『ニートだが質問ある？』
『　　　中だけど質問ある？』
『なんJから来たけど質問あるンゴ？』

サターニャ「なになに、これ。質問文ばかりだわ」

サターニャ「どうやって質問するのかしら」ｶﾀｶﾀ

サターニャ「…書き込み？これね」

スレタイ『VIPでパズドラ』

サターニャ『どうやって質問するの？』

サターニャ『どうやって質問するの？』

サターニャ『どうやって質問するの？』

サターニャ「誰も答えてくれないじゃない！！！」

お前ら『スレ汚すな死ね勝手に質問しろや』

サターニャ「やっと来たわ。勝手に質問すれば良いのね」

サターニャ『悪魔だけど質問ある？』

お前ら『ここですんなアホ　スレ立てろ』

サターニャ（スレ立てろ…？）

見ると、スレ立というボタンがあるではないか。

サターニャ「今度こそ」

スレタイ『悪魔だけど質問ある？』

お前ら『つまんね』

お前ら『ガキは宿題しろ』

サターニャ「返事が来てるわ。だ、誰がガキですって！？」

サターニャ『よく聞きなさい！私は胡桃沢サタニキアマクドウェル！これでも高校生なのよ！ガキじゃないガキじゃないもん』

お前ら『そういうのいいから』

お前ら『おっさん仕事しろ』

サターニャ『おっさんじゃないわよ！女の子よ女の子よ』

お前ら『　　　　うp』

サターニャ『うぴーってなに』

お前ら『うぴーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ』

お前ら『かわいい』

お前ら『良いからうpしろおっさん』

サターニャ「ぐぬぬ…何だかわからない
わ」

サターニャ『ちょっと待ってなさい！』

お前ら『逃げたか』

……………

ガヴリール「ん？誰か来た」

サターニャ「ガヴリール！うぴーが何か教えなさい！」

ガヴリール「いきなり何言ってんだ？」

ヴィーネ「どうしたの？サターニャ」

サターニャ「ヴィネットも知らないの？」

ヴィーネ「知らないわよ」

ガヴリール「お前パソコン買ったんだろ？それで調べろよ」

サターニャ°ー°「……………」

サターニャ「わ、わかってるわよ！」

ヴィーネ（絶対わかってないわ）

サターニャ「さて…ニュースを調べた時にも使ったこの魔界検索サイト…デービルでデビるわよ」

サターニャ「うpってなに？…と」

ホームページ『うpってなに？やり方は？儲かるの？気になるうpについて詳しく紹介！』
　
サターニャ「ここを見ればわかるわね……」

……………

サターニャ「うpは写真をインターネットに送ることだったのね！アップローダーっていうのも見つけたし…あいつらをぎゃふんと言わせてやるんだから」

サターニャ『待たせたわね！』

2ちゃんねる『このスレッドは一定時間書き込みがなかったため……』

サターニャ「あれ？書けない？」

サターニャ「仕方ないわ。またスレ立てるわよ！」

サターニャ「胸の写真も撮って…と」ｶｼｬ

サターニャ『女の子で高校生の悪魔サタニキアだけど質問ある？』

お前ら『さっきのやつか』

お前ら『服の上からじゃわからないんだよなぁ…』

サターニャ『えー嘘つき』

お前ら『お前アホだろ服の上からなんていくらでも偽装できるだろ』

サターニャ『仕方ないわね』ぺらっｶｼｬ

お前ら『おー？』

お前ら『胸はありますね』

お前ら『ブラの下も見せて』

サターニャ『任せなさい！』ちらっｶｼｬ

お前ら『うおおおおおおおおおおおおおお』

お前ら『やるじゃん』

お前ら『見直したわまた来いよおっさん』

サターニャ（相変わらずおっさんとは思われてるけど…みんなが私を褒めてる？）

サターニャ『こんなことでいいなら何でもするわよ！』

お前ら『ん？』

お前ら『じゃ、パンツも見せて』

サターニャ『おっけー』ちらっｶｼｬ

こうしてサターニャは自分の裸体を惜しげもなく晒していった。

サターニャ『ふぅ、どうかしら』

お前ら『女神だ』

お前ら『天使だ』

サターニャ『悪魔だってば』

お前ら『お、やっと見つけた』

サターニャ『え？』

お前ら『前のスレ落ちてるもん。せっかく調べたのに～』

お前ら『なんやお前サタニキアちゃんに悪い思いさせんな殺すぞ』

お前ら『いや、念のため名前で調べたらサタニキアちゃんの学校わかったｗｗｗｗｗｗ珍しい名前だし間違いないは』

お前ら『サタニキアちゃん本名書いたんか……』

お前ら『私怨定期』

お前ら『ネットリテラシーが問われますね』

お前ら『あれ本名だったんかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ』

サターニャ（な、なにこれ…私の通ってるとこじゃない…）

サターニャ『なにこれ私の歌謡ってるとこじゃない』

サターニャ「あ、しまっ…」

お前ら『認めるなよ』

お前ら『あっさりしすぎて逆に他人かもしれ』

お前ら『かわいいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ』

サターニャ「ああ…ああ…」

トゥルルルル

サターニャ「あら、電話」

グラサン「胡桃沢、お前2ちゃんねるで何かしたのか」

サターニャ「先生？な、なんのことかしら？」

グラサン「学校に数人の男から胡桃沢サタニキアという生徒はいるか連絡が来たぞ。一人が2ちゃんねるを見たと言ったらしい」

グラサン「一応、そういったことは答えられないと言っておいたが…お前も気をつけろよ」

サターニャ（まさか以下、無断転載禁止でVIPがお送りしますの奴が！）

サターニャ（でも一人しかいなかったのに何で数人なの！？）

サターニャ「は、はい…」

グラサン「全く手のかかる」ｶﾞﾁｬｯ

サターニャ「はあ…」

サターニャ「でもまあ、この写真を消せば問題ないわね」

サターニャ『あんたよくもやってくれたわね！なかなかのデビルズアクションよ。ほめてあげる』

お前ら『デビルズアクションｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ』

サターニャ『でも写真は消させてもらうわ』

サターニャ（あれ？どうやって消すの？これ）

お前ら『もう保存したぞ』写真投稿！！

サターニャ（ええ！！？？？）

その頃……

ラフィエル「アメリカへの旅行、楽しいですね～」

犬「わんわん！」

ラフィエル「あなたも楽しいですか？」

犬「わんわーん！」たたたっ

ラフィエル「あ！どこに行くんですか！」

犬は2ちゃんねるのサーバがある会社に侵入、会社を壊滅させた。2ちゃんねるは跡形もなく消えてしまった。

犬がパソコンのコードを噛みちぎり感電死、ショートさせたのであった。

これによりサターニャの写真はたまに思い出したようにスレに貼られる程度に収まり、サターニャの生活が変わることもなかった。

しかしこれは運が良かったからである。インターネットにアップロードしたものは基本的に消えない。

読者諸氏も気をつけていただきたい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終