2: 1 2017/04/27(木) 01:08:54.78 ID:Ou609NLZ0
-少し前-



提督「漣。明日の出撃だが、第7駆逐隊に任せる。よろしくな。」

漣「りょーかいですご主人様♪」ピシッ

提督「ちゃんと帰ってこいよ?」

漣「分かってますよ~。油断しませんからw」

提督 (しそうだな…)



ドンッ



提督「お、演習始まったな。」

漣「ここからよく見えるからね~。ご主人様少し休憩して見たら?」

提督「そうするか。」

漣「それじゃ、失礼しま~す。」

提督「おう。頑張れよ~。」

漣「おk」ガチャ バタン



漣 (さて、非番だしみんなとなにしようかにゃ~)

漣 (何かやりたいか聞こう)



パァン ズデーン



漣「!?…執務室からだ!何!?」



バァン「ご主人様!?どうした…の…」

提督「」血がタラー

漣「…えっ?…」



ーーーーーーーーーーーーーー漣の悲鳴ーーーーーーーーーーーーーーー



漣 (お腹に穴が…?…まさか…流れ弾!?)

提督「ぅあ……さ、ざな…み…?」

漣「!!ご主人様!どうしたの!?」

提督「…そうだ…流れだ…ま、が…それで…」

漣「分かったから待って!救急車呼ぶから!喋っちゃ駄目!」

提督「い…や、いいよ…もう長、くない…だろう…」

漣「そんな…!嫌!生きてよ!」

提督「俺、がいなくなっ…ても…お前たちは…生きろよ…?」

漣「駄目!そんなこと言わないでご主人様!」

提督「…お前、達と過…ごした日々…楽しかった…ぁが…」

漣「もう喋らないで!お願いします!!」

提督「み、みん…なに、伝えてくれ…は…『今までありがとう。楽しかった。生きろよ』と…うぅ…」

漣「そんな…そんな!」

提督「じゃあな…漣…おま…え達…ぁ…りがとう………………ぁ」

漣「え…えっ…?ねえ、ご主人様…ねえ、う、嘘でしょ?起きてよ…起きてよぉ!」

漣「やだぁぁぁぁ!置いてかないでよ!!」ユサユサ

漣「あ…心臓が、止まって…冷たく…なって…?…そんな…嫌ぁぁぁ…」


3: 1 2017/04/27(木) 01:34:34.66 ID:Ou609NLZ0
曙「どうしたのよ漣!?何があっ…て…」

漣「ぁ…曙…ご主人様…ご主人様がぁ…!」

曙「えっ?…え…何でクソ提督は倒れて……血!?まさか…漣…?」

漣「な、流れ弾が…当たって…それで…ぁぁぁぁ…」

曙「そんな!?嘘でしょ!?クソ提督!?起きなさいよクソ提督!!」

漣「ご主人様は…もう…嫌ぁぁ…」

曙「えっ…?もうって…どういう…え?嘘、でしょ…?……嘘って言ってよ…言ってよ漣!!」

漣「ぅ…」クビオヨコニフリフリ

曙「そん…な……嫌、嫌よ…絶対嫌ぁぁぁ!なんでよクソ提督ぅ!置いてかないでよ!?どうして!!」

曙「ぃ…い、や…嫌、い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!あああああ…」


-数分後-


曙「あああああ…あ、あぁ…………ぁ」フラッ

漣「!?曙危ない!」ガシッ

曙「…」

4: 1 2017/04/27(木) 02:02:51.40 ID:Ou609NLZ0
漣「曙!?大丈夫!?」

曙「…………………ぅ……ん…?あれ?漣じゃない。どうしたの?」

曙「…あれ…?クソ提督何で寝てるの?…疲れたからって床で寝るなんてバカじゃないの?」

漣「…えっ…?」

曙「もう、子供じゃないんだから…。しかもこんなに散らかして…」

漣「曙!?何言って…!」

曙「仕方ないわね…漣、クソ提督起こすの手伝いなさい。」

漣「起こすって…!曙!ご主人様はもう一生起きないよ!?もう…し…死んだのよ!?」

曙「?クソ提督ならここで寝てるじゃない。何言ってるのよ漣?」

曙「…穴があいてる……あ、これで埋めなきゃ…」

漣 (ひっ…!?曙がおかしくなった!?どうしよう!?他の人呼ばないと…!!)ダッ



曙「あーもう…床こんなに水びたしにして…私たちの苦労ぐらい考えなさいよね…」

提督「」

曙「もう…ぐっすり寝ちゃって…涎出てるじゃない…仕方ないからふいてあげるわ」血をフキフキ

曙「ねぇクソ提督。疲れたらたまには休みなさいよ。倒れたらこっちが困るからね」ニコッ

9: 1 2017/04/27(木) 13:33:34.08 ID:8Xpe2Lrn0
一応終わりです。
寝落ちしたのでこの時間です…。

引用元: 【艦これ】漣「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」曙「漣の悲鳴!?」