サターニャ「その日からはあいつのストーカー行為は始まった…」

サターニャ「勝手に家に侵入されたり私が犬にメロンパンとられる所に必ず沸くわで…」

サターニャ「ほんと何者なのよ…あいつは…」

サターニャ「みんなで海に行ったときもあいつの提案で私が埋められるし…たまったもんじゃないわ…」

サターニャ「悪魔祓いの本も見せられるし…」

サターニャ「トランプで天使を屈服させたときにも何故かあいつはいるし…」

サターニャ「ガヴリールとの勝負に負けてあいつが提案した熱湯風呂に入れられたり散々だわ…」

サターニャ「でもあいつがくれたシュークリームは美味しかったわ　また食べたいわね」

サターニャ「ヴィネットが風邪をひくなんて、悪魔の癖にだらしないわね！」

サターニャ「あいつも一緒に行くっていうし折角だから色々持って行きましょう！」

サターニャ「メロンパンと天命ゲームとー」

サターニャ「これならみんなで楽しめること間違いなしね！」

サターニャ「ふふふ…」

サターニャ「やった！ラフィエルの弱点を見つけたわ！」

サターニャ「カエルが弱点なんて可愛いトコもあるのね」ﾌﾟｸｸ

サターニャ「持久走で負けたのは悔しいけどこれで一勝一敗ね！うん！」

サターニャ（…）

サターニャ（今度雨降ったらラフィエルの傘…素直に入ろうかしら…珍しく何も企んでなかったみたいだし…）

サターニャ（もしラフィエルが傘忘れてたら、私が入れてあげなきゃ…なんて）

サターニャ「さて、考えたくないけどラフィエルが勝った時用にサタニキアメダルを作るわ！」ﾁｮｷﾁｮｷ

サターニャ「うう…折角天界に入れると思ったのに…」

サターニャ「でも天界のカツ丼て美味しかったわ…また食べたい」

サターニャ「…」

サターニャ（ラフィエル…今頃何してるのかしら…）

サターニャ（気になるし電話…かけてみようかしら…ついでに天界に入る方法を…）

サターニャ「天界に入れたのはいいけど暇つぶしに使われるなんて聞いてないわよ！たっく…」

サターニャ「…にしても」

サターニャ「ラフィエル…私が電話かけてからはしゃぎすぎでしょ…ふふっ」

サターニャ「今度は魔界に招待してお店の洋菓子でもご馳走してやろうかしら」

サターニャ「気づかなかったけど私を縛る縄をいつも持ってるってなんなのよほんと…」

サターニャ「そして千里眼なんて便利な能力持ってんならもっと別のことに使いなさいよ！なんで私の私生活覗くのよ！？」

サターニャ「サターニャさんが面白いからですって？むきー！」

サターニャ「へ…アンタと一緒にいるのが嫌なのかって…？別に嫌ではないわよ…」

サターニャ「だって私達友達じゃない」

サターニャ「ちょ、何にやにやしてんのよラフィエル！ちょっと！抱きついてこないでよ！」

サターニャ（たっく…あんたの事分かってきたような分からないような）

サターニャ（まあでも悪くないわね…なんて思ったり）

サターニャ「ん…何か言った？ラフィエル」

ラフィエル「これからもずっとサターニャさんと一緒にいる事を誓います」

終わり