俺「冤罪男、お前は早く逃げろ」

冤罪男「で、でも…」

俺「いいから行け！！」

冤罪男「分かった…死ぬなよ！」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

正義マン「逃がすかァ！」

俺「貴様の相手はこの俺だ。遊ぼうぜ『偽善者』」ﾄﾞﾔｧ

正義マン「てめぇ…ぶっ殺してやる！！」ｷｴｴｴｴｴ

俺「やれるものなら…な」

正義マン「最初は貴様の目を取って食べてやる。ちょうど朝食を抜いてきたんだ」ｽｯ

俺「グワァァァ」

正義マン「やっぱり人間の目は最高に旨いぜぇ」ｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬ

女「なんてことを…」

正義マン「最高に心が滾るぜぇ！！」ﾑﾜｧ

女「正義マンの体がどんどん人間のそれとはかけ離れて…」

正義マン「ようやくこの姿に戻れたぜぇ」　

おっさん「貴様は…いったい…」

正義マン「俺は死んだ者の魂から生まれし存在」

女「なぜそんな人がこんなところに…」

正義マン「『死んだ者』は自殺した奴も例外ではない』

女「！！」

正義マン「世間から痴漢と言われ、死んでいった男たちを俺は知っている」

正義マン「そうだよなぁ…女さんよぉ…」

女「…知らないわ」

正義マン「お前は痴漢をでっち上げて楽しんでたよなぁ？」

女「…」

正義マン「俺はお前の様な女に復讐するために蘇った存在なのだ」

女「でも…私は！うっ…」

おっさん「正義マンの腕が女を貫いて…」

正義マン「Game　OVER」

女「」ﾊﾞﾀﾝｷｭｰ

おっさん「酷い…女さんはいい人だったのに！！」

正義マン「女を庇う…君の体がそうさせたか…」

おっさん「…？」

正義マン「まぁいい。これから全人類の女どもを蹂躙してやる…が」

正義マン「いい加減起きろ、『俺』」

俺ﾑｸ「ちょっとお遊びが過ぎたかな」

おっさん「俺くん！生きていたのか！」

俺「黙れ」

女「お前たち…仲間だったのか…」ｺﾞﾌｫ(吐血)

俺「仲間？少し違うな」

正義マン「俺様は『俺』の男を守るという正義の心から生まれた存在…『正義マン』だ」

俺「そういうこと」

おっさん「この…化け物め！！」

正義マン「勝手にほざいてろ『元女』」

おっさん「何故それを！！」

正義マン「俺様は全部知ってるんだよ。お前が同性愛者で女を犯す為に男になった事」

正義マン「お前が女だった頃に痴漢冤罪で遊んでいた事もなぁ」

おっさん「くっ」

俺「まあいい…そろそろ『同化』しないか？流石に目が痛い」

正義マン「それもそうだな…いくぞ」

「「同化」」

おっさん「俺くんと正義マンの体が融合して…」　

正義俺『さぁ…「GameStart」だ…』

正義俺『この世界から女を根絶やしにしてやる！！』シャァ

おっさん「どうすれば…」　

正義俺『死んで俺の一部となれ』

おっさん(もう…ここまでか…)

正義俺『しねぇぇぇぇ！！』

駅員「待ちな」

正義俺『貴様は…貴様も「元女」か！！』

駅員「う～ん、少し違うかな…まぁいっか」

正義俺『貴様から殺してやるゥ！！』

駅員「！！」ｼｭﾊﾞ

正義俺『避けた…だと！？ただの人間が…？』

駅員「捕食…開始…！」

駅員「グルルァ！！」ｼｭﾊﾞﾊｼｭﾊﾞﾊﾞ

正義俺『なんだこの動きは…まるでこれは…』

正義俺『獣』

駅員「キシャァァ！！」

正義俺『ぐわぁぁぁ腕がぁぁぁ』

おっさん「やるじゃないか！」

正義俺『やるな。獣というより野生の本能丸出しできやがる』ﾌﾌｯ

駅員「グルシャァ！！」

正義俺『だが…』

ｶﾞｷﾎﾞｺｫ駅員「！？」

正義俺『まだ「遅い」』

正義俺『じゃあな…』

駅員「ギャルルグファ！！」





「被験体A、D、共に発見！」

おっさん「処分しろ」

「「「「了解！！」」」」

「射て！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

正義俺「」

駅員「」



おっさん「実験動物の癖に心なんて持っちゃってさ」

おっさん「痴漢冤罪は消されちゃ困るのよね」

女「パパ」

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞおっさん「私の計画にに必要だからね」

おっさん「もうじきこの世界の女は全て私の創った新人類へと置換される…！」

おっさん「私が指示を出せばもうこの世から痴漢冤罪は無くなる…」

おっさん「世界は…この…私の手の中にある…」

おっさん「ふふ、フハハハハヒャーッヒャッヒャヒャ！！」





おわり