: ◆7M0syXftfg 2017/04/18(火) 19:14:30.30 ID:4H5FbLwf0
男「朝だ...」
男は天井を見上げる
男「くそっ」
男「布団から出たくない」
男「俺は布団に捕まってしまったようだ」
男「まぁ、布団で寝たのだからしょうがないだろう」
男は天井を見上げる
男「くそっ」
男「布団から出たくない」
男「俺は布団に捕まってしまったようだ」
男「まぁ、布団で寝たのだからしょうがないだろう」
13: ◆7M0syXftfg 2017/04/18(火) 19:17:01.80 ID:4H5FbLwf0
男「どれだけゲームが上手くても布団は強敵だな」
男「だが、寝室にはゲームが置いていない」
男「ぐおおおおっ...」
男「ふぅ...」
男「布団から抜け出した」
男「だが、寝室にはゲームが置いていない」
男「ぐおおおおっ...」
男「ふぅ...」
男「布団から抜け出した」
14: ◆7M0syXftfg 2017/04/18(火) 19:18:23.82 ID:4H5FbLwf0
男「...」
男は自分の家の中を徘徊している
男「今日はファミチキを食べよう」
男「そうと決めたら準備をしよう」
男「みんなに抜け駆けされてはいけない」
男は自分の家の中を徘徊している
男「今日はファミチキを食べよう」
男「そうと決めたら準備をしよう」
男「みんなに抜け駆けされてはいけない」
15: ◆7M0syXftfg 2017/04/18(火) 19:19:54.38 ID:4H5FbLwf0
男「服は無地でいいよな」
男「俺に必要なのは」
男「帽子かな」
男「久しぶりに外に出るな...」
男「俺に必要なのは」
男「帽子かな」
男「久しぶりに外に出るな...」
16: ◆7M0syXftfg 2017/04/18(火) 19:20:54.59 ID:4H5FbLwf0
男「冬かと思ったのにもう春じゃないか」
男「俺には帽子がある。その程度なんという事も無い」
男「...?あれは」
男「まさか!野良犬か!」
男「俺には帽子がある。その程度なんという事も無い」
男「...?あれは」
男「まさか!野良犬か!」
17: ◆7M0syXftfg 2017/04/18(火) 19:22:00.36 ID:4H5FbLwf0
野良犬「ガルルル」
男「くっ...すげぇ怖い」
男「ここは飯で釣る作戦で行こう」
男「喰らえ!スルメ!」
野良犬はスルメにかじりついている
男「今だ!」
男「くっ...すげぇ怖い」
男「ここは飯で釣る作戦で行こう」
男「喰らえ!スルメ!」
野良犬はスルメにかじりついている
男「今だ!」
18: ◆7M0syXftfg 2017/04/18(火) 19:22:59.76 ID:4H5FbLwf0
男「ふぅ」
男「遂にたどり着いた...」
男「ファミリーマート!!」
男「いついかなる時も豊富な品揃え」
男「遂にたどり着いた...」
男「ファミリーマート!!」
男「いついかなる時も豊富な品揃え」
19: ◆7M0syXftfg 2017/04/18(火) 19:24:07.58 ID:4H5FbLwf0
男「まさに天国だ」
男は店内に入る
男「ファミチキ下さい」
店員「畏まりました」
店員「温めますか?」
男「いや、いいです」
男は店内に入る
男「ファミチキ下さい」
店員「畏まりました」
店員「温めますか?」
男「いや、いいです」
20: ◆7M0syXftfg 2017/04/18(火) 19:24:46.10 ID:4H5FbLwf0
男「ふふふふ」
男「どのようにして食べよう...?」
男「やはりそのまま丸ごとが一番かなぁ」
男「野良犬にも会わずに帰れそうだ」
男「どのようにして食べよう...?」
男「やはりそのまま丸ごとが一番かなぁ」
男「野良犬にも会わずに帰れそうだ」
21: ◆7M0syXftfg 2017/04/18(火) 19:25:47.20 ID:4H5FbLwf0
男の居城
男「あーうめー」
男「俺は幸せだな」
それでも地球は回っている
男「あーうめー」
男「俺は幸せだな」
それでも地球は回っている
引用元: ・男「...ム、ここは...」
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