2: こずさや (ワッチョイ 1356-020c) 2024/05/14(火) 17:02:59 ID:i2gWn.OA00
~夜の寮のラウンジにて~

梢「さっき花帆に言われたことかしら?」

さやか「そうです。鬼二号とか言われたんですが!」

梢「それで私のところに聞きに来たのね?」

さやか「はい。花帆さんのあの言い方的に鬼一号は梢先輩かなと思いまして。あっ!すみません先輩。これは特に悪意があるわけではなくて…」

梢「ふふっ。いいのよさやかさん。分かっているわ。」

さやか「わたし、鬼、なのでしょうか?」

3: こずさや (ワッチョイ 1356-020c) 2024/05/14(火) 17:04:11 ID:i2gWn.OA00
梢「そうかも、しれないわね。小鈴さんもまさかあんなにきついとは思わなかったでしょうね」フフッ

さやか「やっぱりそうでしょうか…」シュンッ

梢「でもね、さやかさん。鬼というのは悪いことではないのよ?」

さやか「と、言いますと?」

梢「綴理から聞いているわよ。小鈴さん、随分とさやかさんを慕っているそうじゃない」

さやか「それは…」

梢「さやかさんは小鈴さんの為を思ってメニューを組んだ。そうでしょう?」

さやか「はい。それは間違いありません」

梢「小鈴さんにもその想いは届いているわ。だからこそ、小鈴さんもあそこまで頑張れたのだと思うわ」

4: こずさや (ワッチョイ 1356-020c) 2024/05/14(火) 17:05:38 ID:i2gWn.OA00
さやか「そうだといいのですが…」

梢「私も去年、相当花帆をバテさせてしまったわね…ことあるごとに『梢センパイの鬼~』って言われたわね」フフッ

さやか「そうだったんですね」

梢「ふふっ。花帆の鬼って言葉何回聞いたかしらね…」

さやか「花帆さん、そんなに鬼鬼って言ってたんですか??」

梢「そうね」フフッ

さやか「梢先輩、本当に鬼だったんですね…」

梢「今はもう鬼じゃないわ。鬼じゃないと、思うのだけれど?」

5: こずさや (ワッチョイ 1356-020c) 2024/05/14(火) 17:09:29 ID:i2gWn.OA00
さやか「あ、すみません。そんなつもりじゃ」ペコリ

梢「今となっては、いい思い出ね… 花帆もそう思っているのではないのかしら?おそらく」

花帆「梢センパイ!?」

こずさや「!?」

梢「あら、花帆。いつからここにいるのかしら?」

花帆「梢センパイが鬼というのは悪いことではないのよって言ったあたりからです!」

さやか(会話ほぼすべて聞かれている…)

8: 今後の掲示板運営についてスレ(464)をご確認ください (オッペケ 1d35-55a7) 2024/05/14(火) 20:03:50 ID:Vg4h4b1gSr
梢「あら、結構前からいたのね。」フフッ

花帆「梢センパイ~。あの時、あたし本当に辛かったんですからね」プンスカ

梢「ふふっ。ごめんなさい」ナデナデ

花帆「梢センパ~イ」

さやか「…………」

梢「あら、さやかさんごめんなさいね。だからさやかさんは何も思い悩まなくていいと思うわ」

さやか「はい。ありがとうございます。おかげで少し心が晴れました」

9: 今後の掲示板運営についてスレ(464)をご確認ください (オッペケ 1d35-55a7) 2024/05/14(火) 20:04:42 ID:Vg4h4b1gSr
梢「それはよかったわ。もし、何かあればいつでも相談してちょうだいね。同じ鬼仲間として手伝えることがあれば何でもするわ」

さやか「鬼仲間って何ですか!?」

花帆「そうだよさやかちゃん。さやかちゃんも梢センパイも鬼だから、鬼仲間だよ」

さやか「花帆さん?」

梢「ふふっ。花帆も、鬼仲間にどうかしら?」

花帆「梢センパイ!いくら梢センパイの提案とはいえ、それはダメです!あたしは吟子ちゃんに優しく指導したいんです」プンスカ

梢「ふふっ。花帆らしいわね」

花帆「あたしは明日の課題やらないといけないので部屋に戻りますね。おやすみなさい」

梢「ええ。おやすみなさい、花帆」

10: 今後の掲示板運営についてスレ(464)をご確認ください (オッペケ 1d35-020c) 2024/05/14(火) 20:06:50 ID:Vg4h4b1gSr
さやか「花帆さん、おやすみなさい」

梢「さてと、さやかさん、私たちもそろそろ部屋に戻らないといけないわね。あとは何かあるかしら?」

さやか「いえ、梢先輩。つまらないことですがわたしのお話を聞いていただいてありがとうございました。」

梢「さっきも言ったけれど何かあったらいつでも頼ってちょうだいね。あ、それとね」

さやか「何ですか?」

梢「さやかさんにはいつか、私のようになってもらいたいと、思っているわ」

さやか「梢先輩のようにですか?」

11: 今後の掲示板運営についてスレ(464)をご確認ください (オッペケ 1d35-020c) 2024/05/14(火) 20:08:16 ID:Vg4h4b1gSr
梢「ええ。」

さやか「どういうことでしょうか?」

梢「ふふっ。その時が来たら、話すわね」

さやか「??」

梢「では、私も部屋に戻るわね。おやすみなさい、さやかさん」

さやか「あ、はい。おやすみなさい。」

12: 今後の掲示板運営についてスレ(464)をご確認ください (オッペケ 1d35-020c) 2024/05/14(火) 20:49:10 ID:Vg4h4b1gSr
~さやかの部屋~

さやか(梢先輩の言っていたことはいったい何だったんだろう…)

さやか(その時が来るとは一体??)

さやか(まあ、いっか。明日からも先輩として頑張ろう)

~梢の部屋~

梢(やっぱりさやかさんも気にしていたのね)

梢(さっきのさやかさんを見ているとまるで1年前の私を見ているようだわ)

梢(さやかさん、応援しているわ。さやかさんならきっと私以上の先輩になれるわ。)

13: 今後の掲示板運営についてスレ(464)をご確認ください (オッペケ 1d35-020c) 2024/05/14(火) 20:50:48 ID:Vg4h4b1gSr
~翌日 部室~

さやか「小鈴さん、もう少しです。頑張ってください!」

小鈴「はい!徒町がんばります!ちぇすと~」

さやか「その意気ですよ!小鈴さん!」

梢(ふふっ。もう大丈夫そうね。私の後は、任せたわよ、鬼のさやかさん)



おしまい

引用元: SS さやか「梢先輩、鬼ってどういう意味ですか?」